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論 文 審 査 の 要 旨

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Academic year: 2021

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別紙1

論 文 審 査 の 要 旨

報告番号 3099 松成 一矢

論文審査担当者

主査 村上 雅彦 教授 副査 大塚 成人 教授

副査 角田 卓也 教授

(論文審査の要旨)

本論文は、皮下埋め込み型中心静脈ポート(以下 CV ポート)の損傷を防ぐための適切な 穿刺位置、ポート留置部位について、損傷例と正常例を後ろ向きに比較検討したものであ る。対象は2012 5 月から2018 3 月までに右内頸静脈穿刺、右前胸部ポート留置を行 った709 例で、留置時の X線透視画像よりカテーテルの角度、鎖骨からの高さ、カテーテ ル先端位置、曲率半径について計測した。結果は、患者の平均年齢は 65.6歳,男女比は 58:

41であった。原疾患として直腸癌が最も多く 124 例であった。角度は正常例で中央値 91.6 度、損傷例で中央値 58.0 度であった。高さは正常例で中央値 26.0mm、損傷例で中央値

36.6mmであった。先端位置は正常例で中央値 51.6mm、損傷例で中央値37.5mm であった。

曲率半径は正常例で中央値9.2R、損傷例で中央値 7.1R であった。角度,高さ,曲率半径に おいて両群に有意差を認めた。右内頸静脈穿刺にて CV ポートを留置する際、穿刺点を低 く設定し、カテーテルも緩やかなカーブを描くようにすること でカテーテルの穿孔や断裂 のリスクを減少させる可能性を示唆すると結論づけられた。

右内頸静脈穿刺における CV ポート留置に関し、カテーテル条件について詳細に検討し た報告はなく、本論文は新しい知見を得ており学術上価値があり、学位論文に値すると判 断した。

論文題名:Influence of venipuncture point and port chamber site on the risk of catheter fracture in right internal jugular port placements

(皮下埋込型中心静脈ポートシステムの穿孔や断裂を防ぐための右内頚静脈穿刺位置及びポ ー ト留置部位の検討)

掲載雑誌名:The Journal of Vascular Access:Epub ahead of print,2019

(主査が記載、500字以内)

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