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Academic year: 2022

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(1)

ワクチン準備マニュアル(モデルナ)

企業接種 1.0版

(2)

ワクチン希釈①(モデルナ)

今回、使用するワクチンは、

COVID-19ワクチンモデルナ筋注

となります。

ファイザー社のワクチンとは取り扱い方法が全く異なりますので、必ずマニュアル通りの対応をお願いします。

※希釈は不要です。

※1バイアルから10人分を吸引可能です。

※接種容量は0.5mlです。

(1)各会場には解凍済みのワクチンバイアルが用意されています。

作業中は直射日光を避けて、手袋と消毒を徹底し清潔操作を行ってください。

(2)吸引は1バイアル毎に確実に行ってください。

(3)解凍していることを確認した後、泡立たないよう穏やかにバイアルを振り動かし混和してください

※決して激しく振り混ぜないでください。

(4)混和後の薬液を目視で確認して下さい。

COVID-19ワクチンモデルナ筋注は白色から微黄白色の懸濁液で白色もしくは半透明の微粒子を認めることがあります

目視で点検した際に変色していたり、異物の混入やその他の 異常を認めた場合は、

そのバイアルのワクチンは使用しないでください

転載禁止

混和方法の一例

バイアルの底を机から離さないようにしなが ら円を描くように回してください

(3)

ワクチン希釈②(接種シリンジ詰め)

(5)接種用のシリンジを白色のトレーに準備してください(白色トレーは空シリンジ専用とします)。

トレーもアルコール消毒を行ってください。

6

1

バイアルからシリンジ

10

本分を吸引します。

本数の間違いを避けるため、まず白色トレーに

10

本分の空シリンジを準備してください。

混和済みのバイアルから

0.5mL

の接種液を接種用シリンジに吸引してください。余分な量を吸わないように

バイアル内で調整してください。吸引したシリンジは青色トレー(吸引済みシリンジ用)に並べ、

10

本分吸引したこ とを確認して他の看護師とダブルチェックを行ってください。

(7)吸引後の空バイアルは、誤吸引防止のため、必ずゴム栓にブラッドバンを貼り付け、空バイアル入れに入れてくださ い。最後に個数の確認を行い、まとめて破棄とします。

*吸引後は25℃以下の環境で、直射日光を避け、6時間以内に接種します。

*接種ブースと連携をとりながら、適宜ワクチンの吸引と接種ブースへの分配を行ってください。

(8)1バイアルの吸引が終わる毎に、吸引管理簿への記入をしてください。吸引でのトラブルがあった場合

には、すぐに現場責任者へお伝えください。終了時間が近づいた際には余剰な希釈が起こらないようご注意ください。

空シリンジ用

吸引済みシリンジ用

転載禁止

(4)

ワクチン筋注マニュアル(モデルナ)

企業接種 1.0版

(5)

筋肉注射①

(1)被接種者の名前をフルネームで確認し、予診票に接種希望のチェックと本人のサイン及び、接種可能のチェックと医 師のサインがある事を確認してください。

2

回目の接種の時は

1

回目の接種がモデルナワクチンである事を接種済証で確認してください。

(2)被接種者の体位を整えてください。

1

回目の接種は利き腕と逆の腕を推奨します。

1

回目の接種で、注射部位に強い痛 みを認めた場合には、反対の腕での接種を考慮します。

上腕をしっかりと露出させ、腕を自然におろしてもらいます。

安全を保つために固定が必要な時は、手を太モモに置き力を抜いてもらいます。

(3)接種部位に消毒をします。

接種部位は肩峰を起点に3横指下の上腕三角筋中央付近を目安にしてください。

アルコールのアレルギーがないことを確認し、接種部位の三角筋を中心にアルコール消毒してください。

*アルコールにアレルギーがある場合には、非アルコール消毒液(クロルヘキシジン)で消毒してください。

転載禁止

右腕 左腕

(6)

筋肉注射②

(4)ワクチンを上腕三角筋中央付近に接種します。

注射部位周辺の皮膚を軽く広げるように伸展させてから三角筋の外縁に手を添え、ペンを持つようにシリンジを持ち、

皮膚面に対して90°を目安として刺入します。

*ワクチン内に粒子や 変色ないか確認接種をします。異常が認められる場合には使用しないでください。

*皮下脂肪が薄い場合には接種部位周囲の筋肉を大きくつまみ、筋肉を塊として感じられるようにします。骨に当た る場合には、少し引き戻して筋肉内へ接種してください。

*血管迷走神経反射の既往がある方には、ベッドで横になっての接種を検討してください。

(5)筋肉層は皮下組織と比べて硬く、刺入時に抵抗感があるので目安にしてください。

筋肉内に刺入したら、被接種者に声をかけ、指先にしびれや激しい痛みがないか確認してください。異常を認めた場 合には、速やかに注射針を抜き接種部位を変えてください。

異常がなければ、ワクチン溶液を0.5ml全量注入してください。高齢者など、皮下脂肪や筋肉量が少ない場合には、針 を少し短く穿刺し調整してください。支給される針・シリンジの組み合わせによっては、接種時に接続が悪くワクチ ン漏れとなる可能性があるので、接種直前に接続を再確認いただくか、接続部を指で押さえて接種してください。

(6)注射針を抜き、接種部位にアルコール綿を当て、軽く圧迫してください。出血がないことを確認し、ブラッドバンを 貼ってください。注射針とシリンジ、アルコール綿はそのまま直ぐに廃棄ボックスに捨ててください。

*抗凝固薬(血液さらさらの薬)を内服している場合には、2分間以上しっかりと押さえてください。

(7)予診票の右上の余白に接種時刻を、左下に0.5と接種量を記入し(次ページ赤枠)、注意事項用紙を渡してください。

15分以上、待機場所で待機後に帰宅すよう伝えてください。

*医師より30分以上の待機と赤字名札で指示がある場合には、30分以上待機してもらうよう伝えてください。

(8)接種済み証発行ブースへ案内してください。

転載禁止

*誤って空シリンジを打たないよう、打つ直前に専用バットに

1

を移し、ワクチンが

0.5ml

吸入されている事を確認してください。

(7)

筋肉注射③(資料)

時刻記載

(8)

応急対応および救急搬送マニュアル

企業接種 1.0版

(9)

応急対応および救急搬送①

(1)ワクチン接種直後、及び待機場所で体調不良者が発生した場合は対応してください。

(2)ベッドに横になってもらい、血圧・脈拍・体温を測定してください。

*使用後のベッドはアルコールシートで消毒してください。

*パーテーションで仕切りを設けますので、可能な範囲でプライバシーに配慮してください。

(3)アレルギー反応やアナフィラキシーを疑う場合には、直ぐに医師に報告し、対応を仰いでください。

バイタルサインシートに測定時間毎にバイタルを記入してください。

救急医療情報シートを担当医師に記入してもらってください。

救急搬送が必要になった場合には、現場担当者に救急搬送依頼(119番)を依頼し、担当医師に複写式の診療情報提 供書を記入してもらい、写しを現場担当者にお渡しください。基本的には、救急車への同乗はしないでください。

救急医療情報シート・バイタルサイン・診療情報提供書(写し)は当法人で管理します。

万が一、救命が必要な状況になった場合には、救命を第一優先としてください。

(表) (裏)

転載禁止

(10)

応急対応および救急搬送②(メディカルバック内容)

アナフィラキシーには、第一選択薬のアドレナリン を使用してください。

転載禁止

薬品類

1アドレナリン注(0.1%、1mg、1ml) 4A

2アトロビン注(0.05%、0.5mg、1ml) 2A

3ファモチジン(20mg) 2A

4ポララミン(5mg) 2A

5水溶性ハイドロコートン(100mg) 2A

6生理食塩水100ml 2本

7生理食塩水500ml 2本

ルート確保・採血物品類

822Gサーフロー 3本

9輸液セット(成人用) 3セット

10延長チューブ(ルート接続時) 2本

11ルート固定テープ 4枚

12ヘキシジン 5枚

13駆血帯 1本

14ブラッドバン 10枚

15止血バンド 1本

16スピッツ(生化・血算・血糖) 1本ずつ

1723G針 5本

18シリンジ(1ml) 4本

19シリンジ(2.5ml) 3本

20シリンジ(10ml) 2本

21シリンジ(20ml) 2本

V/S測定物品

22血圧計 1台

23SAT計 1台

気道関連

24酸素ボンベ 1本

25酸素マスク 1個

26BVM 1個

その他

27ボールペン 1本

28単3電池 4本

29単4電池 4本

新規採用物品

30セルシン 2A

31喉頭鏡 2セット

32気管チューブ(6.5Fr) 1本

33気管チューブ(7Fr) 1本

34バイトブロック 1個

35スタイレット 2本

36カフ用シリンジ(通常シリンジ10ml) 1本

37マギール鉗子 1本

38開口器 1個

39潤滑ゼリー 2個

40ドーナツ枕 1個

41人工鼻 1個

42ジャクソンリース回路 1個

43エアウェイ(鼻) 1本

44エアウェイ(口) 1本

45滅菌ガーゼ(30cm×30cm、5枚入り) 1袋

46キシロカインゼリー2%(30ml、20mg/ml) 1本

47 24Gサーフロー 3本

48診療情報提供書 3部

49 25G針 5本

50挿管チューブ固定テープ 1巻

51救急医療情報シート 5枚

52ブライアント分類シート 5枚

(11)

応急対応および救急搬送③(対応例) 転載禁止

(1)アレルギー反応が疑われる場合には、ただちに血圧・脈拍測定とパルスオキシメーター による動脈血酸素分圧濃度測 定(SpO2)を行い、バイタルサインシートに記録してください。

(2)じんま疹など皮膚症状のみの場合には、まずはベッドに寝かせ末梢血管確保を行い、ポララミン1A+生理食塩水の点 滴を行ってください。早期のアドレナリン投与が必要と判断されれば、アドレナリン筋注を行ってください。

(3)犬吠様咳そう、呼吸困難、喘鳴、チアノーゼなどの呼吸器症状がみられる場合には、アドレナリン注0.1%(1mg/1ml) を0.3~0.5 mlを筋肉注射してください。注射部位は上腕三角筋または大腿外側広筋とし、筋肉注射後

10

分程度たっても改 善しない場合、また途中で悪化する場合は追加投与を考慮してください。アドレナリン投与時には、基本的には同時並行し て末梢血管の確保と救急要請を行ってください。βブロッカー内服中の方はアドレナリン抵抗性となる事もあるので改善し ない場合には、抗アレルギー薬を投与し速やかに救急搬送してください。

(4)待機中に血圧低下傾向やショック症状

(

収縮期血圧

90 mmHg

以下

)

が出現した場合は、輸液(生理食塩水

500ml

)を行い、

ショックの場合には仰臥位で両足を高く挙げて急速輸液を行ってください。

5

)呼吸困難や

SpO2

の低下がある場合には、気道確保をして酸素ボンベとマスクによる酸素投与を行ってください。万が 一、マスクによる酸素投与で呼吸状態が改善しない場合には気管挿管を検討してください。鎮静薬はセルシン注

(10

mg

)

を 用意しておりますが、使用時は呼吸抑制に注意して使用してください。

6

)適宜、患者状態観察やバイタル測定を行い救急車の到着を待ってください。ヒドロコルチゾン(水溶性ハイドロコー

トン

100mg

×

2A

) も用意がありますので救急隊到着まで時間がかかる場合には適宜使用を考慮いただいても構いません。

改善した場合にも、遅発型アレルギー反応の危険性もあるので、基本的には医療機関への救急搬送または受診喚起を行って ください。

(1)横に寝かせて末梢血管の確保を行ってください。同時に血圧・脈拍測定とパルスオキシメーター による動脈血酸素分 圧濃度測定(SpO2)を行い、記録してください。

(2)気道を確保し、発作が持続している場合には、セルシン注(10mg)の投与を行ってください。

生理食塩水への混注はせずに、シリンジによる静注を行ってください。

特に呼吸抑制に注意しながら、まずは0.5Aをゆっくりと投与してください。状態を見ながら効果不十分の場合には、さら に0.5Aをゆっくりと追加投与してください。

(3)ワクチン接種によるてんかん・けいれん発作の場合も、基本的に医療機関への救急搬送を行ってください。

♦アナフィラキシーの対応例♦

♦てんかん・けいれん発作対応例♦

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