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デイケアスタッフによる統合失調症者の情動体験理解に関する研究−対人相互作用場面を通した援助者の理解過程− [ PDF

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Academic year: 2021

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(1)デイケアスタッフによる統合失調症者の情動体験理解に関する研究 ―対人相互作用場面を通した援助者の理解過程― キーワード:統合失調症,情動体験理解,精神科デイケア,心理劇 人間共生システム専攻 美根 愛 【問題と目的】 Ⅰ.統合失調症の情動体験を理解する困難さ. Ⅴ.本研究の目的 先行研究から、SC の情動体験が理解されにくいことは. 統合失調症(以下 SC)は、情動の平板化や不釣合. 明らかである。しかし、心理臨床ではクライエント理解が重. いを持つ感情的不協和(Affective incongruity)が. 要とされるにも関らず、援助者の理解プロセスは検討され. 特徴の一つである。表情表出は乏しいものの、主観. ていない。また、情動体験理解において他者との関わりが. 的情動体験に差はない(Kling & Neal,1993)ことや、. 重要とされるが、社会的場面で検討した研究は少ない。よ. 情動体験は本人が感じているよりも他者から低く評. って本研究では、社会体験の1つである精神科デイケアに. 価される(Blanchard,1998)という研究結果もある。. 焦点を当て、スタッフの理解プロセスを検討する。その際、. このように、SC の情動体験は過小評価が生じやすく、. SC の自発性水準による違いを検討することで、SC への援. 理解の困難さは明らかとなっている。. 助の在り方を考察することを目的とする。. Ⅱ.心理臨床におけるクライエント理解の重要性 しかし、SC 理解の困難さが言われる一方で、心理. 第一章『デイケアスタッフによる統合失調症者の. 臨床領域では援助者側の理解が重要視されている。. 情動体験理解に関する研究』. 「カウンセラーは自分自身の体験を通じてクライエ. 【目的】. ントの体験の様相をつかみ、面接の場でのアプロー. 自発性水準=「情動表出」 「対人相互作用」における. チの方策を発見していく(吉良,2002) 」と言われる. 自発性の程度,情動体験理解プロセス=「感情・理. ように、理解プロセスには援助者の感情や、何らか. 解手掛かり・情動体験理解・援助」と定義し、メン. の手掛かりに基づく理解、援助が含まれると考えら. バーの自発性水準によって、スタッフの理解プロセ. れる。よって SC への援助においても、援助者自身の. スがどのように変わるか、その関係性を探る。. 感情に目を向け、理解を深めることは重要であろう。. 【方法】. Ⅲ.他者との相互作用による情動表出. 1.対象者 S 県精神科 A 病院デイケアスタッフ;. 一方、SC の情動表出は他者の存在により増すため. 心理士 2 名(精神科臨床経験 1 年・10 年以上) ・看. (Oltmanns;1998)、他者と関わる社会的場面での検討. 護士 3 名(2 年 1 名,10 年以上 2 名) 。SC メンバー. が必要とされる。さらに武藤(2001)は、SC の情動平. は 6 名であり、陽性・陰性症状評価尺度 (Positive and. 板化水準によって他者への情動表出が異なり、関わ. negative syndrome scale:PANSS)による評定では、. り手の理解に影響すると述べている。よって、援助. 陰性症状が見られるメンバー2 名,社会生活に支障. 者の SC 理解についても、社会的場面の中で、自発性. のない程度の陽性症状が見られるメンバー2 名、両. 水準の違いを踏まえた検討が重要であろう。. 症状見られないメンバー2 名であった。. Ⅳ.精神科デイケアにおける対人相互作用. 2.調査手続き. 近年精神科領域では、地域医療を支えるデイケア. 活動後、その日参加した SC メン. バーについて、計 5 名のスタッフに 1 対1で質問紙. が注目されている。そこは「1つの社会関係」であ. とインタビューを行った。調査は計 38 回行った。. り、自己と他者の関係が発展する有用な場と捉えら. 3.調査内容. れる(春原,1984)。対人相互作用の発展という機能を. (1) メ ン バ ー の 自 発 性 評 価. 持つデイケア場面では、SC の情動表出が促されやす. (2001)の評価表を参考に、情動表出カテゴリー4 項. いと考えられるため、そこでの援助者の理解プロセ. 目・対人相互作用カテゴリー2 項目を作成。自発性. スを検討することは重要な意義があると言えよう。. (過少・適度・過剰)についての段階評定を求めた。. 岩 城 (1994) 、 武 藤.

(2) (2)スタッフ感情. 介護負担感スケール(中谷・東條,. 数線形モデル分析を行い、自. 1989)などを参考に作成。①親密感,②負担軽減度,. 発性水準間の差を検討した。. ③心配感,④イライラ感,⑤充実感,⑥発見度,⑦. 外観;過少群>適度群,過剰群. 理解手掛かり. **. 50. 40. _. ー**. 30. 理解度について、7 件法での回答を求めた。発見度. (μ=1.716 p≦.10). については具体的エピソードも尋ねた。. 行為;過剰群>適度群,過少群. 20. (3) 手掛かり・理解 「何を手掛かりに理解したの. 10. _. (μ=1.658 p≦.10). 0. か」という『理解手掛かり』、「メンバーがどのよう な気持ち・状態であったと思われるか」という『情. 「外観」では過少群に多い傾向. 動体験理解』についてのインタビュー調査を行った。. があり、情動表出の乏しいメン. (4) 援助. バーは、服装・髪型・姿勢など. 高松(2003)の情緒発達段階に応じた治療. 的介入の諸相を参考に 10 項目作成。. の視覚的要因が配慮さ. 【結果と考察】. れると考えられる。また、. Ⅰ.スタッフ感情. 情動表出得点と対人相互作用得. いことから、過剰群の情. 『自発性過少群』『自発性適度群』『自発性過剰群』. 動表出が行為レベルで. に群分けした。自発性水準差の検討のため、分散分. 理解されやすいことが示. 析(対応あり)を行った。. 唆された。一方、全体的. 親密度;適度群>過少群. には「 対人相互作用」が. +. 7 6. (F(2.8)=3.96,p≦.10). _. 有意に多く(μ =4.563. 5. 充実度;適度群>過少群. 4. (F(2.8)=4.84,p≦.10). 2. 非 外 行 対 言 観 為 人 語 相 互 的 情 作 用 動 表 出. 理解手掛かり. 「行為」では過剰群に多. 点の合計(自発性総得点)と、 「過剰」項目数を算出し、. 親しみがもてた(親密感). 言 語 表 出. 会 声 顔 視 表 笑 髪 姿 行 食 行 集 他 活 反 話 の 色 線 情 い型 勢 動 事 動 団 者 方 量 変 構 と 内 ト ・ ・ 服 体 化 造 の 容 ー 関 装 型 ン. り場面が理解の手掛か. 言語表出 非言語的表出. 外観. 行為. 過少. (F(2.8)=1.26, n.s.) 発見度;有意差なし (F(2.8)=1.57, n.s). 適度. 過剰. 充実した気分である(充実感). +. 6. <情動体験理解> 同様に、回答内容を他者評定によりカテゴリー分類 を行った(反応数 77;一致率 72.3%) 。. 7. 反応数. 5. 自発性豊かな適度群ほど、. 4. 過少群に比べて親密感や 充実感を持ちやすい傾向. 2 1 0. が見られた。しかし、理. 具体例. Negative. 10. 不安である。緊張している. Positive. 10. 明るい気持ち。嬉しい気持ち. 内的感情. 3. 過少. 適度. 過剰. 全体的な状. 不調. 9. 調子が悪い。具合が悪い. 態. 良好. 8. 調子が良い。安定している. 4. 状況を理解することが難しい. 解度や発見度に有意差は見られなかったため、理解. 認知的レベル. が困難であると言われる自発性の乏しい SC メンバ. 他者・周囲の. 消極. 7. 1 対1での関わりは負担. ーに対しても、何らかの手掛かりをもとに新たな理. 関わりと感情. 積極. 7. 人との交流が楽しみ. 解がなされていることが示唆される。. の関係性. 過剰適応. 2. 他者に合わせようとしている. *「今までと違う面を発見した」エピソード. 活動に対する. Negative. 12. 義務的。活動に興味がない. 「発見度(今までと違う面を発見した) 」についての. 意識・感情. Positive. 9. 活動に興味がある. エピソード内容を検討したところ、 「他者に対する支. 対数線形モデル分析による自発性水準間の比較. 持的・共感的な行動(反応数9;43%) 」が最も多. 全体的な状態(良好);. かった。『他者に共感する』『みんなにお茶をいれ てくれる』など、外来治療では見られにくい能動的・ 援助的行動によって、新たな気づきが深まることが. _. 適度群>過少群・過剰群(μ=2.120 p≦.05) 活動への意識・感情(Negative); _. 過少群>適度群・過剰群(μ=2.591 p≦.01). 考えられる。. 適度群は全体的にポジティブな状態に目が向けられ、. Ⅱ.スタッフ理解. 過少群は活動への負担感や義務感を感じていると理. <理解手掛かり>回答内容を他者評定によりカテ. 解されることが多かった。様々な側面から情動体験. ゴリーに分類した(反応数 120;一致率 79.3%) 。対. 態. 対人相互作用. りとなることが示された。. 0. 加. り. 1. 理解度;有意差なし. 参. わ 度. p≦.01) 、他者との関わ. 3. 動 応.

(3) 理解がなされている中で、自発性水準によって援助. 相互作用場面の重要性が示唆された。これは、社会的. 者の情動体験理解にある程度の質的な違いがあるこ. 場面でSCの情動問題を検討する必要があるという武藤. とも示唆される。. (2001)の見解に一致する。しかし、このような対人相互. Ⅲ.スタッフ援助. 作用場面で援助者はどのような理解・援助を行っていく. 自発性水準間の差を検討するため、分散分析(対応. のか、具体的な経過は捉えきれておらず、質問紙評価. あり)を行った。. や短時間のインタビュー調査の限界性が示された。. 参加への励まし;. 参加への励ましを行った 7. +. 6. 過少群>適度群. 5. (F=(2,8)4.32p≦.10). 3. 第二章 『統合失調症者の情動体験に対するスタッ. 4. フの理解プロセス―心理劇場面の一コマから―』. 2. 不適切な行為に注意;. 【目的】 第一章では捉えられなかった援助者の理解. 1 0. 過剰群>適度群,過少群. 過少. 適度. 過剰. 不適切な行為に対して注意を行った. (F(2,8=4.1p≦.01). プロセスが、実際の場面でどのように表されるのか、 質的に検討する。援助場面としては、より対人相互. 7. 友人の雰囲気;. 6. 適度群>過剰群. 4. (F(2,8)=9.5p≦.05). 2. 5. 作用や情動表出援助に重点をおいた心理劇場面を抽. **. **. 出し、具体的な理解・援助がメンバーの自発性水準. 3. によってどのように行われたのかについて考察する。. 1 0. 過少. 「参加への励まし」で過 少群が高い傾向にある. 適度. 過剰. 友人のような雰囲気で関わった 7. ことから、過少群は自. 5. 発性の乏しさのために. 3. 場所;S 県精神科 A 病院デイケア 対象; グループ1(Dir;筆者,補助自我;Ns2 名). *. 6. 【方法】 期間;H15.12 月∼H.16 年 11 月(計 13 回). A 氏 6 回、B 氏 5 回参加,グループ 2(Dir;筆者,補. 4. 助自我;Ns2 名 CP1 名)C 氏参加。. 2. 励ましがなされやすく、 高松(2003)の『外界へ. 援助対象;第一章で対象となった SC メンバー3 名. 1 0. 過少. 適度. 過剰. 手続き;特徴的エピソードの見られたセッションを. 踏み出すときのパートナー』としての役割が行われてい. 考察。セッションの記録や、ミーティング内容を基. ると考えられる。また、「不適切な行為に注意」は、平均. に、「スタッフ理解」という視点で考察した。. 値が低く、多くなされる援助ではないが、その中で過剰. 【実例】. 群が比較的高い。時折見られる不適切な行為に対し、. Ⅰ.A 氏(40 代女性;自発性乏しく第一章では過少. 『外界にあるルールを教える』、つまり、行動の枠組みを. 群と評価されることが多かったメンバー). 設定する父性的役割が取られていると示唆される。また、. 【実例】. #6. 『世界旅行』. 適度群は「友人のような雰囲気」で有意に高いため、. ウォーミングアップ「ジェスチャークイズ」. 『互いに“支え合う”“教え合う”独立した人格を認め合. A:堅い表情で、関りにくい雰囲気。Dir:心配な気持ち。表. う』関わりがなされると考えられる。以上の結果は、情緒. 情から、ダイレクトな関わりは負担であると思われたため、4. 発達の程度に応じて、治療者は「母親―父親―同胞―. 人グループを作る。補助自我 Ns と同じグループに設定。. 仲間」という役割を提供していくという、高松(2003)の見. Ns1;<一緒にやってみようよ>. 解に一致している。高松は、メンバーの情緒発達の程. A:自発的な発言ないが、他メンバーの意見を聞いて花見ジェ. 度を慎重に見極め、彼らが生活史の中で得られなかっ. スチャーを一緒に行う。乾杯場面では Ns に促されてコップを. たもののうちの現在最も必要なものを提供することが、. 持ち、全員で乾杯をするなど、他者の関わりを受け入れていた。. 治療者の大きな役割としている。今回の結果では、調査. Dir; 間接的に他者を受け入れ、人と体験を共有することはで. 対象のデイケアにおいて、これらの役割が自発性水準. きるような印象を受ける。. に合わせて提供されていることが示唆された。. 劇化. 【第一章のまとめ・課題】. ることが好きな A 氏が興味に添うテーマを提案。他メンバーの. 以上の結果から、SC メンバーの自発性の違いによっ. Ns1;<ディズニーランドはどうかな>遠出して出かけ. 発言を展開し、話を A 氏にも振りながらテーマを構成する。. て、スタッフの感情(親密感、充実感)・手掛かり・理解・. Dir;徐々に表情和らいでおり、リラックスしている印象を受. 援助が質的に変わることや、自発性水準に関わらず何. けたため、舞台設定時に、<どんな荷物が必要ですか?>と A. らかの手掛かりを見つけ、状態に応じた援助を行ってい. 氏に質問。A; 「荷物は少なくていいんですよ」ポシェットが肩. ることが示された。また、理解手掛かりにおいては対人.

(4) にかかっている仕草。表情は和らぎ、Dir の目を見て話す。劇. 場面理解の困難さによる不安が感じられた。そこで. 化では、ミッキーマウスの役割。足を踏んでマーチを表現。発. #6(道を尋ねる場面)では、支持的な関わりと共に、. 言はないものの、柔らかい動きであった。. 場面を区切って整理を行い、また過剰な発言に対し. シェアリング. A; 「楽しかったです」紋切り型の感想であるが、. ては枠組みを設定するなどの関わりがなされ、C 氏. 表情は少し微笑んでいる。Dir;<そうですね、見ていてとて. にとって理解しやすいよう配慮された。その過程で. もわくわくしました>Ns1;<ミッキーマウスがかわいらしか. 見られた C 氏の一生懸命な他者への関わりを通して、. ったね>他メンバー;「上手だったなあ」と感想が述べられる. 「人の役に立ちたい、仲良くしたい」という気持ち. ミーティング. Ns.1 より「最初はきつそうかな、できないかな、. を持っていることを改めて実感する。過剰な行動や. と思ったけど、人の話を聞いていろいろしてくれたし、表情良. 発言に目が向きやすい中、援助を通してC氏の内的. くなってきたから、話を振ってみた。少しは楽しめていたので. な情動体験への理解が促されたと考えられる。. は」と状態変化について語られる。Ns.2「他の人に合わせてく. 【まとめ】以上より、援助の在り方は異なるものの、. れたのでは」Dir「場面が設定されている枠の中では様々な表. メンバーの状態によってスタッフの理解が促され、. 現ができるのでは」ということも話し合われた。. それに基づく援助が行われ、そこでのメンバーの変. 【考察】. 化によってさらなる理解が得られるという、相互作. 開始時は、表情の堅さから負担であると理解し、 間接的関わりや励ましがなされた。しかし、徐々に. 用的なプロセスが共通していることが示唆された。 【総合考察】. 他者を受け入れる動きが見られ、枠組みの中では交. 本研究の第一章では、メンバーの自発性水準によ. 流できると理解が変容。そこで、Ns よりA氏の興味. ってスタッフの感情、手掛かり、理解や援助などの. あるテーマが提案され、他者との橋渡しが行われる. 理解プロセスの質が異なることや、メンバーの状態. など、関わりも変化した。徐々に相互作用が促され、. に応じた理解や援助がなされていることが示唆され. 劇化で自発的な発言や表現が見られた。最後は「楽. た。第二章でも、自発性の乏しいメンバーには受容. しかった」と一言の感想であったが、A氏の表現に. や励ましが多く、自発性過剰なメンバーには枠組み. 対して十分に受容された感じが持てるようにフィー. を設定する援助がなされるなど、第一章の結果に一. ドバックが行われた。また、ミーティングでは「∼. 致する部分もあった。しかし、その感情や理解・援. してくれた」と、親密感を伴いながら、第一章の『他. 助は、メンバーの状態との相互作用によって変化し. 者への支持的行動による新たな発見』も見られた。. ていくこと、理解と援助がメンバーの情動表出を媒. セッションを通してA氏の状態に合わせてスタッフ. 介として相補的に作用していることが考察された。. の理解や援助が変化したと考えられる。. つまり、援助者がメンバーの変容を促すのではなく、. Ⅱ.B氏(60 代女性;自発性過少)に対する理解過程. メンバ―によって援助者の気づきが促され、さらな. 「今日は見学しとく」と拒否的であったが、Ns より. る援助への視点が与えられていくというような、相. <一緒にやってみんね>と誘いかけがなされる。マ. 補的なプロセスが考えられる。よって、援助者によ. ジックショップでは「お花やお茶を本当はしたいけ. る SC の情動体験理解は絶対的なものではなく、状. ど、体がだるくてできない。活動する意欲が欲しい」. 態に合わせて試行錯誤的に変容のプロセスを繰り返. と語られ、<いつもがーっと寝てるだけで、活動が. していくものであることが示唆された。. 嫌いだと思っていた。したい気持ちがあったとは、 、. 社会的場面. >とNsより気づきが見られた。午後の活動では、. 他者との関り⇒情動表出. 援助 スタッフ. <一緒にしましょう。見てもらっていいですか>と メンバー. 活動を共有する働きかけがなされ、対応に変化が見. 理解. られた。援助を通して、B氏の行動の背景にある内 的情動体験についての理解が深まったと考えられる。 繰り返し、変容のプロセスを辿る. Ⅲ.C氏(70 歳男性;自発性過剰群と捉えられるこ とが多かったメンバー)に対する理解過程 他者とちぐはぐな会話になりやすく、スタッフ自. 【主要参考文献】 武藤のぞみ. 2001. 他者との相互作用場面における精神. 身も混乱する場面もあった。#5(昔の遊び)では「イ. 分裂病者の情動表出と情動平板化. メージするのは難しいな」と語られ、役割イメージや. Vol.2, 35-42. 九州大学心理学研究.

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