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<第1回> 帯広市都市計画審議会 第二次 都市計画マスタープラン検討                   専門部会

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Academic year: 2021

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(1)

都市づくりの課題

1

平成30年8月

帯広市 都市建設部 都市計画課

(2)

2

◆ 帯広市を取り巻く主要課題

本市の人口は、2000年(H12)の173,030人をピークに減少局面 一方で、世帯数や住宅戸数は増加 1.人口減少、少子高齢化の急速な進行 公共交通や徒歩、自転車などの利用割合が他都市に比べて低い傾向 一方で、生活利便施設の徒歩圏人口カバー率は高い 2.自動車への過度な依存 公共施設等が老朽化し、今後、多額の改修・更新費用が必要 人口構成等が変化し、公共施設等に対する市民ニーズが変化 3.都市施設等の老朽化 • 前回の会議までに整理した都市上の課題は下記のとおり。

(3)

1.人口減少、少子高齢化の急速な進行

(4)

4

◆ マスタープランの改定にあたっての論点の整理①

本市の人口は、2000年(H12)の173,030人をピークに減少局面 一方で、世帯数や住宅戸数は増加 1.人口減少、少子高齢化の急速な進行 <検討が必要な事柄> ▶ 空地や空家がランダムに発生する「都市のスポンジ化」 ・サービス業の生産性低下による縮小・撤退 ・行政サービス・インフラ維持管理の非効率化 ・コミュニティ活動の衰退 ・まちの魅力の低下(賑わいの喪失、中心市街地の衰退など) ・景観や環境の悪化(ごみの不法投棄や空家の発生など) ▶ 市の中心市街地活性化の方針との整合 ▶ 増加する高齢者が容易に医療や福祉にアクセスできる拠点のあり方 • 課題から生じる事象等への対応について検討が必要。

(5)

出典:国立社会保障・人口問題研究所 5

◆ 人口の推移と将来推計

173,030 170,580 168,057 169,327 169,138 167,296 164,213 160,263 155,438 15.3% 19.0% 22.3% 26.4% 29.7% 31.6% 33.5% 35.2% 37.7% 0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 60.0% 70.0% 80.0% 90.0% 100.0% 0 20,000 40,000 60,000 80,000 100,000 120,000 140,000 160,000 180,000 200,000 2000年 2005年 2010年 2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 0~14歳人口 15~64歳人口 65歳以上人口 65歳以上割合 • 市の人口は2000年(H12)の173,030人をピークに減少局面にある。 • 15 歳から64 歳までの生産年齢人口と15 歳未満の年少人口がそれぞれ減少 傾向にある一方で、65 歳以上の老年人口は増加し続けている。

(6)

◆ 世帯数・世帯人員の推移

6 • 帯広市の世帯数は増加傾向にあるが、反面、1世帯当たりの人員は減少 傾向にある。 1.8 2 2.2 2.4 2.6 2.8 3 55,000 60,000 65,000 70,000 75,000 80,000 85,000 H2 H7 H12 H17 H22 H27 世帯数 世帯規模 世帯数は増加 世帯規模は減少 出典:国勢調査

(7)

◆ 世帯の状況

7

• 65 歳以上の親族のいる一般世帯数

(※)

は、H27には28,613 世帯

で、H17よりも7,227 世帯増加している。

※一般世帯住居と生計を共にしている人々の集まりで持ち家や借家等の住宅に 住む世帯、下宿や会社の独⾝寮に住む単⾝者や住宅以外に住む世帯等。 21,386 24,544 28,613 52,043 50,708 48,912 0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000 70,000 80,000 90,000 H17 H22 H27 65歳以上の親族のい ない一般世帯 65歳以上の親族のい る一般世帯 増加 増加 出典:国勢調査

(8)

◆ 65歳以上の親族のいる世帯の内訳

• 65歳以上の親族のいる28,613世帯の内訳は、高齢単⾝世帯(65歳以上の 単⾝世帯)は8,907世帯(31.1%)、高齢夫婦世帯(夫婦とも65 歳以上の 世帯)は8,270 世帯(28.9%)となっており、これらの合計である高齢者 だけで構成されている世帯は17,177 世帯(60.0%)となっている。 8 31.1% 28.9% 40.0% 0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0% 100.0% 高齢者単⾝世帯 高齢夫婦世帯 その他の高齢世帯 8,907 8,270 11,436 出典:H27国勢調査

(9)

◆ 高齢者世帯の住宅所有形態

• 高齢夫婦世帯では7,302 世帯(88.3%)が持ち家、高齢単⾝世帯では 5,378 世帯(60.4%)が持ち家となっている。 • 高齢夫婦世帯と高齢単⾝世帯で持ち家に居住している12,680 世帯では、 将来的に空家等になる可能性がある。 9 0% 20% 40% 60% 80% 100% 高齢単身世帯 高齢夫婦世帯 持ち家 借家等 7,302 5,378 3,529 968 出典:H27国勢調査

(10)

2,482 3,424 4,433 5,378 5,342 6,528 7,433 7,302 0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 12,000 14,000 H12 H17 H22 H27 高齢単身世帯 高齢夫婦世帯 10,633

◆ 持ち家の高齢者世帯数の推移

• 将来的に空家等になる可能性がある、持ち家の高齢者世帯数は、15 年間 で6,254 世帯増加。 10 6,426 8,607 12,680 持ち家の高齢者世帯数は 6,254世帯増 出典:H27国勢調査

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63,000 64,000 65,000 66,000 67,000 68,000 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29

◆ 家屋棟数の増加

11 • 世帯数の増加とともに、家屋棟数が増加している。 • H18では64,092 棟だったものが、H29では66,886棟となっており、1 年間 で平均250棟程度増加。 約2,800棟増加 出典:帯広市固定資産概要調査

(12)

◆ 空家等の概要

12 • 市内の空家等数は、現地調査の結果、1,093 箇所となっており、市内総 数に対する割合は1.65%。(H27時点) • 判定A は984 箇所、判定B は92 箇所、判定C は17 箇所。 【判定区分】 A :建物に破損がない・樹⽊などが管理されている B :建物が一部破損・樹⽊などが管理されていない C :建物が⼤きく破損・樹⽊の枝などが通行に⽀障あり 出典:帯広市空家等対策計画

(13)

◆ 空家等の状況

13 • 地区別の空家等数は、鉄南 地区と⻄地区が最も多く 240 箇所。 • 地区別の空家等率は、東地 区が最も高く3.04%、⻄帯 広地区が最も低く0.64%と なっている。 出典:帯広市空家等対策計画

(14)

◆ 帯広市の空家等対策

• 空家の抑制や危険な空家の解消などを目的として、H29に「帯広市空家 等対策計画」を策定 14 人口構造変化 への対応 建築物ストッ クの活用 市民・事業 者・行政との 連携 リーフレット等の作成・配布 説明会や出前講座の実施 ワンストップ相談体制の整備 など 情報発信の充実・相談体制の整備 空家等の改修促進 空家情報バンクの利用促進 住み替え制度の利用促進 など 空家等の利活用の促進 特定空家等の解体・改修・是正の促進 所有者等への助言・指導 など 特定空家等の解消の促進

対策の視点

具体的取組

(15)

◆ 中心市街地活性化の取組

• 中心市街地活性化を推進するため「中心市街地活性化基本計画」を策定 (第1期:H19.8~H24.3、第2期:H25.4~H32.3) • 現在、第3期計画の策定に向け検討を行っている 15 第2期計画の基本的な方針、目標及び指標 出典:帯広市中心市街地活性化基本計画

(16)

◆ 高齢化を見据えた拠点のあり方

• 自宅周辺に必要と思う施設に関する市民意見は下記のとおり • 日常の買い物、通院に対するニーズが高くなっている 16 13 61 67 68 103 109 109 120 159 195 310 357 685 1,545 2,736 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 その他 図書館、美術館 飲食店 専門店 コミセン、福祉センター 運動場 職場 保育園、幼稚園 公園、広場 老人ホーム、デイサービス 小中学校 バス停、駅 郵便局、銀行 病院、診療所 日用品を扱う商店 (ポイント) 出典:都市計画に関するアンケート調査

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2.自動車への過度な依存

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27

◆ 都市計画マスタープランの改定にあたっての論点の整理②

公共交通や徒歩、自転車などの利用割合が他都市に比べて低い傾向 一方で、生活利便施設の徒歩圏人口カバー率は高い 2.自動車への過度な依存 <検討が必要な事柄> ▶ 市の公共交通活性化及び再生の方針との整合 ・公共交通の利用者減少 ▶ 道路渋滞やCO2排出量の増加などの環境悪化 ▶ 移動に制約のある市民の増加 ▶ 高齢者の交通事故 ▶ 生活拠点の分散 • 課題から生じる事象等への対応について検討が必要。

(28)

28 5,984 5,379 5,014 4,159 4,1053,9343,990 3,958 4,070 4,021 4,080 4,263 4,5064,5224,463 4,403 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 (千人) 減少 横ばい 増加

◆ 公共交通(バス)の利用状況

• 帯広市は公共交通や徒歩、自転車などの利用割合が他都市に比べて低い。 • 利用促進の取組などにより、路線バスの利用者は、長らく続いていた減少 傾向から横ばいになり、近年は増加の兆しもある

(29)

公共交通活性化の取組

29 • 地域公共交通の活性化及び再生を推進するため、H28に「帯広市地域公共 交通網形成計画」を策定 <H25> 交通政策基本法の施行 <H26> 地域公共交通の活性化及び再生に関する法律の改正 改正のポイント 交通政策基本法の理念に則り、 地方公共団体が中心となり、 まちづくりと連携し、 面的な公共交通ネットワークを再構築 地方公共団体の交通施策は、まちづ くりその他の観点を踏まえながら、当 該施策相互間の連携及びこれと関連す る施策との連携を図りつつ、総合的か つ計画的に実施する。

帯広市地域公共交通網形成計画

[H28策定] まちづくりと連携した 持続可能な 公共交通網の形成 計画に基づく地域公共交通の再編 利用促進策の推進

(30)

◆ 地域公共交通網形成計画に基づく取組

• 本市の公共交通が抱える課題を踏まえ、下記のとおり基本方針を定め、具体的な 施策・事業に取り組んでいる 1 公共交通のサービスレベル向上 2 生活と交通の拠点の整備 3 市民だけでなく、来街者にも 分かりやすい情報提供の実施 4 利用促進施策の推進 ・利用実態やニーズを踏まえた効率的な 路線・ダイヤの見直し ・バス待合環境の改善 ・デマンド型交通の利便性向上 ・分かりやすいバスマップの作成 ・外国人観光客に分かりやすい案内表示の整備 ・モビリティ・マネジメント施策の展開 等 おびひろ バスマップ 中高生・転入生向け 小冊子 30

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3.都市施設等の老朽化

(32)

32

◆ 都市計画マスタープランの改定にあたっての論点の整理③

公共施設等が老朽化し、今後、多額の改修・更新費用が必要 人口構成等が変化し、公共施設等に対する市民ニーズが変化 3.都市施設等の老朽化 <検討が必要な事柄> ▶ 公共施設マネジメントの方針等との整合 ・施設の更新等に合わせた土地利用 ・公的不動産を活用した民間機能の誘導 ▶ 生活拠点に必要な都市機能(生活利便施設、行政施設) • 課題から生じる事象等への対応について検討が必要。

(33)

◆ 公共施設やインフラが直面する課題①

33 • これまで整備してきた公共施設やインフラなどの多くで老朽化がすす

み、今後、多額の改修・更新費用が必要となる見込み

(34)

◆ 公共施設やインフラが直面する課題②

34 出典:帯広市公共施設マネジメント計画

(35)

◆ 公共施設マネジメントの取組①

35 • 市では、公共施設等が抱える様々な課題に対応するため、H28に計画を

策定し、下記の方針に基づき取組を推進。

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◆ 公共施設マネジメントの取組②

36 出典:帯広市公共施設マネジメント計画

(37)

◆ 公共施設マネジメントの取組③

37 出典:帯広市公共施設マネジメント計画

参照

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