• 検索結果がありません。

試験研究

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "試験研究"

Copied!
18
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)
(2)

1

.研究成果

津高牧場生産和牛の初期成長能力 に関す る基礎分析

粉 本 幸 実 (岡山大学大学院 自然科学研究科) 野 久 保 隆 ・川 畑 昭 洋 (岡山大学農学部附属山陽圏 フィール ド科学センター) 岸 田 芳 朗 ・富 山 雅 光 ・及 川 卓 郎 (岡山大学大学院 自然科学研究科) 目的 岡山大学農学部附属 山陽圏フ ィール ド科学セ ンタ ー津高牧場 は約30年前 に開設 され,現在 まで黒毛和 種 の系統維持や繁殖用雌牛の改良 を行 っている。津 高牧場 で生産 された雌牛 は脂肪交雑基準の育種価 に おいて岡山県 内で最高 にラ ンクされるな ど,高い能 力を持つ個体が作 出されつつある。 しか し, これ ま でに蓄積 された体尺お よび体重の測定記録 は相 当な 数 に達す るが,未だ育種学的検討が加 え られていな い 。 そこで本研究では,津高牧場で測定 された黒毛和 種集団の体尺測定記録お よび体重 の記録 を用いた基 礎分析 を行い,初期成長能力 に関す る現状の把損 と, この能力 に影響 を及ぼす要因について明 らか にす る ことを目的 とした。 材 料 お よび方 法 分析 に用いたデー タは,1976年か ら2005年 までの 30年 間に津 高牧場 で毎 月集積 され た黒 毛和種 集 団 790頭 (雄牛17頭,雌牛382頭,去勢牛391頭) にお ける体尺測定記録お よび体重 の記録 ,合計328回の 記録 を用いたO分析 には岡山大学総合情報基盤セ ン ター 内 の ワー ク ステ ー シ ョ ンで 利 用 可 能 な

S

AS

(1991)を利用 した。分析 に用いた形質は体高 (cm), 十字部 高 (cm),体 長 (cm),胸 探 (cm),胸 幅 (cm),腰角幅 (cm),腕幅 (cm),座骨 幅 (cm), 尻長 (cm),胸囲 (cm)お よび管 囲 (cm),そ して 体重 (kg),一 日平均増体量 (kg/day)お よび離乳 後増体量 (kg/day)の計14形質である。 分散分析 は以下の統計モデルを用いた。 yl,hLmnoPq-P+

B

l+

D

,+

X

k+Yl+(Sm)+

M

n +Ho+Rp+(BIXD,)+(

YI

X Sm) +b164,JkLmnopq-A) +b264Z,klmnoPq-A)2+el,・klmnoPq ここで,yi,hLmnobq-各形質の観測値, p-各形質の集 団平均,Bl-i番 目の種雄牛の母数効果,D,=j番 目 の種雌牛 の母数効果

,X

k

-k

番 目の性 の母数効果, Yl-l番 目の出生年の母数効果, Sm-m番 目の出生 季節の母数効果 (出生月 に有意がみ られない場合 に モデルに加 える),Mn

‡n

番 目の出生月の母数効果,

H

0- 0番 目の除角の有無 に関す る母数効果

,R

p=

9

番 目の鼻環装着 に関す る母数効果,BiXD,

-i

番 目 の種 雄牛 とj番 目の種雌牛 の交互作用,YIX Sm=l 番 目の出生年 とm番 目の出生季節の交互作用,bl, b2-1次お よび2次の偏 回帰係数,AljkLmnoPq-産次数 お よび測定時 日齢 の共変量,AL=産次数お よび測定 時 日齢の共変量の平均, e,Jhlmnopq-変量残差である。 結果 お よび考 察 表1に3ケ月齢時の形質に対す る基本統計量 を示 す。体尺測定形質お よび体重において,ば らつ きを 示す変動係数が0.05か ら0.19の範 囲内であることか ら,体尺測定形質お よび体重 において特 に大 きなば らつ きはみ られなかった。 表 2は 8ケ月齢時の形質に対す る基本統計量であ る。 3ケ月齢時 と比べ,十字部高 を除いたすべ ての 形質で標準偏差 は大 きな値 を示 した。 しか し,変動 係数 は0.04か ら0.14の範 囲内であることか ら, 3ケ 月齢時 と同様 にば らつ きが小 さいことが示 された。 表3に3ケ月齢時の形 質 に対 す る有意水 準 を示 す。種雄牛の効果 はすべ ての形質において有意性が み られた。 また,種雌牛の効果は胸幅 を除 くすべ て の形質で有意性がみ られた。屠体形質 に対 して両親 の影響 は大 きい こ とが報告 されてお り (Casasと Cundiff,2003),本研究 における体尺測定形質お よ び体重の形質について も同様の傾 向がみ られた。 ま た,脂肪交雑 において去勢牛の方が雌牛 よ り優 れて い る とい う性 の効 果 が報告 され てい る (Parkら, 岡山大農セ ンター報告 No28 2006 9

(3)

表1 3ケ月齢時の形質 に対 する基本統計量 (∩-697) 形質 体 高 十字部高 体長 胸深 胸幅 腰角幅 平均

(

c

m)

84.4 88.5 81.9 36・8 21・5 21・4 標準偏差

(

c

m)

4.44 4.67 6.33 2L55 2・86 1165 変動係数 0.05 0.05 0.08 0.07 0.13 0.08 騰幅 座骨幅 尻長 胸 囲 管 圃 体重 14.7 28.3 99.0 11.7 81.31' 1.54 1,95 6.54 0.85 15.401、 0.10 0.07 0.07 0.07 0.19 1)単位はkg 表2 8ケ月齢時の形質に対す る基本統計量 (∩-688) 形質 体高 十字部高 体長 胸深 胸幅 腰角幅 平均

(

c

m)

107.1 標準偏差

(

c

m)

4.69 変動係数 0.04 109.0 115.1 4.59 6.63 0.04 0.06 52.0 32.8 33.4 3.24 4.34 2.21 0.06 0.13 0.07 腰 幅 座骨幅 尻長 胸 囲 管囲 体重 21.3 39.0 1.79 2.49 0.08 0.06 140.0 14.6 226.711 7.50 1.00 3I.391' 0.05 0.07 0.14 1)単位はkg 表3 3ケ月齢時の形質に対 する有意水準'' W'H HH BL CD CW HW TW PBW RL HG CC BW SIR

*

**

*

* *

DAM SIRxDAM SEX BY BM BS BYxBS DEH PARIIL

NS

NS NS NS NS NS

NS

NS NS

NS

NS

NS

*

*

NS

* *

*

* * *

* * *

*

**

**

*

* *

*

** NS

*

*

**

*

*

*

NS NS

*

*

*

*

**

**

*

**

*

*

*

*

*

NS NS NS NS NS

NS NS

NS

NS NS

NS

PARE-Q

*

*

**

*

**

*

*

NS

*

*

**

*

*

ADM-L

*

*

**

*

**

*

**

*

**

*

**

*

*

NS NS

NS NS

NS

*

NS NS NS NS NS

NS

NS

NS NS

NS

*

NS NS NS NS NS

*

*

*

*

*

*

*

*

*

*

NS NS

NS NS

NS

NS NS

NS

*

*

**

*

**

*

**

*

*

*

*

**

*

**

*

**

*

*

NS

S S S S S S S S N N N N N N N N 1)

*

*

*

:

P<0.00

1

,

*

*

:

P<0.0

1

,

*

:

P<0.05,NS:Notsigni丘cant. (略号)wH:体高,HH:十字部高,BL:体長,CD:胸深,CW :胸幅,HW ニ腰角幅, TW :膿幅,PBW :座骨幅,RL:尻長,HG:胸囲,CC:管囲,BW :体重, DG:一日平均増体量.

SIR:種雄牛,DAM :檀雌牛,SEX:性,BY:出生年,BM :出生月,BS:出生季節, DEH:除角,NOR:鼻環装着,PARI-L:産次数の 1次回帰, pARI-Q:産次数の 2次回帰,ADM-L:測定時日齢の 1次回帰. 2002)。 本 研 究 にお け る性 の 効 果 はす べ て の 形 質 で 差 が 影 響 して い る こ とが 示 唆 され た。 除 角 の効 果 は 有 意性 が み られ ,去 勢 牛 の 方 が雌 牛 よ り大 きい とい すべ て の形 質 にお い て有 意性 が み られ なか った。 除 う結 果 か ら,体 尺 測 定 形 質 お よび体 重 に対 して も性 角 は子 牛市 場 に出荷 を行 わ ない繁 殖 候 補 雌 牛 お よび 10 岡山大農 セ ンター報告 No282006

(4)

肥育牛 に対 して行 う成長初期における表現型選抜 に 骨幅お よび一 日平均増体量 を除 くすべての形質にお あた り,本研究結果 より, 3ケ月齢時には選抜の影 いて有意性がみ られた。 響はないと考えられる。産次数の 1次回帰の効果は 表4に8ケ月齢時の形質に対する有意水準 を示 し 胸深,騰幅お よび一 日平均増体量 を除 くすべての形 てある。種雄牛の効果はすべての形質に対 して有意 質において有意性がみ られ, 2次回帰では胸深,座 性がみ られた。種雌牛の効果は胸幅を除 くすべての 表

4 8

ケ月齢時の形質に対する有意水準り WH HH BL CD CW HW TW PBW RL HG CC BW DG PWG SIR

*

* * *

**

*

**

*

***

*

* * *

*

**

*

* * * * *

DAM

*

*

**

*

**

*

**

*

*

NS

*

*

**

*

**

* **

*

**

*

**

*

**

**

*

*

SIRxDAM NS NS NS

*

*

*

NS NS

*

*

NS NS

*

*

NS

*

*

NS

*

*

SEX

*

*

**

*

**

*

**

*

**

*

*

NS

*

*

**

**

*

**

*

**

*

**

*

**

*

**

*

*

BY NS

*

*

**

*

**

*

*

NS

*

*

**

*

**

*

*

NS NS

*

*

**

*

**

*

**

*

*

BM NS NS

*

NS NS NS

* *

*

NS NS NS NS NS BS NS NS - NS NS NS

NS NS NS NS NS BYxBS NS NS NS

*

*

*

NS

*

*

NS NS NS NS NS NS NS DEH

*

* *

*

NS NS NS NS NS NS NS NS

*

* * *

NOR NS NS NS NS NS NS NS NS NS NS NS NS NS PARI-L

*

*

*

NS NS NS NS NS NS NS

*

*

**

*

*

NS

*

*

*

NS PARIIQ

*

*

***

*

**

*

NS

**

*

*

NS

*

*

**

*

*

NS

*

*

*

NS ADM-L

*

*

**

*

**

*

**

*

**

*

**

*

**

*

**

*

**

*

**

*

**

**

*

*

NS NS NS NS

*

NS NS NS NS 1)

*

*

*

:

P<0.00

1

,

*

*

:

P<0.0

1

,

*

:

P<0.05,NS:Notsigni五cant

,-:

Notestimated. (略号)W打:体 高,HH:十字 部高,BL:体長,CD:胸深,CW :胸 幅,HWこ腰角幅,TW :膿 幅, PBW :座骨幅,RL:尻 長,HG:胸 囲,CC:管 困,BW :体 重,DG:一 日平均増体量, PWG:離乳後一 日平均増体量.

SIR :種 雄牛,DAM :種 雌牛,SEX:性,BY:出生年,BM :出生 月,BS:出生季節,

DEH:除角,NOR:鼻環装着,PARI-L:産次 数の1次 回帰,PARI-Q:産次数 の2次 回帰,

ADM-L:測定時 日齢 の1次 回帰 . 形質に対 して有意性がみ られた。 また,性の効果 も 腰角幅を除 き,すべての形質に対 して有意性がみ ら れた。子牛の出荷時期 にあたる8ケ月齢時の形質に ついて も3ケ月齢時 と同様の傾向がみ られた。また, 3ケ月齢時における除角の効果に有意性 はみ られな かったが, 8ケ月齢時には体高,十字部高,管 囲, 体重,一日平均増体量お よび離乳後増体量で有意性 がみ られた。本研究の対象個体では除角の有無 によ り保留個体 と売却個体が分かれるので,給餌飼料が 異なっている

。Gi

l

be

rtら

(

1

9

9

3

)

は離乳後

1

6

8

日目に おける飼料の影響 は離乳時 よ りも大 きい と報告 して お り,本研究において,離乳時期 にあたる3ケ月齢 時 より8ケ月齢時において飼料の影響が現れ,表現 型選抜 にあたる除角の効果で有意性がみ られた と考 えられる。産次数の効果は1次回帰では体高,尻長, 胸囲お よび体重に対 して有意性がみ られ, 2次回帰 では体高,十字部高,体長,胸深 ,腰角幅,院幅, 尻長,胸囲および体重に対 して有意性がみ られた。 図1に 3ケ月齢時お よび 8ケ月齢時の体高お よび 体長に対 してあてはめた産次数の 2次回帰 曲線 を示 す。 3ケ月齢時の体高は, 5産 目に最大 とな り8産 目に初産 と同程度 となる山型の傾向を示 した。また, 8ケ月齢時の体高は 4産 目に最大 とな り6度 日に初 産 と同程度 となる山型の傾向を示 した。 8ケ月齢時 の体高は3ケ月齢時 と同様の傾向がみ られ,体高に 対する産次数の影響 は月齢 を重ねて も大 きな変化は ない と考えられる。 3ケ月齢時の体長において, 4産 巨=こ最大 とな り 8産 目に初産 と同程度 となる山型の傾 向を示 した。 しか し, 8ケ月齢 時の体長は3ケ月齢時 と異 な り, 初産に最大 となる右肩下が りの傾向を示 した。また, 8ケ月齢時の体長 は3ケ月齢時の体長に比べ傾 きが 小 さく,体長に対す る産次数の影響 は月齢 を重ねる ことにより小 さ くなると考えられる。 体高 と体長 を比較すると, 3ケ月齢時では,体長 において高産次での傾 きが大 きく, 8ケ月齢時では 岡山大農セ ンター報告 No28 2006 11

(5)

( ∈ 3 ) 推 せ 崎 と 娼 日 直 毒 y 4 C (⊆ 。) 伸 せ 岬 土 鵜 日 直 釜 町 ・ 4 9

5

0

9

9

5

0

5

8

8

7

0

5 10 15 産次数 5 0 5 0 Lr) 1 0 0 9 0 5 10 15 産次数 (E u) 岬 せ 岬 + ) 鵜

日直

蛮 y ・q M 5 0 5 9 9 8

0

5 0

8

7 7 5 5 5 5 5 5 5 4 3 2 1 0 9 8 .l l .1 1 1 (u J 3 )略 せ 岬 と SF ‖ -盤 毒 y J y g 0 5 10 15 産次数 図1 3ケ月齢時および8ケ月齢時の体高および体長に対する産次数の影響 体高 において傾 きが大 きい傾向が示 された。出荷時 の子牛の形質は生産上重要であ り, 3ケ月齢時 よ り も出荷時期にあたる8ケ月齢時の方が より子牛の生 産に対 して重要性が高い と考 えられる。したがって, 8ケ月齢時の形質に対す る産次数の影響 を考慮す る と,体高 は 6産 目に初産 と同程度の値 を示 し,体長 は初産に最大値 を示 しているが傾 きが小 さ く, 8ケ 月齢時においては体高の方が産次数の影響が大 きい と考え られる。以上の ことか ら, 6産 目の産次 を一 つ の 目安 とした吏新基準 が提 案で きる と考 え られ る。 ま とめ 多 くの体尺測定形質 に対 して種雄牛,種雌牛お よ び性 の効果 は有意性 を示 し両親お よび性別の違いが 影響することが示唆 された。 また

, 8

ケ月齢時の形 質 に対 す る除角 の効 果 にい くつ か有 意性 がみ られ た。除角 は成長初期 における表現型選抜 にあたるの で,選抜 の影響が作用 した と考え られる。一方,チ 牛の生産上,出荷時期 にあたる8ケ月齢時の形質は 重要性が高い と考えられ, 8ケ月齢時の形質に対す る産次数の影響 を考慮す ると, 6産 目を一つの基準 12 岡山大農セ ンター報告 No.28 2006 として利用で きることが示 された。 参考文 献 Casas,E.andCundif

f

,

LV.2003.Maternalgrandsire,

granddam,andsirebreedeffectsongrowthand carcasstraitsofcrossbredcattle.∫.Anim.S°i. 81:904-911.

Gilber

t

,

R.P.,Bailey,D.R.andShannon,N.H.1993. Linearbodymeasurementsofcattlebeforeand after20yearsofselectionforpostweaminggalれ whenfedtwodifferentdiets.J.An im.Sci.71・.17121 1720.

扇元啓司,角 田幸雄,永村武美,三上仁志,尭地敏

樹,矢野秀雄,渡連誠喜,中井裕.2000.新畜産ハ

ン ドブ ック.

Park,G.B"Moon,S.S.,Ko,Y.D.,Ha,J.K,Lee,J.

G"Chang,H.H.andJoo,S.T.2002.Influenceof slaughterweightandsexonyieldandquality gradesofHanwoo(Koreannativeca仕le)carcasses. J.anim.S°i.80:129-136.

SAS (1991)Statisticalanalysissystem.SASinstitute

,

(6)

サ トイモ における親イモの種 イモへ の活用

山奥

隆 ・酒 井 富 美 子 (農学部附属山陽圏フィール ド科学センター) 吉 野 畢 道 ・黒 田 俊 郎 目的 サ トイモ は当セ ンターの作 目と して は重 要 な もの の ひ とつであ る。従 来のサ トイモ栽培 で は,種 イモ として孫 イモ を使用 して きた。 また収穫 物 の 中で親 イモ は商品価値 が低 く, 大半 を廃 棄せ ざるを得 なか った。 そ こで この親 イモ を翌年 の種 イモ と して活用 で きれ ば種 イモの コス トを削減 で きるの と同時 に販 売用孫 イモの増収 につ なが る と考 え,圃場 試験 を行 った。 本研 究 では,親 イモ を種 イモ として栽培試験 を行 って収 量性 に検 討 を加 え,親 イモ活用 の利 点 を明 ら か に しようとす る。 材料 と方法 栽培 試験 は2000年 か ら2005年 の6年 間行 い,試験 区は親 イモ を種 イモ とす るT区 と,対照 として孫 イ モ を種 イモ とす るC区 を設定 した。 また,2003年∼ (岡山大学大学院自然科学研究科) 2005年 の3年 間は,子頭 (コガ シラ) を種 イモ とす るK区 を設 定 した。 T区 で は前 年 産 親 イモ を4分 割 し種 イモ と した。 栽培概 要 は6年 間 ともほほ同様 であ るが,2005年の 例 を第1表 に示 した。 試験 区は西2号 (2000年)西 1号 (2001年)西3号 (2002年)西5号 (2003年) 西2号 (2004年) 西1号 (2005年) に設 定 したが, いず れ も通常栽培 (10a程 度) の圃場 内であ る。 種 イモ は孫 イモ重 1個60-100gで形状 が良好 な も の を選 別 して使用 し,子頭 イモ重 は1個80-150g, 親 イモ垂 は4分 割 して1個 を110-175gと した。 各 区 とも腐敗 防 止の ため種 イモ を石灰 で粉 表 した。 地上部調査 と して2000年6月9日か ら7月7日の 1か月 間,1週毎 に主葉柄 長 と副葉柄数 を測定 した。 収量調 査 は各 区10個体 の 1株 当た りの親 イモ重 ・イ モ数 ・イモ重 を測 定 した (イモ重20g以上 を対象)0 第1表 サ トイモの栽培概要 (2005年) 圃 場 西 1号 試験面積

C

区115.5m2(150株)

T

区115.5m2(150株)

K

区115.5m2(150株) 品 種 エグイモ 基 肥 N21.3 P20 5 8.0 K2017.0(kg/10a) 施 肥 量 N28.0 P20524.7 K2023.7(kg/10a) 植 密 度 畦幅100cm 株 間80cm 種 イ モ 孫 イモ重 60-100g (C区) 親イモ垂110-175g 親イモを4分割 石灰 に粉衣

(

T

区) 子頭イモ重 80-150g

(

K

区) 区覆土深 15-20cm 結果 両 区 とも栽植後 の腐敗 は少 な く,萌芽 率 は95%以 上であ った。主葉柄 長 と副葉柄 数 の初期 生育調査 で は有意 な差異 はなか った (第

1

図 ・第

2

図)。 収量構 成要素 を検討す る と, (1)平均 イモ量 と平均 親 イモ重 に年次変動が見 られ た。 (2)各 年 のC区 とK区 ・T区の1株 イモ量 で は有意 な差異 はなか った (第3図)0 (3)各年 のC区 とT区の平均親 イモ重 も有 意 な差異 はなか った (第

4

図)。 な どの傾 向が認 め られた。 岡山大農セ ンター報告 No28 2006 13

(7)

第2表 主葉柄長の推移 平均主葉柄長 月日 C区 で区 6/9 14.6 13.9 6/13 22.9 1&7 6/23 32.8 28.0 6/30 42.3 35.5 7/7 52.3 50.5 標準偏差 C区 丁区 3.6 5,3 5.1 5.7 5.6 6.3 6.4 7.8 6.3 7.8 70 60 50 40 3ロ 20 10 0 6/9 6/16 6/23 6/30 7/7 第1図 主葉柄長の推移 (2000年) 第4表 1株 イモ重 COOTOOCOITOICG2TO2CO3TO3KO3ccI4TO4KO4CO5TO5KO5 20OO年2001年2002年2003年2004年2005年 第 3 図 1 株芋重の比較 14 岡山大農センター報告No282006 第 3 表副葉柄数の推移 平均副葉柄数 標準偏差 月日 C区 丁区 C区 で区 6/9 0.5 0.2 0.8 0.4 6/13 0.5 0.7 0.8 1.3 6/23 0.5 0.9 0.8 1.7 6/30 1,1 1.3 0.9 1.8 7/7 2.6 1.9 1.1 1.7 6/9 6/16 6/23 6/30 7/T 第2図 副葉柄数の推移 (2000年) 第5表 1株親 イモ重 鞘 膜 一慧㌫霊11霊霊--69 鞘 悪 霊----80 10688---1--7--7-3868 0 0 1 1 2 2 3 3 4 4 5 5 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 C T C T C T C T C T C T O 1 2 3 4 5 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 nU 0 2 2 2 2 2 2 COOTOOColTOiCO2TO2CO3TO3L104TO4CO5TO5 2000年2001年2002年2003年2004年2005年 第 4 図 1 株親芋重の比較

(8)

考察 親 イモを分割 して植 え付 けを行 なったが,分割 に 要す る労力的な問題 はない。発芽率が良好であった 一因 として,石灰 に粉衣す ることで親 イモの腐敗 を 抑えた もの と思われる。親 イモ を種 イモ として使用 で きれば従来の種 イモの孫 イモ1200個分 を販売 に回 す ことがで き,約3万円の増収 となる。

6

年間の収量調査の結果か らも

C

区 と

T

区の差異 は認め られないことか ら,親イモ を種 イとして十分 利用で きる と思われる。 また2003年か ら設定 した子頭 イモを種 イモ とす る

K

区における収量調査結果か らもこれ ら

3

区の間に は差異 は認め られなかった。 この とか ら子頭 イモ も また種 イモ として十分利用で きることが明 らかにな った。 以上の ように,サ トイモにおける親 イモお よび子 頭 イモの種 イモ- の活用 は増収対策 とコス ト削減の 点か ら極めて有効 と思 われ,今後の運営 に活用 した い 。 2004年 は親 イモ を種 イモ として栽培面積 の3割 を,2005年 は親 イモ と子頭 イモ を種 イモ として5割 使用 している。 参考 文献 山奥 隆 ・酒井冨美子 (2005)クロ ッピングシステ ム部 門耕種概 要,岡山大学農学部セ ンター報告, 27,29-41. 岡山大農セ ンター報告 No28 2006 15

(9)

中国へ導入 した岡山大学方式合鴨農法の技術的検証 と評価

- 0

日齢 ヒナの生存率 と水田雑草の植生について一

岸 田 芳 朗 (岡山大学大学院) ・陳 少 峰 (中国山華農業科技開発会社) ・陳 亮 (中国山草農業科技開発会社)

培 華 (中国淀太克有限公司) ・丘 栄 偉 (中国興化市人民政府) 緒 言 農薬 と化学肥料 を使用 しない有機農業のひとつ と しての合鴨農法 (合鴨 ;アイガモ ・アヒルなど水禽 演)が, 日本国内で普及 し始めて16年 を経過 した。 この農業生産 システムは水 田内における草や虫の生 物相 を,そ して,水稲 と水稲の株間の未利用空間を, それぞれ農業資源 として位置づけた ところに大 きな 特徴がある。すなわち,この農法は水 田内を水禽類 の飼育の場 として とらえ, これまで農薬によって駆 除 して きた草や虫 を雑食性 であ る鴨の補助飼料 と し,排せつ される糞尿 を化学肥料の代 わ りに活用 し なが ら,米 と鴨肉を同時 に生産す る総合技術 であ る。 これ まで合鴨農法の研究において,水田内におけ る鴨の行動によって草 と虫の発生が抑制 されている ことや (高田 ・内田 ら,1993),その排せつ糞尿が 養分供給源 とな り,水稲の生育相 を改善 し生産性 を 向上 させていることが明 らかにされて きた (高田 ・ 内田 ら,1993)。そ して,水 田生態系 内で養分の循 環 を図るため,空中にある窒素ガスを固定する能力 の高い水生 シダ植物 アゾラを導入す るこ とによっ て,合鴨農法はより持続可能な生産 システムとして 位置づけ られた (岸田 ・宇都宮,1998;岸 田・岡崎,

1999;Kishida.Y,1999;岸田・益田,2000)。 この様 な合鴨農法であるが,依然 として生産現場 で解決 されていない大 きな技術問題が2つ存在 した。 ひとつはカモを水田内で成熟体重 まで仕上げる飼育 管理 システムである。通常,農家 は水稲 の出穂時に 水 田か らカモを引 き上げ,違 う場所で本格的に飼育 している。そのため,イタチやキツネなどの外敵か らカモを保護で きる飼育場所の選定やエサや りなど 精神的に も労力的にも大 きな負担 を背負 い,かつ, カモの長期飼育のためエサ代の高騰が経営 を圧迫 し ている。 これまでの研究成果によれば,水 田放飼 し た家鴨類の成長 と産肉能力 を高める基準 を20週齢 と してお り (Ekuremら,1996),水稲栽培 と同時に水 16 岡山大農セ ンター報告 No。28 2006 田内においてカモを成熟体重 まで仕上げる検討 は全 くされてこなかった。 残 りの問題はヒナの育雛管理の省力化である。一 般的に,農家 は醇化場か ら到着 したヒナを保温 しな が ら育離 し, 7日∼14日齢頃まで水慣 らしをさせた 後に水 田へ放飼 している。歴史的に水禽類の飼育経 験のない稲作 農家にとって, ヒナの育雛 は非常 に労 力 を必要 とす る管理作業 となっている。一般的に農 家はこの管理の煩わ しさを省 くために,水田外 にあ る育雛小屋 に水場 を設け,自由にヒナが水浴び出来 るようにしている。 しか し,この様な条件では水浴 びをしないヒナ も出て,十分な羽繕いも行わな くな り,羽毛の乾 きも悪 くなる。 したがって,水田へ放 飼直後の ヒナが体温 を奪われ多 く溺死することによ って,農家 は経済的な痛手 を受けることになる。 こ れまでの研究成果によればアイガモヒナは体温調節 機能を 8日∼14日齢で獲得するとし,その時期 を適 正な放飼 日齢 としてお り (魂 ・高山ら,2003),農家 の育雛管理 における技術的な問題は未解決のままで あった。 1994年か ら岡山大学農学部附属 山陽圏フィール ド 科学セ ンターでは, この様な生産現場における技術 的な問題 を解決 し,新 しい生産 システムを開発する 研究に取 り組んで きた。その結果,カモによる水稲 の穂 を食害するメカニズムを明 らかにし,出穂後 も 水 田内でカモ飼育 を可能にする生産 システムを開発 した。 さらに,1998年か ら水禽類の 0日齢 ヒナの耐 水性の検討に入 り,醇化直後の 0日齢 ヒナの浮力性 と体温変化に関するメカニズムを明 らかにし, 0日 齢 ヒナ放飼 システム も開発 した。そ して,2004年に は生産現場か らの要請によ り,岡山県北部の寒冷地 帯にある農家の水 田で現地試験 を行い,カモの 0日 齢 ヒナ放飼が合鴨農法 に適 しているこ とを実証 し た。現在,この岡H」大学方式 と呼ばれる 0日齢 ヒナ 放飼 (駒井,2004) を行い,かつ,水稲の出穂後 も 水田内でカモを成熟体重 まで仕上げる技術が,岡山

(10)

県を中心 に農家へ普及 し,全国的に波及 し始めてい る。 しか し

,2

つの生産 システムを開発 したが,水 田面積30a以上の大面積 における技術 的実証が課題 として残 されていた。 その様な矢先,2005年12月に新 聞で合鴨農法にお ける岡山大学方式の記事 を見た中国人 ・張培華 さん か ら,中国江蘇省興化市で合鴨農法のプロジェク ト 事業の要請 を受けた。その興化市 は揚子江 と准川 と の間に位置 し,中国で も有数の農業地帯である。そ こには広々として平野部に拡がる13万haの農地があ り,米 ・綿花 ・菜種 などを中心 に多 くの作物が栽培 されている。中で も米は110万 トンの生産量 を誇 っ ている。大規模 な水稲の生産地帯で実証試験 を計画 していた当研究室の方向性 と,合成化学農薬 と化学 肥料 を使わない農業生産を導入 しようとする中国側 との計画が一致 した。 そこで,本研究ではこれまで開発 して きた岡山」大 学方式合鴨農法を興化市の農村地帯に事業 として導 入 し,その技術的検証 と評価 を行 った。本報告では 0日齢 ヒナの生存率 と水 田雑草の植生か ら検討 を加 えた。 材料 と方 法 2006年4月か ら11月にかけて,本報告に関す る事 業 を実施 した。水稲 は現地で 「陽光」 と呼ばれてい る品種 と中国在来種 「楊輯梗

7

号」の成宙 を用い, 6月20日∼23日に陽光を, 6月25日∼27日に楊幅梗 7号 を,株間 と条間を30cmX28cmとしてそれぞれ 手植 え した。 1株当た り栽植本数は,苗の数が不足 した陽光で 1本,問題のなかった楊輯梗7号で3本 と した。水稲栽培では,有機質肥料 と農薬 も化学肥料 も一切使用せず,9月8日にカモを引 き上げるまで, 間断湛水 もせずに常時湛水状態 を維持 した。水稲酉 を移植 して10日前後に水田へ,現地で 「泰麻鴨」 と 呼ばれている 0日齢 ヒナを放飼 した。外敵対策 とし て支柱用 に切断 した竹 を利用 し,水田の畦にお よそ 70cmの高さで漁網 を囲った。事前調査 で外敵 と考 えられた動物 は,野犬,ヘ ビ,ハ リネズ ミなどであ ったが,カモへの被害はない と判断 し,電柵 ネ ット を導入 しなかった。 水田面積 と0日齢 ヒナの放飼羽数 第1表に検証試験 を行 った水 田面積 とカモの 0日 齢 ヒナ放飼羽数を示す。同 じ農場内にあ りそれぞれ 隣接 した水 田は17筆で,総面積は691aであった。水 田面積の内訳 は,20-29aが 6筆,33-35aが 3筆, 41-45aが 5筆,59aが 1筆,81-87aが 2筆であっ た。水 田面積10a当た りカモの放飼羽数は,11筆の 水田で33-39羽,3筆で40-4]羽,2筆で63-66羽, 1筆で

7

7羽 とした。 日本 における合鴨農家の

1

0

a

当 た りヒナの平均的な放飼羽数に比べ

,1

0-20羽多 く した。 なお,当初

1

0

a

当た りヒナの放飼羽数 を50羽 に計画 した。 しか し,酵化業者のヒナ供給体制が十 分 でないため,水 田- の放飼羽数 に増減が発生 し た。 第 1表 水田面積と放飼羽数 水田 面積 放飼 10a当たり 番号 (a) 稔羽数 放飼羽数 1 35 140 40 2 33 110 3 20 70 4 41 140 5 41 140 6 43 150 7 59 200 8 20 71 9 26 91 10 87 311 11 81 310 12 27 209 13 41 268 14 29 191 15 34 133 16 29 119 17 45 184 3 5 4 4 5 4 5 5 6 00 7 3 6 9 1 1 3 3 3 3 3 3 3 3 3 3 7 6 6 3 4 4 計 691 2837 42♯ 備考 :*は10a当たり放飼羽数の平均値を示す。 休息小屋 の広 さはカモ 1匹当た り500cm2とした。 カモに対す るエサの給与量は,当研究室の給与量を 基準 とした。 1筆 当た りの放飼羽数が多いため,塞 準量 に20%増量 し,朝夕の 2回に分けて給与 した。 水田への 0日齢 ヒナの放飼は3回に分けて行い, 7 月 1日に1,300羽, 7日に1,299羽,15日に300羽をそ れぞれ放飼 した。 7月 1日の第 1回 目の放飼 と観察 は岸田を中心 に,第2 ・3回目は現地担当者がそれ ぞれ実施 した。 なお, 7月 1日に1,300羽 を水田へ 導入 した ときは,土砂降 りの最悪の条件で 0日齢 ヒ ナを放飼 した。 1号水田では 「コ-ィ,コ-イ」 と 声 をかけヒナを誘導 しなが ら泳がせて水田内を一周 させ, 2号水田では休息小屋の一番反対側 までヒナ 岡山大農セ ンター報 告 No28 20(光 17

(11)

を誘導 した後 に,小屋か ら再び声 をかけ呼び戻 した。 可能 な限 り,他 の水 田の小屋 で も同様 な方法で ヒナ の誘導 を した。 0日齢 ヒナの生存率 は,放飼 した 日 か ら5日間継続 して死亡 した ヒナの数 を調査 し,総 放飼羽数で除 して求めた。 なお, 7月1日に放飼 し て死亡 した 0日齢 ヒナに限って,その原因について の調査 を実施 した。 水田雑草の植生 9月21日に残存雑草 が 目視 された水 田番号 1 ・ 2 ・7・11・13・15・16について,移植 された 4条 ずつ を最小単位 とし,水 田全域の畦の端か ら端 まで 順番 に往復 しなが ら植生調査 を行 った。 ヒエについ ては水稲 の株の中に発生 しているかそ うでないか に ついて も分類 し,株当た りの茎数 と一番高い茎 に限 定 して草丈 を調査 した。なお, コナギが観察 された 11号水 田で, コナギの植生 について調査 した。 結 果 と考 察 1.放飼 した 0日齢 ヒナの生存率 第 2表に放飼 したヒナの死亡数 と生存率 を示す。 第2表 放飼 した0日齢 ヒナの死亡羽数と生存率 放 飼 後 日 数 放飼 日 初 日 2日目 3日目 4日目 5日日 生存率 (羽) (羽) (羽) (羽) (羽) (%) 7月 1日 2 6 25 18 5 95.7 7月 6日 - 18 21 19 1 95.5 7月15日 35 21 5 15 14 70.0 備 考 :7月6日の初日は僻化業者が停電で僻化しなかっ た卵を手で割ったヒナも含まれていたため,死亡 したヒナを調査対象外とした。 7月1日に放飼 した 0日齢 ヒナの死亡羽数 は,初 日に2羽 と少 な く, 3日目か ら4日目に25羽 と18羽 と多 くな り

, 5

日目に

5

羽 と少な くなった。死亡の 原因は,初 日が息小屋 で団子状 に重 な り合 った ヒナ の群 れの下で圧死, 2日目に外敵防止用の漁網の大 きな編み 目に首 をひっかけた ことによる窒息死や激 しい雨の影響 を受けての衰弱 による溺死, 3日目に ヒナの羽毛に付着 した泥の重 さで水 たま りか ら脱 出 で きなか ったための衰弱 による溺死 , 4日目も 3日 目の影響 を受けた と考 えられる衰弱死

, 5

日目も衰 弱死であった。休息小屋前 に泥の水 た ま りが発生 し た理 由は,水 田の水管理の担 当者が慣行農法 に した が って落水 したことと,小屋 を設置す る ときに前の 土 を取 り除 き深場 になっていたことによる人為的な 18岡山大農セ ンター報告 No28 2006 ミスが連動 した もの と考 え られる。 しか し, 7月 1 日の第1回 目 0日齢 ヒナ放飼の生存率は, ネッ トの 事故死 と人為 的な ミスの死亡羽数 を含めて も95.7% と高か った。 7月6日に放飼 した 0日齢 ヒナの死亡羽数は,第 1回 目に比べ 2日目に多 くな り3日目以降は同様 な 傾向を示 した。死亡原因については,圧死や衰弱 に よる溺死 と推察 される状況が多 く観察 された。 しか し,第2回 目も7月 1日に放飼 した 0日齢 ヒナ と同 様 に生存率は95.5% と高かった。 7月15日に放飼 した 0日齢 ヒナの死亡羽数は, こ れまでの放飼 ヒナ と異 な り,初 日に35羽 と最 も多 く 2日目に も21羽, 3日目に 5羽 と少 な くな り, 4・ 5日削こ14羽前後 となった。 3回の 0日齢 ヒナを放 飼 した中で,一番多 い90羽の ヒナが死 亡 した。第 1・2回 目の放飼 した ヒナに比べ,発育不良 と思わ れる小 さな個体が多かった ことが原因 として考 えら れる。その影響 もあ り,生存率は70% と 3回に分 け て放飼 した中で一番低 い結果 になった。 この第3回 目の ヒナの導入 は,それぞれの水 田で死亡 した ヒナ の補充 を行 う目的で放飼 した ものであった。

2.

水 田雑草の植生 第 3表 にヒエの植生状況 について示す。17筆の水 田で 目視 に よる雑草 が観察 されたの は7筆 で あ っ た。11号水 田におけるヒエの雑草の残存数が123株 と顕著 に多 く,次 いで16号水 田が31株 で あ った。 1・2 ・7 ・13・15号水 田は,11・16号水 田に比べ 1- 5株 と著 しく少 なかった。 1・2号水 田では水 稲株以外の条 間 と株 間の空 間に, ヒエは 1株 も観察 されなかった。 1株 当た り平均茎数は16号水 田が32 本 と多 く,次 いで1号水 田の15本であった。他 の水 田は4-10本 と比較 的少 なかった。平均最長草丈は 100cm未満の水 田が3筆,それ以上が4筆で顕著 な 差 は認 め られ なか った。ただ し,81aの11号水 田の 第3表 ヒエの発生割合 ㍉ 1株当たり 平均最長 平均茎数(本) 草丈(cm) 15 78 4 120 6 85 4 109 7 100 10 115 32 97

(12)

中央部 において,草高10-20cmの コナギが20cm2に わたって群生 し,明 らかに養分競合の影響 と思われ る分けつ数の少 ない草丈の低 い水稲 が複数株観察 さ れた。 以上の結果か ら,第1回 目の7

1日と第2回 日 の7月6日に,それぞれ1,000羽以上 の大量 の ヒナ を17筆の水 田に 0日齢 ヒナを放飼 したに もかかわ ら ず生存率 は2回 とも95.7%と95.5%と高 く,加 えて, ヒエ を中心 と した雑草 を確 実 に抑 えていた こ とか ら,本実証試験 はその実用性 を証明 した もの と考え られる。今後は水稲 の生産性や カモの飼育 に関す る 経済性 など明 らかにすべ き課題 も残 された。謝辞 ; 本 プロジェク トの遂行 に当た り, ご協力 をいただい た中国江蘇省泰州市輿化市人民政府経済合作局 と現 地農場周辺の農家 に感謝 します。 参考文献 岸田芳朗 ・島谷直幸 2005:合鴨水稲 同時作 におけ る 0日齢 ヒナ放飼 の可能性 .有機農業研究年報, 5,170-181. 駒井亨 2004:アイガモ農法の源流 を訪 ねて.畜産 の情報一 国内編2004.9-,5-ll. 岸 田芳朗 ・島谷直幸 2004:合鴨水稲 同時作 におけ る 0日齢 ヒナ放飼の可能性.第5回 日本有機農業 学会大会資料,94-96. 島谷直幸 ・岸 田芳朗 2004:岡山県北部 における0 日齢放飼 に関す る実証試験.おかや ま合鴨水稲 会 現地技術検討会 ・現地学習会資料.3-4. 岸田芳朗 ・島谷直幸 2004:合鴨水稲 同時作 におけ 予報 一.合鴨通信,39,8-10. 三宅豊彦 ・吉 田宏 ・岸 田芳朗 2004:アヒル ーアゾ ラ-水稲 同時作 に挑戦,その成果 は ?I 0日齢放 飼で出穂期以降 も水 田内で カモの飼育 を継続 - . 合鴨通信,39,34-35. 魂紅江 ・高 山排二 ・中西良孝 ・高 田正治 2003:環 境温度 と日齢の違いがアイガモ ヒナの体温、成長 な らびに血 中甲状腺 ホルモ ン濃 度 に及ぼす影響. 西 日本畜産学会報,46,55-61. 森夏泰子 ・岸 田芳朗 2002:水禽類 における品種 と 放飼 日齢 の違 いが水稲 の生育 と収量 に与 える影 響.合鴨通信,35,18-19. 岸 田芳朗 2001:岡山大学で1994年∼2001年 にかけ て行 われた合鴨水稲 同時作 に関す る研究の取 り組 み.合鴨通信,34,20-21. 岸田芳朗 ・益 田孝志 2000:総合技術 としてのアゾ ラ- 合鴨水稲 同時作 に関す る農業生産 システム の動態.総合農学学会誌,47,20-24. 岸 田芳朗 ・岡崎愛子 1999:総合技術 としてのアゾ ラ ー合鴨水稲 同時作 に関す る農業生 産 システム 3.アゾラの季節的な飼料成分.総合農学学会誌, 46 (2),6-10. 岸田芳朗 1999:アイガモ,除草剤 を使 わないイネ 作 り,民 間稲作研 究所編,138-153,農 山漁村文 化協会 (東京),138-153. K

ishida

,Y.

1999:IntegratedFarmingSystem of Azolla-AigamoDuckMeat-RiceProductionin PaddyFieldsinJapan.Reportofthe3rdAsia AigamoSymposium,44-58. 岸 田芳朗 ・字津宮 尚子 1998:総合技術 としてのア ゾラ一合鴨水稲 同時作 に関す る農業生産 システム 2.合鴨の行動特性 に及ぼす アゾラの影響.総合 農学学会誌,46(1),30-35. 岸 田 芳 朗 ・岡 崎 愛 子 ・益 田 孝 志 ・宇 津 宮 尚 子 1998:アゾラー 合 鴨水稲 同時作 にお ける生産技 術 の到達点 と課題.第8回全 国合鴨 フォーラム資 料集,57-62. 岸田芳朗 ・宇津宮 尚子 1998:総合技術 としてのア ム 1.水稲 と合鴨の生産性 に及ぼす アゾラの影響. 総合農学学会誌,46(1),19-23. Ekurem,E.・矢吹良平 ・高山耕二 ・中西良孝 ・高 田 正治 ・渡過昭三 ・松元里志 ・中釜明紀 1996:水 田放飼 における家鴨類の成長お よび産肉能力の品 種 間差. 日本家禽学会誌,33,198-204. 高田正治 ・内田秀 臣 ・中釜明紀 ・松元里志 ・下敷領 排一 ・渡遵昭三 1993:水 田放飼 における合鴨の 除草 お よび防虫効果. 日本家禽学会誌,30(5), 365-370. 常田正治 ・内田秀 臣 ・中釜明紀 ・松元里志 ・下敷領 耕一 ・渡追昭三 1993:稲 の生育お よび収量 に及 ぼす合鴨の水 田放飼の影響. 日本家禽学会誌,30 (6),443-447. 岡山大農セ ンター報告 No28 2006 19

(13)

2.

技術部の研究継続課題

(1)クロッピングシステム部門

担 当者 :山奥隆 ・酒井富美子 1)カンシ ョの本畑採苗法開発 2)カボチ ャ栽培 におけるエ ンバ ク間作の活用 3)サ トイモにおける親 イモの種 イモへの活用

(2

)汎用耕地部門

担 当者 :多 田正人 1)水稲栽培 における嬢効性窒素肥料の肥効試験 2)水 田の地力 向上 に対す る生わ ら連用の効果 3)八浜水 田におけるカキ殻部分への肥効試験

(3

)装置化生産部門

i

.

果樹部 担 当者 :近藤毅典 ・永 田恵美 1)教育 ・研究用果樹 園の管理法 2)果樹 の特性、作業の能率、労力の軽減 を考 え 20岡山大農セ ンター報告 No28 2006 た落葉果樹 の栽培

i

i

,野菜 ・花 き部 担当者 :山本 昭 1)少量培地 による トマ トの養液栽培 2) イチ ゴ栽培 における糖 度の向上 と収量 の安定 化 3)スイカの省力栽培 4)カーネー シ ョン ・ス ターチス にお ける移植後 の高温ス トレス回避

(4

)山地畜産部門

担 当者 :野久保隆 ・川畑昭洋 1) 山地畜産開発 による肉用牛の生産技術 2)受精卵移植技術 を用いた岡山和牛の改良 3)放牧草地 における集約的利用管理技術 4)放牧 による野草地の省力管理技術

(14)

3

.センターを利用 した研究課題一覧

研 究 課 題 利用分 野等 (学部) オ リー ブ とオ リー ブアナ アキ ゾウム シの生物 間相互作 用 の化 学 的要 因 に関す る研 究 果実 の成熟 ・軟化機構 に関す る研 究 大根抽 出液 の食 肉品質へ の影響 の研 究 空 中採 百一 挿 し苗育苗 イチ ゴの花芽分化 に関す る研 究

Nitrogennutritioninsubstrategrownstrawberries

ピー ト栽培 イチ ゴの培 養液管理 に関す る研究 イチ ゴの呆色発現 ・ア ン トシアニ ン生成 とその遺伝性 に関す る研 究 根城 制 限 と日射比例給液制御 の組 合せ に よる高 品質 トマ ト生 産技術 の確 立 イチ ゴ花弁 の老化 と離脱 に関す る研 究 食 肉の発色 にお よはす野菜成分 の効 果 気温上昇が作物 の生 育収量 にお よぼす影響 高温 が ダイズの開花 ・結英 にお よぼす影響 数種作物 の乾物生産 と成長効率 水稲 の窒素利用効率 の品種 間差異 ダイズの耐倒伏性 にお ける品種 間差異 高温 が水稲 玄米 の外 観 品質 にお よぼす影響 高温条件下 にお ける水稲 自未熟粒 発生 の品種 間差異 水稲 にお ける炭素安 定 同位体分別能 の品種 間差異 水稲 乗 の発育老化過程 のお ける暗 呼吸速度の推移 粒 肥大期 の高温が ダイズの子実肥 大 に及 ぼす影響 登熟期 の気温 上昇が コムギの子実生産 にお よぼす影響 水稲 乾 田直播 栽培 にお け る品種 適応 試験 数種作物 の乾物生産 ・窒素利 用効 率 水禽類 の産 肉性 と肉質 の評価 ア ヒル ー ア ヒル水稲 同時作 に関す る研 究 養分循 環型家畜 生産 に関す る研 究 有機畜産 に関す る研 究 家畜堆 肥 の発酵 品質 に関す る研 究 モモの果 肉障害 に関す る研 究

Dormancyofgrapevinebudanditsterminationbythe applicationofchemicals モモ `清水 白桃 ' にお ける生理 的落果の発生軽減 に及 ぼす ジ ベ レリン処理 の影響 4倍体 ブ ドウにお ける花 芽分化過程の解析 とその発達 に及 ぼ す栽培 条件 の影響 生物 資源化学 (農) 農産食 品機能学 (農) 畜産物利用学 (農) 作物 開花調節学 (農) // r/ /, // // 畜産物 利用学 (農) 作物生 産技術 学 (農) J, // ク ク // // ク /, 〃 // /y ノケ 家畜生 産技術 学 (農) // // // // 園芸生 産技術 学 (農) // // 岡山大農セ ンター報告 No28 20休 21

(15)

種子への傷害 とジベ レリン処理がモモの落果および種子発育 ク に及ぼす影響 モモの果肉障害発生 と乾物分配に及ぼす暫定強度の影響 摘果程度を変えたモモ `清水 白桃'における種子発育の相違 と生理的落果 との関係 農業ロボッ トの視覚部の研究 「合成高分子の耐熱菌による分解」のための堆肥中分解試験 と堆肥 より耐熱菌の分離の研究 地表面熱収支の研究 水 田上の乱流 フラックス測定 水田における蒸発散量 と二酸化炭素 フラックスの測定 水 田での微気象 ・二酸化炭素 ・水蒸気 フラックスの測定 「土壌物理実験」における野外土壌調査 /I 一ケ 生産 システム工学 (農) 環境反応解析学 (資生研) 地球物質循環学 (哩) /y 流域環境管理学 (環) // 自然環境管理学 (環) 22岡山大農セ ンター報告 No28 2006

(16)

4.

センターを利用 した研究の著書 ・原著論文 ・報告書 ・口頭

発表一覧

(1)著書 ・雑誌 な ど 吉 田裕一 :3 繁殖方法. 図説 園芸学,荻 原勲編, 朝倉書店,東京,pp.34-51. 朝倉書店,東京,pp.52-65. 吉 田裕一 :6野菜 (花 き)の形態 と生理生態的特 性.図説 園芸学,荻原勲編,朝倉書店,東京, pp.80-93. 吉 田裕一:8 野菜 /果菜類 の特性 . 図説 園芸学, 荻原勲編,朝倉書店,東京,pp.108-119. 岸田芳朗 :アゾラ-アイガモ水稲 同時作の養分循環 型生産 システム.施肥 と土壌管理,環境保全型 施肥大事典1,農文協編,農 山漁村文化協会, 東京,pp.493-498.

(2

)原著論文 高田大輔 ・田上健太郎 ・福 田文夫 ・久保田尚浩 :モ モ果実の生理障害 ``赤肉症''の特徴.園芸学会 雑誌,74,407-413. 高田大輔 ・内倉康幸 ・今井理夫 ・福 田文夫 ・笹遠幸 男 ・藤井雄一郎 ・大塚雅子 ・久保 EEl尚浩 :モモ 果実における "水浸状果肉褐変症"の特徴.園 芸学研究, 4,429-433.

Fukuda,F.,Chikasaka,M.andKubota,N.:Effectsof seedinjuryandinjectionwith gibberellicacid andpaclobutrazolonfruitdropandseed developmentin`BeniShimizu'peach.Scienti丘C ReportsoftheFacultyofAgriculture,Okayama University,95,63-68.

Oikawa,T.,Hoque,M.A.,Hitomi,T.,Suzuk

i

,

K

and Uchida,H∴Geneticparametersfortraitsin perform anceandprogenytestsandtheirgenetic relationshipsinJapaneseBlackcattle.Asia n-AustralasianJournalofAllimalScience19,611

-616.

Yoshida,Y.and Tamura, H∴ Variation in concentrationandcompositionofanthocyanins amongstrawberrycultivrSa.JournalofJapanese SocietyforHorticulturalScience,74,36-41. 岸 田芳朗 ・島谷直幸 :合鴨水稲 同時作 における0日 齢放飼 の可能性.有機農業研究年報,5,170 -181. 野久保隆 ・川畑昭洋 ・岸田芳朗 ・及川卓郎 :津高牧 場 における和牛系統 の変遷 について.岡山大学 農学部セ ンター報告27,ll-12. 野久保隆

川畑昭洋 ・岸 田芳朗 ・及川卓郎 :津高牧 場生産牛の肉質 に関す る最近の傾 向について. 岡山大学農学部セ ンター報告27,13-15. 川畑昭洋 ・野久保 隆 ・岸田芳朗 ・及川卓郎 :津高牧 場 における粗飼料生産量の年度別変化.岡山大 学 農学部セ ンター報告27,1か17. 藤栄剛 ・井上憲一 ・岸田芳朗 :合鴨稲作農家の作付 行動一 危険回避 と経済効果 -.農業経営研究, 43, 1,1-ll.

Yanagi,S.,Oikawa,T.andMiyatake.T.:Heritability andgeneticcorrelationestimatesforeggsize andnumberinCallosobruchuschinensis (Coleoptera:Bruchidae).Annals ofthe EntomologiCalSocieyot fAm erica99,364-368, Hoque,M.A.,Arthur,P.F.,Hiramoto,K.alld

Oikawa,T.:Geneticrelationshipbetween differentmeasuresoffeedefficiencyandits componenttraitinJapaneseBlack(W agyu)

bulls.LivestockScience99,201-205.

Ri,E.,Sato

,K

,Oikawa,T.,Kunieda,T.andUchida, H.:Effectsofdietaryproteinlevelsonproduction andcharacteristicsofJapanesequaileggs. JounalofPoultryScience42,130-139.

(3)報告書その他

Potjanapimon,C"Ikuta,Y.,Kubota,N.,Fukuda,F. andOno,T.:Differencesinchillingrequirement f

orbudbreakamongtetraploidgrapecultivars. ACIARTechnicalReports61:54-62.

(17)

及 川 卓 郎 :新 刊 書 の紹介一 生 物 進化 の謎 を解 く -(猪 貴 義著). 岡山実験動物研 究会報21:38. 岸 田芳朗 ・島谷直幸 :合 鴨水稲 同時作 にお ける 0日 齢 放 飼 に関す る実 証 試験 - 岡 山県北 部 版 ・予 報 - ,合鴨通信 ,全 国合 鴨水稲 会,39,臥lo. 藤 栄剛 ・井上憲一 ・岸 田芳朗 :全 国 ア ンケ ー ト調査 か らみ た合 鴨稲稲作へ の取組 の特徴 ,合 鴨通信 , 全 国合 鴨水稲 会,39,29-33. 三宅豊彦 ・吉 田宏 ・岸 田芳朗 :ア ヒル ーア ゾラ ー水 稲 同時作 に挑 戦 , そ の成 果 は ?- 0日齢 放 飼 で,出穂期以降 も水 田内で カモの飼育 を継続 - , 合 鴨通信 ,全 国合 鴨水稲 会,39,34-35. 岸 田芳朗 :合 鴨水稲 同時作 の基本 的 な考 え方 と技術 - 農民 ・生活 者編 - ,合 鴨通信 ,全 国合 鴨水 稲 会,39,37-48. 岸 田芳朗 :食青 のス ター トは料理 か ら,命 の糧 と し て の 食 を伝 えて !. も もち ゃい る ど,子 育 て NPO情報誌,15,41. 黒 田俊 郎 :ダイズ にお ける適 応戦 略 としての花器脱 落制御機構 ,平成13年度∼平成15年度科 学研 究 費補 助 金 (基 盤研 究

(

C)

一般

B

研 究 成 果 報 告 書) (4) 口頭 発 表 (ポ ス ター発 表 を含 む) 豊 島智 子 ・福 田文夫 ・笹過幸 男 ・藤 井雄 一郎 ・久保 田尚浩 :草 生栽培 がモモ の新梢 生長 ,果実肥 大 お よび果実 品 質 に及 ぼす 影響 , 園芸 学 会雑誌 , 73 (別2) :129. 久 保 田 尚浩 ・内倉康 幸 ・高 田大 輔 ・福 田文 夫 ・笹連 幸 男 ・藤 井雄一郎 :モモ果実 の生理 障害 `あ ん 入 り症 'の特徴 , 園芸学 会雑誌,73 (別2) 130. 福 田文夫 ・浅野良美 ・久保 田尚浩 :強摘 果 したモモ `清 水 白桃 ' にお いて種 子 の発 育不 良 を誘起 す る要 因, 園芸学会雑誌,73 (別 2) :333. 高 田大輔 ・福 田文夫 ・久保 田尚浩 :勢定強 度の違 い がモモの赤 肉果発生 な らびに果実肥 大 と樹体 生 長 に及 ぼす影響 ,園芸学 会雑 誌,73(別

2)

334. 福 田文 夫 ・大塚 聖美 ・笹遵幸 男 ・藤井雄 一郎 ・久保 田尚浩 :生理 的落果の発生程 度が異 なるモモ 品 種 にお け る果実発 育 の比較 , 園芸学 会 中四国支 24岡山大農セ ンター報告 No28 2006 都大会研 究発表 要 旨,43:17. 高 田大 輔 ・福 田文夫 ・久保 田尚浩 :モモの赤 肉果発 生 と微量 要素含 量 との関係 , 園芸学 会 中四国支 部大会研 究発表要 旨,43:18.

Rai,N.

,

R.Poerwanto,N.Kubota,F.FukudaandN・

sugiyama:shootgrowth,distributionof1

3C-photosyn血atesandmineralcontentsinseedling andgraftedyoungmangosteentrees,Japanese JournalofTropicalAgriculuture.,48Extraissue 2:97-98. 富 山雅光 ・及川卓郎 ・佐野通 ・森 尚之 ・荒金知 宏 : バ ー ク シャー種 にお ける育種 遺伝学 的分析 ,第 81回 日本養豚学会大会講演要 旨,19. 及川卓 郎 ・U」田朔子 ・富 山雅光 ・平井朋和 ・塚 口大 祐 ・都 丸摩有子 :肉用牛 の産 肉能力 に対す る競 合性 効 果 の予備 的分析 , 日本 畜 産学 会 第104回 大会講演 要 旨,84.

Hoque,M.A.,T.OikawaandK Hiram oto:Progeny carcasstraitsandtheirgeneticrelationswith feedefrlCiencytraitsofWagyusires, 日本畜産 学会 第104回大会講演要 旨,86. 富 山雅光 ・及 川卓郎 ・佐野通 ・森 尚之 ・荒金知宏 : 岡山県総合 畜産 セ ンターのバ ー クシャー種 にお け る環 境 効 果 お よび遺伝 性 に関す る基礎 的検 討, 日本 畜産学会 第104回大会講演要 旨,87. 及 川卓 郎 ・永 田綾 乃 ・富 山雅 光 ・鈴 木 啓 一 ・門脇 宏 ・柴 田知也 :デ ュロ ック種 産 肉形質 にお ける 直接 遺伝 効 果 と競 合 性 効 果 の遺伝 的 パ ラ メー タ,第83回 日本養豚学会大会講演要 旨, 5. 富 山雅光 ・及川卓郎 ・佐野通 ・森 尚之 ・荒全知宏 : 岡 山の バ ー ク シ ャー種 にお け る改 良形 質 の検 討,第83回 日本養豚学会大会講演要 旨, 6. 及 川 卓郎 : 「ポス ター発 表一大学 農場 ア ピー ル」 山 陽圏 フ ィー ル ド科学 セ ンターの概 要,平成16年 度全 国農場協議会 ,北里大学 ,函館 市芸術 ホ-'ル. 岸 田芳朗 :化学物 質が身の回 りに氾濫 してい る現 実 を直視 し, 身 を守 るために,第5回 日本有機農 業学会大会資料,38-39. 岸 田芳朗 ・島谷直幸 :合 鴨水稲 同時作 における 0日 齢 ヒナ放飼 の可能性 ,第5回 日本有機農業学会 大会資料,94-96.

(18)

島谷直幸 ・岸 田芳朗 :岡山県北部 にお ける 0日齢放 飼 に関す る実証試験 ,おかや ま合鴨水稲会規地 技術検討会 ・現地学習会

, 3-

4.

岸 田芳朗 :環境保全型農業 としての有機農業の可能 性 ,平成

1

6

年度岡山県第

9

回ふ る さとももたろ う塾特定 テーマ講座. 岸 田芳朗 :岡 山のス ロー フー ドを考 え る- 日産 自 消 のすす め - 岡 山市立興 除公民館 「なち ゅ ら る生活宣言」講座. 岸 田芳朗 :天然 な食 と農 をめ ざ しませ んか ?.岡山 市 立中央公民館 「天然生活 は じめ ませ んか」講 座. 岸 田芳朗 :農 と命 と食 を考 える. 岡山県 邑久町農業 少年団講演会. 斉藤邦行 ・北原利修 ・黒 田俊郎 :時期別倒伏処理が ダイ ズの子実収 量 に及 ぼす影響- エ ンレイ を 用いた場 合 - , 日作紀

7

3

(別

1)

,8

2

-

8

3.

斉藤邦行 ・三野智子 ・黒 田俊郎 :ダイズの耐倒伏性 10品種 間の比較 - , 日作紀

7

3

(別

1),8

4

-

8

5

.

北野待子 ・斉藤邦行 ・黒 田俊郎 :ダイズの節 間伸長 にお よぼす光条件 の影響 , 日本作物学会 中国支 部講演会鳥取大会, 日本作物学会 中国支部研究 集録

4

5

,2

0

-

2

1. 大江和 泉 ・斉藤邦行 ・黒 田俊郎 :気温上昇が コムギ の生育収量,乾物生産 にお よぼす影響, 日本作 物学会中国支部講演会鳥取大会, 日本作物学会 中国支部研究集録

4

5

,2

4

-

2

5

.

村 上倫啓 ・斉藤邦行 ・黒 田俊郎 :数種作物 の器官別 成長効率 の比較 , 日本作物学 会中国支部講演会 鳥取大会,日本作物学会 中国支部研 究集録

4

5

号,

3

6

-

3

7

.

Oh-

C,I

.

,Sa

i

t

o

h

,

K.a

ndKur

o

da

,

T.

:

Ef

fe

c

t

so

fr

i

s

i

ng

t

e

mpe

r

a

t

ur

eo

ngr

o

wt

h,yi

e

l

da

nddr

y一

ma

t

t

e

r

pr

oduc

t

i

ono

fr

i

c

egr

o

wni

nt

hepa

ddyf

i

e

l

d.

Pr

oceedi

ngsf

ort

he4t

hI

nt

e

r

na

t

i

ona

lCr

op

Sci

enceCongr

es

s,Br

i

s

ba

ne,Aus

t

r

a

l

i

a,26

Se

p

t

e

mbe

r-1Oc

t

o

be

r2

0

0

4

.

(

ww .

c

r

o

ps

c

i

e

n

c

e.

o

r

g,

a

u

)

S

a

it

o

h

・K

,

Ni

s

hi

mu

r

a

,

K・

a

ndKu

r

o

d

a

,

T・

:

Co

mp

a

r

iS

o

ns

o

fgr

owt

ha

ndphot

os

ynt

he

t

i

cc

ha

r

a

c

t

e

r

i

s

t

i

cs

be

t

we

e

nw

i1

da

ndc

ul

t

i

v

a

t

e

dt

y

pe

so

fs

o

y

be

a

ns

,

Pr

oceedi

ngsf

ort

he4

t

hl

nt

er

na

t

i

onalCr

op

Sci

enceCongr

es

s

,Br

i

s

ba

ne,Aus

t

r

al

i

a,26

Se

p

t

e

mbe

r-1Oc

t

o

be

r2

0

0

4

.

(

W .

c

r

o

ps

c

i

e

nc

e

.

o

r

g.

a

u

)

Sa

i

t

o

h

,K

"Bi

nt

o

r

o,H.

M.

,

J

ong,F.

S"Ha

z

a

i

r

i

n,H

"

Lo

uw

,

J

.

a

ndS

ug

iy

a

ma

,

N.

:

S

t

udi

e

so

nt

heS

t

a

r

c

h

Pr

oduct

i

vi

t

yofSa

goPa

l

m i

n Ri

a

u,Wes

t

Ka

l

i

ma

nt

a

n,and l

r

i

an J

a

ya,I

ndones

i

a.

,

Pr

oceedi

ngsoft

he3r

dSemi

na

r"

Towar

d

Har

moni

z

at

i

onBet

weenDe

vel

opmenta

nd

Envi

r

onment

a

lCons

er

vat

i

oni

nBi

ol

ogi

cal

Pr

oduct

i

on'

'

,J

SPS-

DGHECor

eUni

ver

s

i

t

y

Pr

ogr

am i

n Appl

i

ed Bi

os

ci

e

nce,Ser

ang

,

I

ndo

ne

s

i

a

,

3

r

d-

5

仇 De

c

.

,

21

4

-

2

3

0.

Roc

hedi

,

A.B.

,Bi

nt

or

o,H.MリSugi

ya

ma

,N.a

nd

S

a

i

t

o

h

,K.:

ThePo

l

l

i

na

t

i

o

nAge

n

ta

ndPo

l

l

i

n

a

t

i

o

n

Pr

oces

s(

Amor

phopha

l

l

usva

r

i

a

bi

l

i

sB

.Ⅰ)

i

n

Ci

ka

ba

y

a

nRe

s

e

r

c

hS

t

a

t

io

na

ndBo

go

rBo

t

a

ni

c

a

l

Ga

r

den.

,Pr

oceedi

ngsoft

he3r

dSemi

nar

'

To

wa

r

dHa

r

mo

ni

z

a

t

i

o

nBe

t

we

e

nDe

v

e

l

o

pme

nt

a

ndEnv

i

r

o

nme

nt

a

lCo

ns

e

Ⅳa

t

i

o

ni

nBi

ol

o

gi

c

a

l

Pr

oduct

i

on"

,JSPS-

DGHE Cor

eUni

ver

s

i

t

y

Pr

ogr

a

m i

n Appl

i

ed Bi

os

ci

ence,Ser

ang

,

I

nd

o

ne

s

i

a

,

3

r

d-

5

t

hDe

c

.

,

21

1

-

21

4

.

Roc

hedi

,

A.

B.

,Bi

nt

or

o,H.M.

,Sug

iya

ma

,N.a

nd

Sa

i

t

o

h

,K

.

:

I

n

丑O

r

e

s

c

e

nc

ea

ndFl

o

r

a

lMo

r

pho

l

o

gy

o

fI

i

es

-

i

l

es

(

A

m o

r

pho

pha

l

l

usv

a

r

i

a

bi

l

i

sB

.

I

)

i

n

Ci

ka

ba

y

a

nRe

s

e

r

c

hS

t

a

t

i

o

na

ndBo

go

rBo

t

a

ni

c

a

l

Ga

r

den.

,Pr

oceedi

ngsoft

he3r

dSemi

na

r

`

To

wa

r

dHa

r

mo

ni

z

a

t

i

onBe

t

we

e

nDe

v

e

l

o

pme

nt

a

ndEnv

i

r

o

nme

nt

a

lCons

e

Ⅳa

t

i

oni

nBi

o

l

o

gi

c

a

l

Pr

oduct

i

on"

,J

SPS-

DGHE Cor

eUni

ver

s

i

t

y

Pr

ogr

am i

n Appl

i

ed Bi

os

c

i

ence,Ser

ang

,

I

ndo

ne

s

i

a

,

3

r

d-

5

t

hDe

c

.

,

1

5

6

-

1

61

.

表 1 3ケ月齢時の形質 に対 する基本統計量 ( ∩‑697) 形質 体 高 十字部高 体長 胸深 胸幅 腰角幅 平均 ( c m) 84 . 4 88. 5 81 . 9 36・ 8 21 ・ 5 21 ・ 4 標準偏差 ( c m) 4

参照

関連したドキュメント

存在が軽視されてきたことについては、さまざまな理由が考えられる。何よりも『君主論』に彼の名は全く登場しない。もう一つ

〃o''7,-種のみ’であり、‘分類に大きな問題の無い,グループとして見なされてきた二と力判った。しかし,半

 毒性の強いC1. tetaniは生物状試験でグルコース 分解陰性となるのがつねであるが,一面グルコース分

• 問題が解決しない場合は、アンテナレベルを確認し てください(14

これはつまり十進法ではなく、一進法を用いて自然数を表記するということである。とは いえ数が大きくなると見にくくなるので、.. 0, 1,

児童について一緒に考えることが解決への糸口 になるのではないか。④保護者への対応も難し

在させていないような孤立的個人では決してない。もし、そのような存在で

下山にはいり、ABさんの名案でロープでつ ながれた子供たちには笑ってしまいました。つ