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2013)を示されているが,現時点では食形態の選択に対

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Academic year: 2021

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学 位 論 文 審 査 の 要 旨

橋本 広季

(主 査) 朝日大学歯学部 教授 景華

(副 査) 朝日大学歯学部 教授 哲崇

(副 査) 朝日大学歯学部 教授 勝又 明敏

高解像度マノメトリーを用いた「日本摂食嚥下リハビリテーション学会嚥下調整食分類

2013」に

対する嚥下動態の定量的評価

論文審査の要旨

嚥下調整食については,多くの名称や段階が混在し,嚥下調整食の統一基準や統一名称がない ことは摂食嚥下障害者の不利益となっていた. そのため日本摂食嚥下リハビリテーション学会に おいて嚥下調整食の段階分類(学会分類

2013)を示されているが,現時点では食形態の選択に対

して,必要な口腔機能は設定されているが,定量的な指標はない.近年,全周性のセンサーを有 する高解像度マノメトリー(high resolution manometry, HRM)が開発され,軟口蓋から食道入口部ま での咽頭内圧がリアルタイムで精密に計測可能となった.本研究は,健常成人男性および要介護 高齢者男性に嚥下調整食を学会分類

2013

で示された区分ごとに摂取させ,各区分ごとにおける上 咽頭部や舌根部における最大内圧や圧持続時間等の基礎データを収集し,それをもとに要介護高 齢者において嚥下調整食の区分の選択を,

HRM

を用いて定量的に行うことを目的としたものであ る.

研究の結果,健常成人男性と要介護高齢者男性との比較において,上咽頭部圧持続時間では要 介護高齢者で圧持続時間が統計学的に有意に短縮し,また舌根部最大内圧では要介護高齢者で最 大内圧が統計学的に有意に低下するという結果を得た.今後,要介護高齢者の被験者数を増やす ことで,健常成人男性と要介護高齢者男性間での最大内圧や圧持続時間の違いがより明確になる ものと思われ,さらなる研究が期待される.

以上のことから, 本論文が

HRM

を用いた定量的評価が嚥下調整食の選択に有用な指標となり うる可能性を示唆する結論を得ていることを評価した. よって審査委員は,本論文を博士 (歯学) の学位を授与するに値するものと判定した.

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