「孤立化」と「主体性の喪失」が教師のバーンアウト傾向に及ぼす影響について
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(2) 名)、30代(30名)、40代(27名)、50代(18. 方法:. 名)、60代(3名)であった。. (1)調査対象:研究1と同様. (3)調査内容:. (2)調査手続き:研究1と同様. A個人属性に関する質問項目. (3)調査内容:岡村・石隈(2006)が作成した「特. 予備調査で修正した9つの質問項目を用いた。. 性被援助志向性」尺度の「被援助に対する懸念. B r孤立化」尺度. や抵抗感の低さ」因子7項目を用いた。回答は、. 予備調査で修正した34項目から成る「孤立. r当てはまる」rやや当てはまる」rどちらとも. 化」尺度を用いた。回答は、各項目ごとにrい. いえない」rあまり当てはまらない」r当てはま. つもある」、「しばしばある」、「時々ある」、「ま. らない」の5件法とした。. れにある」、「ない」の5件法とした。. (4)調査時期:研究1と同様. C 「主体性」尺度. 結果:男女共に「孤立化」の「自分の開放性」. 予備調査で修正した各10項目から成る「主. 「同僚の開放性」r職場のサポートカ」とr被援. 体性(理想)」尺度、r主体性(現実)」尺度を用い. 助に対する懸念や低抗感」との間に有意な相関. た。回答は、各項目ごとに「そう思う」、「やや. が認められ、「被援助に対する懸念や抵抗感」が. そう思う」、「どちらともいえない」、「あまりそ. 低い教師ほどr孤立化」しにくいことがわかっ. う思わない」、「そう思わない」の5件法とした. た。また、「協働のなさ」と「被援助に対する懸. D バーンアウト尺度. 念や低抗感」との関連については、男女で差が. バーンアウト診断検査(MBI:Mas1ach. 認められ、男性教師は「協働」を増やすことが. Bumout Inventory)の岡尾翻訳改訂版(1996). 「孤立化」を防ぐ上で重要だとわかった。. の17項目を用いた。回答は、各項目ごとに「い. 絵合考察. つもある」、「しばしばある」、「時々ある」、「ま. 本研究では、社会や制度などのマクロの影響. れにある」、「ない」の5件法とした。. を受けた「主体性の喪失」ではなく、「孤立化」. (4)調査時期:2010年6月上旬∼下旬. を防ぐことでバーンアウトの深刻化をくい止め. 結果:本調査によるバーンアウト傾向は、落. ることについて検討した。. 合(2009)のそデルの「孤立化」「主体性の喪失」. 研究2の結果から、『被援助に対する懸念や低. と「バーンアウト」との関連を支持するもので. 抗感」をなくすために、教師一人一人が、それ. あることがわかった。またその際の「主体性の. に影響を与えていると考えられる理想の教師像. 喪失」は、「振り回されたくないのに振り回され. に目を向け、間い直すことを提案した。また、. ている」状態のものであった。. 研究1の結果から、「孤立化」の中でも「職場の. 本調査(研究2). サポートカ」がないことが、最もバーンアウト. 目的:落合(2009)のモデルでは、「孤立化」と. に繋がっていることがわかった。このことから、. 「主体性の喪失」のどちらかを防げば、深刻な. 上記の教師個人の認知を変えることに加えて、. バーンアウトには陥らないことになる。したが. 学校組織全体の被援助に対する意識改革につい. って、研究2では、「孤立化」に影響を与える個. ても提案した。. 人的要因としてr被援助に対する懸念や低抗感. 主任指導教員 安部崇慶. の低さ」を設定し、「孤立化」との関連を検討し. 指導教員 中間玲子. た。. 一13一.
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