• 検索結果がありません。

第 2 学年国語科学習指導案日時平成 28 年 6 月 29 日 ( 水 ) 第 5 校時場所 2 年 1 組教室授業者岩本佐妃子 1 単元名お話を読んで かんそうを書こう教材名スイミー 2 単元について本作品は 主人公スイミーの行動によって場面が展開していく 文章は スイミーの行動に着目しやすく書

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "第 2 学年国語科学習指導案日時平成 28 年 6 月 29 日 ( 水 ) 第 5 校時場所 2 年 1 組教室授業者岩本佐妃子 1 単元名お話を読んで かんそうを書こう教材名スイミー 2 単元について本作品は 主人公スイミーの行動によって場面が展開していく 文章は スイミーの行動に着目しやすく書"

Copied!
6
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

第2学年 国語科学習指導案

日 時 平成28年6月29日(水)第5校時 場 所 2年1組教室 授業者 岩本 佐妃子 1 単元名 お話を読んで、かんそうを書こう 教材名 スイミー 2 単元について 本作品は、主人公スイミーの行動によって場面が展開していく。文章は、スイミーの行動に着目し やすく書かれているので、スイミーの行動を通して物語の展開を押さえていくことが無理なくできる。 主人公と自分を重ねて作品を読むことは、これからの読書活動にも生かしていくことができる。 主人公のスイミーは、みんなが赤いのに、一匹だけ黒く、泳ぐのが誰よりも速い。スイミーのもつ、 寂しい、悲しい気持ちは児童にとって、共感できる受け入れやすい気持ちであろう。また、小さな魚 たちと協力して困難を乗り越えていく姿からは、仲間と協力することの大切さを学ぶことができるで あろう。そのような場面を、想像を広げながら読むことができるように、単元導入時には、「スイミ ーペープサート劇発表会をひらこう。」という学習の出口を明確にする。単位時間の終わりには、読 み取ったスイミーの世界について感想を書く活動を位置づけることで、想像を広げながら読むことが できたかを評価する場とする。また、並行してレオ=レオニの本を読み、「スイミー」の学習を行っ た後、自分の選んだ本でペープサートを作り、感想を書く活動につなげていく。 3 児童の実態 1年生で「くじらぐも」や「たぬきの糸車」、2年生で「ふきのとう」の物語文を学習してきた。 この中で、役割読みをしたり動作化したりしながら、叙述に即して場面の様子や登場人物の心情を読 み取るという学習をしている。 既習の「ふきのとう」では、「場面の様子について、人物の行動や会話を中心に想像を広げながら 読むことができる」ように、言語活動を「ふきのとう音読発表会をひらこう。」と設定し、行動や会 話から、人物の気持ちを読み取り、声の大きさや速さ、間の取り方に生かして音読することをめあて にしてきた。また、主人公についての感想を書く活動では、まだ語彙が乏しいため、「うれしい。」「悲 しい。」「残念。」という言葉でしか表現できなかった。また、中には、音読の工夫は考えることがで きても、そのように読む根拠を述べることができない児童もいた。 そこで、今回の「スイミー」では、気持ちを表す言葉を話し合い、「言葉のたからばこ」に言葉を 蓄積し、使っていけるようにしたい。また、根拠を話すときやまとめの感想を書く時に、「どうして かというと~からです。」という話形を提示し、意識して話したり書いたりできるようにしていく。 4 研究主題と関わって 【研究内容1】 ① 指導事項を押さえた単元を貫く言語活動の工夫 言語活動を「スイミーの気持ちを想像しながら読み、感想をまとめよう。」とし、想像しながら 読む目的として、スイミーの出口の活動を「ペープサート劇発表会をひらこう。」と設定した。第 1時で、「様子が伝わるペープサート劇にするためには、どんな工夫が必要だろう。」と問いかけ、 音読とペープサートの動かし方を工夫する必要があることに気付かせる。さらに、物語の世界の 想像をふくらませることができるように、吹き出しに主人公の言葉を書く活動を取り入れるよう にする。 本教材を大きく3つの場面に分け、場面ごとに吹き出しを考える時間、音読とペープサートの 動かし方の工夫の時間とを確保し、オリジナル台本を作っていく。その台本を基に、グループご とに好きな場面を選び、スイミーのペープサート劇発表会をひらく。 また、並行読書においても、自分の好きな場面について付箋を貼って吹き出しを付け、登場人 物になりきって、気持ちを考える活動を通して、物語を想像して読み、感想を書く活動へつなげ ていく。そして、朝の読書活動に時間に、ペープサートを使い、簡単な本の紹介と感想を学級の 友達と交流する活動を取り入れていく。 本単元の5つの言語意識は、次のようである。 ② 付けたい力を明確にした並行読書リストの作成 単元のねらいである「想像をひろげながら読む」ためには、「スイミー」のようなファンタジー 作品がよいと考えた。そこで、スイミーの作者と同じ、レオ=レオニの他の作品に触れるととも に、その中でも特に主人公の立場に立つことができ、物語に入りやすい作品を選んだ。 ○相手意識…学級の仲間に、保護者に ○目的意識…自分が選んだ本を想像を広げながら読んだ楽しさを伝えるために ○場面・状況意識…ペープサート劇発表会 ○方法意識…ペープサート音読劇の台本を作って ○評価意識…人物の行動や場面の様子などについて、想像を広げながら読み、読み取ったことを ペープサートに表現したり、感想をまとめたりすることができたか。

(2)

【研究内容2】 ① 個人カルテを活用した読む力を高めるための個に応じた指導援助の工夫 今回の個人カルテは、「◎言葉の根拠となる文章に線を引き、スイミーの言葉を前時までの場面 と関わらせながら書くことができる。」「○根拠となる文章に線を引き、スイミーの言葉を書くこと ができる。」 「△文章に線を引くことができる。」の3段階評価を行っている。△の児童に対しては、選んだ 場所によって声のかけ方を工夫すると共に、言葉の宝箱カードから、場面に合うスイミーの気持ち を選ぶことができるようにする。○の児童には、さらに詳しく書くことができるように、どうして そう思ったのか、根拠を考えるように声かけをする。◎児童に対しては、1カ所に留まらず、他に も付け足したい言葉を考えていくように声かけをする。その中でも特に、「いろいろかんがえた。」 「うんとかんがえた。」の言葉にも着目させ、「いろいろの中身を考えてみよう。」や、「うんとかん がえた。のうんととはどのくらい考えたの。」等の声かけをする。 ② 並行読書の取り入れ方や生かし方の工夫 単元の第1時間目に並行読書で読んでいく本の紹介や、これからの活動の目的や内容の見通し、 学習に対する興味関心がもてるようにするために、並行読書の中から「さかなはさかな」の主人 公のペープサートを使い、教師がなりきって感想も入れながら紹介し、モデル提示をしていく。 また、第2次では、付箋に場面に合った台詞を書き足している児童を紹介し、意欲づけを行う。 第3次では、並行読書で読んできたお話についての簡単な紹介や感想を書いていき、朝の読書活 動で交流する。また、授業参観の際、お家の人にも紹介する機会を設け、読書が家庭にも広がっ ていくきっかけ作りにする。 ③ 情報機器の活用の工夫 電子黒板を使い、前時の学習の振り返りをする際に、学習したことを書き加えた本文を映し出 し、全体で確認できるようにしたり、全体交流の中で、根拠に立ち返る際に、教科書の本文を映 し出して確認したりできるようにする。 また、音読やペープサートの動かし方の工夫をする時間には、雰囲気がでるように教科書の挿 絵を映し出し、その画像を用いて発表できるようにする。 5 単元の目標 ◎人物の行動や場面の様子などについて、想像を広げながら読むことができる。読(1)ウ ◎文章中の大事な言葉や文を書き抜き、それをもとに感想を書くことができる。読(1)エ、オ ・登場人物の行動を中心に想像を広げながら読むことができる。読(1)ウ ・たとえを表す言葉を使い、語のつながりに気をつけて文を書くことができる。書(1)ウ 6 単元指導計画(全11時間) 次 時 本時のねらい 学習活動 評価規準と方法 一 自 分 の 選 ん だ 本 で ペ ー プ サ ート を 作っ て、登場人物の気持ち を 伝 え る 学習 に する た め の 見 通し を もつ とともに、あらすじが 分かり、感想をもつこ とができる。 1 範読を聞き、物語の大体を理解する。 (教科書P60を参考にする。) 2 一番好きな場面について感想を書き、 発表する。 3 並行読書の中の 1 つを例に、ペープサ ートを使い、教師がなりきって、感想 も入れながら紹介するモデル提示を して、言語活動に取り組む目的を明確 に持たせる。 4 ペープサート劇で場面の様子を伝え るには、どんな工夫が必要か話し合 い、学習の見通しをもつと共に、単元 を貫く課題を設定する。 5 並行読書の紹介をする。 【関】「場面の様子が伝 わるペープサート劇を する」という学習のねら いを知り、内容や学習活 動に興味をもっている。 【書】範読を聞いて、感 想を書くことができる。 ねらい 並行読書の図書 授業で学んだことを生か し、人物の行動や場面の様子 などについて、想像を広げな がら読めるようにするため。 また、同じジャンルの本から 読書の幅を広げる。 ・びっくりたまご ・アレクサンダーとぜんまいねずみ ・さかなはさかな ・うさぎのにわ ・ひとあし ひとあし ・ぼくのだ!わたしのだ! ・コーネリアス ・おんがくねずみのジェラルディン ・フレデリック ・ペシェティーノ ・マックマウスさん (単元を貫く課題) 「スイミーの気持ちを想像しながら読み、感想をまとめよう。」 (単元出口の言語活動) 「ペープサート劇発表会をひらこう。」 「スイミー」の音読を聞いて、一番心に のこったところの感想を書こう。

(3)

二 2 場面の様子について、 人物の行動・会話を中 心 に 想 像 を広 げ なが ら読み、登場人物の言 葉を考えたり、感想を 書 い た り する こ とが できる。 1 前時の学習を振り返り、本時のめあて を確かめる。 2 根拠となる文章に線を引き、どの文章 にどんな言葉を付け加えるかを考え、付 箋に書く。 3 全体交流する。 4 スイミーがどんな気持ちの場面なの かを確認し、感想を書く。 6 並行読書をし、好きな場面に付箋を貼 ったり、付箋に言葉を加えて貼ったり する。 【読】場面の様子につい て、人物の言動・会話を 中心に、想像を広げなが ら読み取り、場面に合っ たスイミーの台詞を考 えたり、スイミーをどう 思うかを明らかにして、 感想を書いたりしてい る。(プリント・発言) 3 場 面 の 様 子 に つ い て、人物の行動・会話 を中心に、想像を広げ ながら読み、ペープサ ー ト の 動 かし 方 や音 読 の 仕 方 を考 え るこ とができる。 1 前時の学習を振り返り、本時のめあて を確かめる。 2 音読をする。 3 ペープサートの動かし方や音読の仕 方について、考えや理由をプリントに書 き込む。 4 全体交流をする。 5 まとめの音読をする。 (ペープサート使用) 6 並行読書をし、好きな場面に付箋を貼 ったり、付箋に言葉を加えて貼ったりす る。 【読】場面の様子につい て、人物の言動・会話を 中心に、想像を広げなが ら読み取り、場面に合っ た音読の仕方を考えて いる。(プリント・発言) 4 場 面 の 様子 に ついて、人物の行動・会話 を 中 心 に 想像 を 広げ ながら読み、登場人物 の言葉を考えたり、感 想 を 書 い たり す るこ とができる。 1 前時の学習を振り返り、本時のめあて を確かめる。 2 根拠となる文章に線を引き、どの文章 にどんな言葉を付け加えるかを考え、付 箋に書く。 3 全体交流する。 4 スイミーがどんな気持ちの場面なの かを確認し、感想を書く。 6 並行読書をし、好きな場面に付箋を貼 ったり、付箋に言葉を加えて貼ったりす る。 【読】場面の様子につい て、人物の言動・会話を 中心に、想像を広げなが ら読み取り、場面に合っ たスイミーの台詞を考 えたり、スイミーをどう 思うかを明らかにして、 感想を書いたりしてい る。(プリント・発言) 海のすばらしいものやおもしろいもの に出会ったスイミーの気もちを考えて、 感想を書こう。 私は、海のすばらしいものを見たと ころが、わくわくしてきました。 なぜかというと、スイミーが見た海 の生きものを私も見たくなったからで す。ゼリーのようなくらげはカラフル できれいだろうなと思いました。スイ ミー が元気を取 り戻してよ かった で す。 たのしいくらしからひとりぼっちに なるスイミーの気もちを考えて、かんそ うを書こう。 登場人物の様子が分かる、ペープサ ートの動かし方や音読の仕方を考え よう。 大きい魚からにげたのはスイミーだ けというところを読んで、スイミーがと てもかわいそうだと思いました。 どうしてかというと、くらい海のそこ をひとりぼっちでおよいだからです。ス イミーに早く友達ができるといいなと 思いました。

(4)

5 場 面 の 様 子 に つ い て、人物の行動・会話 を 中 心 に 想像 を 広げ ながら読み、ペープサ ー ト の 動 かし 方 を考 えることができる。 1 前時の学習を振り返り、本時のめあて を確かめる。 2 音読をする。 3 ペープサートの動かし方や音読の仕 方について、考えや理由をプリントに書 き込む。 4 全体交流する 5 まとめの音読をする。 (ペープサート使用) 6 並行読書をし、好きな場面に付箋を貼 ったり、付箋に言葉を加えて貼ったりす る。 【読】場面の様子につい て、人物の言動・会話を 中心に、想像を広げなが ら読み取り、場面に合っ た音読の仕方を考えて いる。(プリント・発言) 6 ( 本 時 ) 場 面 の 様 子 に つ い て、人物の行動・会話 を 中 心 に 想像 を 広げ ながら読み、登場人物 の言葉を考えたり、感 想 を 書 い たり す るこ とができる。 1 前時の学習を振り返り、本時のめあて を確かめる。 2 根拠となる文章に線を引き、どの文章 にどんな言葉を付け加えるかを考え、付 箋に書く。 3 全体交流する。 4 スイミーがどんな気持ちの場面なの かを確認し、まとめの感想を書く。 6 並行読書で読んでいる本の感想を書 く。 (下書き) 【読】場面の様子につい て、人物の言動・会話を 中心に、想像を広げなが ら読み取り、場面に合っ たスイミーの台詞を考 えたり、スイミーをどう 思うかを明らかにして、 感想を書いたりしてい る。(プリント・発言) 7 場面の様子について、人物の行動・会話を中 心 に 想 像 を広 げ なが ら読み、ペープサート の 動 か し 方や 登 場人 物 の 言 葉 を考 え るこ とができる。 1 前時の学習を振り返り、本時のめあて を確かめる。 2 音読をする。 3 ペープサートの動かし方や音読の仕 方について、考えや理由をプリントに書 き込む。 4 全体交流する 5 まとめの音読をする。(ペープサート 使用) 6 並行読書で読んでいる本の感想を書 く。 【読】場面の様子につい て、人物の言動・会話を 中心に、想像を広げなが ら読み取り、場面に合っ た音読の仕方を考えて いる。(プリント・発言) 三 グ ル ー プ 毎に 発 表す る場面を選び、役割分 担をし、書きためた台 本 を も と に発 表 の仕 方 を 工 夫 する こ とが できる。 1 本時のめあてを確認する。 2 班ごとに場面を選ぶ。 3 読むところを決める。 4 自分や友達の台本を基に発表台本を 仕上げる。 5 練習する。 【読】一番好きな場面に ついて、登場人物の会話 や行動をペープサート にして想像を広げて読 んでいる。 グループごとにペープサート劇で発表 したい場面を選び、練習をしよう。 登場人物の様子が分かる、ペープサ ートの動かし方や音読の仕方を考えよ う。 登場人物の様子が分かる、ペープサ ートの動かし方や音読の仕方を考えよ う。 なかまを見つけ、大きな魚をおいだす ばめんのスイミーの気もちをかんがえ て、かんそうをかこう。 私は、大きなまぐろのふりをして、ま ぐろをおい出したところを読んで、やっ たあという気もちになりました。 どうしてかというと、スイミーがいろい ろかんがえて思いついた作戦が成功し たからです。スイミーは頭がいいと思っ たし、また、たのしくくらせるからよか ったと思いました。

(5)

9 グ ル ー プ 毎 に 書 き た め た 台 本を も とに 発 表 の 仕 方を 工 夫す ることができる。 1 本時のめあてを確認する。 2 班ごとに練習する。 3 号車ごとに中間発表会をし、お互いの 良い所やもっとよくするためのアドバ イスなどを交流する。 4 班ごとに練習する、 5 並行読書の本の紹介文を書く。(下書 き) 【言】本文を劇の台本に 調整する話し合いで、考 えを伝えている。(ノー ト・発表) 【読】登場人物や場面の 様子が表れるように、工 夫して音読したり、ペー プサートを動かしたり している。 (発表) 1 0 想 像 を 広 げ て 読 ん だ 登 場 人 物や 場 面の 様子が伝わるように、 音 読 の 仕 方や 台 詞の 言い方、ペープサート の 動 か し 方を 工 夫す ることができる。 1 本時のめあてを確認する。 2 場面順に発表する。 ○聞き手は、発表者の良い所を見つけなが ら見る。 ・○○さんは、スイミーの楽しい気持ち伝 わるように、元気よく読んでいたよ。 ・○○さんがつけ足した言葉から、スイミ ーがとてもさみしくて、怖い気持ちだと いうことがよく伝わったよ。 3 並行読書の本の紹介や感想を書く(清 書)。 【読】登場人物や場面の 様子が表れるように、工 夫して音読したり、ペー プサートを動かしたり している。 (発表) 1 1 「-ような」「-みた いな」などのたとえを 表す言葉を使って、つ な が り に 気を 付 けて 様 子 を 表 す文 を 書く ことができる。 1 「-ような」「-みたいな」が例えを 表す言葉であることを確認する。 2 本時のめあてを確認する。 3 教室にあるものの様子をたとえの言 葉を使ってノートに書く。 4 できあがった文章を友達と交流する。 5 並行読書で読んでいる本の紹介や感 想を書く。(清書) 【書】たとえを表す言葉 を使って、つながりに気 を付けて様子を表す文 を 書 い て い る 。( ノ ー ト・発言) 朝 活 動 ・ 授 業 参 観 ペ ー プ サー ト や音 読 の 仕 方 を工 夫 した り、原稿を基に、本の 紹 介 や 感 想を 聞 く人 を 意 識 し て話 し たり し て 発 表 する こ とが できる。 1 課題の確認をする。 2 ペープサートを使って、本の紹介や感 想を発表することができる。 3 友達の発表から興味をもった所や、読 んでみたくなった所について感想を交 流する。 【関】話のおもしろさを 意識しながら意欲的に 発表に取り組んでいる。 (発表) 7 本時のねらい 場面の様子について、スイミーの行動・会話を中心に想像を広げながら読み、登場人物の言葉を考え たり、感想を書いたりすることができる。 8 本時の展開 ☆個別の指導援助 「-ような」「-みたいな」を使って、 ようすをあらわす文を書こう。 スイミーの気持ちが伝わるペープサー ト劇になるよう、練習しよう。 「スイミー」ペープサート劇発表会をし よう。 ともだちやおうちの人に、楽しさが 伝わる本の紹介発表会にしよう。

(6)

ねらい 学 習 活 動 指導・援助 導 入 本 時 の 学 習 の 見 通 し を も つ こ と ができる。 1 前時を振り返り、本時の学習の見通しをもつ。 2 本時の課題を確かめる。 前時の場面の交流した様 子が分かるよう、電子黒板 に映して、学習が振り返ら れるようにする。 展 開 自 分 の 考 え を ノ ー ト に書いて、交 流 の 足 場 を つくる。 本 時 の 感 想 を ノ ー ト に ま と め る こ と が で き る。 3 教科書に付箋を貼り、スイミーの言った言葉を書 くと共に、そう考えた根拠となる文章に線を引く。 4 考えを交流する。(○付け加える本文、・言葉、→ 理由) ○スイミーは見つけた。 ・わあ、ぼくの友達がいっぱいいる。うれしいな。 →「スイミーのとそっくりの」と書いてあるから仲間 ができたと思ってうれしいと思う。 ○おもしろいものがいっぱいだよ。 ・みんなも一緒に見ようよ。きっと気に入るよ。 →前の場面の生き物たちで元気になったから、見せた くなると思います。 ○スイミーはいろいろかんがえた。 ・やさしい大きな魚を見つけてたのもうかな。それと もさっき見かけたうなぎなら体も長いしやっつけ てくれるかな。 →いろいろ考えたとあるから、いろんな作戦を考えて いるんだと思います。 ○うんとかんがえた。 ・みんなの力を合わせてなんとかならないかな。うー ん。うーん。 →うんとと書いてあるのでものすごく考えているん だと思います。 ○みんな、もちばをまもること。 ・みんながばらばらだと魚に見えなくなってしまうか らね。 →海で一番大きい魚のふりをしないといけないから。 ○ぼくが目になろう。 ・ぼくにまかせて。 →スイミーだけ黒かったから、みんなの役に立ちたい と思ったと思います。 ○大きな魚をおい出した。 ・やったあ。みんなと力を合わせて追い出せたぞ。 →魚みたいに泳げるようになってみんなで力を合わ せて追い出したから。 5 スイミーがどんな気持ちの場面なのかを確認し、 まとめの感想を書く。 6 感想を交流する。 ・新しい仲間とともに、大 きな魚をおい出す場面で あることを確認する。 「△」の児童への指導援助 ☆どこにつけ足すか決めら れない児童:スイミーの言 動を確認し、選ぶように声 をかける。 ☆気持ちが書けない児童: ○選んだ場所によって声の かけ方を工夫する。 ・「スイミーは、魚たちに何 て 声 を か け た い ん だ ろ う。」 ・「どんなことを考えている んだろう。」など ○スイミーの気持ちに合う 言葉を、宝箱を参考にし て選ぶよう助言する。 「○」の児童への指導援助 さらに詳しく書けるよう に、どうしてそう思ったの か、根拠を考えさせる。 「◎」の児童への指導援助 「 い ろ い ろ か ん が え た 。」 「うんとかんがえた。」の言 葉にも着目させ、いろいろ の中身やうんととはどのく らい考えたのか等の声かけ をし、深めさせる。 ☆感想が書けない児童:ど んな場面であったか、スイ ミーはどんな気持ちである かを再度確認する声かけす る。 終 末 並 行 読 書 に 取 り 組 む こ と が で き る。 7 並行読書について、これまで貼ってきた付箋を参 考にし、好きな場面について感想を書く。 【並行読書】○レオ=レオニ作の本 ・さかなはさかな ・ひとあしひとあし ・コーネリアス ・フレデリック ・じぶんだけのいろ ・アレクサンダとぜんまいねず み 等 ☆感想が書き始められない 児童:付箋の貼ってある 場所を確認し、場面をし ぼれるようにする。 なかまを見つけ、大きな魚をおいだすばめんのスイ ミーの気持ちを考えて、感想を書こう。 私は、大きな魚のふりをして、まぐろを追い出し たところを読んで、やったあという気持ちになりま した。 どうしてかというと、スイミーがいろいろかんが えて思いついた作戦が成功したからです。スイミー は頭がいいと思ったし、また、たのしくくらせるか らよかったと思いました。 【評価規準】 【読】場面の様子について、 人物の言動・会話を中心に、 想 像 を広 げな がら 読み取 り、場面に合ったスイミー の台詞を考えたり、スイミ ーをどう思うかを明らかに して、感想を書いたりして いる。(プリント・発言)

参照

関連したドキュメント

学位授与番号 学位授与年月日 氏名 学位論文題目. 医博甲第1367号

P.19 ・ペアで、自分の立場で答える形でチャンツを 言う。 【Let's Listen】P.20

本学級の児童は,89%の児童が「外国 語活動が好きだ」と回答しており,多く

I like strawberries, cherries, pineapples, melons, apples, oranges, kiwi fruits and vanilla ice cream.. S1:Here

1 単元について 【単元観】 本単元では,積極的に「好きなもの」につ

“〇~□までの数字を表示する”というプログラムを組み、micro:bit

並んで慌ただしく会場へ歩いて行きました。日中青年シンポジウムです。おそらく日本語を学んでき た

小学校学習指導要領より 第4学年 B 生命・地球 (4)月と星