グループディスカッション当日の一般的な流れ
1.場所・人数
会議室等を使用。1 グループ 5~8 人位で行われる。
面接官は 2~3 人位。
2.入室
直接会場に案内される場合や、待合室で待って
から会場に案内される場合などがある。
3.課題
社員の方から「課題・制限時間・その他の条件」を伝えられる。
課 題
「○○○について」話し合って下さい。
時 間
30 分
注意点
時間内にまとめて下さい。
最後に発表があります。発表時間は3分です。
机の上にある紙、模造紙、ペン等、室内にあるものは
使用可能です。
※待合室で事前に知らされる場合などもある。
4.ディスカッション開始
面接官の合図によりスタート。
はじめに、司会、書記、タイムキーパー、発表者等の役割を決めても良い。
5.ディスカッション中
課題を時間内に議論し、発表用にまとめる。
模造紙などに書く場合はその時間も考慮する。
面接官は、周囲から観察している。(チェックシートあり)
6.ディスカッション終了
面接官の合図で終了。
その後、課題を議論した結果を発表する。
7.退室
面接官の指示のもと速やかに退室する。
※各企業により、流れや指示などが異なります。臨機応変に対応します。
例えば・・・
地域協働教育推進機構 ① テーブルA
B
C
F
E
D
面 面 面1 地域協働教育推進機構 ②
グループディスカッションのパターンとテーマ例
| 定義づけ(自由討論)
~とは何か? ~をどう思うか? というような、なんらかの定義づけを求められる。 テーマ例 ・働くことの意味とは? ・20 年後に生き残るのは、どういう企業か? ・就職活動における「成功」とは? ・企業人と学生の違いは? ポイント 1. 何について議論するのかを明確にする 2. 出揃ったアイデアを一言にまとめる| 二者択一(是か非か)
A or B、賛成/反対、是/非など 2 つから一つを選ぶ、あるいは 2 つの立場に分かれて あるテーマについて議論する。 テーマ例 ・タイムマシンが出来たら過去へ行くか未来へ行くか ・小学校受験に賛成か反対か ・いまの就職活動のあり方(新卒一括採用)についての是非 ポイント 1. メリット、デメリットを多く出す 2. 根拠を明確にする 3. マトリックスなどで整理する| 問題解決型
何かしらの課題を提示されて、それを解決する最善策を導く議論をする。 テーマ例 ・大学生の英語力を伸ばすのに必要な教育とは? ・シニア層に刺さる SNS とは? ・残業時間を減らすために効果的な施策とは? ポイント 1. 現状を分析する 2. 「あるべき姿」を思い描く 3. 「あるべき姿」と現状の差である課題を出す 4. 課題の解決策を考える| インバスケット(優先順位)
与えられた複数の選択肢の中から 1 つを選ぶ、または選択肢に順位をつけ、その理由をまとめる 議論をする。どれが正解ということはない。 テーマ例 ・無人島、砂漠パターン→どれか〇個選べ、優先順位をつけろ ・例 「あなたは代理で A 店舗の店長になった。A 店舗の店長の机の上には 伝言やメモがあった。どれから処理する?」 ポイント 1. どうして、それを選んだのか 2. なぜ、その順番なのか| ケーススタディ
いくつかの設定条件があり、その目標をクリアするためにメンバー全員で最良の方策を考える。 入社後の会議や戦略構築を行うかのような実践的なディスカッション。資料が用意されるケースもあり。 テーマはマーケティング戦略系が多い。 テーマ例 ①何かを改善するケース ・地方大学が定員割れしないために必要な施策は?2 地域協働教育推進機構 ② 課題とは・・・ 「課題」とはあるべき姿を実現するために 解決すべきこと。課題を解決するための 具体的な手段が「対策(解決策)」 ②何かを拡大するケース ・売上を二倍にする方法を考えよ。 ③アイデアを発案するケース ・新たな業態の店舗を出店することになった。そのための出店戦略を考えよ。 ・鳴子温泉旅館で考えられる新たなコラボ商品を考えよ。