1
研 究 論 文】
UDG ：624．
012．
35 ：624．
078．
012．
3 日本 建築 学 会 構 造 系 論 文報 告 集 第35Z
号・
昭 和60
年6
月 oフ
レ
キ
ャ
ス
ト
鉄 筋
コ
ン
ク
リ
ー
ト
構 造 接
合部耐 力
に
つ
い
て の
基礎 的
研
究
鉛 直荷重
を
受
け る 圧
縮 接合
の
弾性
応 力
分布
と
耐力
正 会 員河
村
博
之
＊§
1
ま
え
がき
プ
レキャス ト鉄筋
コ ン ク リー
ト構 造
の中
で，
鉛 直荷 重
を 局部 的
に伝
達 さ せ よ う と す る 圧縮 接 合 も
，
い わゆるス ラブ
・
は り等
の単 純 支持
という形
でよ く利 用
さ れ る が，
これ らの破 壊
も，
加
圧位 置
と，
周
辺の コ ンク リー
ト母 材 の形状
に よ り，
「
圧縮
すべ り破 壊 」
，
「
割 裂 破 壊
」
およ
び「
斜
張 力破壊」等
に近
い異
なっ た破 壊 を 示
し て お り，
応 力 状
態
が異
なっ て いる た め と推 察
さ れ る。
支 圧 強 度に
対
して は，
プ
レ ス トレ ス トコ ン ク リ1
一
ト構
造
のPC
鋼 材定
着 端 強 度
Sl−’
s）や，
既 存
コ ン クリ
ご ト造
の コ ンク リー
ト強 度推定
を目
的
とし た研 究 等
1°）が数 多
く報
告
さ れてい る が，
これ ら は目的
がや や異
な る ために，母
材
の形
状
が若
干 異
な るも
のが多
い。 P T！
loo臓
↓
A）か かbE
ト蘭ゴ
（i）匪］國
．
「
1 ］t
P碁
、
一
、∩蹴
H ｝偏 心 圧 縮 P t Pそこで
，
プ
レ キャ ス ト構 造
で，
壁
に大
ば り・
小 ば
り・
床 等
を か け 渡 す と きに，
よ く利 用
さ れ る圧縮接
合
を二次
元供 試 体
にお き か え，
図
一
1
に示
す よ う に（
A
）
一
（
D
）
の4
タイ
プ
につ い て，
形 状 寸 法 を変 化
さ せ た と きの耐
力 性 状 を調
べ る た めの実 験
を行
っ た。
ま た ， これ らの供 試
体
の う ち平 板
と み なし得
るも
のすべ て につ い て有 限 要 素
法
に よ る弾
性 応 力解 析 を行
い，
応 力
分布
の特徴
を謂
べ，
応
力 と耐
力 との関係
を明
ら か に し た。
§
2
コ ン ク
リ
ー
ト
へ の局 部
載
荷 実
験
2−1
供試
体
の種 類
供 試 体
の種 類
は図
一
1
に示
す よ うに，（
A
）
か か り圧
縮
につ い ては高 さ
H ，
か か り幅
α，全
幅
B
を，
（
B
＞偏
心 圧縮
につ い て は加 圧 幅
α ，偏
心距
離
e
を，
（
C
｝全 面
お
よ
び部 分 切 欠 圧 縮
につ い て は切
欠 深
さh，
切 欠 奥 行
t
，母 材
コ ン ooU
T
−
1 ビ。
q
1
．
］20 b‘
5n h bi5 〔帥 h H HL
：
P．
＿
刈k
ミ
臼 図 9襾iり∫欠隆縮 碑 分切欠E 齲 C ） 切 欠圧縮 図一
1
圧 縮 接
合
と加
圧 タイ プ口
囗
（血） A）か かり圧縮 D〕 膿 掛 正 縮口
［
由
（h） （w） （皿） B） 偏 心 圧 縮囲
（N）1
囲
（v ）1
圏
1
鱒
齢
C
＞ 切 欠 圧 縮 （m ） 図一
2
破壊 性状 （ii
）
（、曲
@
）
（
Lx D） 腰掛縮
本報 告の大
部 は ， 参 考文献欄 に示す日 本 建 築 学 会 大 会 術 講 演梗概 集 お よ び九 州支 部研究 報告に発表 したもの
あ
る 。＊
九州産
業 大 助教 授 （昭和59 年5
月24
日
原 稿受理H
，昭 和60
年1
月24
日 訂 原稿
受 理 日，討論期限昭和6
N9
月
末日）
クリ
ート
の
大
きさ
CB
を ，
（ D ）腰 掛 圧 縮 に
い ては
母 材支持
幅B
およ び
ラ
ケ ット
せ
い
儷 を 変化
させ
， 一1
の
よ うに 組 み合 わ
せた
も につて
破壊
実験 を 行 っ
た
。
2
−2
破壊
性
状
A
） か
かり 圧縮
代 表 的 な 破性
状は
， 図一2A
の よ うに
3
種ﾞ
に
分
けるこ
とが で
き る。 （
i
） 圧縮分
裂
破壊
： 明 確 な 圧縮 す べや
， 割裂
を 起
こ すほど
せ いH
大 き くなく
， 加 圧板内側 端 か分
裂 され ると
同時
に
クラ ッ シさ
れ 破壊す
るも の を
特 に区 別こ
の よう
に
名 づ ける
と，加 板の
か かり
幅
α に比
し， 高H
が 小さ
く， 全幅
B
が大
き いも の に 多い。
お よ そ^
αが
2
よ
り
小
さ く
，B
／α が
2
よ り大 き
いもの に
多
。
（il
）
圧縮 す べり破
壊：加
圧 部分 より 外
側 に，
水と
なす
角が ほ ぼ65
〜70
度
で
す べ り破
壊 する
もの
で加
圧
表
1
実 験 供 試 体の形 状と耐 力 ｛A
） 全 幅 か か 高さ 藍回 目 2回 目 全 幅 か か 高さ 且回目 2回目 供 試 体 番 供 試 体 号 B （翩
） り 幅5 （
回
〕 H 〔■
） HaPc ω Pnaxl 匂 破 壊 タ イ プ Pロ ｛t｝ Pm＆x ω 破 崖 タ イ プ 番 号 B （
■
） り帽呂
〔■
） H （闥
｝ H−
5Pc ω Pmax ｛t｝ 破 蝦 タ イ プ Pc 〔tlP 81 ｛tl 破 壊 タイ プ A■
1一
ユ ユ50 ユ515 上 3．
203．
20i2，
603．
20 ユ A−
26幽
1150601803一
冒 一
10．
oo1L10u （A） 高 2 3．
253．
65i3
．
203．
7ア 江 高2
一
藺 冒
1L35U50 皿 か さ 3 3．
323．
42 ⊥ 3．
203 」7 ⊥ さ 3，
， 一
950 ユ0、
ア0 泄 か HAp 2−
115D153022．
803．
08 工1L781．
ao1HA−
27，
115060240415
，
0015．
15 坦13
．
70
ユ3，
85
坦 り 圧 縮 の 変 化2
3A藺
3−
1 215D154532．
473
．
122．
073．
732．
523
．
122．
133 」3 工 ⊥ 111 二2
．
222
．
202．
121。
922。
222
。
222．
122。
04 ユ 1 ↓ 1 の 変 化．
2
呷
3A
28｝
1 215060300515．
00
工2．
乃 15．
．
OO15．
0515．
1015．
2015．
6015．
05 坦 坦 坦 皿 13．
20
ユ2．
301LO51L4513
．
25 ユ2．
3011
．
051L45 坦 坦 坦 伍 ＆匿
15 3A−
4−
1 2150156043．
B3．
902。
953．
583．
923．
46iiエエ 2．
151．
702．
222．
171．
922．
261ii エ エエ 自邑
60 3 轟一
29−
1 215060360614 」51L50 工南．
ア514 」5 ユ6．
0017 」0 伍 伍 笆 11．
75 工3．
251Z．
Z51L7513．
25 ユz．
251i 伍 坦 1 3 3．
243
，
26i
ユ．
84
↓．
9B 囂 318
，
4018
，
40 坦9
．
55U
．
30
坦 践檜
5帋
1150157553．
043．
06i 工 L87 ユ．
87 ニエ A−
30幽
115060420714．
0514．
05 世 12．
9013．
05
坦 2 3．
723．
ア3 ∬ 2．
112．
11 ニエ 2 14．
6514．
65 岱 13．
z513．
30 坦 3 3463．
16 ⊥1L 万 ユ．
75 エエ 3 16．
3016
．
30
皿 lO．
3010
．
30
蝿 真▼
6−
115015go63．
203．
20 ↓11．
161．
16 孟工 か A−
2一
ユ 150 ↓5302．
巳03
．
08i
工 L78L801 2 3」83 」8 ⊥12．
502．
50 工工 2 2．
472．
5212．
222．
22 工3 2
．
97．
2．
97 五 1．
42L42i 工 か 3 3．
ユ23．
L2i2．
202．
22i A−
7鱒
11501510573，
293．
29
⊥i2．
012．
0工 1工 り A↑
9
−
115030305
．
847．
5514．
506．
，o 二2
3．
113．
11 工12．
3ユ 2，
31 ユエ 幅2
5．
ア47．
z8 工 5．
807．
90i 3 4．
374．
37 且 ↓．
991
．
991
工 83 B．
80 ，．
OOi3．
507．
22i A−
8
冒
ユ 1501512084．
024．
021i2，
062
，
0611
の 八｝
31
呷
1150453D ユOJ5 工3．
50 工 5．
乃 11．
ユ01 2 4．
16446ii2．
602．
60 ユエ 変 2 3．
5012．
75i7 βo12 」513
3
．
903
．
90ii2
．
292
．
291 二 化3
1L5015．
25i．
6．
8512．
90i．
ムー
9璽
1150303015．
847．
55 ユ 4．
506．
501A−
32−
11505D3013．
50ZZ．
2518．
go1
ア．
30 工 高 2 5」 も 7．
28i『
5
．
807
．
goiH．
2 1L252L ，5i9．
7517．
50iさ 3 8
，
809，
00 ⊥ 3．
507．
221303
6．
0020。
oo1u．
3016．
70iHA
冒
10
−
1150306026
．
047
．
D3i4
，
SO4
．
92ii
か 真一
33
−
↓ 1501521D2．
呂o3．
06i12．
973．
02 工1 の 2 5．
8ら 6．
36i5．
205．
6Z 廴 2 2．
923．
62 坦 2．
502．
50ii 変 化藺
3A
11−
1 2 ユ50309037．
166．
807，
057．
726．
847．
05i 工ili5．
205．
954．
865．
225，
954．
88ilii二1 か り 幅 3 △−
15一
ユ 2150302102．
5D6JD9．
oo2．
566．
889
．
OOi 工 皿 皿 1．
go4
．
266
．
26L934266．
ら4ii 馗 世 a匿
3
7．
go7．
991 ⊥ 4．
284，
281 工 33 8．
3B8．
38 皿6
．
006．
84ii 30A−
12−
115D ユQ12047．
a67．
861 工 4、
924．
94 工i の A−
⊃4冒
11504521011．
Z51Z．
自D 皿 9．
259．
30 丗 2 3A−
13−
11503015057．
605．
207．
387．
435．
208．
42i1．
111 工 3．
925．
924．
464．
245．
924．
5フ 1i 工ii1 変 化 2 3 乱一
35−
1150602101L50n
．
6013．
75U．
90n．
6014．
80 坦 皿 伍 7．
359，
4510．
808．
259．
501L60坦且 11 2 6．
907’
．
goi15．
645．
64iiH巳
2B
．
乃 1ら，
15 皿 11．
6011．
65 坦 3 7．
308．
17 皿4
。
204
．
521
⊥ 2LO3 16．
0016．
15 坦 10．
85 肛．
lo 工1 A−
1凸曹
1150301806Lo8725 皿 4．
806．
84 世 か ムー
36−
1150154204．
364
．
38
ユエ3
．
DO3．
21 且 23 7．
60 ア．
747．
608。
27 皿 伍 5．
685
．
605．
686
．
86 坦 1i か 23 4．
623．
984．
643．
98iii⊥ 3．
302．
953．
303．
．
24 且 工i A45−
11503021076．
706．
65 伍 4．
264，
26 坦 り A−
37−
1150304209．
509．
62115．
966．
00 伍 2 9．
009．
oo 皿 6．
Z86．
44
坦 幅 2 8．
808．
98 世 5．
405．
90 エエ 3 8．
388．
38 世 6．
OO6．
64iia3 6．
807．
52 工i6．
786，
80 坦 A−
16冒
1 ユ5D3024086．
808．
56
蝋 4．
885．
55
皿 の A−
38
−
1bO454209，
0010．
75 世 10．
5Q10．
90 皿 2 7．
808
．
12 皿5
．
985
．
98ii
変 2 7．
2510，
45 丗 10．
8511．
05 皿 3 9，
609．
60 坦 5．
o．
o5．
46ii 化 3 u．
2512．
10 坦 5．
908．
45 坦 A−
17−
115045 高516．
5010
．
45iB．
2013．
20 ユ ムー
30
−
115060420 ↓ら．
0514．
05 丗 12．
9013．
05 坦 高 2 7．
5010．
85 工 12．
5013．
951H・
2 14．
65 ↓4．
65 血 13．
25 ↓3．
30 坦 さ 38
．
2510．
8516．
251z．
zo 工 4203 16．
3016．
30 坦 10．
3010．
30 皿H ム
ー
↓8−
115q459028 」59．
00i1．
↓0．
2510．
65iiA曽
39弾
160302407．
7，
6Jo5
．
07 世 の 2 呂，
358．
75ii．
LO．
0510．
LO11 全 2 7．
ZO7．
22 伍 450 ら，
90
皿 変 化 3 直一
19−
1 21504513538．
258．
258．
308．
708、
Z58．
301i 丗 ii9．
80 上LO51L269．
8011．
05U．
2511 正工 瓢 幅 B の 3A−
60−
12go302407
．
607．
669．
007．
687
。
689．
oo 坦 丗 皿4
．
465．
585．
604．
565325
．
60 皿 伍 1i a．
45 3Ar20冒
1 21504518048，
958．
15 ア，
358．
958．
259．
90 ⊥i 皿 皿 1LO511 」511．
501LO511．
7512．
25i 二 皿 世 変 化 3 ムー
41−
1 2120302405．
005．
987．
305．
569
．
867．
42 皿 ∬ 丗 6．
006．
フ64．
206．
106．
774．
アo 丗 丗 伍 3 ア．
709．
00 工工 1L ア512．
15 坦 3 ア．
70822
皿 5．
025，
02 坦 A−
21−
11504522558，
25350 皿 1L6511．
65ii 八鬯
16騨
1 工503024D6．
808．
56 皿 ら．
8855 ， 皿 2 8．
608．
65ii12．
7514．
25 工i 2 フ．
808
。
12
伍5
，
985
．
981i
3 9．
OO9．
oo 世 12．
2512，
50ii 3 9．
609，
60 坦 5．
005．
461 工 A−
2z−
1150 ら527068．
GO8，
25 坦 1L4011．
751iA−
42−
1 ，00302407．
407．
65 坦 4．
666．
66 皿 2 9．
40lD．
20 並 U．
5012．
651 ⊥2
6．
806．
95 皿 5．
606．
54 丗 コ 8．
65B．
65 皿 10．
2513．
30 皿 37
．
407．
6D 皿 4．
305
．
4611 A−
23■
115045315710．
1010．
10 皿 1L4011．
40 世 A冒
43−
1 自50 ユo2405．
9邑 6．
621i4．
485．
35 ⊥1 2 9．
509．
65 伍 1D．
7010．
75 瓢 2 8，
QO8．
52 丗 5．
646．
42．
11 3 820820 廿 9．
759．
75 伍 3 6．
70 ア．
4z 皿 3．
425．
0811 ム冒
24−
↓ ↓50606017．
501535 工1ユ．
50 お．
go ⊥ A−
44
−
1600302405．
56556i 工 4．
966．
34112 ユO
．
5017．
OD19 」51L35i 2 6．
236．
23114．
ao5．
78 皿3 10
．
5015．
50 ユ 1L ア512．
801 3 4．
925．
a2 ⊥i4．
765．
961i Ar25−
1 2 315060120213．
2512．
7514．
2513．
3013．
9D14．
60 ユエ 1i1110。
ア010．
7512．
2510．
7010．
8512．
25i 工 11 〔 材 料 強 度； 町／ 撮 ） 1回 目 2回 目 σc σo＝
255＝
208．
σし冨
σt冨
25．
L19．
1 表一1
続．
（
B
）
L回 目 2回目 k回目 2 回 目 供 試 体 番 号 加 圧 幅a 〔
鷹
〕 偏 心 距 離e （
跚
｝1
日 Pc 〔t．
〕 P智naX ω 磋 塵 タイ プ．
．
Pc 〔9Pmaxω 破 壊 グ イ プ 供．
試 体 番 号 加 圧 幅 a （〕 偏心 距 離 e 〔
凾
） 皇BPo
ω Pmax ω 破 矇 タ イ ブ （匂 ・・
瞬
・
1．
し｝ 破 壌 タイ プ （B） 偏 心 圧 縮 偏 心 距 離．
o の 変 化 a暉
20 B−
1−
1 2 3．
B−
2−
1 2 3B−
3−
1 2 36−
4−
L 2 3 2020ZO．
20 65．
4525 5 o．
4331 0．
30021 0．
167 0，
033 1．
831．
691淵
1
：1
刮
3．
lz 3，
26 2．
93 3．
40 2．
85［
3．
14 1．
831，
86L722，
792，
612．
763．
183262．
933．
40 〕．
063．
65 ii 血 iiivlviiv llvlviv 皿 iviv 2．
18L．
841．
62z．
91幽
3．
303．
Z63．
102．
002．
6035493．
6B3．
61 2．
182．
211 」52．
913．
303．
263，
ユOZ，
682，
713．
493．
683，
61 11 丗 ii ⊥vivlv ⊥v 工viv 丗 iviΨ
偏 心 距 離E の 蛮 化 a
・
30 B−
5膚
ユ 2 3B−
6−
1 2 3B一
アー
ユ z 3 303D」
30 60 4020 O，
400PO
．
Z670．
133 2．
121．
56 し 2，
193．
8812，
783．
ら64．
B3．
604．
54 Z24 1．
74 2．
42己
3．
88 3．
92 ｝．
46 4．
13 4，
53 4．
54 1i1Ψ
丗 丗 皿 ivivlviv 2．
55Z．
OOZ，
503．
503．
263，
873．
922．
603．
37 3．
032．
61Z．
773．
533．
263．
9ら 3．
922．
603．
57 i工 iv 丗 雄 皿 1VivivlvII
ヒ
卩
」 … 材料 強 度 ： L回 目 σc＝
216 6t＝
2L6 （kg／‘ ） 2回 目 σじ
面
248 げt−
23・
458
表
一
1
続 （C
｝ 供 試 体 番 号 全 幅 B （副 支 圧 面 下の高 さ H （躍〕 切 欠 奥 行 t （〉 切 欠 深 さ h （
繍
） Pロ
ω 跏 η ω 破腰 タ イ プ 供試体 番 号 全 幅 …1
（£
〉 支 圧 面 下の高 き H （） 切 欠 奥 行 L （
踞
） 切 欠 深 さ h （翩
） Pα 〔t♪1
ax l』〕 破 壊タ
イ プ （c） 切 欠 圧．
臨 支 肝．
面 下 空 局 さ H の 変 C一
ト1 2 3C−
2”
1 2−
3c
3−
1 2−
3G 6−
1 450 450450 450 800 700600 5DO 12Ωh20111
工2011 120 200 200 200 200 29．
2127．
752 ア．
1126，
2D29．
4524．
oo28．
3432．
75Z4．
2034．
20 292127．
7527．
U2 呂．
1029．
4530．
25Z8．
3432．
7530．
oゆ 34．
20 1viv 工vivlviv 重vivivlv 切 欠 深 さ h の 変 化 c層
13−
1 2 3C雫
14−
1 2 3G−
15−．
1 2 3C−
16−
1 450 450450 450 600 600 600600 ↓20 120 工20120 200 160 1ZOlI 80 29．
5023．
2525．
6027，
4025．
5026．
7523．
7522．
4020．
BO2 工，
20 30．
5029．
2528，
9528．
OO25．
8026．
7523．
7526．
8523．
15Z8．
15 1vIvivivlv．
工viviviv 工V 化 2．
33．
4533．
45iv
z 22、
OO25．
951V 3C−
5−
145014001．
201 裂00 ≧S．
7529，
7528．
7529．
75iv 工v 3C一
ユ7−
145060D1ZO4023、
ア529．
0024．
0529．
301viv Z「
27
．
2028．
90iv z 28．
go28．
90iv−
3C 6−
14502DO112020030．
5DlL5D3L7019．
30iv 工−
3C 18一
45060012D030．
20Z5．
00 ，0、
2026，
90iv ⊥v 2 1 8．
4514．
351 2 2ア．
5029．
65Iv 3一
一
．
13．
工01845 ユ¶
．
3 25．
702800ivG
−
7−
145060D 匸20200z8．
34z 呂34ivC−
D一
ユ 65060012020023．
go31，
25iv切 欠 奥 行 【 の 変 化 2 3C
−
8−
1 2−
3C 9−
1 2 3C−
10曽
1 2 450 450 自501
〔600600 600 loo 8060 200 200 200 32．
7」 24．
2026．
5530．
6525．
8523．
2523．
152L6016．
1016．
54 32」5 30．
00 26」55 30．
65 25．
85 23．
25 23．
15 21．
6G「
17．
25 ユ5．
05 ユvivVVvVVVvl ▽i 全 幅 B の 変 化 2−
3C 20−
1 2 3C−
2 ↓一
上 2層
3C 22−
1 2 450 350250 600 600 600 旨．
ユ201 ⊥20 120 200 200 200 23．
8019．
8029．
5D23．
2525，
6025，
7α 25．
4025．
6022．
3523．
35 32．
4530．
1030．
5029．
45Z8．
952b．
3526．
5525，
60Z2．
35Z335 工vlviv 五vlviviviviv 正V−
3C ll−
14506004020G17．
．
90955⊥
3．
⊥59．
55v 五 Vl ユ C−
23−
11506QO120Z ΩOZD．
8015．
90ZO．
」80170ivまv 2 ユ0，
35 ユ1．
35vi 2 16，
ら516．
451V
3 ll，
2511．
25vi 3 16，
8516．
851v C−
12一
ユ 2450600120ZOD
．
4．
岶 4．
004．
164，
00viv 工 材 料強 度 ：C一
1〜
12
げα＝
232 σt耳
22，
5 3 1 4．
284，
28v 工 （坤／ ） C−
13〜
23 げc量
227 σt碍
22．
O 表一一
1
続 〔D
） 且回 目 2回 目 1回 目 2回 目 供 試体 番 号 支持 幅B
（旧
） 高さ hz （幽
） 軸 力 σco （駈） Pα
ω Pレ冊
x 破 壊 タイ プ P¢ 〔tlPm 巴x ω 破 壊 タ イ プ 供試体 番 号 支持 幅 B （回
） 高さ 煽 （訓
） 軸力 σco （泌） Pe ω P跡 ax ω 酸撰 タ イ ノ P¢ 〔t｝ 犀 ω 破壊 タイ プ （D） 腰 掛 圧 縮 支 持 幅 B の 変 化 D幽
1−
1 2 3Dr2−
1 2 3D−
3−
1 2 3D−
4−
1 2 3 90 120 15D 180 240 240 240 24D 03060 03Q60 03060 03060 7』85．
804，
965
，
405，
203．
963．
006
．
185
．
404
．
626．
go6．
40 7．
88 7．
0010．
25 7．
25 8．
008．
484
．
＆2 6．
206，
404．
628．
0810，
2G
v岨 v 坦 ixv 址 v堆 以 v 」五 v 坦Ψ
坦 v 坦 v1 且 琢 0．
901202．
go4．
406．
902．
801．
80L805．
801
，
705，
161．
90 6．
7B6．
828．
304
．
867
．
107。
883．
606．
006．
045445．
208．
98 v1 五 v皿 v坦 v皿 v 址Lllv 坦 v 坦 窟 v 丗 v 丗 v 皿【 高 さ h2 の 変 化 D−
5r1 2−
3D
6−
1 2 3D−
74
2−
3D 8−
1 2 3D−
9幽
12
3D■
10一
ユ 2 3150
150 150 150 ユ50 150 15 30 6090
150 240 03060 D3060 03060 03060 03060 03060 ：：
0．
ユ30
．
90
−
o，
721．
922．
043．
08L コQ一
1」54．
923
．
006．
185．
40 ： ：0
．
45D
．
90噌
L32L922．
043．
082JO
−
3．
584．
964．
826．
206．
40 ： ： v 雄 v 且一
v壮 以 vi五 以 v坦一
v 坦 哩 v 風 v 雌 v雌 0．
08：
0．
340
．
930
．
551．
062
．
160，
602．
562．
422．
253
．
203．
go5．
061
．
80L805．
80 o．
24：
0
．
340．
930．
79Lo62．
ユ6L352562．
423．
844．
564．
405．
063．
606．
OO604 v雌 ： 7 且 v 且 v龜 咄 v雌 V 且 v皿 v雌 V 坦 v 坦 以 齔 v 赴Lv 伍 v」二 材 料 強 度 ：1回 目 σc臨
308 σt＝
25．
2 伽／翻2回目
σ・
昌
241 ρt−
23，
8も 大
きい もの に多
い。
お よ そH
／a
が3
よ り大
き く，B
／
αが3
よ り大 きい もの に多
い。
（
iij
）割 裂 破 壊
：加
圧部
分 内 側 端
よ り， さ らにや や 内 側
に割裂
さ れ るよ う
な破 壊
を示 す も
の で，加
圧板
の か か り幅
αに比 し，
高
さH
が大
きく，
全 幅
B
の小
さいも
のが多
い。
（
の
と同 様
にお よ そH
〆
αが
3
よ り大
き く，
B
／
αが
5
よ り小
さいと きに起
こ り，
（
ii
）（
i
酌
は，
同
一
形 状 供 試 体
で も 混在
しており，形
状
によ
る境 界
は 明 ら かで ない。
（
B
） 偏
心圧 縮
図
一
2B
に示
す よ うに，
は し あ きの ない場 合
はか か り圧縮
と 同様
であるが，
その他
の場 合の よ うに，
偏
心は や や大
き く て も，
端部
か ら若 干
入る と， すべ てこ の割 裂 破 壊
を示 す
。
し か し，
この割 裂 破 壊
の前
に加 圧 板 直
下 に， 圧縮
すべ り破
壊
に よ る く さ び状
の塑 性
域
が みられるも
の（
iv
）
と，
ほとんどこ の部
分 が な く，
加
圧板 端 部 よ
り割
裂破
壊
す る場 合 （
i
の
が あ る。
（
C
） 切 欠 圧 縮
と部
分切 欠 圧 縮
図
一2C
の よ うに，次
の2
タイ プ
に分 か れ た。
（
iv
） 割
裂
破 壊
：加 圧 部 分 が
く さ び状
に圧 縮
すべ り破
壊
す る と同 時
に，
縦
に割 裂 破 壊
を起
こす もの で，
切 欠 奥
行
きt
が十 分
あ り，
幅
B
に比
し切 欠 幅
b
が比 較 的 小
さい た めに局 部
的
圧縮
によ
る塑
性
く さ び が形 成
されや すい場 合
に起
こる。H
が小
さいと
か か り 圧縮
の場 合 と同 様
に，
（
i
）
の よ うに圧縮 分 裂
破 壊
が起
こ り，
また欠
込 深 さh
が少
し大
き くて も，
t
／
T
がO
．
5
よ り大
きい と（
V ）
の よ うに上 部
も割 裂
さ れ る。 こ の割 裂 破 壊
は，
供 試 体 幅
B
が小
さ い と きは垂 直 に割
れ や すいが， その他
一
般 的
に は最 大 主応 力
が生
じ る点
での 主 応 力方 向
が外
側に傾 斜
して い るの で，
まず
こ の方 向
にひ び わ れ が生
じ，次
に く さ び状
の圧縮
すべ り破 壊
一
59
一
と
割 裂 破 壊
が生
じ る もの が多
い。
（
vi
）圧 縮
すべ り破 壊
：加 圧 部 分
が面
の外 側
にす
べ っ て破 壊
するも
の で，
切
欠
部 奥 行
きt
が小
さい場 合
に起
こ り，
（
A
）
の か か り圧
縮
1（
iD
と同
様
な破 壊 を 示
す。（
D ） 腰掛
圧
縮
ブ ラ ケッ トの
破 壊
は蹕
一
2D
の よ う に，h
，／
a
が2
よ り小
さ い と，
ブ
ラ ケ ット
の曲
げ破
壊
的
．
な破 壊
を示
す が（
vii
）
，h2
／
αが3
よ り大
き い と，
破 壊 線
の内 部
へ の くい込
みが 大
きい（
。
ま
た奥 行
きB
が大
きい と破 壊 線
の内 部
へ の くい込
み が大
きく，
軸 力
が大
き い ほど 破 壊 面
は垂
直
に近
く せ ん断
され る（
ix
）
。
ひび わ れが内 部
に くい 込 むよ う
に生
じ る 場合
は，
低
い荷
重
で ひ．
びわ れ が発
生 す る が， こ の時点
で の変 形
はほ と ん ど降伏
性 状 を示 す
に至
らず
， さら
に荷 重
増
大
が見
ら れ た。
今
回 の実 験 範 囲
で は，
かか り圧 縮
のすべ り破 壊
と同 様
な破壊
2、
n【
凵
O■
』
」
■
勾
甲
＼苫
帽
巨 ら o．
氈 o9昼
弄
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．
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60 ←己
繭
5 a騒
3D一 一
一
‘ 「
．
．
一
．
．
．
幽
．
．
．
．
．
邑
．
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1、
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．
．
一
一
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A
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一
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一
一
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一
一
一
一
．
．
一‘
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F
旨
己
1
…
1 2・
．
0 5 0 5 1，
し o〔
淵
b。
←・
d〕
＼因
6 ∈ 臨 1 図一
3
23 哩 56769 H／s か か り 圧縮Pmax
／（a・
T
・
σ，
）−
H
／a
0 0．
1 0．
2 0．
3 0・
4
0．
5 a／B図
一
4
か か り圧 縮P
．ux／（
a・
T
・
σ c）−
a／B
2．
O（
50 じ。
卜・
餌
0 5ロ
0》
＼ × 邸 日 畠i
襟
三
ツ
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ll
・：
潸
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辱5調
9
．
齟
一齟
．
．
・
．
■
ケ・’
屡゜
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’
「
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8
●
●
齟
〜．
5 10 B／a 図一
石か か り圧 縮
P
．
、、X／（α・
T
・
a。
）−
B
／a一 60 一
〔
li
）
はわず
か1
体
に生
じ ただ けであ るが
，
この破 壊
タイ プ
は支
持
点
が加 圧 面 下
にない た めに，主 応 力
の方 向
も異
な り，
極
め て起
こ りに くい こと が わ か る。
2
−3
実 験 耐 力
全
実験 供
試 体
につ い て，
供試 体 形 状 寸 法
，
ひび
わ れ荷
重
Pc，
破 壊 荷 重
P
．，
破
壊
タイ
プ を表
一
1
に示 す
。 そ れ ぞ れ変
化 させ た要 因
によ る影
響を示
す と（
A
）
かか り圧 縮 耐 力
につ い て は，高
さH
を変
化
さ せ た場
合
のPmaX
／（
α・
T
・
σ c）
− H
／
a
曲 線 を 図
一
3
に，
か か り幅
α を変 化
させ た場 合
のP
／
（
α・
T ・
σ。）
−
a
／
B
曲線
を図
一
4
に，全
幅 B
を変 化
さ せ た 場合
のPma
．／（
αIT ・
σ，）
− B
／
a
曲 線 を 図
一
5
に示
す。加 圧 幅 が 小
さ い た め一
様
に圧 縮 さ れてい な い せ いかば
らつ きが 多
く，
傾
向
が定
か で ない が，H
／
α＝
1
の と き は，
加 圧 幅
が大
き く な る と加
圧
面摩
擦
に よる水 平 変 位 拘
束
が影
響
し，高
さの小
さ な 全面
圧縮
試験
の場 合
と同様
に，
母材 圧 縮 強 度
よ り若干
大
き な値
を示
し，．
H
／
a が2
より大 きい場 合
は，
全 面 圧
縮
強
度
と ほ ぼ等
しい値 を 示
し た。 α お よび
B
の変 化
につ い て はlH
が小
さい場 合
を除
けば
，
加 圧 部 近 辺
の境 界
条
件
に よ る弾
性
拘 束状
態 がほと ん ど 同 じ で あ る か ら，
耐 力
は ほ ぼ等
し く，
母 材
の偏
心曲
げ応 力
の影 響
は ほ と ん ど な い。Hawkins
の縁 載 荷
支
圧
強
度 推 定 式
81か ら求
め た値
を図
一3〜
6 中
にプロ ッ ト し た が，板 厚 方 向
の加
圧幅
が適
用 範
囲を起
え て いる た めに実
験 値
よ り や や大
き な値
を示
し，
実験 強 度
は ほ ぼ母
材
強
摩
に等
しい。（
B
）
偏
心圧 縮
た
っ い て は，
図一
6
の よ うにB
が一
定
で あ ると
e
／
B
が大
きく
な る と とも
に耐 力 低 下
が大
．
き い。
これに は，
Niyogi
‘，の研 究
があ
る が，一
方
向 載 荷
の場 合
の補
正 係 数
ne
−
・．
36
〔
・・3
−
S
〕
’
一
・・
949 −
1
・
15
を，
中
心圧 縮 時
の。
，
号
．
。一
・．
42
（
＃
・・）
一
・・
29
〔
（
9
−
・）
・5・
・6
〕
t
に乗
じ た もの を 比較
の た め に図 中に示 し た。
また，
既 往
の研 究
によ る帯 載荷荷
重
に よ る実 験 式
2．
5 02 5 】 Ol 50〔
ど・
ヤ
ε ＼ k 巽 』 n n．
1 0、
2 0．
3 04 0，
5 e ／B図
一
6
偏 心 圧縮P
／（α
・
T
・
σ、
）−
e／B
一
木式ノ （a旨
3 ω、
、
、
、
、
、
、
、
、
、
、
一
木 式 〔a＝
2ωE
I
丶
、
．
−
IMyO91
式、
、
こ、
0
一
5br1一
、
、
o
「
、
、
ゆ、
「
瓶
覗丶
o、
、
、
、
丶
、
（a＝
201 Ha紘 ins式、
、
、
丶
、
六車 欄 本式 ‘1幽
亨 〔a日
30）●
、
、
一
．
t｝亀
、
、
、 て掣こ・
、
1
NLyo9試●
1
且＝
3ωー
こ、
v
ミ遠 〔9二
3‘D
・
贈 翻
、
一
一
一
一
1’
⊥
L
− ＿
・〃
H冨
210．
’
六車・
岡 本 式 〔a≡
20｝ B＝
150const∬
、
1、
ミ、
、
こ1
。
a＝
20一
平均 傾●
旦
＝
30．
．
．
一
一
11
F レ3
．
o T］
図一
7
偏
心支圧強 度のA
，
A
’
0 0 2R
【
u じ・
←・
』一
＼ 図 繭 巨 山o
8
0。
嘉
「
oT
昌
120const．
b二
50”
t＝
120擢
h＝
200π
B＝
45n
〃
六車・
岡 本 式 1識
一
・痂 1 n＝
7．
6圏 ／b−
3．
44 ＋2・
L6
l 「幵
6．
67・
H／b
−
2Pl ＋n・
71 5 10．
15 H／h 図一
8
切欠圧
va
Pma
．
／（b’
T
・
a。）−
H
／b
一
木 博
士の式
1）σc
＝1．
28・
σ6・
t・
塵蹶
六車
・
岡 本 博 士
の式
2） σ，≡0．
84・
σ，・
2’
L研
20（
H ／
α＞1
）
を，CEB
規 定
］51と 同様
に図
一
7
の よ うに， は し あ きc
に等
し い対 称
断
面
に中
心圧 縮 を受
け る もの と してA，
A
’
を算 定
し，
耐 力 を
求
め，
図 中
に示
し た。
実
験耐 力
は，
六車
・
岡 本 式
に近 く，
傾 向
とし て は いず
れ も 同様
な傾 向
を示
し て い る。
この耐 力 低 下
の原 因 と
し ては
，Chen
and
Drucker
の塑 性
理論
に基
づ い た耐 力 推 定
式
川 も あるが，
か か り圧 縮 （
図一
5）
でB
／
αが大
きくなっ て も 耐 力 がほ と ん ど低 下
しない こと を みても
，
は しあ
き の大
き さによ
る加 圧 板 周
辺コ ン ク リー
トの弾 性 拘 束
の影
響
に よる ものと考
え ること ができ る。
（
C
）
全面
お よ び部 分
切欠
圧縮
に つ い て は，
支 圧 面 下
高
さH
を変 化
さ せ た時
のP
．／（
b・T ・
ae）
−
H
／
b
曲 線
を
図一
8
に，
切 欠 奥 行
きt
を変
化 さ せ た時
のPmax ／（
か 毒・
σ 。）
−
t
／
T
曲 線
を図
一
9
に， 切欠 深
さh
を変 化
さ せ た と き のPmax
／（
b’
T
・
σ c）
− h
／
b
曲
線
を図
一
10
に，
また供
試
体 幅
B
を変 化
さ せ た と きのPmax
／（
b’
T
・
σc）
−
AIA
’
曲
線 を 図一
1
ユ に示
す。
H
／
b
の影 響
につ い て は，
同 様
な もの と して表 面 帯 載
荷 実 験
か ら求
め た六車
・
岡本
の式2 ），
Niyogi
の表
E ）が あ る が， これ と 比べ る とH
／
b
に よる影 響
が大 き く
，
傾 向
も や や異
な る（
図
一
8
＞
。
特
にH
／
b；
4
の場 合
に極 端
に小
さ く なっ て い る の は，
表
一
1
の破 壊 形状
か らも分
か る よう に，
ほ か がすべ て加 圧部 分 端
に主 引
張応
力に よ るひ び わ れ が入
り，
その後
圧縮
すべ り破 壊
と割 裂 破 壊
が生
じ ているの に比 し，
こ の場 合
は，
圧縮
すべ り破 壊
による く さ び部
が生
じないま ま割 裂 破 壊
が生
じており，
破 壊
のパ ター
ン が若 干 異
な る。 こ のよ う
な ケー
スは，
実 際
の設 計
で はあ
ま り現
れ ないプ
ロ ポー
ショ ンで あ る だ けに，
注 意
す
る必 要 が あ
ろ う。
t
にっ いては，
前 述
の よ うに2
通
りの破 壊
形式
が現
れ る が，t
が小
さ く，
圧縮 す
べ り破 壊 を起
こす場
合 （
t
／
T
が
お よ そ60
／
120
より小
さ い）
につ いて はt
が大
きい ほ ど，
ま た割 裂 破 壊
を起
こ す場
合 （
t
／
T
が およ
そ6
／
120
よ り大
きい）
はt
が小 さ
いほど
Pmax
／（
b・T ・
σ。）
が大
き く な る（
図一
9
｝
。 これ は，
前 者で は加
圧部 両 側
の壁
の拘 束
と破 壊
が耐 力
に関 与
し，後 者
で は欠 込
ま れた残
りの部
分h ・
（
T −
t
）
の割 裂 が 耐 力
に関
与
する か らと考
え ら れ る。
いず れ も単 位
面 積
比 強 度 は ユ より大
き く， こ の程度
の壁
厚
では，
面 外
偏
心曲
げ に よ る影 響
は，
加 圧 部 分
か ら破
壊
す る ため
にほと ん ど
ないと考
え てよい。
h
につ いては，
全面 切 欠
圧縮
で はh
の影 響 は ほ と ん どな い（
図一
10
）
。B
につ い て は，
表 面
帯状載
荷
し た場 合
の六車
・
岡
本
S），一
木
’〕，
伊 藤
11等
3，
a O O 21
〔
直 二・
蔔｝
＼ 蓋 日 自 o 3．
o ｝0 2 匚
（
瀞
b・
卜・
ρ
｝
＼ 罵 蝿 E 匹 T＝
120Const
．
平 均f
直『1
b≡
5Gρ
H＝
60
び
b二
200 解B
冨
450
”
20
40
60 80 且OO l20 120 L20120
面 函 吼 t／T
図一
9
切 欠 圧
縮
Pma
．／｛b
’
t
’
σ。
｝−
t
／T
0 150 20冂 25D 5（♪ 50 50 50 50 h ／ b図
一
10
切 欠 圧縮
P
。e．／（かr ・
σ。
）−
h
／b
3．
n 02 0【
さ・
卜・
ε ＼ x 霍 叫 o逕
諺
ζ
〆
／1
QC−
L9へ
23 aC−
7，
1二墨ヨ
計
， − 2。… ，⊥
一
⊥
b＝
50げ
半炒 俑 II＝
600配
t邑
L2t） o h＝
20〔） n 且・
5
7
9
11
13
÷
L5D 25t） 350 450 1削 ：f，
図一
11
切欠圧縮P
．
／（かT
・
σc）−
A
／A
’
一
一61 一
0
