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計算機概論

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Academic year: 2021

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計算機概論

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ファイルシステム

 「ディスクファイルシステム」は、直接的か間接的かに関わ らずコンピュータシステムに接続された補助記憶装置、特に ハードディスク上にファイルを格納するためのものである。  ディスクファイルシステムとしては、FAT、NTFS、HFS、ext2、 ext3、ext4などがある。  オペレーティングシステム (OS) はファイルシステムを提供 している。各OSに使用されるファイルシステムはそれぞれ異 なる。

◦ Windows: FAT(File Allocation Table), NTFS(NT File System)

◦ Linux: ext2, ext3,ext4

◦ Mac OS: HFS+, HFSX (Hierarchical File System)

(3)

HDのパーティション

 Windowsで一般的なパーティション構成は、1つのパーティション、 いわゆる C: ドライブである。そこにOSもプログラムもデータも全 て格納する。  パーティション(あるいはドライブ)を複数用意して、OS用のひと つのパーティション以外をアプリケーション等に割り当てるのが望 ましい。  計算機にマルチOSをインストールする際、HDのパーティションが必 要である。  一つのパーティションはファイルシステムの一種しかつかえない。 (実演)

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Windows のFATファイルシステム

仕様  ディスクの記録単位としてセクタがあり、1以上のセクタ (sector)をまとめてクラスタ(cluster)として管理する。  FATは言わばクラスタ番号による巨大な一次元配列であり、 ディスクの最初から最終までのクラスタ番号ごとに、そのク ラスタが使用中なのか、空き領域なのかなどの状態を保持す る。  FATはディスクの管理上、最重要なデータテーブルであり、 もしこの情報が損なわれると、ディスク上のファイル等が正 常に読み出せなくなってしまう。

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FATのファイル

ディスク上の1つのファイルは、1つ以上のクラスタの連鎖として管理される。 すなわち、あるファイルの最初のクラスタ番号がディレクトリ・エントリに 格納されており、ファイルの最初のデータはそのクラスタ番号の領域に格納 されている。そして、最初のクラスタ番号に対応するFAT上のエントリは、 その次に繋がるクラスタ番号を保持するか、またはそこが最終クラスタであ るマークを保持している。

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クイズ

FATのファイルシステムでは、ファイ

ルの保存領域は連続ですか?

(8)

Windows のFATファイルシステム

昔のWindowsのFATシステムではファイル名が8文字

+拡張子3文字までしか扱えない。

FATファイルシステムはFAT12、FAT16、FAT32、

exFATなどの種類がある。

大文字と小文字が区別しない。

(9)

FATファイルシステムの特徴

FAT12 FAT16 FAT32 exFAT

最大ファイル サイズ 32MB 2GB 4GB (NT) 4GB 16EB クラスタサイ ズ 512byte〜 32KB 512byte 〜 32KB(NT系で は64KB) 512byte 〜 32KB 512byte 〜 32MB 最大ファイル 数 4,077 65,517 268,435,437 ディレクトリ 毎に 2,796,202 最大ボリュー ムサイズ 32MB 2GB 4GB (NT) 2TiB 8TiB(2KBセ クタ) TBU 最大ファイル 名長 255文字 255文字

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NT File Systemの特徴

 大容量 ◦ 1ボリューム当たりの推奨最大サイズは、2 TiBであるが、それ以上のファイル システムも作成可能である(理論上は、264-1クラスタまで可能だが、コン ピュータの性能上制限してある)。  検索の高速化 ◦ ファイルの管理はB+木で行われ、大量のファイルが存在していても、検索や アクセス速度の低下が少ない。  長いファイル名 ◦ MS-DOSの「ファイル名 8バイト + 拡張子 3バイト」から、ファイル名・拡張 子にとらわれず、Unicodeで最大255文字のファイル名を付けることができるよ うになった(ドットもファイル名の一部となった)。  POSIXサポート ◦ アメリカ合衆国政府のコンピュータ納入の条件としてPOSIXサポートが必須条 項であったため、NTFSはPOSIX.1仕様の環境を提供する。これには、ファイル 名やディレクトリ名の大文字と小文字の区別やアクセス権、ハードリンク、互 換性を持つタイムスタンプのサポートが含まれる。

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仕様

限度

最大ファイルサイズ (実装上)

16 TiB(Windows 7、Windows Server 2008 R2まで)、 256 TiB(Windows 8、Windows Server 2012[1])

(理論上) 16 EiB 最大ファイル数 232-1 (4,294,967,295) 最大ファイル名長 255文字 最大ボリューム サイズ (実装上)256 TiB (理論上)264-1 クラスタ ファイル名の文字 Uicode。ただし、/、¥、*、:、?、<、>、"、|は使用不可。

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フラグメンテーション(断片化)

FAT, NTFSなどのファイルシステムという仕組みの性質であるが、 データの削除やデータサイズの増減を許容するファイルシステムで は、それら操作時の必要に応じてコンパクションを行わない限り、 いずれかの段階でフラグメンテーションが発生する。 (実演)

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ファイルの削除と復旧

ファイルを削除するとき、以下のことが行われ。

◦ ファイルを所属するディレクトリの表から削除する。 ◦ ファイルシステムのデータテーブルにファイルの使用領域 を解放する。 ◦ 削除されたファイルが以前に使用した記憶領域はそのまま 残る。 

ファイルの復旧

◦ 記憶領域のデータをスキャンしてから、削除されるファイ ルの元々の情報を推定できる。

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テキストファイル

 テキストファイル (Text File) は、文字など文字コードに よって表されるデータだけが含まれるファイルのことで、 ファイルフォーマットの一種と見なすこともできる。互換性 が高く幅広い環境でデータを利用できる利点がある一方、単 純な文字だけしか扱えないという制限がある。 文字の内部表現  一般的にコンピュータで処理されるすべてのデータは、内部 的に数値として扱われる。文字をコンピュータで処理する場 合は文字コードが使われる。現在のパソコンではほとんどの 場合英数字をASCIIと呼ばれる文字コードで扱い、例えば文 字Aは0x41(16進数の41)、Bは0x42になる。  そのため、ASCIIの場合に「ABCD」という文字列を表すファ イルを作成すると、内部的には16進数で次のように表される。

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バイナリファイル

 バイナリ (binary) とは二進法のことであるが、コンピュータが処 理・記憶するために2進化されたファイルまたはその内部表現の形 式(バイナリデータ)のことを指して用いることが多い。  コンピュータが扱うすべてのデータはバイナリデータ(バイトの並 び)であり、プレーンテキスト(または単にテキスト)もバイナリ データの一種ではあるが、通常バイナリとテキストは対比して用い られる。テキストとはデータの内容すべてを人間が読んで理解でき る (human-readable) もの、バイナリとはそうでないものを指す。

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第6回レポート: (締め切り:2016年

12月14日(水))

以下の内容をまとめて、レポートを作成しなさい。

ディスクのクイックフォーマット

(quick format)とフ

ルフォーマット(

full format)の違いを説明せよ。

削除されたファイルが復旧可能という原理を説明

せよ。

計算機を持っている場合、その計算機のパーティ

ションとファイルシステムを確認して、報告しな

さい。

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