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 第3節 学部別にみたキャリア教育の実施状況と課題

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Academic year: 2021

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(1)

 第3節 学部別にみたキャリア教育の実施状況と課題

 (1)重複学級について

 ①重複学級の有無

 各学部における重複学級の有無を図8に示した。小学部では78校中60校(設置傘

77%)、中学部では68校中47校(設置傘69%)、高等部では52校中41校(設置傘79%)

に重複学級があった。

回 答 数

部 数

100%

80%

60%

40%

20%

0%

小学部 中学部    高等部 図8重複学級の有無(学部別)

■ない一

国ある

小学部N=78 中学部N=68 高等部N=52

 一」

 ②児童・生徒の在籍率

 小・中・高等部全体の重複障害児童・生徒の在籍人数は、小学部263名、中学部157 名、局等部159名、計579名であった。

 重複学級の在籍率を学部ごとに図9〜11に示した。重複学級の在籍率は、小・中・高 等部の全体平均48%に「在籍なし」、全体平均32%に「1名」、全体平均19%に「2名」

であった。また、中学部3年に在籍7名が最も多かった。

(2)

10α%

 80%

≡答

1数6α%

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1圃5人11

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口3人一 1口2人

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  図1腫の在籍率(1脚     ㈱

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」脳 1学年  2学年  3学年

 図10生徒の在籍率(中学部)

團5人,

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1圃。ム

中学部N⇒7

(3)

100%

  80%

回 答

数  60%

徒 数

     2学年        3学年 図11生徒の在籍率(高等部)

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口3人

1口2人一

1■1人

L幽

 ③児童・生徒の障害種

 各学部における重複障害児童・生徒の障害種を図12に、「その他」という回答の詳細 を学部ごとに表3に示した。小・中・高等部ともに「聴覚障害と知的障害」という回答 が最も多かった。小学部では60学部中54学部(90%)、中学部では47学部中44学部

(94%)、高等部では41学部中38学部(93%)であった。その他、小学部では「聴覚障害 と肢体不自由」が18学部(30%)、r聴覚障害と自閉症」が19学部(32%)、r聴覚障害と 2種以上の障害」が19学部(32%)と、「聴覚障害と知的障害」の次に多かった。小学部 においては、重複障害児童の障害の多様化、重度・重複化していることが明らかになっ

た。

 また、「聴覚障害と病虚弱」おいては、高等部が20%、中学部が11%、小学部が8%、

さらに、r聴覚障害と視覚障害」においても、高等部が15%、中学部が4%、小学部が 7%と共に数値が減っていた。最後に、「その他」という回答があり、それは「聴覚障害

と発達障害」やr聴覚障害と学習障害」などであった。

(4)

  60

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■聴覚障害十自離  1i

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ド,刊)他  .」1 小学部  中学部  高等部 鰯

図12重複障害児童・生徒の障害種(学部別)

小学部N=60

中学部N47 高等部N41

表3各学部の重複障害児童・生徒の障害種(rその他」の詳細)

     小学部

聴覚障害十発達障害 聴覚障害十ダウン症

中学部

聴覚障害十学習障害   1

高等部

聴覚障害十発達障害   1

 (2)キャリア教育の実施状況

 各学部におけるキャリア教育の実施状況を図13に示した。まず、小・中・高等部全 体におけるキャリア教育の実施状況として、小学部では60校中52校(実施率87%)、中 学部では47校中47校(実施率100%)、高等部では41校中41校(実施率100%)でキャ

(5)

 小学部でrキャリア教育に取り組んでいない」という回答が8学部あり、その理由を 類似した内容の回答ごとに集めてカテゴリー分けをしたものを表4に示した。「キャリ ア教育に取り組んでいない」という主な理由は、r児童の実態からキャリア教育を実施 できていない」、「キャリア教育と言える内容は学習の様々な場面であると思うが、キャ

リア教育として意識して取り組んでいない」、「今後、取り組んでいく」等であった。

 次に、キャリア教育はどの程度、実施されているのかを知るために「キャリア教育を 教育課程に位置づけているかどうか」と「キャリア教育という名称を用いて取り組んで いるかどうか」という2点に注目した。

 キャリア教育の実施状況を「キャリア教育を教育課程に位置づけて取り組んでいるか どうか」に注目したものを図14で、次にキャリア教育の実施状況を「キャリア教育と いう名称を用いて取り組んでいるかどうか」に注目したものを図15で示した。

 まず、rキャリア教育を教育課程に位置づけて取り組んでいるかどうか」においては、

rキャリア教育を教育課程に位置づけていないが、キャリア教育を取り組んでいる」と 答えた学部が小学部で81%と多く、中学部では55%、高等部では56%であった。

 次に、「キャリア教育という名称を用いて取り組んでいるかどうか」においては、「キ ャリア教育という名称ではないが、キャリア教育と同じ内容に取り組んでいる」と答え た学部が小学部で81%、中学部では74%、高等部では71%と共に多かった。小・中・

高等部共に、平均75%と多くがキャリア教育という名称ではないが、キャリア教育と 同じ内容に取り組んでいた。

回 答 数 学 部 数

小学部    中学部    高等部   図13キャリア教育の実施状況

!1面り粛一榊

小学部N:52 中学部N=47 高等部N斗1

(6)

表4小学部におけるrキャリア教育に取り組んでいない」の理由

児童の実態(3)

 ・児童の実態からして、現段階での実施は難しい。

 ・精神年齢が1歳前後なので難しい。

 ・発達段階の課題により、そこまでに至らないという判断。

キャリア教育という意識に至っていない(2)

 ・学校全体の教育課程の中には、「進路指導の重点」の中に「望ましい職業観、勤労   観の育成を図るキャリア教育の推進」ということがあげられているが、教育活動全   体の中では意識されていないというのが現状である。内容的には、生活単元学習の   中など、いろいろな場面での活動がキャリア教育の内容と一致するかもしれない   が、現段階ではキャリア教育としての意識はあまりされていない。今後、部内で検   試してみたいと思う。今まで、担当していた者が変わったという面もあるかもしれ   ない。

 ・児童個々の身辺自立や日常生活の中での気づきを学習に結びつけている段階であ   り、「キャリア教育」に至っていない。

今後、取沙組む予庭(1〉

 ・小学部段階からのキャリア教育の必要性については、強く感じている。今後、取り   組んでいきたいと考えている。

回8㎝

客 数  舳 学

部棚

) 2説

■取り組ん耐吃②

 (教育調昌こ位置づナ①、る)

囲取り組んでし喝①

 (教育諌言こ位置づナα軌、)

1、学部    中学部    高等部

■…≡…I14キャリフ糖0)…繊兄(老鰯星一こ圃ナ)

1、学部N=52

中学部N斗7!

高等部N41

(7)

■ 回 一 匁

 目  数  (  学  部  数  )

 ■取り糸跳凧{②

  (キ判ア教育という名称で)

P1圃取り糸肌喝①

 r(キwア教育という名称。就く)1

、学部   中学部   高等部

」ア教育の実施状況(キャリア教育という名称)

小学部N=52

中学部同7

高等部N斗1

 (3)キャリア教育の実施学年

 各学部におけるキャリア教育の実施学年を図16に示した。小・中・高等部ともに、

重複障害児童生徒の在籍する「全ての学年」で実施するという回答が最も多かった。「全 ての学年」という回答は、小学部で52学部中43学部(83%)、中学部で47学部中43 学部(91%)、高等部で41学部中38学部(93%)であった。小学部では、5年と6年で実 施するという回答があり、それぞれ4学部(8%)あった。

 60

答 数40

学20

部 数 0

1

2   3   4 学  学  学 年  年  年

5   6 字  学 年  年

図16キャリア教育の実施学年(学者剛) 小学部N=521 中学部N=47 高等部N斗1

参照

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