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箱型 RC 地中連続壁の施工について

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Academic year: 2021

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11 施工

Construction report of Box type RC underground continuous wall

箱型 RC 地中連続壁の施工について

キーワード:RC 地中連続壁,遮水,超音波,安定液,隅角部

俵谷俊太朗 大木洋平 真田昌慶**

概要

平取ダム建設箇所の地形は右岸側に発達した急崖地形,左岸側は堆積物が厚く分布する段丘となり,左右非対称の地形を形 成する.左岸側の堆積物はローム質粘土が主体の砂礫層であり,部分的に空隙が密集しており洪水による水位上昇時には浸透 経路となる可能性がある.このため,遮水構造として RC 地中連続壁が採用されており,右岸側の重力式コンクリートと左岸 側の RC 地中連続壁の接続工には「従来型端部処理工法-箱型 RC 地中連続壁」が採用された.

本報告では箱型 RC 地中連続壁の施工方法と施工上の技術的課題・対策について報告する.

成果

○掘削精度を確保するために超音波測定機による施工段階での精度確認を実施することで,掘削出来形を確保することができた.

○安定液の逸液に対する課題において事前に試験施工を行い,結果をもとに設定した標準配合・施工フローを有効に機能させ ることにより,溝壁の安定が確保された.

○隅角部において想定外の崩壊によるガイドウォールの沈下が生じたが,切梁,コンクリート打設などの対策により出来形を 確保できた.

北日本(支)平取ダム(出) **土木設計部設計一課

図 ― 1 箱型 RC 地中連続壁完成写真

表 ― 1 逸液対策実施表

図 ― 2 超音波測定出来形(A-1-1 G)

逸液量 (㎥/h)

回数

(回) 対策方法 対策後逸液量

(㎥/h)

1.0~2.5 14 逸液防止剤 0.6~1.0

2.5~5.0 11 山砂 0.8~2.1

5.0~10.0 1 山砂 1.6

1.000m

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