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<投稿論文 実践報告>地域社会とのつながりの中から留学生が学ぶもの-プロジェクト活動「留学生のかながわ発見! :神奈川を知ろう、伝えよう、つながろう」実践からの考察-

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Academic year: 2021

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(1)実践報告. 地域社会とのつながりの中から留学生が学ぶもの ‐プロジェクト活動「留学生のかながわ発見!:神奈川を知ろう、 伝えよう、つながろう」実践からの考察‐. Learning through the Interaction with the Local Community. 矢部まゆみ キーワード: クト活動. 地域社会とのつながり、留学生の社会参加、社会構成主義、プロジェ. 外国語キーワード: project-based learning. corporation with local community, participation, social constructionism,. 要旨 For the Japanese language course titled “Advanced Japanese I” offered for the international students at YNU in 2013, the author designed and implemented a project based leaning with the slogan, “Explore Kanagawa. Let's Communicate and be Connected” The students collected information on Kanagawa, visited and explored the places that interested them, participated in the local events or activities, and each one wrote an article based on his/her researches and experiences. Their works were compiled into a booklet, “Discovery of Kanagawa through the eyes of the International Students,” and the class made the presentation inviting the local people involved. The series of activities facilitated linkages with Kanagawa Prefectural Government and others, and suggested the possible benefits for the local community: Messaging from the viewpoint of the international students may have a potential to contribute to local revitalization and promotion of sightseeing in Kanagawa.. 1. はじめに 留学生は、大学だけではなく、彼らが生活する地域社会そのものに活力にもなりうる存 在であるとの捉え方が広まりつつある 1。しかしながら、留学生自身にとって、地域社会の 一員として自分の存在を自覚する機会は、概して少ないように見受けられる。教室の中だ けではなく教室の外の地域社会との直接のかかわりや相互作用を通しての学習活動を設計. 1. 財団法人自治体国際化協会 多文化共生ポータルサイト http://www.clair.or.jp/tabunka/portal/learn/japan_international.html#hdg-01. など。. 102.

(2) 実践報告. する社会構成主義の学習観に立ったアプローチが教育のさまざまな分野で求められ、言語 教育においても重視されるようになっている中で、日本語の授業を通して、地域社会の一 員としての自分の存在を認識し、地域とかかわりながら、地域を理解し、自分が貢献でき ることをさがしていくことは意義があるのではないだろうか。このような活動の中でコミ ュニケーションを実践していくことが、日本語学習としても必要なのではないだろうか。 このような認識に立ち、筆者は 2013 年度の留学生対象の日本語科目「日本語上級I」に おいて、 「かながわを知ろう!伝えよう!つながろう!」をスローガンにプロジェクト型の 授業を設計・実施した。留学生自身が地域について情報を集め、自分が興味をもった場所 を探訪したり地域の行事や活動等に参加したりし、調べたことと体験したことにもとづい てそれぞれに記事を書き、クラス全体で小冊子『留学生の”かながわ”発見!』 (仮称)を 作成し、地域の関係者を招いて発表会を開催する、という一連の活動を、神奈川県の国際 課や地域の交流組織等とも連携して展開した。その中で、留学生の視点からの発信が神奈 川の地域活性化や観光業の促進にも貢献するという、相互作用の可能性もみえてきた。本 報告では、この授業の設計と実際の展開を記述・省察し、留学生が地域とのかかわりから 学ぶことの意義を考察する。. 2. 検討の視点 2-1. 社会構成主義の学習論 社会構成主義の学習論は、1920-30 年代にソビエトで活躍した心理学者ヴィゴツキーの 発達論をもとにしている。社会構成主義では、知識はひとりひとりの個人の頭の中で生成 されるのではなく、他者と働きかけ合う中で社会的かつ文化的に生成されると考えられて いる。そして、言語を媒介として思考し、対人的なコミュニケーションとともに自己内コ ミュニケーション過程を通して、社会に参加していくことそのものが学習である、という 見方がされている2。日本の初等中等教育での「総合的な学習の時間」も、上述の大学教育 におけるインターンシップやサービスラーニングもこのような社会構成主義的な学習論の 影響を受けているものである。横田・白土(2004)は、留学生の異文化適応教育について論じ る中で、留学生が現場に分散する多様な情報や経験を総合して全体的状況を把握し、そこ に自分自身を位置付けるような機会を提供することは、望ましい異文化適応教育であり、 そこで実際に必要な意味のあるコミュニケーションを行う中で実践的に日本語も獲得され ていくと提案している。 佐々木(2006)は、国内の日本語教育のパラダイムが、 「言語構造の理解と定着重視」→ 「コミュニケーション・ニーズ分析重視」→「社会構成員としての学習者重視」という方 向で変化してきたことを論じている。これについて三代(2009)は、1990 年代におきた「社. 2. 佐藤 1996、久保田 2003 など 103.

(3) 実践報告. 会構成員としての学習者重視」への変化を「社会構築主義」へのパラダイムシフトと位置 づけ3、社会構成主義の立場から留学生の留学生活と日本語教育の関係を捉えることの意義 を主張している。. 2-2. 留学生の社会参加 1996 年の中央教育審議会第一次答申は、「国際教育」を推進するために、留学生を学外 の人材や組織のもつ多種多様な教育資産と捉え、その活用の必要性について言及した。こ れを受けた翌年の留学生生活懇談会第一次答申には、大学教育機関に留学生と日本人学生、 そしてその地域との交流を促すよう求める文言が盛り込まれ、これは大学と地域との連携 による留学生支援と交流活動に対する公的な奨励を意味するものだった。長谷部(2014) は、 「留学生が日本社会への参加参画や、自分がなんらかの役に立つこと」を望んでいるこ とを指摘し、地域社会での交流の場が、自分が日本社会に参加していると感じる場を提供 することになり、留学生の生活満足度を引き上げることになると述べている。また彼らを 地域住民として受け入れ、多文化共生施策に位置づけることは、今後ますます重要になっ ていくと指摘している。 留学生の地域社会への社会参加の活動の形態のひとつとして、留学生が地域の小学校な どに出向いて「総合的な学習の時間」や外国語活動に関連する国際交流の授業等を行うも のは、近年、数々の事例が報告され蓄積も進んでいる(大島・田村 2001、花見・橋本 2001、 阿部祐子 2013 など)。別の形態としては、留学生の視点から観光資源の魅力を再発見し、 まちづくりに参加したり、海外発信を強化しようとする取組も見られる。例えば、岡山大 学では、 「岡山城と後楽園の魅力を世界に発信させるには」をテーマに、留学生、日本人学 生、地域関係者が、まち歩きとワークショップでの意見交換を行う「まちづくり実験室」 の取組を行っている(岩淵 2014)。これは、大学が地域との協働で行う事業に、留学生が 授業外の活動として参加するものである。授業の中に活動が取り込まれる形の事例として は、恒松(2014)が交換留学生が「地域国際観光プランナー」として地域づくりと地域活 性化にインターンシップとして取り組む「グローバル化支援インターンシップ」の授業に ついて論じている。. 3. 授業の設計 3-1. 設計の前提 「日本語上級I」は、学部に在籍する留学生に対しては「教養教育科目. 日本語・日本. 事情」として開講されると同時に、協定校からの短期留学生等に対しては「国際交流科日 本語」、研究生、大学院生等に対しては「全学講習日本語」として開講される日本語科目で 3. 佐々木(2006)では「構成主義」と「社会構成主義」を分けずに「構成主義へのパラダイム」として提 示しているが、三代(2003)は「構成主義」と「社会構成主義」を異なるものとして位置づけている。. 104.

(4) 実践報告. ある。2013 年度より当授業を筆者が新たに担当するにあたり、教務より「神奈川の風土、 歴史、暮らし等を知ることを内容に含めた日本語の授業を」という前提が示された。この 前提を踏まえて授業を設計するにあたって、上述の社会構成主義の学習観や留学生の社会 参加の視点から筆者が検討したのは、次の点であった。 ①留学生が「神奈川の風土、歴史、暮らし等について知る」ことがリアリティに根差し た意味を持つのはどのような文脈か。 ②留学生が地域社会との直接の接触やインターアクションの中で学ぶことと、留学生自 身が地域コミュニティの構成員として社会に「参加」していくことをどのようにつなげら れるか。 ③ 地域にはどのようなニーズ・課題があるか。どのようにリソースをつないで連携して いくことが可能か. 3-1. かながわ国際ファンクラブ(KANAFAN)との連携 これら①~③を検討する中で、地域リソースのひとつとして「かながわ国際ファンクラ ブ(KANAFAN)」に注目した。 「かながわ国際ファンクラブ」 (以下 KANAFAN)は、留学 生などの神奈川ゆかりの外国人や外国人と身近に接している県民、企業、大学などの外国 人を支援する個人・団体のネットワークである。2012 年に神奈川県の国際施策の取組の一 環として結成され、ポータルサイトおよびフェイスブックの運営を通じて、神奈川の魅力 的な情報を発信・交換し、人と人との交流を進めるとともに、外国人留学生のための支援 事業などに取り組み、活力のある神奈川をつくることを目指している。ポータルサイトで は、神奈川の魅力を発信・交換するため、会員から寄せられた神奈川での出会い・思い出、 神奈川のみどころ・おすすめスポットなどの情報を掲載している。さらに、実際にファン クラブ会員、サポート会員が集い、相互の交流を深める「KANAFAN 交流会」も開催して いる4 授業の中で受講留学生は KANAFAN メンバーに登録するようにし、KANAFAN の活動に 参加しながら、神奈川についての情報を収集したり、地域の人と出会い、かかわりを作っ てったりしていくことや、自分自身の体験を発信することを授業活動の一環として組み入 れてみてはどうだろうか、と連携の可能性を考えた。 かねてより、KANAFAN の案内は横浜国立大学の国際教育センターにも配布され、 KANAFAN 関係者の方が留学生のオリエンテーション等に来訪し直接告知するなどの情報 提供も行われており、メンバー登録をする留学生は一定数いるものの、留学生全体の中で はまだ一部の者にとどまっている。全ての留学生にはなかなか情報がいきわたらないとい う側面もあろうが、情報を得るには得たものの特段のきっかけがなく参加に至らないまま. 4かながわ国際ファンクラブ. ホームページ、神奈川県県民局くらし県民部国際課(2014). 105.

(5) 実践報告. でいる留学生が少なからず存在するとも推察される。留学生にとっては有意義な体験につ ながる情報や機会が数多く提供されているこのファンクラブの活動に、より多くの留学生 が参加できるように、授業を通して橋渡しをすることにも意義があるように思われた。 KANAFAN を所轄している神奈川県県民局くらし県民部国際課を訪問し、このような授 業の計画を説明・相談したところ、趣旨に賛同を得て、 「授業を通して留学生の参加を促し ていただけることは、KANAFAN としても有難い」と歓迎していただき、相互の連携・協 力の意義が確認された。. 3-2 .授業シラバス 授業の目的、概要、到達目標等については、次のように設定し、シラバスに記載した。. <授業の目的> 「神奈川を知ろう!伝えよう!つながろう!」 本授業では、自分たちが学び生活する場所である<横浜>を含む<神奈川>という地域 について、情報を集め、自分が興味をもった場所を探訪したり地域の行事や活動等に参加 したりし、調べたことと体験したことにもとづいてそれぞれに記事を書き、クラス全体で 小冊子『留学生の”かながわ”発見!』 (仮称)を作成する。記事はウェブ上でも発信する。 これらの一連の活動を通して、神奈川という地域についての知識・理解を深めること、地 域社会とかかわりをもち、人々とつながり、自分自身の体験と結びつけながら情報や考え を日本語で発信する力を養うことを目的とする。. <授業概要> 第1回. オリエンテーション. 第2回. 神奈川での自分の「お気に入り(場所・もの)」について紹介しあう 神奈川と自分の出身地等との共通点・相違点を分析して述べる. 第 3 回 情報収集をする. 神奈川県域の行事・活動への参加体験等を報告する①. 第 4 回 同上② 第 5 回 同上③ 第 6 回 記事を書く. コメントを出し合う①. 第 7 回 同上② 第 8 回 小冊子作成とウェブ掲載に向けて話し合う 第 9 回 追加の記事を書く. 小冊子の編集を進める①. 第 10 回 同上② 第 11 回 小冊子の完成・配布. ウェブ掲載. 106.

(6) 実践報告. 第 12 回 発表会の準備をする 第 13 回 発表会 第 14 回 発表会を振り返る 第 15 回 まとめ <履修目標・到達目標> *[. ]内の記号は、YNU イニシャティブ「4つの実践的知」(a.知識・教養, b.思考力, c.. コミュニケーション能力, d.倫理観・責任感)との対応を示す。. (1)自らが学び生活する<神奈川>について、日本語の文献や記事を読んだり、資料ビデ オを視聴したり、地域の人にインタビューをしたりして、情報を収集することができるよ うになる[a,c] (2)<神奈川>について自分が発見したこと・考えたこと等を、収集情報と実体験を結び つけながら、日本語を使って効果的に表現し伝えることができるようになる。[b,c] (3)地域社会とかかわりをもち、人とつながり、神奈川に暮らす一員として地域を理解 し、行動し、メッセージを発信できるようになる[d]. 4. 授業の展開 受講登録した学生は 26 名で、内訳は、学部生 17 名、研究生1名、世宗プログラム生58 名であった。国籍別内訳は、韓国 13 名、中国 9 名、ベトナム 2 名、モンゴル1名、南ア フリカ 1 名であった。 4-1. 情報収集 授業の第 1 回~第 3 回は、神奈川県制作の観光プロモーション用ビデオ『かながわ再 発見』や、小学校社会科教科書『わたしたちの神奈川県』などを資料として紹介し6、こ れらの資料を視聴したり読んだりした上で、神奈川について各自が興味を持ったことや、 自分の出身地と神奈川を比較して感じたことを話し合った。また、神奈川県での自分の 「お気に入り(場所、もの)」を紹介し合ったり、各自で観光案内所に行って入手したパ ンフレットやインターネットで収集した情報を持ち寄って報告し合ったりしながら、今後 自分が行ってみたいところ、調べてみたいことなどを考えるきっかけとした。 折しもこのタイミングに KANAFAN から「神奈川の観光魅力度アンケート」(神奈川県 5 6. 韓国の世宗大学校と横浜国立大学との国際交流協定に基づく1年間の教育プログラム。 神奈川県の小学校が、社会科の中で自分たちが暮らす地域の基礎知識としてどのような内容 を学ぶかを、自分の自国での社会科学習と比較しながら知るきっかけとすることも狙って いる. 107.

(7) 実践報告. 産業労働局観光部観光課とかながわ国際ファンクラブのコラボレーション企画)への協力 の呼びかけがあったため、受講者全員が KANAFAN メンバー登録をした上でこのアンケ ートに回答することを、授業の課題のひとつとした。アンケートの項目には、「行ったこ とのある観光地」「好きなお土産」などの他に、「より多くの外国人の方が日本国内を旅行 してもらうためにどのようなことが重要だと思うか(選択回答および自由記述)」「神奈川 の魅力は何か(自由記述)」といった質問も含まれていた。アンケートに回答すると抽選 で県内観光ツアー(「宿坊体験エキゾチック!秋の大山講ツアー」「発見いっぱい!京浜臨 海部産業観光ツアー」)に招待されるという特典がついていたため、留学生たちの回答へ モーティベーションも高まった。このアンケートは、留学生としての自分たちの声が、神 奈川の観光産業促進に貢献できるということを意識するきっかけになったようであった。. 4-2. 現地探訪、記事執筆、小冊子編集 第 4 回~第 8 回は、名所探訪、行事・活動の参加体験等を、写真を映し出しながら報 告し合い、それぞれの発表にコメントをし合った。コメントは授業支援システムの掲示板 を使用し、互いに他のクラスメートのコメントを閲覧できるようにした。各自で執筆した 記事の第一稿も掲示板で共有した。26 人分の記事を集めて冊子を編集するにあたり、5 つのグループに分けて作業を進めることを提案し、記事のテーマ一覧を見ながら、どのよ うな方法で5つのグループに分けるかを話し合った。いくつかの案が出た中で、最終的に は、「横浜」「鎌倉・江の島」「その他」の地域に焦点を置いた記事と、地域にかかわら ず、「芸術・文化」「交流」に焦点を置いた記事という分類がされた。 その後第 9 回~第 11 回は、グループごとにメンバーの記事を読み合い、グループごと にサブタイトルをつけ、編集やレイアウトを検討し校正を行い、〔資料1〕の「目次」に 示されたような内容で小冊子が完成した。. 4-3. 発表会 小冊子の完成後、第 12 回~13 回は発表会に向けての準備を行い、第 14 回を発表会の 本番とした(当初は第 13 回に発表会本番を予定していたが、諸状況から日程を調整・変 更)。26 人の学生が一人ずつ発表をするには時間が足りないので、冊子でのグループごと に、内容のポイントを伝えるようなパフォーマンスを考えてもらうことにした。発表会に はゲストとして、KANAFAN を所轄している神奈川県県民局国際課の職員の方、神奈川 県立地球市民かながわプラザ職員の方、横浜国大市民ボランティアの方、日本人学生など に来聴を呼びかけ、来聴予定者の方々に事前に冊子を送付し、目を通しておいてもらい、 印象的だった記事について来聴当日にコメントしてもらえるように依頼しておいた。 このような中で、神奈川県国際課からは、横須賀三浦地域県政総合センター主催の. 108.

(8) 実践報告. 「三浦半島の魅力発信」の事業において「外国人留学生等による三浦半島の魅力紹介」レ ポーター募集の案内が来た。そして、発表会には横須賀三浦地域県政総合センターの職員 の方の参加の希望もあった。 発表当日は、7 名のゲストを迎え7、各グループ 15 分ほどの持ち時間の中でそれぞれに 趣向を凝らした発表が披露された。テレビのトークショー形式や漫談形式のものもあっ た。ゲストの方々は、留学生の発表に熱心に耳を傾けてくださり、それぞれの発表に丁寧 に心のこもったコメントをしてくださった。留学生の着眼点が興味深く、発表も工夫さ れ、聞きごたえがあったという感想が共通して複数の方々から述べられるとともに、神奈 川県の国際交流・多文化共生や地域振興・観光促進に職務としてかかわる立場の方々から は、「留学生が神奈川のどのようなところに興味を持ってくれているのかを知ることがで き、大変参考になった」8「留学生の目で感じてくれた神奈川をぜひ広く発信してほし い」「図書室の運営にもかかわっているので、いろいろな人に小冊子を見せたい。様々な 文化的背景のある人が神奈川を見るとどういうふうに見えているのか、日本の人にも知っ てほしいと思った」というコメントがあり、留学生の視点からの発信が神奈川の地域活性 化や観光促進に力を与えるものであることが強調された。横国大の市民ボランティア、留 学生が直接に誘った知人など地域の方々や国大の日本人学部生からは、それぞれの住民と しての経験や知識を織り交ぜながら「こんな面にも注目してほしい」「こんなところも訪 ねてみてほしい」というメッセージや、「留学生の話をきいて、神奈川の新たな魅力を知 ることができた」「自分も機会をとらえて、記事に乗っている場所を改めて訪れてみた い」という感想も述べられた。 留学生には、発表会開始前に「コメント・シート」を配布し、発表を聴きながら下記の 項目を記入し、発表会終了後に提出するように指示した。 <コメント・シート項目> (1) それぞれ(のグループ)の発表の中で印象的だったことは何か (2) 5 つのグループの中で「最優秀賞」を与えるとしたら(どのグループに)? (3) 自分のグループの発表において工夫した点、感想など (4) 小冊子の記事で、最も印象的だった記事は?(記事タイトル、執筆者名、理由) (5) 全体的な感想. 7. 8. 神奈川県国際課職員(KANAFAN 担当)1名、横須賀三浦地域県政センター職員1名、地球市民かなが わプラザ職員 2 名、横浜国大市民ボランティア 2 名、日本人学部生1名のほか、留学生が直接声をか けた知人(日本人)1 名。 「『スラムダンク』や『陽だまりの彼女』のロケ地について、興味を持ってくれる方が留学生にも多 いのだと改めて感じた。」「以前は観光課にいて、ロケ地のツアーが時々話題になるが、何が受けるの かがなかなかわからなかった。日本でヒットしているものが外国でヒットするかわからない。アニメ に興味があったんだということが、発表を聴いて改めてわかった」といった説明も加えられた。. 109.

(9) 実践報告. 4-4. 振り返り 第 15 回(最終回)には、上述のコメント・シートの集計結果にもとづいて優秀賞(グ ループ発表及び個人の記事)の発表をし、発表会の感想と、半年間の授業全体の感想を述 べ合う形で振り返りを行った。. 5. コメント・シートの記述から 上述の「コメント・シート」の第 5 項目「全体的な感想」の欄の記述について、プロ ジェクトへの取組の中で学生がどのようなことがらにどのように意義や達成感を感じたの かという観点から、24 件(24 名分)の記述中のキーワードを拾い出し、概念の整理を試 みた(表1参照)。分析の手順として、まず、意義・達成感を感じていることと関連する キーワードとして、【小冊子の完成】【発表会での発表】【ゲストとの対話】【努力・工夫・ 熱意】【協働】【神奈川への理解・愛着】【自分(たち)らしさ】を抽出した9。1件の記述 の中に 2 つ以上の項目が関連して包含されている場合もあるので、あえて記述は分断せ ず、1件の記述ごとに出現している項目にマークを入れ、項目ごとの総数を集計した。 意義や達成感を感じたこととして【小冊子の完成】【発表会での発表】について明示的 に述べたものが 15 件あった。このうち【小冊子の完成】【発表会での発表】両方について 記述しているもの 4 件、前者のみが 1 件、後者のみが 11 件だった(前者・後者いずれか のみ記述の場合も、小冊子の完成とのつながりの中で発表会での発表が考えられているこ とが文脈から推察される)。【発表をやりとげたこと】に意義・達成感を感じたよりどころ として【ゲストとの対話】について述べたものが 6 件あった。また、【グループのメンバ ーとの協働】について触れているものが全体 24 件中 13 件、【神奈川への理解・愛着】が 6 件、【自分(たち)らしさ】が 2 件あった。 このようなキーワードの分布やつながりをみていくと、受講者の留学生は、それぞれ に執筆した記事が小冊子として形になり、グループごとにチームで協力して発表を成し遂 げたことに、達成感と充実感を感じていたことがうかがえる。この達成感・充実感をもた らす大きな核となったのは、発表会当日に来聴してくれたゲストの方々が、それぞれの発 表に対して真剣に耳を傾け、コメントをしてくれたことと考えられる。ゲストの存在に緊 張しながらも、自分たちの発信が、意義のあるものとして神奈川の地域の人々に受け止め. 9. キーワードの抽出は、次の 2 段階を踏んでおこなった。第 1 段階では、コメント・シートの 24 件の記 述中、充実感・達成感と関係すると考えられる語句を、記述されたままの形で抜き出した。第 2 段階 では、その語句全体を眺め、記述の文脈とも照らし合わせながら、統一したキーワードに置き換えた。 ここでは SCAT(大谷 2008,2011)の4ステップ・コーディングの手法の一部を参考・応用している。 SCAT は、言語データを切片化し、そのそれぞれに<1>データ中の注目すべき語句、<2>それを言い換 えるためのデータ外の語句、<3>それを説明するための概念、<4>そこから浮かび上がるテーマ・構成 概念、の順にコードを考案していき、そのテーマや構成概念を紡いで、ストーリーラインと理論記述 を行う質的分析手法であるが、本授業でのコメント・シートの記述分析においては、このうち<1><2> によりキーワードの抽出を行い、キーワードの分布やつながりをみた。. 110.

(10) 実践報告. られ、そこから対話が生まれたという、リアリティに根差した実感を得ることにつながっ たことが、「皆が頑張って冊子を作り、発表した。発表はゲストの方々に肯定をもらっ て、自分たちの今学期の努力が認められて嬉しかった」(No.4)、「学生たちだけでなく、 外部の方々がいらっしゃったので、すごく緊張しました。みなさん、真剣な顔で聴いてく ださって、より緊張しました」(No.6)、「それぞれのグループがグループなりの魅力が入 っていてよかったです。ゲストの方々もたくさんきてくださって、少し緊張してしまいま したが楽しかったです。記事を書くだけでなく、こういう発表会を通じて発信することが できて良かったです。ゲストの方々のコメントもすごくありがたいなと思いました。」 (No.5)、「発表を通して生き生きとした感想をシェアできてよかった」(No.7)といったコ メントに現れている。また、ゲストからのコメントにより、新たに自分たちの視野や興味 関心も広がったり、つながりを実感して地域に対しての愛着も深まったりした様子も、 「ゲストの方にコメントをもらってよかったです。日本のいろいろな所にもっと関心を持 つようになりました。機会があれば知らない所に行ってみたいです」(No.8)といったコメ ントから見て取れる。そして、クラスメートの発表を聴いて、「みんな記事や発表につい て工夫し、頑張ったことがよく伝わりました。私が知らなかった神奈川の色々なところに ついて知るようになってよかったと思います」(No.20)というように、神奈川についての 知識が広がった側面もあったようである。 なお、「皆は本当によく頑張ったと思います。発表のしかたにいろいろ工夫しているの がすごく感じられた。本当に最高の発表だと思います」(NO.10)、「皆さん十分な準備をし たと思います。短い時間の中で工夫して発表していくことはとても有意義だと思います」 (No.13)など、クラスの仲間(自分自身も含め)の努力や工夫を讃えて評価する記述も 11 件と多数あったが、これは、ゲストからの肯定的評価が、自分やクラスメートの努 力・工夫に自信をもたらたすことになったという影響も考えられる。そして、準備段階で このような努力や工夫を引き出す要因となったのは、「冊子を公表する(地域の人に配布 する)」「地域の人を発表会に招く」という設定であったと思われる。ゲストの前で発表す るという目標に向けて、グループのメンバーが結束し、授業外の時間にも集まって打合せ をし、準備を進めた。ゲストの存在は、発表当日だけではなく、準備段階から学生たちに 影響を与えていたといえるだろう。 各記述には、全体を通して「皆で」ということばが数多く出現する。これは「協働」 の意識のあらわれであろう。「このような授業形式がすごくいいと思いました。メンバー の交流を深め、チームワークを通じ、協力し合って成果を出す過程が有意義で忘れられな い経験になります」(No.22)、「このような授業が自分がたくさん勉強できると思います。 チームワークでの協力や、人の目の前で自信を持って話すことなど、たくさんの経験を身 に付けられるとおもいます」(No.23、原文のまま)のように、クラスメートとの協働活動. 111.

(11) 実践報告. からの学びの広がりや深まり、複合的な知の獲得について述べるものもあった。. 6. 考察 第 4 節での授業でのプロジェクト活動のプロセスの観察と、第 5 節のコメント・シー トの記述の分析をふまえ、留学生が地域とかかわりから何を学び、地域社会の一員として の自分の存在を意識することにどのようにつながったかを考察する。 留学生が神奈川の各地に足を運び、どのようなところに魅力を感じたかを自分たちの 視点から発信したことに対して、神奈川県の職員の方はじめ発表来聴ゲストの方々から、 留学生の着眼点が興味深く、意義深いという肯定的なフィードバックを得た。また県の地 域振興、観光促進のための「魅力発信」レポーター協力への呼びかけもあった。これらの ことは、留学生に、「自分たちは実際に地域社会とつながっている」という実感や、「留学 生である自分たちの視点からの発信が地域社会に意味があるものとして受け止められ、何 らかの役に立つ」という効力感もたらしたといえるだろう。留学生のコメント・シートの 「ゲストの方々から肯定をもらえてよかった」「ゲストの方々のコメントもすごくありが たいと思った」という記述には、そのような実感や効力感から出たものと思われる。これ は、自分たちが地域を共につくっていく一員であるという意識でもある。 授業の第 2 回・第 3 回の初期のタイミングに KANAFAN からの「神奈川の観光魅力度 アンケート」にクラス全員が回答した中で 2 名が抽選に当選し、「宿坊体験エキゾチッ ク!秋の大山講ツアー」に参加した。この 2 名の留学生は、ツアーでの体験を本授業のプ ロジェクトの中で記事にして発表した。また、この大山講ツアーのもようを収録したビデ オ(KANAFAN 制作)が KANAFAN のフェイスブックに掲載されており、この 2 名が大 山の印象やツアー参加の感想を述べているところも世界に向けて発信されている10。神奈 川県横須賀三浦地区県政総合センターの観光振興事業の一環の「外国人留学生による三浦 半島の魅力紹介レポーター」の募集に対しては、別の 3 名が参加を希望し、春休み中に活 動に取り組むことになった。このレポートのもようも神奈川県ホームページで「外国人留 学生による三浦半島の魅力紹介」として発信されている11。 このような活動の中で、留学生は、グローバル人材としての自分たちの能力・可能性 に気づく機会が与えられたといえるだろう。留学生の社会参加として、単に「地域の人と 交流をする」というだけではなく、留学生ならではの視点を生かして地域に貢献できると いうことを意識させることは、かかわりの中から地域を理解し、地域課題を発見し、グロ ーバルな視点から課題解決に取り組んでいくことの出発点でもある。 今回の実践の中で達成できたのは、地域とかかわり発信する経験をし、留学生として自 分たちが社会に貢献できることを意識するところまでであり、ここから先に「地域の課題 10 11. https://www.facebook.com/station.kanafan/posts/223875351147109 http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/p783967.html. 112.

(12) 実践報告. 解決に取り組む」活動につなげていけるか、ということが次の段階での課題である。これ 関しては、本学「地域実践教育センター」に設置されている「地域交流科目」の枠組みや 事例も参考にしながら、現在の日本語教育科目の枠組みの中でもできることを考えていき たい。 また、このようなプロジェクト活動においては協働活動の意義が大きいが、これを日本 人学生との協働活動で行えれば、留学生にとっても日本人学生にとっても有益な経験にな ると考えられる。実際、「授業シラバスを見て興味を持ったのですが、日本人学生はこの 授業は取れないんですか」と授業初回に教室に来て尋ねてきた学生もおり、「留学生対象 の科目であるため日本人学生には単位は与えられないが、活動に共に参加することは大い に歓迎」の旨を伝えたが、必修科目との時間的な葛藤から継続的な参加には至らなかっ た。今後、国際教育センター日本語サポーターバンク制度も活用していく予定であるが、 日本人学生が自分たちの単位取得にはつながらなくても継続的な参加の意欲を維持してい けるようにするためには工夫が必要である。あるいは、限られた部分的な参加でも効果的 協働活動が展開できるように活動を設計することも求められる。グローバル人材育成の観 点から見れば、日本人学生と留学生が、「サポートする側・される側」ではなく、対等な 立場で協働プロジェクトに取り組める設定が必要であり、そのための方策も探りたい。. 7. おわりに 本授業においては、もともと KANFAN という組織が留学生を支援し地域の活性化を図 る目的で神奈川県により設置され、そこでの活動に本学の学生も自由に参加できる環境が あった中で、授業を通して参加をバックアップし、橋渡しをする形をとった。関係者とゆ るやかなつながりの中で、状況に合わせて柔軟に既存の地域のリソースを活用することが 可能となった。今回 KANAFAN とつながったことにより、KANAFAN と関係をもつ地域の 様々な団体の活動もみえてきて、神奈川・横浜は、地域リソースに大変恵まれた地域であ ると感じている。留学生と地域をつなぐために、教員がまず地域にアンテナを張り、地域 の課題やリソースを捉えて、地域とともに取組を検討していくことを意識したい。. 謝辞 本授業に温かいご協力をくださいました神奈川県県民局くらし県民部国際課および関係 部署の方々、かながわ国際ファンクラブ(KANAFAN)関係者の方々、神奈川県立地球市 民かながわプラザ職員の方々、発表会にご来聴くださいました地域住民の方々に、感謝申 し上げます。. 113.

(13) 実践報告. 参考文献 岩淵泰(2014)「岡山における留学生交流拠点整備事業―参加と対話の可能性について」独 立行政法人日本学生支援機構『留学生交流』2014 年 9 月号(42) 大島まな・田村知子(2001)「留学生を活用する国際教育の内容・方法と教育効果に関す る研究(その 1)―大学周辺地域の小学校との国際交流活動を中心に―」九州共立 大学・九州女子大学・九州女子短大編『生涯学習研究センター紀要』第 6 号 大谷尚(2008)「4 ステップコーディングによる質的データ分析法 SCAT の提案―着手しや すく小規模データにも適用可能な理論家の手続き―」『名古屋大学教育発達化学研 究科紀要(教育科学)』54(2) 大谷尚(2011)「SCAT: Steps for Coding and Theorization―明示的手続きで着手しやすく小規 模データに適用可能な質的データ分析手法―」日本完成高額回『感性工学』10(3) 神奈川県県民局くらし県民部国際課(2014)「事例紹介 2-1『かながわ国際ファンクラブ』 ~留学生など神奈川ゆかりの外国人とそれを支える人々の. ネットワーク~」自治. 体国際化協会編『自治体国際化フォーラム』295 号(2014 年 5 月) 久保田賢一(2003)「構成主義が投げかける新しい教育」『コンピューター&エデュケーシ ョン:CIEC 会誌』15 巻 佐々木倫子(2006)「パラダイムシフト再考」国立国語研究所(編)『日本語教育の新たな 文脈』アルク 佐藤公治(1996)『認知心理学からみた読みの世界―対話と協働学習をめざして―』北大 路書房 佐藤由利子(2012)「留学生受け入れによる地域活性化の取組と課題」独立行政法人日本 学生支援機構『留学生交流』2014 年 6 月号(15) 恒松直美(2014)「交換留学生「地域観光プランナー」インターンシップ―新しい地域づ くりと地域活性化への留学生の支援―」広島大学国際センター『広島大学留学生教 育』8 号 長谷部美佳(2014)「地域社会で留学生が活動することの意義―日本の多文化共生社会と の関連で」独立行政法人日本学生支援機構『留学生交流』2014 年 3 月号(36) 花見槇子・橋本顕彦(2001)「小学校における国際理解教育と留学生交流」三重大学留学生 センター『三重大学留学生センター紀要』3 三代純平(2009)「留学生活を支えるための日本語教育とその研究の課題:社会構成主義か らの示唆」『言語文化教育研究』早稲田大学日本語研究教育センター言語文化研究会 横田正弘・白土悟(2004)『留学生アドバイジング―学習・生活・心理をいかに支援する か』ナカニシヤ出版. 114.

(14) 〔資料 1〕小冊子『留学生のかながわ発見!』目次. 実践報告. xxxxxx. 115.

(15) 記述文中の注目すべき語句. キーワード:記述文中の語句の言い換え (キーワード). 小冊 発表 ゲス 努 子の での トとの 力・ 完成 発信 対話 工 夫・ 熱意. 1. 皆で小冊子を完成して、発表ができてよかった。皆が頑張って発表を終わらせることになって、いい思い出に なったと思う。 10月から皆で話し合った成果物として冊子が完成し、発表も今日で終わり、「あ、やった!」という感じでよかっ たです。 他のグループの発表のしかたが予想もできなかかったものであったため、もっと工夫すべきだなと思いました。 みんながんばって、一緒に一冊の本を作ったと考えたら、何だかうれしくなった 皆が頑張って冊子を作り発表した。発表はゲストの方々に肯定をもらって、自分たちの今学期の努力が認めら れて嬉しかったです。 それぞれのグループがグループなりの魅力が入っていてよかったです。ゲストの方々もたくさんきてくださって、 少し緊張してしまいましたが楽しかったです。記事を書くだけでなく、こういう発表会を通じて発信することができ て良かったです。ゲストの方々のコメントもすごくありがたいなと思いました。. 皆で、小冊子を完成、発表、よかった、頑張って発表を終わら せる、いい思い出. 協働、小冊子の完成、発表での発信、努 力・工夫・熱意、. 1. 1. 1. 皆、成果物として冊子が完成、発表、「あ、やった!」という感じでよ 努力・工夫・熱意、協働、冊子の完成、発表で かった、 の発信、クラスメートの発信からの刺激. 1. 1. 1. みんな、がんばって、一緒に一冊の本を作った、嬉しい 努力・工夫・熱意、協働、小冊子の完成、 皆ががんばって、冊子を作り発表、ゲストの方々に肯定をもらっ 努力・工夫・熱意、小冊子の完成、発表で て、自分たちの努力が認められて、嬉しかった の発信、ゲストとの対話、. 1 1. 1. 1. それぞれのグループなりの魅力、ゲストの方々もたくさんきてくだ 自分(たち)らしさ、ゲストの対話、発表での発 さって楽しかった、少し緊張、記事を書くだけでなく発表会を通じて 信、、 発信することができてよかった、ゲストの方々のコメントもすごくあり がたい. 1. 1. 学生たちだけでなく、外部の方々がいらっしゃったので、すごく緊張しました。みなさん、真剣な顔で聴いてくだ さって、より緊張しました。 リハーサルのときとだいぶ変わってきましたね。発表を通じて生き生きとした感想をシェアできてよかったです。. 外部の方々、緊張、みなさん真剣な顔で聞いてくださって. 発表での発信、ゲストの対話、. 1. 1. 努力・工夫・熱意、、発表での発信、ゲスト の対話、 ゲストの対話、、クラスメートの発信からの 刺激、神奈川への理解愛着、、. 1. 1. 1. 1. 1. 発表での発信 、ゲストの対話、クラスメート の発信からの刺激、 努力・工夫・熱意、発表での発信、クラス メートの発信からの刺激、協働. 1. 1. 1. 〔表 1〕発表会コメントシート「全体的な感想」記述文のキーワード分析. 3 4 5. 6 7 8 9. リハーサルのときとだいぶ変わってきた、生き生きとした感想を シェアできてよかった ゲストの方にコメントをもらってよかったです。日本のいろいろな所にもっと関心を持つようになりました。機会が ゲストの方にコメントをもらってよかった、日本のいろいろな所に もっと関心を持つようになった、機会があれば知らないところに あれば知らない所に行ってみたいです。 行ってみたい ゲスト、緊張、みなさん、よかった ゲストがいたので、少し緊張しましたが、クラスメートのみなさんの発表を聞いてよかったと思います。 皆、本当によく頑張った、発表の仕方にいろいろ工夫、感じら れた、最高の発表. 10 皆は本当によくがんばったと思います。発表のしかたにいろいろ工夫しているのがすごく感じられた。本当に最 高の発表だったと思います。 11 みんなそれぞれ、がんばって書いたと思います。すばらしい発表でした。プレゼンの構造がよかったし、工夫もよ みんな、がんばって書いた、すばらしい発表、プレゼンの構造 努力熱意工夫、発表での発信、クラスメート がよかった、工夫 の発信からの刺激、協働 かったです。 本当に時間をかけてきたんだと思った、何回も見たけれどまた 努力・工夫・熱意、クラスメートの発信から 12 本当に時間をかけてきたんだと思った。何回も見たけれど、またおもしろかった。 おもしろかった. 13 みなさん十分な準備をしたと思います。短い時間の中で工夫して発表していくことはとても有意義だと思います。 十分な準備、工夫して発表、有意義、みなさん みなさんお疲れさまでした。 みんなすばらしい 14 みんなすばらしいと思いました。. の刺激、発表での発信 努力・工夫・熱意、工夫、発表での発信、 協働. 1 1. 1 1. 1 1 1. 1. 1. 1. 1. 1. 1. 1. 1. 1. 1. 1. 1. 1. 1. 1. 1. 1. 20 みんな記事や発表について工夫し、頑張ったことがよく伝わりました。私が知らなかった神奈川の色々なところ について知るようになってよかったと思います。. 1. かった、おもしろかった の理解愛着 緊張、よく発表できたか心配、もう一度(記事を)読んでみたい クラスメートの発信からの刺激. 1. いろいろ聞いてためになった. 1. 記事や発表について工夫、頑張った、よく伝わりました、神奈 川の色々なところについて知るようになってよかった. 21 同じ神奈川を見ても多様な意見が出るのが面白かった。色々な国からきた人々が集まって発表したことが感動 同じ神奈川を見ても多様な意見が出るのが面白かった、色々 な国から来た人々が集まって発表、感動 だった。 22 このような授業形式がすごくいいと思いました。メンバーの交流を深め、チームワークを通じ、協力し合って成果 を出す過程が有意義で忘れられない経験になります。 23 このような授業が自分がたくさん勉強できると思います。チームワークでの協力や、人の目の前で自信を持って 話すことなど、たくさんの経験を身に付けられるとおもいます。 24 みんなと一緒に協力できてよかった! 合. 授業形式がいい、メンバーの交流、チームワーク、協力し合っ て成果を出す過程が有意義、忘れられない経験. 努力・工夫・熱意、小冊子の完成、発表で 1 の発信、神奈川への理解愛着、クラスメー トの発信からの刺激 クラスメートの発信からの刺激、神奈川へ の理解愛着、自分たちらしさ、協働、発表 での発信 協働. 1. 1. 1. 1. 1. 1. 1. 1. 1. 1. 1. 1. 1. 1. 6. 2. 1. 1. 1. このような授業が自分がたくさん勉強できる、チームワーク、協 協働 力、 みんなと一緒に協力、よかった. 1. 1. 努力・工夫・熱意、クラスメートの発信から の刺激. クラスメートの発信からの刺激、神奈川へ の理解愛着 努力が肌で感じられた、工夫、自分が暮らしているかながわと 努力・工夫・熱意、発表での発信、神奈川 19 最後の発表を見て、学生たちが行って体験した努力が肌で感じられた。一番工夫した点はやはり自分が暮らし いう地域が身近に感じられるようになった への理解愛着、クラスメートからの刺激 ているかながわという地域が身近に感じられるようになった点である。. 1. 1. 努力・工夫・熱意、クラスメートの発信から 15 中国の大学を卒業して横浜国大に来ました。大学を卒業して、学部生とのアクティブな意欲はそれにしたがって 意欲いっぱいの学部生、感心 の刺激 なくなりました。今日は、意欲いっぱいの学部生の発表を聞いて感心いたします。 みんなの記事、発表を通じて重要な部分をきくことができて良 クラスメートの発信からの刺激、神奈川へ 16 みんなの記事を読むことより、発表を通じて重要な部分をきくことができて良かったです。おもしろかったです。. 17 緊張したので、よく発表できなかったのか心配です。また、みんなの発表を聞き、もう一度読んでみたいなと思 いました。 18 いろいろ聞いて、非常にためになったと思う。. 1. 1. 協働. 5. 15. 6. 13. 14. 1 13. 116. コメントの記述文. 2. 実践報告. クラス 協働 神奈 自分 メート 川へ (た の発 の理 ち)ら 信か 解愛 しさ らの 着 刺激. 番 号.

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参照

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