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大型使用過程車からの

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Academic year: 2021

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大型使用過程車からのVOC排出に関する調査

調査車両:

平成21年規制及び平成17年規制 ディーゼル重量車(使用過程車) 22台

後処理装置 尿素SCR:11台(A~J,HV-A)、HC-SCR:4台(K~M,HV-B)、SCRなし:7台(N~R,HV-C,HV-D)

測定モード:

・法定モード 比較のため、コールドスタートでの計測も実施 JE05モード(平均車速27.3km/h)

・東京都実走行パターン ホットスタートのみ計測

No.2(平均車速8.4km/h)、No.5(平均車速18.0km/h)、No.8(平均車速28.6km/h)、 No.10(平均車速 44.4km/h)

測定方法:

大型シャシダイナモメータ及び大型排出ガス計測システムを使用

排出ガスを全量希釈システムまたは分流希釈システムを用いて希釈し、希釈排出ガス中のVOCを分析

1. 東京都実走行パターンのVOC成分の排出割合は車両により異なるが、同一車両について見ると走行モードを変えてもほぼ一定だった。

2. 法定モードのコールドスタート時に多く排出されるアルケン等はオゾン生成能も高く、自動車排出ガスが大気中の光化学オキシダント 生成に与える影響はコールドスタート時の寄与が大きいことが示唆された。

3. 上記の結果から、大型使用過程車では特にスタート直後の対策を行うことが光化学オキシダント対策として有効であると考えられた。

東京都の大気環境はこれまでの 発生源対策により大幅に改善して きているが、光化学オキシダント については全局で環境基準を達成 しておらず、原因となるVOCの 発生源対策が進められている。

VOCは物質によってオゾン生 成能が異なるため、効果的な発生 源対策のためには種類ごとの排出

状況を把握することが重要である。

東京都内では自動車は主要な VOC発生源のひとつとなってお り、当研究所では大型使用過程車 からのVOC排出状況を調査した ので、その結果を報告する。

測定方法① 炭化水素

希釈排出ガスを不活性コーティングした1Lキャニスターに採取 冷却濃縮

GC-FID/MS分析 59種

希釈排出ガスをアルデヒド類捕集用カートリッジに採取 アセトニトリル抽出

LC-MS分析 16種

図2 法定モードでのコールドスタート、ホットスタートのVOC排出量およびその差分

図3 法定モードでのコールドスタート、ホットスタートのオゾン生成能およびその差分

コールドスタート時には、アルデヒド、アルケン等の オゾン生成能が高い成分群が多く排出される。

図4 法定モード走行時の排出ガス温度、

THC濃度およびCO濃度の一例

排出ガス温度は試験終盤まで、THC濃度と CO濃度は試験中盤までコールドスタートと ホットスタートの差があった。

VOC排出量は、No.2>No.5>No.8>No.10で、平均車速が 低いモードほど多くなっている。

VOC成分の排出割合は、同じ車両ならば走行モードを変えて もほぼ一定である。

東京都実走行パターン走行時のVOC排出量 法定モード走行時のVOC排出量

法定モード走行時のオゾン生成能

図1 東京都実走行パターン走行時のVOC排出量(ホットスタート)

測定方法② アルデヒド類およびアセトン

尿素SCR

HC-SCR

SCRなし

Bは8回、Dは4回の平均値

Bは8回、Dは4回の平均値

Bは8回、Dは4回の平均値

はじめに 方法

結果

まとめ

参照

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