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高校生における精神的健康度とライフスタイルとの関連

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Academic year: 2021

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(1)Title. 高校生における精神的健康度とライフスタイルとの関連. Author(s). 富田, 勤; 伊藤, 明香; 東海林, 麻美; 豊島, あかね; 佐々木, 胤則. Citation. 北海道教育大学紀要. 自然科学編, 51(2): 73-84. Issue Date. 2001-02. URL. http://s-ir.sap.hokkyodai.ac.jp/dspace/handle/123456789/549. Rights. Hokkaido University of Education.

(2) . 北海道教育大学紀要 (自然科学編) 第51巻 第2号. 平成 13 年 2 月. ) Vo ISc l lofHokk ;鑓doU匝vers i Journa i tyof Bducat i ences on (Natura .2 ‐ 51, No. Februa ly, 2001. 高校生における精神的健康度とライフスタイルとの関連. 富田. 勤・伊藤. 明香・東海林麻美・豊島あかね*・佐々木胤則 北海道教育大学札幌校教育保健学研究室 *兵庫県猪名川町阿古谷小学校. The Rela ionshiP Between N1 IHea l t th Statusand Liた ‐Style 山ーthe enta HighSchooIStudent. TONI ITA Tsu …氷a,SHOI i I]Ma i,TESH買収A Akal t o ] mu,ITo say le*,SASAKITanenor ln. Depa i 〕 元mentofHe副thSc も氷a idoUmvers iぢ of図duca i t 8502 ence i □ 口pus ‐ on ,SapporoCa ,Ho ,Sapporoo02 *AkoyaE1 l 0256 tmr e666 ementarySchoo - ,HyogoPre発c. Abs立ac t. ims to revealthe menta Thi lhea l th status andthel辻e s PaPer a ‐ s tyle ofhigh schoolstudents andthe l tween 伍em‐L誠esげlesu t i re a錠onshi 29 lweys 紅・d GHQ reducdon 28i em vers on su p be 1weys were gi vento 6 館sトye le そ紅 highschoolsmdent s(302 ma em副e). ,327 f 丁hef l l ined t o o沃丘 1 1gresul sWereobt z l - 1 l t j = 0grepon‐ ÷ s tyl esurvey eresul swerel aαge lneas廿l oseinpreced y 故esa ‐ 超the 価e ,丑l 2‐ ln GHQ reduc甑on 28i ionsurveys tem vers t l伍 s jec l協lhea ta sofl tus ow 組ld moderat e degr ee of men ,sub l l were35 orm司 eandf em頭e y .0%and39 ‐6%f . ,resPec甑ve l 1 i 3‐ ln せ l lhea l th s tween menじ i l ams and 膳e l E G a dhea l th erela桓ons ‐ tyle s P be ecロロg 立l ent y司 ,factorsadverse les timponメ l伍,廿ouble ョnt r zmkedin 品dsorderf l or ma :ev副ua誼onofhea joyment eep,e l l ,貴om mos ,hoursofs i lestheran園i ofschool luaロon ofhea l vi恒es ema th, ngist rouble ‐ Forf ,lunchintake and schoolact ,eva l l ke lunch 無t e ) 叫o面Dentofschoo ight eep nt a E ake mdev副ua口onofbody we ,hoursofs ,condidonoflunchi , ‐ Thereおre 廿l l位i eeofment副 hea s 出血uencedby 官ouble mde qoy 圭 p r l 〕 □ Dentofschoolas we亘asby d額l y , ede 避e. ロコeseコ 6ndmgssugges in韻m 能vorable ment副 hea t ma t l伍 o fh i ghschoolsmdent ,inorderto ma ,school 醜e tors 証f shouldbe mlproved ac lsmdentshould ectmg ment副 he須山 shouldberecoをロー拷eda l ldhighschoo , 値ef bei nsbmctedsoastoenh紅・ce ment副Lhe副m.. 73.

(3) . 富田 勤・伊藤 明香・東海林麻美・豊島あかね・佐々木胤則. L 緒言. 近年, 社 会経 済 的・文 化 的 変化 が急速 に進 ん でいる こ と は, 人々 の ライ フス タイ ル を変容 さ せ, 人々 の健. 康, すなわち精神的, 肉体的, そして社会的に好ましくない影響を及ぼしている可能性を持っている. こう した状況の中で, 人々の日常のライフスタイルと主観的な健康度の実態, 及びその関連性を明らかにするこ と は重要 である‐. )によると 健康的でないと考えられるライフスタイルを有する者は, そう 大学生を対象とした先行研究1 , でな い者 と比 較 して, 精神 的健 康度 (GH Q) が低 い こ と が報告 されて いる. ま た, ライ フス タイ ルの よい. )もある すなわち 規則性のあるライフスタイル, そし 群ほど, 生活の質的満足度も高い傾向を示す報告2 ‐ , て生活の充実ぶりが精神的健康状態に大きく関与していることが明らかになっている. しかし, 大学生らを対象とした先行研究はあるものの, 成長過程にある高校生に焦点をあてた研究は少な い‐ そこで, 本研究では, 高校生の精神的な健康状態とライフスタイルの実態, 及び精神的健康度に強く関 連する要因を明らかにし, 保健的立場から検討することを目的とした‐ =. 方 法. 1. 対象及び調査日時 札幌市内の高等学校3校の1年生を対象として,756名 (男子377名, 女子379名) について調査し, 有効 2% で あ っ た‐ ま た, この 調 査 は1999年10月 回 答 数 は629名 (男 子302名, 女 子327名) で, 有 効 回 答 率 は83 .. 中旬から下旬に行った‐. 高等学彬 交. 調査対象内訳 男子 女子. 合計. (人). (人). (人). 53. 69. 122. A校 B校 C校. 81. 79. 160. 168. 179. 347. 合計. 302. 327. 829. 2. 調査項目及び方法 )の 2領域 につ いて ア ンケ ー ト形 式 によ っ て行 っ た. 分 調 査 は, ライ フス タイ ル 及 び GH Q 短縮28項 目版3. 析方法として, 質問紙の各質問項目をアイテム, 各選択肢をカテ ゴリーとした‐ また, 分析を進める上でカ テ ゴリ ー の サ ン プル数 が極 端 に少 な い場 合 は, 分析 の信 頼性 がなく なる こ と か ら, 可能 な場 合 はカ テ ゴリ ー の 統合 を行 っ た. 1) ライ フス タイ ル調 査. 調査した項目は, 睡眠時間, 朝食摂取状況, 朝食摂取量, 通学方法, 通学時間, 学校の楽しさ, 昼食摂食 状況, 昼食摂取量, 昼休みの過 ごし方, 特に仲のよい友人の数, 部活動, 部活動での週間活動日数, 部活動 活動時間, テレビ視聴時間, 週間通塾・予備校日数, 習い事, 家庭学習時間, 自分の体型への評価, 悩み事 の有無及び自分の健康状態の評価についての計20項目である‐ 2) GHQ短縮28項目版調査 質問紙では, 精神的健康状態の測度として, 0~3の4件法であるGHQ短縮28項目版を用いた. 採点に ) に 従 い 0 ~ 3 の 各 評 定 に 対 して 0, 0 1 1の得点をそれぞれ与える - あ た っ て は, 成 田 の 方 法‘ , , , , 74.

(4) . 高校生における精神的健康度とライフスタイルとの関連. GHQ採点 法 を用 いた‐. また, GHQ短縮28項目を4症状に分類した. 『身体的症状』 を示す項目は, 「1‐気分や健康状態は」, 「2. 疲労回復剤 (ドリンク・ビタミン剤) を飲みたいと思っ たことは」, 「3.元気なく疲れを感じたことは」, 「4‐病 気 だと 感 じた こ と は」, 「5.頭 痛 が した こ と は」, 「6.頭 が重 いよう に 感 じた こ と は」, 「7.か ら だ が ほ. てったり寒気がしたことは」 の7項目,『不安と不眠』 を示す項目は, 「8.心配事があって, よく眠れない よう な こ と が」, 「9‐夜 中 に目 を覚 ま すこ と は」, 「15 ‐いつ も ス トレス を感 じた こ と が」, 「18 .い ら い ら して, お こり っ ぽく な る こ と は」, 「19 . ‐た い した理 由も な いの に, 何 か がこ わく な っ た り と り み だ す こ と は」, 「20 いつ も より い ろ いろ な こ と を重 荷 と感 じたこ と は」, 「 23 .不 安 を感 じ緊 張 した こ と は」 の 7項 目, 『社 会 的 活. 動障害』 を示す項目は,「 11 1 0 ‐いつもより何かをするのに ‐いつもより忙しく活動的な生活を送ることが」, 「 余 計 に 時 間 が か かる こ と が」, 「12 ‐いつ も より す べて がう まく い っ て いる と感 じる こ と が」, 「13 .いつ も よ り 自分 の して いる こと に生 き が い を感 じる こ と が」, 「14 ‐問題 を ‐いつ も より 容 易 に物 事 を決 める こ と が」, 「16 解決 でき なく て 困 っ た こ と が」, 「17 .いつ も より 日常 生 活 を楽 しく 送 る こ と が」 の 7項 目, 『う つ 状態』 を示 す項 目 は, 「 21 22 ‐自分 は役 に立 た な い 人間 だと 考 えた こ と は」, 「 ‐人生 に全く 望 み を失 っ た と感 じた こ と は」, 「24 ‐生 き て い る こ と に 意 味 が な い と 感 じ た こ と は」, 「25 ‐こ の 世 か ら 消 え て しま い た い と 考 え た こ と は」, 「 26 .ノイ ロ ー ゼ気 味 で 何 も す る こ と が で き な い と 考 え た こ と は」, 「27 ‐死 ん だ方 がま しだ と 考 え た こ と は」, 「28 ‐自殺 しよう と考 え たこ と が」 の 7項 目と した‐ 3) ライ フス タイ ル と 精神 的健康 度 との 関連 各ライ フス タイ ル 質 問項 目 が精神 的健 康度 に与 える 影 響 につ いて, 以 下 の検 定 を実 施 した‐ イ ルの カ テ ゴリ ー が2群 の 場 合 に は, F検 定 の 後,t検定 を行 っ た.. ライ フス タ. ま た, 3群 以 上 の場 合 に は一 元 配置 分. 散分析を行い, 有意差が認められた項目について多重比較検定を行ない, さらに, 数量化工類による分析を 行 っ た‐ 数 量 化 工 類 を用 い た 分析 で は, GHQス コ ア を 目 的 変 数, ライ フス タイ ル を説 明 変数 と して, カ テ ゴリ ー ス コ ア, カ テ ゴリ ース コ ア範 囲 (以下 レ ン ジ) 及 び 偏相 関係数 を求め, ライ フス タイ ルの 精神 的健 康度 への. 影響を検討した. なお, 質的変数の数量化を行う際のカテ ゴリースコアの偏りを避けるため度数が一桁のカ テ ゴ リ ー につ いて は, カテ ゴ リ ーの 統 合 を行 っ た‐ m. 結 果. 1‐ ライ フス タイ ル調 査 睡眠 時 間 は, 「6 ~ 7 時間 未 満」 と 答 え た者 が男 子35 4%, 女 子41 9%で最 も 高 い割 合 を示 した‐ ま た, 「5 . ‐. 時間未満」 と答えた者が男子5 7%, 女子3 7%で最も低い割合を示した. . ‐ 朝 食 摂 取 状 況 は, 「毎 日 食 べ る」 と 答 え た 者 が男 子91 4%, 女 子92 0% で 最 も 高 い 割 合 を示 した‐ ま た, . ‐ 「食 べな い」 と答 え た者 が男 子2 3%, 女 子1 0% で最 も低 い割 合 を示 した‐ ‐ ‐. 朝食摂取量は, 「充分食べる」 と答えた者が男子61 3%, 女子6 4 5%で最も高い割合を示した‐ また, 男子 ‐ ‐ で は 「ほと ん ど食 べ な い」 が1 0%, 女 子 で は 「食べ な い」 が0 9% で最 も低 い割合 を示 した‐ . .. 通学方法は, 男子では 「自転車のみ」 と答えた者が52 6%, 女子では 「交通機関を使う」 と答えた者が ‐ 544% で最 も 高 い 割 合 を 示 した‐ ま た, 「そ の 他 (例‐ 車 で 送 っ て も らう)」 と 答 え た 者 が男 子14% 女 子 ‐ , 1 3% で最 も低 い割 合 を示 した‐ ‐ 通 学 時 間 は, 「 30~60分未 満」 と 答 えた者 が男 子49 3%, 女 子48 6% で最 も 高 い割 合 を示 した‐ ま た, 男 子 . .. では 「 6 0分以上」 が7 0%, 女子では 「 1 5分以上」 がIQ5%で最も低い割合を示した‐ . 75.

(5) . 富田 勤・伊藤 明香・東海林麻美・豊島あかね・佐々木胤則. 学校の楽しさは, 学校を 「まあまあ楽しい」 と答えた者が男子61 3%, 女子5 9%で最も高い割合を示した‐ 6 . . 6% で最 も低 い割 合 を示 した. ま た, 「あ まり 楽 しく な い」 と答 え た者 が男 子17 8%, 女 子11 ‐ .. 7%, 女子99 4%で最も高い割合を示した‐ 昼食摂取状況は, 昼食を 「毎日食べる」 と答えた者が男子98 . . ま た, 「食 べ な い」 と答 え た者 が男子0 3%, 女子0% で最 も低 い割 合 を示 した. .. 昼食摂取量は, 昼食を 「充分食べる」 と答えた者が男子9 1 1%, 女子9 3 3%で最も高い割合を示した. また, . . 男子では 「ほとんど食べない」 が0%, 女子では 「食べない」 が0%で最も低い割合を示した‐ 2 1%で最も高い 3%, 女子88 昼休みの過ごし方は, 昼休みを 「友人と教室で過 ごす」 と答えた者が男子6 . ‐ 割合を示した. また, 「教室以外の場所で一人で過 ごす」 と答えた者が男子1 4%で最も低い割合 9%, 女子0 . . を示 した‐ 4%, 女子40 7% で最 も高 い割 合 を示 した‐ ま 特 に仲 の よ い 友人の数 は, 「5 ~9 人」 と答 えた者 が男 子42 . .. た, 「0人」 と答えた者が男子6 1%で最も低い割合を示した‐ 0%, 女子3 . . 3%, 女子4 2 2%で最も高い割合を示した‐ また, 部活動は,「体育系」 に所属していると答えた者が男子54 ‐ . 1%で最も低い割合を示した‐ 「体育系と文化系の両方」 に所属していると答えた者が男子3 3%, 女子3 . . 4%で最も高い割合を示した. 部活動で1週間に活動する日数は, 男子では 「5~6日」 と答えた者が36 . 女 子 で は 「部 活動 に 入 っ て い な い」 が28 1% で最 も 高 い 割合 を示 した も のの, 部 活 動 に 入 っ て いる者 で見る ‐ と, 「5 ~ 6 日」 と 答 え た 者 が26 3% で最 も 高 い 割合 を示 した. ま た, 部 活 動 に 入 っ て い る が 「参 加 して い ‐. ない」 と答えた者が男子4 7%, 女子5 2%で最も低い割合を示した. . . 4%, 女子39 1%で最も高い 部活動活動時間は, 1回に活動する時間は, 「2~3時間」 と答えた者が男子46 ‐ . 9%で最も低い割合を示した‐ 0%, 女子1 割合を示した‐ また, 「1時間未満」 と答えた者が男子1 ‐ . 1%, 女 子43 1% で最 も 高 い割 合 を示 した‐ ま た, テ レ ビ視聴 時 間 は, 「1 ~ 2 時 間」 と答 え た者 が男 子34 ‐ . 7%, 女 子3 7% で最 も低 い割 合 を示 した‐ テ レ ビを 「見 な い」 と 答 えた者 が男 子3 . . 7%, 女子85 6% で最も 高 い 1 週 間 に塾ま た は予備 校 に 通う 日数 は, 「通 っ て いな い」 と答 えた者 が男 子90 . .. 3%で最も低い割合を示した‐ 割合を示した. また,「7日」 と答えた者が男子0%, 女子0 ‐ 6%で最も高い割 7%, 女子6 0 1週間に習い事に通う日数は, 習い事を 「していない」 と答えた者が男子87 ‐ . 6%で最も低い割合を示した‐ 4%, 女子3 合を示した. また, 「週3日以上」 と答えた者が男子0 . . 8%で最も高い割合を示した. また, 「4 7%, 女子35 家庭学習時間は, 「1~2時間」 と答えた者が男子37 ‐ ‐ 時間以上」 と答えた者が男子0 3%, 女子0 6%で最も低い割合を示した. ‐ ‐ 5% で 最 も 高 い 割 合 を 示 した. ま た, 3%, 女 子53 自 分 の 体 型 へ の 評 価 は, 「普 通」 と 答 え た 者 が男 子57 ‐ .. 6%で最も低い割合を示した. 「やせすぎ」 と答えた者の割合が男子1 3%, 女子0 . ‐ 7%, 女子57 8% で最 も 高 い割 悩 み事の 有無 につ いて は, 「少 し悩 んで いる 事 がある」 と 答 えた者 が男 子51 . ‐. 7 5%, 女子1 5 6%で最も低い割合を示した. 合を示した. また,「非常に悩み事が多い」 と答えた者が男子1 ‐ ‐ 5 5%と最も高い割合を示し 6%, 女子57 自分の健康状態への評価は,「まあまあ健康」 と答えた者が男子5 . . 3%, 女子3 4%で最も低い割合を示した. た. また,「病気がちだと思う」 と答えた者が男子9. ‐ 2. GHQ短縮28項目版調査 GHQ短縮28項目版調査では, 精神的健康度が低いことの指標である 「1点」 を示す答えをした者の割合 8% で あ っ た‐ 次 に 高 6%, 女 子75 は, 男 女 と も, 「3‐元 気 なく 疲 れ を感 じた こ と は」 が最 も 高く, 男 子66 . . 3% 及 び 「15 い項 目 は, 女 子 で 「16 .いつ もス トレス を 感 じ た こ と ‐ .問題 を 解決 でき なく て 困 っ た こ と が」 52 が」 51 4% であ っ た. .. 精神的健康度が高いことの指標である 「0点」 を示す答えをした者の割合が60%以上の項目は, 男子では 76.

(6) . 高校生における精神的健康度とライフスタイルとの関連. 「1 ~ 2, 4 ~14, 17~28」 の 2 5項 目 で あ り, 一 方, 女 子 で は 「1 ~ 2, 4, 6, 8 ~11, 13~14, 17, 19, 21~22, 24~28」 の19項 目 であ っ た‐. また, GHQ28項目を分類した4症状,『身体的症状』,『不安と不眠』,『社会的活動障害』 及び 『うつ状態』 の 各々 のGHQス コ ア は5 / 7以 上 で あ れ ば中 等 度 以 上の 症 状, 3 / 7 ~ 4 / 7 で あ れ ば 軽 度 の 症 状 を持 っ ▲『身体 的症 状』 で男 子 て いる と 評価 さ れて い る‐ 本 調 査 に お いて, GHQス コ ア が 5/ 7 以 上 を示 す割 合 は, 9%, 女 子 0%, 『社 会 的 活 動 障 害』 で 男 子11 6%, 女 子15 6%, 女 子18 3%, 『不 安 と 不 眠』 で 男 子12 17 ‐ ‐ ‐ ‐ . 2%, 女 子14 1% の者 が中 等度 5% で あ り, 全 体の 平 均 で男 子13 6%, 女 子 9‐ 13 5%, 『う つ 状 態』 で男 子10 ‐ ‐ . ‐ 以 上の 症 状 を 示 した‐. ま た, 3 / 7~ 4 / 7点 を示 す割 合の 全 体の 平 均 は男 子21 8%, 女 子25 5%, 0/ . .. 4% を示 した (表 1)‐ 0%, 女 子60 7~ 2 / 7点 を示 す 割合の 全 体 の平 均 は男 子65 ‐ ‐. 表I GHQ4分類の入数及び割合. 男子. 要素スケール 身体的症状. GHQ得点. N(%). N(%). 0/7点 ~2/7点 3/7点 、~4/7点. 165( 54 6 ) . 84( 27 ) 8 ‐. 154(47 ‐〇 113(34 6) ‐. 53( 17 ) 6 .. 18 60( 3) -. 3/7点 ~4/7点. 191( 63 2 ) . 73( 24 2 ) -. 5/7点以上. 12 38( 6 ) .. 173(52 9) ‐ 105(32 1 -) 49( 15 0) ‐. 0/7点 ~2/7点 3/7点 ~4/7点. 195(59 6) ‐. 5/7点以上. 193( 63 9 ) . 73( 24 2 ) . 36( 11 ) 9 .. 0/7点 ~2/7点. 236( 78 1 ) ‐. 268(82 0) ‐. 3/7点 、~4/7点. 34(”‐ 3 ) 10 32( 6 .). 28(8 5) ‐ 1 ( 3 9 5) .. 5/7点 以上. 不安と不眠. 社会的活動障害. うつ状態. 女子. 0/7点 ~2/7点. 5/7点以上. 88(26 9) ‐ 44( 13 5) .. 3. ライ フス タイ ル とG H Q との 関連 G H Q ス コ ア と 各 項 目と の 関連 につ い て は,t検 定 の 結 果, カ テ ゴ リ ー 間 でp<0 05を示 した項 目 は, 女 子 ‐. の 「昼食摂取状況」 及 び 「昼食摂取量」 であった. 一元配置分散分析の結果, カテ ゴリー間でp<0 05を示 ‐ した項目は, 男子では 「睡眠時間」, 「学校の楽しさ」, 「昼食摂取量」, 「部活動」, 「部活動活動時間」, 「悩み 事の有無」 及び 「自分の健康状態の評価」 の7項目, 女子では 「睡眠時間」, 「学校の楽しさ」,「自分の体型 への評価」, 「悩み事の有無」 及び 「自分の健康状態の評価」 の5項目であった. この中で, 男女共通の項目 は 「睡眠時間」, 「学校の楽しさ」, 「悩み事の有無」 及び 「自分の健康状態の評価」 の4項目であった‐ カテ ゴリー間でp<0 10を示した項目は, 女子の 「部活動」, 「部活動活動時間」 及 び 「家庭学習時間」 であった ‐ (表2, 表 3)‐. 77.

(7) . 富田 勤・伊藤 明香・東海林麻美・豊島あかね・佐々木胤則. 表 2 GBQ スコ アとライ フスタイ ルとの関連 (その1). N(%). mean士SD. P値 7 55E‐05 . - - ‐一一 10 19±6 26 ÷ 「 . .. 1.睡眠時間 5時間未満 a . b 5~6時間未満 . 6~7時間未満 c ‐ d 7~8時間未満 . 8時間以上 e .. 57 ) 17 ( 十. ) 45 ( 14 9 . ′ 、 ? へだ▲ 三締 切 1 ) 91 ( 30 . 9 ) 42 ( i3 .. 2-1.朝食摂取状況 a .毎日食 べる b .ときどき食 べる “-‐”-…- c .食べない. (91 4 276 ) 7 63±5 82 . . . 3 ) 9 81±6 07 19 (6 . . . 7 (2 3 ) .. 2ー2 .朝食摂取量 a .充分食べる b .少し食べる c .ほとんど食べない d -- ‐食べない. ) 7 23±5 89 -85 (61 3 . . . ) 8 107 ( 35 4 56土5 56 . . . 3 1 0 ) 10 70土7 32 ( . . . 7 3 ) ( 2 .. ▼ 」. ** ** ^▲ ^ ▼ r T 4^十r^ じ 之土0 DJ ・ ・ ÷一 6 2 2±5 6 2 . . 6 24±5 02 一一一一 . . 0 07 .. 0 05 .. 3-1.通学方法 a .徒歩のみ b .自転車のみ c .交通機関を使う d ‐その他. 14 6 00士6 08 (4 ) 9 . . . 53土5 (52 6 ) 7 68 -59 . . . 125 (41 4 05土6 09 ) B . . . 1 4 ( 4 ) .. 3-2 .通学時間 15分未満 a . b 15~30分未満 . 30~60分未満 c ‐ d 60分以上 ‐. 41 ( 13 6 ) 7 63 . .協 士5 . 91 ( 30 1) . 149 (49 3 ) 8 35±6 01 . . . ) 7 21 ( 7 0 28 .57±7 . .. 4 . 学校の楽しさ a ‐とても楽しい b .まあまあ楽しい c .あまり楽しくない. 8 37E‐OB . 83±4 51 ÷÷÷「 63 (20 9 ) 5 . . ‐ 185 38±5 67 ÷「** ** ( 61 3 ) 7 . . . 54 ( 17 8 ) 1 1 63土6 32:ご÷」 . . .. 5‐1.昼食摂取状況 a .毎日食べる b .ときどき食べる c .食 べない. 298 ( 98 7 ) 7 83±5 88 . ‐ . 7 00±5 72 3 ( i 0 ) . . . 3 1 ( 0 ) .. 5-2.昼食摂取量 a .充分食べる b .少し食べる c .ほとんど食べない d .食べない. 0 006 . ( 91 1) 7 49±5 66 ÷÷「: 275 , . , 鉢 (8 6 ) ”- 31±6 98÷÷- 26 . . 0 (0 0 ) . 0 3 ) 7 00±0 1( . .. 6 . 昼休みの過ごし方 a ‐一人で教室で過ごす b .友人と教室で過ごす c .体育館で過ごす. ( 7 3 39土5 64 22 ) 8 . . . ) 7 74土5 93 -88 (62 3 . ‐ .. l d教室以外の場所で一人で過ごす一ト J … ‐ e .教室以外の場所で友人と過ごす. F その他 .. 7.特に仲のよい友人の数 0人 a . b 1~2人 . c .3~4人 d .5~9人. elo人以上 ----一一. **;p<○ .…. 0 564 .. 0 16 .. 779 0 .. 0 841 .. 12 9 39 ( ) . 19 ( 6 3 ) .. 8 05土5 60 . .. 0 ) 18 (6 . ) 27 ( 8 9 . 4 ) -01 ( 33 . 4 128 (42 ) .. 40 9 44±6 . . 77 8 19±5 . . 37 7 49±5 . . 14 78±6 7 . .. ( 9 3 ) 2 8 .. N(%) 12 ) ( 3 7 . 51 ( 15 6 ) . 41 ( 9 ) 137 . 94 ( 28 7 ) . 33 ( lo 1) .. mean±SD. P値 006 0 .. 12 --「 997±6 . 00 8 94土6 . . 94 一-- 7 34土4 . . 05 6 61±5 . .. 0 66 301( 92 ) 8 30±5 . ‐ . 31 7 0 ) lo 15士6 ( 23 . . . 3 ( 1 0 ) . 74 64 5 ) 8 17±5 21-( . . ‐ 75 102 ( 31 2 ) 8 69±5 . . . 13 79±5 11( 3 4 ) 10 . . . 0 9 3 ) ( . 05 18土6 17 ( 5 2 ) 7 . . . 20 78±5 1) 7 ( 39 128 . . . 01 03±6 -78 ( 54 4 ) 9 . . . 4 ( 1 3 ) . 60 96土5 5 ) 7 34 ( TO . . . ) 94 (28 7 . 49±5 8t 159 6 (48 ) 8 、 . . 74 80±5 ( 12 2 ) 9 40 . . .. , k *. 0 113 .. 0 224 .. 0 109 .. 0 206 -. 23E‐12 8 . 83‐‐「,林 1 70±4 ( 31 5 ) 5 -03 , , , ** 48 ÷「 08±5 186 56 9 ( ) 9 ‐ . . . 1 73 76±5 ( 6 ) 12 38 li . ‐ . 0 0 13火 . 68 38±5 ) 8 ( 99 4 325 . . . 78 50±7 0 6 2 ( ) 18 . . - ( 0 0 ) 0 . 0 01; に ‐ 63 23±5 93 3 ) B ( 305 . . . 33 45±6 ( 6 4 21 ) ”. . . 1 ( 0 3 ) . ( 0 0 0 ) . 0 634 . 69 40±6 6 - 2 4 ( ) . . . 70 45土5 ( 88 1) 8 288 . . .. 4 (L2 ) ) 1 ( 0 4 .. 3 ) 28 ( 9 . ) (L9 6. 有意差が認められた項目について多重比較検定を行った。. 客湛 <0 ; 05 ・. 78. 女子. 男子. 質問項目. 0 613 ‐. 7 6 ) ( 25 . 5 ( 1 5 ) .. 26 9 80±7 . .. lo ( 3 1) . ( 16 2 ) 53 . 3 ) 109 (33 . 7 ) ( 40 133 .. 55 9 90±7 . . 03 91土6 8 . . 48 00±5 8 . . 70 0±5 8 5 . .. 0 648 .. ( 6 7 ) 22 .. 、・.

(8) . 高校生における精神的健康度とライフスタイルとの関連. 表 3 GHQ スコ アと ライ フスタイ ルと の 関連 (その2 ). 男子. 質問項目. N(%). 8-1 .部活動 a .体育系 b .文化系 c .体育系と文化系の両方 B-2 .部活動での週間活動日数. i. 8 .参加していない E部活動に入っていない 8-3 .部活動活動時間 1時間未満 a . b 1~2時間 ‐. c之~3時間 d 3時間以上 .. e.活動していない. E部活動に入っていない 9.テレビ視聴時間 ai時間未満 b 1~2時間 . 2~3時間 c .. l. d 3時間以上 ‐ e .見ない 10 .週間通塾・予備校日数 7日 a . b .5~6日 c .3~4日 d 1~2日 .. 20 ( 6 6 ) ‐ 34 3 ( ー 1 ) . -lo 36 ( 4 ) . 40 ( i3 2 ) ‐ 14 ( 4 7 ) . 84 ( 8 ) 27 ‐. 7 40±6 17 ‐ . 7 91±5 88 . ‐ 7 07±5 42 . .. ”-習い事 a ‐週3日以上. 3 ( ) 1 0 . 41 ( ) 13 6 . ( 46 ) 140 4 . 20 ( 6 ) 6 ‐ 14 ) ( 6 4 . 84 ( ) 27 8 -. 8 89±5 91 . .. 32 ( 10 6 ) . -03 ( 34 1 ) . ) 81 ( 26 B . 75 ( B ) 24 ‐ ) 11 ( 3 7 .. 8 79土6 79 . ‐ 8 02土5 81 . . 6 4 9土4 86 - . 5 97土4 26 . .. 12 .家庭学習時間 1時間未満 a .. 88 ( 1 ) 29 . 7 114 ( 37 ) ‐ 44 ( 14 6 ) . 5 ( 1 7 ) . 1 ( 0 3 ) . 50 ( 16 6 ) .. b 1~2時間 . c .2~3時 間. 43~4時間 ----一一 4時間以上 e . Eしない 13 .自分の体型への評価 a .太りすぎ 一一一ー b ‐太っている. d .や せている. e ‐やせすぎ. 14 .悩み事の有無 a .非常に悩み事が多い b .少し脳んでいる事がある c ‐ほとんど悩み事はない. ・ 疋、 ロ ヒ. 0 102 -. 0 075 -. 0 773 .. 0 132 ‐. N(%). me an士SD. 138 ( 2 ) 42 . 87 ( 6 ) 26 . 10 ( 3 .0 92 ) ( 28 - .. 7 43土5 37 . - 8 66土5 88 - . 12 20±4 85 ‐ . 9 35±5 94 . .. 56 ( 17 ) 8 1 45±6 16 . - - 49 ( 15 0 ) 7 35土5 15 . . . 86 ( 26 3 ) 7 80土5 56 . . . 27 ( 8 3 ) ‐ 17 ( 5 2 ) 11 00土4 70 . . . 92 ( 2 8 1 ) 9 35±5 94 . . . 6 ( 1 9 ) . 72 ( 22 0 ) . 128 ( 39 1 ) ‐ ( 12 3 7 ) . ( 5 17 ) 2 . 92 ) ( 1 28 . 7( 4 14 4 ) . 1 -4 ( 43 .O 74 ( ) 2Z6 53 ( 16 2 ) - 12 ( 3 7 ) .. 7 82±5 95 . .. P値 0 01l i ‐. 0 062 .. 0 019;を .. 8 17±5 47 - . 4 B3±4 61 . . 11 00土4 70 . . 9 35土5 94 - . 8 31±5 88 - ・ B 02土5 43 - ‐ B 77±5 88 ‐ . 9 16 26±6 ‐ .. 1 ( 0 3 ) 11 75±5 38 - . . ( ) 3 0 9 . 12 ( 7 ) 7 9 3土6 40 3 . . . 31 ( 9 5 ) . ( 280 B5 6 ) 8 48土5 63 . . . 12 ) 9 ( 3 6 75±4 29 . - . 117 35 B ) 7 ( 66土5 63 . . - -98 ( 6 ) 8 60 83土5 8 3 ‐ ‐ . 94 ( 7 ) 9 28 15士6 03 ‐ . . 117 ( 35 B ) 7 91±5 46 - . .. 0 548 .. 32 0 4 .. 0 156 -. 0 016 i .. 6 誓 書 % ず る巌墨 2 ( 0 6 ) - 45 ( 13 8 ) 10 44ゴ 56 こ5 ・ ・ ‐. 8 34土6 38 . . 0 293 ‐. 0 037 .. 書 綴 喜 誓 ;]* “豊三 畷 挙 義 ( 2 0 6 ) .. “測. 59E‐16 6 .. 5 43E‐29 .. 94E‐13 4 .. 1 08E-lo .. 勢繋灘墨コ回* 豪 * 謝)懲罰ヨコ* .. 15 .自分の健康状態の評価 a .とても健康 b .まあまあ健康 c .病気がちだと思う 比較検定を行った。. 8 70土6 22 . . 6 81±4 93 . ‐ 7 70±5 99 . . 10 50±9 63 . .. ( 0 ) 9 3 8 94土5 90 - . . 44 ( 14 6 ) . 173 ( 57 ) 7 3 50土5 74 . . . 72 ( 8 ) 7 75±6 23 lo . . ‐ 4 ( 3 ) 1 .. c .普通. 0 008 .. 6 64±5 26 一一一 . . 8 15士6J5 . * 7 00土5 61 . . 9 36±6 4 1 一-- . .. 1 4 ) ( 0 4 . 36 11 9 ( ) 8 48 . .” ±6 . 7 265 ( 87 ) 7 84±B 54 ‐ . ‐. b .週1~2日 、 c .していない. 0 067 .. 7 00±5 61 . ‐ 9 36±G 41 . .. 0 ( 0 0 ) . 1 ( 0 4 ) 5 . 11 ( 3 6 ) lo 22±6 41 . . . 5 ) 16 ( 3 . 274 ( 90 7 ) 7 59±5 78 . . .. 1. e ‐通っていない. P :,. 女子 P値 036 0 .. に 謝一重 1 コ. d .していない. 1~2日 a . 3~4日 b ‐ 5~6日 c . 47日. me an±SD. 憲三激甚 塾コ計* 隼 襲爵竪墨コ副* こ.. ロ. ー冗. f 眼刀R 刀,. 1 丁し、、. *:p<○ 05 ; : k ド Q1 :p<○ ・ ・. ☆:一元配置分散分析の結果ではp<o o 5だったが、多重比較検定ではカテゴリー間に有意差が見られなかったもの。 .. 79.

(9) . 富田 勤・伊藤 明香・東海林麻美・豊島あかね・佐々木胤則. 表 4 数量化1類 の分析 によ る GHQ スコア と ライ フスタイ ルと の 関連. 質問項目. カテゴリースコア. レンジ. 偏相関係数. 1 705 ‐. 921 2 ‐. 0 238 ‐. 」1036 . ‐0 104 ‐ 1 564 .. 2 600 ‐. 0165. ‐0 215 ‐. 423 2 .. 146 0 .. ‐0 037 . -1 011 . -0 083 . 0 612 ‐. 623 1 .. 0 108 ‐. 3 357 ‐ 0144 -2 154 .. 5 511 ‐. 0 354 .. 1. 睡眠時間 5時間未満 a ‐ 5~6時間未満 - ---〆 b ‐ 6~7時間未満 c ‐ 7~8時間未満 d . 8時間 以上 e ‐. ‐1 215 . ー1 1 ‐16. 4. 学校の楽しさ a .とても楽しい bま あまあ楽しい c .あまり楽しくない. 0 .484. 5‐2‐ 昼食摂取量 a ‐充分食べる b ‐少し食 べ る. …. c ‐ほとんど食 べない -- 一 -- d ‐食 べない 8‐1. 部 活動 a ‐体育系 b ‐文化系 c ‐体育 系と文化系の両方 d‐して いな い. 14‐ 悩 み事の有無 a ‐非常 に悩み事が多い b ‐少し悩んでいる事がある c ‐ほとんど悩み事 はない 15. 自分の健康状態の評価 a ‐とても健康. (男 子). 2 208 . 1 625 ‐. 0 324 5 940 ‐1 618 . . ‐ 0 300 . 4 322 c ‐ .病気 がちだと思う リースコアにおいて、正の方向 はGHQの高 得 点に、負の方向 は 低得 点に寄与 する]. bまあまあ健康. 80.

(10) . 高校生における精神的健康度とライフスタイルとの関連. 表 5 数 量 化 1 類の 分析 によ る G穏Q スコアと ライ フスタ イ ルとの. 質問項目 1‐目 睡自 民時間 5時間未満 a . b 5~6時 間未満 一一一-- ‐ 6~7時間未満 c . d 7~8時間未満 ‐ 8時間 以上 e ‐. b ‐とき どき 食 べ る. 5-2 ‐ 昼食摂取量 べる 充分食 a ‐ ・. c .ほとんど食 べない……---- d ‐食 べない. b .太 っ て い る. :. c .普通 d ‐やせている e ‐やせすぎ. 偏相関係数. 0 479 .. 2 271 ‐. 0 181 ‐. ‐1 480 ‐ 0 322 . 2 436 ‐. 3 916 ‐. 260 0 .. ‐0 011 ‐ 1 768 .. L778. 0 031 ‐. ‐0 lol ‐ 1 398 .. 1 499 ‐. 0 083 .. 0 439 ‐. 0 912 ‐. 0 087 -. 7 884 .. 0 477 ‐. ‐1 630 ‐. c ‐食 べない. 13. 自分の体 型への評価 a ‐太りすぎ --- - - -l. レンジ. 0 641 ‐. ・. b .少 し食 べ る. カテゴリ・一スコア. ‐0 ‐683. 4 . 学校の楽しさ a ‐とても楽しい b .まあまあ楽しい c ‐あまり楽し〈ない 5‐1. 昼食摂取状況 a .毎日食 べる. 関連 (女 子). ‐0 308 . ‐0 473 .. 14‐ 悩み事の有無. a .非常に脳み事が多い. b ‐少し悩んでいる事 がある cJまとん ど悩み事 はない. 4 458 . 0 374 ‐ ‐3 426 ‐. 15. 自分の健 康状態の評 価 a ‐とても健 康. ‐1 040 5 816 0 248 ‐ . ‐ 0 4 2 8 . 4 776 c .病 気がちだと思う . : テコリースコアにおいて、正 の方 向 はGHQ高 得 点に、負の 方 向 は低 得 点に. b ‐まあまあ健康. 81.

(11) . 富田 勤・伊藤 明香・東海林麻美・豊島あかね・佐々木胤則. さ ら に, こ れ らの 項 目 を 多重比 較検 定 を行 っ た 結 果, p<0 05を示 した の は, 男 子 に お いて, 「部 活動」 で ‐. は 「体育系」 と 「していない」, 「部活動活動時間」 では 「2~3時間未満」 と 「部活動に入っていない」 の 間, 一方, 女子において, 「自分の体型への評価」 では 「太りすぎ」 と 「普通」 の間であった‐ また,p< 0 01を示したのは, 男子において, 「睡眠時間」 では 「5時間未満」 と 「7~8時間未満」 及び 「8時間以 . 上」 の間であった‐ 「学校の楽しさ」 では 「あまり楽しくない」 と 「とても楽しい」 及び 「まあまあ楽しい」 間であった. 「昼食摂取量」 では 「充分食べる」 と 「少し食べる」 の間であった‐ 「悩み事の有無」 では 「非 常 に悩み事が多い」 と 「少し悩んでいる事がある」 及び 「ほとんど悩み事はない」 の間, 「少し悩んでいる 事がある」 と 「ほとんど悩み事はない」 の間であった‐ 「自分の健康状態の評価」 では 「とても健康」 と 「まあまあ健康」 及び 「病気がちだと思う」 の間, 「まあまあ健康」 と 「病気がちだと思う」 の間, 一方, 女 子において, p<0 01を示したのは, 「睡眠時間」 では 「5時間未満」 と 「7~8時間未満」 の間であった. . 「学校の楽しさ」 では 「とても楽しい」 と 「まあまあ楽しい」 及び 「あまり楽しくない」 の間, 「まあまあ楽 しい」 と 「あまり楽しくない」 の間であった‐ 「悩み事の有無」 では 「非常 に悩み事が多い」 と 「少し悩ん でいる事がある」 及び 「ほとんど悩み事はない」 の間, 「少し悩んでいる事がある」 と 「ほとんど悩み事は ない」 の間であった‐ 「自分の健康状態の評価」 では 「とても健康」 と 「まあまあ健康」 及び 「病気がちだ と思う」 の間,「まあまあ健康」 と 「病気がちだと思う」 の間であった (表2, 表 3). 次 に, 数量化 工類の 分析 か ら, 算 出さ れたライ フス タイ ル の レン ジ 及 び 偏相 関係 数 から見る と, 男子 で は,. レンジが高い順に 「自分の健康状態の評価」,「悩み事の有無」,「睡眠時間」,「学校の楽しさ」,「昼食摂取量」 及び 「部活動」 であった‐ 一方, 女子では, 高い順に 「悩み校の有無」, 「自分の健康状態の評価」, 「学校の 楽しさ」,「睡眠時間」,「昼食摂取状況」,「昼食摂取量」 及び 「自分の体型への評価」 であった (表4, 表 5). y. 考察 ライ フス タイ ル の 実態 につ い て は, 高 校 生 の 「睡 眠 時 間」 は, 本研 究 で は男 女 と も, 「6 ~ 7 時 間」 が最. )において 男女とも 「6~8時間未満」 が最も多かっ も多かった. これは, 大学生を対象とした先行研究5 , たという結果と同様の傾向を示した‐ 「朝食摂取状況」 は, 本研究では, 男女とも 「毎日食べる」 が最も多 )と同様の結果を示した. 「学校の楽しさ」 については 本研究 く, これは, 中学生を対象とした先行研究6 , )と同様の傾向を示した 「テレ ~8 では, 「まあまあ楽しい」 が最も多く, 中・高校生を対象とした先行研究6 ‐ )で ビ視聴時間」 は, 本研究では, 男女とも 「1~2時間未満」 が最も多く, 中学生を対象とした先行研究6 は, 男女とも 「2~3時間未満」 が最も多く, 中学生と高校生による違いが見られた. これは, 高校生がテ レビを見る以外にも時間を有効に使っているためと考えられた. しかし, 具体的に余暇時間をどのように過 ごしているかは, 今後の調査が必要である. 「家庭学習時間」 は, 本研究では, 男女とも 「1~2時間未満」 ~8 )では 「 が最も多く, 中・高校生を対象とした先行研究6 30分~2時間未満」 が最も多く, 本研究と同様の 傾向を示した. 「自分の体型への評価」 については, 本研究では, 男女とも 「普通」 が最も多く, 男子 3%, 女 子53 5% で あ っ た が, 次 に 多いの が男 子 で は 「や せ て いる」 の23 8% であ る の に対 し, 女 子 で は 57 . . . )に よ 「太 っ て い る」 の39 1% と なり, 男 女 差 が見 ら れた‐ こ れ につ い て は, 大 学 生 を対 象 と した先 行 研 究9 ‐. ると, 女子では実際の体重が 「丁度よい・少なすぎる」 にもかかわらず, 「多すぎる」 と認識しているとい う報告があり, やせ願望が強いという風潮が見られるためと考えられる‐ 「悩み事の有無」 については, 本 }と同様の結果 研究では, 男女とも 「少し悩んでいる事がある」 が最も多く, 高校生を対象とした先行研究8 を示した. 「自分の健康状態の評価」 については, 本研究では, 男女とも 「まあまあ健康」 が最も多く, 8 )と同様の傾向を示した. 中・高校生を対象とした先行研究7 ・ 82.

(12) . 高校生における精神的健康度とライフスタイルとの関連. G H Q 短 縮28項 目版 調 査 の 実態 につ いて は, 1 点 と 答 え た者 の割 合 が男 女 と も 最 も 高 い 項 目 は, 「3.元気 なく 疲 れを感 じたこ と は」 であ っ た‐ ま た, 女子 に おいて, 「15 ‐ ‐いつ もス トレス を感 じた こと は」 及 び 「16. 問題を解決できなくて困ったことが」 の2項目で1点と答えた者の割合が50%を越え, 3/7点以上を示す 6%上回ったが, 有意差は認められなかっ たことから, 男女差はないと考え 者の割合が男子に比し女子が4 . ら れた‐ G H Q 4分類の実態については,『身体的症状』,『不安と不眠』 , 『社会的活動障害』 及び 『うつ状態』 の 全 て の項 目 に おいて, 男 女 と も, 0/ 7点 ~2 / 7点 である 者 の 割 合 は最 も 高 か っ た が, 5/ 7点 以上の 者 は男子13 1% であ っ た. この こ とか ら, 多く の者 は精神 的健 康 度 に問題 はな いと考 えら れる が, 2%, 女 子14 . ‐ 精神 的健 康 度 に何 ら かの 問題 がある 者 に対 して, そ の改 善 に 向けて どの よう に サポー ト して いく か が今後 の. 課題と考えられた‐ ライ フス タイ ル と 精神 的 健 康 度 と の 関連 につ いて は, GHQス コ ア に 影 響 を与 える 要 因 は, 一 元 配 置 分 散. 分析の結果, 男子では, 睡眠時間, 昼食摂取量, 部活動及び部活動活動時間の生活習慣に関する項目と学校 の楽しさや悩み事の有無の精神的側面に関わる項目の他, 自分の健康状態の評価に関する項目が有意差を示 )によれば 大学生男子では GHQス コアに大きな影響を与える要因には 起床時刻の規則 した‐ 上岡ら5 , , , 性及び食事の規則性が報告されたが, 大学生より高校生の方が, 生活習慣による精神的健康度への関与は大 きい傾向が認められた‐ 一方, 女子では, 睡眠時間, 昼食摂取状況, 昼食摂取量, 部活動, 部活動活動時間 及び家庭学習時間の生活習慣に関する項目と学校の楽しさや悩み事の有無の他, 自分の体型への評価や自分 )によれば の健康状態の評価に関する項目に有意差を示し, 男子の場合と共通する項目が多かった. 上岡ら5 , 大学生女子では精神的健康度に大きな影響を与える要因には, 平均睡眠時間, 食事の栄養バランス, 余暇時 間, 家族との対話時間及び食事の規則性が指摘されており, 生活習慣が精神的健康度に与える影響は大きい 様子が見られたが, 高校生女子の場合もほぼ同様の傾向が認められた‐ 次に, 多重比較検定の結果, 睡眠時間においては, GHQス コアは男女とも, 6時間未満の者は最も高値 を示 し, 睡 眠 時 間の 関 与 が大 き い も の と 考 え ら れ た‐ 昼 食 摂 取 状 況 に お い て は, GHQス コ ア は 女子 で は , 毎 日食 べる 者 が低 値 を示 し, ま た, 昼 食 摂 取 量 に お いて は, GHQス コ ア は, 男 女 と も充 分食 べる 者 が低く ,. 昼食摂取による影響が大きいことが示唆された. 部活動においては, GHQスコアは, 男子では体育系の者 が最も低いことや, 部活動時間においては2~3時間未満の者が最も低 いことから, 適度の運動がGHQス コ ア を低 下 させ る こと が窺 がわ れた‐ 学校 の 楽 しさに おい て は男 女 とも あま り 楽 しく な い者 ま た 悩 み事 , ,. の有無においては, 非常に悩みの多い者ではGHQが最も低値を示したことから精神的健康度に与える影響 }が 悩 み 事の 多い生 活 を 送 っ ている 者 で は 精 神 的 に不 健康 な状態 である 0 が大き い. この こ と は, 飯 島 ら1 , , と報告 して いる こ と から も支 持 さ れる‐ 自分の 体 型へ の評 価 にお いて は 女 子 で は太 り す ぎ・ 太 っ て いると , 答 え た も の のGHQス コ ア が高 い こ と は, 自 己の 体 重 感 が 精神 的 に 多く の 影響 をも た ら して い る と いう 片 岡 )の 報 告 と も 一 致 して い る 自 分 の 健 康 状 態 の 評 価 に お いて は GHQス コ ア は 男 女 と も 病気 がち だ と ら9 ‐ , ,. 思う者が最も高値を示したことは, 病気をすることが度々あったと答えた大学生のGHQス コア が高いとす )の報 告 と一 致 して いる る 上 岡 ら5 . さ ら に, GHQス コ ア に 関与 す る 要 因 の 大 き さ を順 位 か ら見 る と こ こ で は 自 分 の 健 康 状 態 の 評 価 及 び , ,. 自分の体型への評価の項目を除くと, 男子では, 悩み事の有無や学校の楽しさに加えて 睡眠時間が精神的 , 健康度とも強い関連を持つことから, 睡眠時間に関しても時間数及び規則性などについて詳細な検討が必要 と考えられた. 一方, 女子では, 悩み事の有無や学校の楽しさという精神的な側面の方が睡眠時間や昼食摂 取状況などの生活習慣よりも精神的健康度に大きい影響を及ぼしていることから, 学校や家庭において特に 悩み事の原因を探るとともに学校の楽しさを高める方策を講ずることが重点的課題となろう. 83.

(13) . 富田 勤・伊藤 明香・東海林麻美・豊島あかね・佐々木胤則. V. 結論 本研究では, 高校生の精神的な健康状態とライフスタイルの実態, 及び精神的健康度に強く関連する要因 を明らかにすることを主な目的とした. 対象は高校1年生6 29名 (男子302名, 女子327名) とし, ライフス タイル調査及 びGHQ短縮28項目版調査を実施した. そ の 結果, 次 の成 績 が得 ら れた‐. 1‐ ライフスタイル調査では, 男女とも, 先行研究の場合とほぼ同様の成績が得られた. 2. GHQ短縮28項目版調査 (精神的健康度) では, 精神的健康度の低い者, すなわち軽度及び中等度以上 の者 は, 男子35 6% を示 した. 0%, 女子39 ‐ .. 3‐ 精神的健康度とライフスタイルの関連性については, 精神的健康度に悪影響を及ぼす要因として, 男子 で は, 1 位 5位. 自 分の 健 康 状 態 の 評 価, 2位. 昼 食 摂 取量,. 6位. 部 活動. 悩 み 事 の 有 無, 3 位. の 順 位 を示 した‐. 睡 眠 時 間,. 一 方, 女子 で は, 1 位. 4位. 学 校 の 楽 しさ,. 悩 み事の 有 無,. 2. 位 自分の健康状態の評価, 3位 学校の楽しさ, 4位 睡眠時間, 5位 昼食摂取状況, 6位 昼 食摂取量, 7位 自分の体重の評価 の順位を示した‐ したがって, 精神的健康度は, 男女とも, 日常 の生活習慣はもちろんのこと, 悩み事の有無や学校の楽しさなどによって強い影響を受ける事が認めら れた‐. 以上の事から, 生徒の精神的健康状態を良好に保つためには, 学校生活を充実させ, 児童生徒の求めてい ることに素早く対応し, 併せて自分自身の精神的健康状態やその及ぼす影響についても認識させ, 自らの精 神的健康度を高めるために取り込むことができる事を目標とし, 指導すべきであると考えられる‐ なお, 本研究の要旨は, 第35回北海道学校保健学会 (札幌市,20 00年) において発表した‐. 文献 1) 近藤陽治, 斉藤滋雄, 上岡洋暗:大学生の精神的健康度とライフスタイルとの関係, 学習院大学スポーツ 健康科学セン ター紀要, 6, 9 -30, 1998 .. ),5 2) 森本兼襲:健康行動の構造解析と健康増進, 労働衛生,2 9( 1 2 4一5 9 9 9 8 . ,1 9 9 5 3) 中川泰, 大坊郁夫:日本版GHQ精神健康調査票の手引, 日本文化科学社,1 . IHea l位 Quesdo 4) 成田健一:日本版Gene lm鑓r eの 因子構造 -28項目版を用 いて一, 老 年社 会科学, 16, 19一28, 1994 r a . 5) 上岡洋晴, 佐藤陽治他:大学生の精神 的健 康度とライ フス タイ ルとの 関連, 学校保健研究,40,425一438, 1998 .. 6) 平野留美, 三浦徳子, 森正代:北海道内中学生における疲労に関する研究~大都市と町村地域の比較~, 北海道教育大学 9 9 8 札幌校 養護教諭養成課程教育保健学研究室卒業論文,1 ‐ 7) 幸丸政貴:中学生におけるライフスタイルと健康に関する研究~特に疲労感を指標として~, 北海道教育大学大学院 教 育学研究科修士論文,1 9 9 5 ‐ 8) 須田美由紀:高校生におけるライフスタイルと健康に関する研究~特に疲労感を指標として~, 北海道教育大学大学院 教育学研究科修士論文,1 9 9 8 . 26 0(1),1 1 1一1 9) 片岡繁雄, 秋野禎見他:ライフスタイルと健康に関する研究, 北海道教育大学紀要 (自然科学編),5 , 1999 .. ) 飯島久美子, 森本兼曇:ライフスタイルの健康影響評価-生活習慣, 不定愁訴と精神的健康度との関連性-, 日本公衆衛 0 1 ), 573 生雑誌, 35 ( 578, 1988 10 - .. 84.

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参照

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