新幹線開業PR戦略実行委員会
平成 25 年 3 月
新幹線開業
はじめに
北陸新幹線金沢開業まで、いよいよあと2年となりました。
新幹線開業により、東京-金沢間が乗り換えなしの約2時間30
分で結ばれます。これにより、時間距離が関西・中京圏と同程度と
なり、まだまだ未開拓である首都圏からの誘客を図る好機が到来し
ます。
県では、平成23年3月に「新ほっと石川観光プラン」を改定し、
新幹線開業を見据えた誘客目標として、新たに「首都圏誘客500万人構想」を掲げ、取り組み
を進めているところでありますが、今般、平成25年度から新幹線開業前後5年間の首都圏戦略
の指針となる「新幹線開業PR戦略実行プラン」を策定いたしました。
本プランでは、開業効果を最大限発揮するとともに、その効果を県下全域に波及させ、さらに
その効果を持続させるため、本県を一度訪れた方々がリピーターとなって二度、三度と訪れてい
ただけるよう、
「首都圏等への効果的な情報発信」と「観光客を迎え入れる受け地での魅力づく
り」を大きな柱として取り組むこととしております。
さらに、市町や県民の皆様のご協力をいただき、新幹線開業対策としては全国で初めてとなる
120億円の「新幹線開業PR推進ファンド」を創設し、本プランに基づく開業PRの推進を財
政面でも担保していく仕組みを整えたところです。
県では、本プランを着実に実行に移していくため、本年4月から観光交流局を「観光戦略推進
部」に全面的に改組し、全庁挙げた取り組みはもとより、県民、企業、市町など幅広い皆様と一
体となり、開業に向けた取り組みを加速させてまいりたいと考えております。
終わりに、本プランの策定にあたり精力的にご議論いただきました新幹線開業PR戦略実行
委員会の皆様をはじめ、貴重なご意見をお寄せいただきました関係各位に、厚くお礼を申し上げ
ます。
平成25年3月
新幹線開業PR戦略実行委員会会長
石川県知事
谷 本 正 憲
1.実行プランの策定意義
実行プランの策定意義2.本県の観光を取り巻く現状
(1)観光入込客数 (2)首都圏での意識調査 ①開業PRの必要性(北陸新幹線の認知度) ②ターゲットとする誘客層(年代別旅行意向) ③PRのポイント(石川へ旅行したい理由) ④情報発信のキーワード(石川県のイメージ) (3)取り組み方針のまとめ3.新幹線既開業県の事例
(1)基本コンセプト (2)情報発信 (3)受け地の魅力づくり (4)デスティネーションキャンペーン(DC)目次
01 03 07 08 09 09 03 04 04 05 05 064.新幹線開業を見据えたPR戦略
(1)基本コンセプト ①戦略の目的 ②ターゲット ③目標と対象期間 ④キャッチコピー ⑤ロゴマーク ⑥取り組み方針 (2)効果的な情報発信 ①首都圏での話題性・インパクトのあるキャンペーンの展開 ②旬の場所での情報発信・エリアを絞り込んだ情報発信 ③デスティネーションキャンペーン(DC)の実施 ④その他首都圏等における情報発信の取り組み ⑤著名人の発信力を活用したPR (3)受け地での魅力づくり ①石川の魅力を体感できる開業イベントの開催 ②石川を訪れる回数に応じた魅力情報の提供 ③地域の観光情報センター機能の充実 ④県内における広域観光の推進 ⑤開業効果の維持拡大に向けたイベントの開催 (4)ファンドの創設と事業規模 ①新幹線開業PR推進ファンドの創設 ②事業規模【資料】
○策定の経緯 ○新幹線開業PR戦略実行委員会 名簿 ○新幹線開業PR戦略実行委員会幹事会 名簿 10 13 32 10 13 28 10 17 33 10 21 35 11 23 36 11 27 37 39 12 28 37 40 38 42北陸新幹線の開業効果
実行プランの策定意義
1
実行プランの策定意義
人口減少と高齢化が続く社会情勢の中、本県の活力と賑わいづくりのためには、人・モノの交流拡大が重要と なっており、平成27年春までに予定されている北陸新幹線の金沢開業は、交流人口の拡大など地域活性化への 大きな起爆剤になることが期待されている。 このため県は、北陸新幹線金沢開業に向けたアクションプランとして、平成21年3月に「STEP21」を策定し、本 県の強みとなる「おもてなし」「食文化」「歴史・景観」を3つの重点プロジェクトに掲げ、民間事業者・団体が取 り組む誘客事業に対する支援を行っている。 また、平成23年3月には「新ほっと石川観光プラン」を改定し、「首都圏誘客500万人構想」を掲げ、新たにエリ ア人口比で関西圏・中京圏の約半分にとどまっている首都圏からの入り込み客数の倍増を目指すこととした。 一方で、平成22年に首都圏で実施したアンケート調査によると、「北陸新幹線の名前を聞いたことがある」との 回答は全体の約6割に達したものの、「開業年度」や「所要時間」といった詳細な情報の認知度は1割にも満たない という結果となった。 このことから本県は、首都圏において北陸新幹線の開業年度や所要時間、そして石川の具体的な魅力につい ての認知度を向上させることが重要であるという観点に立ち、平成24年5月、県内の自治体や経済団体、観光・ 交通事業者などで構成される「新幹線開業PR戦略実行委員会」を設立した。委員会において首都圏に向けた戦 略的な開業PRを実施するための議論を重ねるとともに、議会を含めた多様な立場・視点からの意見も踏まえ、平 成25年3月、「新幹線開業PR戦略実行プラン」を策定したものである。 現状の東京~長野間がそのまま金沢まで運行された場 合、その年間往復席数は約 1,800 万席となり、小松~羽 田間の航空便(約 300 万席)の約 6 倍に相当する。 現行の鉄道路と比較して、東京~金沢間の所要時間が約 1 時間 19 分近く短縮される。 【現 行】 北陸本線~上越新幹線 【開業後】 北陸新幹線 約3時間47分 約2時間28分 〉〉輸送能力の拡大 〉〉移動時間の短縮 短縮効果 約 1 時間 19 分首都圏誘客500万人構想 実行プランの策定意義
1
首都圏からの入り込み客数は、数値上は関西・中京圏と同程度となっているが、エリア人口との比率を見る と関西・中京圏の半数以下にとどまっている。北陸新幹線の金沢開業を契機に、首都圏からの入り込み客 数を関西・中京圏並みに引き上げることで、重点目標とする「首都圏誘客 500 万人構想」の実現を目指すこ ととする。三大都市圏からの入り込み客数
エリア人口 H21 実績 H23 実績 H27 目標値首 都 圏
4,100 万人 227 万人 ( 5.5%) 232 万人 ( 5.7%) 500 万人 (12.2%)関 西 圏
2,000 万人 259 万人 (13.0%) 252 万人 (12.6%) 500 万人中 京 圏
1,500 万人 215 万人 (14.3%) 213 万人 (14.2%)3 大都市圏計
7,600 万人 701 万人 697 万人 1,000 万人 表中の( )内は対エリア人口比 ※首都圏:東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、栃木県、茨城県、群馬県 【平成 27 年目標値】首都圏からの入り込み客数 500 万人(対エリア人口比 12.2%)
本県の観光を取り巻く現状
2
観光入込客数
平成19年度は能登半島地震の影響で一時的な減少が見られたが、概ね横ばいで推移しており、平成23年は 2098万人となっている。首都圏からの入込客数は全体の約10~11%前後となっている。首都圏での意識調査
調査概要
首都圏における本県のイメージや旅行に関する意向については、本県が平成22年度に実施したインターネッ ト調査の結果を参考とした。また、翌年度にはPRターゲット層を意識したグループインタビューを実施した。(1)
(2)
◆北陸新幹線金沢開業に向けた首都圏等誘客促進策検討調査(以下「首都圏誘客調査」) 【期 間】平成 22 年 8 月 27 日~ 28 日 【地 域】首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、栃木県、茨城県、群馬県) 【対 象】満 20 歳以上の男女(男女各 900 票) 【方 法】インターネット調査 ◆首都圏シニア層グループインタビュー 【日 時】平成 24 年 3 月 8 日 【会 場】東京都内 【目 的】メインターゲットを意識した、より詳細な情報収集 【参加者】石川に来訪経験のある首都圏在住シニア層(66 ~ 69 歳:男性 4 名、女性 3 名) 〈 統計から見た石川県の観光 〉本県の観光を取り巻く現状
2
《首都圏誘客調査の結果》 「北陸新幹線の名前を聞いたことがある」は60.6%に達し たものの、「開業年度」や「所要時間」についてはそれぞれ 4.4%、7.6%にとどまっており、首都圏での認知度は高いとは 言えない。 金沢開業のPRをはじめ、 石川県の観光情報を 首都圏に対して強力に発信する 必要がある。 幅広い層へのアプローチを 行うとともに、本県への旅行意向が高い 中高年層 をメインターゲットとする。開業 PR の必要性(北陸新幹線の認知度)
ターゲットとする誘客層(年代別旅行意向)
①
②
グループインタビューでの意見
「石川の観光地の話を聞いて、 そんな魅力的な場所が あるのかと初めて知った。 首都圏での PR 不足ではないか。」 《石川県への旅行意向》 《北陸新幹線の認知度》 《首都圏誘客調査の結果》 年代が上がるほど、本県への旅行意向が 高くなる傾向が見て取れる。2
PR のポイント(石川県へ旅行したい理由)
STEP21に掲げる 「おもてなし」「食文化」「歴史・景観」 に加え、里山里海や伝統工芸を 活用した取り組みを推進する。 石川県のイメージとして挙げられた 言葉のうち、県全体を表す 「百万石」を 活用して効果的な情報発信を行う。情報発信のキーワード(石川県のイメージ)
本県の観光を取り巻く現状③
④
《首都圏誘客調査の結果》 首都圏から石川県へ旅行したい理由として、「食が魅力的」 「歴史や伝統がある」「自然景観が素晴らしい」が上位に きている。 《首都圏誘客調査の結果》 地理的形状から「能登半島」のイメージが強い。 「金沢」「兼六園」「百万石」といった、江戸時代の加賀藩が イメージされている。グループインタビューでの意見
「現地の人のおもてなしにふれると、 二度三度と足を運びたくなる。」 「観光ガイドなどに良くしてもらったときに はまた行きたくなる。」グループインタビューでの意見
「イメージするのは能登半島。 兼六園の雪吊りも印象に残っている。」 「大河ドラマ『利家とまつ』(百万石) のイメージ。」 《石川県へ旅行したい理由》 《石川県のイメージ》2
本県の観光を取り巻く現状(3)
取り組み方針のまとめ
ターゲット層
幅広い層へのアプローチを行うとともに、 本県への旅行意向が高い中高年層
をメインターゲットとする。開業 PR の必要性
首都圏での北陸新幹線の認知度は高いとは言えないため、 金沢開業の PR をはじめ本県の観光情報を強力に発信
する。PR のポイント
STEP21 に掲げる「おもてなし」「食文化」「歴史・景観」
に加え、里山里海
や伝統工芸
などあらゆる資源を活用した取り組みを推進する。情報発信のキーワード
石川県をイメージさせ、県全体を表す「百万石」
をキーワードに効果的な 情報発信を展開する。基本コンセプト
人・時間・財源などの資源が限られる中で最大限の効果を得るためには「選択」と「集中」が必要となる。既開業県 ではいずれもメインターゲットや人を引き付けるキャッチコピーを設定し、それぞれ集中的なキャンペーンを展開した。(1)
青森県
メインターゲット 主要マーケットであり情報発信力の高い首都圏・東京 キャッチコピー 「今が旬 すぐ、そこ、青森」熊本県
メインターゲット 時間的・心理的に身近に感じられる“片道 3 時間程度”で行き来でき、 日帰り圏内になった関西圏(大阪、広島、岡山) キャッチコピー 「くまもとサプライズ!」鹿児島県
メインターゲット 最短でも 4 時間近くの移動時間となる大阪・関西よりも、 中国・北九州地方を選択 キャッチコピー 「かごしま一直線」新幹線既開業県の事例
3
新幹線の開業は観光誘客など交流人口の拡大 に大きな効果をもたらすことから、既開業県である 青森県・熊本県・鹿児島県においても情報発信や 地元の魅力づくりなどの様々な取り組みが行われ てきた。新幹線既開業路線
【東北新幹線( 新青森-八戸 )】 平成22年12月 4日開業 【九州新幹線(鹿児島中央-博多)】 平成23年 3月12日開業 〈 国土交通省資料より〉〈整備新幹線の現状〉
新幹線既開業県の事例
3
情報発信
ターゲットとなるエリアでの大規模イベント(青森県)、キャンペーンキャラクターの活用(熊本県)、連続性の あるイベント開催(鹿児島県)など、それぞれ工夫を凝らした情報発信を展開し、集客へとつなげた。(2)
青森県
開業前年と開業年に原宿表参道を中心に「とことん青森」キャンペーンを実施し、首都圏で青森の魅力を強烈 にアピールした。当年実施時には「青森ねぶた運行」の5万人をはじめ、2週間にわたるイベントにより計36万人 を集客したほか、テレビの情報番組や報道番組、新聞、雑誌など250を超す媒体で露出が確認され、青森県の魅 力をアピールする上で大きな成果を挙げた。熊本県
関西での熊本への関心度が低いことから、まずはその向上を目指し、 キャンペーンキャラクター「くまモン」を活用したPRを展開した。「くま モン」を売り込むことが「熊本県」を売り込むことと捉え、吉本新喜劇に 出演させるなど積極的に露出を図った。キャラクターの認知度向上に伴 い、各種イベント開催時に「くまモン」がアイキャッチとなり、集客に大 きく貢献した。鹿児島県
開業前には“ポスト篤姫”を意識した「島津斉彬公生誕200年記念イベント」、開業時には全線開業イベント、 開業後には「デスティネーションキャンペーン(DC)」や「全国都市緑化フェア」など、絶え間ないイベント開催に より、県外からの誘客につなげた。「とことん青森」キャンペーンの主な内容
表参道ねぶた運行(1日) 表参道の渋谷駅側車道を占用し、明治神宮第一鳥居広場から 青山通り手前まで、総勢500名を超える一団がねぶたを運行 青森四大祭りの競演(3日間) 明治神宮の鳥居前広場と駐車場を会場に、「青森ねぶた」 「弘前ねぷた」「八戸三社大祭」「五所川原立佞武多」 の山車を設置し、お囃子や夜間ライトアップを実施 青森ご当地グルメ屋台(5日間) 延べ24件の屋台が「八戸せんべえ汁」をはじめとする ご当地グルメを提供 とことん青森ギャラリー(3日間) 表参道で青森の工芸品を一堂に展示 原宿表参道での青森ねぶた運行 吉本新喜劇に出演するくまモン受け地の魅力づくり
デスティネーションキャンペーン(DC)
既開業県のいずれにおいても新幹線開業に合わせてDCを実施している。(3)
(4)
3
新幹線既開業県の事例青森県
青森や八戸をはじめとした各地域 が主体となって、十和田バラ焼な どのご当地グルメの商品化・ブラ ンド化、現地に足を運ばなければ できないことに着目した昼の体験 メニューの開発など、地域の“当 たり前”を観光素材として発掘・ 磨き上げを行った。熊本県
持続性・波及性を念頭に、「食」「文 化」「おもてなし」をテーマとした 既存の地域資源を活用した催事 を各地で同時期に開催した。これ により地域内や地域間での来訪 者の滞在時間延長と回遊性向上 を図った。鹿児島県
テーマ性を持った取り組みによる 開業効果の持続と県下全域への 波及をねらい、「花と灯りと食の 鹿児島」という魅力の発信に努め た。また「指宿vs霧島」をテーマ に両地域の魅力を対比させながら PRする広域周遊キャンペーンを 展開した。県
実施時期
青森県 平成 23 年 4 月 23 日~ 7 月 22 日(開業約半年後) 熊本県 平成 23 年 10 月 1 日~ 12 月 31 日(開業約半年後) ・熊本、鹿児島、宮崎の 3 県共同開催 鹿児島県 デスティネーションキャンペーン(DC)とは ・地元自治体と経済・観光団体等が、JR6社と一体となって行う大型観光誘客キャンペーン ・JRグループ挙げて輸送力と情報通信網を提供し、全国から集中的に開催地へ送客 ・地元では観光資源の掘り起こしや磨き上げ、イベント開催などの受け入れ体制を整備4
基本コンセプト
首都圏から見た石川県のイメージや石川県への旅 行目的から、本県は「兼六園」や「加賀百万石」のイ メージが強く、優れた伝統工芸なども含め歴史的・文 化的な価値の高い観光資源が多い。また、世界農業 遺産に指定された「能登の里山里海」などの豊かな自 然、そしてそこからもたらされる海の幸・山の幸に恵ま れている。 開業PRにおいては幅広い層へ向けてアプローチ を行うが、中でも特に本県の歴史、文化、食や自然の 「豊かさ」に対する関心の高い中高年層をメインター ゲットとし、首都圏および新幹線沿線地域において PRキャンペーンを展開していく。 本実行プランにおける誘客目標数は、「新ほっと石川観光プラン」に掲げる「首都圏からの入り込み客数500万 人(平成27年)」とする。計画期間は平成25年度からの5ヵ年とし、特に開業前後の3ヵ年程度を「重点期間」と し、集中的に事業に取り組む。 《 首都圏 》 東京都、神奈川県、埼玉県、 千葉県、栃木県、茨城県、群馬県の居住者 《北陸新幹線沿線 》 長野県、新潟県、富山県の居住者 石川の「豊かさ」を理解できる 中高年層〈戦略の目的〉
開業効果の県内全域への波及
リピーターの獲得
誘客層
地 域
(1)
新幹線開業を見据えた PR 戦略
戦略の目的
①
ターゲット
②
目標と対象期間
③
新幹線開業によってもたらされる交流人口の拡大や経済効果は、県全域に波及して各地の活性化に寄与 することが求められる。またそれらを一過性で終わらせることなく、息の長いものにしていかなくてはならな い。そのため、本県に二度・三度と観光に訪れてもらえる「リピーター」の獲得をめざした戦略を展開する。4
新幹線開業を見据えた PR 戦略 新幹線既開業県の事例にも見られるように、より多くの観光客を呼び込むためには、石川の魅力を端的に表す とともに受け手である首都圏の方々に「石川県に行ってみたい」と思わせるキャッチコピーが不可欠であり、本県 においても「いしかわ百万石物語」をキャッチコピーとして効果的な情報発信を行う。 首都圏などに向けた開業PRのためのキャッチコピーである「いしかわ百万石物語」を活用し、石川県全体の魅 力を視覚的かつ効果的に訴えるため、ロゴマークを作成。キャッチコピーの考え方
石川の歴史の奥深さや、石川がどこにあるかまでも連想させ、石川だけが使える言葉=「百万石」
豊かな歴史・文化や人との出会いなど、石川への旅に対して期待をいだかせる言葉=「物語」
これら3つの言葉で構成することにより、“豊かな物語を体験できる石川県”を表現キャッチコピー
『いしかわ百万石物語』
石川県全体を表す言葉=「いしかわ」
作成にあたって のポイント ・キャッチコピー「いしかわ百万石物語」の趣旨を踏まえ、石川全体(加賀・能登・金沢)を 効果的に表現していること ・キャッチコピー「いしかわ百万石物語」を目立たせること ・首都圏に向けて石川の魅力をわかりやすく表現していること ・開業後も石川の新しいブランドマークとして活用できるものであること など 期 間 H24年12月11日~H25年2月4日 応募件数 718件ロゴマークの一般公募
《作成意図》
• 石川県の形を柔らかい曲線で包むことで、石川がほっとし て安らぎのある、すごしやすく、人にやさしい場所である ことを表現 • 文字は直線の構成でシンプルに表現したもので、加賀藩 の堅固な土台をイメージ • 「能登」、「金沢」、「加賀」 という地名を入れて石川をより 印象付けるキャッチコピー
④
ロゴマーク
⑤
新幹線開業を見据えた PR 戦略
4
ターゲットのニーズや開業までの全国的な動き、新幹線既開業県の取り組みの分析を行った上で、「STEP21」 に掲げる「おもてなし」、「食文化」、「歴史・景観」に加え、里山里海や伝統工芸などのあらゆる資源を活用し、 首都圏などへの効果的な情報発信と受け地での魅力づくりに戦略的に取り組む。取り組み方針
⑥
大パレードの実施
(11:45~15:00) 「日本橋・京橋まつり」で行われる大江戸活粋(かっ き)パレードの中において、いしかわ百万石大パレー ドを実施する。 〔 出演団体例 〕 ・東京で能登の祭りをやろう会(キリコ2基) ・山代大田楽保存会(50人規模) ・加賀とびはしご登り保存会(はしご3本) ・ご当地マスコットキャラ、レディ・カガ、ミス百万石 など 開業直前~開業時には、首都圏で石川を強烈に印象づけるとともに、マスコミへの露出を多数獲得すること が重要である。このため、例年、日本橋を舞台に開催される「日本橋・京橋まつり」とタイアップし、石川の食 や物産、祭り、伝統芸能が一堂に会する大規模な PR を展開する。◆
いしかわ百万石大パレード
◆
能登キリコ 大江戸活粋パレードでのいしかわ百万石大パレードのイメージ 山代大田楽 レディ・カガ ご当地マスコットキャラ (のとドン) 加賀鳶はしご登り時 期
(開業の約 100 日前)平成 26 年 10 月下旬場 所
日本橋中央通り周辺 (京橋 3 丁目~室町 3 丁目)Event Data
効果的な情報発信
(2)
首都圏での話題性・インパクトのあるキャンペーンの展開
①
4
新幹線開業を見据えた PR 戦略「いしかわ百万石楽市楽座」の開催
(9:30 ~16:00) 本県の「食」、「伝統工芸」、「観光」等のブースを出展する占用エリアを確保するとともに、大型キリコ(高さ13m)を 展示する。 〔 出展例 〕 ・ご当地丼ブース(能登丼、白山百膳、かがやきなど) ・物産販売ブース(水産加工品、加賀・能登野菜、和菓子、地酒など) ・伝統工芸品販売ブース(輪島塗、九谷焼、金沢箔など) ・観光PRブース(観光パンフレット配布、PRイベントなど)◆
いしかわ百万石楽市楽座
◆
いしかわ百万石楽市楽座のイメージ 能登丼 和菓子 九谷焼開業PRの懸垂幕の掲出
いしかわ百万石大パレードを実施する日本橋中 央通り沿いのビルに懸垂幕を掲出し、開業をPR する。◆
開業 PR 懸垂幕
◆
時 期
「日本橋・京橋まつり」にあわせて掲出場 所
日本橋中央通り周辺 (京橋 3 丁目~室町 3 丁目)Event Data
新幹線開業を見据えた PR 戦略4
日本橋・京橋まつり
◇取り組みのポイント◇
<PRの形態>
①石川のブランドイメージに合致し、なおかつ経済的・時間的にゆとりのある層が集まり、新幹線開業と関連付けることのでき るエリア ②都内で新規イベントを開催する場合、道路占用の許可を得るハードルがかなり高いことから、既存の大規模イベントとの連 携を視野に入れる ③連携する大規模イベントは、食や伝統芸能、祭りなど石川の魅力を存分にアピールできるだけの受け皿が整っていること これらの観点から、名の通った老舗が軒を並べ、江戸時代において旅の起点であった「日本橋」において、全国の祭りや伝統 芸能が参加するパレード、各地の特色ある物産販売が行われる「日本橋・京橋まつり」と連携した開業 PR を実施することとする。<体 制>
関東東京石川県人会や「東京で能登の祭りをやろう会」などの協力を得て、首都圏における人的資源を有効に活用する。イ ベント自体のPRに関しても人的ネットワークや口コミを活用して周知を図る。会場図
概 要
【時 期】毎年 10 月の最終日曜日 【場 所】中央区中央通り(京橋 3 丁目~室町 3 丁目周辺) 【主 催】日本橋・京橋まつり実行委員会(東京中央大通会、室町大通会) 【動 員】6 万人(平成 24 年実績) 【内 容】■大江戸活粋パレード 日本各地へ広がる五街道の起点であった日本橋に、 全国から伝統的な踊りが集まる一大パレード(3000 人規模) 24 年参加団体例 仙台すずめ踊り(宮城)/前橋だんべえ踊り(群馬)/阿波おどり(徳島)/ エイサー(沖縄)/スーパーよさこい、梅后流江戸芸かっぽれ(東京) など ■諸国往来市 全国の自治体や民間企業などによる、各地名産品の出店販売 24 年参加団体例 島根県、群馬県、奈良県、鳥取県、宇都宮市、熱海市、藤岡市、相模原市、 周南市観光協会(山口県)、民間企業 など4
新幹線開業を見据えた PR 戦略「大江戸活粋パレード」
「諸国往来市」などへの参加
平成26年の本格参加を前に、1年前となる平成25年の 「日本橋・京橋まつり」に参加し、パレードや諸国往来 市で新幹線開業のPRを行うとともに翌年の本格参加へ の期待感を醸成する。参加にあたっては県人会をはじめ とする首都圏在住者と連携し、翌年を成功させるための ノウハウ獲得を意識する。県人会をはじめとする首都圏在住者との協働による
「日本橋・京橋まつり」へのプレ参加
時 期
平成 25 年 10 月下旬場 所
日本橋中央通り周辺 (京橋 3 丁目~室町 3 丁目)Event Data
◆
◆
新幹線開業を見据えた PR 戦略4
オーケストラ・アンサンブル金沢(
OEK
)
とのタイアップによる開業PR
東京駅などにおいて、“石川の新しい文化のシンボル”で あるOEKとタイアップした開業PRとしてコンサートを開催 する。 首都圏で注目を集める旬の場所や、旅行意欲が高く、経済的・時間的にゆとりのある方々が居住するエリア、 本県への関心が高く、歴史的なつながりのある石川ゆかりの地域などにおいて、イベントやプロモーションを集 中的に展開することで効果的な情報発信を図る。 平成25年秋に一連の改修工事が完了し、マスコミの注目度が高まる東京駅の丸の内駅舎・八重洲口周辺ス ポット等でキャンペーンを展開する。◆
旬の場所でのキャンペーン
◆
時 期
平成 25 年 10 月、平成 26 年 10 月場 所
東京駅Event Data
ecute東京 日本各地で育まれた文化や技法・ 素材など、世界に誇れるイイモノ を扱うショップが集まる駅中の商 業空間。 DC などに合わせ、入居店舗が地 元の素材を使用した食品などを開 発・販売するキャンペーン(3 週間) を実施している。ecute(エキュート)での
「いしかわマルシェ」開催
東京駅構内の商業空間「ecute東京」で、「いしかわマル シェ」と銘打ち、石川の食材を使ったスイーツや惣菜のほ か、伝統工芸品など石川の魅力的な物産を販売するととも に開業PRを行う。 〔東京駅〕旬の場所での情報発信・エリアを絞り込んだ情報発信
②
グランルーフ(H25 秋竣工予定) 八重洲口の南北タワーをつなぐ約 240 mの歩行者用デッキ 東京駅丸の内駅舎 (H24 年 10 月復原完成)4
新幹線開業を見据えた PR 戦略経済的・時間的にゆとりのある方々が居住するエリアを結ぶ私鉄グループ(東急電鉄)とタイアップし、沿線で の情報発信を展開する。
時 期
平成 26 年秋~場 所
東急電鉄沿線Event Data
月刊誌「SALUS(サルース)」
・A4 サイズ約 50 ページ ・30 万部発行 ・30 代女性がメインターゲット ・誌面情報の体験率は 7 割近くに達する 東急カードゴールド会員向け会報誌「Qualite(クオリテ)」
・A4 サイズ、7 ~ 8 万部発行 ・東急カード年間 100 万円以上 利用の「ゴールド会員」を 対象に無料送付 ・「旅・食・文化」情報が中心沿線コミュニティ月刊誌の活用
東急グループが沿線の住民向けに発行する月刊誌や会報誌 などに石川の特集記事を掲載し、観光情報を発信するとと もに開業イベントの告知を行う。経済的・時間的にゆとりのある首都圏在住者
をターゲットにしたキャンペーン
《東急沿線図》
◆
◆
新幹線開業を見据えた PR 戦略4
「いしかわ学」講座の開催
東急グループが運営する沿線のカルチャースクールにおいて、石川の歴史を中心に食や伝統芸能を紹介する「い しかわ学」講座を開催する。講座は数回シリーズとして、最終回には石川への視察旅行を組み込むことで、発信と 誘客をセットにした取り組みを推進する。沿線百貨店における「いしかわ百万石物語展」の開催
沿線百貨店において観光物産展を開催する。 〔 講座例 〕 第 1 回 百万石の歴史 第 2 回 石川の食文化 第 3 回 石川の伝統工芸 第 4 回 石川の里山里海 最終回 石川県視察旅行◇参考◇
一世帯当たりの総所得ランキング
一世帯当たりの金融資産ランキング
順位 路線名 年間所得(万円) 路線名 金融資産(万円) 1 京王井の頭線 709 京王井の頭線 3,321 2 東急東横線 700 東急大井町線 3,242 3 東急目黒線 689 東急池上線 3,221 4 東急田園都市線 688 東急目黒線 3,217 5 小田急小田原線 678 京王線 3,136 6 東急大井町線 671 東急多摩川線 3,086 7 東急池上線 652 小田急小田原線 3,083 8 小田急江ノ島線 631 東急東横線 3,059 9 阪急今津線 625 京成押上線 3,034 10 東急多摩川線 624 西武池袋線 3,024 野村総研調べ(2008) 全国の私鉄沿線における「一世帯当たりの総所得ランキング」および「一世帯当たりの金融資産ランキング」において、いず れも上位10路線のうち半数以上を東急線が占めており、いわゆる“富裕層”向けのPRに最適な路線と言える。4
新幹線開業を見据えた PR 戦略◆
石川ゆかりの地でのキャンペーン
◆
「板橋区民まつり」への参加
板橋区が加賀藩下屋敷跡であるというゆかりを活用し、 10 月中旬に行われる「板橋区民まつり」において開業 PR を行う。 板橋区には加賀藩とのゆかりから「加賀」「金沢」といっ た地名・学校名が存在する。金沢市は約 30 年にわたっ て板橋区と交流事業を実施してきており、平成 20 年 7 月 には「友好交流都市協定」を結んでいる。開業 PR にお いても、これまでの実績を活かした取り組みを展開する。 板橋区民まつり 板橋区民まつり時 期
平成 26 年 10 月中旬場 所
板橋区(加賀藩下屋敷跡)Event Data
新幹線開業を見据えた PR 戦略4
新幹線開業効果の維持・拡大のため、北陸三県の地元自治体と経済・観光業界などが JR6 社と一体となっ て全国から北陸への誘客を図る「デスティネーションキャンペーン」を実施する。
DC 開催に向けたスケジュール
■体 制 : 石川、富山、福井の北陸三県による共同実施 ■時 期 : 平成27年秋(10月1日~12月31日) ■目 的 : ①北陸三県の広域連携による観光誘客の推進 ②新幹線開業効果の維持・拡大 ■実 績 : 昭和56年秋(10~12月)に石川単独で開催 年度 春(4~6月) 夏(7~9月) 秋(10~12月) 冬(1~3月) H2 2 奈良県 (立候補なし) 長野県 京都市 H2 3 青森県※1 群馬県 熊本・鹿児島・宮崎※2 京都市 H24 岩手県 北海道 鳥取・島根県 京都市 H2 5 宮城県 広島県 秋田県 京都市 H2 6 新潟県 山形県 和歌山県 京都市 H2 7 福島県 大分県 石川・富山・福井 京都市<平成22~27年度の開催地(予定を含む)>
※1:新幹線開業(H22.12)に合わせて開催 ※2:新幹線開業(H23.3)に合わせて開催デスティネーションキャンペーン(DC)の実施
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新幹線開業を見据えた PR 戦略DC の主な事業(例)
誘客促進対策
・全国宣伝販売促進会議、エクスカーション ・観光イベント、キャラバン、商談会 ・観光素材集、ノベルティ作成広報宣伝
・イベントガイドブック作成(約 80 万部) ・5 連ポスター制作(1500 組) ・テレビ CM、ホームページ開設 ・「旅の手帖」掲載、テレビ番組タイアップ受け入れ対策
・おもてなし事業、二次交通アクセス整備 ・オープニングイベントの開催 ・のぼり旗作成◇取り組みのポイント◇
<開業効果の維持・拡大>
平成27年春の新幹線開業後、開業効果が一段落することが予想される秋の時期にDCを開催することにより、開業 ブームに再び弾みをつけ、開業効果を持続させることができると考えられる。<広域性①>
DCによる広報宣伝効果は全国規模となるため、首都圏や北陸新幹線沿線以外の地域に対しても石川の魅力をPR する絶好の機会となる。<広域性②>
北陸三県共同でのDC実施により、富山県・福井県を含めた広域的な観光商品を開発・販売することで、より集客 効果が高まると考えられる。<観光素材の磨き上げ>
平成25・26年の冬季に実施される「ジャパニーズビューティ北陸」において観光素材の誘客効果と満足度を検証 し、より訴求力の高い観光商品へと磨き上げる。 北陸三県の自治体と、JR 西・東・東海の3社がタイアップして、北陸へ集中的に送客するキャンペーン。 例年 12 月~翌年 3 月の冬季に実施。ジャパニーズビューティ北陸
新幹線開業を見据えた PR 戦略4
首都圏や北陸新幹線沿線地域において、タイアップ事業などを通じ PR を図る。 JRが実施する開業PRのキャンペーンと連携することで相乗効果を得る。
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JR 東・西日本が行う開業 PR と連携したキャンペーン
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その他首都圏等における情報発信の取り組み
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PR媒体 内 容 9月 10月 11月 12月 ポスター JR東管内の主要約600駅に掲出 新聞 全国紙に開業情報の広告掲載 雑誌 週刊誌に開業情報の広告掲載 CMドラマCM「My First AOMORI」 ・青森出身の有名俳優が出演 ・ヒロイン役に地元高校生 T V ミニ番組「タビイロ」 ・週1回6分間×6ヶ月 ・県内を6つのエリアに分け、各エリアの観光地や素 材を4回ずつ紹介 ・放送:フジテレビジョン その 他 山手線・京浜東北線・中央線・京葉線のトレインチャ ンネルで「My First AOMORI」のCMを放映
山手線車内を「My First AOMORI」関連のポスター で埋め尽くした広告トレインを運行
新幹線車内誌「トランヴェール」12月号で青森を特集
開業
〈東北新幹線新青森開業における JR 東日本が行ったキャンペーン例(H22)〉
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新幹線開業を見据えた PR 戦略◆
「いしかわ百万石物語展」の開催
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長野県との連携による開業 PR
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観光物産展・観光 PR の実施
都内をはじめ、大宮・高崎・長野など沿線地域のデパートなどにおいて、食や伝統工芸品の物産展と、伝統芸能を披露する イベントなどを開催する。合わせてマスコミキャラバンを実施する。相互交流や広域観光周遊の促進
新幹線開業により移動時間が大幅に短縮される長野県エ リアなどとの連携により、相互交流や広域周遊観光を促進 させる。時 期
平成 25 年度~場 所
都内、北陸新幹線沿線地域のデパートなどEvent Data
北陸新幹線沿線図 〔 連携例 〕 ■金沢駅・長野駅などの各観光情報センターでの観光案内の 強化(特設コーナーの相互設置) ■首都圏などでの共同観光誘客キャンペーン実 施による、 長野・石川の広域周遊観光の促進 《 東 京 - 金 沢 》約2時間半(約1時間20分短縮) 《長野-金沢》約1時間(約2時間半短縮)時間短縮効果
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首都圏アンテナショップを活用した情報発信
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アンテナショップ「加賀・能登・金沢
江戸本店」の機能強化
「アンテナショップ機能強化検討委員会」での検討を踏ま え、首都圏での情報発信機能を強化する。 〔 展開例 〕 ・専任スタッフを配置した観光案内コーナーの設置によるきめ 細やかな観光情報の提供 ・アンテナショップを訪れるリピーター客に対する情報発信 など◆
首都圏での大規模イベントを活用した開業プロモーション
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大規模イベントへの出展
例年参加・実施している首都圏での大規模イベントにおい て、規模を拡大し、開業プロモーションを実施する。 〔 連携例 〕 ■ふるさとまつり東京 【時期】平成 27 年 1 月 【会場】東京ドーム ■いしかわ伝統工芸フェア 【時期】平成 27 年 2 月 【会場】東京ドームシティプリズムホール ふるさとまつり東京 新幹線開業を見据えた PR 戦略4
のとドン 能登ふるさと博 わくたまくん 和倉温泉 のっティ カブッキー
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ご当地マスコットキャラクター等の活用
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イベントなどでの活用
首都圏でのイベントなどにおいて、県内各地のご当地マスコットキャラクターを積極的に活用する。 みつけたろう 珠洲市 コン丸くん 七尾青年会議所 にゃんたろう かほく市 ウッチー 内灘町 もんちゃん 輪島市商工会議所 のとカッキ―くん 七尾市 火牛のカーくん・モーちゃん 津幡町 ゆきママとしずくちゃん まぁりん 輪島市 とうはくん 七尾市観光協会 ガノー 宇宙人サンダーくん コスモアイル羽咋 のとりあーなちゃん 穴水町地域づくり協議会 やましろ スパくろくん よしなかくん・ともえちゃん 津幡町4
新幹線開業を見据えた PR 戦略≫首都圏の石川県人会などとの連携による情報発信 ⇒イベントの協働開催を通じた首都圏における気運醸成(会員1000人超) ⇒首都圏の「いしかわ観光特使」を活用した口コミによる誘客 ≫首都圏のマスメディアを活用した情報発信 ≫動画サイトを活用した情報発信 ≫ホームページを通じたきめ細やかな情報発信 ≫首都圏の学校などを直接訪問することによる修学旅行やMICEの誘致 ⇒修学旅行やMICEを誘致するための助成制度(H22年度~)の活用 ≫首都圏交通事業者とタイアップしたPR(H24年度~) ⇒電車内広告や駅構内でのポスター掲示、旅行商品造成など ≫民間企業の余暇活動をサポートする福利厚生代行会社(首都圏の約3000社、従業員約140万人)や、 大手旅行予約サイトと連携した情報発信等(H24年度~) ≫全国規模の誘致イベントやコンベンションを活用した情報発信 〔 イベント例 〕地域伝統芸能全国大会(H25.10)/全国産業観光フォーラム(H25.11)/全国椿サミット(H29.2)など ≫現に来県している観光客に向けた情報発信(H24~H26年度) ⇒開業の基礎情報入りチラシ(データを県ホームページ上で提供)を 旅館やホテル等のフロントやロビーに掲出してPR ≫民間主体の新幹線開業に向けた取り組みに対する 顕彰制度の創設(H25~H27年度) ⇒企業、団体、グループなどのユニークな取り組みを顕彰
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きめ細かな情報発信
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企業内で行われる会議(Meeting)、企業の報奨・研修旅行(Incentive)、学会や大会などの会議(Convention)、展示会・ 見本市(Exhibition)の頭文字を取った言葉。開催地では一定量の集客や知名度向上が見込まれる。県でも平成 21 年 3 月に「石川県コンベンション誘致推進計画」を策定し、その誘致に努めている。MICEとは
新幹線開業を見据えた PR 戦略4
県観光大使をはじめとした著名人を活用し、発信力の強い著名人が語る“石川県の魅力”を通して旅行意欲 を喚起させる。 観光素材の魅力を高めるために、発信力が強い著名人のお気に入りスポットなどの付加価値情報をインタビュー を通じて収集し、様々な観光ツールに活用する。
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著名人へのインタビュー素材を活用した情報発信
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対象著名人
石川に縁がある、あるいは石川ファンの著名人 〔 例 〕石川県出身者、県観光大使、県観光創造会議委員、文化人、経済人、 スポーツ選手、芸能人 などインタビュー内容
「私の石川物語」をテーマにしたそれぞれの著名人が持つ石川への想い ※お気に入りの店・場所・風景なども合わせて取材具体的な情報発信
(1) 観光パンフレットやガイドブックなどへの掲載 ・著名人がおすすめする観光スポットなどを紹介 (2) 観光案内用のインタビュー素材集の作成 ・観光情報センターや観光特使に配布して活用 (3) デジタルブックや文庫本「私の百万石物語」の作成著名人の発信力を活用した PR
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新幹線開業を見据えた PR 戦略新幹線で本県を訪れる観光客へ本県の魅力を体感していただけるよう、開業直後に石川の食や物産、祭り、 伝統芸能を楽しむことができるイベントを県内で開催する。
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金沢城公園を中心とした県下全域の魅力を発信するメインイベントの開催
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時 期
(桜の開花時期の土日の 2 日間)平成 27 年 4 月場 所
金沢城公園 三の丸広場Event Data
魅力ある石川の食や物産等のブース
新幹線開業を見据えてブランド化を進めてきた「食や物 産」を最大限に活用する。 〔 出展例 〕 ・「食の歳時記」 の旬の食材をはじめとした海の幸・山の幸 ・能登丼、白山百膳、かがやきなどのご当地グルメ ・新種フリージア(エアリーフローラ) ・19 市町の観光 PR ブース など受け地での魅力づくり
(3)
石川の魅力を体感できる開業イベントの開催
①
メインイベントのイメージ 新幹線開業を見据えた PR 戦略4
◇参考◇
石川の伝統芸能・祭りの披露
(ステージイベント) 加賀とびはしご登りなどの伝統芸能や、キリコ祭りをはじ めとした全国に誇る祭りを披露する。お茶が盛んな石川の特色を披露
お茶が盛んな石川の雰囲気を味わってもらうため野点風 の休憩所を設ける。その他
金沢城公園及び兼六園の観桜期ライトアップを実施する。石川の伝統工芸ブース
輪島塗、九谷焼、加賀友禅、金沢箔などの国指定や県指 定などの伝統的工芸品を展示・販売する。石川県伝統工芸36業種
●国指定伝統的工芸品(10 品) 加賀友禅、牛首紬、加賀繍、九谷焼、輪島塗、山中漆器、 金沢漆器、金沢箔、金沢仏壇、七尾仏壇 ●県指定(6 品) 珠洲焼、和紙、桐工芸、檜細工、美川仏壇、加賀毛針 ●希少伝統的工芸品(20 品) 能登上布、金沢和傘、手捺染型彫刻、大樋焼、茶の湯釜、 加賀象嵌、金沢表具、竹細工、鶴来打刃物、七尾和 ろうそく、加賀竿、郷土玩具、琴、三弦、太鼓、銅鑼、 加賀獅子頭、加賀提灯、加賀水引細工、能登花火平成24年「いしかわ食のてんこもりフェスタ」
出展ご当地グルメ
金澤おでん ( 金沢市 ) /能登鍋 ( 七尾市 ) /小松うどん ( 小松市 ) /小松名物塩焼きそば ( 小松市 ) /加賀まる 盛 ( 小松市、加賀市、能美市、川北町 ) /能登丼 ( 奥 能登 2 市 2 町 ) /加賀のかがやき ( 加賀市 ) / " 福招 く はくいなぎさの宝箱 "( 羽咋市 ) /KAHOKU こだ わり雑炊 ( かほく市 ) /白山百膳 ( 白山市)/白山もん ぶらん ( 白山市 ) /つるぎ TKGY( 白山市 ) /能美風お このみ焼き のみまる ( 能美市 ) /のみどんぶり( 能美市 ) /かわきた味噌豚どん ( 川北町 ) /西能登しか丼 ( 志賀 町 ) /宝達志水オムライス ( 宝達志水町 ) /中能登味 噌うどん ( 中能登町 ) ステージ イベント4
新幹線開業を見据えた PR 戦略既存の観光資源の活用
○「城下町大聖寺 文化の祭典」の開催(通常 10 月開催) ○加賀地域の各地区でボランティアガイドによるミニ ツアーを実施 ○南加賀地区の桜の名所をライトアップし夜間特別公開 ○歌舞伎のまち小松「春の巻」を開催 (既存イベントと絡め小松市を歌舞伎一色で彩る) ○期間中開催される既存イベント・祭りに 「いしかわ百万石物語」の冠をつけて一体 PR ・加賀温泉郷マラソン(4 月第 3 日曜日:加賀市) ・九谷茶碗まつり(5 月 3 日~ 5 日:能美市) ・山中漆器祭(5 月 3 日・4 日:加賀市) ・お旅まつり(5 月 8 日~ 11 日:小松市)◆
加賀地域のエリアイベントの開催
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時 期
平成 27 年 4 月~ 5 月中旬場 所
加賀四温泉を主に、JR 加賀温泉駅、JR 小松駅など各地区に分散してイベントを行う実施主体
地域の広域組織である「加賀温泉郷協議会」を中心に取り組むEvent Data
Lady Kaga 山代大田楽 九谷茶碗まつり こまつ曳山交流館みよっさ お旅まつり ダンプトラック930Eオープニングイベント
【JR 加賀温泉駅】歓迎イベントとして「湯立神楽」「おっ しょべ太鼓」「獅子舞」「山代大田楽」などを披露する。 【JR 小松駅】グルメイベント「食彩春祭り」や、世界最 大級のダンプトラック「930E」に試乗できる「乗り物フェ ア」などを開催する。JR 小松駅周辺イベント
新たなシンボル「こまつ曳山交流館みよっさ」と「サイエ ンスヒルズこまつ」を核としたイベントを開催する。二次交通&グルメクーポン「バスに乗っ
てご当地グルメの旅」
加賀温泉郷内の二次交通「キャン・バス」「お散歩号」 の利用とランチをセットにしたクーポンを限定販売する。 峡谷・城下町・海岸などのロケーションと個性豊かなラ ンチを提供する。味と器のおもてなし「Lady Kaga 茶店」
【時期】期間中毎週土曜~月曜 【会場】JR 加賀温泉駅前 仮設の茶店で、加賀温泉郷ならではの「食」(加賀棒茶、 郷土の和菓子など)と「工芸」(九谷焼、山中漆器)で、 Lady Kagaたちがお客さまをおもてなしする。 〔 ランチ案 〕 川床弁当(鶴仙渓)、加賀大聖寺御前、片山津バーガー、桜 鯛茶漬け(橋立漁港) 新幹線開業を見据えた PR 戦略4
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能登地域のエリアイベントの開催
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時 期
平成 27 年 4 月~ 5 月中旬場 所
能登 9 市町の各拠点(宿泊施設、JR 七尾線各駅、のと鉄道各駅、観光施設など)実施主体
地域の広域組織である「能登半島広域観光協会」を中心に取り組むEvent Data
食イベント「能登ふるさとごはん祭り」
●能登4市5町に点在している食メニュー(能登丼、すし 王国、オムライスなど)をまとめたサービスを提供する。 ●食事をされたお客様へ、飲み物・デザートの無料提供な どの“おもてなしサービス”を実施する。お祭りイベント「灯りでつなぐ能登半島・
能登ライトアップイベント」(宿泊促進)
●能登 4 市 5 町の景勝地などをライトアップ(見附島、 千枚田、ぼら待ちやぐら、巌門、千里浜の砂像など) ●能登地域にある桜の名所をライトアップ(小丸山公園、 一本松公園、中能登町・鹿島中学校など) ●週末に各地のライトアップ箇所を巡るライトアップ観 光バスを特別運行 ●既存イベント(お祭り)の前後に実施することにより、 観光客の滞在日数の増加につなげる。伝統工芸イベント
●輪島塗・珠洲焼フェア ・輪島塗大御奉仕展「ありがとう市」を期間中に開催する。 (通常 2 月) ・珠洲焼のぐい呑み、コップなどの即売会を行う。 ●花嫁のれん特別展示 ・JR 七尾線、のと鉄道の車両連結部分で展示する。 ・曳山祭 (4 月 4 日~ 6 日:輪島市鳳至町、河井町 4 月中旬:能登町宇出津) ・花嫁のれん展(4 月 29 日~ 5 月 13 日:七尾市) ・青柏祭(5 月 3 日~ 5 日:七尾市) ・のとキリシマツツジフェスティバル(5 月 3 日~ 5 日:輪島市) 能登丼 宝達志水町・オムライス 珠洲焼 千枚田あぜの万燈 ぼら待ちやぐら 花嫁のれん4
新幹線開業を見据えた PR 戦略◆
ガイドブック作成
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IT ツールによる情報発信
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初 級
「金沢地域」 「能登地域」 「加賀地域」 「広域」 の区分で、基本的な観光モデルルートを提案する。中 級
初級と同じ区分で、深みのある体験型モデルルートを提案する。上 級
ルート提案ではなくスポット的な提案をする。分冊ガイドブックによる重層的な情報提供
金沢地域のモデル例
【初級】兼六園 ⇒ 金沢城公園 ⇒ 金沢 21 世紀美術館 ⇒ 長町武家屋敷 【中級】金沢金箔貼り体験 ⇒ 加賀友禅を着て街散策 ⇒ ミシュラン2つ星の庭園(野村家)でお茶会 【上級】石川ならではの本物が味わえる上質な旅の提供 (古刹で味わう座禅と精進料理、東山などでの町屋宿泊 など) ※属性や行動履歴データの蓄積による個人旅行客の傾向把握・分析を踏まえ、 提案する観光ルートをより観光ニーズに則したものに見直すことが可能になる。観光プラン作成アプリケーションの活用
県内 IT 業界が開発を進めるスマートフォンやタブレット向けの観光プラン作成アプリケーションを活用し、「初級」 「中級」 「上級」 ごとに分けた観光モデルルートを提案する。 初めての石川 ( 初級編 )、2 回目 ( 中級編 )、3 回目以上 ( 上級編 ) など、石川を訪れる回数に応じ、提供す る魅力情報をレベルアップさせたガイドブックを作成して配布し、観光客のリピーター増加へとつなげる。 (H26 年秋~)石川を訪れる回数に応じた魅力情報の提供
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【入力条件】 ・観光エリア ・グループ構成 ・訪問回数 ・観光時間 ・性別、年代 訪問回数に 応じたおすすめ 観光ルートを提案◇取り組みのポイント◇
<石川の深み>
「初級」「中級」「上級」に分類し、重層的に情報提供を行うことで、石川の深みを提案し、リピートしたくなる気持 ちを喚起させる。 新幹線開業を見据えた PR 戦略4
地域の観光情報センターや道の駅などの情報発信拠点の機能強化を図り、新幹線開業により増加が見込まれ る利用客に対し、きめ細かな対応を行うとともに県内全域への広域観光をサポートする。