熊本大学工学部 附属革新ものづくり教育センタ
一平成23年度 年次報告書
図形からのものづくり
熊本文学基礎セミナ
ーものづくり入門(5)、(6)実施報告
1. はじめに
平成23年度、熊本大学教養教育における基礎セミナ
ー
実施方法が変更となり、前期15回を前半、後半に分 け、 各7 .5回(実質8回) での開講となった。 工学部 ではこの変更に合わせ、
「革新ものづくり展開力の協働 教育事業」の
一環として「ものづくり教育Jの全学開 講へ向けての方針をたて、 全7 テ
ーマ8
コースの基礎 セミナ
ーを担当した。 その中で、 筆者が担当した平成 23年度前期前半の基礎セミナ
ー「ものづくり入門( 5)
立体を組み立てる」、
「ものづくり入門 ( 6)立体を切断 する」 について、 今回報告する。
2. 捜農の位置づけ
全学の基礎セミナ
一等専門 部会は
「基礎セミナ
ーは、
大学教育へのオリエンテ
ーション科目として、( 中略)
全新入生を対象とする必修科目として位置付け」てい る。 その意義としては、
「初年次教育・転換教育の
一環 として、 学生が課題を設定し、 能動的に調べ、 議論す るといった学生主体型・参加型授業の体験、 および、
総合大学であることを活かした学部混成型のクラス編 成により、多様な関心・進路の学生がともに学ぶこと」
としている。工学部教員が担当した
「ものづくり入門 」 については、 原則として工学部以外の新入生を対象と している。 報告対象のセミナ
ーにおいて、 シラパス内 の授業目標に
「とくに、 3次元の空間・立体について 柔軟に思考する姿勢を養いますJとした。 その上で、
履修上の指導に関して、
「製図器具使用した、精密な作 業を行います。 失敗することが前提ですが、 それにめ げずに何度もトライしてもらいます。」と明記した。 こ のことは、 教員との間で数回のやり取りを前提として いる。 また、2人
一組のグ
、ル
ープ作業を通じた、
コミ ュニケ
ーション能力の 進化についても配慮、している。
3. ものづくり入門(5)立体を組み立てる 3-1. クラス編成の概要
平成23年度のクラス編成は、教育学部3名、法学部 1名、 理学部 4名、 医学部 6名、 薬学部3名の計17名 で、 理系の学生が多く見られた。 希望順位としては第
一
位2 名、 第二位 7名、 第三位1名、 第四位 4名、 第 五位2 名、 未記入1名であった。 シラパスを読んで、
比較的得意であると感じた学生が上位を占めるとする
97
と、 その数は半数を上回っている。
3-2. 授業の肉容
建築学科 植田宏
造形
・製図の実習を通じ、 3次元の空間・立体の理 解やイメ
ージする能力を養うことを目的として、 紙を 使つての立体模型の制作を課題としている。 スケジュ
ー