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電子IPA を用いた調達請求手続きについて

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Academic year: 2021

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3-4. 山口大学「ロジカルシンキング基礎」 (1)キャッチフレーズ ~将来の活躍に向けた論理的思考能力の集中基礎訓練~ (2)講座実施の狙い・目標 ①狙い 企業側が「ビジネスの世界における勝敗を分ける力」と位置づけるロジカ ルシンキングは、企業の人材育成においてもきわめて重要な講座である。本 講座は、産業界のノウハウにより、論理的思考能力の基礎を養うことを目的 としている。 ②学生育成目標 (育成人材像) 文系・理系に限らず様々な大学生活の場面、また将来は業種や職種に限ら ず様々なビジネスの現場で活用できる「論理的な思考能力」を身につける。 ③学習・教育目標 (習得内容等) 論理的に物事の本質を捉えることができるようになる。また、だれにでも わかりやすく説明することができるようになる。そのために、次の知識・ス キルを習得する。 ・ 論理展開の基本構造 ・ ロジカルシンキングに必要なマインド ・ 仮説検証思考 ・ MECE ・ ロジックツリー ・ ピラミッドストラクチャー ④習得目標とする共通 キャリア・スキルフレ ームワーク(知識) 大分類:該当なし 中分類:該当なし ⑤対象とする J07 領域 領域:IS(情報システム) 知識:組織行動、対人関係の能力 ※なお、本講座は IS 領域に限っておらず、すべての領域に関連するものであ り、本報告では一例として記述した。 (3)講座計画・実施における産学連携体制 ①担当大学教員、連携 企業、TA 大学教員:河村圭准教授、浜本義彦教授 連携企業:(株)日立製作所、(株)日立インフォメーションアカデミー TA:4 名 ②産学役割分担 [平成 23 年度] 大学側:講義内容検討、演習内容検討、教材改良、演習課題作成、講義実施、 演習実施、成績評価、TA 指導、環境整備 企業側:特になし ※企業側からは、平成 22 年度に教材が提供されており、大学側では、それを 基に大学生向けへアレンジしたものを利用している。 [平成 24 年度(計画)] 大学側:講義内容検討、演習内容検討、講義実施、演習実施、成績評価、

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TA 指導、環境整備 企業側:特になし (4)講座構築プロセス ①実践的教育の検討 山口大学では、「1) 技術の進歩(内容)に影響されず,不変的であること」、 「2) 職種(育成すべき人物像)に依存せず(普遍的),組織の中で仕事をす る上で必要であること」、に着目し、実践的教育講座を検討した。 具体的には、平成 21 年度より、「ロジカルシンキング基礎」の山口大学・ 工学部・知能情報工学科の教育カリキュラムへの導入準備を行った。 ②産学マッチング体制 構築 平成 21 年度「IT 人材育成強化加速事業」の拠点大学支援部会において、山 口大学と(株)日立製作所および(株)日立インフォメーションアカデミーのマ ッチングを決定。 ③実践的講座開発 拠点大学支援部会の中に山口大学マッチング WG を設置し、実践的講座の実 施に向けた具体的な検討を行った。同 WG での検討経緯は次のとおり。 第 1 回 WG(平成 21 年 10 月 1 日) ・講座の概要およびカリキュラム案検討(大学担当教員、模擬講義、ティ ーチングガイド、他講座との連携、スケジュール、実施環境、TA、グル ープワーク等) 第 2 回 WG(平成 21 年 10 月 19 日) ・講座の概要およびカリキュラム案検討(実施時期、模擬講義、実施環境、 他講座との関連、講義内容、進め方等) ・実施までのスケジュールおよび準備事項確認 第 3 回 WG(平成 21 年 11 月 20 日) ・講座カリキュラムの詳細検討(集中講義の内容、座学による事前習得知 識、模擬講義、ティーチングガイド等) 第 4 回 WG(平成 21 年 12 月 17 日) ・講座カリキュラムの詳細検討(模擬講義、FD、講座のポイント、他講座 等への波及等) 第 5 回 WG(平成 22 年 2 月 26 日) ・模擬講義の実施および講評 ・講座カリキュラムの詳細検討(TA 指導、成績評価、他講座への波及等) ④実施に向けた準備 <平成 21 年度> ・連携企業また企業講師と、早い時期から講座の目的また内容に関する密な 打合せや意見交換を行った。 ・平成 22 年度より、大学教員自身による講座実施を目標としたことから、企 業講師による研修を 2 回、講座実施教員による模擬講義を 1 回実施した。 【研修】平成 21 年 9 月 8 日・9 日 第 1 回ロジカルシンキング講座(本講座実施教員による見学) 実施者:企業講師 場所:山口大学工学部, 対象:情報系の 4 年生、修士 1 年生、および修士 2 年生(20 名) 【研修】平成 22 年 1 月 6 日・7 日 第 2 回ロジカルシンキング講座(本講座実施教員による見学) 実施者:企業講師

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場所:山口大学工学部, 対象:情報系の 4 年生、修士 1 年生、および修士 2 年生(15 名) 【模擬講義】平成 22 年 2 月 26 日 ロジカルシンキング基礎(企業講師らによる模擬講義の評価) 実施者:本講座実施教員(河村圭), 場所:山口大学工学部 対象:情報系の 4 年生(15 名) ・模擬講義の結果を受けて、H22 年度に実施する講義の内容およびスケジュー ルを確定させた。 <平成 22 年度> ・大学教員自身が講座を実施した。基本的な教材は、企業側より提供された が、対象が 1 年生であることから大学へなじむようにアレンジを行った。 また、講義の TA は、平成 21 年度に実施した研修「ロジカルシンキング講 座」の受講生より選抜した。 <平成 23 年度> ・平成 22 年度の内容を改善し、大学教員自身が講座を実施した。また、講義 の TA は、平成 21 年度に実施した研修「ロジカルシンキング講座」の受講 生、もしくは、講座担当教員より事前にロジカルシンキングを教育された 学生である。 (5)講座内容 ①講座の概要・特長 <概要> 本講座では、次の基礎能力の習得を目的とする。 (1) 論理的に筋道をたてて考える能力 (2) 考えを誰にでも分かりやすく、説得力をもって説明する能力 <特色> ロジカルシンキングの基本概念を、座学を中心とした事前学習(210 分程度) を実施した後に、グループ演習(1 班 5 名で構成)を中心とした 2 日間の集中 講義(6 コマ:540 分)を実施する。また、実施体制は、2 クラス制(1 クラス 40 名程度)であり、各クラスは教員 1 名と TA2 名で担当され、計教員 2 名と TA4 名で構成される。 ②講座構成 第 1 回 ロジカルシンキングとは何か 第 2 回 論理的問題解決のツールとマインド 第 3 回 演習(1):Why 型ロジックツリー作成の演習 第 4 回 論理的コミュニケーションのツールとマインド 第 5 回 演習(2):ピラミッドストラクチャーに基づく演習 第 6 回 総合演習 ③対象 工学部 知能情報工学科 1 年次 定員 80 名 ④実施時期、時間割 (平成 23 年度) <実施時期> 2011 年 8 月 8 日~8 月 9 日(集中講義形式)

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<時間割> 第 1~3 回 8/8 10:00~15:40 第 4~6 回 8/9 10:00~15:40 ※上記の集中講義以外に、関連講義にて 210 分程度(1 回 30 分程度を 7 回実 施)の事前学習(座学中心)を実施している。 ⑤単位付与評価方法 試験 :0% レポート :0% 平常点評価:0% その他 :100%(講義中演習) 講義中の演習において、2 つの観点(グループ評価および個人評価)から、 下記の基準により評価を行った。 (A) 演習内容による評価

(

)

(

)

(

演習のグループ評価

演習の個人評価

)

演習評価=

100

×

×

「各グループの評価」 次の 4 段階により、グループを評価する。 a:1.0(優れている), b:0.9(普通である), c:0.8(やや劣っている) ,d:0.7(劣 っている) 「個人の評価」 次の 4 段階により、グループ内の個人を評価する。 a:1.0(積極的に参加している), b:0.9(普通である), c:0.8(消極的である) , d:0.5(参加していない) ※1:グループおよび個人の評価は、基本は b 判定とする。 ※2:演習は、役割を持っている学生(ファシリテーター、書記、タイムキ ーパー)もいるので、これを配慮する。 (B) 特に優秀な学生への配慮 10 点:特に優秀な学生(各班に 1 名程度)に対して、教員が評価し、10 点 程度の加点を個別に行う。 (C) 最終の成績 (A)および(B)の合計点,ただし,上限は 100 点とする. ※評価において、連携企業の関与なし。 ⑥実施環境、教材 <実施環境> ・説明および発表用講義室(1 クラスにつき 1 講義室)、備品:プロジェク ター、書画装置 ・グループ演習室(1 クラスにつき 2 部屋)、備品:可動式の机 <教材> ・企業提供の教材および演習課題(PPT)を、学生向けにアレンジし利用し た。

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(6)実施結果及び評価 ①学生アンケート結果 0% 20% 40% 60% 80% 100% 1 講義の内容は明快でわかりやすかった 2 教材の内容は明快でわかりやすかった 5 演習内容は取り組みやすかった 6 演習内容はやりがいがあった 7 熱意をもって取り組んでいた 8 わかりやすい説明だった 9 時間配分、資料の見やすさ、声の聞き 取りやすさに十分配慮していた 10 学生の質問に積極的に対応していた 12 熱意をもって取り組んだ 13 不明点などの質問、調査を行った 14 学習目標を達成することができた 16 IT業界に対する関心が高まった 17 今後の学習に対する意欲が持てた 18 この講座を後輩へ薦めたいと思う そう思う ややそう思う あまりそう思わない そう思わない <アンケート傾向> 学生のアンケート結果をみると、80%程度の学生が、「A 講座内容について (質問項目 1~4)」、「B 演習内容について(質問項目 5、6)」、「C 教員につい て(質問項目 7~11)」、において、良い評価をしている。特に、質問項目 6 の 結果をみると、90%以上の学生が、演習の内容にやりがいを感じている。質 問項目 13(不明点などの質問、調査を行った)において、そう思う以上の結 果が、72%程度であったが、これは、2 日間の集中講義であったため、自己学 習の時間を十分にもつことができなかったこと、また、グループ演習が主で あったことから、問題解決は、グループ内で行ったことが要因であると考え られる。 以上の結果から、講座の内容は、1 年生の講義においても適切であり、十分 に効果があるものと考える。また、質問項目 7(熱意をもって取り組んでいた) の結果をみると、教員の熱意が十分に、学生に伝わっていることがわかる。 <記述式の回答結果> 「3 この講座を受講して良かった点は何ですか。」(抜粋) ・ 自分の情報や、物事の説明を論理的に発言できるようになったと思う。 ・ 就職時や就職後に役に立つと思うので受講して良かった。 ・ 以前よりも広い視野で物事を考えることができるようになった点。 ・ 集中講義なので頭に入りやすい。 ・ 普段は意識しない思考の組み立てを意識してやるのは面白かった。 ・ 社会に出て必要とされる論理的思考を得るための足がかりとなるものだっ た。社会における論理的思考の重要性を理解でき、学ぼうとする意欲が湧 いた。 ・ グループワークで協調性を求められた点。ロジカルシンキングを早い段階 で学べた点。 「4 この講座で改善すべき点は何ですか。」(抜粋)

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・ 演習のレベルアップのスピードが速くて、若干追いつけない所があった。 ・ 初めての考え方なので分からない点が多く、少し説明が足りないと思った。 「11 その他、担当した教員に対して気づいたこと、感じたことについてご 記入ください。」(抜粋) ・ 説明が分かりやすく、細かな配慮ができていた。 ・ 自分達に足りてないものや、欠点などを、ちゃんと指摘していた。 ・ はっきりと意見を言ってくれたのでよかった。自分達では分からなかった 点に気づくことができた。 「15 従来の講義と異なった印象を持ったり、取り組みをした場合があれば ご記入ください」(抜粋) ・ 自分達で考える時間が長く、新鮮であった。 ・ グループで作業することの難しさが分かった。 ・ 普通の講義と違って、決まった答えがないので大変だった。 「19 この講座に期待したものは何でしたか。また、その期待は満たされま したか。」(抜粋) ※「記号:⇒」以降が、「満たされたか否か、その理由」の記述。 ・ 自分の考えられなかったことなど、視野を広げること ⇒ この講座で様々な人の意見を聞き、自分が少しは新しい見解などをでき るようになった。 ・ 社会に出て必要なスキルの習得 ⇒ How 型や Why 型などの演習ができた。 ⇒ ある程度理解し、興味を持つことができた。 ⇒ グループで物事を進めていくところが実践的で良かった。 ・ 考える力、自分の視野を広げる。 ⇒ グループ演習により両者とも満たされた。 「20 その他、ご意見がありましたらご記入ください。」(抜粋) ・ とてもいい経験になりました。 ・ 就職のときにしっかり覚えておきたいと思う。 ・ 将来的に非常に役に立つ講義であると思った。 ②企業による評価 本講座は、教員自身が自立して行っているため、平成 23 年度は、企業によ る評価は実施されていない。 ③大学教員による評価 <良かった点> ■教材 アンケートの結果(質問項目 1~6)に示されるように、大学 1 年生の講義 においても適切な教材となっている。 ■講師体制・レベル 2 クラス制(1 クラス:40 名程度)、また、グループ演習を、1 班 5 名とした ことから、学生が講義に集中しやすく、教員や TA による指導も円滑に行えた。 これは、アンケート結果(質問項目 7 など)にも表れている。また、教員レ

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ベルにおいても、アンケート結果(質問項目 8)をみると、83%がわかりやす い説明と感じていることから、教員自身での講義実施が十分に行えているこ とがわかる。 ■費用 消耗品として講義で準備するものは、A3 および B4 の用紙、付箋、ペンであ ることから、負担は大きくない。 ■学生への影響 アンケート結果(記述式)をみると、学生は、本講義の内容を新鮮に感じ、 今後の様々な場面において活用しようという意欲が見られる。 ■実施スケジュール 2 日間の集中講義のため体力・集中力が危惧されるが、「集中講義なので頭 にはいりやすい」とのアンケートの回答もあり、集中実施の効果があったこ とが伺える。 <課題とその解決策> ■授業の進め方 関連講義において、座学を中心とした事前学習(210 分程度:30 分×7 回) を実施した。座学部分は、集中実施よりも、分割実施の方が、大学にはなじ むと思われる。座学が長くなると、集中度が落ちることから、ミニワーク等 の実施の工夫が必要となる。 ■授業内容・難易度 アンケートの結果(質問項目 5 および 6)に示されるように、全体的に演習 内容は取組みやすく、やりがいがあるとの回答になっているが、講義の最後 に実施される総合演習など、高校を卒業したばかりの大学 1 年生の知識や経 験では取組むものが難しい課題があることから、今後、工夫が必要である。 (7)今後の自立化・発展に向けた取り組み <講師、レビュアーの手配> 講義は、大学教員が平成 22 年度から既に実施しており、自立化している。 <教材・演習課題の手配> 平成 22 年度および平成 23 年度は、企業側より提供された教材を大学生向けにアレンジしつつ講義を 行った。平成 24 年度は、より完全な自立化を目指す。具体的には、ロジカルシンキングの教科書の執 筆とそれに対応した PPT の作成がある。現在「大学生のためのロジカルシンキング」と題した大学生向 けの入門書を執筆中である。この教科書は、企業が執筆担当するロジカルシンキングの基礎編と大学が 担当する適用編の 2 部構成からなる。基礎編ではロジカルシンキングの基礎について、社員研修の長年 の経験を活かしてその学ぶ意義から丁寧に基本的な考え方を解説している。この基礎を踏まえた適用編 では、まずロジカルシンキングを使った演習課題を用意し、続いて多くの大学生が経験する就職活動や 研究活動を想定した演習課題を用意して、ロジカルシンキングの実践的な訓練がどこの大学でも実施で きるように工夫している。ロジカルシンキングについてはこれまで多数のビジネス書が出版されている ものの、大学生向けに特化した本格的な入門書はない。この教科書がロジカルシンキングの大学教育へ の普及に一助となることを、執筆関係者は期待している。平成 24 年度は、上記の教科書を利用した講 義を実施する予定である。 <大学の費用負担>

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講義で準備するものは、A3 および B4 の用紙、付箋、ペンであることから、講義実施のための負担は ほとんどない。また、既存の教室備え付けの設備で、講義を十分に実施できる。 (8)実施に当たっての課題と工夫 ①立ち上げ時 学部長・学科長・学科内の教員へは、経団連、文部科学省、IPA の動向の説 明を含めて、本講座の準備状況を、常に報告した。また、本講座の準備段階 において実施された研修や模擬講義を学科教員へ周知し、見学可能とした。 また、頻度よく、連携企業と顔を合わせての打合せを行った。講義のノウハ ウだけでなく、著作権からの教材の取り扱いなど、事前に十分検討し、大学・ 企業間の連携を円滑に行える環境を準備した。 ②実施準備時 平成 21 年度に本講座を立ち上げるにあたり、学内において、企業講師によ る研修を 2 回、さらに講座実施教員による模擬講義を 1 回実施した。さらに、 講義の TA は、本研修・模擬講義を受講した学生、もしくは、担当教員より直 接トレーニングを受けた者とした。 立上げ時にも検討したが、本講座で利用する教材を明確にし、再度、これ らの取り扱い(著作権など)について、連携する企業と十分に調整を行った。 本講座は、座学を中心とした事前学習と、グループ演習を中心とした 2 日 間の集中講義とした。座学の部分は重要であるが、概念などが、長くなる(学 生にとっては苦痛である)ことから、1 回 30 分程度のものを 7 回、関連講義 にて実施することとした。30 分程度であっても、学生の集中力には限界があ ることから、学生のモチベーションを上げる話題(就職の話や仕事でのロジ カルシンキングの活用例など)、さらにミニワークやクイズを多くする工夫 を行った。集中講義では、実施体制を 2 クラス制とし、教員と TA の目が、各 演習グループへ届きやすいようにした。 本講座は、基礎力取得を目指すものであることから、1 年生の前期に実施し、 本講座に続く、知能情報工学科の専門科目において、基礎を波及させ、発展 させる工夫を行っている。 ③講座実施時 平成 22 年度からの座学では、受け身の学生が多いことから、講義中におい て、学生への問いかけや、学生に発言させる機会を多く持つように工夫した。 集中講義でのグループ演習の班分けは、5 名を最大人数とし、グループ分け は、単に連続した学籍番号でグループ化するのではなく、ある程度離れた番 号の学生でグループを構成した。女性が少ない場合は、演習グループに女性 が 1 名となることは避けた。 1 年生は、特に、グループワークを行う機会が少ないことから、グループ内 での役割を明確にするよう指示し、TA には、議論が進んでいないグループへ 積極的に声かけをするように指導している。 ④評価時 本講座の学生評価では、グループと個人の観点から、総合的に評価を行っ た(詳細は、(5)講座内容の⑤単位付与評価方法に記述)。 講座自体の評価は、現在 IPA が実施しているアンケートを用いて評価を行 い、自由記述部を含めて、講座内容の改善の参考としている。

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⑤継続・拡大時 講座の立上げ時から、自立を意識して準備をすることが重要である。また、 教材の取り扱いについては、大学と企業間で明確にしておく必要がある。さ らに、内外への広報は、担当教員・大学のみでは、限界があることから、IPA や企業の協力が必須である。 企業の研修では受講生は、モチベーションが高く、実社会もある程度経験 している。大学生の場合、特に、高校を卒業したばかりの 1 年生を対象とし た場合は、社会経験また専門知識も乏しいことから、極力、身近な話題へ、 教材を継続的に改良する必要がある。また、可能であれば、この改良につい ても、大学・企業間で、情報を共有した方がよい。 (9)その他(ユニークな取り組み、アピールポイント、メッセージ等) 本講座は、論理的思考能力の基礎力習得を目的としている。さらに、本講座に続く、知能情報工学科 の専門科目において、基礎を波及させ、発展させる工夫を行っている。例えば、1 年生後期で受講する IT マネジメント概論(必修)では、ロジカルシンキングのテクニックを利用した演習が盛り込まれてお り、継続的に、論理的思考能力を鍛えるように配慮されている。 また就職指導への適用として、独自に制作された教科書を用いてロジカルシンキングによる自己アピ ールの仕方の指導を、学部 3 年生と修士 1 年生の希望者に行っている。

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