156 抄 録 性の汗によって漸次而も三三的に﹁フォルムアルデヒド﹂の分 解が起り、そこに﹁フォルマリン﹂が生成され、嚢汗を制する といふのである。 皮膚に作用する﹁ヘキサメチレンテトラ、こン﹂からは翰各揚 合に磨じて必要量だけ﹁フォルムアルデヒド﹂が分解される。 即ち彊度の叢誌に際しては劇しく、少量の嚢汗の山霧は適當 に分解される。 著者はコヘキサメチレンテトラミン﹂をある比較的脂肪の少 い乳脂の中へ混じた。墜ち乳蛋白含有物によって過剰の﹁,フ ォルムアルデヒド﹂を直ちに結合しそして同時に病的皮.膚を 滑かにし、甚しく乾燥する事を防ぐ。此の軟膏..聾臼?鼠2 犀鐸口①﹃ヨごは二恩。手掌及び腋窩の多汗症並びに畿汗異常性 灘疹の揚合に非常によい効果を齎す。 之を使用するには.局所を水及び石鹸を以て洗條し、石鹸 を拭ひ去ってよく乾かした後少量の此﹁クリーム﹂︵ご象α財− 考費〆団9ヨ官肖σQ濫費︶を皮膚に.完全に無くなるまで擦り 込む。最初は一日一同、後には一週間に二同。 ︵山本抄︶ 第三巻 一五六 四、工笹%﹁ノ一円イン曾ズプラレ畿ンし溶演の局所癩 三三に三三蜘騒趾壊癒 きごミミ画◎擬鼻 ︵Nσ一・ Oプ晒門● 凶¢⇒σ㈹ HO97刈一日Oα○り■ ︸︶ 廿七歳の男子に激て栂既の爪の手術の際に麻醇の目的に 0600ゆα”ドOOの割に﹁ズプラレニン﹂を混じた所の工盛%﹁ナボ カイン﹂溶液を八蛇を爪の周團に注射しπ。然るに翌日その 栂趾は壌疽に隔ったので、止むなく其一部を切噺するに至っ た。この場合.青年性壊疽をも考へられるけれども臓醇と時 期を同じうする貼から、この壊疸は非常に弱い﹁ノボカイン ズプラレエン﹂溶液に因るものである事は確實である。それ 故に著者は局所麻醇にコズプラレニンLを混用する場合には充 分注意せねばならぬ事を述べてみる。 ︵山本抄︶ 鴫、 遣口癌の診噺上弓豫後上の輌塞慧 睡、ミミ﹄箒ミ鼻ミO、隊§遷、 9三●oっ’︶pヨ2﹂内戸・ワリ穀ぎ自い心・.塗一伽HOi躍嬢 ( エ二〇﹄9◎︶ 著者は遺尿症の小見百八十名︵男百十名.女七十名︶に就 き其の原.因が先天性徽毒と關係あるやを調査した。此の中百
エ57 ⊥ハ名の血液検査をなし、二名の臓脊髄液検査を行ったσ陽性 を示したのは三十六名、邸ち三十三二%である。然し血液槍 査と臨床的検査の結果を綜合し先天性鉱毒としての症候を有 するものは八十例を示し、十中の八九までは先天性徽毒と云 ひ得るもの五+九例,爾恐らくは先天性徽柔ならんと思はれ しもの二十九例で,只十二例に於ては何れの方面からも疑を 入れ得ないものであった。其れ故に約全燈の脇は先天性薬毒 を、鐙明し或は推定し得た。故に遺尿症の原因として知られた る心臓,脊柱骨盤等の騎形、叉は中櫃疾患の如きものの外に、 著者に從へば先天性徽毒に依るものが全膣の%にも達して居 ると云ふ。⋮從って此の事解は逡尿症の豫後の上に非常に大な る意味があり、且早期に興趣療法を行はなければならないの である。 ︵八木抄︶