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絵手紙をかいて 雑草の命をおうちの人に伝えよう中心教材「のはらうた」(工藤直子)ほか

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Academic year: 2021

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第3学年1組

国語科学習指導案

指導者 ○○ ○○ 1 単元名

絵手紙をかいて

雑草の命をおうちの人に伝えよう

中心教材「のはらうた」(工藤直子)ほか

2 単元設定の理由 児童の実態 ○ 本学級の児童は、読書タイムや読み聞かせの時間を好んでいる。読書タイムに、 読書意欲 絵本のような比較的文章が少ないものを選ぶ子どもが多いが、長文の物語など にもチャレンジする子どもも出てきている。最近は、教室に置いてある「科学 のアルバム」(身近な生き物を紹介したシリーズ本)を読んでいる子どもをよく 目にする。 音 読 ○ 3年生になって、4月の1年生の「歓迎集会」で、「なまけ忍者」の詩を役割 を決めて音読したことを機会に、朝の会(週2日)での詩の音読に楽しく取り組 んでいる。また、「きつつきの商売」の学習では、子ども達の希望で、1年生に 向けて音読発表会を行った。1年生に喜んでもらい、満足感を得ていた。しかし、 文章を正しく読めず、たどり読みや脱字読みをする子どももいる。 読み取り ○ 詩の教材として、国語の教科書の詩「わかば」の学習で、家の周りの若葉見つ けをして、生まれたてのみずみずしい葉に希望や命を感じていた。しかし、叙述 に即して読み取ることに関しては個人差が大きく、イメージ豊かに読み取ること や、読み取ったことについて自分の考えを書くことなどでは、まだ十分ではなく 苦手である。 交 流 ○ 自分の考えを進んで発表する子どもが多い。しかし、友だちの考えを、目と耳 と心で受け止め、自分の考えをより広げ深めていくという姿勢までには至ってい ない。 教材の価値 ○ 「のはらうた」(工藤直子作)の世界は、生き物に興味をもつ子ども達にとっ て魅力的な世界である。虫も草も木も人物となり、平凡ではあるけれど、泣き笑 いしながら、それぞれ個性をもち生きている。決して他とは取り替えることがで きない生き方である。たんぽぽはたんぽぽなりの、なずなはなずななりの生を、 一生懸命に生きている。「のはらうた」は、読む者に生きる夢と勇気を与える作 品である。平仮名表記で読みやすく、ユーモラスでリズム感があり、とても親し みやすい。 ○ 人間は全く登場しないけれど、作者自身が「のはらのじゅうにん」になりかわ って、その気持ちをまるで人間のように語っている。それらの人物のうちの誰か は、「自分とそっくりだなあ」、「○○さんのようだなあ」と共感させられる。詩 の書き方を指導する過程で、参考になる作品の一つとして、今回は「のはらうた」 を紹介する。この詩に出会うことで、「ああ、こんなふうに書くのか。」と感じ取 ってもらいたい。 ○ 「何かになりきって詩を書く」ということは、つまり「○○の目と心になっ

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て詩を書く」ということで、動きを外から見ながら内面をイメージする力を発揮 し、「相手の身になる」・「相手の気持ちを想像する」・「相手の立場に立つ」とい う力を培うことになる。この体験は、「何かになってみる」楽しさとそこに自分 の想いを添える楽しさを味わうことができる。さらに体験を充実させていくと、 物語の授業の中でも、自ら言葉に着目して読みをより豊かにしていく効果がある のではないかと考える。 指導に ○ 4月、理科「しぜんたんけん」を通して興味をもった雑草の様子をおうちの人 当たって に伝える方法を考えさせ、「絵手紙をかいて、雑草の命をおうちの人に伝えよう」 という課題を設定した。 ○ 5月、「今、心をひかれる草花」の絵手紙をかかせる。草花の名前や生えてい た様子・好きなところ・気づいたことなどを「草花見つけカード」にメモさせ、 児童一人一人の想いを交流させる。絵手紙には、草花の名前や生えていた様子や 好きなところなどを、自由に言葉で添えさせる。この活動で、普段何気なく見て いる草花も、見つめ直すと発見したことがたくさんあることや、友達の感じ方も さまざまであり、それぞれのよさがあることを感じ取らせたい。また、おうちの 人が絵手紙 をもらった時の気持ちを想像させ、次の活動への意欲を高めさせる。 単元構成 ○ 目的・目標づくりの段階では、「絵手紙をかいて、雑草の命をおうちの人に伝 える」活動の一方法として、今回は「詩を添えて伝えよう」と投げかける。 学習段階では、6月に、なりきり詩「雑草のうた」(鶴岡千代子作)などを読 ませ、想ったことやイメージしたことを話し合わせる。この活動で、自然の中で 力強く生きる雑草の様子や生き方への想いを、友達と意見を交流する中で感じ取 らせ、雑草への見方・考え方をいっそう深める機会としたい。その後、詩のもつ リズム感や言葉の響きを感じながら、音読を楽しませる。 習熟の段階では、5月の絵手紙に添えた言葉を、「なりきり詩」に書き改める ことで、詩を書くことの習熟を図るとともに、5月に描いた草花の命について、 もう一度見直す機会としたい。 習得・活用の段階では、6月に紹介したもの以外の「なりきり詩」を提示し、 7月の草花の絵手紙に添える詩を考えさせる。この活動で、よりいっそう詩を書 く楽しさを味わわせるとともに、雑草の生き方や命について、おうちの人に伝え る喜びや満足感を味わわせたい。さらに、絵手紙を読んだおうちの人の便りなど を紹介し、次の活動への意欲を高めさせていきたい。自然への素直な感動は、感 性豊かな子どもを育てるために欠かせない大切な要因の一つであり、そこで培わ れた感性は、国語科学習において読解力を高めるための素地となり、「読みを楽 しむ」力となっていくものと考え、この活動を意義あるものとして進めたい。 本時の指導 ○ 本時指導に当たっては、詩の書き方の参考として「のはらうた」(工藤直子作) の作品の中から、草花が主役になった「なりきり詩」のいくつかを紹介し、自分 の「今、心にひかれる草花」への想いを想起させて、「○○になりきって言うと どんなことを言うのかな?」と投げかけ、詩を書くことへの意欲を高めさせる。 「草花見つけカード」をヒントに草花の気持ちや言いたいことを考えさせ、詩を 書かせる。「おうちの人に草花が頑張って生きていることが伝わる詩になってい

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るか」「○○になりきっているか」という視点で、自分の詩を読み返したり友達 の詩を聞いたりして、それぞれのよいところを認め合うようにしたい。 3 単元の目標 ○ 詩に書かれている様子や作者の気持ちを考えながら、声に出して読むことがで きる。(C-⑴ア様子がわかるように音読) ○ 五感を働かせて、自分なりの見方・感じ方ができ、自分の想いや発見を言葉 (詩)に表わすことができる。(B-⑵ア詩をつくる) ○ 見たままの様子を、ありのままに絵に表わすことができる。 (B-⑴ア相手や目的に応じてかく) ○ 作品(詩)を読み合い、感想を発表することができる。 (C-⑵ア感想を述べ合う) 4 指導計画 (1)全6時間 (2)単元構成 次 学 習 活 動 ・ 内 容 指 導 の 手 立 て 時 1 課題づくりをする。 ・理科の「自然たんけん」の学習を ① ・6月の「『今、心にひかれる草 きっかけに取り組んでいる、「絵 花』」の絵を描いた葉書に詩を 手紙をかいて、雑草の命をおうち 添えて、草花の命をおうちの の人に伝える」活動の一方法とし 人に伝えよう」という課題を て、今回は詩を添えて伝えること 設定する。 を確認させる。 1 なりきり詩 (「雑草のうた」 ・自分の「今、心にひかれる草花」 ② 鶴岡千代子作ほか数編)を読 への想いと重ねながら、発言する む。 ように支援する。 ・想ったことやイメージしたこ ・自然の中で、命をきらきら輝かせ とを話し合う。(好きなところ て力いっぱい生きている雑草の様 や好きな言葉など。) 子や生き方への想いを、友達と意 見交流する中で感じ取らせ、雑草 への見方・考え方をいっそう深め る機会としたい。 ・音読を楽しむ。 ・詩のもつリズム感や言葉の響きを (ゆっくり・はっきり・大き 感じながら、音読させる。 な声で・間の取り方) (一人・班・全員など) 2 6月の「今、心にひかれる ② 草花」の絵を描いた葉書に添 える詩を書く。【本時1/2】 ・詩の書き方の参考として、「のは ・「なりきり詩」を読む。 らうた」(工藤直子作)等の作品 の中から、草花が主役になった「な 一 次 目 的 ・ 目 標 づ く り 二 次 学 習 ま ね び ・ な ら う

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りきり詩」のいくつかを紹介する。 ・自分の草花への想いを語り、 ・自分の「今、心にひかれる草花」 ○○になって、言ってみたい への想いを想起させ、「○○にな ことを発表し合う。 りきって言うと、どんなことを言 うのかな?」と投げかけ、想いを 交流させる。 ・詩の下書きを書き、詩を紹介 ・「○○になりきっているか」とい しあう。 う視点で聞きあい、交流させる。 ・葉書きに詩を清書する。 ・交流したことをもとに、詩を推敲 ・出来上がった絵手紙を紹介し させる。 合う。 ・お互いのよいところ認め合うよう ・ポストに投函する。 に助言する。 課 (発信する。) 外 1 5月の草花の絵手紙に添え ・5月の絵手紙に添えた言葉(説明 ① た言葉を、「なりきり詩」に変 的な文)を、なりきり詩に書き改 えて発信する。 めることで、詩を書くことの習熟 を図るとともに、5月に描いた草 花の命について、もう一度見直す 機会としたい。 1 7月の草花の絵手紙に添え ・6月に紹介したもの以外の「なり 課 る詩を考え、発信する。 きり詩」を提示し、習得を図る。 外 ・詩を書く楽しさを高めるととも に、雑草の生き方や命について、 おうちの人に伝える喜びや満足感 も味わわせたい。 主 眼 ○ 「のはらうた」の「なりきり詩」のいくつかの作品を読み、6月の「今、心に ひかれる草花」への想いを交流することを通して、絵手紙に添える詩を書くこと ができるようになる。 準 備 ○ 教師…なりきり詩 4編 ○ 児童…「今、心にひかれる草花」を描いた葉書き 草花見つけカード 展 開 (1/2) 5 本時の指導 段階 学 習 活 動 ・ 内 容 指 導 上 の 留 意 点 1 本時のめあてを確認する。 ○6月の「今、心にひかれる草花」 つ を描いた葉書きを手に持たせ、今 三 次 習 熟 な れ る 四 次 習 得 ・ 活 用

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か 回は詩を添えておうちの人に届け む ることを確認させる。 6月の草花の絵手紙に添える詩を作ろう。 (生きていることが伝わる詩) 2 「のはらうた」(工藤直子作) ○擬音を使った詩・しっとりと気持 等の作品を読む。 ちを綴った詩・元気な力強い詩な ふ (1)好きなところ、想ったこと、 ど、4編くらい(草花の葉になっ イメージしたことなどを発表す たもの・花になったもの・根にな か る。 ったものなど)を提示する。どれ A 「小さなはく手」 も「なりきり詩」であることに気 め B 「たびだち」 づかせ、自分の描いた草花になり C 「きんいろおんど」 きって詩を書くことを確認させ る D 「わたくしのいきかた」 る。 (2)A~Dの詩の中から参考に したい作品を選び、選んだ詩の どの部分をモデルにするかを決 めて、その理由を発表し合う。 3 詩(下書き)を書く。 (1)何になりきって詩を作るか ○6月の「今、心にひかれる草花」 確認する。 について、名前や生えていた様子 (2)「草花見つけカード」を読み ・好きなところ・感じたことなど 返し、自分の草花への想いを想 をメモしている「草花見つけカー 起する。 ド」を読み返させ、自分の草花へ (3)○○(自分が描いた草花) の想いを想起させる。 になって、言ってみたいことを ○「○○になりきって言うとどんな 発表し合う。 ことを言うだろうか。」と投げか け、葉になったり、花になったり、 実になったり、根になったりして、 草花になった自分が言ってみたい 想いを交流させる。 (4)詩(下書き)を書く。 ○「草花見つけカード」に記してい ることをヒントに、草花の気持ち や言いたいことを考えさせ、思い ついたことをメモさせる。 ○メモの中から書きたいことを選ん で下書きをさせ、おうちの人に、 草花が頑張って生きていることが 伝わる詩になっているか読み返さ

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せる。 4 詩を紹介し合う。 ・「○○になりきっているか」とい ま う視点で聞くように助言し、よい と ところを認め合うようにする。 め 5 次時の予告を聞く。 る ・詩を清書して絵手紙を完成さ せ、友達と紹介し合う。

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の は ら う た 四 編 A 小 さ な は く 手 な ず な ぺ ん ぺ ん 小 ぞ う 空 が 晴 れ て ぺ ん ぺ ん ぺ ん 風 に ゆ れ て ぺ ん ぺ ん ぺ ん の ば し た た く さ ん の 手 と 手 小 さ な ハ ー ト の 手 と 手 聞 こ え る ? 聞 こ え る 小 さ な か わ い い は く 手 B た び だ ち た ん ぽ ぽ は る か わ た げ わ た げ た び の よ う い で き た ? わ た げ わ た げ か ぜ の ふ ね が く る よ わ た げ わ た げ た ん ぽ ぽ に な る ひ に む か っ て ま い あ が れ ! C き ん い ろ お ん ど む ぎ れ ん ざ ぶ ろ う じ め ん が ぬ く ぬ く し て く る と む ぎ の ほ さ き が ひ か り だ し お ま つ り き ぶ ん で ひ と お ど り ひ ば り が そ ら か ら け ん ぶ つ だ き ん ら き ら ・ き ん ら き ら き ん ら き ら っ た ら ・ き ん ら き ら お れ た ち ゃ き ん い ろ む ぎ の な み お い で お い で と て を ふ れ ば に ゅ う ど う ぐ も が あ つ ま っ て ま ぶ し い な つ が か け て く る き ん ら き ら ・ き ん ら き ら き ん ら き ら っ た ら ・ き ん ら き ら D わ た く し の い き か た き の し た ね っ こ き の し た ね っ こ と も う し ま す わ た く し き の し た で ち か ら づ よ く ね を は っ て い き て い ま す あ め の ひ も か ぜ の ひ も つ ち に さ か ら わ ず ち か ら づ よ く ね を は っ て い き て い ま す わ た く し の う え で は は が し げ り は な が さ き お い し い み が な る こ と で し ょ う そ れ で も わ た く し つ ち の し た で が ま ん づ よ く ね を は っ て い き て い ま す ど う で す か ? こ の い き か た こ の よ う に い き た い か た ぼ し ゅ う ち ゅ う で す そ よ か ぜ で ん わ で お し ら せ く だ さ い お ま ち し て い ま す

参照

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