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内科学(心臓・血管)

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Academic year: 2021

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一般演題

ドクターヘリは急性心筋 梗塞患者の総虚血時間を 短縮する

内科学(心臓・血管)

西山佳孝,菊地 研,越路暢生,戸倉通彰,

西野 節,田口 功,阿部七郎,井上晃男 急性心筋梗塞(AMI)では冠血管形成術(PCI)

による早期再灌流が予後改善に必須である.そ のためには発症から再灌流までの時間,すなわ ち総虚血時間(

onset

-

to

-

balloon time

)を短縮さ せる必要がある.ドクターヘリの機動性により それが期待されるが,十分な検討はなされてい ない.本研究では

AMI

患者

137

例を自力により 直接来院した群,救急車により直接来院した 群,ドクターヘリにより直接来院した群,他院 から転院搬送された群の

4

群に分け,発症から 再灌流までの時間経過について比較検討した.

その結果,医療従事者または救急隊員が患者と 最初に接触(

first medical contact

:

FMC

)した時 刻から再灌流までの時間(FMC-to-balloon time)

および

onset

-

to

-

balloon time

は自力来院,救急 車,ドクターヘリ,転院搬送の各群でそれぞれ

135

(

103

-

150

),

131

(

101

-

154

),

121

(

107

-

125

),

197(165-257)分,224(194-315),170(142- 329

),

147

(

142

-

175

),

339

(

255

-

620

)分といず れもドクターヘリ群でもっとも短かった.以上 の結果からドクターヘリによる病院搬送は

AMI

患者の

onset

-

to

-

balloon time

を短縮させ,有 用な手段と考えられた.

GLP -1analogue は cell cycle arrest を介して動脈 硬化を抑制する

獨協医科大学内科学(内分泌代謝)

友常孝則,城島輝雄,加藤嘉奈子,相良匡昭,

清水昌紀,二井谷舞,加瀬正人,田中精一,

青木千枝,鈴木國弘,飯嶋寿江,麻生好正 獨協医科大学研究支援センター

秋元一三,野中康子

【目的】

GLP

-

1 analogue

製剤である

liraglutide

(LG) は糖尿病治療薬であるが,血糖降下,膵

b

細胞保護作用のみならず, その他様々な作用 が報告されている.今回ラット血管平滑筋細胞

(VSMC) における

AMPK

活性および抗炎症効 果について検討した.また動脈硬化モデルマウ スである

ApoE

欠損(

KO

)マウスを用いて,

LG

の動脈硬化形成に与える影響を検討した.

【方法】

AMPK

リン酸化は特異的抗体を用い

た

western blotting

法で測定した.

5

週齢の

ApoE KO

マウスに

western diet

負荷を

4

ケ月間施行し,

同時に高・低容量

LG

を

Alzet

浸透圧ポンプに て連日投与し,血管内皮機能,摘出血管の免疫 染色・摘出臓器の

mRNA

発現の検討を行った.

【結果】

LG

は

VSMC

の

AMP

キナーゼ(AMPK)

を経時的にリン酸化した.また,高容量

LG

は 未治療の

ApoE KO

マウス (

control

)の総コレス テロールおよび

LDL

コレステロールを減少さ せた.動脈硬化の検討として,oil red 染色によ る大動脈の動脈硬化部位の定量を施行したと ころ,高容量

LG

によって有意な抑制が認めら れた.摘出大動脈を用いてアセチルコリンに対 する反応性血管拡張を測定すると,

control

に認 められる血管内皮機能障害が有意に改善して いた.摘出大動脈のリン酸化

AMPK

染色したと

ころ,

control

に比べ明らかな発現が認められた.

また,増殖抑制の機序として細胞周期を検討し たところ,

G2 cell cycle

の

arrest

が

FACS

にて確 認された.

【考察】

ApoEKO

マウスの動脈硬化形成を

LG

は明らかに遅らせた.形成過程の一因として,

血 管 平 滑 筋 に お け る 血 管 弛 緩 因 子 で あ る

AMPK

リン酸化が関与している可能性が示唆 された.また,増殖抑制に

G2 cell cycle arrest

の 関与が示唆された.血管平滑筋の増殖において

LG

は増殖抑制に働く可能性が認められた.

41(2) (2014) 189

11. 12.

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