研究授業の見方
愛知教育大学教育実践研究科
志水 廣
教師の願いの前提
• 学級のすべての子どもに
• 本時の内容を
「わかった!」「できた!」
と言ってほしい。
授業力の観点から
• 授業力={(教材把握力)
× (□□□把握力)
× (□□□□力)}
× (精神エネルギー)
若い教師
心構え
• まずは、先輩から素直に、謙虚に学ぶという 姿勢が大切である。
• どんなにまずい授業であっても、まずさばかり に目がいくと、その授業のよさが見えてこなく なる。
• 人は外見で評価される。
授業力を伸ばすには
• 頭に貯金、体に貯金をするしかない
• 本を読んで貯金 1日1冊は読むこと
• 授業を見て貯金・・・・今回
• 話を聞いて貯金
• 実際にやってみて貯金
みることは
• 観る・・・・観察
• 診る・・・・診断
• 見る・・・・ながめる、見物する
• 看る・・・・手当をする
• リハーサル能力(追跡・再現):授業の流れを 追っていく。
見る → 真似る → 学ぶ
• 本当に真似ることができると
• すごい!!
見る
1.全体の流れを見る
①指導の筋を後追いしながら見る・・・これは、
一時間の展開の仕方をみることになる。
導入→展開→終末
②今の状況をみる・・・教師と子どもとは一体 化しているかどうか
③事前に指導案があるときは展開を予想しな がらみる
見る 部分編
2.部分を見る
①教師と子どもとの対応をみる
②教師の動きだけをみる
③子どもの動きだけをみる
・ある特定の子だけをみる
・子ども達をみる
見る力
• 授業は、見る人の授業力に応じた範囲でしか みることができない。
• 表面の動きを見ることのできる人
• 心の奥底まで見ることのできる人
研究授業にはねらいがある
• 本時を通して、あるいは単元を通して 子どもの変容を達成することにある。
みなさんの場合は、
・ねらいの妥当性はさておき
・筋道の妥当性をみる
・手だての妥当性をみる
長所を見る目をもつこと
• 教師の長所
• 子どもの長所
• 教材の長所
• これらを書き出してみる
教師の長所
• 表情・仕草
• 発問・指示・板書・応答・指名
• ワークシート
• 教師の行為に意味がある
子どもの変化をみる
• 授業は集団と個の変化がみられる。
• WHEN いつ変化したか
• HOW,WHY 何によって変化したか
• 特に、子どもがのった場面をみる。
• それをルール化すること。
子どもが乗った場面とは
• 子どもの勢いが生まれた場面である。
• この瞬間の前にその原因がある。
• この原因を推測せよ。
• 教師の□□、子どもの□□
• 一言(発問・指示など)、教具、動作、板書、絵
問いの発生
• 新しい課題に出会うと、なかなか
「できない、わからない、解けない」
このとき、「おやっ?」と何か変だなあと思うこと がある。これが問いである。
・この問いは、課題の提示で起きる、発問で起 きる、活動で起きることもある。
・よい授業には、この問いの発生がある。
問いの発生
• 教師の問いから子どもの問いに転化すること もある。
わかる・できるための 6点
前提:十分な教材研究と指導技術を 磨くことである。
①「考える」場の設定をもってほしい。
②「わからせる」手だてを明確にして ほしい。
③「鍛える」場をもってほしい。
わかる・できるための 6点
④一番の近道は、自力解決をできる だけ多く取り入れることと
⑤一斉指導と個別指導のバランスを とってほしい。
⑥確認と見届けの手だて:評価と指導
の一体化
考える場、わからせるには
• 「わからない」という場
• 「おやっ??」
• 問いの発生のある場
算数の授業で大切にしたいこと
• 問題の把握
• 正しい見通しをもつこと
• 見通しにそって解決していくこと
• 解決したことを振り返ること・・・個人での振り 返り・集団での振り返り
• 新しい問題に適用・活用できること
テキストと研究授業の見方
• 「算数力がつく教え 方ガイドブック」の P ~ を読んでほし
い。
ここに授業の作り方が 書かれている。これは、
授業の見方にもつな がる。