名前 ( )
1
解
空間図形への応用
例題
1 km 離れた⼭のふもとの 2地点 A と B から⼭の頂上 P を
⾒ると ∠PAB=60°, ∠PBA=75° であった。また,B から P を⾒上げると ∠HBP=30°であった。このとき,標⾼差 PH はどのくらいか求めなさい。
A
B
H P
60°
75°
30°
1 km
空間図形問題でも、平⾯を切り出して考える!
どこかで正弦定理もしくは余弦定理を使うだろうと予測。
∠APB = 180∘− (60∘+ 75∘) = 45∘
△
PAB
において,正弦定理より60∘
45∘ 75∘
sin 45 1000
∘=
PBsin 60
∘PB
= 1000 sin 45
∘ ×sin 60
∘= 500 6
△
PBH
において,正弦定理よりP
A B
P
H B
30°PB
sin 90
∘=
PHsin 30
∘ PH= 500 6
sin 90
∘ ×sin 30
∘= 250 6
よって,⼭の標⾼PH
は250 6
m練習問題
日付( ⽉ ⽇ 曜⽇ )
名前 ( )
1
> 第3章 図形 計量 > 第2節 三⾓形 応⽤ > 第7講:空間図形 応⽤
数
I空間図形への応用
地⾯から気球の⾼さを測定する。300 mの離れた 2 地点A, B から気球を⾒ると,∠PAB=60°, ∠PBA=75°であった。
また,点 B から⾒上げた⾓度は 30° であった。このとき,
気球の⾼さ PH を求めなさい。
A
B
H P
60°
75°
30°
300 m
∠APB = 180∘− (60∘+ 75∘) = 45∘
△
PAB
において,正弦定理より60∘
45∘ 75∘
sin 45 300
∘=
PBsin 60
∘PB
= 300 sin 45
∘ ×sin 60
∘= 150 6
△
PBH
において,正弦定理よりP
A B
P
H B
30°PB
sin 90
∘=
PHsin 30
∘ PH= 150 6
sin 90
∘ ×sin 30
∘= 75 6
よって,⼭の標⾼
PH
は75 6
m解
名前 ( )
2
解
空間図形への応用
例題1
1辺の⻑さが 4 cm の正四⾯体がある。
辺 CD の中点を M とし,2 点 A, B と 点 M を結ぶ。このとき,cos∠ABM の 値を求めなさい。
B
C A
D
M
4
●
△AMBにおいて,余弦定理より 2
A
D M
AM = 42−22 = 2 3 4
三平⽅の定理より,
AM2 = AB2+BM2−2⋅AB⋅BM⋅cos∠ABM A
B M
2 3 2 3
(2 3)2 = 42 + (2 3)2−2⋅4⋅2 3 ⋅cos∠ABM 4
cos∠ABM = 3 3
例題2
解
1辺の⻑さが 4 cm の正四⾯体がある。
辺 CD の中点を M とし,2 点 A, B と 点 M を結ぶ。このとき,△ABM の⾯
積を求めなさい。
B
C A
D
M
4
●
sin2θ + cos2θ = 1
= 12 ⋅AB⋅BM⋅sin∠ABM
= 4 2 cos∠ABM = 3
3 から
より,
sin∠ABM = 6 よって, 3
△ABM
A
B M
2 3 2 3
4
= 12 ⋅4⋅2 3 ⋅ 6 3
S = 12absinθ a θ b
日付( ⽉ ⽇ 曜⽇ )
名前 ( )
2
> 第3章 図形 計量 > 第2節 三⾓形 応⽤ > 第7講:空間図形 応⽤
数
I解
空間図形への応用
右の図のような直⽅体のとき,
cos∠AFC の値を求めなさい。
△AFCにおいて,余弦定理より AC = 43, FA = 6, FC = 5 三平⽅の定理より,
AC2 = FA2+FC2−2 ⋅FA⋅FC⋅cos∠AFC
C
F A
43
6
5
( 43)2 = 62+ 52 −2⋅6⋅5⋅cos∠AFC cos∠AFC = 310
練習問題1
A B
D C
H G
E 3 3 F
3 4
解
右の図のような直⽅体のとき,
△AFCの値を求めなさい。
C
F A
43
6
5 練習問題2
A B
D C
H G
E 3 3 F
3 4
sin2θ + cos2θ = 1
= 12 ⋅FA⋅FC⋅sin∠AFC
= 3 91
cos∠AFC = 310 から より,
cos∠AFC = 91 よって, 10
△AFC
= 12 ⋅6⋅5⋅ 91 10
S = 12absinθ a θ b
確認テスト
1 2
Tー1 確認テスト
名前 ( )1 km 離れた⼭のふもとの 2地点 A と B から⼭の頂上 P を
⾒ると ∠PAB=60°, ∠PBA=75° であった。また,B から P を⾒上げると ∠HBP=30°であった。このとき,標⾼差 PH を求めなさい。
A
B
H P
60°
75° 30°
1 km
250 6 m
1辺の⻑さが 4 cm の正四⾯体がある。
辺 CD の中点を M とし,2 点 A, B と 点 M を結ぶ。このとき,cos∠ABM の 値を求めなさい。
B
C A
D
M
4
●
3 3
確認テスト
数
I1 2
確認テスト
日付名前(( ⽉ ⽇ 曜⽇ ))Tー2
地⾯から気球の⾼さを測定する。300 mの離れた 2 地点A, B から気球を⾒ると,∠PAB=60°, ∠PBA=75°であった。
また,点 B から⾒上げた⾓度は 30° であった。このとき,
気球の⾼さ PH を求めなさい。
A
B
H P
60°
75°
30°
300 m
75 6 m
1辺の⻑さが 4 cm の正四⾯体がある。
辺 CD の中点を M とし,2 点 A, B と 点 M を結ぶ。このとき,△ABM の⾯
積を求めなさい。
B
C A
D
M
4
●
4 2
> 第3章 図形 計量 > 第2節 三⾓形 応⽤ > 第7講:空間図形 応⽤
確認テスト
1 2
確認テスト
名前 ( )Tー3
右の図のような直⽅体のとき,
cos∠AFC の値を求めなさい。
A B
D C
H G
E 3 3 F
3 4
右の図のような直⽅体のとき,
△AFCの値を求めなさい。
A B
D C
H G
E 3 3 F
3 4
3
10 3 91
2