小英6年‐1 指導者 HRT 宇多 弘典 JALT 鈴木 めぐみ ○ 本単元は,学習指導要領の1-(2)「積極的に外国語を聞いたり,話したりすること」,2-(1)「外国語 の音声やリズムなどに慣れ親しむとともに,日本語との違いを知り,言葉の面白さや豊かさに気付くこと」 及び2-(2)「日本と外国との生活,習慣,行事などの違いを知り,多様なものの見方や考え方があること に気付くこと」を受けて設定されている。児童がめざす最終ゴールは,グループで「夢の時間割」を協力し て作り上げ,それを伝えたり尋ねたりする活動を行うことである。I study English on Monday.という自分 の思いを伝えたり, What do you study?という友だちに尋ねたりする表現を扱っている。自分が考えた「夢 の時間割」を伝えたい,友だちが考えた「夢の時間割」を聞きたいという積極的なコミュニケーションを図 ろうとする能力を向上させることをねらいとしている。また,世界の国々の時間割を学習することで,世界 の小学校と自分たちの学校生活の共通点や相違点に気付き児童の知的好奇心が増していくと考える。 ○ 本学級の児童は,明るく元気で,学習にも前向きに取り組む児童が多いが,その意欲や能力に大きな差異 も認められる。11月に行った外国語活動に関するアンケートでは「英語が好き。」と答えた児童は91%いた。 理由としては「外国語の発音を学び,それを使って友達とコミュニケーションをすることができるから。」 「他の国の料理やあいさつの言い方を学ぶことができるから。」というものだった。「英語が苦手。」と答 えた児童は9%おり,理由としては「英語表現が覚えにくく難しいから。」というものだった。日本と異な った生活習慣や文化に興味を持ったり積極的に友達とコミュニケーションを図ったりする楽しさを感じて いる一方で,英語の発音に慣れ親しむことが難しいという課題かあることが分かる。 ○ 課題発見・解決する力 指導に当たっては,将来自分がなりたい職業について考えさせ,その職業に就くためにはどんな教科を学 習すればよいか,どんな時間割にすればよいかといったことを英語表見で話すことを本単元での課題とする。 「夢の時間割」を考えさせる際,教科名や曜日,時間割の聞き方や尋ね方の英語表現を中心に学習する。児 童が言葉でコミュニケーションを図る楽しさを感じながら,聞いてみたい,話してみたいという思いをもつ ようにする。 ○ 深く考える力 児童が臆することなく英語での発話表現ができるよう留意していきたい。曜日や教科,時間割の言い方 や尋ね方の表現を繰り返し練習し,コミュニケーション活動を設定することで,児童の本単元における語 彙や表現への「慣れ親しみ」の充実を図りたい。そして,児童が将来なりたい職業に合わせて,「夢の時 間割」を考えさせたい。また,もう一つの視点として,世界の国々の小学校の時間割と特色を知り,世界 の小学校と自分たちの学校生活の共通点や相違点を考えさせたい。 ○ 自己を理解する力 これまでに身に付けた表現方法を用い,「夢をかなえる時間割」を紹介し合う。その際,自分の思いがは 第5学年2組 外国語活動学習指導案 平成28年12月6日(火)第5校時
単元名:Dream 5-7 「夢をかなえる時間割」を作ろう
<Hi, friends! Lesson 8 I study Japanese. (教科,曜日)>
男子 18 名 女子 17 名 計 35 名
小英6年‐2 っきり伝わるような話し方になっているか,共感的に聞けているかという,コミュニケーションを取る際に 欠かせない要素を意識させながら発表させたい。そして最後に,本単元で身に付いた力について振り返る。 聞き手にはっきり伝わるように工夫して発表ができたか,時間割について尋ねたり言ったりする表現や,教 科・曜日について言う表現に慣れ親しむことができたか,世界には様々な時間割があることに気付けたかに ついて振り返るとともに,これからの学習に生かしたいことについて考えさせる。 ○ 時間割について積極的に尋ねたり答えたりしようとする。 【コミュニケーションへの関心・意欲・態度】 ○ 曜日や教科の言い方や,時間割についての表現や尋ね方に慣れ親しむ。 【外国語への慣れ親しみ】 ○ 世界の小学校と自分たちの学校生活の共通点や相違点に気付く。 【言語や文化に関する気づき】 コミュニケーションへの 関心・意欲・態度 外国語への慣れ親しみ 言語や文化に関する気づき 時間割について積極的に尋ね たり答えたりしている。 曜日や教科,時間割を聞いた り言ったり,また尋ねたりして いる。 世界の小学校と自分たちの学 校生活の共通点や相違点に気付 いている。 全5時間 時 学習内容 評 価 コ 慣 気 評 価 規 準 評価方法 1 ○曜日や教科の言い方に慣れ親しむ。 ・スリーヒントクイズ,キーワードゲーム 教科の言い方を知り練習
・【Sing】Sunday, Monday, Tuesday 曜日の言い方を練習 ・月曜日から金曜日までの時間割を言う。 【本時】 ○ ・曜日や教科,時間割を 聞いたり言ったりしてい る。 行動観察 振 り 返 り カード
単元の目標及び内容について
単元の評価規準
指導と評価の計画
課題の設定(1)小英6年‐3 (1)本時の目標 ○ 英語での曜日や教科,時間割の言い方に慣れ親しむ。 【外国語への慣れ親しみ】 (2)本時の評価規準 ○ 英語での曜日や教科,時間割の言い方に慣れ親しんでいる。 時 学習内容 評 価 コ 慣 気 評 価 規 準 評価方法 2 ○曜日や教科の言い方や,時間割についての表現や 尋ね方に慣れ親しむ。
・【Sing】Sunday, Monday, Tuesday
・【Chant】What do you study?(オリジナル) ・【Activity】さくらとたくの「夢の時間割」を聞い て書く。 ・【Activity】自分の「夢の時間割」を書いて,友だ ちと尋ね合う。 ○ ・曜日や教科,時間割を 聞いたり言ったり,また 尋ねたりしている。 行動観察 振 り 返 り カード 3 ○世界の小学校と自分たちの学校生活の共通点や 相違点に気付く。 ○時間割についての表現や尋ね方に慣れ親しむ。 ・世界の小学校の学校生活を知る。 ・「どこの国の時間割?」【Song】 ・いろいろな国の時間割をインタビュークイズで伝 え合う。 ○ ○ 世界の小学校と自分たち の学校生活の共通点や相 違点に気付いている。 ・時間割を聞いたり言っ たり,また尋ねたりして いる。 行動観察 振 り 返 り カード 4 ○はっきりとした声で,時間割の発表練習を行って いる。 ・夢をかなえる時間割」を考える。 ・発表のし方を知る。 ・グループで発表練習をする。 ○ 夢をかなえる時間割を主 体的に考え,意欲的に発 表練習をしている。 行動観察 振 り 返 り カード 5 ○はっきりとした声で,相手に伝わるように時間割 の発表を行っている。 ・発表のモデルを見る。 ・「夢をかなえる時間割」を発表したり,発表を聞 いたりしてどんな夢の時間割かを考えたりする。 ○自らの学びや学び方を振り返る。 ・学習計画に沿って,学んだことを振り返る。 ・これからの学習に生かしたいことについて考える。 ○ ・時間割について積極的 に尋ねたり答えたりして いる。 行動観察 振 り 返 り カード
本時の学習
情報の収集(2) まとめ・創造・表現(2) 振り返り小英6年‐4 (3)主な使用表現
・
Japanese, English, math, social studies, science, music, P.E., arts and crafts, home economics, calligraphy, Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday.・I study English on Monday.
(4)準備物
CD,絵カード(教科・曜日)
(5)本時の学習展開
TIME STAGE AIM PROCEDURE
○児童の活動 ◇指導者の活動 ※評価 INT 1min. 1min. 8min. Intro‐ duction Develop‐ ment Create the atmosphere to use English. Practice to say the new words. 【Greeting】 ○挨拶をする。 ◇はっきりし声で気持ちの良い挨拶を交わす。 ・本時のめあてを知る。
【Confirmation of today’ aim】 ○本時のめあてを知る。 ◇本時のめあてを提示し,見通しをもたせる。 【Game】Subject Quiz ◇T1 が教科を表すジェスチャーやヒントとなる言葉を出 し,何の教科なのか考えさせる。 ○S が教科を表すジェスチャーをし,何の教科なのか考えさ せる。 ○その教科の英語での言い方を知る。 S-SS T-SS SS-T T-SS T-SS S-SS S: Let’s start English class. Are you ready?
SS: Yes.
T1&T2: Hello, everyone.
SS: Hello, Megu sensei and Uda sensei. T1: How is the weather today? SS: It’s sunny/cloudy/rainy. T1: What’s the date today? SS: It’s December 6th. T1: What day is it today? SS: It’s Tuesday.
T1: OK. This is today’s goal. Let’s say, one, two. SS:「教科・曜日や時間割の言い方に慣れ親しもう。」
小英6年‐5 4min. 4min. 5min. Practice to say the new words. Familiarize with the words. 【Practice】 Subject ○絵カードを見ながら,教科の言い方を練習する。 ◇T1 が絵カードを指差し,T2 が発音を示す。 【Game】Missing Game ○教師が抜き取った教科のカードを当てる。
◇calligraphy, arts and crafts, home economics 覚えにくい と予想される教科のカードを意図的に抜き取る 【Chant】”I study ○○. ◇ T2 が PP 教材を見せ,リズムに乗って”I study○○.” と 言わせる。 ○PP 教材のイラストを見ながら,チャンツを言う。 T-SS T-S T-SS T-SS T1: (Point the picture cards.)
T2: Japanese, social studies, math, science, English, calligraphy, music, arts and crafts, home economics, music.
S: Japanese, social studies, math…..(Repeat after T2) T1: Let’s play subject quiz.
(Do the gesture to fish) Fishing. What subject do you think? S: 社会科(Answer in Japanese.)
T1: Good job. How do you say in English? T2: Social studies. Repeat after me.
SS: Social studies. (Repeat the words of all subjects. ) T1: Any volunteers?
S: (Do the gesture to play baseball) T1: What subject do you think? S: 体育(Answer in Japanese.) T2: Repeat after me. P.E. SS: P.E.
T1: Close your eyes. Don’t look. (Take a picture card.) Open your eyes. Let’s play Missing game.
S: Calligraphy. T1: OK. Good job.
T2: Repeat after me. Calligraphy. SS: Calligraphy.
小英6年‐6 6min. 6min. Familiarize with the words. Practice to say the new words. Familiarize with the words.
【Game】Key word Game ◇T1 と T2 がやって見せる。
○ペアになり,机の中央に消しゴムを1つ置く。
◇T1 がキーワードとなる教科を決め,みんなで確認する。 ○手を頭の上に置き,指導者が言う単語を繰り返す。指導者
がキーワードを言ったら,発音せずにカードを取る。
【Sing】Sunday, Monday, Tuesday
◇T1 が曜日カードを指さし,T2 が発音を示す。 ○1週間の曜日の言い方を練習する。 ○(T2 が見せる)デジタル教材を見ながら,歌を歌う。 T-SS S-SS T-SS S-S T1: Let’s play Key word game. Key word is social studies. Put an eraser
between of two of you. Put your hands on your head. T1: I study math.
SS: I study math. T1: I study science. SS: I study science. T1: I study social studies.
SS: (Take the eraser with silence.)
(Repeat the activities using other words as well.)
T1: Next, let’s study the names of the days. (Point the cards.) T2
:
Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday,Saturday.
S: Sunday, Monday, Tuesday, ・・・・.(Repeat after T2)
T1: Let’s sing “Sunday, Monday, Tuesday” song. Are you ready? SS: Yes. (Sing “Sunday, Monday, Tuesday”song.)
T1: OK. Very Good.
T1: Now, let’s chant. Are you ready? SS: Yes.
T1: What do you study? SS: I study ○○. T1: OK. Very Good.
小英6年‐7 8min. 2min. Consoli‐ dation Reflect on today’s activities and know the next aim. 【Practice】「何曜日の時間割なのかを考える。」 ◇学級の時間割表を見ながら,T1 の言う教科を聞かせ,そ の予定の曜日を言わせる。 ○今日の時間割をみんなで言う。 ○月曜日から金曜日までの時間割をみんなで言う。 ◇言い方を間違えたり,声が小さかったりした曜日や教科 は,T2 の正しい発音を聞かせ,やり直させる。 ※英語での曜日や教科の言い方に慣れ親しんでいる。 (行動観察) ○本時の活動をふり返り,ふり返りカードを書く。 ◇本時の学習で良かったところをほめ,次時は時間割の言い 方やたずね方を知ることを伝え,意欲を高める。 【Greetings】 ○挨拶をする。 ◇はっきりした声で,気持ちのよい挨拶をする。 T-SS S-SS T-SS T-SS S-SS T-SS SS-T T1: Please write “furikaeri” card.
T2: You did a good job. Next time we going to study how to ask school schedule.
T1: What day is it? I study P.E., Japanese, English, math, Doutoku and social studies on this day.
S: Thursday.
T1: OK. Very Good. Let’s say today’s schedule.
SS: I study social studies, Japanese, calligraphy, math and English on Tuesday.
T1: OK. Very Good. Let’s say 5-2 class’s schedule from Monday to Friday.
SS: I study ~ on ~.(Say 5-2 class’s schedule from Monday to Friday.)
S: That’s all for today.
SS: Thank you, Megu sensei and Uda sensei. T1&T2: Thank you. See you.