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4社 会 主義的市場経 済 の歴史 的沿 革 と現実的意義 呉敬 漣

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0116) 市 場 経 済 と計 画 経 済(2)233

4社 会 主義的市場経 済 の歴史 的沿 革 と現実的意義

呉敬 漣

この数年ゆ が国の繍 学 界 は識 会犠 建設 お よび繍 鍍 改勤 鐵 に もとついて,行 政鍛 を基礎 とす る計画制度 と競争 メカニズムを基礎 とす る市 場制度 とい う両制度間 の効率 ・差異 を比較 し ソ連 ・東欧諸国の転変の歴史的 経験 と教訓 を総括 し,あ る種 の樋 識 に徐 々に到達 し・市場繍 の建設 をわ が国 の社会 蟻 経済制度 の改靴 あの基本纐 と して確立 すべ きだ とphiし た.か くして,全 党全人民 は}革 ・開放 を雛 す る自覚 を大 々的に高 め・で

きるだけ短期間 にわが国の市雛 済 の基本的枠組 の.n=.一をかち とり現 代 の市 場経済 の基礎上で峰 を飛躍 させ るために/定 的一歩を踏 みだす ことがで き

たのであ るQ

このよ う種 要な嘲 に淋 会蟻 繍 譲 の歴史的沿靴 回顧 し・ わが国 の改勤 将来 の発展 について考えてみ ること}瑚 らかに粉 に必要 だ と思わ れる。

一一 な ぜ わが国 で は市 場 経 済 の建 設 が 必要 か

改革 の必要 性 とそ の本 質

伝N」 な社 会 蟻 学 説 に よ れ ば,社 会 主 義 経 済 は計 画 繍 で しか あ り得 な い.マ ル ク ス蟻 の古 賭 作 家 は,カ ・つ て次 の よ うに考 え た・ 公有 制 の条件 の 下 で,「生 産 報 の全 国 的集 中 は,舳 で平 等 姓 麓 のb体 か ら繊 され る 社 会 の全 国 的基 礎 にな るで あ ろ う し・ これ らの生(1)者 は洪 同 の合理 的計 画 に もとつ いて社 会 的労 働 に齢 的 に従 事 す るで あ ろ う」・す なわ ち・社会 的 生 産全 体 は,社 会 を代 表 す る中央 緬 機 関 が あ らか じめ定 め た計 画 に もとつ いて行 わ

れ るり と0

2。世 紀 は,上 述 した計 画繍 仮 説 につ いて渓 践 ・検 証 を行 い・ また歴 史 的 結論 を下 す 世紀 で あ る,と 言 って よ い・今 世 紀 の初 め・ カ ウ ツキ ーか ら レー 二

(2)

234商 経 論 叢 第33巻 第1号

0115)

ンにい た る社 会民 主 党 の面 々 は

・ 集 中的 緬 繍 制度 の具体 的設 計 をっ く りだ した・ そ れ と同時 に・新 古 典 派 ・%=学の大 家v・ パ レー トとそ の弟 子 た ち は

, 市 場 メ カ ニ ズムが 資源 の髄 配 分 を どの よ うに実現 で きるか に

つ いて の激 学 的擁 さ砒 肩 す る論証 を用 い てy̲̲̲.の 「羅 蟻 の生産 省」 醐 定 す る科 学 的計算 を経 た緬 に よ って浦 場 制度 と同様 の効 果 を達 成 し 希少 資 源

の最 適 配 分 が 実現 で き るこ とを証 明 した。

+胆 命 後 の ソ連 で藻 中 的緬 繍 制度 の最 初 の原 型 鍵 設 され た

.そ の 後 国 を含 む̲̲̲̲.の社 会 蟻 国 は・ この原 型 に もとつ いて泊 国 で長 期 の実 践 を行 った・ 実践 の結果 ・ 次 の こ と醐 らか}こな った

.軸 初期 の緊 急 状態 下 お よ び轍 旗 期 の よ うに・f=が 比 較 的単 純 で,人 民 大 衆 の革 命 的 情熱 が 醐 し国 家 目標 が絶 対 的鱒 地位 を 占 め る条 件 の下 で のみ

,こ の よ うな集 中 的計 醐 度 は大衆 に受 け入 れ られ る・ そ れ は趨 源 の動 員 に有 利 で あ り,国 家 の指 定 した用 途 に集 中 的 に使用 し

・ 比 較 的大 きな艇 醗 展 の余 地 が あ る状 況 の下 で・ 比 較 的朗 な発 展 翻 を保 つ こ とカ.,でき る

.そ れ ゆ え,ソ 連 は戦 前期 お よ び轍 復 興 期 に・資 本 蟻 諸 国 と比 べ て 高 し・成 長 率 を保

つ こ とが で きた

(ア メ リ カ の 繍 学 煮 ・》 ソ ン は1928‑55年 の ソ連 のGDPの 年 平 均 成 長 率 を II

fi.3と推計 したが・これは大多数の資本蟻 国より高 い)

.し か し,平 和 建 設 の時期 こ は い る と・ と くに内包 的成 鍛 階 に1まい って以後 この集 中 的緬 制度

の欠 陥 は・ 十全 に暴露 され るに至 った。

経 済 発 展 鯉 想 どお りで なか った の で,社 会主 義 諸 国 は5・ 年 代 中期 か ら,ぞ くぞ くと旧来 の繍 制度 につ い て改革 の推進 に着 手 し始 め た

.し か し,計 醗 済 制 度 の欠 陥 お よ び そ の根 源 の所 在 につ いて,徹 底 的 な識 が 欠 けて し、た た

め・ 改革 の 目標'モ デル に つ い て証 しし、選 択 を な し得 ず

,あ る い は灘 の実 際 の 措 置 や操 作 に重 大 な誤 りが あ った の で,多 くの国 の 改革 は成 功 しなか っ た・̲̲̲..の社 会蟻 諸 国 の1=の 儲 遅 れ1ま

,8・ 年 代 末 か ら9・ 年代 初 め にy 国 家 の転 覆 を招 いた・ た とえ ば 中国 のよ うな,改 勒 ゴ突破 的進 展 を か ち と った 国 に お いて の み,社 会 主 義 経 済 は 自己 の生 命 力 を保 持 で きた

こ う して・噛 世 紀 近 い計 画 経 済 の理 論 研 究 お よ び実践 に よ る検 証 は

,こ の経

(3)

市場経済と計画経済(2)235(114)

済 制度 に根 本 的欠 陥が 存 在 し,徹 底 的 な改 革 を しな けれ ば・ 引 きっづ き生存 で きな い こ とを証 明 した。

で は計 画 経 済 の根 本 的欠 陥 とは何 か。

繍 シス テ ムの運 動 作 用 と は,結 局 異 な る部 門 ・黙 る地 域 異 な る経 済 単位 の間 で いか に有 限 の資 源 を配 分 し,郁 艮の資 源 を最 硝 効 に利 用 で き る か とい う髄 で あ る.う ま く配 分 す れ1ざ渤 率 は高 くな り注 産 の蝦 は速 く な る.資 源 の有効 配 分 は,一 定 の制度 の工 夫 とル ー ルの設 定 ・ す な わ ち一 定 の 制 度 に依 存 せ ざ るを得 な い.い わ ゆ る,あ る繍 制度 が優雛 を徹 て い ると い う こ とは,そ の制 度 が も っと有効}こ資源 を配 分 し 利 用 で きる とい うこ とを 指 す.し た が って洛 種 の繍 制度 の長短 優 劣 を測 る根 本 的基 準 は・ 資源 の有 効 配 分 の機 能 を効 果 的 に実 現 で き るか ど うか・社 会 的 生産 力 を発展 させ る こ と

がで き るか ど うか,で あ る.伝 統 的 な社 会 議 経 済 鍍 の根本 的欠 陥 は・ 上述 した機 能 を完遂 で きな い点 に あ り通 常 資 源 の誤 った配 分 と生産 の低効 率 を 生 み だす点 に あ る.そ れ ゆ え,旧 制 度 は,も っと有 効 に資 源 を配 分 す る こ とが

で き る新 しい経 済 制 度 に,と って代 わ られ ね ば な らな い。

原 則 的 に言 って,社 会化e業 化 され 姓 産 に お いて・ 二 っ の方 齢 よび手 段 樋 じて資 源 は配 分 し得 る.0つ の手 段1ま・ 行 政 命令 で あ る・ た とえ ば・ い

か な る経済 制 度 の下 で も,あ る経 済 行 為 の主体(た とえばある生産戦)の 内部 で は通 常,行 政手 段 を用 い て資 源 を配 分 す る・ も う一 つ の手 段 は・市 場 の力 で あ る。 た とえ ば,市 場 経 済 の条 件 の下 で は,社 会 的資 源 は,市 場 価 格 に よ って 行 わ れ る商 品交換 樋 じて,黙 る繍 行 為 の主 体(舗 地域 蝶 臥 など)

の間 で,配 分 が行 わ れ る.作 用範 囲 に よ って区分 す れ ば・ 資源配 分 は・ あ る企 業(firm)内 部 の ミク ・の配 分 と企業 間 の社会 的配 分 とに・ 分 け る ことが で き

る.後 者 につ い て言 え ば,基 本 的配 分方 法 に よ り・ 二 つ の資 源配 分 の方 式 を区 分 で き る。① 行 政手 段 を基礎 とす る行 政的 配 分(こ の配分方式を採用する経済 は,

K計画経済","統 制経済"も しくは"指 令経済"と 呼ばれる)。② 市 場 メカ ニ ズム を基 礎 とす る市 場 的配 分(こ の配分方式を採用す る経済 は,"市 場経済㍗K商 品経済"も し

くは"貨 幣経済"と 呼ばれる)。

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236商 経 論 叢 第33巻 第1号

0113)

伝統 的 な緬 繍 制 度 にお け る資 源配 分 の要点 は藻 中的 に織 した予 定 計 画 に よ って・ マ 知 と ミク ・の 資 源 配 分 の政 策 決 定 を統 一 的 に行 う こ とで あ る・ 先人 の研 究 に よれ ば注 観 的 に制定 した計 画 が溶 観 的 実 際 を反 映 し

,資 源 の最 適 配分 とい う關 を達 成 し得 る とす れ ば,か な らず次 の二 っ の前提 を備 え て い な けれ ば な らな い・ 第 一 に・ 中央 の計 画機 関 は,社 会 全 体 の す べ て の経 済活 動 にっ いて・ 物 膿 源 お よ び人 的 資 源 の状 況 技 術 の実 行 可 能 性濡 蝋 造 を含 め・す べ て の情 報 を もっ こ と("完 舖 報の仮定n)

.第 二 に,社 会 全 体 の利 益 の一 体 化 が あ り湘 互 分 離 的 な利 益 主体 お よび異 な る価値 判 断 は存在 しな し

、 こ と(u単 剛利益主体の仮定M)・この二 っ の条件 を徹 て いな けれ ば,繍 言+画は,

① 計 算 に偏 差 槻 れ る 叱 ② 厳 格 な執行 が不 可 能 な こ と

,に よ って失 策 を表 面 化 させ る・ 問 題 は沙 な くと も予見 し手尋る未来 に,上 述 した二 つ の条 件 を備 え る こ とは不 可能 な点 にあ る・ それ ゆ え,こ の資 源配 分 の方式 を採 用 して計 画 を制定 し計 画 轍 行 す る と き,克 服 しカaたい情 報 面 で の障 害 と激 励 面 で の 困難 に遭 遇 す る。

情 報 メ カ ニ ズム の面 か ら言え ば,現 代 繍 にお い て,資 源 配 分 の政 策 決定 の 正 しさを保 証 しよ う とす れ ば・ か な らず情 報 の収 集 ・伝 達 ・処 理 な どの 問題 を 鰍 しな けれ ば な らな い・ わ れ われ の 時代 ,ひ と び との欲 望 は きわ め て魏 で あ りsか っ 変 化 もきわ めて速 く・ 次 か ら次 へ と現 れ る新 製 品 は新 た な消費 欲 望 を刺 激 し したが って糧 の情 報 を生 み だ す.そ れ と同 時 に9"代 経 済 の生 産 儲 もまた きわ め て礫 で あ る・ さ らに科学 技 術 の一 肝 里 の進 歩

,新 製品, 新 素 材 ・ 新技 術 の不 断 の 出現 によ って,あ る使 用価 値 の生 産 の た め に採 胴 能 な生 産 プ ラ ンお よ び技術 工 程 は,千 や百 に とどま らな い。 総 じて,わ れ われ の 階 報 爆 発 」・「瞬 息 万変 」の時代 に,社 会 のす みず み で分散 的 に発生 す る大 量 の 情 報 を収 集 し適 時 に中央 の計 醸 関 に伝達 す る こと は

,き わ め て騰 で あ る。

しか も た とえ中央 の計 画機 関 が これ らす べて の情 報 を掌 握 した と して も 日 , 月 で計 る時間 内 に畿 千 万 畿 億 の変 量 を含 む均 衡 方程 式 の組 の解 を勅

,計 算繰 を統 一 的 な洛 部 門 間 の相 互 連 繋 計 画 に変 え,そ れ を各 層 ご とに分 解.

下達 し・基 層単 位 に い た る まで執行 させ る こと も また,根 本 的 に不 可能 で あ る。

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市場経済と計画経済②2370112)

激励 メ カ ニ ズム の面 か ら見 れ ば,行 政 的資 源配 分 方 式 を採 用 す る 陽 合の]困 難 は,さ らに大 きい.蜘 の よ うに,ど の よ うな 資源醐 方 式 の下 で も 淀

の激 励 メ カニ ズムが な けれ ば な らず証 しい資源 配 分 の政 鰍 定 が徹 底 的 に執 行 され得 る保 証 が な け れ ば な らな い.勲 的 計 画 繍 の 資 源配 分 方 式 の下 で

は,繍 政策 の決定 は,社 会 全 体 蠣 成 員 の総 利 益 を代 表 す る中央 の計画 機 関 に よ って集 中的 につ く られ,か つ 階層箭」(hierarchy)原 則 に もとつ いて繊 さ れ た 「社 会 全体 」 樋 じて執行 され る.こ の こ と1ま・ 社 会 全体 のす べ て の繊

̲一 す べ て の基 層組 織 仲 介組 織 さ ら1ご計 画機 関 そ の もの を含 む一 圃が・ マ ル クスの描 い た 「社 会 的 ・ ビ ンソ ン」 の肢体,あ るい はM・ ウ ェーバ ーが言 う

と ころの理想 的階 層 繍(bureaucratic・rganizati・n)の よ うな行 動 を す る こと を要 求 す る.こ れ らの繊 は,社 会 の規 定 した任 務 を全部 完 遂 す る以 外 に泊 舶 身 いか な る鰍 な利 益 腰 求 もな い の で・ 社 会 の統 一 計 画 を執 行 す る と

き,い か な る偏 差 もあ り得 な い.事 実 力::し て い るよ うに・ この 前提 は・ 社 会議 の条 件 の下 で も充 たす こ とは祠 肯旨で あ る・社 会 議 の騰 にお い て・

個 々 の繍 緻 の 当事者 は,計 画 の制 定 者 や執 行 者 を含 め・ す べて 自舶 身 の 利 益 を も って い る.こ の利 益 と社 会 の総 利 益 とは・ 常 に稲 す る・ そ こで,そ

れ らは請 報 の提 供,緬 の織 計 画 の執行 にお いて意 舗 あ るい は鰭 識 的 に局 部 的利 益 の影 響 綬 け ざ るをそ尋ず逸 脱 姓 み だす・ したが って・ か

っ て は現 代 の情報 ・計 算技 術 の発 展 が,先 進 情 轍 術 の運 用 樋 じて潰 源 の予 定計 画 配分 を用 い請 報 面 の騰 を角翠決 で き る・ と考 え た人 が い たが・ 行 政報 を採 用 して多 くの繍 活 動 当事者 間 の禾l」益 ・稲 を翻 させ る適 切 な方 法 を提 出で き る都 いな か った.言 うまで もな く・ 生 産 の発 展 お よび技術 の進 歩 の過程 で請 報 量 の増 大 は必 然 的 に計 算技 術 の発 展 よ り速 く・ 計算 技 術 の向 上 にた よ って の請 緬 の困難 克 服 の企 て は・実 現 祠 能 な幻想 の運命 に あ る・

た とえ情 欄 題 が//1/,rした と して も 行 政 的 な 資源 配分 方 式 の激 励 問題 は・解        で あ るO

そ れで は,行 政 的 資源 配分 方 式 に代 え て,ど の よ うな社 会 的 資 源配 分 の方 式 を用 いれ ば よ い のか.多 くの試 験 が行 わ れ,非 醐 的方 法 を用 い て この問 題 を

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238商 経 論 叢 第33巻 第1号

0111)

解 決 す る ことが試 み られ た・ た とえ ば,わ 姻 で1ま,行 政 的 分権 の方 法 が く り か え し採 用 され藻 中的緬 繍 に代 え て

,分 散 的,多 中心 的 な緬 経 済 力雪企 図 され た・ 結 果 と して・ 繍 の運 動 作 用 の状 況 は

,鰭 され る ど ころか,カ 、 わ て さ らに大 きな混乱 を引 き起 こ した

.し た が って,以 下 の結 論 に達 せ ざ る を得 なか った・社 会 化 され た繍 につ いて は高 つ の選択 可 能 な社 会 的資

源 配 分 方 式 が あ る のみ で・ 行 政 手段 を基 礎 とす る方 式 の他 に市 場 メ カ

ニ ズム を基 礎 とす る方 式が あ り・ この二 つ にり であ る

.そ うだ とす れ ば}い わ ゆ る繍 鞭 改革 は揃 の方 式 に代 え て談 の 方式 を用 いて計 画繍 か ら市 場

r=へ の轍 を実 現 す るだ けの こ とで あ る

・ 市場 酉己分 方 式 の優 れて い る点 は備 少 資 源 の配分 が・ 暢 とい う きわ め 磯 能 的 な灘 に依 存 して畿 千 万 もの商 品経 営 者 の間 で淀 の ル ール に よ って進 行 す る交 易 醐 樋 じて渓 現 す る

の で, その ため伝統 的制 度 の下 で の政鰍 定 勧 の過 度 の集 中 とい う欠 点 を克服

で き る し・ ま た混 乱 ・鰍 序 の状 態 を出現 させ な い

.第 一 に情 報 メ カニ ズ ムか ら 見 れ ば浦 場 取 引 と相 対 価 格 の確 定 とを通 じて洛 繍 醐 の 当轄 は

,繍 全 体 の す みず みで くまな く分 散 的 に発 生 す る需縮 報 を分 か ちあ う

こ とカSでき るので ・ こ う して・ 社 会 化 大生 産 に お け る'椿報 の広 轍 発生 と集 中 的処 理 と

の 間 の稲 を轍 す るので あ る・ 第二 に洛 機 源 の配分 政 策 は,行 政勧 に た よ り・上 か ら下 まで貫 徹 す るの で は な く

,効 用 の最 大 化 を追 求 す る繍 活動 の 当事 者 が 市場 の シ グナル(こ の市場 のシグナノレはすでに社会的謙 の要素を含 む)

1こ もとつ いて泊 己 の利益 の計 算 樋 じて

,自 主 的 につ く り,醗 的 に執 行 し, こ う して・ 部 分 の利 益 と社 会 の利益 とを調 和 させ る こ とが

で き る。

市 場 メ カ ニ ズ ムの有効 な運 動 作 用 に もに っ の必 要 な前提 が あ る

.第̲に, 企 業数 が粉 多 く・ か っ 舳 に参 入 で きる ことn占 が存 在 しな い こ と(K完

全 競争 の仮定")・第 二 に・価 格 が 粉 弾 力 的 で あ り演 源 の離 状 況 す なわ ち資 源 の相 対 的 希少 度 を ただ ちに反 映 で き る こと(・価格の敏離 の仮定・)

.こ の二 っ の条 件 が備 わ って いな い な らば・ 市 騎1度 の効 率 も理 想 の程 度 燵 す る こ とは 難 しい・ 殿 の市 場繍 で は・ この二 っ の条 件 を完全 に備 え る こ とは不 可能

で あ る・ 集 中的 緬 繍 の下 で の状 況 と異 な る点1ま

,二 っ の条 件 が近 似 的 に充 た

(7)

市場経済と計画経済(2)239(110)

され得 る こ とで あ る.た とえ ば,現 代 の条{牛の下 で・ 完全 競 争 の市 場 は存 在 し 得 な いが,独 占的競 争,寡 占的競争 な どの不 完 全 競争 の暢 あ るい は講 的 市 場 と呼 ぶ もの も漣 設 可能 で あ る.価 格 が資 源 の離 状況 を ただ ち に反映 す る ことは あ り得 な いが凝 争 的市 場 の条{牛の下 で・ 価格 は・ 結 局洛 種 資源 の 相 対 的希 嬢 を ほぼ反 財 る こ とが で き る・以 上等 々・この ほか に・その他 「市 場 の失 調 」 や 「市 場 の失 敗 」 の状 況 もあ る・ しか し・ これ らの欠 陥 は・一 定 程 度 諏 府 の介 入 お よび行 政鱒 で補 うこ とカミで き る・ と くに・ 社 会 蟻 の条件 の下 で,国 家 は,多 くの手 段 を もってお り・ 介 入 と指 導 を行 い・ さ らに 配 の 影 響 力 を運 用 し,資 源 の配分 状 況 を改善 す る こ とがで き る。

総 じて,計 画繍 と市 麗 済 とい う二 っ の資 源配 分 方 式 は浦 効 な運 動 作 用 の前提 をf7Ytて お らず,ま った く黙 る状 況 にあ る・ 前 都 揃 提 を備 え る

こ とが 完全 に不可 能 であ る.と くに現代 経 済 に おい て・科 学 技術 の飛 蹴 進 あ 新 しい生 産 の可 能 性 の次 か ら次 へ の 出現濡 要 離 の大 変 な礫 さ と 「鵬 万 変 」 とい う状 況 の下 で は,さ らに そ うな る・後 者 は・ 前 提 を完 全 備 え る こ と は不可 能 で あ るが 港 本 的前 提 を備 え る こ とは可 能 であ る・ それ ゆ え・ この資 源配 分 方式 は湘 対 的 に鋤 で あ る。 以 上 に よ って淀 義 か ら灘 した繍 だ けで な く,計 画経 済 制 度 をす で に実 行 した社 会 議 諸 国 が・ 経 済競 争 で連敗 し た事実 も,こ の こ とを証 明 して い る.伝 統 齢1渡 の下 で・ 色 と りど りの・ 乱 雑 な消 極 的現 象 が生 ま れ た根 源 は,ま さに こ こに あ る・ これ らの消 勧 現 象 を除 去す るためには,旧 制度 の革命雛 濃 計画繍 に代えて市場経済 を用いな

けれ ばな らな い。 これ こ そ,社 会 主義 国 の改 革 推進 の本 質 の所 在 で あ る。

近 年 の"計 画 経 済 と市 場経 済 との争 い"

わが 国 で現 在進 行 して い る改革 と,そ の他 の旧社 会 主 義諸 国 で進 行 して い る 改革 は洞 じで は ない.わ が 国 の人 民1ま,雛 辛 苦 ・蜥 に満 ち た改革 の実践 にお いて畿 多 の思 想 ・....IA;の舗 上 の反 傑 経 験 し・ 社会 蟻 経 済 の根 本 的 改 造 の糸 。を徐 々 に探 し,社 会 臓 の復 興 のた め の新 い'w:LM"を 切 り拓 い た・

これ まで の 中国 の経 済改 革 が,比 較 的 大 きな成 功 を収 め る こ とが で きた の は・

(8)

240商 経 論 叢 第33巻 第1号(109)

まず第 一 に わ れ われ の 改革 が ,最 初 か ら市場 メ カ ニ ズム の作 用 を不 断 に拡大 す る と い う明確 な 目標 を もつ とい う利 点が あ り,ま た巧 み な方 法 を採 用 し,こ の 目標 を揺 ら ぐ ことな く推 進 で きたか らで あ る

改革 の初期 に・ わ が 国 の大 多数 の繍 学 者1よ わ が国 の社 会蟻 経 済 は 「計 画 的 商 品経 済 」で あ る・ とす で に議 して い た.198・ 年 の経 済 改 革 に 関す る最 初 の政 府 文書,つ ま り国 務 院経 済 制 度 改革 室 の 「経 済制 度 改革 に関 す る初歩 的 意 見 」 は,次 の よ うに明確 に指 摘 した。「わが 国 の現段 階 の社 会主 義 経 済 は,生 産 手段 の公有 制が 優 勢 な,各 種 の ウク ラー ドが 併存 す る商 品経 済 であ る」

。わが 国 の経 済改 革 の原 則 お よ び方 向 は,商 品経 済 の 発展 と社 会化 大 生 産 の促 進 とい う要 求 に従 ってf「単 一 の計 画 的 調 整 を,計 画 の指 導 の下 での 市場 調 整 の作 用 の 十 分 な発 揮 に改 め る こ とであ る」。

しか し,改 革 の道 は平 坦 で なか った。 改 革 は,伝 統 的観 念 や既 得利 益 を擁 護 す る社 会 的勢 力 か ら,頑 固 に反対 され た。1981‑83年,上 述 の改 革 の観 点 に反 対 す る一連 の論 文 が現 れ た。 これ らの論 文 は,「社会 主 義 的 商品 経 済論 」や 「社 会主 義 の計 画 的 商品 経済 論 」 に反 対 したが,そ の理 由 は次 の よ うな もので あ っ た。 「社 会 主 義経 済 は,計 画経 済 で しか あ り得 な い」,「 計 画経 済 の基 本 的指 標 」 は 「指 令性 計 画 」で あ る。それ らの論 文 の認 識 に よれ ば

,「 計 画 的商 品 経 済」 と い う定 式 もま た誤 りで あ り・ それ ゆ え この定 式 の 「落 ち着 き先 は,依 然 と して 商品経 済 で あ り・計 画繍 は抜 け落 ちて しま う」.さ らに次 の よ うに考 え た.商 品経 済 の原則 に従 い,「国営 企 業 を完 全 独立 計算 ,損 益 自己責任 の経 済単 位 に改 変 し」,「競 争 が経 済 発 展 の推 進 力 で あ る」等 々を確 認 す る こ と と,「 わ れ われ の 社 会主 義 経 済制 度 とは,あ い いれ な い」。 こん な ことをす れ ば

,「 社 会 主義 の計 画 経 済 原則 に よ って で はな く,資 本 主 義 の市 場経 済 原 則 に よ って,わ が国 の経 済 管理 制 度 の改革 を行 う ことに な る」。 それ らの論文 はま た,「 マ ク ロ経 済 は計 画 的調 整 に まかせ,ミ ク ロ経済 は市 場調 整 に まか せ る」 とい う主張 を批判 し

, そん な こ とに なれ ば,「"マ クゴ'は 架 空 に な る可 能 性 が高 く

,u梁 上 の君 子"に な り」・ 結 果 的 に 「社 会主 義 の計 画 経済 を弱 め る」 こ とに な(3)

。 1982年8月,共 産 党 の 「第12回 大 会 」報 告 の起 草過 程 で

,あ る理論 家 は,一

(9)

市 場 経 済 と計 画 経 済(2)241(108)

部 の経 済 学 者 の計 画 と市 場 の関 係 に つ いて の識}こ は偏 りが あ る と指 摘 し 次 の よ うに提 起 した。「わ が国 に は,商 品生 産 お よ び商 品交 換 が依然 と して存 在 す るが,わ れ われ のコ̲を 決 して商 品経済 と概 括 して はな らな い・ この よ うに概 括 す れ ば,… …計 画 的 に発財 る社 会蟻 経 済 撫 政府 状 態 の資本 蟻 経 済 の 間 の境 界 を 曖 昧 に し,社 会 議 経 済 と資本 主 義 経 済 の本 質 的 区 別 を曖 昧 にす る」。 す ぐ後 で,党 の 正 式 の 文書 中 の 関 連 す る定 式 は次 の よ う に改 あ られ た。

「わ が国 は,公 有 制 を土 台 にs計 画 経済 を実 行 す る」。 「計 画 的 な生 産 と流 通 は, わが国 の国民 経 済 の主 体 で あ る。 同 時 に,一 部 の生 産物 の生 産 と流 通 にっ いて は計画 を行 わ ず,市 場 に よ る謹 を許 す ・一 ・ この部 分 は・ 計 画 的 な生 産 と流 通 の補 充 で あ り,従 属 的,副 次 的 で あ る」.そ の後 ・ これ 撰 な る定 式 は藩 本 的 に は新 聞 ・雑 誌 上 か ら消 え た。社 会 主 義 的商 品経 済 論 お よ び市場 メカ ニ ズ ム の作 用 の発 揮 とい う主 張 に対 す るま比判 は,1984年 の党 の第12期3中 全 会 の前 夜 まで,ず っとっ つ い た。

これ らの理論 家 の批 判 は,計 画 経済 を主 体 とす る国有 経 済 の 「制 度 内」 の改 革 の翻 を停 頓 させ た けれ ど も 「制 度 外 」で は依然 と して 改革 は商 品経 済 の 発展 お よび市 場 作用 の発揮 の方 向 に沿 って遂行 され・ 巨大 な成 功 をお さめ た。

家 族 の生 産 量連 動請 負責 任 制 に よ って引 き起 こされ た農 村 改革 と,対 外 開放 に よ って激 発 され た都 市 ・小 都市 の経済[城 鎭経済]の 活 力 は,わ が国 の経 済 を 日 ま しに繁 栄 させ て い る。 事 実 が証 明 して い るよ うに,商 品経 済 お よび市 場 の力 の発 展 は,制 止 で きな い歴 史 の潮 流 で あ る.わ が国 の商 品(市 場)繍 の繁栄 は,「社 会 主 義 的商 品 経済 」の スロ ーガ ンの回 復 のた δ6に,物 質 的生 産 的基 礎 を 提 供 した。

それ と同 時 に,国 有経 済 が非 国 有経 済 よ り も相 対 的 に ひ ど く活 力 に欠 けて い る こ と もまた,多 くの ひ とび とに次 の よ うな認 識 を いだ かせ た。 国有 経 済 の経 営状 況 の改善 が難 しい理 由 は,根 本 的 に言 って,改 革 の停 滞 によ る もので あ り,

したが って 「国営 企 業 の素 質 を増 強す る」 た め に通 らな けれ ば な らな い道 は, 国営 企 業 を独 立 の商 品経 営者 にす る こ とで あ る,と 。1984年 の夏 か ら秋 にか け

て,一 部 の経済 学 者 は,社 会 主 義 の計 画 的商 品 経済 とい う定 式 を復活 す べ きだ

(10)

242商 経 論i叢第33・巻 第1号(10

7) とい う考 え を,共 産 党 中央 に提 出 した。第12期3中 全 会 は この意 見 を受 け入 れ た。 この総 会 が 採 択 した 「経 済 制度 の 改革 に関 す る決 定」 は

,次 の よ うに明 確 に指摘 した。「計 画経 済 と商 品経 済 とを対 立 させ る伝統 的観 念 を突 破 し

,社 会 主 義 的緬 繍 臆 識 的 に価値 法則 に依 拠 し,価 値 法 則 を運 用 す べ きで あ り,公 有 制 を土 台 とす る計 画 的 商品 経済 で あ る,と い う ことを 明確 に認 識 しな けれ ば な らな い。 商 品経 済 の十 分 な発 展 は,社 会 経 済発 展 の飛 び越 え る ことの で きな い段 階 で あ り,わ が 国 経済 の現代 化 を実現 す る必要 条 件 で あ る」

。 こ う して,わ が 国 の経 済 改革 の 目標 は 「社 会主 義 的 商 品経 済」 の建 設 だ と い う観 点 が確 立 し た。 郡 小平 同志 は,こ の 「決 定 」 に対 して高 い評 価 を与 え

,次 の よ うに指摘 し た・ こ の 「決 定 」 は ・ 「マ ル ク ス蟻 の 新 しい 政 治 経 済 学 で あ2」

.「 この 文 書 が す ば ら しい の は,社 会 主 義 が 何 で あ る か を解 釈 した こ と で あ り

,あ る点 で,ご 先 祖 さ まが 言 わ な か っ た こ と を言 っ た こ と で あ る」。 「こ の 数 年 の 実 践 が な か っ た な ら ば,こ の よ う な文 書 は書 け な か っ た 」。 「こ れ こそ ま さ に 社 会 主 義 の 堅 持 で あ り,そ う しな け れ ば,"4人 組"の"社 会 主 義 の 雑 草 は い る が

,資 本 主 義 の 瀦 は い らな い"に な っ て しま 曾」.醸 同 志 も ま た 次 の よ う に指 摘 した

.「 こ の総 会 が審 議 した"経 済 制度 の改革 に関 す る決 定"に お け る

,計 画制度 の 改革 にっ い て の基 本 点 を なす 四っ の概 括 は,わ が 国 の 目下 の実 際 の状 況 に完 全 に合 致 して い る。現 在・ わ が国 の経 済 規模 は,50年 代 と比 べて ず っ と大 き く,ず っ と複 雑 で あ る。50年 代 に適 用 した若 干の や り方 は,そ の多 くが現 在 もはや適 用 で き な い」。「50年 代 の や り方 を 現 在 ま た 踏 襲 す る な らば

,う ま くゆ か な 曾 」。 こ う して全 党 で・ 改革 の本 質 お よ び 目標 につ いて の共 通 認 識 に到 達 した

事 実,多 くの経 済学 者 が 当 時 す で に指 摘 して いた ごと く,社 会主 義 の大生 産 の条件 の下 で商 品経 済 は,ま さ し く市 場経 済 で あ宥.「 商 品 経 済」 は,漣 の 経 済 学 教科 書 が使 用 して い た言葉 にす ぎず ,さ らに わが 国 の幹 部 が熟 知 して い た ため,当 時 この言 葉 を採 用 した こ とは理 解 で きる。 しか し,「経 済 制度 の改革 に関す る決定 」 が新 しい経 済制 度 につ いて具 体 的 に述 べ た箇所 か ら見 る と

,そ れ は,わ が国 で建 設 しな けれ ば な らな い もの が市 場 配分 を基 礎 とす る資 源配 分 の方 式 で あ る こ とを規定 してお りT[こ の点 で]た しか に疑 いの余地 はな い。 い

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市場経済と計画経済(2)243(106)

わ ゆ る社 会蟻 の計 画 鏑 品経 済 は,社 会 蟻 のマ ク ・の縫 管理 お よ び政府 の介 入(す なわち計画的指導)を と もな う市 場経 済 で もあ る。

しか し,あ る齢 家 は,行 政 的 な資 源配 分 方 式 の堅 持 とい う立場 を い まだ に 放 棄 して お らず洪 産 党 中 央 の 「繍 制 度 の改革 に関 す る決 定 」 の採択 後 も・

比 較 的迂 回 の方 法 を と って,も はや社 会 蟻 的商 品繍 とい う定 式 を正 面 か ら 攻 撃 せ ず,「 社 会 臓 経 済 は計 画 的商 品 経済 で あ るべ きだ」 を承 認 した だ けで・

攻 撃 の矛先 を,計 画 的 商 品経 済 の実際 の内容 で あ る市 場 メ カ ニ ズムを礫 とす る資源 配 分方 式 に集 中 した.そ こで,1989年6月 以 後・新 聞 ・継 上}こ 「市 場 志 向」 や 「市 場経 済 論 」 を批 判 す る糧 の論 文 槻 れ た・ それ らの論 文 は・計 画 経済 か市 場繍 か の 問題 を基本 的制 度 と直接 に結 び っ け・ これ は姓 が 「社 」 か,そ れ と も姓 が 「資 」 か の 問題 だ と考 え た・ あ る者 は・ 改 勤 手 段 は 「姓社 姓 資」 を問 わな くて よい と搬 した の だカ・ら・ 「かつ(g)」「た しか に改 革'開 放 を資本 蟻 化 の邪道 に引 き入 れ た」 とい う こ とにな る・彼 らは・1981‑83年 の

「商 品繍 論 」批 判 の とき とほぼ同 じ論 拠 お よ び諜 を用 い・わ が国 の経 済 改革 は暢 繍 の鰍 を 目標 にす べ きだ と、・う搬 を批 判 し・ 次 の よ うに考 え た・

「市場 繍 とは,公 有制 を取 り消 す こ とで あ る・ す なわ ち薙 篶 の指導 を否定 し,社 会 犠 制 度 を否 定 し,資 本議 を行 お う とす る こ とで あ る」・ 「社会 議 経 済 は,計 醗 済 で しか あ り得 な い」.「改革 の 目標 を市 場 志 向 に定位 し・"市 場 繍 をわが社会議 社会 の腰 モデノレにす るな らば・"虐 本議 的生産 様 式 の経 済 範 疇 と社 会 臓 的生 産 様 式 の繍 範 疇 とを混 清 す る」・彼 らは・市場 繍 と計 画繍 との争 い を 「路欄 争 」 の高 さに まで 引 き上 げ・ 改革 は市 場 志 向 で あ るべ きだ とい う者 の主 張 は,「 改 鞘 題 に お1ナる二 っ の搬 ・ 二 っ の方 向,す な わ ち二 っ の道 の闘 争 が,依 然 と して異 な る形 式,h向 で継 続 して い る」

ことを説 明 す る,と 述 舷 これ らの魂 革 命 的 な説 法1ま・ ひ とび との思 想 を 撹 乱 し,第12期3中 全 会 が確定 した改革 目標 を麟 に した・ この よ うな状況 は冷 年[1992年]春 に郵 小 平 同志 の南 巡翻 醗 表 されて・は じめ て改 め られ た.郡 小 平 同志 の南 巡講 話 の発 表 は,全 国 の広 範 な幹 部 ・大衆 の熱 烈 な共 感 を か ち と り,向 か う とこ ろ敵 のな い一 歩進 ん だ改 革 ・開 放 の高 ま りを急 速 に集 成

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244商 経 論 叢 第33巻 第1号

ClQ5) した。 情勢 が この よ うに急 速 に発展 した わ け は,彼 の講 話 が歴 史 の潮 流 を代 表 し・人民 の願 望 と一 致 して い たか らで あ る。13年 の 改革 を経 て,市 場 の要 素 は, 以 前 か らの計 画経 済 の 「隙 間」 や 「周 縁 部 分 」 で た くま し く成 長 しは じめ

z市 場 経 済 志 向 の 改革 は,臨 界 点 を超 え,逆 転 で きな い趨 勢 に な った。 目下 わ が経 済 に は・ 二 っ の部 門 が併 存 して い る。 一 つ は生気 と活 力 に きわ めて 富 み

,そ れ は主 と して,市 場 志 向 の改革 の なか で成 長 しは じめ た非 国 有経 済 組 織 に よ る も の で あ る。 しか し,大 多 数 の国 営企 業 は,依 然 と して行 政主 管 機 関 の階層 的 制 御 の下 にあ るので,経 営 メ カ ニ ズ ムは根 本 的 に変 わ って お らず,そ の た め明 ら か に活 力 に欠 けて い る。 国営 企 業 の設 備 は陳腐 で あ り,効 率 ・利 益 は低 く,赤 字 は深 刻 で あ る。二 っ の部 門 の異 な る成績 の鮮 やか な対比 は,議 論 の余 地 な く 証 明 され て い る。 す な わ ち,こ の十 数年 の卓 越 した成果 の市 場志 向 改革 が な け れ ば,わ が 国 の今 日の経 済 的繁 栄 はあ り得 な い。 市場 経 済 の新 制 度 の急 速 な建 設 が あ って は じめて・ 経 済 全 体 の急 速 な上 昇 の ため に,堅 実 な基礎 を きず くこ

とが で き る。

市 場 経済 の改 革 目標 の確 立

わ が国 お よ び世 界 の範 囲 か ら社会 主 義 経済 の発 展 や 改革 の実践 を見 る と ,近 年 の風 雨,満 潮 ・干 潮 を経 て,百 年 来 意 見 が一 致 して い な い多 くの問題 が

,す で に正 しい答 え を探 しあ て た。 現 在 ,市 場 経 済 の建 設 をわ が国 の改革 の 目標 と

して確 立す る機 会 が,す で に成 熟 して い る。

市 場 経 済 を わ が国 の改革 目標 と して確立 す る こと に反 対 す る同志 は,い くっ か の疑 義 を提 出 した。 主 な もの は,① 「計 画経 済 は社 会主 義 と等 し く,市 場経 済 は資 本 主 義 と等 しい」 は,公 認 の定 則 で あ る。 ② 「市 場 経 済」 の実 行 は

,こ の経 済 が市 場 の盲 目的 な 力 の支 配 を受 け,「生産 の無政 府 状 態」を もた らす こ と を意 味 す る。 ③ 価値 法 則 の作 用 によ り貧富 の両極 分 化 が起 こ る。

以 上 の さま ざ まな論 断 はす べ て不 適 切 で あ り,す で に実 践 に よ って否 定 も し くは修 正 され て い る。 ① 「市場経 済 は資本 主義 に等 し く,計 画経 済 は社 会 主 義 に等 しい」 は,い まだ に実 証 され て い な い論 断 で あ り,あ るい は権 威 あ る外 国

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市 場経 済 と計 画 経 済 ②245(104)

の経済 学 辞 典 の所 説 に従 った もので あ り,「教 条 的社 会 議 者 」や 「教 条 的反 社 会 議 者 」 に樋 の観 にす ぎな い。 早 くも改革 ・開放 の 当初・ 郡 小平 同志 は

と っ くに1979年 に,こ う述 べ て い る.「 楊 経 済 が 資本 議 社 会 に限 られ るな ど と言 うこ とは絶 対 に正 し くな い.社 会 主義 は ど う して市 雛 済 を行 って い けな いの か.暢 繍 は鍵 社 会 の時代 に芽 生 え て お り識 会 蟻 も暢 繍 を行 うこ とが で ぎ留」.党 の第12期3中 全 会 の 「決 定 」 が正 し く指 摘 して い る

よ うに,社 会 議 的 商 品繍 と資本 搬 的商 品繍 と は藷 有 制 の土 台 に腿 が あ り池 に相 違 はな い.社 会 議 的市 場 経済 と資 本議 的市 場 繍 の区別1ま・

当然 た だ これ だ けで あ る.② 計 画 的 資願 分 は・ 鰍 のな い繍 娠 を保証 で きな い.こ の点 は ス ター リンがす で1こ漣 の繍 蝦 の実 際 の状 況 に もとつ い て,は っき り認 め て いた.そ れ ど ころ カa完 全 な市 場 を基礎 に・ 計画 的指 導 を 働 と して,繍 変動 を減少 させ,深 刻 な鱗 を避 け るこ とがで き る・ この点 は,轍 躰 の繍 発 展 か ら啓 示 がそ昇 られ る(実 際Q本 だけでな く・「アジァ太平 洋 モデル」を実行 した 「四小竜」「ヨ1・虎」 もまた汰 体 このような政府指導下 の醐 経 済である).③ 価 値 法 則 の作 用 で,資 源 が天 膿 か な都 ます ます富 裕 に な り・

資 源 が天 性乏 しい者 は,ま す ます 貧 困1こな る・ しか し渓 践 慨 明 して い るよ うに淑 の よ うにす るな らば,そ う1まな らない・ 第一 に,欄 分 配 の平 等}ご注 意 す る.第 二 に〆 方 で累 進所 得 税 渦 翻 続税 な どの税 収施 策 を と り・他 方 で低 所 得 階層 に対 す る福 祉施 策 を とるな らば・所 得 の両極 分 化 は防 ぐこ とカSで

きる.勤 労 人 民 が政 擬 掌 握 す る社 会 主 齢 」度 の下 で は・ と りわ け その よ うに な るQ

ま嫡 る同志 は,「社 会 議 の計 画 的 商 品経 済 」とい う以 前 の定 式 を 引 きっづ き繍 す るよ う振 した.こ うす る こ との禾ll点は・この定式 と第12期3中 全 会 の 「繍 制 度 の改革 に関 す る決 定 」 の定式 とを飴 し・ ひ とび と綬 け入 れや す くな る こ とで あ る.し か し,こ れ に もま た若干 の鞍 な欠 点 が あ る・ 主 な欠

点、は以 下 の とお りで あ る。

まず第̲に,「 商 品繍 」は今世 紀 初 期/ シ ア語 の表 現方 式 で あ り・マ ル ク ス の賭 の なか か ら根 拠 を探 しだす こ と1まで きず現 代繍 学 の翻 語 で もな

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246商 経 論 叢 第33巻 第1号

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い・ この用 語 の採 用 の主 な欠 点 は

・ 希少 資 源 の特 定 の配 分 方式 とい う経 済 制度 の本 質 を反 映 す る特徴 を 明確 に示 す ことが で きな し・こ とで あ る

.「商 品コ一/一」を 用 いて わ姻 の改 革 媚 標 を画 定 す るな らば,新 しい繍 制 度 に撒 的 な資源 配 分 方式 を画 定 しな けれ ば な らな い ので,さ まざ ま舗 充解 釈 をつ け加 え ざ る を得 な い・ これ で は多 くの言 勲 費 や さね1まな らず

,か つ誤 解 を生 み やす い。

商 品繍 と市場 経 済 は・ 二 っ のす で に関 連1まあ るが区別 もあ る脆 で あ り , そ れ ら は別 々 に黙 っ 埆 度 か ら同 噸 型 の繍 関 係 を 画 定 す る

.商 品 経 済 は・ 生 産 物が 交 換 を通 じて消 費 に1まいるか ど うか とい う外 繊 徴 を根 拠

1こ繍 制 度 を画定 す る・ しか し・ 市聴 瀧 ,社 会 的 資源 の配 分方 式 と い う内在 的特 徴 の触 か ら経 済 制度 を画 定 す る・ そ れ ゆえ,淀 の社 会 化 の程 度 鮪 す る商 品 繍 は市 場繍 で あ るけれ ど も・ 艦 町度 を 画定 す る と き,市 場繍 と い う 説 法 の使 用 は滴 品繍 と い う説 法 の 使 用 と比 べ て

,よ りい っそ う鞠 の本 質 を体 現 す る こ とが で き る。

わが 国 の歴 史発 展 の早 期 段 階 に滴 品経 済 はす で に広 範 に発 展 して いた .古 代 の 中国 麟 社 会 の地 主 繍 にお いて はr」 欧 の駐 繍 と黙 り注 要 姓 産 手 段〜 土 地 資 源 は・早 くか ら売買 樋 じて灘 す る ことがで きた

.お よそ 10世 紀 に中 国 に はす で に紙 幣 カゴ現 れ て お り

,西 欧 よ り6・・‑7・・年 早 力、った。

商 品交 換 が あれ ば市 場 もあ るけれ ど も 国 の古 代 浦 場 自体 は行 政 勧 の支 配 下 に あ った・ そ こで は説 会 的鰭 の主 要 な配 賭 は

,市 場 で はな く,行 政 勧 で あ った・ そ れ ゆえ沖 国 は西欧 と異 な り商 品繍 は早熟 で あ

ったが, 市 場経 済 の形 成 は停 滞 し・ 両 者 の発 駒 歩 み は異 な って い た

.こ の よ うな状況 は政 鞘 標 の不適 切 な識 を 国 にお いて と くに容 易 に はや らせ た

.商 品 繍 につ いて の字 面 か らの誤 った鰍1こ よ って,生 産 物交 換 が すべ て売 買形 式 を と りさえ すれ ば・ 改鞘 標 を実 現 した と考 え る誤解 を往 々 に生 み だす の

で あ るが・ これで は分 か って お らず澗 題 の裏 に隠 れ て い る もの は

,交 換 が 商 品売 買 の 形式 を と るか ど うか にあ るの で はな く,資 源 の躰 的 配分 者 が 結局 政 府 な の か,そ れ とも市 場 な のか にあ る。

商 品経 済 の 定 式 の こ の よ うな欠 陥 は,わ 姻 の 改 革 の実 際 の進 行 過 程 で,

(15)

市場経済と計画経済②24?(102)

ま った く明確 に現 れた。た とえ ば,第12期3中 全 会 以後 ・ひ と び とは 口先 で は み な,社 会議 経済 は商 品経 済 で あ る こ とを認 め た けれ ど も・ 一部 の古 いL

に こだわ るひ とび とは浦 場 関 係 を励 狭 い範 囲 に閉 じこめ た・彼 らが言 うに は,社 会 議 の条 件 の下 で商 品生 産 お よび商 品交 換 は労 働 生産 物 に局 限す べ きで あ り,土 地,r労 働 はす べ て商 品 で な く・ 市 場 に入 れて 浦 場 法 則 の支配 を受 け させ るべ きで はな い.こ うな る と注 産 の物 的螺 お よび人 腰 素 とい 撮 種 要 な資 源 を,楊 謹 の範 囲 外 に排 除 す る・ 言 うまで もな く・

そ うな れ ば,改 勤 最 も核 心 的 な内容 で あ る・ 行 政 的緬 に代 え て暢 の力 で 資源 配 分 を行 う とい う改勤 最 も核 心 的 な内容 はy抜 け落 ちて しま う・ この方 法 の とお りに行 うな らば濱 金 土 地 な どの物 的生 産 螺 は浦 場 の流 れ 樋

じて効 率.利 益 が最 高 の と ころに 向か うこ とが で きず・ したが って最 も有 効 に 利 用 で きな いだ けで な く,市 場 に1まい らな い瓶 の鰍 は計 量 の手 だ て が な

く,労 働 者 に対 す る労 働 に応 じた分 配 も実 現 す るすべ がな い・ した が って滴 品経 済 と楊 経 済 は洞 噸 型 の経済 に対 して ・臓 を下 す ときに とる触 が 異 な るだ けで あ るが,後 の定 式 の方 が よ り禾斗学 的 で あ る・経 済 制 度 改革 の 目標 を市 場経 済(市 場 メカニズムによる資源配分)と 明確1こ雛 す るな らば商 品経 済 とい う脆 醐 晰i=で な いの で起 こる改 期 標 の麟 さ と実 隔 動 の混 乱 とを,比 較 的大 きい程 度 免 れ る こ とが で き る。

「計 画 的 」 とい う修飾 謙 市場コ'rを 限定 す る もの と して残 し・ そ の こと に よ って,「純 粋 姉 場 繍 を行 わ な けれ ばな らな い」とい う誤解 な い し螺 を避 け る と して も,こ の旧来 の定 式 を保持 す る理 由 に はな らな いだ ろ う・ それ とい

うの も現 代 世 界 にお いて現 実 に存 在 す るすべ て の市 場経 済 は・一 定 の形式 と あ る程度 の マ ク 晴 理政 府 介入 あ るい は計 画指 導 を・例 外 な 備 えて い るか らで あ る.こ の よ うな状 況 の下 で,わ れ われ がr一 す る楊 経 済 は 「緬 的 」 市 場 経 済 で あ るな ど と特 別 に表 明 す る こ とは・ ま った く不 必 要 な もの に変 わ っ

た.し か も 第12期3中 全 会 以後̲̲̲̲部 の者 が この修 鰭 で文 章 を つ くり・行 政 的計 画 を基幹 部 門 の統 制 に働 留保 させ よ うと し耀 史 を まだ記 憶 して い る

とす れ ば想 想 の顧 とい う醸 の後 退 とな るよ う腔 隙fiし て お くべ きで

(16)

248商 経 論 叢 第33巻 第1号

(lOt) な い。

この ほか に・ わが 国 の繍 改革 の実 際 の進 行 過 程 か ら見 る と

,改 鞠 標 が市 場 繍 だ と明確 襯 定 す る こ との 議 は重大 で あ る

.そ れ とい うの も 伝 統 的 社会 蟻 畿 の さま ざ まな弊 害 の:fが 行 政 管 理機 関 の制定 す る緬 に よ

って 資 源 配分 を して きた運筋 式 そ の もの に あ る以上,そ の轄 を克 服 す る根 本 的 方 法 も また・ そ の資 源配 分 方 式 を た だ徹 底 的 に変 え浦 場 繍 の漣 の ま と ま った メカ ニ ズ ムを建設 す る ことだ けで あ るか らだ

現 在 わ が国 の国民 繍 はす で に貨 幣イヒし商 品 経 済 は比 較 的 大 き く発 展 し て い る けれ ど も,わ が 国 の市 場 経 済 は も う比 較 的 成 熟 した発 育 を し

て い る と か・ 市 場 メカ ニ ズ ムが も う全 社 会 的規 模 で資 源 の基 礎 的配 分 者 に な

って い ると は翫 な い・現 代 繍 学 の分析 によれ1ま

,市 場 メ カニ ズ ムを社 会 的 資 源 の基 本 的配 賭 に させ な けれ ばな らず讃 源 の希少 度 を反 映 で き る価格 シス テム が な けれ ば な らず・ さら に・ この価 格 システ ム にお ける棚 価 格 の変 化 に対 し

て, 敏 感 に反 応 で きる独 立 自主 唄 益 自己責 任 の企 業 が な けれ ばな らな い

.目 下, これ らの基 礎 的条件 はぽ だ わ 姻 で完 全 に磁 して お らず

,と くに国有 部 門 で そ うで あ る・市 場 メ カニ ズ ムの建 設 が い くつ か の きわ めて 重要 な分野 で ひ ど く遅 れ た こ とは・ す で に国民r'の 全 面 的飛 躍 を 難 し くす る主 要 な障 害 に な り,そ して 公共 部 門(国 家予算および多 くの国有企業を含む)が 重 大 な困難 にお ち い る基 本 的原 因 に な って い る・ この よ うな状 況 の下 で,市 場 経 済 にっ い て再認 識 し・市 場 繍 を わが国 の改 革 媚 標 と して 明確 襯 定 す る こと は誼 要 な理 論 的意 義 が あ るだ けで な く,重 大 な実 践 的 意 義 が あ る。

二 わが国の市場経済 の構造

わが 国 の改 革 の 目標 は,社 会 主義 的市 場経 済 を建 設 す る こ とで あ る。 いわ ゆ る社 会蟻 的市 場 繍 とは・社 会 蟻 の条 件 の下 で の市場 繍 の略 称 で あ る

。 そ れ は,資 本 主 義 の条 件 の下 で の市場 経 済 と比 較 して 言った もの で あ り,そ れ に この修 飾 語 は,上 記 の市 場経 済 が 存在 す る環 境 に違 いが あ る ことを 示 し

て い

(17)

市 場 経済 と計 画 経 済 ②249(100)

るだ け であ り,市 麗 湘 体 に どの よ うな違 いが あ る か につ いて は述 べ て も'な

い 。

わ が国 の市場 経 済 の全体 的枠 組

市 場 経 済 へ の移 行 とは,市 欄 轡 基礎 とす る資 源配 分 メ カニ ズ ムの縣 と い う,い か な る もので あれ現代 市 場 経済 の鰍 臆 糺 すべ て以 下 の い くつ か の基本 螺 を もっ.第 一胡 確 に境 界 を定 め翻 産擬 基礎 に・独 立 自主 に 政 鰍 定 を行 い,完 全 に繍 責 任 を負 う工業 ・商 業(企 業)を 鰍 す る・ 第 二 ・

企 業 は泊 由 に参 入 し,互 い に平 等 自由 に競 争 す る権 利 を もち証 しい価 格 パ ラメー タを提供 で き る市 場 を もつ.こ の外 に・「暢 の失 敗 」(marketfailu「e)が 存 在 す るの で,さ らに第 三 の要素 す な わ ち・政府 の マ ク ・(総 量)管 理 お よ び

行 政 指導 が あ る。

市 場 経 済 の これ らの内在 的要 求 か ら出発 す るな らば・ わが国 の市 場 経済 の全 体 的枠 組 あ るい は基 禰 造 は,お お むね以 下 の よ うに な る・ ① 自主的企 業 制 度 を基 礎 と し,蝶 の所 有 制 の性 格 の如 何 にカ・か わ らず・企業 はす べ て 自主 経 営 損 益 自磧 任 の独 立 の主体(自 然人 および法人)で あ り・市 場 で平 等 に競 争 す る・

②競 争 的市 場 は,企 業 の活 動 の場 で あ る肱 諜 の連 係方 式 で もあ る・ 楊 を通 じて,社 会 的 分業 シ ステ ムの各 分枝 中 に あ る企 業 を連 結 しrそ の緻 を相 互 に協 調 させ る.こ こで言 う市 場 は滴 品 市場 と螺 市 場 を含 む・競 争 に よ っ

て形 成 され る価格 は,こ の繍 システ ムの基 本 的 パ ラメー タで あ る・ それ は・

シス テ ムの舗 成 紛 の運 行 輸 を決 め る.そ れ と同 時 に・ ③ 政府 は・ 社 会 の 代 表 と して,繍 的,法 葡 行 政 的 な い し道徳 的手段 を通 じて・市 場 活動 に 対 して調 整 を行 う.強 く指 摘 して お か ね ばな らな い こ とは・以 上 の三 点 で あ り・

それ らは決 して騨 に寄 牒 め られ た 「棚 れ」 で な く・ 一 つ の有 機 的全 体 で あ る.そ れ らの間 の相 互 連 係湘 互 制約 ま湘 互 勘 の 関係 を もつ シ ステム を 組 成 し,有 効 な資 源 配 分 の機 能 を実現 す る。

自主的企業制度 の建設

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250商 経 論 叢 第33巻 第1号

C99)

経 済 システ ム と して の市場 儲 そ の基 本要 素1ま自主 経 営

・損 益 自己責 任 の 企 業 で あ る・ それ らの企 業 は・ 社 会 的r」{で あ るカ・も しれ な い し

,私 的所 有 あ う い は飴 賄 で あ るか も しれ な い・ しか し,ど の よ うな所 有 制 の企 業 で あ ろ っ と・ すべ て焔 の特 徴 が あ る

・ す な わ ち・ 独立 の繍 主 体 で あ り,自 身 の利 益 に も とづ き・市 場 の シグ ナル に依拠 して,生 産 その他 の経 営政 策 の決定 を行

っこ とが で き・経 営 の繰 に対 して完 全 な責 任 を負 うの

で あ る.市 場 にお いて は平 等 な.:優 勝 劣敗 で あ り

・ 蝶 間 に尊 卑 呪 上 下 の区別 はな い

。 以 上の原 因 によ り・ わ が国 は・ 市 場繍 噺 体 制 をTom:

.一す る過 程 で,企 業 制 度 改革 とい う重要 な任 務 に直面 して い る

伝 統 的 制度 の下 で・社 会 全体 は・国 有 お よび準 国有(し 、わゆ礫 団的所有)の 統 一 的 な大 工場 で あ り政 府 は

マ ク ・ 纈)管 理 だ けで な く適 接 に企 業 を経 営 し・ ミク ロの政 策 決 定 も した・ す な 紘 財 務 にお け る収 支 の統 一 の鶏 流

郵 こお け る統 一買 付 ・統一 販 売 の斯 労 働 の受容 ・配 分 の統 一 の実 行 な どを 伽 た・ この よ うな制 度 の下 でIEIで は

・行 政措 機 関 は厳 しい家長 で あ り, 企 業 を身 動

きで きな い よ うに縛 りっ け・ 他 面 で は,慈 父 の よ うな性 格 を表 し , 国 の 「大 鍋

の飯 」 で企業 の すべ て の リス クを負担 した

.こ の意 味 で は,伝 統 的 制度 の下 で真 の 企業 は存在 しなか った

。 この よ うな伝 統 的企 業 制度 と市 場 経 済 の要 求 とは・ 互 い に矛 盾 す る

・ ①財 産 欄 係 が棚 確 で あ る.名 義 上 の所 有 者 (社会)は ・ 所 有者 の機 能 を行 使 で,,.実 際 の賄 者(国 家

)お よ びそ の代 表 (各級官吏)は ・ 蝶 の外 の政 治 力 と して企業 礫 握 す るだ け

で あ り適 接 の経 済 的 責任 を負 わ な い・② す べ て の企 業 は一 人 の主人 嘱 し政 府

の独 占的 占有 で あ る ので畿 争性 を もっ こ とが で きな い

.③ 企 業 の責 儲 は行 政 官 で あ り, その行 動 準則 は効 用 お よ び利潤 の駄 化 の追求 で な く

,憶 下達 の行 政 計 画指 令 を完 遂 す る ことで あ る。

蝶 肺 場繍 の要求 に飴 させ よ う とす れ ば これ らの弊 害 を除 去 し,ま さに 企業 を 駐 経 営 ・損 益 配 責 任 の 独 立 の 商 品経 営 者 に しな

肋 ば な らな い・ そ の ため に は沸 国 有 嫡 業 を大 いに雑 させ るほか

,さ らにrrの 国 営 企 業 の改 革 を行 わ ね ば な らな い・ この種 の改 靴 以 下 の よ うな さ ま ざ まな方

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市場経済と計画経済(21251{gg)

法 樋 じて 行 う こ とが で き る.小 型 の 国 営 蝶 に つ い て 言 え ば ・ 多 くの 経 済 学 者 は,「 請 負 」,「賃 貸 」読 却 」の方 法 に よ って分 け る こ とを主 張 し・鴇 ら企 業 を賄 民 営 あ るい は国 有館 の独立 自主 の経 済 実 体 に改造 す るの で あ る・ 大 中型 企業 の状況 はい さ さか耀 で あ る・離 の大 中型 企 業 につ いて・わ た しは・

次 の よ うな考 え方,す なわ ち法 人 化(c・rp・ratizati・n)によ る株 式会 社 制度 の実 施 を搬 した い.こ の考 え方 の主 蠣 想 は以下 の とお りで あ る・① 現 行 の国 営 大 型 企業 を株式 会 社 に改組 し洛 種 の公 有 制 法人(各 級政府の資産経営鰯 信託

投資会社,保 険会社洪 薩 金な どの金融組織 養老金齢 寄付齢 会・およびその他 の諜)に よ り持 株 を分 散 す る.② 法 人 騰 の設 立後 油 資 都 もはや・株 式 化 した財産 に対 して巌 の支 配 をせ ず怯 人財 産 の経 営 権 の行使 を・株 主 繕 の 一 株 漂 原 則 に よ り選 任 さ れ た賭 役 会 と;1・ 会 が任 命 した高 級 楯 者 (西側の文献では 「専門経営者」と呼び,マ ルクスは 「指揮労働者」 と呼んでし'る)に ゆ だ ね る.③ 会社 内部 にお いて は,諜 責 儲 の飴 と経 営 業績 と'Qび っ け る 醐.約 束 メカ ニ ズ ムをつ く り,企 類 儲 の経 営 管 理 の 改善 努 力 を保乱 ・ 会 社 の利 益 の最大 化 を はか る。

この考 え方 は可 能 だ と思 う。 その理 由 は以 下 の とお りで あ る。

第̲にeTla人 化 以後 会社 の法 順 産 は全 人民 的鮪 の資産 か ら独 立 し溌 人民 的 鮪 の その他 の資 産 との間 に明 融 境 界 力aあるよ うにな る・ これ らの会 社 は,そ の法 人 の睡 を もって有 限 の民 事 責任 を負 う(こ の紛 の"醒 を"取

り崩ず ことがで きる).同 時 に,会 社制 度 は激 府 行 政機 関 が蝶 の財産 権 に直 接 に介 入す る基 磯 漏 し,所 有 と支 配 の分 離(わ が国では"所 擁 と経営権の分 離 という),お よび専 門 家 の管 理 の実 現 の ため の前提 を提 供 す る・

法 人 化 改勤 第渉 と して,も と もとの国有 資産 を洛 級 政 府 の館 縮 部 門(投 資会社詩 株会社,公 韻 産管鰯 など)の 代 表 が もつ株 式 の権 利 と して分 害1j で き るよ うに す る.各 級 政 府 の資 産経 営 部 門 の持 株 を主 とす る・ この株式 会 社

は,お お む ね政 府所 有 と専 門 家 管理 との 「両 鮒 離 」 にす る ことがで き る・ し か し激 府 の主 な繍 的機 能 は,国 民経 済 全 体 の運 行 を謹 す る ことで な けれ ば な らず,も し政 府 が 同 時 に国 有 財 産 権 を代 表 す る身 分 と して登 場 す るな ら

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252商 経 論 叢 第33巻 第1号

{g7) ば政 府 の 酵 の蝶 経 営 とい う弊 害 力§ふ た た 朔 れ

,あ るい はいわ ゆ る 「運 動選 手 と審判 員 の創 に よ り・公平 な競 争 を妨1ずる可能 性 が あ る

.そ れ ゆ え, 法 人 化 改勒 第 二歩 は政 府 の機 能 と所 有者 の雛 との分 離 を よ り徹 底 的

に実 現 し・ 渉 進 ん で株 式 の権 利 の分 散 を行 う こ とで な けれ ば な らな い

.つ ま り, 国 の行 政 鵬 胴 の法 人 ・ た とえ ば鍬 仲 介 機構 課 険 会社 語 託 投 資 会 社

, 養老

金 基 金洪 同 ・ 寄 付 齢 会 な どの公 衆 を代 表 す る鰍 を さ らに多 く組 織 しな けれ ば な らな い・ さ らに それ以 前 の株 式 会社 の設 塒 に潤 鰍 式

の カa な りの部分 を・別 の蝶(蝶 の株式の持 ち合㌧・)や各醜 金 会

に売 却 で き る し, 眠 個 人 に も売 却 で きる・ こ う して・ も と もと政 府 が財 醜 を掌 握 し,か っ直 接 に経 営 す る公 有制 蝶 を訟 衆 を代 表 す る各 醗 人欄 の撒 を主 と し

訟 衆 個 人 の持株 を従 とす る もの に し・ 株 式 の権 利 の分散 化 を行 い淋 式 の権 利 の

舳 な搬 を許可 し..̲..,家 に全 擁 営 を委 託 す る法 人 化蝶(会 社)に 改造 で き る。

第二 に・そ れ は・国 有 制 か私 有 制 力aの二 者 択 一 の伝 統 的 な思 考定 式 を搬 し , 公 醐

を.f',と し 多 くの ウ ク ラー ドが併 存 す る所 有 制 を土 台 に浦 場繍 を 発展 させ る新 しい所 醐 の形 態 を設 計 す る こ とで あ る

.株 式 会 社 とい う蝶 組 織 形 態 は・ 会 社法 人 を収益 駄 化 を追 求 す る行 動 準 則 に もとつ いて運転 させ

, 出資 者(株 主)自 身 の射 や性格 とは,111111̲係なの で

,こ のg形 態 を社 会 公共 の 占有 が 樽 と な る土 台 の上 に移 し訟 郁1の 新 しい実現 形 態 を創 造

で きるの で あ る・ あ る人 の講 に よ れば・ 伝 統 的 制度 の下 で の国 有 国営 の蝶 繊 形 態 を 保 持 しさ えす れ ば・ 社会 主 義 の鮪 制 を強化 で き る とい う

.し か し,繊 が 証 明 して い るよ うに・ この見方 は正 しくな し・.こ の数 年溌 眠 的所 有 制繍 の 所 醐 改勒 進 展 は・ はな はだ微 弱 で あ る.ま さに そ うで あ るので,国 有 繍 は効 率 を勘 る こ と灘 しく・ その繍 的 地位 は 日ま しに弱 ま って い る.こ の こ とが説 明 して い るの は・伝 統 的制 度 を 貯 して も絶 対 に活 路 が な く,公 醐 の主導 的地 位 を保 持 した と ころで・ せ いぜ し、公醐 の 実現 形 態 を変 え,制 度 の 鞠 が で きるだ けで あ る・ 当然 わ れ わ れ の社会 的所 有 制 につ いて の識 は

, 時代 の変 化 と と もに誘 る程麟 展 しな けれ1まな らな い

.戦 現 代 の公 有 制

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市場経済と計画経済(2)253(

96)

の概 念 とマ ル ク スの時代 の それ とで は・ す で}こ大 きな違 いが あ る・ マ ル ク スの い う社 会 的鮪(public・wnership)は,も っぱ ら社 会 の全 成 員 の損仁雌 を ま っ た くもたな い共 同 占有 を指 した が,後 の ひ とび とは・2・‑3・ 世 帯 の労働 者 を含 む郷 の労 瀦 の排 他 的 喋 団 的 占有 を・ す べ て公有 制 の範 疇 に入 れ て い る・

そ うで あ る肱 上 述 した社 会 議 的市 場繍 に お いて公衆 を代 表 して財r';

を掌 握 す る各種 の基 金 基 金 会,そ の他 の金 醐 糖 鮪 常1の法 人 と見 な せ な い理 由 は明 らか にな い。

第 三 に,こ の考 え方 は,国 家 株 諜 株 等 々を 区別 す る非 規範 的株 式 制 の形 態 を排 除 し,株 式 制 を最 初 か ら現 代 的形 態 で ス ター トさせ 潤 際 的鞭 に一致 させ よ う と して い る.あ る意 見 に よれ ば,繍l」 は政 府 の持株 を主 と し注 管 機 関 が高麗 営 責 任 者 を 直接 に任 命 す る ことに よ って・社 会 議 の全 人民 的所 醐 の性格 を確 保 す べ きだ とい う.し カaし・ 実 際 に は諏 府 が 直接 に 占有 し・

直 接 に経 営 す れ ば,二 っ の困難 な立場}こ陥 らざ るを得 な い・ す な わ ち・ 介 入 が 少 な けれ ば,資 本 の増殖 を保 証 す る こ と。灘 し く・介 入 が多 ければ・ ふ たた び 政 府 と企 業 との不 分離 を招 く.禍 政 府 と諜 の 「父 欄 係 」 とい う古 い構 造 は,相 変 わ らず もとの ま まで あ る。

も う一 つ の意 見 で は,部 分 的 にn株 を して もよい と考 え る・ この方 法 は財 産 関係 を混 乱 させ る と思 う.工 業諜 に は二 っ の利益 主 体 が現 れ る・ 一 つ は大 概念 の 「企 業」,す な わ ち法 人 自身 で あ り・ い ま一 つ は小 概 念 の 「企業 」・ す な わ ち企 業 法 人 の株 主 以 外 の紛 の ひ とび と(企 業の責儲 あるいは全囎 樋 者)で あ り,企 類 儲 は,小 概 念 の 「企 業 」 の主 人 で あ りiし か も大 聡 の

「企 業 」の代理 人 で もあ る,と い 仁 重 の射 を もつ ・ こ う して ・諜 責 任者 の 行 為 は,小rc.の 「企 業 」の利 益}こ傾 斜 し・い わ ゆ る 「残 纈 」の請 求(「esidual claim)に つ い て,自 己 の一 方 を拡大 し,株 主躰 とい う大 聡 の 「企業 」 の禾lj

益 を損 な い やす い.株 式 会社 の発 展 の経 験 もす で に証 明 して い る ご と く・ 会社 法 人 が 自社 株[自 己株]を 所 有 す る とい う方法 の轄 は大 きい・各国 の法律 は・

これ につ いて 厳 し く規 制 して い る.日 本 の商 法 は・ これ は灘 行為 だ と明確}こ 規 定 して い る.ア メ リカの商 法 の規 定 に よれ1ま・株 式 会社 は増 鶴 に一 部 の株

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254商 経 論 叢 第33巻 第1号

C95)

式 を保 留 し欝 売 却 しな くて もよ いが・この部分 の株 式 は,一 に投票 権 が な く , 二 に利 益 の配 当 に預 か れ な い・ わ 力掴 の蝶 にお け る,近 年 の利 潤 内部 留 保分

か らの再 投 資 に よ って形成 され た̀"rこ つ い て言 え ば

,別 の形式 を採 用 して処 理 で き る と考 え る・た とえ ば・「獺 ・労瀦 同仁基 金 会 」を設立 し

,法 人 と し て・ この資 産 が変 化 してで きた株式 を保有 す るよ うに す

る.さ らに,出 資者 と 最 高 経 営 責儲 の間 に抑 制 ・均衡 関係 をつ くるた め に

,最 もよ い こ とは,会 社 の最 高 経 営責 任 都 「同 仁 齢 会 」 の法 人 代y....に な るの 襟 止 す る

こ とで あ る。

この考 紡 に もとつ く改 勒 斯 後

・ わ 姻 の 社 会 礒 社 会 の所 醐 儲 は噺 しい儲 を生 み だ す だ ろ う・中ノ」・型 の工 商 企業 の階層 で は調 人

,私 営, 集

団 の諸 ウ ク ラ ー ドが 粉 発 達 す るだ ろ う

.競 争 的 鞭 の大 中 型 の 中 堅 企 業 は・ 公醐 を1',と す る多 元 化 した所 有 常噂形 態 に改造 され るだ ろ う し 株式

の 権 利 は各所 有 者 間 で 舳 に譲 で きる.自 然独 占部 門,た とえば若 干 の イ ン フ

ラ部 門 は洛 徽 府 の財 醜 の占有 砒 較 的 多 く繍 し

て い るが,す べ て株式 [会社]化 し・ 「所 有 と支配 」 の分 艦 行 わ な けれ ば な らな い

競 争 的性 格 の市 場 シス テム

現代 の社 会化 され た大 生 産 と蝶 の間 には鵜 し魏 な分 業 ・協業 の 関係 が あ り・ また蝶 はす べ て独立 自主 ・損 益 自 己責 任 の利 益 主 体

で あ る,と い う条 件 の下 で・ 蝶 が それ ぞれ 独立 に だす施 策 は どの よ うに して社会 的資 源

の有効 配 分 の要 求 に一 致 し得 るのか・ 見 た とこ ろ,こ の点 ま で も って い くi・ の方 法

は浦 場 樋 ず る関 係・ つ ま り価格 の騰 落 と これ に付 随 す る利 益 の変 動 に よ っ て・ 蝶 が社 会 的 資源 の有効 利 用 に郁 りな麟 を

っ く りだ す よ うに講 す る こ とで あ る・ 言 い換 えれ ば・ 基本 的 鯛 整者 は市場 だ け で あ る。

市場 の 主要 な機 能 は請 報 の雄 で あ る

.伝 統 的鍍 の下 で,経 滞 報 の構 造 は・ 上 か ら下 ま た は下 か ら上 へ の縦 方 向 の健 で あった.こ の儲 の下 で の 情 報 コス トは・ きわ め て高 い・ 市 場経 済 に お1ナる情 儲 造 は横 方 向

で あ り,企 業 間 の情 報 伝達 は価 格 メ カニ ズ ム樋 じて行 われ る

.価 格 の上 下 は,生 産活 動

(23)

市 場 経 済 と計 画 経 済(2)255C94)

お よび韻 濁 の表 示 器 で あ る.あ る生 産 物 の価 格 力塀 す る場 合 消 費 都 そ の使 用 を で きるだ け節約 しよ うと し注 産 者 はそ の供 給 をで き るだ け増 や そ

う とす る.反 対 の場 合 に は逆 にな る.こ の麗 樋 じて・ 諜 は社会 的 霰 に 応 じて生 産 を行 う こ とがで きる。

市 場 メ カニ ズ ムの上 述 した機 能 を実 現 す るた め に は漣 設 す べ き市 場 は滴 品市 場 とサ ー ビス(労 務)市 場 であ リ,さ ら1こ重 要 な もの は・労働 市 場 土地 市 場 資 本市 場(金 融市場 ともいう)を 含 む要 素市 場 で あ る・暢 経 済 の主 要 な優 越 点 は浦 効 な資 源配 分 がで き る こ とで あ る・ そ れ ゆ え洛 生 蔽 素 が・ そ の価 格 の上下 に もとつ い て各部 門 間 お よび各 企業 間 で 舳 に流 出'流 入 す る こ とが

祠 欠 で あ る.商 品市 場 が あ るだ けで要素 市場 が な いな らば・ 市場 メ カニ ズ ム は資源 の有 効 配 分 とい う機能 を実 現 で きな い。

こ こで臆 す べ き点 は浦 場 樋 じる参 入者 間 の 自蝋 争 だ けが・ 資源 の希 少 度 槙 に反 映 す る価格 シ グナ ルを形 成 で き る とい うこ とで あ る・ この よ うに

して形 成 され た価格 だ けが 一 ス トと収益 を計 り・ そ して各 経 済 主体 の 利益 を 羅 す る基 本 的尺 度 にな る こ とが で きる・ それ ゆ え・市 場 は競争 的 で な ければ な らな い.理 想 的 状 態 の暢 は,完 全 競争 市 場 で あ り・ 多 くの企 業 は価 格 の受 け入 れ手 で あ り,だ れ も価 格 を操 作 で きず・ しか も市 場 に参 入 す る経 済 主体 は す べ て渦 格 につ い て完全 な情 報 を もつ・ 当然 この よ うな完 全鱒 市 場 は・

現 代 の発 達 し姻 々 に も存 在 しな い し,多 くの …一..こは不 完全 市 場 あ るい は独 占的競 争市 場 が存在 す るだ けで あ る・ この暢 は・ 一 定 の独 占離 格 を も って い るけれ ど も藩 本 的 に は競 争 的で あ り,そ れ ゆ え講 的市 場 と呼 べ る・ 完全 独 占 の市 場 は冷 理 的 な11/シ グナ ル を提供 で きず・ まちが いな く資源 の有 効 配分 に不 利 で あ る.し た が って,独 占的傾 向 を抑 制 し浦 場 の競争 性を確保 す

る こ とが,ぜ ひ と も必 要 で あ る。

この こ とは浦 雛 序 の問 題 に関連 す る.競 争 的市 場 を轍 す る とい う触 か ら見 る と浦 場 を 「開 放 」 し,行 政 的統 帯11を鰍 す るだ けで は まだ不+分 で あ る.さ らに...な こ とは,「 立」,す な わ 狼 好 姉 場 関係 を育 成 し訟 平 な 競 争 の市 雛 序 を磁 す る こ とで あ る・ こ こで は・次 の二 点 に臆 す る腰 が

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