[資料]
バングラデシュの看護・助産教育制度の現状と課題
橋本千代子、松本安代 国立国際医療研究センター国際医療協力部要 旨
バングラデシュにおいて、看護・助産教育のカリキュラム作成や看護・助産師の認可はBangladesh Nursing Council(BNC)が行うと法的に定められている。BNCは看護・助産師教育カリキュラムの改訂を行い、2006年よりDiploma Nursing Courseとして新カリ
キュラムで教育を行っている。新カリキュラムでは、患者中心のケア、クリティカルシンキングのできる 看護・助産人材の養成、コミュニティ中心の看護・助産のニーズに合わせて、看護・助産人材の能力強化を
行うことを目標としている。しかしながら、Diploma Nursing Courseのみでは保健人材不足を補えず、民間
の行う看護・助産教育もCertificate Nursing Courseとして存続している。
看護・助産教育の移行期にあるバングラデシュでは、今後看護・助産の質向上のための教育の強化とと もに、保健人材の量的不足へどのように対処していくかが課題である。
キーワード:看護・助産能力強化、保健人材不足、カリキュラム改訂、Bangladesh Nursing Council
I. 緒言
バングラデシュは南アジアに位置し、推定人口 1億6222万人ながら、国土面積が狭いため人口密 度が1126人/km2と非常に高いことで知られる。 平均寿命は男性が64歳、女性が66歳、5歳未満児 死亡率は52(/1000出生)と近年改善してきてい るものの、妊産婦死亡率は340(/10万出生)と未 だ高いままである。避妊普及率は56%であるが、 妊婦検診受診率(全期間で4回以上)は21%、施 設分娩率は 15%であり、熟練した分娩介助者(SBA:Skilled Birth Attendant)による分娩介助率 は18%と非常に低い1)。 多くの途上国では、保健サービスを提供する人 材が不足し、限られた人材も不均等に配置され、 また人材の教育が質・量ともに担保されていない ことが問題となっている2)。 バングラデシュにおいても、他の途上国と同様 に保健人材の不足は大きな問題である。登録看護 師数は25018人、助産師23472人、医師数51993人 であり、特に看護師は人口5159人当たり1人と、 医師が人口2795人当たり1人であるのに対し、半 数以下とされている3)。
Bangladesh Nursing Council(BNC)はバングラデ
シュがパキスタンより独立した1971年に臨時委
員会として設立され、1983年に The Bangladesh
Nursing Council Ordinanceによって看護・助産師の
認可を行う機関と定められた4)。1971年当時より
WHOがBNCのカリキュラム作成等の支援をして
おり、1989年にはSenior Registered Nurse(SRN) のカリキュラムを作成し、全国の看護・助産教育
機関で1991年より用いられてきた。しかし、SRN
のカリキュラムは患者中心の、コミュニティ中心 の看護・助産のニーズに合っていないことから、
看護・助産人材の能力強化を目的として2006年
に新しいDiploma Nursing Courseのカリキュラム
が作成された5)。 連絡先:〒162-8655 東京都新宿区戸山1-21-1 国立国際医療研究センター国際医療協力部 TEL:03-3202-7181 FAX:03-3205-7860 E-mail:[email protected] (受付日:2011. 02. 15、受理日:2011. 12. 26)
今回BNC、ダッカ大学看護学部でのインタ
ビュー、BNCの刊行物によって得られた情報をも
とに、新しいDiploma Nursing Courseを中心とし て、バングラデシュの看護・助産教育制度の現状 と課題を考察する。
II. 方法
2010年12月にBNC、ダッカ大学看護学部を訪 問し、BNCのスタッフとダッカ大学看護学部教員 に聞き取りを行い、BNCの刊行物を入手した。 聞き取り調査後のバングラデシュの状況に関し てはバングラデシュ政府のホームページ並びに BNCのホームページ(2011年作成)で検索を行っ た。III. 結果
1. 入学資格 バングラデシュでは初等教育(Primary School: 1年生∼5年生)と中等教育(Secondary School:6 年生∼10年生)がある。10年生を修了した者が1 回 目 の 国 家 統 一 試 験(SSC:Secondary School Certificate)受験資格を得ることになり、合格する と高等教育(Intermediate College)への入学資格が 取得できる。ここで2年間教育を受け、修了した 者 は、2 回 目 の 国 家 統 一 試 験(HSC:HigherSecondary School Certificate)を受験でき、これに 合格すると大学入学資格が取得できる。 2006 年 に 改 訂 さ れ た 新 し い Diploma Nursing Courseでは、看護大学への入学資格のみならず、 Diploma Courseへの入学資格もHSC合格後となっ た。しかしながら、私立の教育機関では以前は SSC合格が入学資格であったことから、現在も
Certificate Nursing CourseとしてSSC合格者を入
学資格とした看護・助産教育が継続している6)。
2. 教育機関
バングラデシュで現在行われている看護・助産
教育の模式図を図1に示す。
2006年に改訂されたDiploma Nursing Courseは
BNCが認可しており、3年間の看護・助産教育が おこなわれる。国立が38校、私立が5校あり、年 間1135名が入学しており、さらに現在7校が建設 中で、5校が認可待ちである4)。 BNCでは以前の入学資格に基づいてSSC合格 後に看護・助産教育を受けた者と、現在も継続し ているCertificate Nursing Courseの教育を受けた
者を対象として、2年間の看護・助産の教育を受
けた後にBachelor of Science Degree(BSc)を与え
るためのコースを作っている6)。現在ダッカ大学
看護学部のみで同教育が行われており、1学年
図 1 現在バングラデシュで行われている看護・助産教育9、10)
125名が学んでいる5)。また2006年から行われて
いるDiploma Nursing Course修了者を対象として、
1年の看護・助産教育を受けた後にBScを与える
コースも同大学に設置する準備が進んでいる6)。
2006年に改訂されたDiploma Nursing Courseは、
2010年12月に新課程の修了者が卒業しており、
2011年6月に最初のBNCによる認定試験が行わ
れた7)。
前述のCertificate Nursing CourseはSSC合格者 を入学資格とした旧来の看護・助産専門学校教育 で、3年の看護教育と1年の助産教育の4年間か らなる。BNCとしては2006年のDiploma Nursing Courseへの改訂をもって国立の看護・助産教育機 関でSSC合格者を入学資格とした教育制度を廃 止したが、私立の看護・助産教育機関では現在も 同制度は継続している。BNCは看護・助産教育の 高等教育化を進めたいものの、バングラデシュに おける人材不足という現状から、コースの完全廃 止には至っておらず、現状に合わせてBScを取得 できるコースを作ることで対応している。 バングラデシュでは、ミレニアム開発目標4乳 幼児死亡率の削減と5妊産婦の健康状態の改善を 達成するためにはSBAの養成が必須との国家政 策により、助産師に特化した教育が始まっており、
またWHO等はCommunity Based SBAのトレーニ
ングコースを開始している8)。BNCでも看護・助
産の有資格者を対象とした6ヶ月間のAdvanced
SBAコースを設置する予定であり、将来的に専門
助産師認定を行うことが計画されている6)。
3. 教育内容
2006年に改訂されたDiploma Nursing Courseの 新カリキュラムでは、バングラデシュで看護・助 産人材が必要とされているコミュニティでの活動 を始めとして国家政策に合った看護・助産人材の 養成、そして患者中心の全人的ケアを行うための 教育を目的としている9)。 1991年のSRNコースカリキュラムのPhilosophy には人間観、環境観、健康観、看護観、看護教育 に関して記述されている。2006年の改訂された 新カリキュラムでは教育目標・目的の改訂に加え て、助産に関する規定も新たに記載されている。 新カリキュラムでは、「人間は自然な姿として身 体、精神、社会的な要因があり、健康維持、改善、 疾病予防のためのセルフケア能力がある」という 人間観が揚げられており、さらに、新たに「環境 は身体的・社会文化的な要素から成り立ち、人々 の健康に影響を与える」と環境観を定義している。 また、健康観においても「健康とは病気にならな いということではなく身体的・精神的・社会的に 幸福な状態」とし、健康・病気に関して規定して いる9、10)。 旧カリキュラムでは施設、学校、地域、産業、 病院や人々への直接のサービスの提供、個人・家 族・地域における健康ニーズにあった看護を看護 観とし、看護の目標を健康改善と治療リハビリ テーションを援助するとしていたが、新カリキュ ラムではそれに加えて看護過程の導入、看護計画 立案の必要性と医療チームとの協力、地域看護に おける役割を明記している9、10)。 また、旧カリキュラムの教育目標ではBNCルー ルや人々のニーズにあったプライマリーヘルスケ アを提供するための国家政策に基づく看護能力を 持った看護師の養成としているが、新カリキュラ ムでは知識に基づいたケアが実践できる看護・助 産師の養成とし患者中心の看護の考え方が含まれ ている。また、目的は知識・技術に分かれており、 看護管理やリーダーシップ、看護過程を使った PDCAサイクルの実施、患者中心の看護、知識、 コミュニティに基づいた看護、クリティカルシン キング、自己教育(SDL:Self-Directed Learning)の 考え方を入れている9、10)。
Diploma Nursing Course新カリキュラムの教育
時間数は4年制から3年制に改定されたことによ り総時間数が5142時間から4128時間に減少して いる。しかしながら、基礎教育でコンピューター 序論(16時間)を導入したことに加えて、英語の時 間数は6時間増加している。また病理学(48時 間)、コミュニケーション(16時間)を新たに導入 している他、看護学では研究・根拠に基づく看護 (16時間)、リーダーシップと管理(16時間)など の科目が加って、時間数は増加しており、また 288時間のインターンシップ制度も導入されてい る。新カリキュラムの時間数減少は、旧カリキュ ラムと比較して成人看護実習が750時間から672 時間へ、小児看護実習が200時間から192時間へ、 精神科看護実習が100時間から96時間へといっ た、主として実習時間の大幅削減によるものであ
る9)。
IV. 考察
現在、多くの開発途上国ではミレニアム開発目 標4と5の達成を目指してコミュニティにおける 保健医療の核であり、かつ数的にも多い看護職の 教育制度の見直しが行われている。バングラデシュのDiploma Nursing Course新カリキュラムも
同潮流の中、看護・助産人材の能力強化を目的と して、コミュニティヘルスナーシングや助産学だ けでなく、看護助産教育全体としての具体的かつ 幅広い視点から作成されている。看護を単なる医 療的ニーズに応じたサービス提供ではなく、身体 的・精神的・社会的に幸福な状態のための全人的 ケアの提供、そのプロセスとして科学的なアプ ローチを学ぶことを目標としているのが新カリ キュラムの特徴である。 Bevisら11)が看護・助産教育における自主性を 育むケアリングのパラダイムとして「看護課程の 卒業生がもっと社会のニーズに応えられるように する」、「クライアントの問題に科学的なアプロー チ、すなわちクリティカルシンキング(批判的思 考)ができるようにする」と述べているように、 BNCも社会のニーズに応え、クリティカルシンキ ングに基づいてケアリングを行える看護・助産師 の養成を目指している。 新カリキュラムは4年制から3年制となってい るが、時間数の減少はほとんどが実習時間の削減 である。バングラデシュの病院では人材不足のた め、看護学生の病院実習が労働力となっていると の報告がある12)。しかしながら、新カリキュラム 導入によって、病院実習時間が削減されたことで、 看護学生による労働力の補充という状況にどのよ うな変化があったのかは不明である。新カリキュ ラムに見合った病院実習の制度化や実習指導者の 養成等は今後の課題といえる。また、新カリキュ ラムでは、より地域で働く看護助産師の育成を目 指しており、コミュニティヘルスナーシング、助 産の時間数が増加しているが、その地域実習場所 の確保、地域での実習指導者の養成も必要である。 BNCとしては廃止としているが、民間では旧カ リキュラムによる教育がCertificate Nurse教育と して継続している。現在バングラデシュの看護・ 助産教育は制度の変換期にあり、BNCが進めよう とする看護・助産教育の高等教育化と、看護・助 産師不足を充足するための民間のCertificate Nurse教育とが共存している。実際のところ、 BNCが実施するDiplomaとBachelorのコースだけ では必要とされる看護・助産師の供給はできない。 しかし、民間が行うCertificate Nurse教育は必ず しも新カリキュラムに準拠しているとすらいえ ず、どのようなカリキュラムの下で養成されてい てもBNCとしては関与しておらず、教育の質が 担保されているとはいえない。またBNCが関与 しない教育制度下に養成された看護・助産師がバ ングラデシュ国内で活動することにより、BNCに よる資格授与制度の形骸化が危惧される。 Hadleyら13)が「バングラデシュでは看護は“不 浄の仕事”とみなされ、女性が他人の身体に触れ、 夜間家を離れる仕事は売春につながるとの認識を 持たれている。」と指摘するように、スティグマが 看護・助産師の社会的地位向上の妨げとなってい る。よって、看護・助産の高等教育化はバングラ デシュにおける特に女性看護職の社会的地位向上 の一助となる可能性はある。しかし、バングラデ シュの15-24歳女性識字率は76.8%(2009年)14)、 中等教育就学率は52%(2008年)15)と近年改善して いるものの、中等教育修了率は35%(2009年)16)と 未だ低い。看護・助産教育を高等教育化すること で看護・助産師という専門職種をもって働くこと のできる女性の幅を狭め、バングラデシュにおけ る女性の社会進出の妨げにもなる可能性も考えら れる。また、農村部・へき地における基本的な保 健医療ニーズを満たすために、コミュニティで働 く医療従事者の養成が必須である。新カリキュラ ムにおいて、コミュニティヘルスに関する教育が 講義及び実習が加えられたことにより今後のコ ミュニティにおける医療サービスの質の向上につ ながることが期待される。 多くの開発途上国でみられる看護・助産の専門 職としての高等教育化への移行と、その一方での 看護・助産師数の必要数の確保のための准看護 師・順助産師の養成は相反する流れである。しか し、農村部・へき地での看護・助産人材の確保の 課題を考慮すると、バングラデシュで、BNCが認
可するDiploma Nursing Courseのみに看護・助産
教育を一本化できないのは、やむをえない現状と
教育を受けることのできる女性がどの程度いるの か、さらに都市部で育った女性がHSC修了後 Diploma Nurse/Midwifeとして農村部・へき地でど の程度働こうとするのかは疑問が残る。 バングラデシュは近年経済成長著しく、民間団 体の病院経営やコミュニティでの保健医療プログ ラム等が活発に行われている。看護・助産教育も 民間セクターで、個々の活動に合わせた人材養成 がさらに拡大していく可能性がある。今後、BNC が看護・助産教育の質を担保するためにより強い リーダーシップを発揮すること、また民間との連 携、協力体制の構築も重要と考える。
謝 辞
当論文は、国際医療研究開発費(22指1)によ る研究成果であり、情報収集にご協力いただいた Bangladesh Nursing Councilの関係各位に深謝いた します。文 献
1) WHO, Bangladesh country health profile Available at http://www.who.int/gho/countries/ bgd.pdf Accessed on Nov.30, 2011.
2)Kabene SM, Orchard C, Howard JM, et al. The importance of human resources management in health care: a global context. Hum Resour Health. 2006 Jul 27; 4: 20.
3)Year Book 2009, Government of the People’s Republic of Bangladesh, Ministry of Health & Family Welfare. Available at http: //www. dghs. gov.bd/ Accessed on Nov.30, 2011.
4)Directorate of Nursing Services, Government of the People’s Republic of Bangladesh, Ministry of Health & Family Welfare. Available at http: //nasmis.dghs.gov.bd/mohfw/index.php?option= com_content&task=view&id=374&Itemid= 518 Accessed on Dec.4, 2011.
5)Nursing & Midwifery Services, WHO Bangladesh Available at http: //www. whoban. org/en/ Section3/Section41/Section98. htm Accessed on Dec.4, 2011.
6)WHO, Bangladesh Nursing Council, and Directorate of Nursing Services. Strategic
Directions In: Enhancing Contribution of Nurse-Midwives for Midwifery Services to Contribute to the Attainment of Millennium Development Goals 4 and 5. Bangladesh, 2008.
7)BangladeshNursing and MidwiferyCouncil http: //www.bnmcbd.com/index.php (accessed on Nov. 30, 2011)
8)Government of the People’s Republic of Bangladesh, Ministry of Health & Family Welfare. National Neonatal Health Strategy and Guidelines for Bangladesh 2009
9)Bangladesh Nursing Council. Diploma in Nursing Science and Midwifery Curriculum. Bangladesh, 2006.
10)Bangladesh Nursing Council. Diploma in Nursing Science and Midwifery Course Syllabus. Bangladesh, 2006. 11)E,オリヴィア・ベヴィス,ジーン・ワトソ ン.安酸史子監訳1999;259-274:ケアリング カリキュラム 看護教育の新しいパラダイ ム,医学書院. 12)宮本恵子,山田巧,稲岡光子.開発途上国の 看護基礎教育をとりまく状況調査─バングラ デ ッ シ ュ.The Journal of nursing studies, National College of Nursing, Japan 4 (1), 77-81, 2005.
13)Hadley MB, Blum LS, Mujaddid S, et al. Why Bangladeshi nurses avoid‘nursing’: social and structural factors on hospital wards in Bangladesh. Soc Sci Med. 2007 Mar; 64 (6): 1166-77.
14)Literacy rates of 15-24 years old, women, percentage. UN data. Available at http://data.un. org/Data.aspx?d=MDG&f=seriesRowID% 3A658 Accessed on Dec.4, 2011.
15)Girls’ share of secondary enrolment. UN data. Available at http: //unstats. un. org/unsd/demo-graphic/products/indwm/tab4c.htm Accessed on Dec.4, 2011.
16)Women’s share of tertiary enrolment. UNdata. Available at http: //unstats. un. org/unsd/demo-graphic/products/indwm/tab4d.htm Accessed on Dec.4, 2011.
[Information]
The current nursing and midwifery education in Bangladesh
Chiyoko Hashimoto, Yasuyo MatsumotoBureau of International Medical Cooperation, National Center for Global Health and Medicine
Abstract
In Bangladesh, the Bangladesh Nursing Council (BNC) legally decides the curriculum for nursing and midwifery education and appoints nurses and midwives.
The BNC had revised the curriculum in 2006, and it is currently educating based on a new curriculum for the Diploma Nursing Course.
In the new curriculum, the BNC aims at strengthening the capabilities of nursing and midwifery professionals according to the care needed by each patient, cultivating the critical thinking skills of these professionals, and addressing the needs of nursing and midwifery based on communities.
However, the shortage of health care professionals cannot be compensated only with the Diploma Nursing Course. Private nursing and midwifery education are being continued as Certificate Nursing Courses.
In Bangladesh, in the stage transitorium of nursing and midwifery education, it will be a subject how health talented people’s shortage of quantitative is coped with with strengthening of the education for the quality enhancement of nursing and midwifery from now on.
Keywords: strengthening the nursing and midwifery capabilities, shortage of health professionals, new curriculum