• 検索結果がありません。

頸動脈毬剔出の「アレルギー」反應阻止機轉に関する研究

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2022

シェア "頸動脈毬剔出の「アレルギー」反應阻止機轉に関する研究"

Copied!
22
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)頸 動 脹 毬 剔 出 の 「ア レル ギ ー 」反 応 阻 止 機 転 に 関 す る研 究. 581. 頸 動 脈 毬 剔 出 の 「ア レ ル ギ ー 」反 應 阻 止 機 轉 に関 す る研 究 岡 山 大 学 医 学 部 第 一 外 科 教室(指. 医学士. 小. 堀. 〔昭 和27年2月10日. 内. 容. 導 陣 内教 授). 菫 受 稿 〕. 目. 緒言並に文献. 次. 第1編. ○ 緒 言並 に文献. 頸動脉毬剔出の網状織内被細胞系統. ○ 実. 験. 方. 法. 機能に及ぼす影響 に就 て. ○ 実. 験. 成. 績. ○ 緒言並 に文献. ○ 総 括 並 に 考按. ○ 網状織内被細胞系統機能検 査法に就. ○ 結. て. 第3編. 論. 頸 動 脉 毬 剔 出 の 過 敏症 性 皮 膚 反 応 に 及 ぼす 影響 に就 て. ○ 気管枝喘息患者手術 前後の網状織内. ○ 緒 言並 に文 献. 被細胞系統機能機 査成績に就 て 実. 験. 方. 法. ○ 実. 験. 方 法. 実. 験. 成. 績. ○ 実. 験. 成. 小. 績. ○ 総 括 並 に 考按. 括. ○ 結. ○ 家兎頸 動脉毬剔出後の網状織内被細 胞系統機能検 査成績に就 て. 第4編. 論. 頸動脉毬剔出の全身過敏症 に及ぼす. 実. 験. 方. 法. 影響に就 て. 実. 験. 成. 績. ○ 緒 言 並 に 文献 ○ 実. 験. 方. 法. ○ 総括並 に考按. ○ 実. 験. 成. 績. ○ 結. ○ 総 括 並 に考 按. 小. 第2編. 括 論. ○ 結. 頸動脉毬剔 出の抗体産生に及ぼす影 響 に就て. 第5編. 論. 頸 動脉毬剔出の過 敏症発症 後に於け.

(2) 582. 小. 堀. 菫. る血清中抗体量の消長 に及ぼす影響. ○ 結. に就 て. 論. 全編 に対す る総括並に考按. ○ 緒 言並 に交 献. 結. ○ 実. 験. 方. 法. 主. ○ 実. 験. 成. 績. 論 要. 文. 献 以. 上. ○ 総 括 並 に考按. 緒 言 1713年,. Hellerに. た 頸 動 脉 毬,並. 並 に 文. 依 つ て 始 め て 発 見 され. に 頸 動 脉 寳 神 経 が 外 科 的 手術. の 対 象 と な つ た の は1927年. で, Danielpoluが. 献. と,毯 剔 出 と同 時 に 洞 神 経 を 切 断 す る もの (古 賀)と,毬. 剔 出を行 は ず 洞神 経 の切断 の. み を 主 張 す る も の(若 原)等. 癲 癇 患 者 に 本 毬 剔 出 術 を行 つ た の が 最 初 で あ. 争 さ れ て い る.私. る.. られ て 以 来,主. 爾 来 泰 西 に 於 て は 主 と して 癲 癇 患 者 に 本 手 術 が 流 行 ぜ ら れ た が, 1944年 尾,中. 本 邦 に於 て 瀬. 山 が 特 発 性 脱 疸 に,古 賀 は 植 物 神 経 失. 調 症 に 毬 剔 出 術 を行 ひ,次. で 瀬 尾,中. 山 が更. に 気 管 枝 喘 息 患 者 に 著 効 が あ る と報 告 して 以. が あつ て盛 に論. も さ き に 本 手術 法 が 発 表 せ. と し て気 管 枝 喘 息 患 者 に 之 を. 追 試 し,術 後1ケ. 年 以 上 を 経 過 した 患 者 の 遠. 隔 成 績 を52名. に 就 き検 討 し,之 等 に 関 す る. 私 の 手 術 法,並. に 偶 発 症,適. して,既. に 学 界,或. した が,か. 応 等 の問 題 に関. は誌 上 でそ の要 旨 を発表. くの 如 く本 毬 剔 出 の理 論 的 根 拠 に. 来,各 方 面 か ら多 大 の 興 味 を 以 て 追 試 せ ら. 就 て は 未 だ 不 明 に して,従 来 言 は れ た 如 く只. れ,其. 単 に本毬 が血 圧調 節器 管 であ る といふ事 のみ. の 後 本 手術 の 適 応 範 圍 も漸 次 拡 張 せ ら. れ て.現 在,胃 潰 瘍,白 病,慢. 性 便 秘 症,肺. 血 病,「 レ ー ノー 」氏. て は 解 明 出 来 ざ る状 態 に あ り,従 つ て 我 々本. 結 核,膀 胱 結 核,神 経 痛,. 手 術 を 追 試 す る者 は 一 日 も早 く手 術 効 果 の本. 「レ ウ マ チ ス 」性 疾 患,進 行 性 筋 萎 縮 症,脊 癆,癌. 末 期 苦 痛 除 去,等. 報 告 が 散 見 せ られ,更 患,特. 髓. に も本 手 術 を行 つ た. に又 最 近 土 屋は皮 膚疾. に 反 応 性 皮 膚 疾 患 に著 効 あ る と報 告 し. て お り,現 今 外 科 領域 の 話 題 の 中 心 を な し て い る 観 が あ る.. 態 を 究 明 し,他 方 最 も合 理 的 な 手 術 方 法 を確 立 す る こ とが 目下 の 急 務 で あ る と考 へ る. 今 飜 つ て本 毬 剔 出 の対 象 とな る疾 患 を 考 へ るに,中. 山 は 気 管 枝 喘 息 中 「ア レル ギ ー 」性. の もの に対 して は 有 効 で あ る と述 べ,土. 屋は. 「ア レル ギ ー 」性 皮 膚 疾 患 に 著 効 が あ る と報. 然 しな が ら,頸 動 悶 毬(以. 下 頸 毬 と略 記 す. 告 して い る.私 の 経 験 に 於 て も同 様 で あ り,. る)剔 出 の理 論 的 根 拠 に就 て は 未 だ 一 般 に 認. これ ら の事 実 よ り私 は 本 手 術 が 何 等 か の生 体. め られ た もの な く,多. くは 推 論 的 説 明 に 過 ぎ. 反 応 を抑 制 して,刺 戟 に 対 して 反 応 が 低 下 す. っ て 一方 本 毬 の 重 大 な る生. る た め に これ ら 「ア レル しギ ー 」性 疾 患 に 治 効. ざ る現 況 に て,従. 理 学 的 意 義 に 鑑 み て,此. の 手 術 法 に 対 して な. ほ 疑 義 を 持 つ も の も 少 か ら ざ る状 態 に あ る.. 的 に 作 用 す る も の で は な い か と考 へ,こ. の考. へ に 基 い て本 研 究 を企 て た 次 第 で あ る.. 息 発作 が起 つた場. 即 ち先ず私は頸毬剔出が網状織 内被細胞系. 吸 困 難 が あ つ て も酸 素 欠乏 に対 す. 統機能に及ぼす影響 を検 し,つ ゞいて抗体産. る感 受 性 が 極 度 に 低 下 し,自 覚 的 に 酸 素 欠乏. 生 に及ぼず影響,更 に過敏症発症 に如何なる. を 感 じな い為 あ 瓦 斯 交 換 不 良 とな り,「チ ア ノ. 影響を及ぼすか を患者,並 に家兎に於 て探究. ー ゼ 」 を 起 し,終 に は 意 識 不 明,死. し,聊 か み るべ き所 見 を 得 た の で,頸 毬 剔 出. 即 ち 清 水 は 頸 毬 剔 出 後,喘 合 に は,呼. に至 る こ. とが 理 論 的 に 考 へ ら れ る と述 べ て い る.. 作 用 機 転 の 本態 の 一 部 を 究 明 し得 た も の と考. な ほ 手術 々式 に 就 て も附 近 の神 経 叢 を 損 傷 しな い よ うに 毬 剔 出 の み を 行 ふ もの(中. 山). へ,こ. ゝに 発 表 し諸 賢 の 御 高 批 を 仰 が ん とす. る 次 第 で あ る..

(3) 頸 動 脈 毬 剔 出 の 「ア レル ギ ー 」 反 応 阻 止 機 転 に 関 す る研 究. 583. 第1編 頸 動脉 毬剔 出 の網 状織 内被 細胞 系統機 能 に及 ぼ す影響 に就 て あ る と述 べ て 居 る.. 緒言 並に文 献. 一 方1930年. ,德 光 は 家 兎異 物 熱 の 研 究 に. 既 述 の如 く現 今 頸 毬 剔 出 術 は 「ア レル ギ. 際 し, R. E. S,の 機 能 を 墨 汁 注 入 後 の虹 彩 血. ー」 性 疾 患 の全 般 に 適 応 が あ る と云 は れ て い. 管 の黑 変 並 に 消 褪 状 況 を 以 つ て 知 る こ とが 出. るが,然. 来 る と発 表 し,今 村,三. らば 従 来 「ア レ ル しギ ー」 と密 接 な 関. 輪,石. 田 に よ りそ の. 係 に あ る と云 は れ て い る網 状 織 内 被 細 胞 系 統. 追 試 成 績 が 報 告 せ ら れ,従 来 の 方 法 に比 較 し. (以下R.. て 簡 単 に 施 行 せ られ,そ. E. S,と 略 記 す る)機 能 に も何 等 か. の影 響 の あ る こ とは 想 像 に 難 くな い.し. かる. の成 績 も よ り優 秀 で. あ る こ とが 報 告 せ ら れ た.. E. S,機 能 に 及 ぼ す 影. 然 しな が ら患 者 に 墨 汁 を注 入 す る こ とは 偶. 響に就 い て は 未 だ全 く これ に 関 す る 発 表 を 見. 発 症 の 危 険 も考 へ られ た の で,私 は 本系 統 機. な い..又 果 し て 毬 剔 出 後R.. 能 検 査にあ た り,患 者 に対 して は 「コ ン ゴ ー. に,従 来 本 毬 剔 出 のR.. E. S,の 機 能 に 変. 化 を 来 す な ら ば,従. 来 この系統 の機 能 として. 挙 げ ら れ て い る.白. 血 球 の貧喰 作 用免疫 体 産. 生,過 敏症,内. 部 新 陳 代 謝,解. 作 用,酵 素 生 成,酸. 毒,異. ロー ト」法 を,家 兎 に 対 して は 墨 汁 法 を 応 用 す る こ とに した.. 物排泄. 氣 管 枝 喘息患 者 頸 動 脉毬 、 出前 後の. 化 作 用 等 の 機 能 に も重 要. R.. E. S,の. 機能に就て. 實. 方 法. な影 響 を及 ぼ す こ とが 想 像 せ ら れ る し,延 い て は毬 剔 出 の 適 応,禁. 忌 の 問 題 も解 明 し得 ら. れ るで あ ろ う との 考 へ の も とに,毬. 剔 出 と. R. E. S,と の 関 係 を検 す る事 と した. R. E. S,の 従 来R.. し て,そ. れ がR.. た.即. 機 能検 査 法 に 就 て. 攝 取 され る状 況 を 紐. 織 学 的 に 検 査 し て そ の 機 能 を 判 定 し,後. 者は. 注 入 さ れ た 異 物 が 血 中 か ら 消 失 す る状 況 を 測 定 し て,間. 接 にR.. E. S,の. 機 能 を 窺 は ん とす. る 方 法 で あ る: 1925年,. 分, 60分. 標 準 液 と対 照 し て,そ. の間 の 濃 度 の 比 率 を 以. て 色 素 攝 取 率 と し, R. E. S,の 法 を 発 表 し た.然. 機 能 を 知 る方. し な が らSellong,. Lundwall,. 武 田,牟 田 等 は 注 入 せ ら れ た 「コン ゴ ー ロ ー ト」 の大 部 分 は 肝 臟,腎. 臟 よ り排 泄 せ られ,. 血 中 に残 存 す る色 素 量 を 以 て は 真 のR.. E. S,. 60. れ を 一 昼夜. 然 に 血 清 を 折 出 せ し め,. 次 で 血 清 を 分 離 し, Van,. Deen氏. 法 に よ り化. 学 的 に 血色 素 の 混 入 し な い こ と を 証 明 し て 本 実 験 に 使 用 し た,即. ち一万 倍. 「コ ン ゴ ー ロ ー. ト」溶 液 を 標 準 と して 血 清 中 の 色 素 濃 度 を 比 色 計 を 以 つ て 比 色 し た.. 60分 後 / の 血清の濃 度 4分 後 の血清の濃 度 ×100=K%. 入 後4. 後 の 血 清 中 に残 存 す る 色 素 を 一 定 の. 採 血 し,こ. 冷 蔵 器 中 に 放 置 し,自. 「コ ン ゴ ー ロ ー. ト」生 理 的 食 塩 水 を 人 体 に 注 入 し,注. コン ゴ. .c.c.を 静 脉 注 射 し, 4分,. 分 と に 各 々10c.c.宛. Dubosque氏. Adler‑Reimannは. に. 法 を用 ひ て実験 を行 つ. ち 先 づ 患 者 に 早 朝 空 腹 時1%「. ー ロ ー ト」 液10. 者 は血 管 内 に異 物 を注 入. E. S,に. 本 教 室 に 入 院 せ る 気 管 枝 喘 息 患 者11名 つ きAdler‑Rcimann氏. E. S,の 機 能 検 査法 と し て 直 接 法 と. 間 接 法 とが あ る.前. 驗. Kを 出 前,後. 「コ ン ゴ ー ロ ー ト」係 数 と し,頸 毬 剔 に 於 け る成 績 を比 較 して 本 機 能 を 判. 定 し た.な. ほ頸 毬 剔 出 は 努 め て毬 の み を 剔 出. し洞 神 経 を 障 碍 せ な い う ち に 注 意 し,頸 毬 剔 出 に は ま ず 右 側 を 剔 出 した る後1週 左 側 を剔 出 し,然 る 後10日 を 行 つ た.特. 間 を経 て. 目に術 後 の 検 査. に 検 査中 は 一 斉 の 飲 食 物 を 禁. の機 能 を窺 ふ こ とは 不 可 能 で あ り,殊 に 武 田. じ,術 後 の 検 査 は 全 身 所 見 は 勿 論,局. 所 々見. はむ し ろ肝 臟 機 能 検 査 法 と して 利 用 の 価 値 が. で 炎 症 々状 の全 く消 褪 せ る を 確 め て 後 行 ひ,.

(4) 584. 小. 併 せ て肝,腎. 堀. 菫. 3). 機 能 検 査 を 行 ひ 異 常 の あ る もの. は 除 外 した.. (第1,第3,第4,第5,第7,右 例)に. 實 驗. 成 績. 本 実 験 成 績 は 第1表 下 度 は 術 前,術. に 示 す 如 く で,そ. 4). の低. 於 け る 「コ ン ゴ ー ロ ー ト」係 数 は 最 高,. 71.02%で 2). 低,. 最 低,. 目に 於 け る 高,. 5). 「コ ン ゴ ー. 91.77%(第2例).. 35.15%(第4例),平. 4例. 均62.83%で. あ る.即. ち,そ. 「コ ン ゴ ー ロ‑ト. 低 の平 均 値 の低下 度 はか な. 0.24%(第8例)で. あ. 表 中係数 の低下 は(‑)を. 術 前 係 数 平 均 値71.02%. 気 管 枝 喘 息 患 者11名. 括 に つ い て,手. ち そ の 上 昇 度 は 極 め て 軽 微 で あ る.. ん ご ー ろ ー と法). 以て,上 昇 は(+)を. 以て 示 す. 術後係 数平均 値. 62.83. %. 法 を以. 實 驗. 方 法. 多数. しAdler‑Rei. 法 は 前 述 の 如 く 必 ず し もR.. E. S,. の 機 能 に 就 て. 術 前 後. E. S,の 機 能 は,大. に 於 て 亢 進 す る こ と を 知 る.但. 機 能 の み を 示 さ ず,多. そ の 平 均 値 は1.32%6で. 家 兎 頸 動 脈 毬 剔 出 後 のR.. E. S,の 機 能 をAdler‑Rcimann氏 後R.. 低. 気 管 枝喘 息 患者 術 前術 後網 状 織 内被 細胞 系 統 機 能 検 査 成 績(こ. 小. 」係 数 の 上 昇 を 示 す. の 上 昇 度 は 最 高1.96%(第2例),最. あ つ た.即. 第1表. mann氏. 低 下 を 見 るも. り顕 著 で あ る.. 毬 剔 出 後10日. て 検 す る に,術. 5‑10%の. は14.92%で. 均. つ た.. のR.. 低 下を 見 る も の3例(第. 下 を 示 す も の1例(第9例)で,そ. あ つ た .. ロ ー ト 」 係 数 は,最. 於 て 上 昇 し た.. の3例(第1,第3,第11例)で1‑50の. 89.81. 56.49%6(第1例)平. 第9,第10. 「コ ン ゴ ー ロ ー ト 」 係 数 の 低 下 を 示 す. 4,第5,第7例), の頸 毬 剔 出 前に. 中7例. 4例(第2,第6,第8,. 7例 中,20‑30%の. 後 の 「コ ン ゴ ー ロ ー ト」 係 数. 気 管 枝 喘 息 患 者11名. %(第2例).最. 於 て 低 下 し,. 第11例)に. の 差 を 以 て 示 し た. 1). 「コ ン ゴ ー ロ ー ト 」係 数 は11例. E. S,の. 少 の 疑 義 あ る を 以 て,. 実 験 材 料 と して 体 重2kg以 使 用 した.即. 上 の白色 家兎 を. ち 白 色 家 兎 は 虹 彩 が赤 色 で あ る. た め 観 察 が 便 利 で あ り,又 幼 若 家 兎 で は 頸 毬. 之 の み に て 結 論 す る 事 は 早 計 で あ る と考 へ,. 剔 出 が 困 難 で あ る た め て,更. に 又 木 下 に よれ. 次 の 実 験 を 試 み た.. ば, R. E. S,の 機 能 は 成 熟 家 兎,幼. 若家兎 で.

(5) 頸 動 脈 毬 剔 出 の 「ア レル ギ ー 」反 応 阻 止 機 転 に 関 す る研 究 差異 が あ る と言 は れ て い る た め で あ る.こ れ. 595. め た.. らの家 兎 を検 査 前 一 定 餌 で 飼 育 し,食 慾,健. 総括並 に考按. 康 に異 常 の な い の を確 め て 実 験 に 用 ひ た. 検 査 方 法 と し て は德 光 氏 法 を 用 ひ た.即 墨 汁 は 優 秀 な 唐 墨 を 以 つ て 作 り,1%生 食 塩 水 溶 液 と し,. 理的. 2回 濾 紙 を 以 つ て 濾 過,滅. 菌 し て 使 用 した.か Pro. Kilo 7c.c.,耳. ち. く して 作 製 し た 墨 汁 を 静 脉 か ら 緩 除 に 注 入 し,血. Adler‑Reimann氏. 「コ ン ゴ ー. ロ ー. ト」 法. は. 前 述 の 如 く肝,腎 機 能 に 影 響 せ ら れ る と こ ろ 多 く,純 粋 な るR.. E. S,の 機 能 を 示 す も の に. あ らず とい は れ る.然. し乍 ら患 者 に 対 して は. 墨 汁 注 入 の 合併 症 を考 慮 し止 む な く本 法 を 用. 管 内 を 流 れ る 墨 汁 に よ り黑 変 し た 虹 彩 の 色 調. び た.本 実 験 に 於 て11例. と,墨. つ た の も或 は こ の た め な ら ん か と も考 へ られ. 汁 の 出 現 よ り褪 色 す る ま で の 時 間 を. Lupeで. 時 間 的 に 観 察 した .. の例 外 が あ. る.. 実 験 に は 上 述 の 如 き家 兎12例 頸 毬 剔 出 家 兎 群7例. 中4例. を 使 用 し,. と,対 照 群5例. とに わ. こ れ に 対 し德 光 氏 法 に よ るR.. 査 法 は よ り正 確 な も の と せ ら れ,こ. け,頸 毬 剔 出 群 で は 術 後, 10日 目, 14日 目,. 石 田 はMausを. 21日 目, 35日 目 の4群. 於 け る,肺,肝,腎. に つ き検 査を行 つ た .. E. S,機 能 検 れ に関 し. 使 用 し墨 汁 注 入 後 の 各 時 期 に 臟,並. に骨 髓 の組 織 学 的. な ほ頸 毬 剔 出 は全 例 同 時 に 両 側 剔 出 を 行 ひ,. 検 査 を 行 ひ,こ. 剔 出毬 体 は 組 織 学 的 検 査を 行 ひ 確 実 に 剔 出 し. 調 と を 比 較 観 察 し た が,そ. 得 た もの ゝみ を と り,然 ら ざ る もの は 除 去 し. 虹 彩 が 暗黑 色 を 呈 す る時 期 は 各臟 器 の血管 に. た.. 遊 離 の炭 粉 粒 子 が 最 も 多 く存 在 し,虹 彩 の 黒. れ と眼 反 応 に 於 け る虹 彩 の 色 の 成 績 に よ れ ば.. 変 度 次 第 に低 下 す る に つ れ て 遊 離 附 着 す る炭. 實 驗 成. 績. 粉 粒 子 が 減 少 し,貧 喰 せ ら れ る もの 次 第 に 多. 実 験 成 績 を示 す と第2表,第3表. の 如 くて. あ る.. 離 附 着 す る もの 消 失 し殆 ん ど貧 喰 せ ら れ た も. 即 ち 対 照 健 康 家 兎5例. に 於 て は,墨. 直 後 か ら全 例 に 於 て 虹 彩 は 暗黑 5‑6分 り,漸. くな り,虹 彩 が 完 全 に 原 色 に 復 帰 す る 時 は 遊. に て黑 色,. 8‑11分. 色 を 呈 し,. に し て黑 褐 色 と な. 次 そ の 濃 度 低 下 し11‑15分. 色, 20‑24分. 汁 注入. にて赤褐. 後初 め て原 色 に復帰 した.. 頸 毬 剔 出 家 兎 で は7例. 中3例. は 注入 直 後既. の ゝみ とな り,眼 反 応 は 体 内R.. E. S,の 貧 喰. 機 能 と よ く一 致 す る こ とを証 明 して い る. 私 の 実 験 に 於 て も德 光 氏 法 に 於 て は 全 例 に 於 て 例 外 な く頸 毬 剔 出 後R.. E. S,の 機 能 の 亢. 進 せ る を 認 め た. 要 す る に 本 編 の 実 験 に 於 て,色. 素注入に よ. に 暗黑 色 を 呈 す る こ と な く黑 色 を 呈 し,暗 黒. るR.. 色 を 呈 す る 他 の4例. て 亢 進 す る こ と は 誤 な き 事 実 と考 へ る.本. 注 入 後5‑7分 15‑19分. も2‑1分. で黑 色 と な り,. で黑 褐 色, 9‑11分. で 赤 褐 色,. で 全 く原 色 に 復 帰 した .即. ち頸 毬. E. S,の 色 素 攝 取 機 能 は 頸 毬 剔 出 に よ つ. 剔 出 術 がR. へ ず,む. 毬. E. S,の 色 素 攝 取 機 能 に血障 碍 を 与. し ろ 亢 進 せ し め る と い ふ こ と は,本. 剔 出 群 に比 し黑 変 色 調 の 度 低 く,し か も消 褪. 手 術 法 が 決 して 生 体 の 抵 抗 を減 弱 せ しめ な い. 時 間 の明 か に短 縮 す る こ とを 確 め る こ とが 出. こ と を 立 証 す る に 足 る も の で,極. 来 た.. な る こ と ゝ 信 ず る.. 小. 結. 括. め て有 意義. 驗. E. S,の 機. 1). 能 に及 ぼ す 影 響 を德 光 氏 墨 汁 法 を 以 て検 す る. 前,後. に,頸 毬 剔 出 家 兎 群 に 於 て は,対 照 群 に 比 し. Reimnn氏. 例 外 な くR. E. S.の 機 能 の 亢 進 す る こ とを 認. 目 に 於 て は 「コ ン ゴ ー ロ ー ト 」 係 数 の 低 下 を. 健 康 家 兎 に つ い て,毬. 剔 出 のR.. 気 管 枝 喘 息 患 者11例 に 於 け るR.. E. S,の. に つ き頸 毬 剔 出 機 能 を,. 法 を 以 て 検 し た と こ ろ,術. Adler‑. 後10日.

(6) 586. 小堀菫第2表. 第3表. 墨. 汁. 注. (〓)虹 彩 暗 黒 色. 注. 射. 射. 実. (〓)黑. 実. 験. 験 色. 頸 (〓)黑 色. 対 (+)黑. 動 (+)黑. 照 褐色. 脉. 康. (±)赤. 健. 毬 褐色. 剔. 兎 褐色. 出 (±)赤 褐 色. 家 (‑)赤. 家. 兎 (‑)赤. 色. 査 成 績. 眼 反 応 を 以 て す る 網 状 織 内 被 細 胞 系 統 機能 検 査 成 績. 判定. 汁. (〓)虹 彩暗 黒色. 色. 眼 反 応 を 以 て す る 網 状 織 内 被 細 胞 系 統 機 能 検 墨 判定.

(7) 頸 動 脈 毬 剔 出 の 「ア レル ギ ー 」 反 応 阻 止 機 転 に 関 す る研 究. 認 あ,頸. 毬 剔 出 後R.. E. S,の 機 能 の 亢 進 せ る. 正 常 家 兎12例. 照 群5例. 毬 剔 出 群 に 於 て は 対 照 に 比 しR.. E. S,. の 機 能 の 亢 進 せ る こ と を 証 明 し 得 た.. こ と を 証 明 し 得 た. 2). 察 で,頸. 587. 3). を 頸 毬 剔 出 群7例,対. とに 分 ち,德. 光 氏 法 を 以 てR.. 機 能 を 検 した と こ ろ,術. 後35日. E. S,. 頸 毬 剔 出 はR.. E. S,色 素 攝 取 機 能 を 亢. 進 せ し め る も の と 考 へ る.. 目 まで の観. 第2編 頸 動脈 毬 剔 出の抗 体産生 に及ぼ す影響 に就 て 剔 脾,竝. 緒 言並に文 献 私 は第1編. にR.. R. E. S,は. に於 て頸毯 剔出 が患 者 並 に 家 兎. E. S,の 墨 汁 填塞. 免疫 体産 生 母地 として重大 な役 割. を 有 す る こ とが 発 表 せ ら れ,現. 今 では一 般 に. のR. E. S,機 能 に及 ぼ す 影 響 を 探 究 し,術 後. 抗 体 産 生 とR.. 本系統機 能 が 亢 進 す る こ とを 知 つ た.. の 関 係 が あ る と い は れ て 居 る.. 従 来R.. E. S,の. 機能 と 免 疫 体 産 生 に 関 し て. 成 績 か ら,. E. S,の 機 能 と の 間 に は 何 等 か. 然 らば 頸 毬 剔 出 は 抗 体 産 生 に 如 何 な る 影 響. は 多 数 の 業蹟 が あ る が そ の 成 績 は 必 ず し も 一. を 及 ほ す か,こ. れ に 関 しては未 だ確 実 な実 験. 致 を見 て い な い.即. ちR.. 報 告が な い.従. つ て 私 は これ ら の関 係 を 究 明. 臟 に 関 し てMurphy. and. E. S,に 関 係 あ る膵 ElliS (1911)は. 剔脾. せ ん と して 次 の 如 き実 験 を試 み た.. 家 兎に 於 て 抗 体 の 産 生 阻 害 せ られ る と報 告 し,渡 辺(1926),佐 Parker. (1926)は. 藤(1928),. Stewart. 剔 脾 は 沈 降 素産 生 に 重 大 な. 兎 のR.. und. Petzal. (1924)は. 家. E. S,を 墨 汁 を 以 て 填 塞 す れ ば 抗 体 産. 生 は 阻 害 さ れ ず,む を述 べ て い る.そ (1926)はR.. 〓作 抗 原 と し てR.. E. S,の 機 能 を 検 す る に. は 有 形 抗 原 を 用 ふ べ き で あ る が,本. 影 響 な し と述 べ て い る. 更 に 又Roseuthal. 實 驗 方 法. und. し ろ 反 つ て増 加 す る こ と の 間Jungeblut. and. Berlot. E. S,の 機 能 は 填 塞 す る 墨 汁 の 量. 研究 の 目. 的 は 「ア レ ル ギ ー 」 反 応 に 関 す る も の な る を 以 て 最 も 一 般 的 且 実 験 的 な る 意 味 に 於 て,健 康 馬 血 清 を 使 用 す ろ こ と に し た.. 実 験 動 物 と して は 成 熟 白 色 家 兎,特 に 体 重 2kg以. 上 の も の を 選 ん だ.頸. 毬 剔出 は両 側 同. 的 差 異 に よ り 少 量 な れ ば 抗 体 産 生 増 加 し,大. 時 に 行 ひ,剔. 量 な れ ば 阻 害 せ ら れ る と い ひ,同. 確 実 に 剔 出 し得 た も の ゝみ を 実 験 に 供 した.. 々 蛋 白 体 溶 液 の 中,卵 す るR.. 白. 年 大 村 は腫. 「カ ゼ イ ン 」 等 に 対. E. S,の 機 能 は 墨 汁 注 入 に よ り梢 著 明. 出 頸 毬 は 組 織 学 的 検 索 を行 ひ,. 感 作 方 法 と し て は,健 Pro,. Kils, 0.7c.c.耳. 康 馬 血清 を家 兎体 重. 静 脉 に 注 入 し た.な. の 影 響 を 蒙 る こ と を 証 明 し 得 た る も,馬. 血清. 編 の 実 験 に 使 用 し た 家 兎 は17例. に対 して は 影 響 甚 た僅 微乏な る を 認 め,吉. 田も. A群(対. (1934)油. 煙 液 填 塞,脾. 臟 剔 出家 兎に液 性 抗. 5例),. 照 家 兎7例), C群(頸. に 分 ち,. 照 家 兎 との 間 に 差 異 を 示 さず,有. て は 感 作 後10日. 形抗 原 とこ. で,こ. B群(感. 作 後頸 毬 剔 出. に て は 感 作 後 そ の ま ゝ,. C群 に て は 両 側 頸 毬 同 時 剔 出 後7日. は 重 大 な る 関 係 を示 さ な い と報 告 し て い る.. を 行 ひ,い. R. E. S,の 機 能 低 下 は各 種 抗 原 に 対 す る抗 体. ず れ も感 作 後4週. 目に 感 作. 目に抗 体 産 生 の. 沈 降 素 価 の 測 定 法 に はUhlenhuth danz氏. 性 抗 原 とに 差 異 を 見 ず と述 べ,川. Knoller氏. に よ る 「ツ ベ ル ク リン 」 皮 内 反 応 に 及 ぼ す. に. 状 況 を 観 察 した.. 産 生 を 同 一程 度 に 低 下 せ しめ,有 形 抗 原 と液 口(1943). B群. 目両 側 頸 毬 同 時 剔 出 を 行 ひ,. とな り,液 性 抗 原 の 抗 体 産 生 に 対 し, R. E. S.. 然 し乍 ら最 近 本 邦 に 於 て 浜 田(1940)は. れを. 毬 剔 出 後 感 作5例),の3群. 原 た る馬,豚 血 清 を注 入 す れ ば 抗 体 産 生 は 対. A群. ほ本. 法,. Kraus,. Dolt氏. 法 が あ る が,. 1927年. 事 の 方 法 の 誤 膠 を 指 摘 し,緒. 法,. und Collier. Wei und. 緒 方 教 授 は此 方氏 抗体 稀 釈 法.

(8) 588. 小. を提 唱 せ ら れ た.こ. 堀. れ は 沈 降 素 血 清 を遽 降 的. に 稀 釈 し,そ の各 々 に 各 濃 度 の抗 体 を 重 疊 す る 方 法 で,こ. 菫. 時 間 の 比 較 に 就 て は,便 宜 上16倍. 稀 釈 に於. け る沈 降 反 応 出 現 時 間 を 用 ひ る こ とに した.. の 場 合特 定 濃 度 の抗 体 の み が 最. 實 驗 成. も高 稀 釈 の 沈 降 素 価 血 清 と反 応 し,そ の 特 定. 1). の抗 原 濃 度 を 結 合帯 と称 し,結 合帯 と反 応 す る沈 降 素 血 清 の 最 高 稀 釈 度 は そ の 血 清 中 の 沈. 稀釈沈降素価に就 て (イ) 対 照 家 兎 に 於 け る 感 作 後4週. 降 素 量 を現 は す もの で,こ れ を 稀 釈 沈 降 素 価. 体 産 生 の 状 況 は 第4表. と名 づ け ら れ た.従 つ て私 も こ の 稀 釈 沈 降 素. 沈 降 素 価64な る もの3例,. 価 の 測 定,並. 16な る もの1例. び に 沈 降 反 応 出 現 時 間 を 以 て抗. 体 産 生 の状 況 を 判 定 した.な. 績. の 如 くで,7例. 目 の抗 中稀 釈. 32な る も の3例,. で あ つ た.. ほ沈 降 反応 出現. 第4表 頸動脉毬剔出が沈降素産生に及ぼす影響. (重 疊 後15分. 凝 集 反 応 をお こ せ る も の(〓)30分(〓)1時. (ロ) 感 作 後 頸 毬 剔 出 家 兎 に 於 け る感 作 後 4週 目の 抗 体産 生 の 成 績 は 第5表. の如 くで,. 対照実験. 間(〓)2時. 間(+)と. す.). そ の 稀 釈 沈 降 素 価 は 全 例(5例)に. 於 て32で. あ つ た.. 第5表 頸動脉毬剔出が沈降素産生に及ぼす影響. (重 疊 後15分. 凝 集 反 応 をお こせ る もの(〓)30分(〓)1時. (ヘ) 頸 毬 剔 出 後 感 作 家 兎 に 於 け る 感 作 後 4週 目 の抗 体 産 生 成 績 は 第6表. の 如 くで,. 5. 感作後頸動脉毬剔出家兎. 間(〓)2時. 例 中沈 降 素 価64な 3例 で あ つ た.. 間(+)と. る も の2例,. す.). 32な る もの.

(9) 頸 動 脈 毬 剔 出 の 「ア レル ギ ー 」 反 応 阻 止 機 転 に 関 す る研 究. 第6表. 頸動脉毬剔出が沈降素産生に及ぼす影響. (重疊 後15分. 2). 凝 集 反 応 をお こせ る もの(〓)30分(〓)1時. 沈降 反応 出現 時 間 に就 て. 間 を16倍 稀 釈 に 於 て 観 察 す るに,第4表. の. に て 反 応 陽 性 な る も の3. 例, 30分 に て 陽 性 な る も の3例, 陽性 な る もの1例. 頸動脉毬剔出後感作家兎. 間(〓)2時. 間(+)と. す.). 量 に は 影 響 の な い の は 如 何 な る理 由 に 基 く も. (イ) 対 照 家 兎群 に 於 け る沈 降 反 応 出 現 時. 如 く, 7例 中15分. 589. 1時 間 に て. の で あ ろ うか.吉. (ロ) 感 作 後 頸 毬 剔 出 家 兎群 に 於 け る沈 降. 村 の い ふ 如 く使 用 抗. 原 が 馬 血清 で あ つ た 為 か も知 れ な い.し. の 抗 体 産 生 に 何 等 の 影 響 を 来 さ ぬ とい ふ 事 実 色 素 攝取 機 能 は必 ず しもそ の. 抗 体 産 生 機 能 と一 致 す る もの で な く,別 個 の. 反応 出 現 時 間 を, 16倍 稀 釈 に 於 て 観 察 す る. も の で あ る か,或. に,第5表. か の 他 の 因 子 が 働 くも の と考 へ られ る.. の 如 く, 5例 中1時 間 に て 反 応 陽. 性 な る も の1例,. 2時 間 に て は じめ て 陽 性 な. る もの4例 で あ つ た.. 反 応 出 現 時 間 を16倍. 稀 釈 に 於 て 観 察 す る に,. 第6表 の如 く5例 中15分 1例,. に て 陽 性 な る もの. 30分 に て 陽 性 な る も の3例,. て陽性 な る もの1例. は又 抗体 産 生機 能 に は何 等. 次 に 頸 毬 剔 出 に よ り抗 体 産 生 量 に は 影 響 が な い に も拘 らず,沈. (ハ) 頸毬 剔 出 後 感 作 家 兎 群 に 於 け る沈 降. 1時 間 に. で あ つ た.. かし. 最 も 一般 的 な 馬 血 清 注 射 に よ り頸 毬 剔 出 が そ. は, R. E. S,の. で あ つ た.. 田,大. 降 反応 出現 時 間が 遅 延 す. る事 実 は 如 何 に 解 釈 す べ き か,こ は,私. れ に関 して. は 抗 原 と抗 体 との 結 合 に 際 して は 遊 離. 抗 体 分 子 の 性 質 が 頸 毬 剔 出 に よ り抗 原 に 附 着 Lに. くい 状 態 に 変 化 す る もの か,或. は又 附 着. し に くい 環 境 に お か れ る もの と考 へ て い る. こ れ は 感 作 後 頸 毬 剔 出 群 で 一 層 著 明 で あ る点. 總括竝 に考 按. か ら も首 肯 し 得 る と こ ろ で あ る.. 以 上 の実 験 成 績 よ りみ る に,抗 原 注 射 に よ る稀 釈 沈 降 素 価 は, 数 は64‑32で. A, B, C,群. 結. ともそ の大 多. あ つ て,頸 毬 剔 出 家 兎 群 と対. 1). 論. 健 康 家 兎 を 対 照 家 兎 群,感. 作 後頸 毬 剔. 照 家 兎群 との 間 に も,感 作 後 頸 毬 剔 出 家 兎 群. 出 家 兎 群,頸. と,頸 毬 剔 出 後 感 作 家 兎 群 の 間 に も抗 体 産 生. 馬 血清 を用 ひ て頸毬 剔 出 の抗 体産 生 機 能 に及. 量 に有 意 の 差 が 認 め られ な い.然. し乍 らそ の. ぼ す 影 響 を 緒 方 氏 法 に よ り機 査 し た と こ ろ,. 沈 降 反 応 出 現 時 間 を 詳 細 に 観 察 す る に,頸 毬. 抗 体 産 生 の 量 に は 有 意 の 差異 を 認 め な い が,. 剔出 群 に於 ては 対 照 群 に 比 し て 明 か に 反 応 出. 反応 出現 時 間 は頸 毬剔 出群 に於 て は対 照群 に. 現 時 間 の遅 延 を 認 め る こ とが 出 来 る.特 に そ. 比 し明 か に 反 応 出 現 時 間 の 遅 延 を 認 め る.特. れは 感 作 後頸 毬 剔 出 群 に 於 て 著 しい.. に そ れ は 感 作 後 頸 毬 剔 出 群 に 著 しい.. 本編 に 於 け る実 験 成 績 を 前 編に 於 け る実 験. 2). 毬 剔 出 後 感 作 家 兎 群 とに 分 ち,. 要 す るに頸毬 剔 出は抗 体 産 生量 に は影. 成 績 と比 較 す る に 頸 毬 剔 出 に よ りR. E. S,の. 響 を 及 ぼ さな い が,抗. 色素 攝 取機 能 は 亢 進 す る に 反 し,抗 体 産 生 の. 的 に 抑 制 す る.. 原,抗 状 の結 合 を 時 間.

(10) 590. 小. 堀. 菫. 第3編 頸 動脈 毬剔 出 の過 敏症 性 皮膚 反応 に及ぼ す影響 に就 て 緒言並 に文 献 土 屋 は頸 毬 剔出 が 過 敏症 性 皮膚 反応 に及ぼ. 行 ひ,. 1週 後 に 左 側 を 剔 出 し, 2回 目 の手 術. 後10日. 目に前 回 同様 前膊 に皮 内 注 射 を行 つ. た.. す 影 響 に 関 す る実 験 と し て,頸 毬 剔 出 前 後 の Mantoux氏. 殆 ん ど総 て に 反 応 の 低 下 す る こ と を報 告 し て い る.然. 實 驗 成. 皮 内 反 応 を 観 察 し,術 後 の 判 定 で. し乍 ら本 反 応 は,そ. の性質 上 既往 に. 於 け る結 核 性 疾 患 の 有 無 に よつ て 影 響 され る と考 へ た の で,私. は 古 くか ら過 敏 症 性 疾 患 の. 績. 本 実 験 に お け る検 査成 績 は 第7表. の如 くで. あ る. 1). 各種. 「ア レ ル ゲ ン エ キ ス 」 に 対 す る 皮. 内 反 応 を 観 察 す る に,患. 者 個 体 に よ り,一. 診 断 に 一 般 に 使 用 せ られ て い る諸 種 「ア レル. の 「ア レ ル ゲ ン 」 の み 反 応 し,他. ゲ ン エ キ ス」 に よ る 皮 膚 反 応 を 頸 毬 剔 出 前 後. ル ゲ ン 」に は 陰 性 の も の が な か つ た .. に 施 行 し,そ の 反 応 の 状 況 を 観 察 した .. 2). 従 来 過 敏 症 性 皮 膚 反 応 の 検 査法 に は,皮 乱 切 法,皮. 内 注 射 法 が あ り,又. エ キ ス 」 の 抽 出 法 に もCoca 法,. Frugoni. はFrugoni,. und. Hanseu氏. und,. 膚. 「ア レ ル ゲ ン and. Milford氏. 法 が あ る が,私. Hanseu氏. 注 に よつ て 抽 出. 全. 「ア レ ル ゲ ン エ キ ス 」 に 反 応 し た る. も の は11例. 中1例(第1例)で,. 4種. 例),. 3種. の 「ア レ ル ゲ ン エ キ ス 」 に 反 応 し た. も の1例(第1例),. 2種. の 「ア レ ル ゲ ン エ キ. ス 」 に 反 応 した も の5例(第3. ,第7,第8,. 第9,第11例)只1種. ひ た.. の み に 反 応 した も の3種(第2,第6,第10. 驗. 方. 例)で. 法. 3). 「ア レ ル ゲ ン 」 と な り 得 べ き 物 質 と し て 卵 白,蛤,鰯,海 各 々 の10gを. 老,牛. 肉 を 用 ひ,こ. 細 く碎 き,此. れ らの. を90cc.の12%. 「ア ル コ ー ル 」 溶 液 に 入 れ て1昼. の 「ア レル ゲ ン エ キ ス」. あ つ た. 次 に 「ア レルゲ. ン エ キ ス」 の 種 類 に よ. り観 察 す る に (イ) 卵 白 に つ い て み れ ば, 11例 応 陽 性 に し て 最 も 多 く,術. 夜 抽 出 し,. た る も の1例(第1例),術. 0.5%の. 第9,第10例),術. と し て 「ア ン プ レ 」 に 入 れ て 永 室 に 保 存 し, 皮 内 注 射 に 際 し て は 以 上 の 原 液 を200倍. に稀. 釈 し て 使用 し た.. 内 反応 と同 様 に 行. 後 殆 ん ど 不 変 の も の9例. (第3,第11例)て. あ つ た.. (ロ) 蛤 に つ い て み る に, 11例 中3例 陽 性 で第4位. 皮 内 反 応 はmantoux皮. を 占 め,術. 2例(第2,第5例)不. を 正 確 に 皮 内 に 注 射 し,同 時 に 対 照 反 応 と し. 例)で. た.判. 定 は 注 射 後30分. に 於 け る注 射 部 位 の. 周 圍 に 発 生 す る紅 暈 の 大 さ を 以 て 決 定 した. 即 ち気 管 枝 喘 息 患 者11名. に つ き頸 毬 剔 出. 施 行 前 日に 前 記 各 種 「ア レル ゲ ン エ キ ス」 の 皮 内 注 射 を行 ひ 判 定,先. ず右 側 頸毬 剔 出 術 を. に反応. 後全 く陰 性 とな つ た. も の な く,術 後 明 か に紅 暈 の 縮 少 を み た も の. ひ 患 者 の 前 膊 内 側 を 選 ん で そ の 稀 釈 液0 .1cc,. て必 ず 生理 的 食塩 水の同 様 皮 内 反 応 を 行 つ. に反. 後明か に紅 暈 の. 縮 少 を み た る もの5例,(第4,第5,第8,. を原液. 中8例. 後 全 く陰 性 と な り. こ れ を ゼ イ ツ 氏 細 菌 濾 過 器 を 以 て 濾 過 し後 に 割 合 に 石 炭 酸 溶 液 を 加 へ,此. の 「ア. レ ル ゲ ン エ キ ス 」 に 反 応 し た も の1例(第5. し た 「ア レ ル ゲ ン エ キ ス 」 の 皮 内 注 射 法 を 用. 實. 定. 種 の 「ア レ. 変 の も の1例(第4. あ つ た.. (ハ) 鰯 に つ い て み る に11例. 中5例. に反応. 陽 性 で 第3位. を 占 め,術. 後 全 く陰 性 と な つ た. も の な く,術. 後 明 か に紅 暈 の 縮 少 を見 た もの. 3例(第1,第5,第7例) (第4,第9例)で. ,不. 変 の も の2例. あ つ た.. (ニ) 海 老 に つ い て み る に, 11例. 中7例. に反.

(11) 頸 動 脈 毬 剔 出 の 「ア レル ギ ー」 反 応 阻 止 機 転 に 関 す る研 究. 第7表. 頸動脉毬剔出が過 敏症性皮膚反応 に及ぼす影響. 応 陽 性 で 第2位. を 占 め,術. る も の な く,術. 後明か に 紅 暈 の縮 少 を見 た も. 後全. の6例. 、(第1,第4,第5,第6,第7,第11. 例),不. 変 の も の1例(第5例)で. く陰 性 と な れ. 術 前,術. 4). あ つ た. 中2例. も 反 応 す る も の 少 く,. 2例. 全 体 を 総 括 して 観 察 す るに,術. 少 を見 た もの15回,不. で,か. 術 前 の 紅 暈 の 大 き さ は 総 て 直 径1‑3cm な り著 明 な 皮 膚 反 応 を 示 す が,頸. 出 後 で は 僅 か に 第4例. とも. の み を 除 き,他. 而 して全 例 に 於 て 頸 毬 剔 出 後,術. 毬剔. の鰯 に 対 す る 皮 膚 反 応. は す べ て1.6cm以. 下Cあ. つ. た.. 後全 く. 総括 並 に考按. か に紅 暈 の縮. 変 の も の8回. もみ な か つ. た.. に反. 後の成 績 は 不変 で あつ た .. 反応 陰 性 とな れ る も の1回,明. 暈 の 大 き さ を 拡 大 し た も の は1回. 5). (ホ) 牛 肉 に つ い て み る に, 11例 応 陽 性 で,最. 591. て あ る.. 前 よ り も紅. 「ア レ ル ギ ー 」性 皮 膚 反 応 を 検 査 す る に Mantoux皮. 内 反 応 を 応 用 す る こ と は,前. 述.

(12) 592. 小. 堀. 菫. の 如 く結 核 性 疾 患 の 有 無 に 影 響 せ られ る も の. 後 に 於 け る諸 種 「ア レル ゲ ン エ キ ス」 の 皮 内. と考 へ,私. 反 応 を検 した 成 績 を総 括 す れ ば,. は 本 編 に 於 て 従来 用 ひ られ た 各 種. 「ア レル ゲ ン エ キ ス 」 の 皮 内 反 応 を 試 み た が, 以 上 の実 験 成 績 よ りみ れ ば,頸 毬 剔 出 後 は 各 種 「ア レル ゲ ン 」 に 対 す る反 応 低 下 し,こ れ. 1). 各種. は,個. 「ア レ ル ゲ ン エ キ ス 」 の 皮 内 反 応. 体 に よ り一 定 の 「ア レ ル ゲ ン 」 に の み. 反 応 し,他. 種の. 「ア レ ル ゲ ン 」 に は 反 応 し な. は 土 屋 の 成 績 と全 く一 致 す る もの で あ り,頸 毬 剔 出 が 「ア レ ル キ ー 」性 皮 膚 失 患 に そ の 効. い も の が 大 多 数 で あ る.. 2). 果 を期 待 し 得 る 証 明 と な り得 る も の と考 へ る.而. し て そ の 影 響 は 各 種 「ア レ ル ゲ ン ・エ. キ ス 」 中,卵. 白,海. 老 に て 著 明 に 表 れ た が,. 牛 肉 に て は 不 変 で,使. 用 す る 「ア レ ル ゲ ン 」. の 種 類 に よ つ て そ の 程 度 に 差は あ る が,何. 結. 白,海. 老 に て 最 も著 明 に 現 れ,牛 肉 に て は 全 く不 変 で あ る. 3). 頸 毬 剔 出 前 に 於 け る反 応 陽 性 の もの は. す べ て 直 径1‑3cm大 応 を 示 す が,頸. 論. 気 管 枝 喘 息 患 者11例. 症 性 皮 膚 反 応 抑 制 効 果 に つ い て は,卵. れ. も 反 応 の 亢 進 を 示 し た も の は な い.. 各 種 「ア レル ゲ ン 」 中 頸 毬 剔 出 の 過 敏. で か な り著 明 に 皮 膚 反. 毬 剔 出後 は大 多数 に於 て反応. の 低 下 消 失 を 認 め る.. に つ き,頸 毬 剔 出 前,. 第4編 頸 動脉 毬剔 出 の全 身過 敏症 に及ぼ す影響 に就 て 身過敏症 に如何 なる影響を及ぼすかを検討 し. 緒 言並 に文献. た.. 私 は 第3編. に 於 て,頸 毬 剔 出 後 過 敏症 性 皮. 膚 反 応 の低 下 す る の を 認 め た が,更. 全 身 過 敏症 発症 実 験 に 於 て も 同 様 何 等 か の 影 響 あ る もの と考 へ,本 編 の実 験 を試 み た. 一 般 に 過 敏症 実 験 に 於 け る 成 績 は 報 告 者 に 依 り区 々 で,特 に 過 敏症 発 症 注 射 に於 け る抗 原 再 注 射 量 は,或. は 絶 対 量 を以 て,或 は 体 重. 相 当 量 を 以 て 行 つ て い るが,こ. れ は 後に 述 へ. る 如 く明 か に 誤 膠 で あ つ て,そ. の成 績 が 一定. しな い理 由 も これ に 原 因 す る と考 へ られ る. 即 ち, 1927年 は,個. 緒 方 教 授 は 抗 原,抗 体 反 応. 体 に 於 て 一 定 した 濃 度 に 於 て の み 最 も. 強 く発 生 し,こ の 一 定 濃 度 以 上,或. は以 下 の. 再 注 射 量 で は 過 敏 症 発 症 は 抑 制 さ れ る もの で あ る こ と を 立 証 し,同 教 授 の 所 謂 好 適 抗 原 濃 度 を以 て す べ き こ とは,そ. 實 驗. に進 ん で. の 後 景 山,杉 本,. 1.. 実 験 動 物;実. 方 法. 験動 物 として海溟 が最 適. とい は れ て い る が,頸 毬 剔 出 実 験 に は 不 適 当 と思 は れ る の で,私. は 本 実 験 に は 体 重2kg以. 上 の成 熟 家 兎 を 使 用 した. 2.. 前 処 置(感. 作). 抗 原 と し て 健 康 馬 血 清 を 使 用 し,体 量Pro, Kilo,. 0.7c.c.を. 3.. 耳 静 脉 か ら 注 入 感 作 し た.. 再注 射 の時 期. は 凡 そ2‑4週 の で,私. 感 作 と発 症 注 射 の 間 隔. が 適 当 で あ る とい は れ て い る. は 再 注 射 は 総 て 初 感 作 よ り4週. 目に. 行 つ た.. 4.. 緒方氏免疫体稀釈反応検 査法 と結合帯 決定法. 感 作 家 兎 の 血 清 を1%「. ア ラ ビ ア ゴ ム」 生. 桑 名 等 に よつ て 証 明 さ れ て い る と こ ろ で あ. 理 的 食 塩 水 を 以 て順 次 稀 釈 じ,毛 細 試 験 管 に. る.. 配 分 し,こ の 上 に 生 理 的 食 塩 水 を 以 て順 次 稀. 依 つ て 私 は 本 編 に 於 て,過 敏 症 発 症 注 射 に 際 して は 緒 方 氏 免 疫 体 稀 釈 沈 降 反 応 を 用 ひ, 結合帯 相 当 量 の再 注 射 を 行 ひ,頸. 毬 剔 出が 全. 釈 した 沈 降 原 稀 釈 液 を 重 積 し,室 温 に2時 間 放 置 した る後 両 層 間 に 生 ず る輪 状 白濁 を 検 す れ ば,沈 降 原 の 一 定 稀 釈 度 に 於 て 最 も強 く反.

(13) 頸 動 脈 毬 剔 出 の 「ア レル ギ ー 」反 応 阻 止 機 転 に 関 す る研 究. 593. 応 す る こ とを 認 め る.こ の 最 も強 く反 応 す る. 1/13と. 仮 定 し て.静 脉 中 に 抗 原 を 再 注 射 し. 沈 降 原 の 稀 釈 度 を そ の個 体 の 統 合帯 と し,其. た 場 合,流. の結 合帯 に於 け ろ沈 降 素 血 清 の最 高 稀 釈 度 を. 原 濃 度 とそ の 濃 度 を同 一 に す る如 き量 を 算 出. 沈 降 素 価 と し,こ の 沈 降 素 価 大 な る程 そ の 沈. し て そ の 量 を 耳 静 脉 か ら注 射 した.. 血中 の 抗 原 が,結. 合帯 に 於 け る抗. 降 素血 清 の 沈 降 素 量 は 多量 で あ る こ とに な. 6.. る.. 家 兎 過 敏 症 発 症 状 況 は 「カ ヌ ー レ 」 を 頸 動. 然 し乍 ら以 上 の 方 法 で結 合 帯 を 決 定 す る に あ た り, 2時 間 後 に 観 察 す れ ば,反. 応 陽性 な. る最高 稀 釈 の 免 疫 血 清 が 連続 して濃 度 を異 に す る2,. 3の 抗 原 と同 時 に 反 応 を 呈 し て い る. こ とが あ る.か. ゝる場 合の 結 合帯 の 決 定 に 際. して は 広 田 に 従 ひ 反 応 時 間 中, 間 の間 に75分,. 90分,. 1時 間,. 105分 の3回. 2時. の 視察. 過 敏 症状. 脉 に 挿 入 し て 血 圧 の 変 動 を 「キ モ ク ラ フ ィ オ ン 」 に 描 出 せ し め て 観 察 し た.. な ほ 試 獸 を, A群(対. 目,両 側 同 時 頸 毬 剔 出 を 行 ひ, C群 に 於 て は. 結 合帯 を 決 定 し た.. い ず れ も初 感 作 後4週. 目に再 注射 を行 つ て過. 實 驗 成 績. を注 射 して あ る の は,前 述 の 如 く全 く 無意 義 であ り,従 つ て 私 は 再 注 射 量 の 決 定 は,再 注 田 氏 法 に な ら ひ,そ. の個 体 の結 合帯 を 決 定 し,血 量 を大 約 体 重 の 第8表. 目に 初 感 作 を行 ひ,. 敏 症 発 症 状 況 を 比 較 観 察 し た.. 従 来 過 敏症 発 症 実 験 に 際 し,抗 原 の 絶 対 量. 射 前 日,上 述 の 緒 方,広. 作‑. 作 後 そ の ま ゝ, B群 に に 於 て は,感 作 後10日. 両 側 同 時 頸 毬 剔 出 後7日. 再 注 射(発 症 注 射). B群(感. 頸 毬 剔 出‑再 注 射 群), C群(頸 毬 剔 出‑感 作 ‑再 注 射 群)の3群 に分 ち , A群 に 於 て は 感. を行 ひ,何 れ か 早 く反 応 の 出 現 す る方 を以 て. 5.. 照 群),. 1). A群 対 照 家 兎5例. 際 す る血 圧 の 変 動 を 観 察 す る に,そ 第8表. 及 び 第1図. 頸 動 脉 毬 剔出 が過 敏症 に及 ぼ す影 響. 即 ち,本 実 験 群 で は,再 注 射 後2分. 前後 で. に於 て過 敏 症 発 症 に. 2). の成 績 は. に 示 す 如 くで あ る.. 対 照 零家兎. B群,感. 作 後 頸 毬 剔 出 再 注 射 家 兎5例. 急 激 な血 圧 の 降 下 を 来 し,次 で 時 間 と と もに. に 於 て過 敏 症 発 症 に際 す る血 圧 の 変 動 を 観 察. 血 圧 は 漸 次 上 昇 恢 復 して 来 る が,そ. す る に,そ. か な り遅 い.即 ち 家 兎37号 後22分. の恢 復 は. に於 て は 再 注 射. で殆 ん ど 旧 態 に 復 す るが,家. 及 び家 兎40号. に 於 て は 再 注 射 後20分,. 兎38号 21分. の 成 績 は 第9表. 及 び 第2図. の如 く. で あ る.即 ち,本 群 実 験 家 兎 は 再注 射 後2分 前 後 で 血 圧 の 下 降 を は じめ るが, 梢 々緩 徐 で あ つ て,次. A群 に 比 し. で 時 間 と と も に血 圧 は. に於 て も未 だ 著 明 な 血 圧 降 下 が 継 続 し て い. 漸 次 に 上 昇 し て 家 兎52号. る.此 の際, 5例 の家 兎 血 圧 降 下 度 は70‑80. 旧 態 に 復 し,家 兎55号. mm,水. 復 し. A群 よ り も早 期 に 恢 復 す る を 認 あ た.. あ つ た.. 銀 柱 で そ の 平 均 値 は74mm水. 銀柱 で. こ の 際5例. に 於 て は21分 で は18分. にて. に て全 く恢. の 家 兎血 液 降 下 度 は40‑65mm水.

(14) 594. 小. 堀. 菫. 第1図. 第2図. 第9表. 銀 柱 で,そ. 頸動脉毬剔出が過 敏症に及ぼす影響. の 平 均 値 は50mm水. 銀 柱 で あつ. の 成 績 は 第10表. 及 第3図. くで あ る.即 ち,前 実 験 同 様,家. た.. 3). る に,そ. 感作後頸動脉剔出家兎. C群 頸毬剔出後感作 再注射家 兎5例 に. 於 て過敏症発症に際 する血圧 の変動を観察す. 後2分. に示 す 如. 兎 は再 注 射. 前 後 で 血 圧 下 降 を 始 め る が,. A群 に比. し梢 々綬 徐 で あ つ て,次 い で 時 間 と共 に 血圧 ..

(15) 頸 動 脈 毬 剔 出 の 「ア レル ギ ー」 反 応 阻 止機 転 に 関 す る研 究. 第10表. 頸動脉毬剔出が過 敏症 に及ぼす影響. 595. 頸 動脉毬剔出後感作家兎. 第3図. は 漸 次 上昇 し,家 兎47号 復 し,家 兎48号. で は20分. で は19分. で旧態 に. で殆 ん ど 恢 復 しA. も の と 考 へ る.. 次 に第2編. に 於 け る抗 体 産 生 に 関 す る研 究. 群 よ り早 期 に 復 帰 す る の を認 め て,此 際5例. に 於 て,頸 毬 剔 出 が 抗 体 産 生 に 量 的 に は 無 関. の家 兎 血 圧 降 下 度 は40‑64mm水. 係 に し て,反 応 出 現 時 間 の 遅 延,即. 平 均 値 は48mm水. 銀 柱 で その. ち結 合力. の 抑 制 され る こ と を 知 つ た が,こ れ と本 実 験. 銀 柱 で あ つ た.. に 於 け る血 圧 降 下 とを 比 較 す る に,頸 毬 剔 出. 總 括並 に考按. 家 兎に於 て降 下 度が 軽 度 で 且 緩 徐 であ るの. 従 来 気 管 枝 喘 息 の本 熊 に 関 し て は 種 々 な 学 説 が あ げ られ て い るが,現. 今 では 自律神 経 説. と,過 敏 症 説 が そ の主 な る も の と され て居 り, 柳 は 自律 神 経 説 に 基 い てKummcll氏 行 つ た が,こ. は,試 験 管 内 に 於 て 抗 原 の 抗 体 へ の 附 着 が し に くい状 態 に あ る事 実 か らみ て,よ て い る もの と考 へ る.. 手術 を. 結. の手 術 法 は 過 敏 症 発 症 を 実 験 的. に抑 制 し得 な い こ とが 王 置 に よ つ て指 摘 せ ら れ て以 来 追 試 者 も減 少 して き た. 所 が 之 に 反 して,頸 毬 剔 出 術 は 「ア レル ギ. ー」性喘息に著効を期待 し得 ると中山は提 唱 して い るが,そ. の 実 験 的 証 明 は 未 だ 見 られ. ず,従 つ て 私 は 本 編 実 験 に 於 て は じめ て 「ア. く一 致 し. 1). 驗. 頸 毬 剔 出 家 兎 に於 て は,対 照 に比 し再. 注 射 に よ る血 圧 降 下の状 態 は 稍 々緩 徐 で,そ の 降 下 度 は軽 度 で あ る. 2). 頸 毬 剔 出 家 兎 に 於 て は,対 照 に比 し再. 注 射 に よ り降 下 せ る血 圧 の 恢 復 が 早 期 で あ る. 3). 感 作 後 頸 毬 剔 出 家 兎 群 と,頸 毬 剔 出 後. レル ギ ー」 性 喘 息 に 頸 毬 剔 出 術 が そ の発 症 を. 感 作 家 兎 群 との 間 に は著 明 な 差 異 は 認 め られ. 抑 制 的 に作 用 す る もの で あ る こ とを 証 し得 た. な か つ た..

(16) 596. 小. 堀. 菫. 第5編 頸 動 脈 毬 剔 出 の 全 身 過 敏 症 発 症 後 に 於 け る血 清 中 抗 体 量 の消 長 に及 ぼ す 影響 に就 て 後,. 緒言並 に文 献 私 は 第4編 於 て,頸. 毬 剔 出 は これ に 対 して 抑 制 的 に作 用 の 抑 制 現 象 は果 し. て 如 何 な る機 転 に よ る もの な るか,甚 あ る問 題 で あ る.第2編. だ興 味. の実 験 成 績 を見 る. に,頸 毬 剔 出 は 抗 体 産 生 量 に は変 化 を 及 ぼ さ ず,抗. 体 の抗 原 へ の 結 合 力 を減 弱 せ しあ る が. 如 き作 用 あ る と の結 論 を 得 た.し. か ら ば 抗体. 再注 射 に よ る過 敏 症 発 症 後 の 流 血 中 に遊 離 せ る抗 体 量 を測 定 す る こ とに よ り,生 体 内 に 再 注 射 され た抗 原 に対 す る抗 体 の 結 合 量 乃 至 は 結 含状 態 を知 る こ とが 出 来 れ ば,こ. の間 の消. 息 を 究 明 す る こ とが 出 来 る と 考へ,未 に 関 す る丈 献 を 見 な い の で,私. 1時 間,. 2時 間 目 に 於 け る 血 清 中. 沈 降 素 価 を 検 査 し た る に,そ. に 於 け る全 身 過 敏 症 発 症 実 験 に. す る こ と を確 め 得 た が,こ. 30分,. だ此 等. は 本編 に 於 て. の 成 績 は 第11表. の 如 くで あ る. 即 ち, 1.. 本 群 家 兎5例. 素 価,. 64な. 中,再. 注 射 前 の稀 釈 沈 降. る も の2例,. 32な. 2.. 夫 々結 合 帯 相 当 量 の 沈 降 原 再注 射 に よ. る過 敏 症 発 症 後 の 稀 釈 沈 降 素 価 を み る に, 30 分 後 す で に 第4例 とな り,第4例. を 除 き他 の4例 に す べ て2 の み4を. 示 し,大 多 数 に 於 て. 著 明 の 減 少 を 認 め た. 3.. 而 し て時 間 的 に 観 察 す る に, 2時 間 ま. で の 観 察 に 於 て,全 例 に 於 て 全 く稀 釈 沈 降 素 価 の 増 加 を 認 め な か つ た. B.. 感 作 後 頸 毬 剔 出 再 注 射 家 兎 群 に於 け る 血 清 中 沈 降 素 の 消 長 に 就 て.. 感 作 後 頸 毬 剔 出 家 兎群5例. 方 法. 後30分,. 実 験 材 料 と し て は 前 編 に 於 け る全 身 過 敏 症 発 症 実 験 に 使 用 した 家 兎15例. を 引 続 き 本実. 験 に 使 用 した.即. に 分 ち, A群. ち これ を3群. は 健 康 対 照 家 兎, B群 は 感 作 後 頸 毬 剔 出 家 兎, C群 は 頸 毬 剔 出 後 感 作 家 兎 と した. 再注 射 は 何 れ も感 作 後4週. 目 に 行 ひ,再 注. 射 量 は 結 合帯 相 当量 と した.そ. の 他は すべ て. 前 編 に 記 載 した とほ りで あ る. 而 し て これ ら3群 に つ き過 敏 症 発 症 後, 30 分,. 1時 間,. で. あ つ た.. 次 の 如 き 実 験 を試 み た.. 實 驗. る も の3例. 2時 間 の3回. に 亘 り採 血 し,こ. れ ら血 清 中 の結 体 量 を 緒 方 氏 を 以 て 測 定 しそ の 時 間 的 消 長 を 観 察 した.. に 於 て,再 注射. 1時 間, 2時 間 目 に 於 け る 血清 中 沈. 降 素 価 を 検 査 し た る そ の成 績 は 第12表. の如. くで あ る. 即 ち,. 1.. 本 群 家 兎 再 注 射 前 の 稀 釈 沈 降 素 価 は5. 例 何 れ も32で あ つ た. 2 . 夫 々結 合帯 相 当 量 の 沈 降 原 再 注 射 に よ る過 敏 症 発 症 後 の稀 釈 沈 降 素 価 を み る に30 分 後2と. な れ る もの3例,. 4と な れ る もの2. 例 で,稍. 々著 明 の減 少 を示 す が 対 照 に 比 し稍. 々軽 度 で あ つ た . 3.. 而 し て時 間 的 に 観察 す る に, 1時 間 後. 4と な れ る もの1例,他. の4例 は す べ て8と. な り, 2時 間 後 は 全 例 に 於 て8と な り,全 例. 實 駿 A.. 成 績. 対 照 家 兎 再 注 射 後 の血 清 中 沈 降 素 の 消 長 に 就 て,. 感作家 兎5例 に於 て結合帯相 当量の沈降素 を静脉内に再注射 し,過 敏症 発 症 を起 して. に於 て既 に1時 間 目 に 稀 釈 沈 降 素 価 の増 量 を 認 め た. C.. 頸 毬 剔 出 後 感 作 家 兎 に 於 け る血 清 中 沈 降 素 の消 長 に 就 て.. 頸毬 剔出後感作群5例 に於 て,再 注射後,.

(17) 頸 動 脈 毬 剔 出 の 「ア レル ギ ー 」 反 応 阻 止 機 転 に 関 す る研 究. 第11表. 第12表. 頸 動 脉 毬 剔 出 が 沈 降 原 ・沈 降 素 結 合に 及 ぼ す 影 響. 頸 動 脉 毬 剔 出 が 沈 降原 ・沈 降 素 結 合に 及 ぼ す 影 響. 対 照実 験. 感作 後頸 動 脉 毬剔出 家 兎. 597.

(18) 598. 小. 30分,1時. 間,2時. 素 の 消 長 は 第13表 1. 64な. 2.. 堀. 間 口に 於 け る血 清 中 沈 降 の 如 くで あ る.即. る も の3例. 夫 々結 合帯 相 当 量 の 沈 降. しC群 の 第1例. を 除 き)共. に稀 釈 沈降 素価 の. 減 少 度 は対 照 に 比 し稍 々軽 度 で あ る.. ち. 本 群 家 兎 再 注 射 前 の 稀 釈 沈 降 素 価 は, る も の2例,32な. 菫. で あ つ た.. 原 注射 に よ る. 而 して 爾 後 の 沈 降 素 価 の 消 長 を 時 間 的 に 観 察 す る に,対 照 に 於 て は 全 例,全 め な い の に,頸. 毬剔 出 群 に 於 て は,C群. 過 敏 症 発 作 症 後 の 稀 釈 沈 降 素 価 を み る に,30. 例(第1例)を. 分 後2と. 離 せ る沈 降 素 価 の 増 量 を 認 め た.. な れ る も の僅 か に 第1例. の み,他. の. 4例 は す べ て4と な り稍 々著 明 め 減 少 を 示 す が,対. 而 し て 時 間 的 に 観 察 す る に,第1例. み は2時 間 後 も増 加 を 見 な か つ た が,こ 除 き,他. は す べ て1時 間 後4,又. 2時 間 後 は す べ て8と. な り第1例. の れを. すべて 遊. 以 上 の結 果 よ り,頸 毬 剔 出 は 血 清 中 に 遊 離. に 抑 制 す る と同 時 に,一. 度 再注 射 に よ り結 合. した 抗 体 を容 易 に 遊 離 せ しめ る 如 く作 用 す る. は8と な り,. もの と考 へ る こ とが 出 来 る.即 ち 換 言 す れ ば,. を除 き他 の. 頸 毬 剔 出 に よ り,抗 原,抗. 4例 は す べ て 稀 釈 沈 降 素 価 の 増 量 を 認 め た. 4). 除 く他 は,B,C群. の1. せ る抗 体 の 抗 原 へ の 附 着,乃 至 は結 合 を僅 か. 照 に 比 し稍 々軽 度 て あ つ た.. 3.. く増 加 を認. 感 作 後 頸 毬 剔 出 群 と,頸 毬 剔 出 感 作 群. との 間 に は 有 意 の 相 違 は 認 め られ な い.. 体 の結 合 が量 的 に. は ご く僅 少 の 差 で あ るが,質 抑 制 せ られ,抗. 的 に は,顕 著 に. 原,抗 体 の 結 合状 態 が 疎 鬆 と. な る とい ふ こ と が で き る.. 本実験の結果 と前編 に於け る全身過敏症発. 總括並 に考 按. 症実験の結果 とを併せて考察す るに,頸 毬剔. 本 編 に於 け る実 験 成 績 を 総 括 す る に,対 照 に 於 て は1例(第4例)を. 除 き,他. の4例. 出 に よ り血 圧 降 下 度 が 軽 度 とな り,し か もそ. は. の 正 常 血 圧 へ の 恢 復 時 間 が 短 縮 せ られ る事 実. 再 注 射 に よ り稀 釈 沈 降 素 価 の 著 明 の 減 少 を 認. と考 へ 合せ る と き,全 身 過 敏 症 発 症 に 対 す る. め た が,頸 毬 剔 出 群 に 於 て は,B,C,群(但. 頸 毬 剔 出 の 抑 制 機 転 の 本 態 は 一 つ に 抗 原,抗.

(19) 頸 動 脈 毬 剔 出 の 「ア レル ギ ー」 反 応 阻 止 機 転 に 関 す る 研 究. 第13表. 頸動脉毬 剔出が沈降原 ・沈降素結 合に及ぼす影響. 体 結 合 力 の減 弱,乃. 至 は 結 合状 態 の 疎 鬆 に 因. 599. 頸動脉毬剔出後感作 象兎. 合が 強 固 で あ る が ,,頸 毬 剔 出 家 兎 に於 て は 疎 鬆 で あ る.而 し て感 作 後 頸 毬 剔 出 家 兎 群 と,. す る もの と い う こ とが で き る.. 頸 毬 剔 出 後 感 作 家 兎 群 の 間 に は 有 意 の 差異 を. 結. 論. 認 め な い.. 頸毬剔出の全身過敏症発症に於け る血清中 抗 体量の消長に反す影響を検す るに, 1.. 頸 毬 剔 出 家 兎 に 於 て は,再 注 射 に よ る. 抗 体 量 の 減 少 度 は 対 照 に 比 し稍 軽 度 で あ る. 2.. これ を 要 す る に,頸. 毬 剔 出 は,抗 原,. 抗 体 の 結 合量 に は僅 か に抑 制 的 に 作 用 す る に 止 ま るが,そ. の 結 合 状 態 を著 し く疎 鬆な ら し. め る如 く作 用 す る.. 対 照 に 於 て は,再 注 射た よ り一 旦 減 少. した 抗 体 量 は 増 量 しな い が,頸. 毬 剔 出家 兎に. 於 て は容 易 に 増 量 す る. 3.. 4.. 即 ち対 照 に 於 て は,抗. 全編に對する總括並に考按 個 体 の 抗 体 産 生 機 能 と,R.E.S,の. 体 の抗 原 へ の結. 機能 と. の 関 係 に 就 て は 古 くか ら 種 々 論 争 さ れ て い.

(20) 600. 小. る.即. ち,Murplcy. R.E.S,の. and. 堀. 体 産 生 量 に 何 等 の 影 響 を も及 ぼ さず,む. Ellis(1914)は,. 機 能 低 下 は 抗 体 産 生 を 抑 制 す る と. 云 ひ,Rosnthal,. und. 増 加 す る と 述 べ,Jungeblut. 体 産 生 は 反 つ て and. し,或. (1926),吉. は 阻 害. さ れ る と 報 告. 田(1934)は,液. 生 に 対 し,R.E.S,は. し,大. くに これ. の 事 実 は 明 らか に 頸 毬 剔 出 が 遊 離 せ る抗 体 分 子 の,抗 原 へ の 附 着,結. Berlot(1926). は 填 塞 す る 墨 汁 の 量 的 差 異 に よ り抗 体 産 生 は 増 加. 沈 降 反 応 出 現 時 間 の 遅 延 を 認 め,と. しろ. は 感 作 後 頸 毬 剔 出 群 に 於 て 著 明 で あ つ た.こ. Pctzal(1924)はR.E.S,. を 墨 汁 を 以 て 頃 塞 す れ ば,抗. 菫. 村. 性 抗 原 の 抗 体 産. 重 大 な る 関 係 な く,有. 合 を 阻 止 す る如 く作. 用 す る もの と考 へ しめ る もの で あ る. 文 献 に 徴 す る に1930年,Letterer gendorfen.はR.E.S,の. und. Bo. 抗 体 産 生 能 力 と色 素. 攝 取 能 力 は 本 質 的 に 異 な る も の で,色. 素攝 取. 形 抗 原 に 対 して は 稍 著 明 の 影 響 あ る こ とを 発. 能 力 を 以 てR.E.S,の. 表 し た が,そ. 体 産 生 を 論 ず る こ と は 不 可 能 で あ る と述 べ て. (1943)は,有 R.E.S,の. の 後 本 邦 浜 田(1940),川 形 抗 原,液. 口. 機 能 を 判 定 し,特. に抗. 性 抗 原 の 差 異 な く,. い る が,以. 上 の実 験 成 績 は これ を 裏 書 き す る. 機 能 低 下 は各 腫 抗 原 に 対 す る抗 体. も の で,私. は 抗 体 産 生 は,R.E.S,の. 機能 の. 産 生 を 同 一 程 度 に 低 下 せ し め る と報 告 し,現. 外 に 他 の 因 子 の 存在 を 考 へ る の が 至 当 で あ る. 今 で は 一般 に 抗 体 産 生 とR.E.S,の. と 考 へ る.. 機 能 との. 間 に は 何 等 か の 関 係 の 存す る こ とが 認 め られ て い る.. に 於 て頸 毬 剔 出 が. 各 種 「ア レル ゲ ン 」 の 皮 内 反 応 を 以 て検 した. 機 能 に 如 何 な る影 響 を及 ぼ す か を. と こ ろ,予 想 の 如 く,頸 毬 剔 出 後 に は 反 応 の. 探 究 した. 即 ち,気 Rcimenn氏. 減 弱 す る こ とを 認 め た が,こ 管 枝 喘 息 患 者 に 対 し て はAdlcr‑. 原,抗. 法 を 以て,家. 説 明 きれ る と思 ふ.. 兎 に 対 し て は德 光 氏. 法 を 以 て 頸 毬 剔 出 のR.E.S,機 響 を 検 した と こ ろ,前 て,後. に於 て頸毬 剔出 の過 敏症 皮膚 反. 応 に 及 ぼ す 影 響 を 気 管 枝 喘 息 患 者 に つ い て,. 従 つ て 私 は ま ず 第1編 R.E.S,の. 次 に 第3編. 能 に及 ぼ す影. 者 に 於 て は大 部 分 に 於. 者 に 於 て は 全 例 に 於 て,R.E.S,の. 能 は 術 前 に 比 し,或. 機. は 対 照 群 に 比 較 し て,亢. 進 の 状 況 に あ る の を 認 め た.こ. れ も同様 に抗. 体 の結 合が 阻 止 せ ら れ る こ とに依 つ て. 更 に 第4編. に 於 て,家. 兎に つ い て 頸 毬 剔 出. の 全 身 過 敏 症 発 症 に 及 ぼ す 影 響 を検 した と こ ろ,頸. 毬 剔 出 家 兎 に て は 対 照 家 兎 に 比 し,過. 敏 症 発 症 が 軽 度 で,血. 圧 降 下 度 も少 く,血 圧. の事実 は頸毬. 恢 復 時 間 も短 縮 す る こ とを 認 め た.而 か も第. 剔 出 が 決 して 生 体 の 抵 抗 を減 弱 せ しめ る もの. 5編 の 実 験 に 於 て 再 注射 後 の 血号 清 中抗 体量. で な い こ と を意 味 す る点 に 於 て 極 め て 重要 な. は,再. こ と で あ る.. で あ る に拘 らず,頸. 注 射 後2時 間 に於 て,対 照 群 で は 不 変 毬 剔 出 両 群 で は 時 間 と共. 体 産 生 機 能 との 関 係. に 抗 体 量 の 増 加 を 認 め た こ と よ り,全 身 過 敏. に つ い て は 上 述 の 如 く必 ず し も 諸 家 の 意 見 の. 症 発 症 が 頚 毬 剔 出 に よ り抑 制 せ られ る機 転 の. 一 致 を 見 な い .依. 本 態 が 究 明 せ られ た と信 ず る.即 ち 第5編. R.E.S.の. 機 能 と,抗. つ て私 は頸 毬 剔出が抗 体産. 生 に 如 何 な る影 響 を 及 ぼ す か を,第2編. で検. 結 果 と して 頸 毬 剔 出 は,抗. 原,抗. の. 体 の結 合量. に は 僅 に抑 制 的 に 作 用 す る に 止 る が,結 合 状. 討 す る こ と に した. 此 際 使 用 抗 原 の 種 類 に よつ て抗 体 産 生 に 差 異 が あ る こ と は既 に,大 村,吉 て い る と ころ で あ るが,私. 田,が 指 摘 し. は 「ア レル ギ ー 」. 態 を 明 か に 疎 鬆 な ら しめ る事 実 と,第2編. の. 結 果 と して 頸 毬 剔 出 は 抗 体 産 生 量 に は 変 化 を 及 さ な い が,沈. 降 反応 出 現 時 間 を 遅 延 せ しめ. 性 疾 患 に 対 す る頸 毬 剔 出 の 治 効 機 転 を 観 察 せ. る事 実 とか ら,私 は 過 敏 症 抑 制 機 転 の 本 態. ん とす る 目的 か ら,つ. とめ て臨 床的 に一般 的. は,抗 体 産 生 の 減 弱 で な く,そ の結 合 力 の減. 馬 血 清 を 用 ひ る こ とに し. 弱,乃 至 は 結 合状 態 の 疎 鬆 に よ る もの で め る. な る液 性 抗 原,即 た.こ. の 実 験 の 結 果 に よれ ば,頸. 毬 剔出 は抗. と結 論 す る こ とが 出 来 る と信 ず る..

(21) 頸 動 脈 毬 剔 出 の 「ア レル ギ ー」 反 応 阻 止機 転 に 閲 す る研 究. 然 らば 頸 毬 剔 出 に よ る こ の抗 原,抗. 体 合 結. とは,頸. 601. 毬 剔 出 が 生 体 の 抵 抗 を 必 し も減 弱 せ. 力 の減 弱 が,頸 毬 剔 出 に よ り直 接 招 来せ られ. しあ る もの で な い こ と を示 して を り,本 手 術. る もの で あ るか,或. の 応 用 に 対 し光 明 を 与 へ ろ もの と考 へ る.. は 内分 泌 臓 器 や,植 物 神. 経 機 能 を介 し て 二 次 的 に 惹 起 せ られ る もの で. 結. あ るか は 未 だ 本 実 験 に て は 不 明 で あ る が,今 それ らに就 て,二,三,考. 察 を試 み てみ よ. う.. 1). 頸 動 脉 剔 出 後 の 気 管 枝 喘 息 患 者並 に. 兎 のR.E.S,の. 古 賀 は 気管 枝 喘 息 に 対 す る頸 毬 剔 出 術 の作 用機 転 の本 態 は,顕 中 のAdrenalin様. 毬 剔 出 後 に 見 ら れ る血 清. 物 質 の 増 加 に よ る もの で あ. る と提 唱 して 居 り,緒. 方 教 授,杉. 本 はAdre. nalinの 過 敏 症 抑 制 機 転 の 本 態 は そ の 抗 原, 抗 体の 結 合力 の 低 下 に よ る こ とを 証 明 して い る 点 よ り,又,Rcin. und. の 研 究 に よ れ ば,頸. 論 家. 機能 け色素攝 取 能 力 を以 て 判. 定 す れ ば 稍 亢 准 の 状 況 に め る.. 2). 頸 動 脉 毬 剔 家 兎の 抗体 産 生 は,対. 兎 に比 較 して 何 等 の 差 異 を 認 め す,且. 照家. 沈降 反. 応 出 現 時 間 の遅 延 を 認 め る.こ れ は 感 作 後 頸 動 脉 毬 剔 出 家 兎 に 於 て特 に 著明 て あ る. 3). これ ら の. 事実 か ら,R.E.S,の. 色素攝. 取 能 力 と抗 体 産 生 能 力 と は 別 個 の も の と 考 へ. Licbermcister(1932). 動 脉 寳 神 経 損 傷 は 甲状 腺. 機 能 の低 下 を き た し,辻 は 甲状 腺 機 能 低 下 せ. ら れ る.. 4). 気 管 枝 喘 息患 者の 頸 動 脉 毬 剔 出 後 に 於. ば,抗 原,抗 体 反 応 緩 慢 と な り,従 つ て 過 敏. け る各 種 「ア レル ゲ ン 」に よ る過 敏 症 性 皮 膚. 症 発 症 が 抑 制 され る と述 べ て い る.更 に 又 私. 反 応 は,術. が高 全 者 気 枝 管 枝 喘 息患 者 に 頸毬 剔 出 を 行. 5). 前 に 比 し低 下 す る.. 頸動 脉 毬 剔出 家 兎に 於け る全身過 敏症. ひ,術 後 に 発 生 した 全 身 浮 腫 に 対 し,甲 状 腺. 発 症 実 験 で は,対. 剤 の投 与 の み で 著 明 な 浮 腫 の 消褪 を見 た 事 実. 降 下 度 け緩 徐 且つ 軽 度 で,且 つ 軽 度 で,そ. な どか ら,私 は 頸 毬 剔 出 後 に 来 る過 敏 症 抑 制. 血 圧 恢 復 時 間 も短 縮 せ られ る.. 作 用,即 ち,抗 原,抗. 体 の結 合力 の 減 弱 は,. 頸 毬 剔 出 後 に 来る内 分 泌 臟 器,特. に,副 腎,. 6). 照に 比 しそ の 反 応 即ち 血圧. 頸 動 脉 毬 剔 出 の 全身 過 敏 症 発 症 後 に 於. け る 血清 中 の 抗 体 量 の 消 長 に 及 ぼ す 影 響 を見. 甲状 腺 の 機 能 を 介 して 二 次 的 に 招 来 され る も. るに,抗. の て は な い か と考 へ る.な ほHcring,斉. に 作 用 す る に 止 るが,抗. 藤,. の. 原,抗 体 の結 合量 に は 僅 か に抑 制的 原,抗. 体 の 結 合状 態. 桜 沢 の実 験 の 示 す 如 く頸 毬 剔 出 に 必 然 的 に 伴. は 頸 動 脉 毬 剔 出 に 明 か に 疎 鬆 な ら し め られ. ふ 洞神 経 の部 分 的 切 断 も,一 般 副 交 感 神 経 の. る.. 緊 張 低 下 を 来 し,延 い て は 植 物 神 経 機 能 に 影 響 を及 ぼ す とい つ て い る が,こ. れ らが相助 け. 7). 全 身 過 敏症発 症 実 験及 び過 敏症 発症 後. の血 清 中抗 体 量 の 消 長 に 就 ては,頸. 動 脉毬 剔. て過 敏 症 発 症 に 制 禦 的 に作 用 す る もの で は な. 出 後 感 作 の 場 合 と,感 作 後 頸 動 脉 毬 剔 出 の 場. い か と考 へ られ る.然. 合 との 間 に は 著 明 な 差 異 は認 あ られ な い.. Mcchanismusは. しな が ら そ の 途 中 の. 如 何 で あ る に せ よ,頸. が 気 管 枝 喘 息,そ. の 他 の 「ア レ ル ギ ー 」 性 疾. 患 に有 効 に 作 用 す る 機 転 の 直 ち,Formalc. 毬 剔出. Geneseは. 接 の 原 因,即. 本 研 究 に よつ て 明 か. に せ ら れ た も の と信 ず る.. 以 上 本 研 究 に よつ て 頸 毬 剔 出 が 「ア レル ギ ー」 反 応 を 阻 止 せ しむ る こ とが 明 らか に せ ら れ た が,第1編,第2編 R.E.S,の. の 実 験 結 果 に よ り,. 色 素 攝 取 機 能 はむ し ろ亢 進 し,な. ほ抗 体 産 生 を 量 的 に 減 弱 せ し め な い とい ふ こ. 8). 頸 動 脉 毬 剔 出 に よ り全 身 過 敏 症 発 症 が. 抑 制 せ られ る 事 実(第4編. の実 験)と,頸. 動. 脉 毬 剔 出 に よ り,沈 降 反 応 出 現 時 間 の 遅 延 (第2編. の 実 験),並. の 早 期 増 量(第5編. に全身 過敏 症発 症 後抗 体 の 実 験)の. 事 実 は よ く符. 合 して い る. 9). 以 上 の 事 実 か ら,頸. R.E.S,の に,総. 動脉毬剔 出は. 色 素 攝 取 機 能 を 亢 進 せ しめ る と共. て の 「ア レル ギ ー 」性 反 応 に対 し,抑. 制 的 に作 用 す る も の な る こ とを 知 る.而. して.

(22) 602. 小. 堀. 菫. そ の 作 用 機 転 の本 態 は 抗 体 産 生 の 低 下 に よ る. よ り明 か に さ れ た も の と信 ず る.. もの で な く,抗 原,抗 体 の 結合 力 の減 弱,乃. 11). 最 後 に 附 言 す べ き こ とは,頸. 動 脉毬 剔. 至 は 結 合状 態 の疎鬆 に 因 す る も の とい ふ こ と. 出 が 「ア レル ギ ー 」反 応 を 阻 止 す る 一 方,. が 出 来る.. R.E.S.の. 10). これ ら の現 象 が,頸 動. 脉 毬. 剔出に よ り. 直 接 もた ら さ れ る も の な る か,或 器,特. に 副 腎,甲. 体 産 主 を量 的 に抑 制 しな い こ とは,本 手 術 が. は内分 泌臟. 生 体 の抵 抗 を 必 し も減 弱 せ しめ な い こ とを 示. 体 腺 の機 能 を 介 し て,或 は. して を り,本 手 術 の応 用 に対 大 し光 明 を 与 へ る. 植 物 神 経 機 能 を 介 し て 二 次 的 に 惹 起 せ られ る. もの と老 へ る.. も の な るか は 未 だ 不 明 な る も,頸 動 脉 毬 剔 出 が,気 管 枝喘 息,其. の 他 の 「ア レル ギ ー 」性. 疾 患 に 有 効 に 作 用 す る機 転 の 本 態 は 本 研 究 に. 主 1). 2). Adler. u. Exp.. Med.. Med.. f.. 要. Gesam.. 1925年.. Schleyer;. Zeitschr.. 52,. WiHensky; 60,. 4). Zeitschr.. 47,. u. Exp.. 3). Reimann;. Lowras. f.. Gesam.. 1926年.. Zeitschr.. f. Gesam.. Exp.. Med.. 1928年.. Murphy. and. Sturm;. J.. of.. Exp.. Med.. 45,. 1925年. 5). Murphy. and. Ellis;. and. Paker;. J.. of.. Exp.. Med.. 397,. 1914年. 6). Stewart. 7). Standenath;. Am.. Zeit. Immunit.,. 8). Staudeuath;. zeit.. Immunit. 9). Amako;. Zeit.. Roseuthal. und. J.. of.. Path.. 2,. 1926年.. 10). 782, Borchart;. 12). Belak;. 13). Strubel;. 14). Bogendorfer;. 16). u. Exp.. klin.. 柚 木;日. 本 婦 人 科 学 会 雑 誌,第16卷,昭. 157,. Kuwana;. f.. 27). 武 田;実. 験 医 学 会 雑 誌,第14卷,昭. 28). 小 山;日. 本 消 化 器 病 学 会 雑 誌,第33卷,第5号.. 29). 木 下;京. 都 府 立 医 大 雑 誌,第8卷,昭. 30). 今 村;朝. 鮮 医 学 会 雑 誌,第20卷,昭. 436,. 31) 德. 光;日. 本 病 理 学 会 雑 誌,第16卷,第8号.. 32) 德. 光;日. 本 病 理 学 会 雑 誌,第11卷,昭. 和4年.. 33). 石 田;朝. 鮮 医 学 会 雑 誌,第22卷,昭. 和7年.. 34). 大 村;東. 京 医 学 会 雑 誌,第40卷,大. 正15年.. 35). 佐 々 木;岡. 36). 吉 田;東. 京 医 学 会 雑 誌,第48卷,昭. 37). 浜 田;千. 葉 医 学 会 雑 誌,第17卷,1940年.. 38). 川 口;結. 核,第16卷,昭. 山 医 学 会 雑 誌,第42年,昭. 和5年. 和8年.. 和13年.. 40). 阿 部;皮. 膚 性 病 学 雑 誌,第51卷,昭. 41). 緒 方;第. 一 回 生 物 学 寄 生 虫 病 学 聯 合 会 口 演,. 319,. 1920年.. 42). 杉 本;岡. 山 医 学 会 雑 誌,第41年,昭. 和4年.. 1931年.. 43). 杉 本;岡. 山 医 学 会 雑 誌,第44年,昭. 和7年.. 1912年.. 44). 緒 方;岡. 山 医 学 会 雑 誌,第41年,昭. 和4年.. Pharm.. 45). 杉 本;岡. 山 医 学 会 雑 誌,第42年,昭. 和5年.. 46). 辻;日. 47). 和 田;日. 本 内 分 泌 学 会 雑 誌,第8卷,昭. 和7年.. 48). 三 宅;日. 本 内 分 泌 学 会 雑 誌,第8卷,昭. 和7年.. 49). 玉 置;日. 本 外 科 学 会 雑 誌,第32卷,昭. 和6年.. 50). 滝 破;診. 断 と 治 療,第36卷. 51). 三 沢;臨. 床 の 日本,第5卷,昭. 土 屋;綜. 合 医 学,第5卷,昭. 和23年.. 52, 2350,. exp.. Path.. u.. Arch.. f.. exp.. Path.. aus. d.. Med.. Uuiv. Okay. Arb.. aus. d.. Med.. Univ. Okayama.. 1934年.. Heymaun;. 20). Berger. u. 21). Damel. polu;. 22). Frngoni. Munch.. med.. Ergeb.. d.. Harseu;. uud Wien. 田;日. W.. schr.. Physiol.. Allergie.. Zeit. schr.. Hanseu;. f. exp.. Woch.. allergie Schrif.. 光;日. 新 医 学,第19卷,昭. 和4年. 和17年.. 体 染 色 の 研 究.. 本 内 分 泌 学 会 雑 誌,第13卷,昭. 和12年.. ,昭 和23年. 和12年.. 191,. 1929年.. 52). 41,. 1939年.. 53). 中 山;臨. 床 外 科,第1卷,昭. 和22年.. 54). 若 原;綜. 合 医 学,第5卷,昭. 和23年.. 55). 齊 藤;臨. 床 外 科,第2卷,昭. 和22年.. 56). 古 賀;日. 本 臨 床,第6卷,昭. 和23年.. 57). 土 屋;日. 本 臨 床,第6卷,昭. 和23年.. 58). 桜 沢,齊. 藤;医. 59). 中 山;頸. 動 脉 腺(毬),昭. 60). 北 村;臨. 床 と研 究,第26卷,昭. 1940年. Med.. 63,. 1928年.. 1940年. 1636,. 1932年.. 本 内 科 学 会 雑 誌,第16卷,昭. 和3年. 清 野;生. 和8年. 和5年.. Woch.. 1931年.. Ischihara;. 上 田,原. 和5年.. klin.. 1930年.. Arheit.. Rein;. 和3年.. 39) 德. Med.. Wschr.. Bogendorfer.. 19). 25). 26). 1914年.. Woschr.. Gesam.. Arch.. Hering;. 24). f.. Pharm.. 232,. 献. 22,. 1927年.. 18). 23). 文. 1923年.. Wien.. med.. Berl.. ama. 17). 38,. forsch.. petzal;. 1921年.. 意 を表 す.. 昭 和2年.. Zeit.. Letterer u.. 32,. forsch.. Immunit.. Munch.. 124.. 15). forsch.. 稿 を終 るに 臨 み終 始 御 懇 篤 な る御 指 導 と御 校 閲 を 賜 は りた る恩 師 陣 内 教 授 に 衷 心 よ り深 甚 な る感 謝 の. 1924年.. 11). 色 素 攝 取 機 能 を 亢 進 せ し め,且 抗. 学 と生 物 学,昭. 和17年.. 和17年. 和24年..

(23)

参照

関連したドキュメント

本症例における IL 6 および IL 18 の動態につい て評価したところ,病初期に IL 6 は s JIA/ inac- tive より高値を示し,敗血症合併時には IL

一定の抗原を注入するに当り,その注射部位を

にて優れることが報告された 5, 6) .しかし,同症例の中 でも巨脾症例になると PLS は HALS と比較して有意に

方法 理論的妥当性および先行研究の結果に基づいて,日常生活動作を構成する7動作領域より

10例中2例(症例7,8)に内胸動脈のstringsignを 認めた.症例7は47歳男性,LMTの75%狭窄に対し

水素爆発による原子炉建屋等の損傷を防止するための設備 2.1 概要 2.2 水素濃度制御設備(静的触媒式水素再結合器)について 2.2.1

本アルゴリズムを、図 5.2.1 に示すメカニカルシールの各種故障モードを再現するために設 定した異常状態模擬試験に対して適用した結果、本書

例えば、EPA・DHA