介護事故の法政策と保険政策に関する研究
Study on the policy of legal and insurance system for the elder care related accident
早稲田大学大学院社会科学研究科 政策科学論専攻
長沼 建一郎 NAGANUMA, Ken-ichiro
2009年2月
介護事故の法政策と保険政策に関する研究
Study on the policy of legal and insurance system for the elder care related accident
早稲田大学大学院社会科学研究科 政策科学論専攻
長沼 建一郎 NAGANUMA, Ken-ichiro
2009年2月
介護事故の法政策と保険政策に関する研究
長沼 建一郎 目 次
第1章 研究対象としての介護事故 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
第1節 本論文のテーマと目的
第2節 介護事故の典型的事例と問題の所在 第3節 本論文の意義
第4節 介護事故にかかる概念規定
第5節 本論文の視座 第6節 本論文の構成
第2章 介護事故に関する調査・統計・先行研究の概観 ・・・・・・・・・・・・・23
第1節 はじめに ―― 問題の所在と本章の構成 第2節 介護事故に関する事例調査
第3節 介護事故に関する統計数値
第4節 介護事故に関する先行研究の検討
第3章 介護事故の法制度的位相 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・48
第1節 はじめに ―― 問題の所在と本章の構成
第2節 介護事故の法的紛争としての独自性と法的評価の困難性 第3節 介護事故の法制度的位相
第4節 安全性と価格
第5節 注意義務の構造再考 第6節 まとめに代えて
第4章 介護事故の概念規定と裁判例の収集 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・87
第1節 はじめに ―― 問題の所在と本章の構成 第2節 介護事故の概念規定
第3節 介護事故裁判例の収集 第4節 隣接領域の事故との関係
第5節 2000年以前の裁判例における介護事故に類似する事案の位置づけ
第5章 介護事故裁判例の概括的検討 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・111
―― 裁判事案と判決の全般的傾向 ――
第1節 はじめに ―― 問題の所在と本章の構成 第2節 介護事故の裁判例
第3節 裁判事案の全般的な傾向 第4節 判決の全般的な傾向 第5節 まとめに代えて
第6章 介護事故裁判例の横断的分析 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・130
第1節 はじめに ―― 問題の所在と本章の構成 第2節 事案類型ごとの事故の発生構造
第3節 誤嚥事案の検討 第4節 転倒事案の検討
第5節 その他の不測の事故事案の検討
第6節 総合的分析の試み(1)―― 当事者に即した分析 第7節 総合的分析の試み(2)―― 事案類型による比較 第8節 総合的分析の試み(3)―― 体系的な位置づけの試み 第9節 まとめに代えて
〔参考裁判例〕
第7章 介護事故の金銭的賠償と賠償責任保険 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・233
第1節 はじめに ―― 問題の所在と本章の構成 第2節 賠償責任保険の意義と普及動向
第3節 介護事業者向け保険商品の概要
第4節 賠償責任保険が裁判所の法的判断に及ぼす影響 第5節 賠償責任保険が事業者の行動に及ぼす影響 第6節 強制加入にかかる論点
第7節 まとめに代えて
第8章 介護事故による人身損害と保険政策 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・262
――賠償責任保険と定額保険スキームによる対応――
第1節 はじめに ―― 問題の所在と本章の構成 第2節 介護事故の性格と保険スキームによる対応
第3節 現行の賠償責任保険による対応
第4節 オルタナティブの検討(1)―― 無過失補償スキームによる対応 第5節 オルタナティブの検討(2)―― 定額保険スキームによる対応 第6節 オルタナティブの検討(3)―― 賠償責任保険と定額保険スキーム
の組み合わせによる対応
第7節 保険スキームの組み換えと法的評価および実務との接合
第8節 まとめに代えて ―― 介護サービス契約および介護保険との関係
第9章 介護サービス契約の法的構造と介護サービスの安全性 ・・・・・・・314
―― 社会保険スキームとの関係を中心に ――
第1節 はじめに ―― 問題の所在と本章の構成
第2節 保険対象となる介護サービス契約とそれ以外との比較 第3節 介護サービス契約の法的構造からの把握
第4節 社会保険スキームの役割と安全性の位置づけ 第5節 介護事故における法的責任との関係
第6節 まとめに代えて
第10章 総括と展望 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・344
第1節 本論文の概要 第2節 結論的考察 第3節 今後の課題
参考文献