第2章 横浜市における外郭団体改革の取組
第4節 現在の主な外郭団体改革の取組
3 今後の外郭団体改革の方向性
(1)市の総合計画における外郭団体改革の位置づけ
「横浜市中期4か年計画
2014~2017」では、「外郭団体改革の徹底」が掲げ られており、従来の自主的・自立的な経営に向けた取組を進めるだけでなく、市と の連携を十分に図りながら市民サービスの向上に取り組んでいく方向性が示されて います。
具体的な取組としては、
27年度に協約マネジメントサイクルを改善し、
28年度 から、横浜市外郭団体等経営向上委員会を活用して総合的な評価を行うこととしま した。また、外郭団体に対する関与のあり方の見直しについて検討を進めます。
(2)国の第三セクター改革の方向性
平成
26年8月5日付総務大臣通知「第三セクター等の経営健全化の推進等につ いて」 (総財公第
101号)によると、外郭団体等について、 「自らの判断と責任に よる効率化・経営健全化に取り組むことが必要」とされています。
また、外郭団体等は、 「健全な経営が行われる場合には、公共部門において民間の 資金やノウハウを活用するための有力な手法の一つ」であり、 「適切な経営が行われ ることを前提として」外郭団体等を活用することも重要であることから、 「効率化・
経営健全化と・・・活用の両立に適切に取り組まれるよう」求めています。
「横浜市中期4か年計画
2014~2017」行政運営分野「外郭団体改革の徹底」(抜粋)
【目標】 (目指すべき姿)
外郭団体への関与のあり方を見直すことにより、外郭団体が自主的・自立的な経営の確立を目指 す団体や連携を強化する団体等に再整理され、公的サービスの担い手としての専門性や公益性な どの強みが最大限発揮されています。
【取組の方向】
■外郭団体とのコミュニケーションをさらに深めるため、現場の意見を聞くなどの取組を進める とともに、外部の専門家による助言や人材育成の支援を行い団体の経営強化を図ります。
■自主的・自立的な経営の確立を目指す団体や連携を強化する団体など、それぞれの位置付けに 応じた本市の関与を検討するほか、協約によるマネジメントサイクルについて実効性や有効性 の確保を図る仕組みを検討します。
■全ての団体について時代の変化にも対応した団体の役割を改めて検証し、団体ごとの経営改革 の方向性を示します。
■これらの検討や検証については、外部の専門家など第三者の意見を取り入れながら進めます。
【主な取組】
■第三者の視点を取り入れる仕組みの構築 ■関与のあり方の見直し
■財政的・人的関与の適正化 ■外郭団体等の整理に向けた取組
26
《参考資料》
横浜市外郭団体等経営向上委員会条例
平成
26年
9月
25日 横浜市条例第
44号
(設置)
第1条 外郭団体等(横浜市(以下「市」という。 )が資本金、基本金その他これらに準ず るものの4分の1以上を出資している法人又は業務の全部若しくは一部が市の事務若し くは事業と密接な関連を有する団体のうち、市がその施策の推進を図るため、その運営 に関与するものとして市長が認めるものをいう。以下同じ。 )のより適正な経営の確保を 図るとともに、外郭団体等に対して適切な関与を行うため、市長の附属機関として、横 浜市外郭団体等経営向上委員会(以下「委員会」という。 )を置く。
(所掌事務)
第2条 委員会は、市長の諮問に応じて、前条の目的を達成するため、次に掲げる事項に ついて調査審議し、答申し、又は意見を具申する。
(1)
外郭団体等のより適正な経営を確保するための仕組み及び外郭団体等に対する市の 関与の在り方に関すること。
(2)
外郭団体等の経営に関する方針等及びその実施状況の評価に関すること。
(3)
外郭団体等の設立、解散、合併等に関すること。
(4)
その他外郭団体等に関し市長が必要と認める事項
(組織)
第3条 委員会は、委員7人以内をもって組織する。
2 委員は、学識経験のある者その他市長が必要と認める者のうちから市長が任命する。
(委員の任期)
第4条 委員の任期は、2年とする。ただし、委員が欠けた場合における補欠の委員の任 期は、前任者の残任期間とする。
2 委員は、再任されることができる。
(臨時委員)
第5条 市長は、委員会に特別の事項を調査審議させるため必要があると認めるときは、
臨時委員若干人を置くことができる。
2 臨時委員は、市長が必要と認める者のうちから市長が任命する。
3 臨時委員の任期は、当該特別の事項に関する調査審議が終了したときまでとする。
(委員長)
第6条 委員会に委員長を置く。
2 委員長は、委員の互選によって定める。
3 委員長は、委員会を代表し、会務を総理し、会議の議長となる。
4 委員長に事故があるとき、又は委員長が欠けたときは、あらかじめ委員長の指名する
委員が、その職務を代理する。
27
(会議)
第7条 委員会の会議は、委員長が招集する。ただし、委員長が選出されていないときは、
市長が行う。
2 委員会は、委員(特別の事項を調査審議する場合にあっては、そのために置かれた臨 時委員を含む。次項において同じ。 )の半数以上の出席がなければ会議を開くことができ ない。
3 委員会の議事は、出席した委員の過半数をもって決し、可否同数のときは、委員長の 決するところによる。
(部会)
第8条 委員会に、部会を置くことができる。
2 部会は、委員長が指名する委員又は臨時委員をもって組織する。
3 部会に部会長を置き、委員長が指名する。
4 第6条第3項及び第4項の規定は部会長の職務について、前条(第1項ただし書を除 く。 )の規定は部会の会議について、それぞれ準用する。この場合において、第6条第3 項及び第4項並びに前条第1項本文及び第3項中「委員長」とあるのは「部会長」と、
第6条第3項及び前条中「委員会」とあるのは「部会」と、第6条第4項及び前条第3 項中「委員」とあるのは「部会の委員」と、同条第2項中「委員(特別の事項を調査審 議する場合にあっては、そのために置かれた」とあるのは「部会の委員(当該部会に委 員長に指名された臨時委員がある場合にあっては、その」と読み替えるものとする。
5 委員会は、その定めるところにより、部会の議決をもって委員会の議決とすることが できる。
(関係者の出席等)
第9条 委員長又は部会長は、それぞれ委員会又は部会において必要があると認めるとき は、関係者の出席を求めてその意見若しくは説明を聴き、又は関係者から必要な資料の 提出を求めることができる。
(庶務)
第
10条 委員会の庶務は、総務局において処理する。
(委任)
第
11条 この条例に定めるもののほか、委員会の運営に関し必要な事項は、委員長が委 員会に諮って定める。
附 則
この条例は、公布の日から施行する。
28
29
本章では、横浜市外郭団体の設立目的や事業実績など、団体自身が作成した紹介記事を 掲載します。
■ 横浜市外郭団体一覧
1 公益財団法人 横浜市男女共同参画推進協会 ...P30 2 公益財団法人 横浜市国際交流協会...P31 3 公益財団法人 横浜市体育協会 ...P32 4 公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団 ...P33 5 公益財団法人 三溪園保勝会 ...P34 6 公益財団法人 横浜観光コンベンション・ビューロー ...P35 7 株式会社横浜国際平和会議場 ...P36 8 公益財団法人 木原記念横浜生命科学振興財団 ...P37 9 公益財団法人 横浜企業経営支援財団 ...P38 10 公益財団法人 横浜市消費者協会...P39 11 公益財団法人 横浜市シルバー人材センター ...P40 12 株式会社横浜インポートマート ...P41 13 横浜市信用保証協会 ...P42 14 横浜市場冷蔵株式会社 ...P43 15 横浜食肉市場株式会社 ...P44 16 株式会社横浜市食肉公社 ...P45 17 公益財団法人 よこはまユース ...P46 18 公益財団法人 寿町勤労者福祉協会...P47 19 公益財団法人 横浜市総合保健医療財団 ...P48 20 社会福祉法人 横浜市社会福祉協議会 ...P49 21 社会福祉法人 横浜市リハビリテーション事業団 ...P50 22 公益財団法人 横浜市緑の協会 ...P51 23 公益財団法人 横浜市資源循環公社...P52 24 横浜市住宅供給公社 ...P53 25 公益財団法人 横浜市建築保全公社...P54 26 横浜シティ・エア・ターミナル株式会社 ...P55 27 横浜高速鉄道株式会社 ...P56 28 一般社団法人 横浜みなとみらい21...P57 29 株式会社横浜シーサイドライン ...P58 30 株式会社横浜港国際流通センター...P59 31 横浜港埠頭株式会社 ...P60 32 公益財団法人 帆船日本丸記念財団...P61 33 横浜ベイサイドマリーナ株式会社...P62 34 横浜ウォーター株式会社 ...P63 35 横浜交通開発株式会社 ...P64 36 公益財団法人 横浜市ふるさと歴史財団 ...P65 37 公益財団法人 よこはま学校食育財団 ...P66
※ 外郭団体の概要については、原則として平成28年10月1日現在の状況です。