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いく 地上デジタル放送を受信しているテレビが自宅に何台あるか をたずねたところ,1 台が 41%,2 台が 22%,3 台が 9%,4 台が 3%,5 台以上が 1% であった 地上デジタル放送を受信しているテレビが 1 台以上あると答えた人, すなわち地上デジタル放送受信者の割合は 2007 年か

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(1)

(日)まで,層化無作為2 段抽出法で住民基本

台帳から抽出した全国16歳以上の国民 3,600

人に対して配付回収法で実施した。有効回答

者数は2,656人(有効率 73.8%)だった。単純

集計結果およびサンプル構成は19 ~ 25ページ

に掲載している。

1. デジタル放送

(1)地上デジタル放送

サブテレビのデジタル化が課題

はじめに,デジタル放送の普及状況からみて

はじめに

本リポートでは,NHK 放送文化研究所が国

民全体を対象として2010 年9月に実施した世

論調査「デジタル放送調査 2010」の概要を報告

する。

文研では,デジタル放送の開始以来,視聴

状況や評価などについて調査を行っており,

「デ

ジタル放送調査」は,2011年の完全デジタル

化を念頭に置き,人々のデジタルメディアの利

用状況や利用意向を時系列に把握することを

目的として2007年から毎年実施してきた

1)

。ま

た,毎回個別のテーマを設けており,今回は

デジタル化への人々の意識を探るために,「デ

ジタル化への態度と評価」

「情報意識」

「生活

価値観」などについて詳細に質問している。本

リポートでは,「デジタル放送」

「ワンセグ」

「録

画」

「インターネット動画」の利用動向を中心に

報告する。次回の報告(2011年 5月号)では,

デジタルサービスの利用意欲とデジタル化への

評価別のメディア利用や意識の特徴から,人々

がデジタル化をどう受け止めているかを探る予

定である。

調 査 は2010 年9月4日( 土 )か ら9月12日

図 1  地上デジタル受信テレビ台数

浸透するタイムシフト,広がる動画視聴

~「デジタル放送調査 2010」から・パートⅠ~

世論調査部(視聴者調査)

小島 博 / 山田亜樹 / 仲秋 洋

* ∧ は 2009 年に比べて統計的に高いことを示す(以下同様) * 小数点以下四捨五入のため,合計が一致しない場合がある (以下同様) 1台 2007 年 無回答ほか 地上デジタル放送を受信 しているテレビはない 3 台 1 4 台 1 5 台以上 1 2 台 あるかないかわからない 地上デジタル放送受信者(75%) 65 5 4 2 22% 56 8 2 1 3 3 28 43 12 4 1 22 36 2008 年 2009 年 22 9 3 22 3 41 2010 年

(2)

自宅に所有している複数のテレビの全てが地上

デジタル放送に対応しているわけではない。

所有テレビ台数を基に,「5台以上所有」を5

台として計算してみると,今回の調査相手が所

有しているテレビ総台数のうち,地上デジタル

放送を受信できるテレビは53%であり,残りの

47%が地上デジタル放送に対応していないとい

う結果になった。2011年7月の完全デジタル化

に向けて,地上デジタル放送受信者は順調に

増加しているが,その一方で,地上デジタル放

送に対応していないテレビが調査を実施した時

点ではまだ半分近く存在した。2010 年暮れの

ボーナス商戦や“エコポイントの駆け込み”で,

調査時点よりはデジタルテレビの普及が進んで

いることが予想されるとしても,

“地上放送が見

られなくなるサブテレビ”がテレビ総視聴時間

の減少に結びついてしまうのか,引き続き注視

しなければならないであろう。

(2)BS デジタル放送

4 割が BS デジタル受信者に

アナログ・デジタルを問わず,自宅で衛星放

送を見ることができる人(BS受信者)は48%で,

前年(47%)と変わらなかったが,BSデジタル

いく。「地上デジタル放送を受信しているテレビ

が自宅に何台あるか」をたずねたところ,1台が

41%,2 台が 22%,3 台が 9%,4台が 3%,5

台以上が 1%であった。

地上デジタル放送を受信しているテレビが 1

台以上あると答えた人,すなわち地上デジタル

放送受信者の割合は2007年から毎年順調に増

え続け,2010 年は75%と国民のおよそ四分の

三が地上デジタル放送の受信者となった(図1)。

図 2は,自宅にあるテレビ(アナログ・デジタ

ルを問わない)の台数と地上デジタルが受信で

きるテレビの台数の関係を示した帯グラフであ

る。例えば,上から2 番目の帯は,自宅にテレ

ビが 2 台ある人のうち,地上デジタル放送が受

信できるテレビが 1台という人が 42%,2 台とい

う人が 32%,1台もないという人が 24%という

ことを表している。

グラフを見ると,自宅のテレビ台数が多い

ほど,地上デジタル放送を受信できるテレビを

持っている人の割合が高い傾向にある。しか

し,全てのテレビで地上デジタル放送を受信で

きる人の割合は,自宅のテレビ台数が 2 台の人

で32%,3 台の人で24%,4台の人で15%など,

図 2 地上デジタル受信テレビ台数

(自宅のテレビ台数別)

図 3 BS放送受信者の割合

* ∨ は 2009 年に比べて統計的に低いことを示す(以下同様) 2007 年 BSデジタル BSアナログ BS未受信 BS 受信者(48%) 55 25 21% 2008 年 23 22 55 2009 年 32 15 53 2010 年 39 10 52 1 台 (676 人) 自宅の テレビ台数 地上デジタル受信テレビ 1台 地上デジタル放送を受信 しているテレビはない あるかないか わからない 2 台 3 台 4 台 5 台以上 無回答 29 4 0 67% 2 台 (864 人) 42 32 24 30 3 台 (594 人) 31 26 24 16 2 4 台 (310 人) 16 1 1 20 28 20 15 5 台以上 (172 人) 13 31 18 12 14 8 4 0

(3)

放送の受信者は,前年(32%)より増えて39%

となった。2007年からの推移をみると,BS受

信者はそれほど増えていないが,BSデジタル

放送の受信者率はおよそ2倍となり,BS受信

者に占めるデジタル受信者の割合は80%(前年

68%)となった(図3)。

「地上デジ BS デジ」は 36%

地上放送と衛星放送のデジタル化の関係が

どうなっているか,地上波(デジタルかアナログ

か),BS(デジタルかアナログか未受信か)の

組み合わせ 6 パターンをグラフで表した(図4)。

地上波もBSも両方ともデジタル化している「地

上デジ BSデジ」が 36%と最も多いが,地上波

はデジタルでも「BSはアナログ」

(7%),「BSは

未受信」

(32%)という人を合わせると39%で,

地上デジタル受信者(75%)の半数近くが BS

デジタル放送未受信者である。

「経済的なゆとり度」と受信の有無との関係

をみると

2)

,地上波・BSとも,ゆとりがない人

ほどデジタル受信者の割合が低くなる傾向があ

る。しかし,時系列にみてみると,地上デジタ

ル放送では2008 年は「ゆとりがない」という人

では31%しか受信している人がいなかったが,

2009 年は45%,2010 年は半数を超えて61%と,

この2年間ではっきりと受信者率は増加してい

る。一方,BSデジタル放送では,経済的にゆ

とりがない人の受信者の割合は2008 年17%,

2009 年23%,2010 年でも26%と,地上デジタ

ル放送ほど増えておらず,ゆとりの有無による

受信者率の差は拡大している。同じデジタル化

とはいえ,地上放送と,選択視聴波の性格が

強いBS 放送では普及の様相が異なっている。

2. ワンセグ

(1)認知と視聴意向

ワンセグを「見ることができる」人は 38%

今回は,これまでと質問と選択肢を一部変

更し

3)

,「地上デジタル放送は,受信機能が付

いている携帯電話などでも見ることができます。

このサービスを『ワンセグ』といいますが,あな

たは,『ワンセグ』をご覧になることができます

か」という質問で,ワンセグの認知と利用意向

を尋ねた。この結果,「見ることができる」と答

えた人は38%,「できるだけ早く見たい」

(1%),

図 5 ワンセグ視聴意向

図 4 地上デジタル・BS デジタル受信者パターン

(2007 年) すでに 見ている 見ることができる あまり見たいと 思わない 無回答 できるだけ 早く見たい みた後で見たいしばらく様子を 何かわからないワンセグが 4 1 1 1 1 1 18 7% 6 47 40 15 6 43 9 4 32 (2008 年) 16 (2009 年) 21 2010 年 38 22 22 23 25 地上デジBSデジ 地上デジBSアナ 地上デジBSなし 地上アナBSデジ 2 地上アナBSアナ 3 地上アナBSなし 36% 7 32 20 *地上波・BS とも無回答は未受信に含めた *「地デジ BS デジ」などの表示の意味は以下のとおり  ①地上デジ BS デジ = 地上デジタル受信& BS デジタル受信  ②地上デジ BS アナ = 地上デジタル受信& BS アナログ受信  ③地上デジ BS なし = 地上デジタル受信& BS 未受信  ④地上アナ BS デジ = 地上アナログ受信& BS デジタル受信  ⑤地上アナ BS アナ = 地上アナログ受信& BS アナログ受信  ⑥地上アナ BS なし = 地上アナログ受信& BS 未受信

(4)

「しばらく様子をみた後で見たい」

(4%),「あま

り見たいと思わない」

(32%),「ワンセグが何か

わからない」

(25%)となった(図5)。

前回調査までは「すでに見ている」という選

択肢だったため,直接の比較はできないが,

2007年からの推移をみると,「すでに見ている

→見ることができる」という人の割合はこの3年

間で5倍以上と,ワンセグ視聴者は順調に増え

る傾向にある。

男女年層別にみると,男女40 代以下で,調

査相手全体に比べて「見ることができる」とい

う人の割合が高い(表1)。特に男女 30 代以下

では,6 割以上の人がワンセグを視聴すること

ができる。また,前年と比べると,程度の差は

あるが,ワンセグ視聴者はどの年層でも増加し

ていた。一方,男女 60 代以上では,「ワンセグ

が何かわからない」という人が全体に比べて多

く,ワンセグの認知と利用には依然として年層

差がみられる。

(2)視聴実態

「週に1日以上視聴」は全体の 7%

次に,どのくらいワンセグを見ているか視聴

の頻度を尋ねたところ,「毎日のように」見てい

る人は2%,

「週に3 ~ 4日くらい」は1%,

「週に

1 ~ 2日くらい」は4%など,

“週に1日以上”見る

人は合わせて調査相手全体の7%で(図6),ワ

ンセグ視聴者(全体の38%)の2 割弱(19%)

であった。視聴頻度を聞き始めた2008 年から

の推移をみると,

“週に1日以上”見る人は2008

年7%→2009 年 8%→2010 年7%と大きな変化

はなく,視聴できる機器の普及は進んでも,利

用が追いついていない状況が見て取れる。

夜間がワンセグ視聴時間帯の中心

ここからは,ワンセグ視聴者(全体の38%,

1,000人)を対象に,ワンセグ視聴の実態を細かく

確認していく。

ふだんワンセグを見る時間帯については,2

表 1 ワンセグ視聴意向(男女年層別)

(%) ■は全体に比べて統計的に高いことを示す(以下同様) 全 体 男 女 16 ~ 29 歳 30 代 40 代 50 代 60 代 70 歳以上 16 ~29 歳 30 代 40 代 50 代 60 代70 歳以上 見ることができる 38 62 62 52 44 19 5 65 60 55 30 11 3 できるだけ早く見たい 1 2 4 2 1 2 0 1 1 1 1 0 0 しばらく様子をみた後で見たい 4 4 3 4 3 4 4 4 6 4 5 2 1 あまり見たいと思わない 32 28 27 36 35 39 28 25 29 33 39 40 22 ワンセグが何かわからない 25 4 4 5 16 36 63 3 5 6 24 46 73 (2009 年 すでに見ている) 21 38 33 37 21 7 2 45 37 22 15 5 1 ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ 2010 年 38 62 62 52 44 19 5 65 60 55 30 11 3

図 6 ワンセグ視聴頻度

毎日のように 月に1∼2日 (2008 年) 週に3∼4日 週に1∼2日 ワンセグ非視聴者 (ワンセグを見ることができない +ほとんど見ていない) 年に数日 週に 1 日以上(7%) 88% 4 4 2 週に 1 日以上(8%) 週に 1 日以上(7%) (2009 年) 5 5 4 83 2 2 2010 年 24 5 5 83 1 2 1

(5)

時間単位の選択肢を設けて複数回答で尋ね

た。

「午後 8 時~10 時」が最も多く

(12%),以下,

「午後 6 時~ 8 時」

(9%),「午後 10 時~深夜0

時」

(7%),「正午~午後 2 時」

(6%)と続いた。

夜間がワンセグ視聴時間帯の中心であるが,正

午頃も比較的見られている。

視聴時間帯を年層別にみると,「午後 8 時~

10 時」

「深夜0 時~ 2 時」の夜間は,全体と比

べて16 ~ 29歳の若年層によく見られている。

一方,

「午前6 時~ 8 時」

「午前 8 時~ 10 時」

「午

後4 時~ 6 時」といった朝や夕方の時間帯では,

50 歳以上によく見られている(表2)。

よく見るのは「スポーツ」「ニュース」

ワンセグ視聴者が,ふだんワンセグでよく見

ている番組を12の視聴種目からいくつでも選

んでもらった。その結果,「スポーツ」が最も多

全体 男 女 29 歳 30 代 40 代16 ~ 50 歳以上 (1,000人) (506) (494) (260) (254) (238) (248) 午前 6 時~ 8 時 4 5 4 3 3 3 7 午前 8 時~ 10 時 3 3 3 2 2 2 5 午前 10 時~ 正午 3 3 2 2 3 2 4 正午~ 午後 2 時 6 6 6 4 6 6 9 午後 2 時~ 4 時 3 3 3 2 4 4 4 午後 4 時~ 6 時 4 3 5 2 3 3 7 午後 6 時~ 8 時 9 9 9 10 9 5 11 午後 8 時~ 10 時 12 13 12 18 10 13 8 午後 10 時~ 深夜 0 時 7 8 6 9 8 5 7 深夜 0 時~ 2 時 3 3 2 5 0 5 1 午前 2 時~ 4 時 0 0 1 0 1 0 0 午前 4 時~ 6 時 0 0 0 0 0 0 0 ほとんど 見ていない 64 62 67 64 69 63 61

表 2 ワンセグ視聴時間帯(複数回答)(男女別 ・ 年層別)

(%) 分母=ワンセグ視聴者(1,000 人)

図 7 ワンセグ視聴種目(複数回答)

ワンセグ視聴種目 テレビ視聴種目 22% 38 21 74 15 58 14 51 10 45 6 28 3 17 3 29 3 2 27 14 2 20 1 0 47 2 2 16 分母=ワンセグ視聴者(1,000 人) スポーツ ニュース・ニュースショー・ 報道番組 バラエティー・お笑い番組 ドラマ 天気予報 音楽番組 アニメ・子ども番組 映画 ワイドショー ドキュメンタリー・教養 生活・実用・趣味 クイズ・ゲーム その他・無回答 ほとんど見ていない

く(22%),以下「ニュース・ニュースショー・報

道番組」

(21%),「バラエティー・お笑い番組」

(15%),「ドラマ」

(14%)が続いた(図7)。

上位に上がってくる視聴種目は,一般のテレ

ビで見ている視聴種目とほぼ同じだが,ワンセ

グで比較的視聴されやすい種目は「スポーツ」

「ニュース」であり,視聴されにくい種目は「映

画」や「ドキュメンタリー・教養」が挙げられる。

(3)視聴場所と平均視聴分数

30 分未満の短時間視聴が多いワンセグ

図 8 に挙げた4つの場所でワンセグを見ると

き,1回あたり平均して,どのくらいの時間見続

けることが多いかを尋ね,視聴場所によって,

ワンセグ視聴の時間量が異なるのかどうかを確

認した。

まず,視聴場所別には,

「自宅内」

(「自分の部

屋」

「自分の部屋以外」)より「自宅外」

(「移動中」

「移動中以外」)でワンセグを見る人が多いことが

(6)

時間視聴とほぼ同程度である(表3)。

一方,自宅内の「自分の部屋以外」でワンセ

グを見る人の割合には,年層差はそれほどない。

また,長時間視聴の割合は「自分の部屋」ほど

高くなく,30 分未満の視聴のほうが多かった。

男性で多い「自宅外」のワンセグ視聴

次に「自宅外」視聴であるが,「移動中」

(表

4),「移動中以外」のいずれも,女性より男性

図 8 ワンセグ視聴場所別の平均視聴分数の分布

自分の 部屋 自分の 部屋以外 移動中 移動中 以外 4 4 2 79% 2 4 3 2 81 2 11 8 1 63 2 11 7 1 67 2 5 分未満 5 分以上 15 分未満 15 分以上 30 分未満 30 分以上1時間未満 1時間以上 見ない 無回答 5 5 30 分未満 12% 30 分未満 13% 30 分未満 28% 30 分未満 27% 分母=ワンセグ視聴者(1,000 人) 自宅内 自宅外 9 3 9 6 6 3 8 7 4 9

わかる。ただ,

「自分の部屋」でワンセグを見る

人は19%,

「自分の部屋以外」で見る人も18%い

て,

「自宅内」の視聴も決して少なくない。

次に,ワンセグを見るときの平均視聴分数に

注目すると,1回あたり「30 分未満」と答えた人

の割合がどの場所でも多く,ワンセグ視聴は30

分未満の短時間視聴が中心となっている。その

なかで,「自分の部屋」での視聴は,ほかの場

所に比べて「30 分以上」の視聴が占める割合が

大きく,1回の視聴時間が比較的長めであった。

16 ~ 29 歳で多い「自宅内」視聴

次に,場所別のワンセグ視聴状況を男女・年

層・視聴頻度別にみてみる。

まず,「自宅内」視聴のうち,「自分の部屋」

でワンセグを見る人を年層別にみると,全体に

比べて,16 ~ 29歳の若年層で多く,16 ~ 29

歳のワンセグ視聴可能者の約四分の一になっ

た。また,週1日以上ワンセグを視聴する視聴

頻度が高い人では,平均視聴分数が 30 分以上

の長時間視聴の割合が 21%と,30 分未満の短

表 4 ワンセグ視聴場所と平均視聴分数・移動中

(男女別 ・ 年層別・視聴頻度別)

(%) 全体 男 女 16~ 29歳 30代 40代 50歳以上 週1日以上 週1日未満 ほとんど見ない (1,000人)(506)(494)(260)(254)(238)(248)(185)(264)(549) 見 る 35 41 29 33 36 37 35 60 59 16 30 分 未満 28 33 23 28 28 27 29 42 47 14 30 分 以上 7 8 7 5 8 10 6 17 12 2 見ない 63 58 69 67 62 61 63 40 40 84 分母=ワンセグ視聴者(1,000 人)

表 3 ワンセグ視聴場所と平均視聴分数・自分の部屋

(男女別 ・ 年層別・視聴頻度別)

(%) 全体 男 女 16~ 29歳 30代 40代 50歳以上 週1日以上 週1日未満 ほとんど見ない (1,000人)(506)(494)(260)(254)(238)(248)(185)(264)(549) 見 る 19 20 18 26 16 16 17 42 30 6 30 分 未満 12 13 12 15 12 10 12 21 23 5 30 分 以上 7 7 7 11 4 6 6 21 8 1 見ない 79 78 80 74 82 82 79 58 69 93 分母=ワンセグ視聴者(1,000 人)

(7)

全 体 男 女 16 ~ 29 歳 30 代 40 代 50 代 60 代 70 歳以上 16 ~29 歳 30 代 40 代 50 代 60 代 70 歳以上 毎日のように 9 6 14 12 8 5 5 8 11 12 12 9 3 週に3~4日くらい 9 11 18 8 7 5 2 14 12 13 11 6 2 週に1~2日くらい 15 16 17 20 15 12 7 20 23 21 13 10 5 月に1~2日くらい 8 7 7 11 11 7 4 10 12 10 11 8 2 年に数日くらい 10 14 9 9 17 10 7 11 11 9 12 4 2 ほとんど,まったく録画しない 50 45 35 38 42 61 75 37 32 34 41 61 85 週に 1 日以上(2009 年) 29 38 41 36 24 25 12 41 49 40 31 19 7 ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ 週に 1 日以上(2010 年) 32 32 49 40 30 22 13 42 45 46 35 25 10

のほうが見ている人が多いが,年層や視聴頻

度別の差はあまりみられなかった。

ただし,視聴頻度に注目すると,「週 1日以

上」視聴している人でも「30 分未満」の視聴の

割合が高い。

「自宅外」でのワンセグ視聴に男性が多いの

は,勤め人など,そもそも自宅外にいる比率が

高いためであり,移動中や職場・出先などで合

間をみてワンセグを視聴しているのだろう。一

方,「自宅内」でのワンセグ視聴は16 ~ 29歳

の若年層で多く,セカンドテレビ的にワンセグ

を視聴することが定着しているのではないかと

考えられる。

3. 録画(タイムシフト視聴)

(1)録画頻度

「録画頻度」がやや高くなる

続いて,テレビ番組の録画についてみていく。

「自分で見るためにテレビ番組を録画するこ

とがどのくらいあるか」という質問に対して,

「毎

日のように」

「週 3 ~ 4日」がそれぞれ9%,「週

1 ~ 2日」が 15%,「月1 ~ 2日」が 8%,「年に

数日」が 10%だった。2007年,2009 年と比較

すると

4)

,「録画している人」

(50%)は,2007年

(47%),2009 年(48%)と比べて差はないが,

「毎日のように」が増えて,「ほとんど,まったく

録画しない」という人が減る傾向にあり,「録画

頻度」はやや高くなっている(図9)。

「録画頻度」を男女年層別にみたのが表5で

ある。わかりやすくするために,「毎日のように」

「週 3 ~ 4日」

「週 1 ~ 2日」を「週 1日以上」と

してまとめ,別に表示した。「週 1日以上」とい

う人は,男30 ~ 40 代と女40 代以下で全体よ

り多くなっている。2009 年と比較すると,男30

~ 50 代と女40 代以上の幅広い層で増加した。

表 5 テレビ番組録画頻度 (男女年層別)

(%)

図 9 テレビ番組録画頻度

月に1∼2日 ほとんど,まったく録画しない 年に数日 録画している人(50%) 53% 5 7 13 11 11 2007 年 51 7 7 15 9 10 2009 年 50 1 1 9 9 15 8 10 2010 年 毎日のように 週に3∼4日 週に1∼2日 無回答

(8)

(2)録画機器

ビデオが減り,HDD が大幅に増える

次に,どんな録画機器を使っているかについ

てみていく。ここからは,録画をほとんど,まっ

たくしない人を除いた「録画している人」

(全体

の50%,1,319人)を対象(分 母)とする。図

10 は,「録画するのにどんな機器を最もよく利

用するか」と質問した結果である。2007年との

違いに注目すると,「ビデオテープ」は半減,一

方,「デジタル録画機のHDD」はほぼ倍増して

いる。2009 年と比較しても,「HDD」は37%か

ら53%に増加し,今や,録画する人の半数以

上が,「HDD」を利用している。

男女年層別にみると,「ビデオ」は男女 60 歳

以上と女40 ~ 59歳で多く,「HDD」は男女16

~ 39歳と男40 ~ 59歳で多い(表6)。「ビデオ」

は高年層,「HDD」は若年層という構図は2009

年と変わらない。

それでは,録画機器別の録画頻度はどうなっ

ているのだろうか。表7に利用機器別の録画頻

度を示した。「HDD」利用者では,「毎日のよう

に」

「週に3 ~ 4日くらい」などの録画頻度が高

い人の割合が全体より高く,「ビデオ」利用者で

は「月に1 ~ 2日くらい」

「年に数日くらい」など

の低い人が多いことがわかる。録画頻度の増

加は,主として「HDD」の普及に起因している

と思われる。

(3)録画再生行動

タイムシフト視聴の浸透

録画をすることがある人に,図11の6つの録

画・再生の仕方を提示して,「よくある」

「ときど

きある」

「あまりない」

「まったくない」の4つの選

択肢の中から選んでもらった。

「週末などにまとめて見る」ことが「ある(よ

くある+ときどきある)」という人は68%だった。

また「リアルタイムで見られる番組も録画する」

ことが「ある」という人も55%で半数を超えてい

る。この2 つの項目は,前年とほとんど結果が

変わらない(66%,54%)が,「タイムシフト視

図 10 テレビ番組録画機器

2007 年 ビデオ HDD パソコンの HDD DVD その他 携帯電話 1 57 12 2 0 29% 分母=録画している人(2008 年は 1,210 人,2009 年 1,271 人,2010 年 1,319 人) 2009 年 37 39 20 2 1 2010 年 22 21 3 1 1 53 全体 男 女 16 ~ 39 歳 40 ~59 歳 60 歳以上 16 ~39 歳 40 ~59 歳 60 歳以上 (232人)(247 人)(162 人)(285人)(275 人)(118 人) デジタル録画機の HDD 53 62 60 40 58 44 45 ビデオテープ (VHS など) 22 15 18 32 17 28 32 DVD (ブルーレイなどを含む) 21 19 17 27 23 23 20 パソコンの HDD 3 4 4 0 2 3 1 携帯電話 1 0 2 0 0 1 0 その他 1 0 1 1 1 2 1 分母=録画することがある人(1,319人) なお,パソコンのHDDの利用者は33人と少ないので割愛 全体 ビデオ DVD HDD (293人) (278人) (693人) 毎日のように 18 6 18 23 週に3~4日くらい 17 10 16 21 週に1~2日くらい 29 28 27 31 月に1~2日くらい 17 23 17 14 年に数日くらい 19 33 22 12

表 7 テレビ番組録画頻度 (機器別)

表 6 テレビ番組録画機器 (男女年層別)

(%) (%) 分母=録画することがある人(1,319 人)

(9)

聴」の典型的な形態の一つである「見る見ない

にかかわらず,気になった番組をほとんど録画

する」ことが「ある」人は30%で,前年の26%

に比べて増加している。時間をずらしてテレビ

番組を見る,いわゆる「タイムシフト視聴」が,

録画することがある人々の中で徐々に浸透して

いることが見て取れる。

なお,今年追加した項目「時間の節約のため

に,録画した番組を倍速で見る」に対し,

「ある」

と答えた人は14%(調査相手全体の7%)で,

まだ少数派である。

それぞれの項目について「ある」と答えた人

を,男女年層別にみた(表8)。タイムシフトの

特徴である「週末などにまとめて見る」は男女

16 ~ 39歳,「リアルタイムで見られる番組も録

画」は女16 ~ 59歳,「ほとんど録画」は男16

~ 39歳などの若年層で多い。

最後に,録画している人(全体の50%,1,319

人)にテレビ番組をリアルタイム(放送と同時)

で見ることが多いか,録画して見ることが多い

かを尋ねた。その結果,「ほとんどリアルタイ

ムで見ている(27%)」と「リアルタイムが多い

(33%)」を合わせたリアルタイム視聴が多い人

の割合が 60%であったのに対し,録画視聴が

多い人の割合は23%(「録画して見ることのほ

うが多い(18%)」+「ほとんど録画して見てい

る(5%)」)であり,録画している人でもリアルタ

イムで見る人のほうが多いことがわかった(図

12)。録画していない人も含めた調査相手全員

を分母とすると,録画視聴が多い人の割合は

11%となり,国民全体ではリアルタイム視聴派

が圧倒的に多い。

しかし,男女年層別にみると(図13),男女

ともに若年層ほど「リアルタイムと録画,同じく

らい」と「録画が多い」という人の割合が高い

図 11 録画再生行動

図 12 テレビ番組をリアルタイムで見るか,

録画で見るか

無回答 分母=録画することがある人(1,319 人) よくある ときどきある あまりない まったくない 録画した番組を,週末 など時間のあるときに まとめて見る リアルタイム(放送と同時)で 見られる番組でも, 録画して自分の 都合のいい時間に見る 保存しておくために 番組を録画する 録画した番組を, 早送りして 見たいところだけ見る 見る見ないにかかわらず, 気になった番組を ほとんど録画する 時間節約のために, 録画した番組を倍速で見る 30% 38 20 11 1 23 32 21 23 1 15 33 27 24 1 16 29 28 27 1 10 20 29 41 1 4 9 21 64 1 分母=録画することがある人(1,319 人) ほとんど リアルタイムで見ている リアルタイムのほうが多い 同じくらい ほうが多い録画の ほとんど録画して見ている 27% 33 17 18 5 リアルタイム視聴(60%) 全体 16 ~ 男 女 39 歳 40 ~59 歳 60 歳以上 16 ~39 歳 40 ~59 歳 60 歳以上 (1,319人)(232人)(247人)(162人)(285人)(275人)(118人) 週末などに まとめて見る 68 82 68 54 73 63 64 リアルタイムで 見られる番組も 録画 55 52 47 45 62 62 58 保存のために 録画 48 49 45 44 50 47 55 早送りして見たい ところだけ見る 45 45 48 32 43 52 44 気になる番組を ほとんど録画 30 37 32 20 30 29 26 録画した番組を 倍速で見る 14 14 16 10 10 15 19

表 8 録画再生行動 (男女年層別)

(%) 分母=録画することがある人(1,319 人)

(10)

傾向にある。録画している人に限ると,男女の

16 ~ 39歳では,「リアルタイムと録画,同じく

らい」と「録画が多い」という人を合わせると「リ

アルタイムが多い」とほぼ拮抗する割合となり,

今後,世代の交代とともにタイムシフトが更に

浸透・定着することが予想される。

4. 動画視聴

およそ半数がインターネットを利用

まず,インターネットの利用状況をみると,パ

ソコンや携帯電話でのインターネット利用者(仕

事,勉強での利用やメールを除く)は53%で,

2009 年(52%)と変わらない(表9)が,

「毎日の

ように」利用する人は前年より減少し,

「週に1 ~

2日」という人が増加した。男女年層別にみると,

男16 ~ 29歳で「インターネットをほとんど,まっ

たく利用していない」という人が 7%から13%に

増えたが,若年層ほどインターネットをよく使うと

いう全体的な傾向は前年と同様である。

(1)動画視聴の概況

インターネットで「動画」を見る人は 31%

続いて,インターネットによる動画視聴の実

態をみていこう。

インターネットで「動画」を見ている人の割合

は全体の31%で,インターネット利用者(全体の

53%,1,400人)のおよそ6 割にのぼる。調査相

手全体を分母とすると,見ている人の割合は前

年(29%)と変わらず,週 1日以上視聴している

人も18%で,前年(18%)と変化がなかった。

男女年層別に視聴頻度をみると(表10),男

40 代以下と女 30 代以下で動画を見ている人の

割合が全体に比べて高く,男女16 ~ 29歳と男

図 13 リアルタイムで見るか録画で見るか(男女年層別)

0 10 20 30 40 50 60 70 80 録画が多い 同じくらい リアルタイムが多い 女60 歳以上 女40∼59歳 女16∼39歳 男60 歳以上 男40∼59歳 男16∼39歳 0 20 40 60 80 録画が多い 同じくらい リアルタイムが多い 女60 歳以上 女40∼59歳 女16∼39歳 男60 歳以上 男40∼59歳 男16∼39歳 分母=録画することがある人(1,319 人) ほとんど録画して見ている リアルタイム視聴(60%) リアルタイムが多い (%) リアルタイムが多い 49 28 22 62 24 14 69 56 24 20 65 18 17 64 20 15 22 9

表 9 インターネット利用頻度(男女年層別)

全 体 男 女 16 ~ 29 歳 30 代 40 代 50 代 60 代 70 歳以上 16 ~29 歳 30 代 40 代 50 代 60 代70 歳以上 インターネット利用者 53 81 78 76 58 36 12 85 81 72 46 21 5 毎日のように 28 59 51 39 28 19 5 52 44 28 19 5 2 週に 3 ~ 4 日くらい 8 9 13 10 8 3 3 15 15 9 7 4 1 週に 1 ~ 2 日くらい 10 10 9 18 16 9 3 15 13 21 7 4 1 月に 1 ~ 2 日くらい 5 3 5 7 4 4 2 3 7 10 10 4 1 年に数日くらい 2 1 1 2 2 1 0 0 2 4 3 3 0 インターネット非利用者 47 19 22 24 42 64 88 15 19 27 54 79 94 ほとんど,まったく利用していない 24 13 16 15 22 33 35 9 11 18 38 38 36 利用できる機器がない 23 6 6 9 20 32 54 6 8 9 16 41 58 (%)

(11)

30 代では「毎日のように」などの視聴頻度の高

い人が多いなど,若年層でよく見られる傾向は

変わらない。しかし,前年と比較すると,女40

代で動画を見ている人が増えているなど,イン

ターネットでの動画視聴が若年層から中年層へ

と広がりをみせている。

視聴機器は 8 割がパソコンを利用

以下,インターネット動画視聴の実態について

は,「インターネットで動画を見ている」と答えた

動画視聴者(全体の31%,826人)を100%とし

て集計した結果を紹介する。まず,動画視聴者

に,何で視聴するかを尋ねたところ,「パソコン

だけで見る」と「パソコンで見るほうが多い」を

合わせた「パソコン視聴が多い」が 78%で,

「携

帯電話視聴が多い」

(16%),「両方同じくらい」

(5%)を大きく上回った(表11)。属性別にみる

と,全体より「パソコン視聴が多い」のは男性

と50 歳以上であり,「携帯電話視聴が多い」の

は,女性と16 ~ 29歳であった。本稿では割愛

したが,テレビ局のホームページの閲覧機器を

尋ねた質問でも同様の傾向がみられた。女性

や若い人たちが,色々な用途で携帯電話を頻繁

に利用している実態が反映されている。

有料動画の視聴は全体の 5%にとどまる

更に,動画視聴者に「無料」の動画を見てい

るか,

「有料」の動画を見ているか尋ねたところ,

動画視聴者の86%が「無料動画のみ」の視聴

と答え,「有料動画も見る」と答えたのは動画視

聴者の14%(前年14%)であった。調査相手全

体を分母とすると,有料動画視聴者の割合は

表 10 インターネット動画視聴頻度(男女年層別)

全体 男 女 16~29歳30~49歳50歳以上 男 女 16~ 39歳40歳以上39歳16~40歳以上 (826人)(457)(369)(266)(388)(172)(235)(222)(223)(146) パソコン 視聴が多い 78 81 75 64 82 92 74 89 66 88 両方 同じくらい 5 6 5 8 5 2 7 4 9 1 携帯電話 視聴が多い 16 13 20 28 12 6 19 7 26 12 全体 男 女 16~29歳49歳30~50歳以上 男 女 16~ 39歳40歳以上16~39歳40歳以上 (826人)(457)(369)(266)(388)(172)(235)(222)(223)(146) 無料動画 のみ 86 85 86 85 87 82 84 87 87 85 有料動画 も見る 14 15 14 15 13 18 16 14 14 15 全 体 男 女 16 ~ 29 歳 30 代 40 代 50 代 60 代 70 歳以上 16 ~29 歳 30 代 40 代 50 代 60 代70 歳以上 インターネット利用あり 動画を見ている 31 67 54 52 31 14 4 64 39 37 21 6 2 (動画を見ている 2009 年) 29 73 46 44 28 14 5 61 45 28 20 4 1 毎日のように 5 22 10 5 4 2 0 10 3 2 0 1 0 週に3~4日くらい 4 14 10 6 3 1 1 13 3 1 1 0 0 週に1~2日くらい 9 19 14 19 10 5 0 19 9 7 8 1 0 月に1~2日くらい 8 7 14 14 10 5 1 14 12 15 9 1 0 年に数日くらい 5 4 6 8 5 2 2 8 12 12 2 2 0 ほとんど,まったく見ていない 21 14 24 24 26 21 8 20 41 35 25 15 3 インターネット利用なし 47 19 22 24 42 64 88 15 19 27 54 79 94 (%)

表 11 インターネット動画視聴機器(男女・年層別)

表 12 インターネット動画視聴 有料か無料か(男女・年層別)

(%) (%) 分母=動画視聴者(826 人) 分母=動画視聴者(826 人)

(12)

図 15 インターネット動画でのテレビ番組視聴種目

(複数回答)

ネット動画での視聴種目 テレビ視聴種目 33% 34 30 50 27 56 24 36 21 73 20 18 14 32 9 15 7 40 7 29 4 21 2 15 1 0 0 3 分母=ワンセグ視聴者(363 人) 音楽番組 ドラマ バラエティー・お笑い番組 スポーツ ニュース・ニュースショー・ 報道番組 アニメ・子ども番組 映画 生活・実用・趣味 天気予報 ドキュメンタリー・教養 クイズ・ゲーム ワイドショー その他 ほとんど,まったく見ない

5%で前年(4%)と変わらず,有料動画の利用

に広がりはみられなかった(表12)。

動画でテレビ番組を見る人は全体の 14%

次に,インターネットの動画で,テレビ番組を

どのくらい見ているかを尋ねた。「毎日のように」

という人が 3%,「週に3 ~ 4日くらい」が 4%,

「週に1 ~ 2日くらい」と「月に1 ~ 2日くらい」

がそれぞれ12%,

「年に数日くらい」13%で,

「見

ている」と答えた人は動画視聴者の44%,調

査相手全体の14%である(図14)。2009 年は,

「インターネット動画でテレビ番組を見たことが

ある」人は全体の11%(動画視聴者の37%)

だったので,ネット動画でテレビ番組を見る人

は増えていることになる。

男女年層別では,16 ~ 29歳の動画視聴者

の約半数が見ていると答え,全体に比べ多く

なっている。逆に,30 ~ 49歳では6 割余りが

見ないと答えている(表13)。

よく見るのは「音楽番組」「ドラマ」

また,「インターネットの動画でテレビ番組を

見ることがある」と答えた人(全体の14%,363

人)に,どんな番組をよく見るかを尋ねたとこ

ろ,よく見られているのは「音楽番組」

(33%),

「ドラマ」

(30%),「バラエティー ・お笑い番組」

(27%)などとなっていて,一般のテレビ視聴と

は大きく異なっている(図15)。

男女年層別にそれぞれにトップ 3を紹介する

と,男16 ~ 39歳では「バラエティー」

「音楽番

組」

「スポーツ」,男40 歳以上では「ニュース・

ニュースショー・報道番組」

「スポーツ」

「音楽

表 13 インターネット動画でのテレビ番組視聴(男女・年層別)

(%) 全体 男 女 16~29歳30~49歳以上50歳 男 女 16~ 39歳以上40歳16~39歳40歳以上 (826人)(457)(369)(266)(388)(172)(235)(222)(223)(146) 動画で テレビ番組 を見ている 44 47 40 51 37 48 50 44 41 39 動画で テレビ番組 をほとんど・ まったく見ない 56 53 59 49 62 51 50 56 58 60

図 14 インターネット動画でのテレビ番組視聴

2009 年 2010 年 毎日の ように 1∼2 日週に 週に 3∼4 日 年に 数日 見たことがある 見たことがない 分母=動画視聴者(756 人) 分母=動画視聴者(826 人) 月に 1∼2 日 63 4 12 12 13 56 (インターネット動画で   テレビ番組を見ている 44%) 37% 3 分母=動画視聴者(826 人)

(13)

番組」,女16 ~ 29歳では「ドラマ」

「音楽番組」

「バラエティー」,女40 歳以上では「ドラマ」

「音

楽番組」

「ニュース・ニュースショー・報道番組」

という順になった。

(2)動画サイトの利用

動画サイトは「YouTube」の“一人勝ち”

動画視聴者に,どんな「動画サイト」を利用

しているか,図16に示した18のサイトからい

くつでもあげてもらったところ,「YouTube」が

84%と前年の73%より大幅に増え,他を大きく

引き離している。次いで,「ニコニコ動画」が

25%,「GyaO!」が 16%となった。テレビ局の

VODサービスでは,「NHKオンデマンド」が

3%,「フジテレビOn Demand」

「TBSオンデマ

ンド」が 2%,

「第2日本テレビ」

「テレ朝動画」

「あ

にてれしあたー(テレビ東京)」が 1%の利用と

なっている。

上位 3つの動画サイトについて,男女年層別

に利用率をみると,「You Tube」は女性(87%)

と30 代以下(93%)で,全体に比べて利用者

の割合が高くなっている。一方,「ニコニコ動

画」は,16 ~ 29歳で42%と,より若年層に集

中して利用されている(表14)。

動画視聴者の 7 割近くが「共有サイトのみ利用」

動画視聴者の動画サイト利用にはどのような

特徴があるのだろうか。以下は,図16の動画サ

イトを次の基準で分類し,集計した結果である。

動画視聴者の「動画共有サイト」と「動画配

信サイト」の利用をみたところ,表15のように

なった。「動画共有サイト」を利用している人は,

動画視聴者の85%で,前年の75%より増加し

ている一方,「動画配信サイト」を利用している

人は,前年の46%より減少して28%であった。

① 動画共有サイト:6 サイト

「YouTube」

「ニコニコ動画」

「Veoh」

「Dailymotion」

「PANDORA.TV」「AmebaVision」

② 動画配信サイト:10 サイト

「GyaO!」「NHKオンデマンド」

「第2日本テレビ」「フジテレビ On Demand」

「TBS オンデマンド」「テレ朝動画」

「あにてれしあたー」「ドコモ動画」

「選べるかんたん動画」「LISMO!」

③ その他(動画検索サイト)

:2 サイト

「Woopie」「Google ビデオ」

図 16 利用している動画サイト(複数回答)

YouTube ニコニコ動画 GyaO! Veoh Googleビデオ ドコモ動画 PANDORA.TV Dailymotion NHKオンデマンド 選べるかんたん動画 LISMO! Woopie フジテレビ On Demand TBSオンデマンド テレ朝動画 第2日本テレビ テレビ東京 あにてれしあたー AmebaVision その他 無回答 分母=動画視聴者(826 人) 84% 25 16 6 6 5 3 3 3 2 2 2 2 2 1 1 1 0 5 1 (%) 分母=動画視聴者(826 人)

表 14 視聴動画サイト(男女別・年層別)

全 体 男 女 16~ 29歳 30代 40代 50歳 以 上 (826人)(457)(369)(266)(192)(196)(172) YouTube 84 81 87 93 93 84 58 ニコニコ動画 25 27 23 42 27 12 13 GyaO! 16 17 14 13 16 19 15

(14)

年層別にみると,30 代以下では動画視聴者

の95%が「動画共有サイトを利用」しており,

40 代以上も前年に比較すると,利用者は増え

ていることがわかる。反対に,

「動画配信サイト」

については,「利用あり」がすべての層で前年よ

り減っている。

動画共有サイトと動画配信サイトの利用をパ

ターン化すると,「両方を利用している」人は

19%で,前年の26%に比べて減少した。また,

「動画配信サイトのみ」も20%から10%に減少。

一方,「動画共有サイトのみ」の利用は67%で

前年(49%)より大幅に増加しており,動画視

聴は,「配信」から「共有」へと一層シフトして,

およそ動画視聴者の7割近くが「共有サイトの

み」の利用者となっている。

(3)動画視聴行動

年層差が大きい動画視聴

動画視聴者に,図17の8つの動画視聴時の

行動を提示して,「よくある」

「ときどきある」

「あ

まりない」

「まったくない」の4つの選択肢の中か

ら選んでもらい,動画がどのように視聴されて

いるかを確認した。

「ある」と回答した人(「よくある」と「ときどき

ある」の合計)の割合は,「動画サイトで,一つ

の動画をきっかけに関連する動画を次々と見る」

が 56%で最も多く,次いで「インターネットを利

用するときは,とりあえず動画サイトを見てみる」

(37%),「見逃したり,話題になったりしたテレ

ビ番組を動画サイトで見る」

(35%)など,多様

な動画視聴が行われている一方,

「動画サイトに

動画を投稿したり,コメントを書き込んだりする」

と答えた人は5%と,自ら動画サイトに参加して

いる人はまだ少数派である。2009 年と比較する

と,いずれの項目でも大きな変化はなかった。

年層別にみると,これらの動画視聴行動は

年層差が大きく,16 ~ 29歳で,すべての行動

で全体より割合が高く,多様な動画視聴行動

が行われている。男女別にみると,

「インターネッ

トを利用する時はとりあえず動画サイトを見てみ

る」

「時間があるときは,テレビよりも動画を見

る」

「動画をダウンロードして,自分のパソコン

(%) 分母=動画視聴者(826 人,2009 年は 756 人)

表 15 動画サイト利用パターン(男女別・年層別)

全 体 男 女 16~ 29歳 30代 40代 50歳 以 上 (826人)(457)(369)(266)(192)(196)(172) 動画 共有サイト 利用あり (2009年) 75 77 73 91 76 76 48 2010年 85 83 88 95 95 86 59 動画 配信サイト 利用あり (2009年) 46 45 48 31 50 49 62 2010年 28 30 26 24 26 29 37

図 17 動画視聴行動

分母=動画視聴者(826 人) 動画サイトでは,一つの動画を きっかけに関連する動画を 次々と見る インターネットを利用 するときは,とりあえず 動画サイトを見てみる 見逃したり,話題に なったりしたテレビ番組を 動画サイトで見る 動画サイトでは, 再生回数が多い人気動画や おすすめ動画から見る 時間があるときは, テレビよりも動画を見る テレビ番組の 見たい一部分だけを 動画サイトで見る 動画サイトから動画をダウン ロードして,自分のパソコンや 携帯電話などに保存し, 好きなときに見る 動画サイトに動画を 投稿したり,コメントを 書き込んだりする 5 10 19 65 85 9 3 2 4 16 31 47 11 15 40 33 7 23 32 36 9 26 27 36 12 25 41 20 19% 37 23 21 ときどきある あまりないまったくない よくある

(15)

や携帯電話などに保存し,好きなときに見る」

「動画サイトに動画を投稿したり,コメントを書

き込んだりする」は男性で,「テレビ番組の見た

い一部分だけを動画サイトで見る」といったテレ

ビ番組の動画視聴は女性で多かった(表16)。

5. テレビ画面以外での番組視聴

週1回以上視聴している人は全体の 12%

携帯やPCなどのテレビ以外のデジタル機器

の画面でテレビはどれくらい見られているだろう

か。テレビ放送をリアルタイム(放送と同時)に

PC画面で見ている頻度をたずねたところ,「毎

日のように」

「週に3 ~ 4日」

「週に1 ~ 2日」

「月

に1 ~ 2日」がそれぞれ1%,

「年に数日」が 3%

で,PC画面でテレビ番組を見ている人は「年に

数日」までを含めても国民全体の6%と少ない。

また,ワンセグ視聴頻度とPC・携帯インター

ネット動画でのテレビ番組視聴頻度から画面別

のテレビ視聴をパターン化したところ

5)

,テレビ

以外のデジタル機器で週に1回以上テレビ番組

を見ている人は国民の12%となり,その内訳は

「テレビ画面+ワンセグ」が 6%,「テレビ画面

+ PC・携帯インターネット」が 4%,「テレビ画

面+ワンセグ+ PC・携帯インターネット」が 1%,

「PC・携帯インターネットのみ」が 1%であった。

全体では,「テレビ画面のみ」という人が 85%

とまだまだ多い(図18)。

しかし,これらのテレビ以外の画面で番組を

見ている人々の割合を男女年層別にみると,男

40 代以下と女性 16 ~ 29歳で全体より高く,特

に男16 ~ 29歳では約3 割に達しており,テレ

ビ視聴のマルチスクリーン化が若年層で進んで

いることがわかる(表17)。

6. メディア機器へのインターネット接続

若年層で多い接続している人

メディア機器にインターネットを接続している

(%) 分母=動画視聴者(826 人)

表 16 動画視聴行動「(よく+ときどき)ある」

(男女別・年層別)

全 体 男 女 16~ 29歳 30代 40代 50歳 以 上 (826人)(457)(369)(266)(192)(196)(172) 動画サイトでは, 一つの動画をきっかけに 関連する動画を次々と見る 56 53 58 69 64 49 33 ネットを利用するときは, とりあえず動画サイトを 見てみる 37 42 31 56 30 22 33 見逃したり,話題になっ たりしたテレビ番組を 動画サイトで見る 35 34 36 46 40 29 20 動画サイトでは,再生回 数が多い人気動画や おすすめ動画から見る 31 30 32 41 28 27 22 時間があるときは, テレビよりも動画を見る 25 28 21 42 22 15 14 テレビ番組の 見たい一部分だけを 動画サイトで見る 21 18 24 27 23 16 13 動画をダウンロードして, パソコンや携帯電話で 好きなときに見る 15 17 11 20 16 10 10 動画サイトに動画を 投稿したり,コメントを 書き込んだりする 5 7 2 10 5 2 0

図 18 画面別テレビ視聴パターン(全体)

ワンセグのみ 0.1% PC・携帯ネットのみ 1% 不明・無回答 3% TV画面+ ワンセグ+PC・携帯ネット 1% TV画面+ワンセグ 6% TV画面+ PC・携帯ネット 4% TV画面のみ 85%

(16)

かをたずねたところ,「テレビに接続している」

(3%),「ゲーム機に接続している」

(2%)など何

らかの機器に接続している人は全体の7%で,

インターネット利用者(全体の53%,1,400人)

の12%であった(図19)。更に,接続している

人(172人)にどのくらいの頻度で利用している

かたずねたところ,「週に1日以上」という人が

28%,「月1 ~ 2日」という人が 19%などで,利

用しているのは接続している人の62%,調査相

手全体を分母にすると4%で,国民全体ではま

だ利用は広がっていない。

しかし,男女年層別にみると,男40 代以下

でインターネットをテレビなどのメディア機器に

接続している人が比較的多く,特に,男16 ~

29歳では,週 1日以上利用しているという人が

1割弱(8%)であり,インターネット接続は若

年層から広がっている(表18)。インターネット

接続により利用しているサービスを複数回答で

聞いたところ,「ニュースや天気予報などの情報

図 19 メディア機器へのインターネット接続(複数回答)

表 17 画面別テレビ視聴パターン(男女年層別)

表 18 メディア機器へのインターネット接続と視聴頻度(男女年層別)

全 体 男 女 男 女 16 ~ 29 歳 30 代 40 代 50 代 60 代 70 歳以上 16 ~29 歳 30 代 40 代 50 代 60 代 70 歳以上 テレビ画面以外利用計 12 14 9 33 19 16 13 7 3 20 13 10 10 3 1 TV+ワンセグ+PC・携帯ネット 1 1 1 3 2 1 1 0 0 1 2 2 0 0 0 TV+ワンセグ 6 7 5 6 8 10 9 5 2 7 9 7 7 2 1 TV+PC・携帯ネット 4 6 3 20 8 3 3 2 1 10 3 2 3 1 0 ワンセグ+PC・携帯ネット 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 PC・携帯ネットのみ 1 1 0 4 2 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 TV 画面のみ 85 82 88 59 74 81 86 91 95 73 83 87 88 96 98 全 体 男 女 16 ~ 29 歳 30 代 40 代 50 代 60 代 70 歳以上 16 ~29 歳 30 代 40 代 50 代 60 代 70 歳以上 インターネット利用あり インターネット接続 7 14 12 11 8 3 1 8 8 7 6 2 0 毎日のように 1 3 2 1 1 0 0 1 0 0 1 0 0 週に3~4日くらい 0 2 1 0 0 0 0 2 0 0 0 0 0 週に1~2日くらい 1 3 1 1 1 1 0 1 1 0 1 0 0 月に1~2日くらい 1 3 3 3 2 1 0 1 1 1 1 0 0 年に数日くらい 1 1 3 1 2 1 0 2 1 1 1 0 0 接続していない・わからない 46 66 65 64 50 32 10 77 72 65 39 18 5 インターネット利用なし 47 19 22 24 42 64 88 15 19 28 54 79 95 (%) (%) テレビ ゲーム機 録画機 その他 わからない 接続していない 無回答 インターネット 利用していない 3% 接続計 7% 2 1 2 6 39 1 47

(17)

をホームページで見ている」が利用者の40%と

もっとも多かったが,

「オンラインゲームをしてい

る」

「ゲームソフトのダウンロードをしている」と

いうゲーム関係の利用もともに24%で比較的多

かった(図20)。

まとめ

~次回報告に向けて~

国民全体を対象とした時系列の世論調査に

より,確認できたことは次の3点である。

① 2011 年 7 月までのデジタル化を迫られてい

る地上デジタル放送を除けば,ワンセグ,デ

ジタル録画機器,インターネットなどのデジ

タルメディアの所有・利用は年層差が大きく,

長期的にはデジタル化は世代交代により着

実に普及する。

② デジタル機器の普及により,タイムシフトや,

携帯端末やパソコンなどのテレビ以外のデジ

タルメディアによるテレビ視聴など,時間や場

所に縛られないメディア利用が促進される。

③ ただし,短期的には,機器の急速な普及に

利用が追いつかないワンセグ,HDD の普及

による録画頻度の高まりを追い風に浸透す

るタイムシフト視聴,利用層は広がっている

が,有料の配信サイトから無料の共有サイ

トにシフトしているインターネット動画視聴な

ど,メディアによって普及・利用の様相は異

なっている。

次回の報告では,デジタル機器を積極的に

利用し,デジタル化を評価している人々とそうで

ない人々では,年層以外にどのような差がある

のか,意識や価値観の面から分析してみたい。

(こじま ひろし / やまだ あき / なかあき ひろし)

注:

1)調査概要と結果の詳細については,▽ 2007 年

調査は,荒牧央・平田明裕「若い人ほど多様

化する映像メディア利用」『放送研究と調査』

2008 年 4 月号,▽ 2008 年調査は,荒牧央・宮

本克美・吉藤昌代「ワンセグ・動画配信利用の

実態と可能性」『放送研究と調査』2009 年 3 月

号,▽ 2009 年調査は,小林利行・吉藤昌代「多

様化するメディア利用の実態と意識」『放送研

究と調査』2010 年 3 月号を参照のこと。

2)「あなたは,現在のご自分の時間的・経済的ゆ

とりについてどのように感じていますか」とい

う質問に対して,選択肢は 4 つ(1.ゆとりが

ある,2.多少ゆとりがある,3.あまりゆとり

がない,4.ゆとりがない)である。

3) 2009 年までは,「あなたは,『ワンセグ』を見

たいと思いますか」という質問に対して,選択

肢は 5 つ(1.すでに見ている,2.できるだけ

早く見たい,3.しばらく様子をみた後で見たい,

4.あまり見たいと思わない,5.ワンセグが何

かわからない)であった。

4)2008 年調査では,録画については質問してい

ない。

5)「テレビを見ている」「ワンセグを週1回以上見

ている」「インターネット動画でテレビ番組を週

1 回以上見ている」という3つの条件でクロス

集計を行いパターン化した。

図 20 インターネット接続による利用サービス

(複数回答)

  ニュースや天気予報などの 情報をホームページで見ている インターネット動画サイトの 番組や映像を見ている オンラインゲームをしている ゲームソフトの ダウンロードをしている その他のホームページや ブログを見ている ビデオオンデマンド(VOD) を見ている テレビ局のホームページ を見ている   ミクシィなどのSNSやツイッター などのミニブログを利用している テレビ局の双方向番組に 参加している その他 無回答   ニュースや天気予報などの 情報をホームページで見ている インターネット動画サイトの 番組や映像を見ている オンラインゲームをしている ゲームソフトの ダウンロードをしている その他のホームページや ブログを見ている ビデオオンデマンド(VOD) を見ている テレビ局のホームページ を見ている   ミクシィなどのSNSやツイッター などのミニブログを利用している テレビ局の双方向番組に 参加している その他 無回答 分母=テレビ画面でのインターネット利用者(106 人) 40% 26 24 24 19 13 13 5 5 4 1

図 15 インターネット動画でのテレビ番組視聴種目 (複数回答) ネット動画での視聴種目 テレビ視聴種目33%3430502756243621 7318201432915740729421215010 3 分母=ワンセグ視聴者(363 人)音楽番組ドラマ バラエティー・お笑い番組スポーツニュース・ニュースショー・報道番組アニメ・子ども番組 映画生活・実用・趣味天気予報ドキュメンタリー・教養クイズ・ゲームワイドショーその他ほとんど,まったく見ない5%で前年(4%)と変わらず,有料動画の利用に広がりはみられなか

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