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4 評価規準関 絵から想像したことをもとに物語を書くことに関心をもち 進んで取り組もうとしている書 絵を見て想像を膨らませながら 場面の様子や人物について考えている 想像したことをもとに 事柄の順序に沿って話の構成を考えている 場面の様子がよく分かるように人物の行動や会話のつながりを考えて物語を書い

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Academic year: 2021

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第2学年 国語科学習指導案

日 時 平成27年11月10日(火)5校時 場 所 2年3組 教室 指 導 者 村田 愛 1 単元名 「絵を見てお話を作ろう」 2 指導の立場 本学級の児童は、日記や朝自習、学習の振り返りなどの「書く活動」で、経験したことや想像 したこと、自分の思いや考えなどについて文章を書いてきた。「はじめ」「なか」「おわり」の構成 を考えながら、「だれに」「何を伝えるのか」という目的意識や相手意識をもって書く活動を体験 してきている。また、順序に気をつけて書いたり、順序を表す言葉を使ったりしながら書く児童 も見られるようになってきた。さらに、授業後や帰りの会などで児童の文章を紹介する場面を積 極的に設けることで、自分の文章を読んでもらい、それを教師や友だちに称賛されることで、書 いたり伝えたりすることの喜びや楽しさを感じている児童もいる。しかし、書く題材をなかなか 見つけられない児童や内容がふくらまない児童、楽しんで書くことができない児童も見られる。 本単元は、三枚の絵を手がかりに、三つの場面の人物の行動や会話、出来事のつながりが読み 手に伝わるように書くことをねらいとしている。三枚の絵のそれぞれの場面の様子を想像して、 詳しく説明する文章を書くだけでは一つの物語にはならない。場面と場面がつながるように物語 の展開を考え、適切な接続表現を用いることを意識して取り組むことが大切である。また、書く 活動を通して、自分の思いを伝える楽しさや、それらを発表し合うことによって評価される喜び などを実感させることが重要である。そうすることで、児童が進んで書くことや表現する喜び、 よりよく表現したいという願いをもつことができるようになるのである。 そこで、指導上の留意点として、 ○短作文や日記、授業後の振り返りなどで時間を設けて文章を書く機会を増やすことで、書くこ とに慣れさせる。 ○「はじめ」「なか」「おわり」の構成を色別短冊やワークシートを使って視覚的に捉えさせ、段 落構成やつながりのある文章を書きやすくする。 ○学習の形態をペア学習にしたり、グッドモデルを紹介したりすることを通して、児童のつまず きを軽減する。 ○児童のグッドモデルを効果的に紹介できるように、常時ICT環境を整えておく。 ○最後に発表会を行うことを告げ、相手意識や目的意識を明確にもってお話作りに取り組めるよ うにする。また、児童による相互評価や自己評価をしながら交流できるようにする。 3 単元の目標 絵から場面の様子を想像し、文と文との続き方に気をつけて、一つ一つの場面がつながるよう に物語を書くことができる。 研究主題 豊かな表現力を育むための授業改善 ~読むこと・書くことを中心に~ 岩国市立愛宕小学校

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4 評価規準 関・絵から想像したことをもとに物語を書くことに関心をもち、進んで取り組もうとしている。 書・絵を見て想像を膨らませながら、場面の様子や人物について考えている。 ・想像したことをもとに、事柄の順序に沿って話の構成を考えている。 ・場面の様子がよく分かるように人物の行動や会話のつながりを考えて物語を書いている。 言・句読点の打ち方や、かぎ(「 」)の使い方を理解して文章の中で使っている。 5 前後の学習の関係 小 1 小 2 小 3 6 指導計画(総時数9時間) 時 学習活動 第一次 1 ・絵をもとに場面の様子を想像して、場面と場面とがつながるように物語を書くという学習 課題を確かめる。 ・教科書P25の絵を見て想像を膨らませる。 ・発表会への見通しをもつ。 第 二 次 2 ・教科書の例を参考にして、物語の書き方を理解する。 3 ・想像したことをもとに、物語の内容を決めて、②の場面の物語を書く。 第三次 4 ・教科書P28の3枚の絵から、場面の様子や人物の行動、会話の内容などを想像する。 ・それぞれの人物の会話を想像して色短冊に書く(ペア学習)。 5 本時 ・色短冊を並べて作文メモを作る(ペア学習)。 ・三つの場面のつながりに気をつけて、「はじめ」「なか」の物語を書く(個別学習)。 6 ・三つの場面のつながりに気をつけて、「なか」「おわり」の物語を書く(個別学習)。 7 ・書いた文章を読み返して分かりやすく書けているか、誤字脱字がないかなどを確かめる。 第四次 8 ・発表会を行い、相互評価や自己評価をする。 9 ・絵から想像を広げて、場面と場面がつながるように物語を書くことができたかを ふり返る。 昔話をもとにして、人物と出来事を考えて簡単な物語に書く。 絵から場面の様子を想像し、一つ一つの場面がつながるように 物語を書く。 人物が描かれた絵を見て、人物の様子や会話、行動を想像して物 語を書く。

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第2学 年 国 語科 学習 指導案 「絵 を見 てお 話を作 ろう 」 平成2 7年 11 月1 0日 (火) 5校 時 付けた い力 … 絵か ら場 面の 様子 を想 像 し、 文と 文と の続 き方 に 気を つけ て、 一つ 一つ の 場面 がつ なが るよ うに 物 語を 書く こと がで きる 。 指 導者 村田 愛 1 こ れ ま で の 学 習 を 振 り 返 り 、 本 時 の め あ て を た し か め る 。 ・ め あ て の 確 認 ・ 単 元 の 見 通 し ・ 本 時 の 流 れ ○ 一 時 間 の 見 通 し を も ち 、 意 欲 的 に 取 り 組 め る よ う 声 か け を す る 。 2 作 文 メ モ に 色 短 冊 を 並 べ る 。 ・ 「 は じ め 」「 な か 」「 お わ り 」 の 構 成 ・ 場 面 設 定 ・ お 話 の 流 れ ・ メ モ の 追 加 、 訂 正 ○ 「 は じ め 」「 な か 」「 お わ り 」 の 構 成 を 、 メ モ を 指 さ し な が ら 意 識 さ せ 、 お 話 全 体 の 流 れ を イ メ ー ジ し や す く す る 。 ○ ペ ア 学 習 で 児 童 の つ ま ず き を 軽 減 す る 。 3 場 面 と 場 面 の つ な ぎ 方 を 確 認 す る 。 ・ 時 、 場 所 の 変 化 ・ つ な ぐ 言 葉 の 種 ・ 会 話 文 の 書 き 方 ( 「 」 の 使 い 方 ) ○ こ れ ま で 学 習 し て き た 接 続 表 現 を 活 用 し て 書 く こ と や 、 場 面 と 場 面 、 出 来 事 と 出 来 事 の つ な が り を 意 識 さ せ る 。 4 物 語 を 書 く 。 ・ 「 は じ め 」 の 書 き 出 ・ 会 話 文 の 書 き 方 ( 「 」 の 使 い 方 ) ・ つ な ぐ 言 葉 の 活 ○ ペ ア 学 習 で 完 成 さ せ た 組 み 立 て メ モ を も と に 個 別 に 物 語 を 書 か せ る 。 ○ つ ま ず き の あ る 児 童 に は 、 I C T 機 器 を 用 い 、 児 童 の グ ッ ド モ デ ル の 良 い 点 を 具 体 的 、 視 覚 的 に 捉 え さ せ る 。 ○ 一 つ の 場 面 を 書 き 終 え る ご と に 読 み 直 さ せ 、 場 面 と 場 面 が つ な が っ て い る か 確 認 さ せ る 。 5 本 時 の 学 習 を ふ り 返 る 。 ・ 自 己 の ふ り 返 り ○ 進 度 の 速 い 児 童 の 物 語 を 紹 介 し 、 良 い 点 を 具 体 的 に 示 す 。 ○ 本 時 の め あ て に 沿 っ て ふ り 返 り を し や す い よ う に 観 点 を 提 示 す る 。 ○ 次 時 の 学 習 に 向 け て 意 欲 が も て る よ う な 声 か け を す る 。 本 時 の 流 れ( 学 習 活 動 ・ 内 容 指 導 上 の 留 意 点 ) 1 ねら い 絵 と メ モ を も と に 、 場 面 と 場 面 が つ な が る よ う に 物 語 を 書 く こ と ができ る。 2 準備 物 色 短冊 、ワ ーク シー ト 模 造紙 、プ ロジェ クター タ ブレ ット 型端 末 3 評 価 書 絵 と メ モ を も と に 場 面 と 場 面 が つながるように物語 を書 いてい る。 言 句 読 点 の 打 ち 方 や か ぎ の 使 い 方 を理解して、文章の 中で 使って いる。 絵 を 見 て お 話 を 作 ろ う 絵 と 作 文 メ モ を も と に お 話 を 書 こ う 。

る 日

こ で

す る と

そ れ か ら と こ ろ が

わ り

う し

ぎ の

使

い 方

あ ひ

さ ん の

ろ に

あ そ

に 行 こ

。 」

模 造 紙 場めん と場 めん が つなが るよ うに

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5 学年 国語科学習指導案

日 時 平成27年11月10日(火)5校時 場 所 5年3組 教室 指 導 者 坂本 祐介 1 単元名 「和の文化を受けつぐ―和菓子をさぐる」 2 指導の立場 本学級の児童はこれまで、5年「動物の体と気候」の学習で、序論・本論・結論の構成を捉え、 文章全体の要旨をまとめたり、自分の考えを書いたりする活動をしてきている。書くスピードが 上がるとともに、自分なりに言葉を付け加えたり除いたりしながら言葉の選択をし、まとめてい こうとする姿も見られ始めた。しかし、書き終えた後の内容に膨らみがなく、事実の羅列のみの 内容にとどまっていることも少なくない。また、構成が整っていない文章も多く、大事な言葉を 落としていたり、条件に沿って文章を書くことを苦手にしたりしている児童が多くみられる。 本単元では複数の本や資料を、目的を意識して読んだり、伝えたい内容や目的に合わせて、資 料を活用して説明したりすることをねらいとしている。本教材は和菓子を題材とした序論・本 論・結論の構成が明確な文章である。本論の「和菓子の歴史」「ほかの文化とのかかわり」「支え る人々」の三つの観点から説明する構成は、その後の調べ学習へつなげやすい。興味をもって必 要な情報を選んで説明の構成を考えたり、内容や目的に合わせて資料の形式を工夫したりするの に適した教材である。観点に沿って調べた情報を整理し、選択・組み合わせ、文章全体の構成の 効果を推敲しながら発表原稿を作成することで伝える喜びを感じることができるのである。 教材文を読み取り、調べた内容を発表するためには、自分の考えを他者に明確に伝えなければ ならない。そのため、指導する際には、自分の考えをわかりやすく効果的にまとめて書く活動に 重点を置く必要があると考えた。 そこで、指導上の留意点として、 ○「和の文化」に対する筆者の考えと、「和の文化」を調べる観点の読み取りに気を付け全文を 音読させることで、見通しをもって学習計画を立てるようにする。 ○和の文化に関する本を用意し、並行読書や調べ学習ができるようにしたり、教室に和の文化を 掲示したりすることで、児童が「和の文化」を身近に感じ、学習意欲が高まるようにする。 ○色短冊を使い構成メモを書く活動を行うことで、伝えたいことを明確にしながら構成を考える ことができるようにする。 ○グッドモデルを紹介することで、児童の学習へのつまずきを軽減できるようにする。 ○発表原稿の推敲と資料の提示の仕方を見直させることで、自分の思いが聞き手により明確に伝 わるようにする。 3 単元の目標 複数の本や資料を、目的を意識して読むことができるとともに、伝えたい内容や目的に合わせ て資料を活用して説明することができる。 研究主題 豊かな表現力を育むための授業改善 ~読むこと・書くことを中心に~

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4 評価規準 読・いろいろなテーマの本や資料を目的を意識して読んでいる。 ・自分の課題を解決するために、複数の本や文章を比べて読み、必要な情報を選んでいる。 書・伝えたい内容や目的に合わせて、発表原稿を推敲している。 ・書いたものを発表し合い、表現の仕方に着目して助言をしている。 話聞 ・集めた情報を観点ごとに整理し、必要な情報を選んだり組み合わせたりしている。 ・事柄が明確に伝わるように、説明の構成を工夫している。 5 前後の学習の関係 6 指導計画(総時数 13 時間) 時 学習活動 第一次 1 ・「和の文化」に対する筆者の考えと、「和の文化」を調べる観点の読み取りを意 識させ全文を通読し、見通しがもてるよう学習計画を立てる。 第二次 2 3 4 5 ・序論と本論①に当たる説明の観点「和菓子の歴史」についてまとめる。 ・本論②に当たる説明の観点「ほかの文化とのかかわり」についてまとめる。 ・本論③に当たる説明の観点「支える人々」をまとめ、資料のよさを話し合う。 ・結論部分を読んで文章の要旨をまとめ、文章構成図を作成する。 第三次 6 7 ・発表会で取り上げる題材に沿って必要な情報を集め、色短冊にまとめる。 ・山下さんの発表の構成を参考にして、観点を話し合う。 第四次 8 本時 9 10 11 ・観点に合った情報の整理をし、選択・組み合わせ、説明する内容の構成を考え る。 ・教科書P155 の発表の構成と P156 の発表原稿のつながりを理解し、発表原稿 を作成する見通しをもつ。 ・P156~P158 の例を見て発表原稿の書き方を確かめ発表原稿と資料を作成する。 ・発表の練習をし、内容が明確に伝わるように説明の仕方を工夫する。 第五次 12 13 ・説明会を開き「和の文化」について調べたことを発表する。 ・伝えたい内容や目的に合わせて情報を集め、説明する内容の構成ができたかを 振り返る。 ・伝えたい内容や目的に合わせた資料を用いて説明する。 ・目的を意識して本や資料を読む。 ・資料を効果的に活用してプレゼンテーションをする。 ・複数の資料から読み取った情報を目的に応じて活用する。 ・ ・ 小 4 ・何をどのように比べているかを読み取り、目的に応じて引用したり要 約したりする。 ・アンケートで調べた結果をポスターにまとめ、わかりやすく報告する。 小 5 小 6

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第5学年 国語 科学 習指 導案 「和 の文 化を 受け つぐ― 和菓 子を さぐ る 」 平成2 7年 11 月1 0日 (火) 5校 時 付けた い力 …伝 えた いこ とを明 確に する ため に、 内容の 構成 を考 えて 発表 の原稿 を書 くこ とが でき る。 指導 者 坂本 祐介 1 ねらい 調 べた こと をも とに 、発表 の内 容の構 成を つく るこ とが できる 。 2 準備物 山下さ んの グル ープ の発 表構成 ワーク シー ト、 色短 冊、 拡大ワ ークシ ート ・短 冊 3 評価 伝 えた いこ とを 意識 して、 事柄 が明確 に伝 わる よう に発 表の構 成 や必要 な資 料を 考 え るこ とがで き たか。

化 を

け つ ぐ

・ 時 間 配 分 ・ 説 明 の 内 容 ・ 資 料 の 選 択 ・ 役 割 決 め 発 表 の 構 成 を し よ う グ ル ー プ の 役 割 決 め グ ッ ド モ デ ル ・ 内 容 が う ま く ま と め ら れ て い る 。 ・ 資 料 が 使 わ れ て い る 。 ・ 決 め ら れ た 時 間 内 で の 発 表 。 本 時 の 流 れ ( 学 習 活 動 ・ 内 容 ・ 指 導 上 の 留 意 点 ) 1 こ れ ま で の 学 習 を 振 り 返 り 、 本 時 の め あ て を 確 か め る 。 ・ 前 時 ま で の 学 習 の 振 り 返 り ・ め あ て の 確 認 ・ 本 時 の 流 れ ○ 山 下 さ ん の グ ル ー プ 発 表 の 構 成 を 提 示 し 、 本 時 の 流 れ を イ メ ー ジ さ せ る 。 2 説 明 の 内 容 、 必 要 な 資 料 を 整 え る 。 ・ 時 間 配 分 ・ 内 容 と 資 料 の 取 捨 選 択 ・ 内 容 の 構 成 ・ 説 明 の 順 番 ○ 構 成 を 工 夫 さ せ る た め に 、 内 容 の 選 択 ・ 組 み 合 わ せ ・ 順 番 に 着 目 さ せ る 。 ○ バ ッ ド モ デ ル を 提 示 し 、 説 明 の 順 番 を 意 識 さ せ る 。 ○ 説 明 す る 内 容 に 応 じ て 、 な る べ く 多 様 な 種 類 の 資 料 を 用 い る よ う に 促 す 。 ○ 3 グ ル ー プ に 活 動 の 結 果 を 発 表 さ せ る 。 3 発 表 の 構 成 を 見 直 し 、 説 明 す る 分 担 と 資 料 を 用 意 す る 分 担 を 決 め る 。 ・ 組 み 合 わ せ た 短 冊 の 順 番 ・ 分 担 決 め ○ 再 度 時 間 配 分 に 着 目 し 、 組 み 合 わ せ た 短 冊 の 中 で の 順 番 を 決 め さ せ る 。 ○ グ ル ー プ の 中 で 、 前 半 と 後 半 に 発 表 す る 組 を 決 め さ せ る 。 グ ル ー プ 全 員 に 説 明 の 担 当 を も た せ る 。 ○ グ ル ー プ の 中 で 司 会 を た て さ せ る 。 ○ 2 グ ル ー プ に 活 動 の 結 果 を 発 表 さ せ る 。 4 本 時 の 学 習 の 振 り 返 り を す る 。 ・ 自 己 の 振 り 返 り ・ 次 時 の 学 習 の 確 ○ グ ッ ド モ デ ル を 紹 介 し 、 児 童 の 意 欲 を も た せ る 。 ○ 次 時 の 学 習 を 確 認 し 見 通 し を も た せ る 。 発 表 の 構 成 と 、 説 明 に 必 要 な 資 料 に つ い て 考 え よ う 山 下 さ ん の グ ル ー プ 発 表 の 構 成 ( p 1 5 5 ) 観点① 歴史 ① 選択を する ② 組 み 合 わ せ る ③説明 の順 番

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授 業 研 究 の 考 察 2 学 年 3 組 国 語 「 絵 を 見 て お 話 を 作 ろ う 」 【課 題 設 定 と 取 材 】 絵 を も と に 場 面 の 様 子 を 想 像 し 、 そ れ を ペ ア 学 習 で 友 達 と 話 す こ と に よ っ て 想 像 を 更 に ふ く ら ま せ る こ と が で き た 。 【 構 成 】「 始 め 」「 中 」「 終 わ り 」 の 構 成 を 色 短 冊 や ワ ー ク シ ー ト を 使 っ て 視 覚 的 に 捉 え さ せ た こ と で 、 段 落 や 人 物 の 会 話 が し っ か り 認 識 で き て い た 。 色 短 冊 に 付 箋 の り を 使 用 し て 順 番 を 容 易 に 入 れ 替 え ら れ る よ う に し た こ と は 、 児 童 が 組 み 立 て を 考 え る の に と て も 効 果 的 で あ っ た 。 【 記 述 】「 」の 使 い 方 の 指 導 に つ い て は 、タ ブ レ ッ ト で バ ッ ド モ デ ル を 示 し 、 児 童 に 直 さ せ る こ と で 理 解 が 高 ま っ た 。 つ な ぎ 言 葉 に つ い て は 、 使 う 必 要 性 が 出 て く る 適 当 な 文 字 数 の 原 稿 用 紙 を 選 択 す る こ と に つ い て 課 題 が 残 っ た 。 そ の た め 、 ね ら い の 「 場 面 と 場 面 が つ な が る よ う に 書 く 」 の 達 成 が 見 ら れ な い 児 童 も い た の で 、 付 け た い 力 に つ い て の 意 識 を 高 め る こ と が や は り 大 切 で あ る 。 【 推 敲 】 書 い た も の を 読 み 直 し て 、 自 分 の 間 違 い に 気 付 く こ と が で き た 。 ど う 直 す の か を 示 す 記 号 が 曖 昧 に な っ て い た の で 統 一 す る こ と が 必 要 で あ る 。 【 交 流 】 児 童 の 書 い た も の を 全 体 に 紹 介 し 、 良 い 点 を 具 体 的 に 見 つ け 合 う こ と が で き た 。 そ れ を 基 に 、 自 分 の 書 い た も の を 振 り 返 る こ と が で き た 。 5 学 年 3 組 国 語 「 和 の 文 化 を 受 け つ ぐ 」 【 課 題 設 定 や 取 材 】 「和 の 文 化 に つ い て 」の 発 表 会 を 行 う こ と の 見 通 し を も ち 、 調 べ た い こ と を 決 め た 。 個 人 で 資 料 収 集 ・ 取 材 し た 後 、 課 題 別 に 4 ~ 6 人 の グ ル - プ を 作 り 、 一 人 ひ と り の 取 材 を も と に 共 通 す る 課 題 を 設 定 し た 。 【 構 成 】 教 師 が グ ッ ド モ デ ル を 提 示 し 、 グ ル - プ ご と に 個 人 で 取 材 し た も の を 取 捨 選 択 し 、 発 表 原 稿 の 骨 子 を 決 め た 。 話 合 い の 中 で 、 色 短 冊 に 書 か れ た 小 見 出 し を も と に 構 成 し 、 プ リ ン ト に 貼 り 付 け て い っ た 。 付 箋 の り を 使 用 す る こ と で 自 由 に 置 き 換 え が で き る の で 、 推 敲 し な が ら 構 成 を 深 め る こ と が で き た 。 【 記 述 】 グ ル - プ 内 で 小 見 出 し を 分 担 し 、 取 材 を も と に ふ く ら ま せ な が ら 文 章 を 書 い た 。 聞 き 手 が 分 か り や す い よ う に 表 現 を 考 え た り 、 視 覚 的 に と ら え ら れ る よ う に 資 料 を 選 ん だ り し た 。 【 推 敲 】 各 自 が 分 担 し た 文 章 を 読 み 合 い 、 意 見 交 換 を し た 。 文 と 文 と の つ な ぎ が ス ム - ズ で 分 か り や す い 説 明 に な っ て い る か 順 番 を 考 え 、 他 者 を 意 識 し て 推 敲 し 、 何 度 も 書 き 直 し を し た 。 【 交 流 】 5 グ ル - プ の 課 題 が 異 な り 、 興 味 深 く 聞 き 合 う こ と が で き た 。 役 割 分 担 を し て 全 員 が 発 表 し た 。 色 短 冊 の 活 用 が 意 欲 を 深 め 、 構 成 ・推 敲 の 力 が つ い て き た 。 回 を 重 ね る ご と に 、 書 く こ と の 5 段 階 が 上 手 に で き る よ う に な り 、 作 文 の 量 が 増 え て き た 。

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学 校 全 体 で の 取 組 研 究 主 題 豊 か な 表 現 力 を 育 む た め の 授 業 改 善 ~ 読 む こ と ・ 書 く こ と を 中 心 に ~ 研 究 仮 説 単 元 を 通 し て 児 童 に 付 け た い 力 を 明 示 し 、「 書 く こ と 」 の 指 導 事 項 5 段 階 の 指 導 を 工 夫 し て 、 書 く 機 会 を 多 く 設 け れ ば 、 児 童 は 主 体 的 に 学 習 を 進 め 、 学 ん だ こ と を 活 用 し た 文 章 表 現 を す る 力 が 高 ま る の で は な い か 。 内 容 と 方 法 1 付 け た い 力 の 明 示 ① 指 導 案 の 中 に 単 元 を 通 し て 付 け た い 力 を 明 示 す る 。 ② 学 習 計 画 を 立 て 、 見 通 し を も っ て 、 学 習 を 進 め ら れ る よ う に す る 。 2 学 習 指 導 要 領 の 「書 く こ と 」 の 指 導 事 項 5 段 階 の 工 夫 ① 取 材 メ モ 、 構 成 メ モ 、 グ ッ ド モ デ ル 、 推 敲 の 観 点 、 交 流 の 観 点 を 学 年 に 応 じ て 工 夫 す る 。 ② 色 別 短 冊 、 付 箋 、 ワ ー ク シ ー ト を 活 用 し て 視 覚 化 を 図 る 。 3 書 く 機 会 の 設 定 ① 国 語 科 の 授 業 後 の 振 り 返 り は 、 め あ て の 実 現 に つ い て 学 年 に 応 じ た 書 き 方 の 条 件 で 記 述 す る 機 会 を 増 や す 。 ② 「話 す こ と ・ 聞 く こ と 」「 読 む こ と 」 の 授 業 や 他 教 科 の 授 業 で も 記 述 す る 場 を 意 識 し て 設 け る 。 ③ 短 作 文 を 週 に 1 回 程 度 行 う 。( 1 0 0 マ ス 作 文 な ど ) 4 学 習 の 系 統 性 の 重 視 ① 学 年 の 単 元 構 成 の 系 統 性 を 確 認 す る 。 ② 学 年 間 の 系 統 性 → 教 科 書 で は 、 学 習 内 容 が ど の 学 年 で ど の よ う に 取 り 上 げ ら れ て い る の か を 洗 い 出 し て 授 業 に 生 か す 。( 冊 子 作 り ) 5 そ の 他 の 具 体 的 な 取 組 ・ 学 年 ご と の 「 書 く こ と 」 の 系 統 配 列 を 学 習 指 導 要 領 で 確 認 す る 。 ・ 全 学 年 の 教 科 書 、 取 材 と 構 成 の ワ ー ク シ ー ト 、 組 み 立 て メ モ 用 の 色 短 冊 の ス ト ッ ク 、 作 文 用 紙 な ど を 職 員 室 の 活 用 し や す い 位 置 に 置 く 。 こ の よ う な 取 組 を 続 け て き た と こ ろ 、 書 く こ と に 抵 抗 が あ る 児 童 が 減 り 、 特 に 文 の 構 成 や 交 流 を 楽 し む 姿 が 見 ら れ る よ う に な っ た 。 ま た 、 他 教 科 で も 記 述 式 の 問 題 に 対 す る 無 回 答 が 減 っ た 。 こ れ か ら も 継 続 し て こ の 取 組 を 行 い 、 更 に は 、 書 い た 内 容 の 質 を 高 め る た め に 推 敲 の 指 導 に 力 を 入 れ て い き た い 。

参照

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