Logic Express 8
音源およびエフェクト
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3
1
目次
序章 9 LogicExpressのプラグインについて
9 「LogicExpress」のエフェクトと音源 第 1章 13 アンプモデリング
13
BassAmp
15
GuitarAmpPro
第 2章 21 ディレイ 22
Echo
22
SampleDelay
23
StereoDelay
24
TapeDelay
第 3章 27 ディストーション 28
Bitcrusher
29
ClipDistortion
30
Distortion
31
DistortionII
32
Overdrive
33
PhaseDistortion
第 4章 35 ダイナミクス 37
Compressor
41
DeEsser
43
Ducker
45
Enveloper
47
Expander
48
Limiter
49
NoiseGate
52
PresetMultipressor
53
SilverCompressor
54
SilverGate
4 目次
第 5章 55 EQ 57
ChannelEQ
60
DJEQ
61
FatEQ
62
SingleBandEQ
63
SilverEQ
64
EQで使用される周波数範囲 第 6章 65 フィルタ
66
AutoFilter 70
EVOC20Filterbank 75
EVOC20TrackOscillator 85
Fuzz-Wah
88
SpectralGate
第 7章 91 イメージング 91
DirectionMixer
94
StereoSpread
第 8章 95 メーター 96
BPMCounter
97
CorrelationMeter
97
LevelMeter
98
Tuner
第 9章 99 モジュレーション 100
Chorus
100
Ensemble
101
Flanger
102
Microphaser
102
ModulationDelay
103
Phaser
105
RingShifter
110
RotorCabinet
112
ScannerVibrato
113
Spreader
114
Tremolo
第 10章 115 ピッチ 115
PitchCorrection
119
PitchShifterII
121
VocalTransformer
目次 5 第 11章 123 リバーブ
124
AVerb
125
EnVerb
126
GoldVerb
129
PlatinumVerb
132
SilverVerb
第 12章 133 スペシャルプラグイン 134
Denoiser
136
EnhanceTiming
137
Exciter
138
Grooveshifter
139
SpeechEnhancer
140
SubBass
第 13章 143 ユーティリティ 144
Gain
145
I/O
146
TestOscillator
第 14章 149 EVOC20 PolySynth 150 ボコーダーの基本 150 ボコーダーとは 150 ボコーダーの動作原理
151 フィルタバンクの動作原理 152 EVOC20 PolySynthを使う 153 EVOC20PolySynth のパラメータ 154 合成パラメータ
159 サイドチェーン分析パラメータ 161 フォルマント・フィルタ・パラメータ 163 モジュレーションパラメータ 165
U/V(無声音/有声音)検出 167 出力パラメータ
168 構成図
169 聞き取りやすい信号を合成するためのヒント 169 分析信号と合成信号の編集
170 音響上のアーチファクトを防ぐ 171 最適な分析信号と合成信号 172 ボコーダーの歴史
6 目次
第 15章 175 EFM1
176 グローバルパラメータ
177 「Modulator」および「Carrier」 178
FMパラメータ
179 出力セクション 180
MIDIコントローラの割り当て 第 16章 181 ESE
第 17章 183 ESM 第 18章 185 ESP
第 19章 187 ES1 187
ES1のパラメータ 195
MIDIコントローラの一覧 第 20章 197 ES2
198 ES2のパラメータ 199 グローバルパラメータ 203 オシレータのパラメータ
210 フィルタ
218 ダイナミック段階(アンプリファイア)
220 ルーター 233
LFO
236 エンベロープ(ENV1〜ENV3) 241 方形領域
242 ベクトルエンベロープ 250 エフェクト処理
251 コントロールを使う/コントローラを割り当てる 252 サウンドのランダムな変化
255 チュートリアル
255 サウンドワークショップ 268
ES2のテンプレート
目次 7 第 21章 275 EXS24mkII
277 サンプラー音源について 279 サンプラー音源を読み込む 281 サンプラー音源を設定する 282 サンプラー音源を管理する 283 サンプラー音源を検索する 284 サンプラー音源を読み込む 294 パラメータウインドウ
312 インストゥルメントエディタ 334 「サンプラー環境設定」を設定する 337 仮想メモリを設定する
338 「VSLPerformanceTool」を使用する 第 22章 339 ExternalInstrument
339
ExternalInstrumentのパラメータ 340
ExternalInstrumentを使う 第 23章 341 KlopfGeist
第 24章 343 Ultrabeat 344
Ultrabeatの構造 345
Ultrabeatの概要
346 サウンドを読み込む/保存する 347 アサインメントセクション 353 シンセサイザーセクション 373 モジュレーション 382 ステップシーケンサー 396
Ultrabeatでドラムサウンドを作成する 第 25章 411 GarageBandInstruments
412
GarageBandInstrumentsのパラメータ 付録 417 シンセサイザーの基礎
417 アナログと減算方式 418 合成とは
419 減算合成 用語集 425
索引 447
9
序章
Logic Express のプラグインについて
音楽およびオーディオ 制作用ソフトウェア「 Logic Express 」には、
強力なプラグインが豊富に用意されています。
これには、革新的なシンセサイザー、高品質のエフェクトプラグイン、強力なソフトウェアサン プラーが含まれます。
このマニュアルでは、個々のエフェクトおよび音源と、それらのパラメータについて解説します。
すべてのプラグインのパラメータについて、詳しく説明します。音源の章では、新しい音源を思 い通りに活用できるように、豊富なチュートリアルを用意しました。「LogicExpress」の基本的 な機能を理解していれば、より簡単にプラグインは使いこなすことができます。ソフトウェアの 基本的な機能については、「Logic Express 8 ユーザーズマニュアル」を参照してください。
「 Logic Express 」のエフェクトと音源
「LogicExpress」に含まれるエフェクトと音源は、次の通りです。
エフェクトのカテゴリ 含まれるエフェクト アンプモデリング ÂBassAmp(13 ページ)
Â
GuitarAmpPro(15ページ)
ディレイ ÂEcho(22 ページ)
Â
SampleDelay(22ページ)
Â
StereoDelay(23ページ)
Â
TapeDelay(24 ページ)
ディストーション ÂBitcrusher(28ページ)
Â
ClipDistortion(29ページ)
Â
Distortion(30ページ)
Â
DistortionII(31ページ)
Â
Overdrive(32 ページ)
Â
PhaseDistortion(33ページ)
10 序章 Logic Expressのプラグインについて
ダイナミクス ÂCompressor(37ページ)
Â
DeEsser(41 ページ)
Â
Ducker(43ページ)
Â
Enveloper(45 ページ)
Â
Expander(47ページ)
Â
Limiter(48ページ)
Â
NoiseGate(49 ページ)
Â
PresetMultipressor(52ページ)
Â
SilverCompressor(53ページ)
Â
SilverGate(54ページ)
EQ Â
ChannelEQ(57ページ)
Â
DJEQ(60ページ)
Â
FatEQ(61ページ)
Â
SingleBandEQ(62ページ)
Â
SilverEQ(63ページ)
フィルタ ÂAutoFilter(66ページ)
Â
EVOC20Filterbank(70ページ)
Â
EVOC20TrackOscillator(75ページ)
Â
Fuzz-Wah(85ページ)
Â
SpectralGate(88 ページ)
イメージング ÂDirectionMixer(91ページ)
Â
StereoSpread(94ページ)
メーター ÂBPMCounter(96ページ)
Â
CorrelationMeter(97 ページ)
Â
LevelMeter(97ページ)
Â
Tuner(98ページ)
モジュレーション ÂChorus(100ページ)
Â
Ensemble(100 ページ)
Â
Flanger(101ページ)
Â
Microphaser(102ページ)
Â
ModulationDelay(102 ページ)
Â
Phaser(103 ページ)
Â
RingShifter(105ページ)
Â
RotorCabinet(110ページ)
Â
ScannerVibrato(112 ページ)
Â
Spreader(113ページ)
Â
Tremolo(114ページ)
ピッチ ÂPitchCorrection(115ページ)
Â
PitchShifterII(119ページ)
Â
VocalTransformer(121ページ)
リバーブ ÂAVerb(124ページ)
Â
EnVerb(125ページ)
Â
GoldVerb(126 ページ)
Â
PlatinumVerb(129ページ)
Â
SilverVerb(132 ページ)
エフェクトのカテゴリ 含まれるエフェクト
序章 LogicExpressのプラグインについて 11
「LogicExpress」に含まれる音源は、次の通りです。
スペシャルプラグイン ÂDenoiser(134ページ)
Â
EnhanceTiming(136ページ)
Â
Exciter(137ページ)
Â
Grooveshifter(138ページ)
Â
SpeechEnhancer(139ページ)
Â
SubBass(140ページ)
ユーティリティ ÂGain(144ページ)
Â
I/O(145 ページ)
Â
TestOscillator(146 ページ)
エフェクトのカテゴリ 含まれるエフェクト
音源のカテゴリ 含まれる音源
シンセサイザー ÂEFM1(175 ページ)
Â
ESE(181ページ)
Â
ESM(183 ページ)
Â
ESP(185ページ)
Â
ES1(187ページ)
Â
ES2(197ページ)
Â
KlopfGeist(341 ページ)
ドラムシンセサイザー Ultrabeat(343ページ)
ソフトウェアサンプラー EXS24mkII(275 ページ)
ボコーダーシンセサイザー EVOC20PolySynth(149ページ)
ユーティリティ ExternalInstrument(339ページ)
GarageBandinstruments AnalogBasic、AnalogMono 、AnalogPad 、AnalogSwirl 、AnalogSync 、 Bass、DigitalBasic 、DigitalMono 、DigitalStepper 、DrumKits 、Electric Clavinet、ElectricPiano 、Guitar 、Horns 、HybridBasic 、HybridMorph 、 Piano、SoundEffects 、Strings 、TonewheelOrgan、TunedPercussion 、 Voice、Woodwind(411 ページの「GarageBandInstruments 」を参照)
1
13
1
アンプモデリング
ギターアンプとベースアンプのサウンドを、録音したオーディオデー タとソフトウェア音源に追加できます。
コンポーネントモデリングと呼ばれる方法を使うと、楽器用アンプ(特にエレキギターとエレキ ベースで使用するアンプ)のサウンドと機能をエフェクトとしてエミュレートできます。真空管 アンプとトランジスタアンプのサウンドを再現するこのエフェクトは、プリゲインコントロール や、低音、中音、および高音用トーンコントロール、出力レベルなど、充実したコントロールを 備えていることを特徴としています。お馴染みのアンプのモデルを幅広い範囲から選択できます。
以下のセクションでは、「LogicExpress」で使用できる各プラグインについて説明します。
Â
13ページの「BassAmp」
Â
15ページの「GuitarAmpPro」
BassAmp
BassAmpでは、有名なベースアンプのサウンドをシミュレートできます。ベースギターの信号
を直接「Logic Express」で処理し、高品質のベースギター・アンプ・システムのサウンドを再 現できます。
また、BassAmp をサウンドデザインの実験に利用することもできます。このプラグインは別の
音源にも自由に使うことができるため、たとえばベースアンプの音響特性をボーカルやドラムの パートに適用することも可能です。
14 第1章 アンプモデリング
BassAmp のパラメータ
Â「Model」ポップアップメニュー: 9種類のアンプモデルから選択できます。選択項目は次の通 りです:
Â「Pre Gain」スライダ: 入力信号のプリアンプレベルを設定します。
Â「Bass」、「Mid」、「Treble」スライダ: 低音、中音、高音のレベルを調整します。
モデル 説明
AmericanBasic 1970年代のアメリカン・ベース・アンプで、10 インチスピーカーを8個搭載して
います。ブルースやロックの録音データに適しています。
AmericanDeep 「AmericanBasic」アンプモデルをベースにしていますが、低中域(500Hz以上)
が強調されています。レゲエやポップスの録音データに適しています。
AmericanScoop 「AmericanBasic」アン プ モデ ル を ベー ス にし て おり、「American Deep」と
「AmericanBright」の周波数特性も兼ね備えたアンプです。低中域(500Hz 以上)
および高中域(4.5kHz 以上)が強調されています。ファンクやフュージョンの録 音データに適しています。
AmericanBright 「AmericanBasic」ア ンプモ デルを ベー スにし ていま すが、この モデル は高中 域
(4.5kHz以上)がかなり強調されています。
NewAmericanBasic 1980 年代のアメリカン・ベース・アンプで、ブルースやロックの録音デ ータに適
しています。
NewAmericanBright 「NewAmericanBasic」アンプモデルをベースにしており、2kHz より高い周波数 域が大きく強調されています。ロックやヘビーメタルに適しています。
TopClassDIWarm 有名なDIボックスのシミュレーションで、レゲエやポップスの録音データに適し
ています。中域(500 〜5000Hzの幅広い周波数域)が抑制されています。
TopClassDIDeep 「TopClassDIWarm」アンプモデルをベースにしており、ファンクやフュージョン に適しています。700Hz 付近の中域周波数が最も強調されています。
TopClassDIMid 「TopClassDIWarm」モデルをベースにしています。いくぶん平坦な周波数域を特 徴としており、周波数が強調 されているわけではあり ません。ブルース、ロック、
およびジャズの録音データに適しています。
第1章 アンプモデリング 15
Â「Mid Frequency」スライダ: 中域の中心周波数(200Hz〜3000Hz)を設定します。
Â「Output Level」スライダ: BassAmp の最終的な出力レベルを設定します。
GuitarAmpPro
GuitarAmpProは何種類もの有名なギターアンプのサウンドと、それらで使用されるキャビ
ネット/スピーカーをエミュレートできます。ギターの信号を直接「LogicExpress」で処理し、
高品質のギターアンプシステムのサウンドを再現することができます。
GuitarAmpProは、サウンドのデザインや処理の実験にも利用できます。このプラグインは別
の音源にも自由に使うことができるため、たとえばギターアンプの音響特性をトランペットや ボーカルのパートに適用することも可能です。
GuitarAmpProにはアンプ、スピーカー、およびEQのモデルが何種類も用意されており、 こ れらを何通りにも組み合わせることができます。EQ モデルは、通常ギターアンプにある低音域、
中音域、および高音域のコントロールを備えています。マイク機能では、2種類のマイクタイプ とマイク位置を切り替えられます。また、GuitarAmpPro では、パラメータの補完機能として、
「Reverb」、「Vibrato」、および「Tremolo」などの旧来のギターエフェクトも統合されています。
「GuitarAmpPro」ウインドウは4つのメインセクションで構成されています。
 アンプセクションには、アンプ、スピーカー、およびEQのモデルを選択するパラメータと、
トーン、ゲイン、およびレベルの各コントロールがあります。
 エフェクト(「FX 」)セクションでは、内蔵のギターエフェクトを調整します。「FX 」セクショ
ンの下には、最終的な出力のコントロールがあります。
アンプセクション
エフェクトセクション
「MicrophonePosition 」セクション 「MicrophoneType 」セクション
16 第1章 アンプモデリング
Â「MicrophonePosition」セクションでは、スピーカーに対するマイクの位置を設定します。
Â「MicrophoneType」セクションでは、アンプのサウンドを捕捉するマイクのタイプを選択し ます。
アンプセクション
Â「Amp」ポップアップメニュー: 使用したいアンプのモデルを選択します。選択項目は次の通 りです:
モデル 説明
UKCombo30W サウンドに癖がなく、クリーントーンや張りの良いリズムパートに適しています。
UKTop50W 高周波数域が強いため、クラシカルなロックサウンドに適しています。
USCombo40W クリーンな サウンドのアン プモデルです。フ ァンクやジャズ のサウンドに適 してい
ます。
USHotCombo40W 高い中周波数域が強調されるため、ソロのサウンドに理想的なモデルです。
USHotTop100W このアンプでは、「Master」設定が低くなっていても非常に厚いサウンドを出せるた
め、広がりのある「活気あふれた」サウンドに仕上がります。
Custom50W 「Presence」パラメータをゼロにセットすると、スムーズなフュージョンのリードサ
ウンドに最適なアンプモデルとなります。
BritishClean ロックミュージックでは1960年代からからほぼ原型のまま使われてきた、クラシッ
クなブリティッシュA級コンボをシミュレートします。このモデルは、クリーントー ンや張りの良いリズムパートに適しています。
BritishGain ブリティッシュ・チューブ・ヘッドのサウンドをエミュレートし、ロック風のパワフ
ルなリズムパートや、サスティンが豊富なリードギターに適しています。
AmericanClean クリーントーンや張りの良いサウンドに使われる、伝統的なフル・チューブ・コンボ
をエミュレートします。
AmericanGain 現代的なハイゲインヘッドをエミュレートしているため、ディストーションのかかっ
たリズムやリードのパートに適しています。
CleanTubeAmp ゲインが 非常に低いチ ューブ・アンプ・モデ ルをエミュレ ートします(ディ ストー
ションは入力レベ ルや「Gain 」/「Master 」設 定を大幅に上げた場合 にのみ発生し ます)。
第1章 アンプモデリング 17
Â「Speaker」ポップアップメニュー: 15 種類のスピーカーモデルから1つ選択します。選択項目 は次の通りです:
Â「EQ」ポップアップメニュー: 4種類のEQモデルから1つ選択します。「British1」、「British 2」、「American」、「ModernEQ 」の中から選択できます。
 アンプ−スピーカー・リンク・ボタン: 「Amp」メニューと「Speaker」メニューをリンクさ せ、アンプモデルを変更した場合にそのアンプに関連付けられたスピーカーが自動的に読み込 まれるようにします。
 アンプ− EQ リンクボタン: 「Amp」メニューと「EQ 」メニューをリンクさせ、アンプモデル を変更した場合にそのアンプに関連付けられたEQ モデルが自動的に読み込まれるようにし ます。
アンプモデルは、モデルごとに関連付けられたスピーカーとEQモデルを備えています。アン プ、スピーカー、およびEQの組み合わせにより、有名なギターサウンドを再現します。ただ し、どのスピーカーやEQモデルでも、2 つのリンクボタンをオフにすることで、任意のアン プと自由に組み合わせることができます。
スピーカータイプ 説明
UK1x12openback 12インチスピーカーを1個搭載したクラシックなオープン型スピーカーボックスで、
偏りがなく、バランスに優れ、多機能です。
UK2x12openback 12インチスピーカーを2個搭載したクラシックなオープン型スピーカーボックスで、
偏りがなく、バランスに優れ、多機能です。
UK2x12closed 低周波数域でのレゾナンスが豊かなため、コンボに適しています。低い「Bass」コン
トロール設定にすると、張りの良いサウンドにもなります。
UK4x12closedslanted オフセンターのマイクと一緒に使用すると、面白い中周波数域が得られるため、ハイ
ゲインのアンプとの組み合わせに適しています。
US1x10openback 低周波数域でのレゾナンスが それほど大きくありません。(ブルース用の)ハーモニ
カで使用するのに適しています。
US1x12openback1 オープン型のアメリカン・リード・コンボで、12インチスピーカーを1個搭載して
います。
US1x12openback2 オープン型のアメリカン・クリーン/クランチ・コンボで、12 インチスピーカーを1
個搭載しています。
US1x12openback3 オープン型のアメリカン・クリーン /クランチ・コンボの別タイプです。12インチ
スピーカーを1個搭載しています。
USbroadrange クラシックなエレクトリック・ピアノ・スピーカーのキャビネットをシミュレートし
ます。
Analogsimulation 有名なブリティッシュ19インチ真空管プリアンプの内部スピーカーをシミュレート
します。
UK1x12 12インチスピーカーを1個搭載した、オープンバック型のブリティッシュA級真空
管アンプです。
UK4x12 12インチのスピーカー(ブラックシリーズ)を4個搭載したクラシックなクローズ
型スピーカーボックスで、ロックに適しています。
US1x12openback オープン型のアメリカン・リード・コンボで、12インチスピーカーを1個搭載して
います。
US1x12bassreflex クローズ型ベースリフレックスのキャビネットで、12インチスピーカーを1個搭載 しています。
DI-Box このオプションを選択すると、スピーカーシミュレーションのセクションを省略でき
ます。
18 第1章 アンプモデリング
Â「Gain」ノブ: 入力信号に適用するプリアンプ処理の度合いを設定します。このコントロール によるエフェクトは、どのアンプモデルを選択するかによって異なります。たとえば、「British Clean」アンプモデルを使用している場合は、「Gain 」設定を最大にすると力強く張りの良い サウンドを出すことができます。「BritishGain」アンプまたは「ModernGain 」アンプを使用 している場合は、同様の「Gain 」設定でも強いディストーションが生じるため、リードパート のソロに適しています。
Â「Bass」、「Mids」、「Treble」ノブ: EQモデルの周波数域を調整します。実物のギターアンプ にあるトーンコントロールのノブに似ています。
Â「Presence」ノブ: 高周波数域を調整します。「Presence 」パラメータは、GuitarAmpPro の 出力(「Master」)段階にのみ影響します。
Â「Master」ノブ: アンプの(スピーカーへの)出力音量を設定します。通常、真空管アンプで
は「Master 」レベルを上げると、より厚みのある、飽和したサウンドとなり、信号がさらに
歪んで力強く(音量が大きく)なります。高く設定すると、音量の出力が極端に大きくなるこ とがあります。GuitarAmpPro では、「Master」パラメータで音質特性を調整し、最終出力 レベルは「FX」セクションの下にある「Output」パラメータで設定します。(詳細については 後述します。)
エフェクトセクション
エフェクトセクションには、「Reverb」、「Tremolo」、および「Vibrato」の各エフェクトがあり ます。「Tremolo」(サウンドの振幅または音量をモジュレート)または「Vibrato」(ピッチをモ ジュレート)のどちらか一方が選択でき、「Reverb」はそれらのどちらかと併用または単独で使 用することができます。
エフェクトを使用または調整するには、まずオンボタン(電源のアイコン)をクリックしてオン にする必要があります。エフェクトが有効になると、オンボタンが点灯します。「FX」のオンボ タンおよび「Reverb」のオンボタンは、各エフェクトのコントロールの左側にあります。
参考:信号経路内では、「Master 」コントロールよりも前に位置するエフェクトセクションが、
プリアンプされた(マスター前)信号を受け取ります。
「FX」のパラメータ
Â「FX」ポップアップメニュー: メニューで「Tremolo」または「Vibrato」のどちらかを選択 します。
Â「Depth」ノブ: モジュレーションの強さを設定します。
Â「Speed」ノブ: モジュレーションの速度(Hz 単位)を設定します。低めに設定にすると滑ら かで浮遊感のあるサウンドになり、高めに設定にすると回転翼の音のような効果を生み出し ます。
Â「Sync」ボタン: オンにすると、「Speed」がプロジェクトのテンポに同期します。「Sync 」が
有効なときは、「Speed」パラメータを調整して異なる音価を選択できます。「Speed」パラ メータを好みの値に設定すると、どのエフェクトを選んでいてもプロジェクトテンポに完全に 同期します。
「Reverb」のパラメータ
Â「Reverb」ポップアップメニュー: 3 種類のスプリングリバーブから1つを選択します。
Â「Level」ノブ: プリアンプ処理されたアンプ信号にかけるリバーブの量を設定します。
第1章 アンプモデリング 19
「 MicrophonePosition 」セクションおよび「 MicrophoneType 」セクション
「Speaker」メニューでスピーカーを選択した後は、エミュレートするマイクのタイプと、スピー
カーに対するマイクの位置を指定できます。
「MicrophonePosition」のパラメータ
Â「Centered」ボタン: これを選択すると、マイクがスピーカーコーンの中央(軸上とも呼びま す)に配置されます。この配置の場合、より豊かで力強いサウンドを生み出せるため、ブルー スやジャズのギターの音に適しています。
Â「Off-Center」ボタン: これを選択すると、マイクがスピーカーの端(軸外とも呼びます)に 配置されます。この配置では、明るくシャープでありながら線の細いトーンの信号を生み出せ るため、切れのあるロックやR&Bのギターの音に適しています。
いずれかのボタンを選択すると、グラフィック表示のスピーカーに現在の設定が反映されます。
「MicrophoneType」のパラメータ
Â「Condenser」ボタン: これを選択すると、スタジオのコンデンサマイクのサウンドがエミュ レートされます。コンデンサマイクのサウンドは、きめ細かく、透明で、バランスも取れてい ます。
Â「Dynamic」ボタン: これを選択すると、カージオイド型指向性を持つダイナミックマイクの サウンドがエミュレートされます。このマイクのサウンドは、「Condenser 」モデルと比べる と、より明るくて切れがあります。また、低中域がそれほど強調されていないため、ロックギ ターの音をマイキングするのに適しています。
参考:両方のマイクタイプを組み合わせると、非常に面白いサウンドになります。ギターのト ラックを複製し、両方のトラックにインサートエフェクトとしてGuitarAmpProを挿入しま す。違うタイプのマイクを両方のGuitarAmpPro インスタンスで選択し、そのほかのパラ メータ設定はすべて同一のままにして、トラックの信号レベルをミックスします。もちろん、
好みに応じてほかのパラメータを変更することもできます。
Output
エフェクトセクションの下には「Output 」スライダがあり、これでGuitarAmpProの最終出力 レベルを制御できます。「Output」パラメータは「キャビネット裏の」音量コントロールのよう なもので、チャンネル上で後続するプラグインスロットへの入力レベルや、チャンネル出力への 入力レベルを設定するのに使用します。
参考:このパラメータは「Master」コントロールとは別のもので、2 つの目的で使用されます。
1つはサウンドデザインのため、もう1つはアンプセクションのレベルを制御するためです。
2
21
2
ディレイ
ディレイエフェクトでは、入力信号を保存し(短時間保持した後で)
エフェクト入力/出力に送信します。
ほとんどのディレイエフェクトでは、ディレイをかけた信号の一定割合を入力にフィードバック できるため、エコーが繰り返される効果が発生します。原音よりも、その後に続いて繰り返し響 く音のほうが、音量が小さくなります。
ディレイタイムはほとんどの場合、プロジェクトのグリッド分解能とマッチさせる(通常は音価 またはミリ秒単位で)ことで、プロジェクトのテンポに同期できます。
ディレイは次のような場合に利用できます:
 サウンドを二重にし、複数の楽器で同じメロディを演奏しているようなサウンドにする。
 エコー効果を発生させ、広い「空間」で響いているようなサウンドにする。
 ミックス内のトラックのステレオ位置を補正する。
ディレイエフェクトは通常、チャンネルのインサートまたはバスエフェクトとして使用されま す。「別世界」風なミックスなど特殊なエフェクトをかけるような場合を除き、(出力チャンネル の)ミックス全体に対して使われることはほとんどありません。
この章では、「LogicExpress」に搭載されているディレイエフェクトを説明します:
Â
Echo(下記を参照)。
Â
SampleDelay(22ページの「SampleDelay 」を参照)。
Â
StereoDelay(23ページの「StereoDelay 」を参照)。
Â
TapeDelay(24 ページの「TapeDelay」を参照)。
22 第2章 ディレイ
Echo
ディレイタイムを常にプロジェクトテンポに同期させる、シンプルなエコーエフェクトです。曲 とテンポが合ったエコーをすばやく作成できます。
Echoのパラメータ
 時間: プロジェクトのテンポに基づいて、音符の継続時間におけるディレイタイムのグリッド 分解能を設定します。「T」の値は3連符、「.」の値は付点音符を表します。
 Repeat: ディレイエフェクトのリピート頻度を指定します。
 Color: ディレイ信号のハーモニック量(音色)を設定します。
Â「Wet」および「Dry」: オリジナル信号とエフェクト信号の量を個別に制御します。
SampleDelay
SampleDelayは、エフェクトというよりはツール的な使いかたをします。これを使うと、単独
のサンプル値だけでチャンネルにディレイをかけることができます 。SampleDelay は、Gain エ フェクトの位相反転機能と一緒に使用した場合、マルチ・チャンネルのマイクで発生するタイミ ングの問題を修正するのに適しています。また、ステレオマイクのチャンネルセパレーションを エミュレートするという、クリエイティブな使いかたも可能です。
プラグインのステレオバージョンには、各チャンネルのセパレーション操作機能と、両チャンネ ルをサンプルと同じ数だけ移動させる「LinkL&R」オプションが備わっています。
1回のサンプル( 周波数44.1kHz の場合)は、音波が7.76ミリメートル進むのにかかる時間と 同じです。別の言いかたをすると、ステレオマイクの片方のチャンネルに13サンプル分のディ レイをかけると、2本のマイクが10センチメートル離れている状態がエミュレートされます。
第2章 ディレイ 23
StereoDelay
StereoDelayはTapeDelay(下記参照)のように機能しますが、左右のチャンネルで、ディレ イ、フィードバック、ミックスの各パラメータを別々に設定できます。
このエフェクトは、各ステレオサイドにクロスフィードノブも備えています。このノブはフィー ドバックの強さ(つまり各信号が逆のステレオサイドに送られるレベル)を指定します。
両方のステレオサイドに対して個別にディレイを作成したいときは、モノラルのトラックまたは バスでStereoDelayを自由に使用できます。
参考:モノラルチャンネルのストリップにこのエフェクトを使用している場合、トラックやバス には挿入位置から2つのチャンネルが現れます(選択したスロットより後ろのインサートスロッ トはすべてステレオになります)。
このセクションではStereoDelayに固有の機能についてのみ説明しています。TapeDelay と共 通のパラメータについては、後述のTapeDelayのセクションを参照してください。
Â「Left Input」および「Right Input」: 2 つのステレオサイドへの入力信号を選択します。「Off 」、
「Left」、「Right 」、「L+R」、「L-R」から選択できます。
Â「Phase」ボタン(左右のフィードバック用): 対応するチャンネルのフィードバック信号の位 相を反転します。
Â「Crossfeed Left to Right」および「Crossfeed Right to Left」: 左チャンネルのフィード バック信号を右チャンネルに、右チャンネルのフィードバック信号を左チャンネルに転送し ます。
Â「Phase」ボタン(左右のクロスフィード用): クロスフィードされたフィードバック信号の位 相を反転します。
24 第2章 ディレイ
TapeDelay
TapeDelayは、旧式のテープエコーマシンの温かいサウンドをシミュレートします。プロジェ
クトのテンポにディレイタイムを簡単に同期させることができる、 便利な機能も付いています。
TapeDelayは、フィードバックループにハイパスフィルタとローパスフィルタを備えているた
め、本物のダブエコー効果を作り出すことができます。またディレイタイムモジュレーション用 のLFOも備えています。LFOは三角波を発生させ、速度とモジュレーション強度を調節できま す。LFO を使うと、長いディレイであっても、心地良いコーラスや一風変わったコーラスを作り 出すことができます。
 Feedback: TapeDelay の入力に戻される、ディレイのかかった、フィルタリングされた信号 の量を指定します。
 Freeze: 現在のディレイリピートを取り込み、フリーズパラメータが解放されるまでそれを 保持します。
 Delay: 現在のディレイタイムをミリ秒単位で設定します(ディレイタイムをプロジェクトの テンポに同期させている場合、このパラメータは使用できません)。
 Tempo: 現在のディレイタイムをbpm(beatsperminute)単位で設定します(ディレイタ イムをプロジェクトのテンポに同期させている場合、このパラメータは使用できません)。
Â「Sync」ボタン: このボタンをオンにすると、ディレイリピートがプロジェクトのテンポに同 期します(テンポの変化もあります)。
 音符ボタン: クリックすると、ディレイタイムのグリッド分解能を、音符の継続時間で設定で きます。
Â「Groove」スライダ: 絶対的なグリッド位置に対する後続のディレイリピートの近さを指定し ます(後に続くディレイリピートがどれだけ近いかということです)。
 Distortion Level(拡張パラメータ): ディストーション(テープサチュレーション)信号の レベルを指定します。
Â「Low Cut」および「High Cut」: 「LowCut 」値より低い周波数、および「HighCut」値より 高い周波数は、ソース信号からフィルタ除去されます。
 LFO Rate: LFOの周波数(速度)を設定します。
 LFO Depth: LFO モジュレーションの量を設定します。値が0の場合、ディレイモジュレー ションはオフになります。
 フラッターパラメータ: アナログテープのディレイ装置で使用される、テープの不規則な走行 速度をシミュレートします。「FlutterRate 」で速度を調節し、「FlutterIntensity」で効果の強 さを指定します。
第2章 ディレイ 25
 Smooth: LFO とフラッター効果を抑えます。
Â「Dry」および「Wet」: オリジナル信号とエフェクト信号の量を個別に制御します。
フィードバックを設定する
「Feedback」スライダを最小値に設定すると、TapeDelay によりエコーが1 回かかります。
「Feedback」を最大値に設定すると、エコーは無限にリピートされます。
参考:原音信号とそのタップ(エコーリピート)のレベルが加算されていく傾向があり、その結 果、歪みが発生することがあります。このような場合は、内蔵のテープサチュレーション回路が 機能し、信号が過剰気味になってもサウンド品質を良好に保ちます。
「Groove」値を設定する
「Groove」値で、絶対的なグリッド位置に対する後続のディレイリピートの近さを指定します。
「Groove」設定が50%の場合、各ディレイのディレイタイムは同一になります。 設定が50%未 満の場合、後続の各ディレイは時間軸上でより早く再生されます。設定が50%を超える場合、後 続の各 ディレイは 時間軸上で より遅く再 生されます。付点音 符の値を作 成したい場合 は
「Groove」スライダを右端(75%)まで動かし、3連符の場合は33.33%の設定を選択してください。
ディレイエフェクトをフィルタリングする
内蔵のハイパスフィルタとローパスフィルタを使い、エコーのサウンドを成形できます。フィル タはフィードバック回路にあるので、ディレイリピートが発生するたびにフィルタ効果が強まり ます。「濁った」感じを強めたい場合は、「HighCut」フィルタスライダを左に動かします。エ コーを「薄め」にしたい場合は、「LowCut 」フィルタスライダを右に動かします。
参考:設定は適切であるはずなのにエフェクトが聞こえない場は合、「Dry」/「Wet 」コント ロール、およびフィルタ設定の両方を確認してください。「HighCut」フィルタスライダを右端 に、「LowCut 」フィルタを左端に動かして確認します。
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27
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ディストーション
ディストーションのエフェクトを使って、アナログまたはデジタルの ディストーションサウンドを再現し、オーディオをがらりと変えるこ とができます。
ディストーションエフェクトは、真空管、トランジスタ、またはデジタル回路で生み出される ディストーションをシミュレートします。真空管はデジタルオーディオ技術が発達する前から オーディオアンプに使用されており、現在でも楽器のアンプに使用されています。真空管の増幅 素子に過剰な負荷をかけると、多くの人が音楽的な心地良さを感じるある種の歪みが発生しま す。そのため、ロックやポップスのサウンドでよく使われるようになりました。真空管によるア ナログディストーションをかけると、信号が独特の温かみと鋭さを帯びます。
意図的に信号のデジタルディストーションやクリッピングを発生させるディストーションエ フェクトもあります。これらのエフェクトは、歌や曲などのトラックを修正して、激しい、不自 然な響きを発生させたり、効果音を作成したりする場合に使用できます。
ディストーションエフェクトには、信号を(通常は周波数ベースのフィルタとして)どのように 変質させるかを調整するトーン用パラメータと、信号の出力レベルの変化を調整するゲイン用パ ラメータがあります。
次のセクションでは、「LogicExpress 」が搭載しているエフェクトについて説明します。
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28ページの「Bitcrusher 」
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29ページの「ClipDistortion 」
Â
30ページの「Distortion」
Â
31ページの「DistortionII 」
Â
32ページの「Overdrive」
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33ページの「PhaseDistortion」
警告:出力レベルを高く設定すると、ディストーションエフェクトが聴覚(およびスピーカー)
に悪影響を及ぼすことがあります。エフェクト設定を調整するときは、トラックの出力レベル を下げておき、徐々にレベルを上げていくことをお勧めします。
28 第3章 ディストーション
Bitcrusher
Bitcrusher は低分解能のデジタル・ディストーション・エフェクトです。初期のデジタルオー
ディオのサウンドをエミュレートしたり、サンプルレートを分割することで意図的にエイリアシ ングを作り出したり、識別不能なレベルにまで信号を歪ませたりするのに使用できます。
Bitcrusher のパラメータ
Â「Drive」スライダ/フィールド: 入力信号に加えるゲインの量(デシベル単位)を設定します。
Â「Resolution」スライダ/フィールド: ビットレート(1〜24ビット)を設定します。
Â「Downsampling」スライダ/フィールド: サンプルレートを低減させる量を設定します。値 が「1x 」の場合は信号は変わらず、「2x」の場合はサンプルレートが元の信号の半分に、「10x 」 の場合は10分の1に低減します。(たとえば、「Downsampling」を「10x」に設定した場合 は44.1kHzの信号が4.41kHz でサンプリングされます。)
Â「Mode」ボタン: いずれかのボタンをクリックして、ディストーションモードを「押さえ込 む」、「カット」、または「ずらす」に設定します(次のセクションでそれぞれについて説明し ます)。
Â「Clip Level」スライダ/フィールド: 信号がクリッピングを始める、通常のしきい値未満の ポイントを設定します。
Â「Mix」スライダ/フィールド(拡張パラメータ): ドライ信号とウェット信号のバランスを指 定します。
Bitcrusher を使う
「Resolution」パラメータを元の信号のビットレートより低い値に設定すると、信号が劣化して
デジタルディストーションが発生します。値を下げるとサンプリングエラー数が増加し、ディス トーションが強くなります。ビットレートを極端に低くすると、ディストーションの量は使用可 能な信号のレベルよりも大きくなります。
「Mode」の各ボタンでは、クリップレベルを超える信号のピークに対し、「押さえ込む」、「カッ ト」、または「ずらす」(ディスプレイにボタンアイコンと波形で表示されています)のうち、い ずれの処理を行うかを指定します。デジタルシステムで発生するクリッピングの種類は、通常は 中央のモード(カット)に近くなります。内部ディストーションにより、ほかの2モードで発生 するものに近いクリッピングが生じることもあります。
「Drive」レベルを上げると、Bitcrusherの出力時でのクリッピング量も増加しやすくなります。