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4 指導観 (1) 単元観本小単元は 学習指導要領の第 6 学年の目標 (1)(3) 内容(1) イ 内容の取扱い (1) に基づいて設定した 小学校学習指導要領社会科 社会科第 6 学年の目標 (1) 国家 社会の発展に大きな働きをした先人の業績や優れた文化遺産について興味 関心と理解を深めるよう

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小学校第6学年 社会科学習指導案

日 時 平成 25 年○月○日(○) 対 象 第6学年○組 学校名 ○○立○○小学校 1 小単元名 「大陸に学んだ国づくり」 2 小単元の目標 聖徳太子の業績や大仏造営の事業などに興味をもち、大陸文化の摂取、大化の改新、大仏造営の 様子、貴族の生活について文化財や資料等を活用して調べ、政治の仕組みが次第に整えられ、天皇 中心の政治が確立されたことや日本風の文化が起こったことが分かり、我が国の歴史や先人の働き について理解と関心を深めるようにする。 3 小単元の観点別評価規準 ア社会的事象への 関心・意欲・態度 イ社会的な 思考・判断・表現 ウ観察・資料活用の 技能 エ社会的事象について の知識・理解 小単元の評価規準 ・聖徳太子の業績や大 仏造営の事業などに 関心をもち、意欲的 に調べている。 ・天皇を中心とした国 づくりがどのように 進められたのか、学 習問題や予想、学習 計画を考え、調べた ことを適切に表現し ている。 ・この時代に関わる文 化財や資料などを活 用して、当時の社会 の様子や文化につい て調べている。 ・天皇を中心とした中 央集権の国づくりが 進んだことや、やが て貴族による政治と 日本風の文化が起こ ったことを理解して いる。 学習活動に即し た 具 体 的な評価規準 ①聖徳太子や聖武天皇 などの人物や文化財 に興味をもち、その 時代背景や人物の業 績を意欲的に調べよ うとしている。 ②学習した人物の業績 を通して、歴史的な 背景や歴史を学ぶ意 味を考えようとして いる。 ①適切な資料を探して 調べ、天皇を中心と した国づくりについ て学習問題等を考 え、表現している。 ②聖徳太子や聖武天皇 等の願いやはたら き、世界遺産等の文 化遺産の意味を考 え、言語等で表現し ている。 ①聖徳太子の業績や大 化の改新、大仏造営 の様子、日本風の文 化について適切な資 料などを活用して調 べ、整理してまとめ ている。 ②調べたことを作品な どにまとめている。 ①聖徳太子の政治や大 化の改新を経て政治 の仕組みが整ったこ とを理解している。 ②大陸文化を摂取し、 後に日本風の文化が 起こったことを理解 している。

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4 指導観 (1) 単元観 本小単元は、学習指導要領の第6学年の目標(1)(3)、内容(1)イ、内容の取扱い(1)に基 づいて設定した。 『小学校学習指導要領 社会科』 社会科第6学年の目標 『小学校学習指導要領 社会科』 社会科第6学年の内容(1)イ 『小学校学習指導要領 社会科』 第6学年の内容の取扱い(1) 本小単元では、大陸文化の摂取、大化の改新、大仏造営の様子、貴族の生活について人物の働きや 代表的な文化遺産を取り上げ、天皇を中心とした政治が確立されたことや日本風の文化が起こったこ とを理解し、我が国の歴史や先人の働きについての歴史を学ぶ意味を考えられるようにする。 (1) 国家・社会の発展に大きな働きをした先人の業績や優れた文化遺産について興味・関心と理解を 深めるようにするとともに、我が国の歴史や伝統を大切にし、国を愛する心情を育てるようにする。 (3) 社会的事象を具体的に調査するとともに、地図や地球儀、年表などの各種の基礎的資料を効果 的に活用し、社会的事象の意味を広い視野から考える力、調べたことや考えたことを表現する力を 育てるようにする。 (1) 我が国の歴史上の主な事象について、人物の働きや代表的な文化遺産を中心に遺跡や文化財、 資料などを活用して調べ、歴史を学ぶ意味を考えるようにするとともに、自分たちの生活の歴史的 背景、我が国の歴史や先人の働きについて理解と関心を深めるようにする。 イ 大陸文化の摂取、大化の改新、大仏造営の様子、貴族の生活について調べ、天皇を中心とした 政治が確立されたことや日本風の文化が起こったことが分かること。 (1) 内容の(1)については、次のとおり取り扱うものとする。 ア 児童の興味・関心を重視し、取り上げる人物や文化遺産の重点の置き方に工夫を加えるなど、 精選して具体的に理解できるようにすること。 イ 歴史学習全体を通して、我が国は長い歴史をもち伝統や文化をはぐくんできたこと、我が国 の歴史は政治の中心地や世の中の様子などによって幾つかの時期に分けられることに気付くよ うにすること。 エ アからクまでについては、例えば、次に掲げる人物を取り上げ、人物の働きを通して学習で きるように指導すること。 (イにあたる人物・・・聖徳太子、小野妹子、中大兄皇子、中臣鎌足、聖武天皇、行基、鑑真、 藤原道長、紫式部、清少納言) オ アからケまでについては、例えば、国宝、重要文化財に指定されているものや、そのうち世 界文化遺産に登録されているものなどを取り上げ、我が国の代表的な文化遺産を通して学習で きるように配慮すること。

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(2) 教材観 本小単元では、聖徳太子が政治を行った頃から京都に都が置かれた頃までの時期のうち、「大陸文 化の摂取」「大化の改新」「大仏造営」の三つの歴史的事象を取り上げる。そして、この事象を資料等 を活用して具体的に調べることを通して、天皇中心とした政治が確立されたこと、また、貴族の生活 を具体的に調べることを通して、日本風の文化が起こったことが分かるようにすることがねらいである。 指導に当たっては、まず日本の世界文化遺産を取り上げて導入する。世界文化遺産が奈良県、京都 府に多いことに注目させ、「この地域にはきっと何か歴史に関わることがあったに違いない」と考え させる。そして、この地にはかつて都があったという資料を基に、古墳時代を経て国が一つにまとま った様子について自由に考えさせる。ここでは「誰が国をまとめようとしたのだろう」という疑問を もたせる。 児童の疑問を基に、次は事象や文化財から、聖徳太子をはじめとした人物に焦点を当て、資料提示 する。「いったい何をした人物なのだろう」「なぜこのようなことをしたのだろう」ということを考え ながら学習問題を立て、調べ学習や話し合い活動を通して問題解決を進めていく。 問題解決的な学習を円滑に進めるために、歴史的事象と人物とが関連する資料から根拠となること を見出し、その時代の姿を読み取り、表現する学習を豊富に取り入れる。そして本単元で学んだ歴史 的事象、人物の思いや願いから歴史を学ぶ意味、歴史や文化を大切にする態度を育てたいと考える。

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5 知識の構造図 天皇を中心とした中央集権の国づくりが進んだことや、やがて貴族による政治と日本風 の文化が起こったこと。 ・聖徳太子は十七条の憲法や 冠 位十二階などの決ま りをつくっ て 天皇中心の仕組みを整えて いった。 ・大化の改新によっ て 天 皇中心の仕組みが 整った。 ・ 奈 良 に は 平 城 京 と い う 天 皇 中 心 の 都 が 栄 え て い た 。 ・全 国か ら の 生 産 物 の 流通や 貴 族と 庶民の 生 活の 様 子から、平城京の都が整えられた。 ・木 簡 ・貧窮問答歌 ・古事 記 ・日本 書 紀 ・鑑真 ・正倉院 ・正倉院宝物 ・シルクロード ・遣唐使 ・奈良の大仏 ・大仏をつくっ て いる図 ・聖武天皇 ・行基 ・国分寺 ・平 等院鳳 凰 堂 ・寝殿 造 り ・望月 の 歌 ・天皇 親 戚関係の図 ・藤原 道 長 ・大化の改新 ・中 大兄皇 子 ・中 臣 鎌 足 ・税の仕組み ・農民の暮らし ・源 氏物 語 絵 巻 ・紫式部 ・清少納言 ・菅原 道 真 ・かな 文 字 ・遣唐使廃止 ・日本風 の文化 ・世界文化遺産の地図 ・平城京復 元 図 ・法 隆寺 ・平城京跡 ・東大寺 ・旧 一万円 札 ・聖 徳太子像 ・法 隆寺 ・仏教 ・十七条の 憲 法 ・冠 位十 二 階 ・小野 妹 子 ・遣隋 使 ・飛鳥時 代 具体的知 識 用語 等 中心概念 (1) 我が国の歴史上の主な事象について、人物の働きや代表的な文化遺産を中心に遺跡や文化財、資料など を活用して調べ、歴史を学ぶ意味を考えるようにするとともに、自分たちの生活の歴史的背景、我が国の 歴史や先人の働きについて理解と関心を深めるようにする。 イ 大陸文化の摂取、大化の改新、大仏造営の様子、貴族の生活について調べ、天皇を中心とした政治 が確立されたことや日本風の文化が起こったことが分かること。 学 習指導要領 ・聖武天皇は大仏を作り、世の中の反乱を鎮め、 国をまとめよ うとした。 ・遣唐使を派遣したり、鑑真 が 来日したりし て 外国の文化を取り入れた。 ・貴族た ちは天皇家 と 親戚になっ て 力をもち 、 華や かな 暮ら しを し た 。 ・かな の 誕生や寝殿 造 りなど 、 華やかな日本風の 文化が生まれた。

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6 単元の指導計画と評価計画(全9時間扱い) 過 程 学習のねらい ○主な学習活動・内容 ・留意点*資料 ◇学習活動に即した 具体的な評価規準 (評価方法) 学習問題をつかむ ○なぜ京都、奈良 には世界遺産が 多いのか興味を もち、天皇中心 とした国が栄え たことに疑問を もち、学習問題 をつくる。[1] ○京都や奈良にはたくさんの 世界遺産があることを知り、 考えたことをノートに書き 発表し合う。 ・お寺や都があったんだ。 ・大事な建物なんだ。 ・誰がつくったのか。 ○世界遺産の一つである平城 京跡の絵の説明から、当時の 様子について学習問題をつ くる。 ・すごい豪華な都だね。 ・誰が作ったの。 ・どうやってつくったの。 ・世界遺産の意味を確 認する。 ・地図で世界遺産の位 置を確認する。 *法隆寺 *平城京跡 *東大寺 ・平城京の概要を説明 し、天皇中心の都が できたことを確認 する。 *平城京の復元図 ◇世界遺産に興味を もち、その時代背 景や当時の様子を を意欲的に調べよ うとしている。 ア-① 【ノート・発言】 ◇世界遺産の興味か ら疑問をもち、学習 問題を考えている。 イ-①【ノート】 調べ る ○聖徳太子が行っ た政治について 調べ、聖徳太子 が目指した理想 の 国 に つ い て 考え、話し合う。 (2)本時 ○聖徳太子とはどのような人 か、知っていることを話し 合う。 ・天皇の補佐をした。 ・法隆寺をつくった。 ・憲法をつくった。 ○聖徳太子はどのような国づ くりをめざしたのか十七条 の憲法を例に調べる。 ・争い事をなくすために法律を 作った。 ・仏教を大切にしてほしいから。 ・みんなで話し合って決めたい から。 ○そのほか聖徳太子が取り組 んだことを調べて発表する。 ・冠位十二階の制定 ・遣隋使の派遣 ・法隆寺の建立 ○聖徳太子がどのような国を 目指したのか、吹き出しに書 いて発表する。 ・決まりを守ってみんなでまと まって国をよくしていこう。 ○聖徳太子がしたこと を簡単に説明する。 *旧 1 万円札 *法隆寺の写真 *十七条の憲法 ○聖徳太子がなぜそ のようなことをし たのかを明確に読 み取らせる。 ○教科書や資料集か ら読み取らせる。 ○聖徳太子の立場に 立って書かせる。 ◇聖徳太子の業績に ついて適切な資料 などを活用して調 べ、整理してまと めている。 ウー① 【ノート】 ◇聖徳太子や人物の 働きの意味を考え 発表し、吹き出し に表現している。 イー② 【ノート】

だれがどのようにして国を一つにまとめていったのだろう。

(6)

○聖徳太子の死 後、国づくり がどのように 行われたかを 調べる。[3] ○大化の改新について調べ、 その後の国の仕組みについ て調べる。 ・大化の改新が始まって国の 様子も変わったね。 ・豪族の土地が朝廷のものに なったんだね。 ・税もできたね。 ・農民のつとめは税を納めるの だね。 ・都の人たちと地方の人たちの 暮らしは、どうだったのかな。 ○大化の改新につい て説明する。 *中大兄皇子 *中臣鎌足 ○税の仕組みについ て補足する。 *大化の改新 *租・庸・調 ◇聖徳太子の政治や 大化の改新を経て 政治の仕組みが整 ったことを理解し ている。 エー① 【ノート・発言】 ○ 都 や 地 方 の 人 々 の 暮 ら し は ど う だ っ た の か 調 べ る 。 [4] ○平城京の様子や木簡に書か れていることから当時の暮 らしについて読み取り、発表 する。 ・都にはいろいろなものが運ば れていた。 ○当時の食事や貧窮問答歌か ら、当時の人々の生活につい て知る。 ・貴族と庶民の食事には違いが あるね。 ・防人の仕事は大変だ。 ○都と地方の関係について知り、 思ったことを発表し合う。 ・都、天皇の力が強くなったんだ。 ・古事記や日本書紀もできて、 国がまとまってきたことが 分かるね。 ○木簡からわかるこ とを、当時の時代背 景と関連させなが ら書かせる。 *木簡の写真 ○都と地域のつなが りをふまえて、人々 の立場に立って考 えさせる。 *食事の復元図 *貧窮問答歌 *古事記・日本書紀 ◇木簡等の資料から 大化の改新後の都 や地方の人々の暮 らしを読み取り、 まとめている。 エー① 【ノート】 ○大仏づくりの 様子やその背 景について調 べ、中央集権 国家の仕組み が成立してい く過程を理解 する。 [5] ○大仏はだれがどのようにし て何のために作ったのか調 べる。 ・聖武天皇がつくった。 ・仏教の力で国を守ろうとした。 ○大仏づくりの様子、全国に置 かれた国分寺の地図から、聖 武天皇の願いをまとめる。 ・仏教の力で国を治めたい。 ・仏教を全国に広めたい。 ・たくさんの人たちに協力して ほしい。 ○大仏を作った背景 とその理由につい て考えさせる。 *奈良の大仏の写真 *大仏の大きさ *大仏をつくる詔 ○全国におかれた国 分寺の資料から、大 仏づくりが大事業 だったことを押さ えさせる。 ◇聖武天皇の願いや 人物の働きの意味 を考え、言語等で 表現している。 イー② 【ノート・発言】

(7)

○鑑真や遣唐使 の業績や正倉 院の宝物につ いて調べ、大陸 文化を摂取し ていることを 理解する。[6] ○鑑真が来日した経緯から、 鑑真の思いについて考える。 ・日本から招かれ、仏教をもっ と広めようとした。 ・何度も渡航に失敗しても来る のはすごい。 ○正倉院の宝物について調べ、 アジアとのつながりについ て考える。 ・聖武天皇が使っていたものか。 ・中国から渡ってきたものがあ るね。 ・外国との交流があったのかな。 ○鑑真について資料 等を使い、鑑真の 業績と、当時の渡航 がいかに困難だっ たかを説明する。 *鑑真の写真 ○正倉院とは何かを 説明し、正倉院にあ る宝物に着目させ、 アジアとの交流が あったことに気付 かせる。 *正倉院の写真 *宝物の写真 *シルクロードの地図 ◇日本が大陸の文化 を取り入れようと していたことを理 解している。 エ-① 【ノート・発言】 ○藤原氏の業績 を調べ、なぜ貴 族たちが大き な力をもって いたのかを考 える。 [7] ○貴族の屋敷の図や写真から 貴族の生活について調べる。 ・屋敷が広く華やかな服装。 ・けまりをして楽しそう。 ○なぜ藤原氏が力をもったの かついてまとめる。 ・天皇家と親戚になって力を もったのだな。 ・「望月の歌」から、自分がと ても強い立場だということ が伝わる。 ○貴族の屋敷の図か ら衣食住をポイン トに読み取らせる。 *寝殿造の図 *平等院鳳凰堂の写真 ○藤原氏がなぜ力を もったのかを資料 から読み取らせる。 *天皇姻戚関係の図 ◇聖徳太子や聖武天 皇の願いやはたら き、世界遺産等の 文化遺産の意味を 考え、言語等で表 現している。 イー② 【ノート・発言】 ○貴族の華やか な暮らしから 生まれた日本 風の文化を調 べ、我が国独自 の文化が生ま れたことを知 る。 [8] ○貴族たちはどのような文化 を作り出したのか調べる。 ・お月見やお盆などの年中行事 がある。 ・かな文字で書かれた作品が ある。 ・紫式部や清少納言の作品から 生活の様子が分かるね。 ○なぜ日本風の文化が栄えた のか考える。 ・遣唐使をやめたから外国の影 響が減った。 ・貴族たちが日本風の文化を作 り出した。 ○絵巻物や文学作品 から、当時の文化が 今でも日本の文化 とつながっている ことに着目させる。 *源氏物語絵巻 *紫式部・清少納言の句 *かな文字の例 ○日本風の文化が栄え た背景には遣唐使廃 止が関連しているこ とを押さえる。 *遣唐使の年表 *紫式部の吹き出し ◇貴族の生活を調べ ることを通して、 日本風の文化が起 こったことを理解 している。 エー② 【ノート・発言】

(8)

まとめる ○天皇中心の政 治が確立された ことや日本風の 文化が起こった ことをポスター にまとめること をとおして、歴史 を学ぶ意味を考 える。 [9] ○天皇中心とした国づくりに 貢献した人物紹介カードを かいてまとめる。 ○まとめるポイント ・誰が ・どのようにして ・国をまとめたか 誰か1人をクロー ズアップして業績 を紹介する。 *画用紙 ◇調べたことを作品 などにまとめてい る。 ウー② 【作品】 ◇人物紹介カードを まとめ、自分たち の生活の歴史的背 景や歴史を学ぶ意 味を考えようとし ている。 7 本時の指導(2/9) (1) 本時のねらい ・聖徳太子が行った政治について調べ、聖徳太子が目指した国づくりについて考え、話し合うこと ができる。 (2) 本時の展開 ○学習活動 ・予想される児童の反応 ◇指導上の留意点 *資料 ◆学習活動に即した 具体的な評価規準 (評価方法) 導 入 10 分 展 開 25 分 ○聖徳太子とはどのような人か知って いることを話し合う。 ・天皇の補佐をした。 ・法隆寺をつくった。 ・憲法をつくった。 ○聖徳太子はどのような国づくりを 目指したのか調べる。 ・人と争わないように。 ・仏教を大事にするように。 ・天皇の言うことを聞くように。 ○なぜ聖徳太子はこのような憲法を つくったのか考え、ノートに書く。 ・みんなに守ってほしいことが決まり になっている。 ・豪族たちの争いが多かったからやめ させるため。 ・皆に仏教を大切にしてほしいから。 ・勝手に決めないでみんなで話し合っ て決めたいから。 ○そのほか聖徳太子が取り組んだこと を一つ選んで調べて発表し合う。 ・冠位十二階を定めて能力のある人を 役人にして国をまとめようとした。 ・遣隋使を送り、大陸の政治や文化を 取り入れて国を強めようとした。 ・法隆寺を建てて仏教を広めようとした。 *旧 1 万円札 ◇なぜ何度もお札に登場したのか考 えさせ、興味を喚起する。 *聖徳太子の絵 *法隆寺の写真 ◇聖徳太子がしたことを説明する。 ◇十七条の憲法を抜粋して一つ一つ 読み取らせる。その後、当時の時 代背景を関連付けさせる。 *十七条の憲法(抜粋) ◇聖徳太子がなぜそのようなことを したのかを明確に読み取らせる。 ◇「( )が( )だから このような決まりを作った。」と答 えさせる。 ◇時代背景が分からない場合は、補 助資料を提示する。 ◇教科書や資料集から読み取らせ る。 ◇「( )をして、「( ) をした。」と、その理由までが考え られるように助言する。 ◇自分が取り上げなかった業績につ いては、よく聞かせるようにする。 *教科書 *資料集 ◆聖徳太子の業績に ついて適切な資料 などを活用して調 べ、整理してまとめ ている。 ウー① 【ノート】 聖徳太子はどのような国づくりを目指したのだろう

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ま と め 10 分 ○聖徳太子がどのような国を目指した のか吹き出しに書いて発表し合う。 ・決まりを守ってみんなでまとまって 国をよくしていこう。 ・大陸の進んだ文化を取り入れたり、 役人たちの力が活かせるような決ま りをつくったりして、天皇中心の国 をつくろう。 ◇聖徳太子がどのような国をつくろ うとしていたか、聖徳太子の立場 になって吹き出しに表現させる。 ◇友達の意見をよく聞き、同じ意見、 違う意見を聞きあう。 *既習事項内容 *吹き出しシート ◇聖徳太子の願いや 人物の働きの意味 を考え、発表し、吹 き出しに表現して いる。 イ-② 【ノート】 (3) 板書計画 5 17 学習問

・冠位十二階を定めて・・・ ・小野妹子を隋に送り・・・ ほかに取り組んだこと なぜつくったの? 十七条の憲法 ・勝手に決めないで み ん な で 話 し 合 っ て 決 め た い か ら。 ・仏教を大事にして ほしいから。 ・法隆寺・・ ・憲法・・・ ・仏教を大事に ・天皇の言うことを聞く 1 条・・ 2条・・ 聖徳太子はどのような国づくりをめざしたのだろう 聖徳 太子 みんな グループ 自分

参照

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