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2020年度活動報告 CJP授業 : レギュラー2

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Academic year: 2021

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2020年度活動報告 CJP授業 : レギュラー2

著者

手塚 まゆ子, 福富 奈美

雑誌名

関西学院大学日本語教育センター紀要

10

ページ

28-29

発行年

2021-03-31

URL

http://hdl.handle.net/10236/00029329

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-2020 年度活動報告 CJP 授業:レギュラー2

手塚 まゆ子(関西学院大学日本語教育センター) 福富 奈美(関西学院大学日本語教育センター)

1.クラス概要

本授業は、初級レベルの学習者を対象とした週3コマのクラスで、1)初級後半の 表現を使って日常会話かができるようになる、2)身の回りのことについて、事実や 意見をまとまった長さで表現できるようになる、の2つを目標とした。主教材は『ま るごと 日本のことばと文化 初級 1 A2 かつどう』『同 りかい』(以下「かつどう」 「りかい」)を使用し、本教材に合わせて公開されている「MARUGOTO Plus」という学 習ウェブサイトを予習・復習用に活用した。授業では、聞く・話す活動を中心に、言 語知識と語彙の整理と拡充に努め、運用練習を重点的に行うこととし、自由度の高い 会話練習を加えながら、場面に応じた機能(勧誘・相談など)を使い、ある話題につ いて話せるようになることを目指した。 履修登録者は昨年より本学に在籍する IBA 院生1名であった。

2.授業内容

初回授業では、今期は Zoom を使用して同時双方向型オンライン授業となることを説 明し、PC などの機器および通信環境の確認を行った。新型コロナ感染症の拡大を受け 開講が2週間遅れたことにより、授業回数が例年より少なくなったため、重要度の低 い課(14 課)を自習としたが、シラバスに大きな変更はなく、例年通り 1 コマで 1 課 進み、「かつどう」「りかい」各1課分が終わった後、当該課のクイズを実施、10課 終了時点で中間試験、18課終了時に期末試験を行った。 オンライン化に伴う対応として、説明や運用練習は対面授業と同様に行うが、①教 科書はオンライン上に公開されているデータ1を画面共有あるいはスライドに埋め込 んで提示、②宿題は MS Word で作成し担当教師にメールで送付、③クイズと定期試験 のうち筆記試験は本学の学習システム(LUNA)のテスト機能で実施した。このため、 短文作成や文解答など、従来実際に答案用紙に書いていた「書き」の試験を課すこと ができなかった。成績は学期を通じて実施した宿題・クイズ・定期試験(筆記試験お よび Zoom で実施した口頭試験)・参加度で評価した。 1出版社のサイトで 2020 年 6 月まで期間限定で公開

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-3.成果と今後の課題

PC や通信回線の不具合で音声が聞き取りにくい、あるいは表情が読み取りにくいな ど、部分的にコミュニケーション上の制約があったが、学生は対面授業時より積極的 に参加した。学期末アンケートと期末試験後の教師によるインタビュー結果によると、 授業内容には概ね満足しており、会話能力も向上したと評価している。ただし、これ は学生が1人であったことで実現したことであり、例年のようにクラス人数が複数で レベルが異なっていた場合は同様でないと考えられる。また、対面でなかったためか 「ノートを取る」ということがほとんどなく、宿題やクイズ・試験も PC を使用したこ とで「手で書く」という機会を与えることができなかった。このため、書く能力への 懸念がある。また、学生が欠席した場合、どのように授業内容をフォローしていくか ということが課題として残る。

参照

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