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はじめに 横浜市では 外郭団体改革の取組の一つとして 外郭団体の経営状況等の情報公開を行っています この 横浜市外郭団体白書 は 外郭団体の財務状況や人的状況をはじめ 本市の人的 財政的関与の状況及びこれまでの本市における改革への取組など 様々な情報について一覧性を高めるとともに 経年変化も踏まえ分

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横浜市外郭団体白書

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横浜市では、外郭団体改革の取組の一つとして、外郭団体の経営状況

等の情報公開を行っています。

この「横浜市外郭団体白書」は、外郭団体の財務状況や人的状況をは

じめ、本市の人的・財政的関与の状況及びこれまでの本市における改革

への取組など、様々な情報について一覧性を高めるとともに、経年変化

も踏まえ分かりやすく提供するため、

平成 19 年度から発行しています。

横浜市外郭団体全体の状況を把握する資料として御活用ください。

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- 目 次 -

第1章 横浜市外郭団体の状況

第1節 横浜市外郭団体の概要 ... 1 1 外郭団体とは ... 1 2 横浜市外郭団体の定義 ... 1 3 横浜市外郭団体の分類 ... 3 第2節 横浜市外郭団体の財務状況 ... 5 1 資産・負債・純資産の状況 ... 5 2 外郭団体の経営状況 ... 6 3 横浜市からの補助金・委託料の推移 ... 8 4 横浜市からの損失補償額の推移... 9 5 外郭団体の借入金の推移 ... 10 第3節 横浜市外郭団体の人的状況 ... 11 1 役員数の推移 ... 11 2 職員の状況 ... 12 3 固有職員管理職の状況 ... 14

第2章 横浜市における外郭団体改革の取組

第1節 外郭団体の設立及び整理・統合等の状況 ... 15 第2節 これまでの外郭団体改革の取組 ... 16

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第3節 外郭団体を取り巻く環境 ... 19 1 指定管理者制度の導入 ... 19 2 公益法人制度改革 ... 20 3 地方公共団体の財政の健全化に関する法律の施行 ... 21 第4節 現在の主な外郭団体改革の取組 ... 22 1 協約マネジメントサイクルの推進 ... 22 2 人的関与の見直し ... 24 3 今後の外郭団体改革の方向性 ... 25

第3章 横浜市外郭団体の紹介

1 公益財団法人 横浜市男女共同参画推進協会 ... 30 2 公益財団法人 横浜市国際交流協会 ... 31 3 公益財団法人 横浜市体育協会... 32 4 公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団 ... 33 5 公益財団法人 三溪園保勝会 ... 34 6 公益財団法人 横浜観光コンベンション・ビューロー ... 35 7 株式会社横浜国際平和会議場 ... 36 8 公益財団法人 木原記念横浜生命科学振興財団... 37 9 公益財団法人 横浜企業経営支援財団 ... 38 10 公益財団法人 横浜市消費者協会 ... 39 11 公益財団法人 横浜市シルバー人材センター ... 40 12 株式会社横浜インポートマート ... 41 13 横浜市信用保証協会... 42 14 横浜市場冷蔵株式会社 ... 43 15 横浜食肉市場株式会社 ... 44 16 株式会社横浜市食肉公社 ... 45 17 公益財団法人 よこはまユース ... 46 18 公益財団法人 寿町勤労者福祉協会... 47

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19 公益財団法人 横浜市総合保健医療財団 ... 48 20 社会福祉法人 横浜市社会福祉協議会 ... 49 21 社会福祉法人 横浜市リハビリテーション事業団 ... 50 22 公益財団法人 横浜市緑の協会 ... 51 23 公益財団法人 横浜市資源循環公社... 52 24 横浜市住宅供給公社... 53 25 公益財団法人 横浜市建築保全公社... 54 26 横浜シティ・エア・ターミナル株式会社 ... 55 27 横浜高速鉄道株式会社 ... 56 28 一般社団法人 横浜みなとみらい21 ... 57 29 株式会社横浜シーサイドライン ... 58 30 株式会社横浜港国際流通センター ... 59 31 横浜港埠頭株式会社... 60 32 公益財団法人 帆船日本丸記念財団... 61 33 横浜ベイサイドマリーナ株式会社 ... 62 34 横浜ウォーター株式会社 ... 63 35 横浜交通開発株式会社 ... 64 36 公益財団法人 横浜市ふるさと歴史財団 ... 65 37 公益財団法人 よこはま学校食育財団 ... 66

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附属資料

1 横浜市外郭団体別 設立年月日・出資状況一覧 ... 68 2 地方自治法関係条文(抜粋) ... 69 3 横浜市外郭団体の資産・負債・純資産(平成 27 年度決算) ... 70 4 横浜市外郭団体の経営状況(平成 27 年度決算) ... 71 5 横浜市外郭団体 年度別 本市補助金一覧 ... 72 6 横浜市外郭団体 年度別 本市委託料一覧 ... 73 7 横浜市外郭団体 年度別 借入金一覧 ... 74 8 横浜市外郭団体 年度別 損失補償・債務保証残額一覧 ... 76 9 横浜市外郭団体 役員数推移 ... 77 10 横浜市外郭団体 職員数推移... 80 11 横浜市外郭団体の設立及び整理・統合の状況 ... 82 ※数値は、各項目で単位未満を端数調整しているため合計等と一致しない場合があります。

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第 1 章 横浜市外郭団体の状況

第 1 節 横浜市外郭団体の概要

1 外郭団体とは 外郭団体は、社会経済情勢の変化や多様化する市民ニーズに対応し、民間の資金 や人材、経営のノウハウを活用しながら、公共的・公益的な事業やサービスの提供 を効率的・弾力的に行うために設立され、公的サービスを安定的に提供する上で重 要な役割を担っています。 「外郭団体」とは、主に地方公共団体の行政を補完する目的で設立され、資本金 など一定の金額を当該地方公共団体が出資し、業務の円滑な運営を図るために必要 に応じて職員を派遣している法人などに対する呼称として用いられますが、その定 義については、法律等で明確に示されているわけではなく、地方公共団体によって 定義する範囲や呼称が異なります。 地方自治法第 243 条の3では、普通地方公共団体の長は同法第 221 条第 3 項 の法人について、毎事業年度、その経営状況を説明する書類を作成し、議会に提出 しなければならないとされています。地方自治法第 221 条第 3 項では、長は、普 通地方公共団体が出資している法人(同法施行令第 152 条で定める、地方公社や、 資本金(基本金)の 2 分の 1 以上を出資している一般社団法人及び一般財団法人並 びに株式会社、資本金(基本金)の 2 分の 1 以上の債務を負担している一般社団法 人及び一般財団法人並びに株式会社)について、その状況を調査し報告を求めるこ とができるとされています。また、地方自治法第 199 条第 7 項及び同法施行令第 140 条の 7 で、資本金等の 4 分の 1 以上を出資している法人への監査委員による 監査権が規定されています。 これらの地方自治法の規定が、出資法人に対する関与や指導・調整の法的根拠と なっており、多くの地方公共団体が、出資率 25%以上の法人をいわゆる外郭団体 としています。 2 横浜市外郭団体の定義 横浜市外郭団体の定義・分類については、表 1-1-1 のとおりです。 横浜市では、前項1で述べた地方自治法で定められている、出資率が 25%以上 等の団体と、市との人的・財政的な関係から指導・調整が必要な団体として本市が 独自に定めたものを合わせて「外郭団体」としています。 なお、本市の外郭団体は、国又は他の地方公共団体等が主導するもの、主要業務 が終息したことにより事実上解散し専ら清算業務を行うもの及び地方独立行政法人 を除いています。

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2 表 1-1-1 外郭団体の定義・分類 <37 団体:平成 28 年 7 月 1 日現在> ◆外郭団体 <37 団体> 1 本市の出資比率が 25%以上の団体(国又は他自治体の出資比率が本市よりも高い団体、事 実上解散している団体及び地方独立行政法人を除く)<32 団体> (公財)横浜市男女共同参画推進協会 (公財)横浜市体育協会 (公財)横浜市芸術文化振興財団 (公財)三溪園保勝会 (公財)横浜観光コンベンション・ビューロー (公財)木原記念横浜生命科学振興財団 (公財)横浜企業経営支援財団 (公財)横浜市消費者協会 (公財)横浜市シルバー人材センター (株)横浜インポートマート 横浜市信用保証協会 横浜市場冷蔵(株) 横浜食肉市場(株) (株)横浜市食肉公社 (公財)よこはまユース (公財)寿町勤労者福祉協会 【100%】 【61.3%】 【50.0%】 【40.0%】 【35.0%】 【61.6%】 【62.3%】 【100%】 【100%】 【39.8%】 【32.0%】 【49.9%】 【35.7%】 【45.0%】 【95.4%】 【55.0%】 (公財)横浜市総合保健医療財団 (福)横浜市リハビリテーション事業団 (公財)横浜市資源循環公社 横浜市住宅供給公社 (公財)横浜市建築保全公社 横浜シティ・エア・ターミナル(株) 横浜高速鉄道(株) (一社)横浜みなとみらい21 (株)横浜シーサイドライン (株)横浜港国際流通センター 横浜港埠頭(株) (公財)帆船日本丸記念財団 横浜ベイサイドマリーナ(株) 横浜ウォーター(株) 横浜交通開発(株) (公財)横浜市ふるさと歴史財団 【100%】 【100%】 【100%】 【100%】 【100%】 【51.7%】 【63.5%】 【35.1%】 【63.4%】 【45.7%】 【99.9%】 【67.1%】 【51.0%】 【100%】 【100%】 【100%】 2 本市の出資比率が 25%未満の団体のうち、本市が主たる出資者で、主要な役職員に本市職 員等が就任している団体、もしくは、本市が補助金、貸付金、損失補償などの財政的関与を 行っている団体 <3 団体> (株)横浜国際平和会議場 (公財)横浜市国際交流協会 【24.4%】 【21.0%】 (公財)横浜市緑の協会 【 6.7%】 3 非出資団体のうち、その運営費の 2 分の 1 以上が本市からの財政的関与によるもの、もし くは、団体の代表者等に本市職員等が就任しているなど、本市の事務事業と密接な関係を有 し、かつ、本市が主導するもので市長が特に指定する団体 <2 団体> (福)横浜市社会福祉協議会 【非出資】 (公財)よこはま学校食育財団 【非出資】 ※国又は他の地方公共団体等が主導するもの及び主要業務が終息したことにより事実上解散し専ら清算業務 を行うもの及び地方独立行政法人を除く。 ※ 【 】は、本市出資比率 ※ 地方自治法条文については附属資料を参照 ※ 本書における略称は次のとおり (公財):公益財団法人、(一社):一般社団法人、(株):株式会社、(福):社会福祉法人

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3 3 横浜市外郭団体の分類 (1)法人形態別内訳 横浜市外郭団体の法人形態別の状況は、図 1-1-2、表 1-1-4 のとおりです。 本市外郭団体 37 団体のうち、財団法人※が 19 団体で全体の 51%を占め、社団 法人※が 1 団体、株式会社は 13 団体となっています。地方公社は、住宅供給公 社 1 団体です。これら以外に横浜市の外郭団体には、社会福祉法人が 2 団体と個 別法に基づく法人として信用保証協会が含まれます。 ※公益法人等の法人形態については、公益法人制度改革に伴い、一般財団(社団)法人、公益 財団(社団)法人があります。本書では、まとめて財団(社団)法人と表記する場合があり ます。(詳細はP.20 参照) (2)業務分野別内訳 本市外郭団体 37 団体を 7 つの業務分野に分類すると、図 1-1-3、表 1-1-4 のとおりとなります。「産業・流通・コンベンション」関連が 10 団体、「都市づ くり・交通」関連が 8 団体となっています。この2分野で全体のほぼ半分を占め、 そのうち株式会社が 12 団体であり、株式会社のほとんどがこれらの業務分野と なっています。財団法人は、「教育・学術・文化」関連に 7 団体があるほか、全 ての分野において存在しており、その業務分野が多岐にわたっていることを示し ています。(各団体の業務内容については、第 3 章を参照) 図 1-1-3 業務分野別内訳 図 1-1-2 法人形態別内訳

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4 財団法人 社団法人 公益 財団 一般 財団 公益社 団 一般 社団 福祉・保健・医療 5 3 3 2 教育・学術・文化 7 7 7 スポーツ・レクリエーション 2 1 1 1 市民生活・市民活動 3 3 3 環境保全 2 2 2 産業・流通・コンベンション 10 2 2 7 1 都市づくり・交通 8 1 1 1 1 1 5 合     計 37 1 19 19 1 1 13 2 1 ※平成28年7月1日現在 社会福 祉法人 個別法 業 務 分 野 合計 地方 公社 株式 会社 (3)設立年代別内訳 本市外郭団体 37 団体を設立年代別に分類すると、図 1-1-5 のとおりとなり ます。全体の 68%を占める 25団体が昭和 51 年から平成 7 年までの 20 年間 に設立された団体となっています。 (外郭団体の設立及び整理・統合状況は第 2 章第 1 節を参照) 図 1-1-5 設立年代別団体数 表 1-1-4 法人形態・業務分野別団体数

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第2節 横浜市外郭団体の財務状況

1 資産・負債・純資産の状況 (1)資産の状況 資産とは、法人の有する財貨や債権等を指し、貸借対照表の資産の部に流動資 産又は固定資産として計上されます。現金、預金、商品、土地、建物など様々な ものがあります。 平成 27 年度決算における本市外郭団体の資産額の合計は、9,506 億円となっ ています。法人形態別の割合で見ると、表 1-2-1 のとおりですが、信用保証協 会が 4,210 億円で全体の 44%を占め、次いで株式会社が 3,839 億円で全体の 40%、財団法人が 534 億円で全体の 6%となっています。信用保証協会の資産 規模が大きいのは、市内中小企業の保証を引き受けていることによるものです。 株式会社が財団法人に比べ資産規模が大きいのは、自ら土地や建物を所有する団 体が多いためです。 (2)負債の状況 負債とは、法人が負っている債務を指し、貸借対照表の負債の部に流動負債又 は固定負債として計上されます。未払金、前受金、借入金や退職給与引当金等の 会計上の債務などがあります。 平成 27 年度決算における本市外郭団体の負債額の合計は、7,431 億円となっ ています。法人形態別の割合で見ると、表 1-2-1 のとおりですが、信用保証協 会が 3,911 億円で全体の 53%を占め、次いで株式会社が 2,778 億円で全体の 37%、地方公社が 209 億円で全体の3%、財団法人は 139 億円で全体の 2% となっています。信用保証協会の負債は、市内中小企業の保証を引き受けている ことによるものです。株式会社や地方公社の負債には、建設資金等事業資金に要 する借入金などが含まれています。 (3)純資産の状況 資産から負債を差し引いたものが純資産であり、財団法人・社団法人では正味 財産と言います。 平成 27 年度決算における本市外郭団体の純資産額の合計は、2,075 億円とな っています。法人形態別の割合で見ると、表 1-2-1 のとおりです。株式会社が 1,062 億円で全体の 51%を占め、次いで財団法人が 395 億円で全体の 19%、 信用保証協会が 299 億円で全体の 14%となっています。

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6 表 1-2-1 資産・負債・純資産の状況 単位:百万円 地方公社 ( 1団体 ) 34,063( 4%) 20,905( 3%) 13,158( 6%) 財団法人 ( 19団体 ) 53,380( 6%) 13,897( 2%) 39,483( 19%) 社団法人 ( 1団体 ) 10,630( 1%) 1,232( 0%) 9,398( 5%) 株式会社 ( 13団体 ) 383,927( 40%) 277,777( 37%) 106,150( 51%) 社会福祉法人 ( 2団体 ) 47,613( 5%) 38,134( 5%) 9,480( 5%) 信用保証協会 ( 1団体 ) 420,984( 44%) 391,110( 53%) 29,874( 14%) 合 計 ( 37団体 ) 950,598( 100%) 743,055( 100%) 207,543( 100%) ※地方公社:純資産=資本、財団・社団法人:純資産=正味財産、信用保証協会:基本財産+制度改革促進基金+収支差額変動準備金 ※平成27年度の外郭団体の数値を計上している。 (構成比) 資産 (構成比) 負債 (構成比) 純資産 2 外郭団体の経営状況 (1)財団法人・社団法人の経営状況 本市の外郭団体である財団法人・社団法人の経営状況については、事業活動の 遂行や資産運用による正味財産額の増減を見ることとします。 平成 27年度決算における財団法人・社団法人の一般正味財産増減の状況を見 ると、20 団体のうち、当期一般正味財産増減額がプラスの団体が 10 団体、マ イナスの団体が 10 団体となっています。 (2)株式会社の経営状況 本市の外郭団体である株式会社の経営状況は次のとおりです。 ア 当期損益の状況 当期損益とは、経常損益に特別利益、特別損失を加減したものに法人税等を 控除して得られた利益もしくは損失をいいます。なお、経常損益とは、営業損 益(本業による損益)に営業外収益(受取利息等)、営業外費用(支払利息等) を加減して生じた損益をいいます。 平成 27 年度決算における株式会社の当期損益の状況は、表 1-2-2 にある とおり、株式会社 13 団体のうち、12 団体が当期純利益を計上しており、合 計で 22 億円となっています。一方、1 団体が当期純損失を計上しており、額 は 2 億円となっています。 イ 累積損益の状況 平成 27 年度決算における株式会社の累積損益の状況は、表 1-2-2 の繰越 利益剰余金にあるとおり、株式会社 13 団体のうち、4 団体が累積損失を計上 しており、累積損失の合計は 214 億円となっています。これは、本市の外郭

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7 団体である株式会社には、業務分野が流通や交通に関するものが多く、会社創 業時において、建設資金等初期投資に要した借入金に対する支払利息等により 当期純損失を計上し、累積損失となっているためです。近年は、累積損失を計 上していても単年度で当期純利益を計上する団体が増加しており、27 年度決 算では、累積損失を計上している 4 団体のうち、3 団体が当期純利益を計上し ています。 累積損失を計上していない株式会社の 27 年度決算における繰越利益剰余金 の合計は 44 億円となっており、うち 2 団体は株主配当を実施しています。 表 1-2-2 当期損益及び累積損益の状況 当期純利益 当期純損失 当期純利益計上団体の割合 繰越利益剰余金(プラス) 繰越利益剰余金(マイナス) 団体数 12 1 92% 9 4 (参考:6年度)

(11)

(8)

(58%)

(8)

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合計額 (単位:百万円) 2,241 ▲ 178 - 4,416 ▲ 21,363 ※平成27年度の株式会社の数値を計上している。 ※繰越利益剰余金がマイナスのものを累積損失としている。

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8 3 横浜市からの補助金・委託料の推移 横浜市からの補助金・委託料の平成 23 年度から 27 年度の推移は、図 1-2-3 のグラフのとおりです。 補助金については、各外郭団体が、事業・業務の徹底的な見直しをする中で、自 主財源の確保や経費の節減を図り、自らの公益的使命を果たしていくよう経営改善 に取り組んでおり、その効果として減少傾向にありましたが、27 年度は 99 億円 と、26 年度と比べて 1 億円の増となっています。 また、委託料については、外郭団体の管理運営する指定管理施設数や業務量に増 減があることなどから、年によって若干の変動があり、27 年度は 476 億円と、 26 年度と比べて 10 億円の増となっています。 図 1-2-3 横浜市からの補助金・委託料の推移

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9 4 横浜市からの損失補償額の推移 損失補償とは、外郭団体等が事業執行に必要な資金を金融機関等から調達する場 合に、その償還について金融機関等が損失を被ったときに、金融機関等に対してそ の損失を補償することをあらかじめ約束することです。横浜市として、公益に資す る事業を円滑に推進する事業資金を低利かつ安定的に調達することを可能とするた め設定するものです。 外郭団体への損失補償年度末残額は、図 1-2-4 のとおり、平成 23 年度の 1,761 億円から、27 年度は 905 億円となっており、23 年度と比較して 856 億円の減 少、49%減となっています。 なお、主要業務が終息したことにより事実上解散し専ら清算業務を行うものとし て、(一財)横浜市道路建設事業団は 17 年度から、(公財)横浜市建築助成公社は 18 年度から外郭団体とはしていませんが、両団体を含めると、27 年度は 1,880 億円 となっています。 図 1-2-4 損失補償残額の推移

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10 5 外郭団体の借入金の推移 外郭団体は、金融機関等から直接資金を調達し、施設整備など様々な事業を行っ ています。 外郭団体の各年度末時点における長期借入金の状況は、図 1-2-5 のとおり平成 23 年度の 3,469 億円から、27 年度は 1,881 億円となっており、23 年度と比 較して、1,588 億円の減少、46%減となっています。 外郭団体の借入金については、繰上返済による早期完済や、低利率への借換えに よる金利負担軽減などを図り、削減を進めています。 なお、主要業務が終息したことにより事実上解散し専ら清算業務を行うものとし て、(一財)横浜市道路建設事業団は 17 年度から、(公財)横浜市建築助成公社は 18 年度から外郭団体とはしていませんが、両団体を含めると、27 年度は 3,369 億円 となっています。 図 1-2-5 外郭団体の借入金の推移 ※ 長期借入金の年度末額(1 年以内返済長期借入金含む)

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第3節 横浜市外郭団体の人的状況

1 役員数の推移 外郭団体の常勤役員数(各年度とも7月 1 日現在の状況)については、図 1-3-1・ 表 1-3-3 のとおり、平成 24 年度の 109 人から 28 年度は 102 人となっており、 28 年度は 24 年度と比較して7人の減少、6%減となっています。28年度の市退 職者の常勤役員数は 47 人となっており、24 年度と比較して 10 人の減少となっ ています。 図 1-3-1 外郭団体常勤役員数の推移 非常勤役員数は、図 1-3-2・表 1-3-3 のとおり、平成 24 年度の 329 人から 28 年度は 276 人となっており、28 年度は 24 年度と比較して 53 人の減少、1 6%減となっています。28 年度の市現職の非常勤役員数は、24 年度に比べ 22 人 の減少、41%減となっています。また、市退職者の非常勤役員数は 31 人となって おり、24 年度と比較して 6 人の減少となっています。 図 1-3-2 外郭団体非常勤役員数の推移

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12 表 1-3-3 外郭団体役員数の推移と増減 24年度 25年度 26年度 27年度 28年度 24年度、 28年度 増減 24年度、 28年度 増減率 109 107 106 104 102 △ 7 △ 6% 市派遣 7 7 7 8 8 1 14% 市退職者 57 53 52 48 47 △ 10 △ 18% その他 45 47 47 48 47 2 4% 329 307 282 277 276 △ 53 △ 16% 市現職 54 49 37 35 32 △ 22 △ 41% 市退職者 37 34 29 31 31 △ 6 △ 16% その他 238 224 216 211 213 △ 25 △ 11% 合 計 438 414 388 381 378 △ 60 △ 14% 40 40 38 37 37 - -※各年度とも7月1日現在 常勤役員数 非 常 勤 役 員 団 体 数 2 職員の状況 (1)職員数の推移 外郭団体の職員数(各年度とも7月 1 日現在の状況)については、図 1-3-4・ 表 1-3-5 のとおりです。平成 28 年度は 2,777 人となっており、24 年度の 2,644 人と比較して 133 人の増加となっています。 24 年度に対する 28 年度の職員数の内訳を見ると、市派遣職員、市退職者と もに減少しているのに対し、固有職員は 9%増となっており、固有職員の割合が 高まっています。 図 1-3-4 外郭団体職員数の推移

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13 表 1-3-5 外郭団体職員数の推移と増減 24年度 25年度 26年度 27年度 28年度 構成比 24年度、 28年度 増減 24年度、 28年度 増減率 2,644 2,687 2,696 2,720 2,777 100% 133 5% 固 有 2,291 2,348 2,373 2,420 2,489 90% 198 9% 市派遣 102 98 91 83 80 3% △ 22 △ 22% 市退職者 130 114 103 92 90 3% △ 40 △ 31% その他 121 127 129 125 118 4% △ 3 △ 2% 40 40 38 37 37 - - -※各年度とも7月1日現在 職 員 数 団 体 数 (2)職員数別団体数内訳 平成 28 年度の外郭団体 37 団体における職員数別団体数の状況は、図 1-3-6 のとおりです。職員数 50 人未満の団体が 60%を占めています。 なお、200 人以上の団体は、横浜市社会福祉協議会、横浜市リハビリテーショ ン事業団の社会福祉法人 2 団体と、横浜交通開発株式会社の計 3 団体です。 図 1-3-6 外郭団体職員数別団体数内訳

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14 3 固有職員管理職の状況 外郭団体の管理職の状況は、表 1-3-7 のとおりです。外郭団体の自主的・自立 的経営を進めていくために、本市においては、各団体での人材育成の促進を掲げ、 団体の固有職員の管理職登用を進めています。 平成 28 年度の外郭団体職員数において、全職員 2,777 人のうち 415 人が管理 職(課長以上)であり、そのうち固有職員が 317 人と全体の 76%を占めています。 これは、平成 24 年度の 70%と比べて 6 ポイント増となっています。 表 1-3-7 外郭団体管理職の状況 平成28年7月1日現在

固有

2,489

317

76%

(参考:24年度)

(2,291)

(292)

(70%)

市派遣

80

33

8%

市OB

90

43

10%

その他

118

22

5%

合計

2,777

415

100%

(参考:24年度)

(2,644)

(416)

(100%)

区分 職員数 うち管理職数 構成比

(21)

15

第2章 横浜市における外郭団体改革の取組

今日、外郭団体を取り巻く環境は大きく変化しており、団体は危機感を持って経営改 善に取り組み、一層の効率的・効果的な公的サービスを実現することなどが求められて います。本章では、本市におけるこれまでの外郭団体改革の取組を概観します。

第1節 外郭団体の設立及び整理・統合等の状況

横浜市の外郭団体は、昭和 9 年に最初の株式会社が設立され、昭和 30 年度末まで に8団体になっています。その後、多様化する市民ニーズに対応するため、本市が直 接事業を実施するよりも事業効果が上げられる場合などに、外郭団体を設立して直営 業務の外部化を図りました。また、昭和 50 年代以降は、昭和 61 年施行のいわゆる 「民活法」やNTT株式売却益をもとにする無利子融資に関する法整備などにより外 郭団体数はさらに増加し、平成5年度末(~7 年度末)にはピークの 67 団体となり ました。 一方、本市は昭和 60 年度以降、行政改革の一環として、団体新設の抑制や既存団 体の活性化、削減目標を掲げての整理・統合など外郭団体改革に取り組んでおり、 平成 8 年度以降は団体数が減少し、平成 27 年度末時点では 37 団体となっています。 図表 2-1-1 設立及び整理統合状況 S30 S40 S50 S60 H2 H7 H12 H17 H22 H23 H24 H25 H26 H27 地方公社 0 0 2 2 2 2 2 2 2 2 2 1 1 1 財団法人 3 5 12 31 36 40 32 24 22 22 21 20 20 19 社団法人 0 2 3 3 2 2 1 0 1 1 1 1 1 1 株式会社 2 4 6 12 17 19 18 14 12 12 13 13 13 13 社会福祉法人 1 1 1 1 2 2 3 3 2 2 2 2 2 2 個別法 2 2 2 2 2 2 2 1 1 1 1 1 1 1 年度末団体数 8 14 26 51 61 67 58 44 40 40 40 38 38 37

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第2節 これまでの外郭団体改革の取組

これまでの外郭団体の改革の取組をまとめると、以下のとおりです。 表 2-2-1 外郭団体改革の取組 年度 計画名 主な取組内容 年度末 団体数 整理・統合を行った団体 昭和60年度 ~ 平成元年度 横浜市行政 管理指針 ■団体の新設の抑制 ■既存団体の一層の 活性化 ■整理・統合等の積 極的な検討 62 (元年 度) ■昭和 61 年度 ・(財)横浜市学校建設公社が解散し、(財) 横浜市建築保全公社に業務移管 ■昭和 62 年度 ・(財)横浜駅東口開発公社が解散し、横 浜新都市センター(株)と統合 ■昭和 63 年度 ・(財)横浜海洋科学博物館の解散 ■平成元年度 ・ポートヨコハマ130(株)の解散 ・(財)横浜博覧会協会の解散 平成 7 年度 横浜市行政 改革推進指 針 ■外郭団体の整理・ 統合の推進 ■既存団体の積極的 活用 ■研修制度の充実 ■財源の確保等、経 営の安定化 67 (7年 度) 平成8年度 ~ 平成10年度 横浜市行政 改革実施計 画 (7年度の 横浜市行政 改革推進指 針に基づき 策定) ■3年間で 67 団体 の1割を削減 ■試験による昇任・ 昇格制度の導入 60 (10 年度) ■平成8年度 ・(財)鶴見会館、(財)横浜工業館、(財) 横浜市金沢産業振興センターを(財)横浜 産業振興公社に統合 ■平成 9 年度 ・(社)横浜国際観光協会が解散し、(財) 横浜コンベンション・ビューローと統合 ■平成 10 年度 ・(財)横浜開港資料普及協会が解散し、 (財)横浜市ふるさと歴史財団と統合 ・(財)大佛次郎記念会が解散し、(財)横 浜市文化振興財団と統合 ・(財)横浜産貿ホールが解散し、(財)横 浜産業振興公社と統合

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17 年度 計画名 主な取組内容 年度末 団体数 整理・統合を行った団体 平成11年度 ~ 平成14年度 横浜市行政 改革推進計 画 ■60 団体の 10% を削減 ■補助金の見直し ■利用料金制度の円 滑な運用 ■役員数の 10%以 上の見直し 55 (14 年度) ■平成 12 年度 ・(財)横浜・神奈川総合情報センターの 出捐金及び業務の一部移管(関与解消) ・横浜港木材倉庫(株)の出資引き上げ(関 与解消) ■平成 13 年度 ・(財)横浜市福祉文化事業団の解散 ・(財)横浜市美術振興財団が解散し、(財) 横浜市文化振興財団と統合 ■平成 14 年度 ・(株)メディアシティー横浜の解散 平成15年度 ~ 平成18年度 新時代行政 プラン・アク ションプラ ン ■整理・統合・あり 方検討等の推進 ■特定協約団体マネ ジメントサイクルの 導入 ■本市退職者の役員 の退職慰労金の廃止 42 (18 年度) ■平成 15 年度 ・(財)横浜市救急医療センターが解 散し、(財)横浜市総合保健医療財団 と統合 ・(財)横浜市在宅障害者援護協会が 解散し、(福)横浜市社会福祉協議会 と統合 ■平成 16 年度 ・(社)横浜ボランティア協会と(財) 横浜市青少年科学普及協会が解散 し、(財)横浜市青少年育成協会の設 立 ・(財)港北ニュータウン生活対策協 会の解散 ・(財)横浜市道路建設事業団の事実 上の解散 ・(株)横浜スタジアムが民間主体の 運営に移行 ・横浜市民共済生活協同組合が民間 主体の運営に移行 ■平成 17 年度 ・(財)横浜市勤労福祉財団の事実上 の解散 ・(財)横浜市建築助成公社と横浜市 住宅供給公社の事務統合((財)横浜 市建築助成公社の事実上の解散) ・(株)横浜アリーナが民間主体の運 営に移行 ・(株)産業貿易センターが民間主体 の運営に移行

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18 年度 計画名 主な取組内容 年度末 団体数 整理・統合を行った団体 ■平成 18 年度 ・(財)横浜市スポーツ振興事業団が 解散し、(財)横浜市体育協会と統合 ・(福)横浜市福祉サービス協会が民 間主体の運営に移行 ・横浜川崎曳船(株)が民間主体の運 営に移行 平成18年度 ~ 平成22年度 横浜市中期 計画(平成18 年) ■特定協約団体マネ ジメントサイクルに よる見直しの継続 ■「外郭団体白書」 の発行 ■本市退職者の再就 職状況の公表 40 (22 年度) ■平成 20 年度 ・(財)横浜市防災指導協会を(社)横浜 市火災予防協会に統合し、民間主体 の運営に移行 ■平成 22 年度 ・横浜新都市センター(株)が民間主 体の運営に移行 ・(財)横浜市臨海環境保全事業団が 解散し、(財)横浜市緑の協会と統合 平成22年度 ~ 平成25年度 横浜市中期 4 か年計画 ( 平 成 22 年) ■「横浜市外郭団体 等経営改革委員会」 の提言を受けた統廃 合を含む外郭団体経 営改革の取組 ■特定協約団体マネ ジメントサイクルに よる経営改善 ■外郭団体に対する 人的支援の適正化 38 (25 年度) ■平成 25 年度 ・(財)横浜開港 150 周年協会の解散 ・横浜市土地開発公社の解散 平成26年度 ~ 横浜市中期 4か年計画 ( 平 成 26 年) ■横浜市外郭団体等 経営向上委員会の設 置 ■協約マネジメント サイクルの改善 37 (27 年度) ■平成 27 年度 ・(一財)ケーブルシティ横浜が解散 し、(一社)横浜みなとみらい 21 と 統合 ・横浜港埠頭(株)を新設分割し、横 浜川崎国際港湾(株)を設立 (注)団体名称等は当時のものを表記

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第3節 外郭団体を取り巻く環境

1 指定管理者制度の導入 (1)経過 平成 15 年 6 月に地方自治法が改正(同年9月施行)され、民間事業者を含む 団体に公の施設の管理を委ねることができるようになりました。 本市では、指定管理者制度の円滑な導入に向けて「『公の施設』管理運営主体に ついての指針」(平成 15 年9月)の策定などを行ってきましたが、今後の制度運 用の基本的な考え方を定めるものとして、平成 21 年 10 月に「横浜市指定管理 者制度運用ガイドライン」を策定しました。 なお、指定管理者の選定については公募を原則とし、公平性・透明性を確保す るため、外部委員により構成される選定委員会で実施することとしています。 (2)導入状況(平成 28 年 4 月現在) 指定管理者指定済 932 施設のうち、228 施設 24%の施設で外郭団体が指定 管理者(単独)となっています。 管理運営主体の内訳は図 2-3-1 のとおりです。 図 2-3-1 指定管理者指定済 932 施設の管理運営主体 ※ 共同事業体の 91 施設のうち、外郭団体は 9 施設に参画しています。 (3)現状 本市の指定管理者制度を導入している施設は、現在、多くの施設が 3 期目の指 定期間(平成 28 年度から平成 32 年度まで)による運営を行っています。 指定管理者となった外郭団体では、これまでのノウハウを生かし、より一層の 市民サービスの向上を目指すとともに各施設の設置の目的をより効果的・効率的 に達成していくことが求められています。

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20 2 公益法人制度改革 旧来の公益法人制度(旧民法第 34 条に基づいた法人)では、各主務官庁が公益 法人の設立許可等を行う仕組みとなっていましたが、平成 20 年 12 月 1 日からの 新たな制度では、法人の設立について、これまでの許可主義に代わり、準則主義(登 記)により法人(一般社団法人、一般財団法人)を設立できるとともに、法人の申 請により第三者機関の客観的な意見に基づき内閣総理大臣又は都道府県知事が公益 性の認定をしたものが、公益社団法人・公益財団法人となります。 公益法人制度改革の概要図は図 2-3-2、公益法人制度改革の経緯・スケジュール は表 2-3-3 のとおりです。 図 2-3-2 公益法人制度改革の概要図 表 2-3-3 公益法人制度改革の経緯・スケジュール 平成 18 年6月 ・法律の公布 平成 19 年9月 ・公益法人制度改革関係政令、内閣府令の公布 平成 20 年 4 月 ・内閣府公益認定委員会において、公益認定等に関する運用に ついて(公益認定等ガイドライン)及び「公益法人会計基準」 の運用基準の決定 平成 20 年 11 月 ・新しい公益法人制度の申請受付開始(11 月 4 日から) ・「横浜市外郭団体の公益法人への移行に関する指針」を策定 平成 20 年 12 月1日 ・法律の施行(現存公益法人移行開始:認定、認可までは特例 財団法人・特例社団法人へ移行) 平成 21 年 6 月 ・内閣府「新公益法人制度における全国申請状況」公表 平成 25 年 11 月 30 日 ・移行期間終了 本市の外郭団体は、平成 25 年 10 月 1 日時点ですべての財団法人・社団法人が 移行を完了しました。 (従来) (現行) ・主務官庁が設立許可及び 指導監督を行う。 ・公益性の有無についても 主務 官庁が自 由に判断 す る。 ・公益性の有無につき、有識者による 合議制の委員会(公益認定等委員会) の意見に基づき内閣総理大臣又は都 道府県知事が認定する(主務官庁制を 廃止、統一的な判断、明確な基準を法 定) ・ 行政庁による監督あり ・ 準則主義(登記のみで設立) ・ 行政庁による監督なし 平成20年12月(法 律の施行)から 5年以内に移行 組織再編、解散 社団法人・財団法人 公益社団法人・公益財団法人 一般社団法人・一般財団法人

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21 公 営 事 業 会 計 一部事務組合・広域連合 地方公社・第3セクター等 公 営 企 業 会 計 横浜市 健全化法 特 別 会 計 地方財政法 一般会計 特 別 会 計 公 営 企 業 会 計 一 般 会 計 等 実 質 赤 字 比 率               連 結 実 質 赤 字 比 率                   実 質 公 債 費 比 率                       将 来 負 担 比 率     資 金 不 足 比 率 外郭団体該当部分 3 地方公共団体の財政の健全化に関する法律の施行 地方公共団体の財政の健全化に関する法律(平成 21 年4月1日全面施行、以下 「財政健全化法」という)は、地方公共団体の財政の健全性に関する比率の公表の 制度を設け、当該比率に応じて、地方公共団体が財政の早期健全化等を図るための 計画を策定する制度を定めるとともに、当該計画の実施の促進を図るための行財政 上の措置を講ずることにより、財政の健全化に資することを目的としています。 市長は、毎年度、以下の健全化判断比率を監査委員の審査に付した上で、市会に 報告し、公表しなければなりません。 表 2-3-4 健全化判断比率と対象 表 2-3-5 27 年度決算に基づく健全化判断比率 健全化判断比率 実質赤字 比率 連結実質赤字 比率 実質公債費 比率 将来負担 比率 横浜市 - - 17.0% 175.6% 早期健全化基準 (11.25%) (16.25%) (25.0%) (400.0%) 財政再生基準 (20.00%) (30.00%) (35.0%) 将来負担比率は、一般会計等が将来負担すべき実質的な負債の標準財政規模に 対する比率であり、その分子となる将来負担額には、「設立した一定の法人の負債 の額、その者のために債務を負担している場合の当該債務の額のうち、当該法人 等の財務・経営状況を勘案した一般会計等の負担見込額」が入っています。本市 ではこれまでも補助金の削減や損失補償額の削減に努め、各団体は自主的・自立 的な経営を目指すなかで、経営の健全化を図ってきましたが、今後も、より一層 の効率的、効果的な経営を図る必要があります。 健全化判断 比率 趣旨 実質赤字 比率 一般会計等を対象とした実質赤字 額の標準財政規模に対する比率 連結実質赤字 比率 全 会 計 を 対 象 と し た 実 質 赤 字 額 (又は資金の不足額)の標準財政 規模に対する比率 実質公債費 比率 (3 か年平均) 一般会計等が負担する元利償還金 及び準元利償還金の標準財政規模 に対する比率 将来負担 比率 一般会計等が将来負担すべき実質 的な負債の標準財政規模に対する 比率

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第4節 現在の主な外郭団体改革の取組

1 協約マネジメントサイクルの推進 (1)協約マネジメントサイクル 本市では、各外郭団体が一定期間における主要な経営目標を本市との「協約」とし て掲げ、団体経営の向上を促進することを目的として「協約マネジメントサイクル」 の取組を進めています。 図 2-4-1 協約マネジメントサイクル この取組は、15 年 10 月に策定された「新時代行政プラン・アクションプラン」 の一環として導入され、その後3期にわたり運用してきましたが、26 年度には、横 浜市外郭団体等経営向上委員会(※)での審議を経て、従来の課題等を踏まえた仕組み の改善を行い、27 年度から新たな協約の取組を進めています。 表 2-4-2 27 年度からの新たな協約の取組に係る改善内容 現在の協約 従来の協約 協約の位置づけ及 び策定プロセス 市の方針と協約目標を一体のもの として、市と団体が協議して策定 市が示す改革方針をもと に団体が協約目標を設定 協約期間 3 年を基本として、団体の実状を踏 まえた期間を個別に設定(最長 5 年) 全団体で同一の期間(3 年) を設定 評価手法 毎年度、「横浜市外郭団体等経営向 上委員会」で点検を実施し、経営全 体に係る総合的な評価を実施 協約期間終了後、監査法人 を活用した数値に基づく 客観的な評価を実施。 ※ 従来の協約は、16~18 年度、19~22 年度、23~25 年度の 3 期に渡り取組を進め、26 年度 は単年度の計画である年次計画の推進に取り組みました。 ※ 横浜市外郭団体等経営向上委員会 外郭団体等の適正な経営の確保を図り、また、各団体に適切に関与することが できるよう、市長の諮問に応じて専門的・客観的立場から検討するため、平成 26 年9月に施行した「横浜市外郭団体等経営向上委員会条例」に基づく附属機 関として同年 10 月に「横浜市外郭団体等経営向上委員会」を設置しました。

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23 現在の協約マネジメントサイクルについては、市と団体が協議し、一定期間(2~ 5年)における「団体経営の方向性及び協約」を定め、それらに基づき取組を進める こととしています。 表 2-4-3 各団体の団体経営の方向性 【民間主体への移行に向けた取組を進める団体】(5団体) (株)横浜インポートマート、横浜市場冷蔵(株)、横浜シティ・エア・ターミナル(株)、 (株)横浜港国際流通センター、横浜ベイサイドマリーナ(株) 【事業の再整理・重点化等に取り組む団体】(5団体) (公財)横浜市体育協会、(公財)横浜企業経営支援財団、(公財)よこはまユース (公財)寿町勤労者福祉協会、横浜市住宅供給公社 【引き続き経営の向上に取り組む団体】(26 団体) (公財)横浜市国際交流協会、(公財)横浜市男女共同参画推進協会、(公財)横浜市芸術文化振興財団、 (公財)三溪園保勝会、(公財)横浜観光コンベンション・ビューロー、(株)横浜国際平和会議場、 (公財)木原記念横浜生命科学振興財団、(公財)横浜市消費者協会、(公財)横浜市シルバー人材センター、 横浜市信用保証協会、横浜食肉市場(株)、(株)横浜市食肉公社、(公財)横浜市総合保健医療財団、 (福)横浜市社会福祉協議会、(福)横浜市リハビリテーション事業団、(公財)横浜市緑の協会、 (公財)横浜市資源循環公社、(公財)横浜市建築保全公社、横浜高速鉄道(株)、 (一社)横浜みなとみらい21、(株)横浜シーサイドライン、(公財)帆船日本丸記念財団、 横浜ウォーター(株)、横浜交通開発(株)、(公財)横浜市ふるさと歴史財団、 (公財)よこはま学校食育財団 ※1 横浜港埠頭(株)については、28 年度から取組を進めることとして、現在策定中です。 ※2 各団体の「団体経営の方向性及び協約」は、市ホームページ参照 URL:http://www.city.yokohama.lg.jp/somu/org/gyosei/gaikaku/ これらに基づく各団体の取組結果については、毎年度、横浜市外郭団体等経営向上 委員会を活用し、総合的な評価を行います。横浜市外郭団体等経営向上委員会は、協 約に掲げた目標の達成状況に加え、「経営全般の健全性」や「環境の変化への対応」 を含めた評価を行い、助言を付与します。外郭団体及び所管局は、それらに基づき、 事業の一層の充実や見直しを図るなど、必要な対応を取ることとなります。 表 2-4-4 総合評価結果の分類 分類 考え方 ① 団体経営の方向 性の見直しが必要 団体の公益的使命の達成等に非常に大きな課題が生じており、所 管局が主体となった事業のあり方等の再整理や重点化等に取り組 む必要がある ② 協約の見直しが 必要 大きな環境の変化を踏まえ、指標の見直しや目標値の修正が必要 ③ 取組の強化や課 題への対応が必要 協約の取組状況に大きな課題があり、目標達成に向けて取組を強 化する必要がある ④ 引き続き取組を 推進 協約の取組状況及び団体経営ともに現時点では大きな課題がなく 順調であり、引き続き取組を推進する このように、本市では、協約マネジメントサイクルを活用しながら、市と外郭団体 が一体となって、絶えず経営向上を図ることとしています。

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24 2 人的関与の見直し (1)市退職者の再就職に関する見直し 外郭団体の更なる活性化を図るため、経営改善などに向けた取組を進めていく 一環として、市退職者の外郭団体等への再就職について、適正化に向けた取組を 行っています。 ① 在職期間の適正化 役員・職員とも在職期間は 65 歳を上限とします。ただし、副市長経験者は、 上記にかかわらず再就職後4年間を上限とします。なお、副市長経験者の再就 職先については市会に報告します。 平成 28 年 7 月 1 日時点で、全 174 ポストのうち、171 ポスト(98%) が適正化されています。 ② 報酬の適正化 再就職者の役員報酬(年収)は、副市長等特別職:900 万円、区局長級: 740 万円、部長級:630 万円を上限とします。 平成 28 年 7 月 1 日時点で、全 174 ポストにおいて適正化されています。 ③ 兼務の解消 2 団体以上の役員兼務は行わないこととしました。ただし、無報酬の非常勤 役員との兼務は除きます。(平成 22 年度当初に達成済) (2)人材登用・育成の検討と推進 適材適所の人材活用を推進し、計画的人材育成に基づく内部登用などを積極的 に進めています。

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25 3 今後の外郭団体改革の方向性 (1)市の総合計画における外郭団体改革の位置づけ 「横浜市中期4か年計画 2014~2017」では、「外郭団体改革の徹底」が掲げ られており、従来の自主的・自立的な経営に向けた取組を進めるだけでなく、市と の連携を十分に図りながら市民サービスの向上に取り組んでいく方向性が示されて います。 具体的な取組としては、27 年度に協約マネジメントサイクルを改善し、28 年度 から、横浜市外郭団体等経営向上委員会を活用して総合的な評価を行うこととしま した。また、外郭団体に対する関与のあり方の見直しについて検討を進めます。 (2)国の第三セクター改革の方向性 平成 26 年8月5日付総務大臣通知「第三セクター等の経営健全化の推進等につ いて」(総財公第 101 号)によると、外郭団体等について、「自らの判断と責任に よる効率化・経営健全化に取り組むことが必要」とされています。 また、外郭団体等は、「健全な経営が行われる場合には、公共部門において民間の 資金やノウハウを活用するための有力な手法の一つ」であり、「適切な経営が行われ ることを前提として」外郭団体等を活用することも重要であることから、「効率化・ 経営健全化と・・・活用の両立に適切に取り組まれるよう」求めています。 「横浜市中期4か年計画 2014~2017」行政運営分野「外郭団体改革の徹底」(抜粋) 【目標】(目指すべき姿) 外郭団体への関与のあり方を見直すことにより、外郭団体が自主的・自立的な経営の確立を目指 す団体や連携を強化する団体等に再整理され、公的サービスの担い手としての専門性や公益性な どの強みが最大限発揮されています。 【取組の方向】 ■外郭団体とのコミュニケーションをさらに深めるため、現場の意見を聞くなどの取組を進める とともに、外部の専門家による助言や人材育成の支援を行い団体の経営強化を図ります。 ■自主的・自立的な経営の確立を目指す団体や連携を強化する団体など、それぞれの位置付けに 応じた本市の関与を検討するほか、協約によるマネジメントサイクルについて実効性や有効性 の確保を図る仕組みを検討します。 ■全ての団体について時代の変化にも対応した団体の役割を改めて検証し、団体ごとの経営改革 の方向性を示します。 ■これらの検討や検証については、外部の専門家など第三者の意見を取り入れながら進めます。 【主な取組】 ■第三者の視点を取り入れる仕組みの構築 ■関与のあり方の見直し ■財政的・人的関与の適正化 ■外郭団体等の整理に向けた取組

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26 《参考資料》 横浜市外郭団体等経営向上委員会条例 平成 26 年 9 月 25 日 横浜市条例第 44 号 (設置) 第1条 外郭団体等(横浜市(以下「市」という。)が資本金、基本金その他これらに準ず るものの4分の1以上を出資している法人又は業務の全部若しくは一部が市の事務若し くは事業と密接な関連を有する団体のうち、市がその施策の推進を図るため、その運営 に関与するものとして市長が認めるものをいう。以下同じ。)のより適正な経営の確保を 図るとともに、外郭団体等に対して適切な関与を行うため、市長の附属機関として、横 浜市外郭団体等経営向上委員会(以下「委員会」という。)を置く。 (所掌事務) 第2条 委員会は、市長の諮問に応じて、前条の目的を達成するため、次に掲げる事項に ついて調査審議し、答申し、又は意見を具申する。 (1) 外郭団体等のより適正な経営を確保するための仕組み及び外郭団体等に対する市の 関与の在り方に関すること。 (2) 外郭団体等の経営に関する方針等及びその実施状況の評価に関すること。 (3) 外郭団体等の設立、解散、合併等に関すること。 (4) その他外郭団体等に関し市長が必要と認める事項 (組織) 第3条 委員会は、委員7人以内をもって組織する。 2 委員は、学識経験のある者その他市長が必要と認める者のうちから市長が任命する。 (委員の任期) 第4条 委員の任期は、2年とする。ただし、委員が欠けた場合における補欠の委員の任 期は、前任者の残任期間とする。 2 委員は、再任されることができる。 (臨時委員) 第5条 市長は、委員会に特別の事項を調査審議させるため必要があると認めるときは、 臨時委員若干人を置くことができる。 2 臨時委員は、市長が必要と認める者のうちから市長が任命する。 3 臨時委員の任期は、当該特別の事項に関する調査審議が終了したときまでとする。 (委員長) 第6条 委員会に委員長を置く。 2 委員長は、委員の互選によって定める。 3 委員長は、委員会を代表し、会務を総理し、会議の議長となる。 4 委員長に事故があるとき、又は委員長が欠けたときは、あらかじめ委員長の指名する 委員が、その職務を代理する。

(33)

27 (会議) 第7条 委員会の会議は、委員長が招集する。ただし、委員長が選出されていないときは、 市長が行う。 2 委員会は、委員(特別の事項を調査審議する場合にあっては、そのために置かれた臨 時委員を含む。次項において同じ。)の半数以上の出席がなければ会議を開くことができ ない。 3 委員会の議事は、出席した委員の過半数をもって決し、可否同数のときは、委員長の 決するところによる。 (部会) 第8条 委員会に、部会を置くことができる。 2 部会は、委員長が指名する委員又は臨時委員をもって組織する。 3 部会に部会長を置き、委員長が指名する。 4 第6条第3項及び第4項の規定は部会長の職務について、前条(第1項ただし書を除 く。)の規定は部会の会議について、それぞれ準用する。この場合において、第6条第3 項及び第4項並びに前条第1項本文及び第3項中「委員長」とあるのは「部会長」と、 第6条第3項及び前条中「委員会」とあるのは「部会」と、第6条第4項及び前条第3 項中「委員」とあるのは「部会の委員」と、同条第2項中「委員(特別の事項を調査審 議する場合にあっては、そのために置かれた」とあるのは「部会の委員(当該部会に委 員長に指名された臨時委員がある場合にあっては、その」と読み替えるものとする。 5 委員会は、その定めるところにより、部会の議決をもって委員会の議決とすることが できる。 (関係者の出席等) 第9条 委員長又は部会長は、それぞれ委員会又は部会において必要があると認めるとき は、関係者の出席を求めてその意見若しくは説明を聴き、又は関係者から必要な資料の 提出を求めることができる。 (庶務) 第10 条 委員会の庶務は、総務局において処理する。 (委任) 第 11 条 この条例に定めるもののほか、委員会の運営に関し必要な事項は、委員長が委 員会に諮って定める。 附 則 この条例は、公布の日から施行する。

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29 本章では、横浜市外郭団体の設立目的や事業実績など、団体自身が作成した紹介記事を 掲載します。

横浜市外郭団体一覧 1 公益財団法人 横浜市男女共同参画推進協会 ...P30 2 公益財団法人 横浜市国際交流協会...P31 3 公益財団法人 横浜市体育協会 ...P32 4 公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団 ...P33 5 公益財団法人 三溪園保勝会 ...P34 6 公益財団法人 横浜観光コンベンション・ビューロー ...P35 7 株式会社横浜国際平和会議場 ...P36 8 公益財団法人 木原記念横浜生命科学振興財団 ...P37 9 公益財団法人 横浜企業経営支援財団 ...P38 10 公益財団法人 横浜市消費者協会...P39 11 公益財団法人 横浜市シルバー人材センター ...P40 12 株式会社横浜インポートマート ...P41 13 横浜市信用保証協会 ...P42 14 横浜市場冷蔵株式会社 ...P43 15 横浜食肉市場株式会社 ...P44 16 株式会社横浜市食肉公社 ...P45 17 公益財団法人 よこはまユース ...P46 18 公益財団法人 寿町勤労者福祉協会...P47 19 公益財団法人 横浜市総合保健医療財団 ...P48 20 社会福祉法人 横浜市社会福祉協議会 ...P49 21 社会福祉法人 横浜市リハビリテーション事業団 ...P50 22 公益財団法人 横浜市緑の協会 ...P51 23 公益財団法人 横浜市資源循環公社...P52 24 横浜市住宅供給公社 ...P53 25 公益財団法人 横浜市建築保全公社...P54 26 横浜シティ・エア・ターミナル株式会社 ...P55 27 横浜高速鉄道株式会社 ...P56 28 一般社団法人 横浜みなとみらい21...P57 29 株式会社横浜シーサイドライン ...P58 30 株式会社横浜港国際流通センター...P59 31 横浜港埠頭株式会社 ...P60 32 公益財団法人 帆船日本丸記念財団...P61 33 横浜ベイサイドマリーナ株式会社...P62 34 横浜ウォーター株式会社 ...P63 35 横浜交通開発株式会社 ...P64 36 公益財団法人 横浜市ふるさと歴史財団 ...P65 37 公益財団法人 よこはま学校食育財団 ...P66 ※ 外郭団体の概要については、原則として平成 28 年 10 月 1 日現在の状況です。

第3章 横浜市外郭団体の紹介

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公益財団法人 横浜市男女共同参画推進協会

すべての人が、性別にとらわれることなく

生きる権利を尊重される社会に向けて

横浜市男女共同参画センターの総合的な機能を活かして、女性の 就業支援、ワーク・ライフ・バランス推進、心とからだの健康づく り、女性への暴力防止や被害者支援などの事業を行います。また、 市民の皆さま・行政・企業・学校・NPO 等との協働により、人権が 守られ、多様性(ダイバーシティ)が尊重されるまちづくりに貢献 してまいります。 <平成 28 年度の主な事業内容> 情報事業 広報啓発・調査研究事業 男女共同参画社会の形成に役立つ情報を 収集・提供します ◆図書・雑誌・視聴覚資料等の収集・貸出 ◆ブックフェア企画&展示 ◆女性としごとの情報コーナーの設置 ◆図書のセット貸出(フォーラム文庫) 多彩なメディアでの広報、講師派遣、調査研究 に取り組みます ◆情報誌「フォーラム通信」の発行 ◆防災学習会、ハラスメント防止研修、 DV 理解研修等への講師派遣 ◆若年層向けアプリ開発事業 相談事業 講座・協働連携事業 相談者自らが課題を整理し、解決していく プロセスを支援します ◆「総合相談」電話相談、面接・専門相談、 自助グループ支援 ◆「横浜市DV相談支援センター」電話相談、 面接・専門相談、証明書申請受付・交付 ◆「性別による差別等の相談」 ◆「男性のための電話相談」 男女共同参画の課題解決につながる講座・ セミナーを多彩に展開します。 ◆「女性としごと 応援デスク」 ◆女性の就業支援 ◆ワーク・ライフ・バランス支援 ◆心とからだのセルフケア ◆女性への暴力防止と被害者支援 ◆女性の自己表現支援 ◆女性の視点に立った防災講座 施設管理運営事業 男女共同参画センター3 館を管理運営し、市民の主体的な活動を支援する場として提供します。 所在地 横浜市戸塚区上倉田町 435 番地 1 TEL 045-862-5053 代表者 理事長 川名 薫 設立年月日 昭和 62 年 10 月 1 日 市所管課 政策局 男女共同参画推進課 基本金総額 30,000 千円 本市出資額 割合 30,000 千円 100.0% 団体URL http://www.women.city.yokohama.jp/

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公益財団法人横浜市国際交流協会

所在地 横浜市西区みなとみらい一丁目 1 番 1 号 パシフィコ横浜 横浜国際協力センター5 階 TEL 045-222-1171 代表者 理事長 岡田 輝彦 設立年月日 昭和 57 年 12 月 28 日 市所管課 国際局 政策総務課 基本金総額 476,944 千円 本市出資額 割合 100,000 千円 21.0% 団体URL http://www.yoke.or.jp/ 私たちは、国際都市横浜の歴史的・文化的特性を継承しつつ、 異なる文化や価値観を共に認め、尊重し合える豊かな社会づくりを 目指します。 ・3国際交流ラウンジ(鶴見区、中区、南 区)の運営及び市内 11 国際交流ラウン ジの連携支援 ・日本語を学びたい外国人に対する日本語 学習支援 ・外国人への多言語での生活情報の提供、 相談 ・区の窓口や学校等への通訳ボランティア の派遣 ・災害時における外国人支援など ・国際協力・交流プラットフォームの 共同実施 ・経済連携協定(EPA)に基づく海 外介護人材の支援 ・国際理解講座の開催 ・国際交流情報の提供など ・留学生・研究者への宿泊施設の提供 ・留学生と市民との交流、国際理解の 推進など ・国際機関の活動拠点である国際協力 センターの管理・運営 ・国際機関との連携による市民向けプ ログラムの実施 ④横浜市国際学生会館の運営 ③国際協力の推進 ①多文化共生のまちづくり 外国人にも暮らしやすいまちづくりを推進して います。 ②人材の育成・市民活動の支援 国際機関や市民団体等と連携・協働し、各種の 事業を実施しています。

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公益財団法人 横浜市体育協会

所在地 横浜市中区尾上町六丁目 81 番地 ニッセイ横浜尾上町ビル TEL 045-640-0011 代表者 会長 山口 宏 設立年月日 昭和 61 年 9 月 1 日 市所管課 市民局 スポーツ振興課 基本金総額 122,400 千円 本市出資額 割合 75,000 千円 61.3% 団体URL http://www2.yspc.or.jp/ysa/

「いつまでもスポーツが楽しめる明るく豊かな社会の実現」

当協会は、市民の体育・スポーツを振興することにより、市民の健全な心身の発達と、明 るく豊かで潤いのある市民生活づくりを目指し活動しています。 ◎スポーツ事業の実施 1 競技スポーツの推進事業 スポーツ競技大会の開催・支援 ・市民体育大会 ・市民マスターズスポーツ大会 ・世界トライアスロンシリーズ横浜大会 ・横浜マラソン 2 地域スポーツ推進事業 (1) 総合型地域スポーツクラブ育成・支援 (2) ヨコハマさわやかスポーツの実施 (3) 各種スポーツイベントの実施 ・スポーツレクリエーションフェスティバル 3 健康・体力づくり事業 高齢者健康づくり 子どもの体力向上 ◎スポーツ人材の養成・育成事業 1 スポーツ指導者養成講座 2 指導者研修会やシンポジウムの実施 ◎ジュニアスポーツの推進 1 ジュニア・競技力向上事業 2 ジュニア SPS(スポーツ版人間ドック)事業 ◎スポーツ団体・個人の表彰・交流 ◎スポーツ情報の収集・提供 1 スポーツ情報サイト 「ハマスポ」の運営 URL: https://www.hamaspo.com/ ◎スポーツ施設の管理運営 新 横 浜 公 園 ( 日 産 ス タ ジ ア ム 他 ) 、 三ツ沢公園、スポーツ医科学センター、 横浜国際プール、スポーツセンター、青 少年野外活動センター、少年自然の家、 屋 内 ・ 外 プ ー ル 、 テ ニ ス コ ー ト 、 神奈川スケートリンク等 神奈川スケートリンク 平成 27 年 12 月リニューアルオープン

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公益財団法人横浜市芸術文化振興財団

所在地 中区山下町2 産業貿易センタービル1F TEL 045-221-0212 代表者 理事長 澄川 喜一 設立年月日 平成3年7月10日 市所管課 文化観光局 文化振興課 基本金総額 200,000 千円 本市出資額 割合 100,000 千円 50.0% 団体URL http://p.yafjp.org/

公益財団法人横浜市芸術文化振興財団は、芸術文化を総合的に振興するこ

とにより、横浜独自の魅力ある都市創造のための社会基盤の整備を推進し、創

造性豊かで潤いと活力に満ちた市民生活の実現に寄与することを目的としてい

ます。

■ 運営施設

横浜美術館、横浜みなとみらいホール、横浜能楽堂、横浜にぎわい座、横浜赤レン ガ倉庫 1 号館、大佛次郎記念館、横浜市民ギャラリー、横浜市民ギャラリーあざみ 野、横浜市磯子区民文化センター、横浜市吉野町市民プラザ※、横浜市岩間市民プ ラザ※、横浜市市民文化会館関内ホール※ ※指定管理者の共同事業体の一員として管理運営に参加

■ 事業実績(27 年度)

事業入場者数・参加者数

1,489,150 人

施設利用人数

2,282,733 人

公演・展示・講座等実施回数

3,081 回

ホール系施設利用率/日

80%

■ 27 年度の主な事業

・ 蔡國強展:帰去来(横浜美術館) ・ モルゴーア・クァルテット ショスタコーヴィチ弦楽四重奏全15曲演奏会(横浜みなとみらいホール) ・ 企画公演「生と死のドラマ」(横浜能楽堂) ・ 大晦日特別興行「2015 クライマックス寄席」「新年カウントダウン寄席」(横浜にぎわい座) ・ 横浜ダンスコレクション 2016(横浜赤レンガ倉庫 1 号館/協働推進グループ) ・ ニューアート展 NEXT2015「田中千智展 I am a Painter」(横浜市民ギャラリー) その他詳細は、当財団事業報告をご覧ください。

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公益財団法人 三溪園保勝会

所在地 横浜市中区本牧三之谷 58 番 1 号 TEL 045-621-0635 代表者 理事長 内田 弘保 設立年月日 昭和 28 年 8 月 3 日 市所管課 文化観光局 観光振興課 基本金総額 500 千円 本市出資額 割合 200 千円 40.0% 団体URL http://www.sankeien.or.jp 公益財団法人三溪園保勝会は、三溪園の重要文化財建造物および名勝庭園の保存・活用 を通して、歴史・文化の継承と発展を図り、潤いある地域社会づくりに寄与するととも に、日本の文化を世界に発信することを目的に事業を実施しています。また、横浜市と 連携し、外国人観光客の誘客をはじめとする観光・MICEの推進、迎賓機能の強化に 貢献しています。 <三溪園について> 三溪園は生糸貿易や製糸業で財を成した三溪・原 富太郎 が、明治 39 年に私邸を公開したことに始まる庭園です。 園内には重要文化財10棟を含む 17 棟もの古建築があり 建造物の野外博物館としても屈指の規模を誇ります。 平成 19 年には国の名勝にも指定され、その価値をさらに 高いものとしています。 また「観桜会」「観月会」など日本の四季を感じられる催 事を開催し、三溪記念館では三溪の業績を紹介するとともに、 自ら描いた書画や支援した作家の作品など所蔵作品を季節の テーマ等に合わせて常設展示しています。ロビーの茶席では本格的な抹茶が気軽に 体験でき外国人のお客様にも好評です。 <三溪園の入園者数推移> 単位:人 25年度 26年度 27年度 入園者数 380,076 422,476 442,702 ( うち外国人入園者数) 23,537 27,347 34,602

参照

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