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橋 本

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(1)

本報告は高松市における繊維業者について実施された実態調査のうち︑意識にかんする部分をまめたものであ  

る︒この調査の主要部分をなす経済調査については︑前回に発表された﹁中小商業資本の動向﹂︵香川大学経済論  

叢第二十八巻 第三号︑昭和三十年九月︶を参照されるようにお願いしたい︒本報告はいわばその続稿をなすも  

のである︒   

本調査のあらましについ七はすでに前稿に掲げられているが︑以下においてその主要な点だけを摘記しておくこ  

と忙したい︒   一は し が  

中小商人の意識調査   調 査 概  ま  と   料   

中小商人の・意廟調査  

− 高松市における繊維業者について  

﹁ は  し. が  き   橋  本  

︵四九七︶ 六一   

(2)

第二十八巻 第五骨  ︵四九八︶ 六二   

調査対象︒高松市に磨ける繊維業者︒卸商︵製造卸を含む︶は総数三十数軒のうちはとんど全部にあたり︑二  

十九軒の回収を得た︒小売商ほ総数二百軒余りのうち︑二十七軒の回収を得た︒したがって小売商では標本謝査を  

行ったわけであるが︑その抽出を主な調奪鱒である学生の自由な選択にまかしたため︑繁華街近ある小売商の上層  

部に傾く結果となった︒だからここでみられる意識は︑中小商人一義というよりは︑むしろ中小繊維業濱のうちそ  

の中層から上層にかけての意識が反映されているとみなければならないであろう︒   

調査時期︒昭和三十年方十日から十五日︒経済的には︑昭和二十九年秋のいわゆる﹁デフレ政策﹂の頂点が過  

ぎてやや景気を持ち直しかけた頃である︒また政治的にほ︑昭和二十九年十二月の吉田内閣崩壌のあとをうけて︑  

いわゆる﹁鳩山選挙管理内閣﹂が登場し︑二月の総選挙を目前に経えていた頃であった︒   

分類基準︒業態別と規模別との二つにわけで集計したが︑規模別の分類において中規模とほ︑卸売では従業員五  

人以上︑取引甘同年額五千万円以上を︑小売では従弟貞十人以上︑取引高年額丸首万円以上の業者をいい︑相対的に  は大規模という意味である︒   

本謝査の項目作成にあたっては︑相互に調査結果を比較する便宜のために︑なるべく竹林庄太郎教授の使用した  

項目を選ぶようにした︒けだしそれによって本調査の特徴をあき冶かにするとともに︑表的傾向の把握を容易に  

しせうとしたのである︒同教授の調査は︑京都︑大阪︑神戸︑名古屋︑松阪︑松山︑小倉等の﹁中産階級的中小業  

者﹂︵従業員三十名以内︶八十軒についておこなわれたもので︑時期ほ昭和二十八年から二十九年にかけての山ケ  

年間にわたって実施されたものである︒同教授の調査の詳細についてほ︑竹林庄太郎﹁中小商業者経営意識の研究﹂  

︵同志社商学 第六巻 第四号一九五四年十月 山九ページ以下︶を参照されたい︒︵以下︑同教授の調査につ  

ぃては参照ぺージ数を省略する︒︶   

(3)

最後にこの息識調査の視点について断っておきたい︒この意識調査は︑すでに述べたように経済調査につけ加え  

られて附帯的におこなわれたものであって︑特にたち入った具体的な周題を分析しょうと意図するものではない︒  

ヽヽヽヽヽ  ヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽ  しかし次の諸点には注意を払った︒第山に︑経済的基盤と意識との関連はどうなつているか︒第二に︑中小商業資  ヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽ.ヽヽヽヽヽヽヽヽヽノヽヽヽヽヽ  本がみずからの問題の解決方向をどこに求めようとしているか︒という問題である︒以上の二点が主な視点である︒  

こ 調  査  概  要  

1 百貨店活動の制限 ︵第一表︶   

先ず経済問題から業者の患見を聞いてみよう︒副般的にいうと︑官貸借にたいする中小業者の反対の声はかなり  

第1表甲 百貨店活動の制限(業態別)  

%%  

同45 9 39 7 00       l  

5 5  2  22  

2 5 8 2   1  

∴昔r 5 0 2 1 製   

nド 8 0 2 1  l  な㌦  

中小商人の意識調査  

費   成  

反   対  

どちらでもよい   無  記  入  

封    6 5     7 2    nO   21  

高いようである︒特に最近大都市でほ百貨店の友の会組織や供出店員の強制が問題にな  

っている︒本市ではまだそのような問題を聞かないが︑本市に 山つしかない音貸店で  

も︑その影響はかなり大きいようである︒特に昨年から行われほじめた月末恒例廉価販  

売は︑業者にかなり強い打撃をあたえているようである︒   

本調査の結果でほ︑百貨店活動の制限に﹁賛成﹂を示したものが四五%︑﹁反対﹂が  

九%︑﹁どちらでもよい﹂と無関心を示したものが三九%であった︒この結果を竹林教  

授の調査とくらべてみよう︒同教授の調査では︑制限に賛成を示したものが︑過半数の  

五五%︑これにたいして反対が三%︑どちらでもよいが三七%︑無記入五%であった︒  

したがづてこれにくらべると本市では官貨店活動の制限にたいする関心がやや弱いよう  

である︒  

︵四九九︶ 六三   

(4)

第1表乙 百貨店活動の制限(規模別)  

卸   製卸  

中 小  中/J\  

3  5   2  3   0 0   0  0   4 8   2  0   1 0  1 0  

小売   中 小   4  8   2  3  

封   第二十八巻 署五号  

%  

%小47 9 359 00      .1  

%  同中419 45 5   

16 3  

中9 2 0 1       1  

成対い 入  

︑よ  

も  で 記  

ら  ち  替∵反ど無   4 2  4 0  

討   0 0 1  4  3  22  7  1  0 1  3  

8 13   5  

である︒この点は両調査にわたって共通しているのである  

が︑経済政発としては革新政党の政策を支持し︑政治の問  

題になると保守党に傾くところに中小商業資本の二重的性  

格の職を窺うことができる︒   

なお︑業態別では︑製造卸の方が関心が強く︑小売︑卸  

売の順に弱くなっている︒規模別では︑はとんど同じであ  

るが︑・中規模が僅か紅強い︒  

冨 支 持 政 党︵第三表︶   

さて次に政治的態度の問奄に移ってみよう︒中小業者の  

支持する政党はどこが多いのだろうか︒発着の大半はやほ   ︵五〇〇︶ 六四   

なお業態別にみると︑最も関心の強いのは︑製造卸︑ついで︑卸売︑小売の順に弱  

くなっている︒また規模別では大差ほないが︑小規模の方が僅かに強いようである︒  

2 中 共 貿 易 ︵第二表︶   

中共貿易を望む声は多い︒巣者の大部分︵七五%︶が﹁賛成﹂している︒これ紅﹁反  

対﹂するものは零︒︷どちらでもよい﹂︵二山%︶と﹁無記入﹂︵四%︶をあわせて丁度  

四分の一であった︒竹林教授の調査でもはぼ同じ結果が出ている︒すなわち同調査に  

ょれば︑八五%が賛成︑反対は零︑どちらでもよいが一五%であった︒本市よりも劇  

段と関心が強くなっている︒中共貿易賛成者のはとんどは︑自由党や民主党の支持者  

欝2表甲 中 共 貿 易(業態別)  

卸製卸小売  

賛   成16 7 19  

反   対 0 0  0  

ぎちらでもよい 5 0 7  

無  記  入 0 1 1  

討   21 8 27   

%螺014 0  同7  2ノ  iO   

討42 0 12 2 56  

(5)

第2表乙 中 共 貿 易(規模別)   り保守党の支持者である︒﹁保守政党支持﹂が六六%︑丁度三分の土まで占め︑これにたいして﹁革新政党支持﹂は  

卸   中 小  

7  9   0  0   1 4   0  0    8 13  

売小㍑  ﹂中7  

P小3 缶ド  製中4   勾引   %小間︒243  

%  間中780175   

中小商人の意識調査   4  2  

中18  

成対い 入  

よ  

も  で 記  

ら  

ち  焚反ど無   0 ︵=0 1  0 4 1  0 4 1  0 3 0  ︵U O O  O O l   0  

0 1  

0  

0  1  

3  

3  

3  

2  7  

1  

0  

1  

3  

5  

欝8表甲 支持政党(業態別)   会党支給は二%で本調査の二倍になっていふ︒あ   は︑保守覚支持が六二%で本調査より多少少く︑社   林教授の調査とくらべてみよう︒同教授の調査で   八%が積極的な支持政党を示していない︒これを竹   山%で案外に多く︑﹁無記入﹂・が七%︑あわせて二   もみたないわけである︒あと︑﹁支持政党なし﹂が二   左社︑嘉社あわせて僅かに六%にすぎない︒劃割に  

売890181 27 小    † 4 3 1 2 2 4  6 ヨ百 1 2    ・ 1     5   %%. 同25412 4 1 7 0       2     0       1  

口  血甚 21 1 1 0 2 2  8 製  

4  13  2   発覚社社し入  

由主  自民右左な無   と︑支持政党なしが  一一%︑無記入が仙  六%︒したがって本  市では︑京阪地方よ  りも保守的傾向が  強いという結果にな  る︒  

本調査の実施され  

た劇九五五年の一月  

は︑ちょうど前年末  

︵五〇こ   

第3表乙   支   持・   政 党(規模別)  

卸   中 小   覚 2 2   覚 4 9   社 0 0   社 0 1   し 2  0   入 0 1  

8 13  

\  

売小4   

バ中4   

1  

製中1   封   %小堀 46 

%  

同中30350069      2   

自民右左な無  

六五    7 15 1 2 6 2  

dlT7 8 0 0 6 2  

由主   O 1 0 1 0  3  1 0 0 1 2  5   6 0 1 5 1  3 0 0 3 0  

記 計   0  0  1  0 0 1  3  

3  

3  

2  

7  

1  

0  1  

(6)

に胡蝶した富田内閣のあとを受けて︑いわゆる選挙管理内閣として︑鳩山内閣が成立したばかりの頃であった︒し   へ五〇二︶ 六六   欝二十八巻 第五サ  

たがって当時は︑一般の期待が自由党を離れて民主党に移りかけていた頃であって︑その結果︑本調査後に行われ  

た二月の衆議院総選挙には民主党の大勝となったのであるが︑その動向ほ本調査においてもほっきりとあらわれて  

小た︒例えば予竹林教授の調査でほ︑保守党支持者のうち改進党の支持者は僅か六%で︑自由党支持者が圧倒的に  

多か の変化をいかにみるぺきであろうか︒自由党が独占資本の代弁者であり︑民主党の一部には反独占反共的な性格が  

含まれているので︑中小業者の関心をひくようになったのであろうか︒おもうに︑このことは本調査の対象につい  

てほあてはまらなういよである︒むしろ︑時の権力者である民主党に追従していったとみるべきでほなかろうか︒  

欝4表甲 再軍備(菜態別)  

%% 同 37 35 19  

計2120 11 5  

売0 0 6 1  卜 .一 

/   ロ .亡び つJ 3 0 2 製  

卸8 7 5 2  

賛   成  

反   対  

どちらでもよい   無  記  入  

封   0 0 1   7 5    7 2     ¢0     2 2  

ともあれ︑この点はあとの政策支持の調査で具体的にあきらかになるであろう︒   

なお︑業態別にみるとはとんど差異軋みられないが︑規模別にみれば︑小規模の方虹  

革新政党支持者があつま㌣ノ民主党支持者が多いという特徴がみられる︒  

4 再  軍  備︵第四衷︶   

さて第三表において︑中小南桑資本の大部分が保守政党の支持者であることをみたわ  

けであるが︑その/ことから当然彼らは再軍備問題についても賛成であろうと蜃像され  

る︒と守ろが調査の結果は想像に反していた︒再軍備に賛成するものは意外紅少かった  

のである︒保守政党支持者六六%にたいして﹁再軍備賛成﹂ほ三七%にすぎない︒これ  

にたいして.﹁反対﹂ほ三五%で︑賛否ほぼ同数とみて差支えないわけである︒あと︑  

﹁どちらでもよい﹂が山九%︑﹁無記入﹂が九%︑あわせて二八%が無関心を示している︒   

(7)

ここ紅改発支持と政策支持七のあいだ隼穴きい﹁ずれ﹂をみないわけにはゆかないひいま多少問題が昇るが︑竹林    第4一家乙 再  軍  備(規模別)  

卸   製卸   中 小  中 小   賛   成 2 6  1 2  

反   対 3 4  21  

どちらでもよい 2 3  0 0  

無  記  入 2 0  2 0  

封  中小商人の意識調査   4  1  

中7  

6  

中4   %  

9 7 7 7 中2 3 1 1   

1 7 1  

1  

9 4 4  

6 4 1  

4 2 0   0  

0  1  

3  

3  

4  

2  7  

1  討   913  5 3 10   

教授の調査した﹁M・S・A援助をうけることの賛否﹂の結果kついてみると︑M・S.  

A援助をうけることに賛成が︑五九%︑反対が一四%︑どちらでもよいが二六%︑無  

記入一%︑となっている︒これを本市の再軍備調査の結果とくらべると︑はるかに再  

軍備賛成論が多いわけである︒したがって本市の調査でほ政党支持では京阪地方より  

も保守的であり︑政策支持では逆に革新的であるという奇妙な結果になるわけで.あ  

る︒   

ところで再軍備反対論と政党支持との関係はどうなっているのであろうか︒反対論  

二〇人のうち︑八人までほ﹁支持政党なし﹂︑二人は﹁左社﹂︑あとの一〇人は︑民主  

党と自由党と隠それぞれ五人ずつになっている︒だが︑そのうち民主党では︑再軍備  

賛成山四人軋たいして反対五人であるが︑他方自由党では︑賛成四人にたいして反対  

草人︑つまり反対論の方が多いという現象を示している︒このように再軍備という政  

簡紅は反対しながらも再軍備を押し進める政党を支持するという﹁ずれ﹂ をいかに  

考え︑いかに埋めるべきであろうか︒残された問題の仙つであろう︒   

なお︑業態別にみれば何れの業態でも賛否はぼ同数で差異ほみられないが︑規模別  

軋みれぼ︑再軍備賛成は小規模に多く︑これにたいして中規模の方では反対論の方が  

多いという傾向がみられる︒  

5 宗 教 教 育︵欝五衷︶ 

︵五〇三︶ 六七   

(8)

﹁どちらでもはい﹂が三二%︑﹁無記入﹂七%であった︒これは竹林教授の調査結果と  

もはとんど同じ比率を示している︒すなわち同教授の調査では︑賛成五五%︑反対四  

%︑どち 

ところで宗教教育にせって示された意識を︑支持政党別紅みると︑民主党では﹁賛  

成﹂一七にたいして﹁どちらでもよい﹂が六︑自由党では﹁賛成﹂五にたいして﹁ど  

ちらでもよ小﹂が四︑であった︒したがって︑本調査と右の再軍備調査とから判断す  

れば︑一般に自由党支持者よりも民主党庚蒋者の方が保守的な傾向が強いようにみら  

れるのである︒   

第5表甲 声教教育の是非(業態別)  

%% 同 55 6 32  

封31 3 柑 4  

売4 2 92  1  

卸403上 製  

卸13 1 6 1   

成対い 入  よ   第二十八巻 第五号  

賛   反  

どちらでも   無 

討   

0  

0  1  

6  5   

27  

8  

いてほ問題の残るところであろう︒というのは宗教教育の  21  内容が漠然としているからである︒  

ともあれ本調査の結果では︑宗教教育に賛成する声がか  

なり強いという数字が出た︒すなわち1宗教教育に﹁賛成﹂  

するもの五五%︑これにたいして ﹁反対﹂ ほ僅か六%︑   ︵五〇四︶ 六八   

宗教教育の賛否は︑右にみた中共貿易︑再軍備な.どの政  

策支持と政党支持との﹁ずれ﹂を説明する一つの辛がかり  

として問われたものである︒つまり意識の宙さを示す指標  

として設けられたものである︒しかしこのような訝教教育  

の賛否によって果して意識の古さを検出できるか否かにつ  

第5表乙 宗教教育の是非(規模別)  

卸    製卸   小売   中 小  中 小  中 小   賛   成 4 9  2 2  5 9  

反   対 1 0  0 0 il  

どちらセもよい 2 4  2 1 4 5   無  記  入 1 0  1 0  0 2  

討   813  5 3 1017   

釘   同%  

中 小  中 、小  

1120  47% 61%  

2 1   9   3   8 10   35   30   2  2    9    6    23 33  100  100  

(9)

なお業態別では︑傾向らしいものは肘ヒんどみられない︒しかし規模別では︑中規模の方紅反対︑ノおよび無野心  

を示すものが多く︑小規模の方匿賛成が多かった︒竹林教授の調査では上層階級に賛成が多かったようであるが︑  

本調査ではちょうど反対の傾向がみられた︒  

6 尊敬する人物︵第六表︶  

結果をみると︑中小商業の業主だけに︑実業人の顔が割合多い︒竹林教授の調査では第一便を占めていた富田茂  

が全然消えているのも青田内観崩壊の直後であったためか︒レーニン︑毛沢東などの姿が全然出てこないところも  

労働者のはあいとは異った特徴であろう︒  

7 処  世  訓︵第七衷︶︑   

第七衷 処 世 訓   第六表㌧尊敬する入物   

福 沢 諭 吉  三  

西 郷 隆 盛  二  

ス ト  一  キ リ  

弘 法 大 師.一.  

二 宮金次郎  で  

中小商人の意識調査   誠  裏  面  親   実  六  日  二  切  二   リ ン カー ン  ﹂  

一  渋 沢 栄一   宇・壕一成 一  

浜 口 雄 幸 一  大倉喜一郎 一  

倹 実 努  

約〜行 カ   

安田善次郎  鳩 山一郎   藤原銀次郎 一  

薄 利 多 売  

利益腹八分  

共 存 共 栄  

︵五〇五︶    ナ  シ 一〇  無  記 入 三〇  

(10)

二四  無 記 入  

右の項冒は三つのグループ︑すなわち誠実を掲げるもの︑努力実行を謳うもの︑蓄積を中心とするもの︵倹約そ  

の他︶に類別できるが︑なかでも︑誠実を掲げるものが多いようである︒商人的な蓄積精神を反映する処世訓が案  

外少い︒それだけ古い前近代的意識が濃厚であるということができるであろう︒いまかりにこの現代商人の処世訓  

を近世商人の処世訓とくらべたとしても︑余り大きい相違を見出すことはできないだろう︒ここにも政策支持と政  

党支持との﹁ずれ﹂を説明する﹁つの問題が潜んでいるようである︒  

8 労働組合の有無︵第八表︶   

以下労働組合め有無と必要性を尋ねてみたわけであるが︑ほとんど労働組合そのものが問題にされていないとい 

ってよい︒労働璧山のある店ほ︑僅か三軒︑全体の五%紅すぎない︒しかも労働組合が雪とはいっても賢んど  

活動していないようである︒とのような労働組合遅効の沈滞の原因の㌻つ扱︑すでに﹁従弟貞調査﹂でみたよう紅︑    第二十八巻 第五号  迷惑をかけぬ  二  裕福な生活  信用の親に金が生まれる  思想しっつ︑生活しっつ︑  店員を家族の一員と過している  阿るく正しい商取引  当不濡泰衣  ナ  シ   祈りつつ   一歩⊥ 歩前進      象   ︵五〇六︶ 七〇  

(11)

労働組合の有無(業態別)  

を示したものが山八%あった︒前項の調査で労働組合のあ各店が三軒あったが︑その  

うち労働組合の必要性を認めるもめはたうた一転︑あとのこ軒は必要性を認めていな  

い1労働組合の必要性を認めるものと支持政党との関係をみると︑必要性を認めるも  

の︑八人のうち︑四人までほ民主党︑あとの四人は自由党︑右社︑支持政党なし︑無  

記入がそれぞれ一人ずつであっ毛左社支持の二人汎何れも必要性を認めていない︒  

このような事情から考えると︑労働組合の恩義を理解してその必習性を認めたという   

︿五〇七︶  中小商人の意識調査   甲  衷  8  第   %%  同5 ∬ 7  

/  

計3 49 4  

売1 3 3  ♪   2   .  卸071  

製  

2  

る い 入  

コし       一三ロ  

あな無   0  6  

5  

7  

2  $  

1  

2  

欝8表乙 労働髄合の有無(規模別)  

卸  製卸 小売  討   同%  

中小 中小 中小 中小 中  小  

あ る11 0 010 2】 9% 3%  

な い 712 4 3 914 2029 87 88   無記入 0 0 10 0 3 13 4  9   

計 813 5 31017 2333100 100  

銀箔維持のために働くものが僅か二七%で︑あとの大半は葵務見  

習︑結︑婚準備を目的としているという徒弟的・封建的雇傭関係に  

由来するものであろう︒  なお︑竹林教授の調査でも︑労働組合のある店ほ僅か二軒︑全  

備の二左%にすぎなかった︒本調査とほぼ周じ結果が出てい  

た︒   註 闇拙稿﹁中小商業資本の動向﹂香川大学経済論叢第二十八巻  

第三号 九六ぺー汐 参照︒  

9 労働組合の必要性︵第九表︶   

労働組合の﹁必要がある﹂と答え  

たものほ僅か山四%︑大半の六八% 

は斗必要がない﹂と答え︑﹁無関心﹂  

第9表甲 労働組合の必要性(業態別)  

%%  

同14錦7 11・00       l  

/  

討8 38 4 6  

売4 8 2 3   \     l  

口  髭 1 5 0 2  製  

P 3 5 2 1  血甚    l  

あ   る  

な   い  

どちらでもよい   無  記  入  

封    56  27   8     1 2  

(12)

第9衰乙 労働穀倉の必要性(規嘩別)  

卸    製卸  ′売   中 小  中 小  中 小   あ   る 1 2  0 1  2 2  

な   い  510  3 2  711  

どららでもよい 11  0 0  11   

無  記  入 1 0  2 0  0 3  

討   第二十八巻 第五号  

%  

%小157069 00       1  

同  

5232 3  

中3 15 2 3   %  

中13659 13 00       l  

計   813  5 3   9   1   7   23   3   3  

第に苦しくなって  

きたようである︒  

すなわち﹁少し苦  

しくなった﹂がち  

ょうど半数の五〇  

%︑ に苦しくなった﹂  

が二劇%︑したが  

って七割までも苦  

しくなったことを   よりは︑無関心のままに肯定したとみた方が適当で  あろう︒一般に︑労働組合は必夢がない︒あっても  大したことほない︑というのが中小業者の考え方の  ようである︒  10 戦後粛況の推移︵第一○表︶   

戦後中小繊維業者の歩みは幾多の変遷を重ねた︒  

その間﹁商売はだんだん楽になってき針したか﹂と  

いう問にたいして︑業者自身の答では商況ほ戦後次  

第10表甲 戦後商況の推移(業態別)  

商売ほ次第に  卸製卸小売   同O16日50212   %%  

09.682 1       2  1  

非常に.楽になった 0 0   少し楽紅なった 3 2   同 じ ぐ ら い 3 1   少し苦しくなった111   非常に苦し、くなった 3 4   無   記   入1 0  

4 2 6 5 0  

1  

討   21 8 27 56 100 

︵五〇八︶  

第10衷乙 戦後商況の推移(規模別)  

卸   中 小   非常に楽になった 0 0   少し楽なに.った 1 2  

同 七 ぐ ら い 21  

少し苦しくなった 4 7   非常紅苦しくな′つた 1 2  

無   記   入 0 1  

討   813   

製卸   小売  

中 小  中 小   0 0   0 0   1 1  1 3   1 0  1 1   1 0   4 12   2 2   4 1   0 0   0 0    5  3  10 17   

討   同%  

中 小  中  小   0 0   0%  0%  

3 6  13  18   4 2  17   6   9 33   39   58  

7 ユ9   31  161  

0 5   0   2    23 1 100  100   

七一⁝   

(13)

六〇軒あった︒業界通の話では県下の適限業者数はまず五〇〇軒までであるとい  

われている︒ところが現在ではすで虹二二〇〇軒紅激増している︒実聖二倍近く  

の激増ぶりである︒ここ匿われわれは︑零細商業の過剰化をみないわけ軋ほゆか  

ない︒次にデパートについては︑すでに翠﹂表でみたように︑単数近くまでが嘗貸  

店活動の制限に賛成している︒デパー寸の売上高のうち衣料品が最も多いことほ  l  当市払おいてもまた例外でほないのⅥかなり強い圧迫があるものと考えられる︒  

特に百貨掛の廉価販売は昨年以来かなり強い影響力を示しているようである︒   

註 畑 四国通商産業局調査課編﹁四国経済統計月報﹂創刊号 仙九五五年六月 〟四ペ  

ージ 参照︒   訴えているのである︒これにたいして﹁非常に楽になった﹂は零︑﹁少し楽になったが﹂ 二ハ%︑また﹁同じくら  い﹂が山一%であつた︒この商況の感化傾向は︑業態別でむ︑規模別そも大きい徴候はみられない︒一般的紅苦し  くなってきているようである︒   

ところで︑中小業者が次第に苦しくなってきたの︑はなぜであろうか︒この間題にたち入ることはここでの主題で  

はないが︑若干の現象的な指摘をつけ加えておきたい︒俗に繊維業者︑特に中小蔵敷資本は﹁三D﹂によって苦しめ 

られているといわれる︒﹁三D﹂とは︑同業者︑デパート︑デフレをいうのであるが︑このうち同業者については次  

のような形で深刻化しているのである︒香川頗下の小売業者につぃてみると︑職彼の昭和二十三年頃︑企業許可令の  

もとで繊維業看取登録がおこなわれたのであるが︑その時に登録された業者が四  

M これからの見通し︵常〟一家︶  

中小商人の意識調査  

○  

巷∴第‖衷甲 これか、らの見通し(業態別)  

売O 1 3 0 2 1  1 1  

血甚 0 0 4 3 1 0 製  

卸1 5 1 2 11       1   %  同2 11 50 267 4 00  l  

計1 6 8 5 4 2 6      2 1        5  

卓  二 非常によくなる  

少しよくなる   同 じ く らい   少し審くなる   非常に悪くなる  

無  記  入  

計    7 2     8     1 2  

(14)

第11衷乙 これからの見通し(規模別)  

卸   製卸   中 小 中 小  

非常によくなる 1 0  0 0   少し よ くなる 0 5  0 0  

ヽ  売小0    中1    封   

.ぺhr O   第二十八巻 第五﹇り   

%  0  18422 1  

%  

中4 0 1 1 4 0 0         6′ 3       0 1  

.♪ 0 6 4 8 3 2 3       1      3  

0 4 7 1 0  

1  

1 8 5 2 1  

0 5 5 0 0  

同 じ く ら い 6 5   少し悪く な る 0 2   非常に慈くなる 1 0  

無  記  入 0 1  

計   8 13 

l l 1 0  

3 2 0 0   3  

2  7  

1  

0  

1  

3  

5   る︒特に﹁少し憑くなる﹂七答えたもの  が多い ︵二六%︶︒だから︑これから先  は少し悪くなってゆくかもわからない  が︑まあまあ同じくらいだろうというの  が業者の心境であろう︒   

なお︑これを業態別にみると︑楽観的  

な見通しが卸売に強いのに漉いして︑悲  

観的な見方は小売に親い︒また規模別に  

みるとやはり小規模の方に僅かながら不  

安が強いようである︒  

12 希望する対策︵常山二乗︶   

さて︑今までに次常に苦しくなったこ  

とを訴え︑将来にたいしても不安をもっ   ︵五小○︶ 七四   

今までに次第に苦しくなったというのが業者の現在にたいする見方であると  

すれは︑将来にたいしてほどう考えているのであろうか︒﹁これからの商売ほ  

よくなると思いますか﹂にたいして﹁同じくらい﹂と答えたものがちょうど半  

数の五〇%であった︒﹁よくなる﹂という楽観的見通しを持っぐいるものほ一  

三%︑これにたいして三三%までほ﹁惑くなる﹂といぅ悲観的な見通しであ  

第i2衷甲 これからしでもらいたいこと.(業態別)  

同%葦警覧   38%  66%  

21   36   14   23  

8   14   16    29  

1   2   

2   4  

−ノ  

7  引3 20 138 1 売2 9 7 2 5 0 0  ♪ 2  r  

嶺r 6 ︵U 3 5 4 0 0 製  

9  

減   税  

金 融 の 便 宜   大業者の独占抑制   労働基準法の緩和   中共貿易の促進   そ  の  他   無+ 記  入  

封    0 0 1    7 9    5 4   18  4 3  

(15)

第12衷乙 これからしてもらいたいこと(規模別)  

卸  包至  計 

中小、[ 中ノト    減   税 5 4  3 3  913 17 20  金融の 便宜 3 8  0 0  5 4  812   

大業者の独占抑制 0 3  21 3 4  5 8   

労働基準法の綬和 01 3 2 11 4 4    中共貿易の促進 4 3  31 2 3  9 7  そ  の  他 01 0 0  0 0  0 1   

無  記  入11 0 0  0 0 11  

封   13 21117 20 25 44 53  

同%  

中  小   39% 38%  

18   23   11  15    9    7   21  13    0   2    2   2    100 100   中小商人8意識調査   ている中小業者が﹁これからしてもらいたいこと﹂は何であろうかり最も強  い夢求ほいうまでもなく﹁減税﹂である︒全業者の三分の二︑六六%までが  口を揃えて減税を強く翠望しやいる︒この減税を要望する声は特に小売業者  l  に強い︒これは前に掲げた経済調査においq﹁税金の負担﹂の苦しさを訴え  るものが小売に多く︑また﹁納税状況﹂においても︑滞納が多いのは小売で  あったことに照応している︒第二に︑減税に次いで強い要望ほ﹁金融の便宜﹂  である︒これは全業者の三六%︑三分の山余りが葵望している︒﹁減税﹂と  ﹁金融の便宜﹂これは業者の最も切実な問題であろう︒だが業態別軋みると︑  この二つの声にははっきりとした特徴がみられる︒﹁減税﹂の夢望ほ小売の  方で強かっ冤これにた心して﹁金融の便宜﹂は卸売の方に強い︒これは前  2  に掲望遠済調査において金詰りの苦しさを訴えるものが卸売に多く︑また  借金の依存率でも卸売の方が大きかったこと竺致している︒この金融の便  宜を望む声は卸売でも特に小規模の方に強いようである︒   

第三の質望は︑﹁中共貿易の促進﹂で︑約三割が賓望している︒業態別で  

は︑製造卸た強く︑規模別では︑中規模の方が強い︒この点は﹁第二表﹂の  

中共貿易正ついての調査とまったく同じ傾向が示されている︒第四の要望ほ  

﹁大業者の独占抑制﹂で︑三二%︒これもまた﹁讐表﹂の首貸店活動の制  

限についての調査と同じ傾向がみられ︑小規模の方でその戸がやや強い︒第  

︵五山 山︶ 七五   

(16)

第二十八巻︑第五骨  ︵五一︶ 七六  

五の葵望ほ﹁労働基準法の緩和﹂で︑川四%︒これは案外低い︒労働基準法の緩和︑特に労働時間の延長ほ︑中小  

業者のあいだにかなり強く寮望されているように伝えられるが︑本調査の結果をみてみると意外に低かったのでぁ  

る︒これほなぜであろうか︒山つ軋は本調査の対象には生産過程がふくまれていないためであろう︒たとえば︑本  

調査のなかで緩和を望む声が最も強いのほ製造卸である︒つまり生産過程をふくむ商業資本である︒他方たんなる  

卸売︑小売では圧倒的に弱い︒では卸売や小売ではなぜ弱いの・てぁろうか︒いうまでもなく労働基準法そのものが  

意識されていないからであるっ つまり労働基準法そのものが無視されているからであろう︒ここにも商業労働者の  

雇傭関係の徒弟的・由麺的性格が裏書きされている︒最後に﹁その他﹂ の山つは︑拡大均衡を望むという答であ  

った︒   

註仙 拙稿﹁中小商業教本の動向﹂香川大学経済論讃.第二十八準第三号一山二ページ以下︒参照︒  

似 同︑︑一〇五ページ以下︒参照︒  

め  と  三 ま  

ヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽ   以上の意識調査を総括すると次の如くになる︒第一に経済的基盤と意識との関聯はどうなっているのであろう  

か︒一般に中小商業資本は二つの契機を含んでいる︒すなわち︑中小商人は︑小さいながらも自ら生産手段ないし  

ほ資本を所肩し︑少いながらも若干の労働者を使用している︒この面においては︑彼等ほ所有者であり資本家であ  

る︒他面︑彼等の大部分は資本が小さい故に労働者と同じように働き︑この労働にもとずく呼人が彼等の生滴の基  ヽヽ︑︑︑  ヽヽヽヽヽヽ  礎をなしている︒この面においてほ︑彼等ほ勤労者である︒前者を資本家的契機と呼ぶならば︑後者は勤労者的契  

機と呼ぶことができるであろう︒かくして彼らはこのような二藍の契機を含んでいるのであるが︑中小商業資本の   

(17)

made the woIkof  

二︑レて勤労者的契機が敷いことはいうまでもない︒資本家的契残  

艶め︑逆に勤労者的契機ほ進歩的側面を強化するのである︒  

してほ︑資本家的契機が強いと考えられるグループヽすなわち業態別では卸売︑規模別では  

こして保守的側面の強さをみることができたであろうか︒本調査の範囲内ではかかる傾向を明瞭に検出す  

ることが困難であった︒例えば︑﹁政党支持﹂においてほ革新政党の支持がすべて小規模の業者に集まっていた  

が︑他方︑﹁百貨店活動の制限﹂紅賛成するもの︑﹁中共貿易﹂に賛成するもの︑づまり進歩的側面を示すものはむ  

しろ中規模の方が強かったのである︒また﹁宗教教育﹂に賛成するもの︑つまり保守的側面を示すものほ小規模に  

多かったのである︒以上の傾向はいずれも有意差を示すはどの数字で償ないが︑いずれにしても︑経済的基盤と意  

識とに明白な関係を認遡ることはできなかった︒おもうにその原因の一つは︑本調査の対象の聴聞が狭く︑したが  

って中小商人の最下層を含んでいなかったという事情にょるものではあるまいか︒   

だが︑経済謝査と意識調査との閲聯で明白に検出されたこともある︒それは︑小売弟では最も深刻な問題ほ︑﹁減  

税﹂の問題であり︑卸売業では﹁金融の便宜﹂の問題であるということ︑これであ 

小さいのでこれ以上のととを引き出すことは観雉であった︒  

︑ ヽ ヽ  ヽ  ヽ ヽ  ヽ ヽ  ヽ ヽ  ヽ ヽ  1  ヽ ヽ  ヽ ヽ  ヽ 1  ヽ  1 1 ヽ  ヽ 1  ヽ ︑ ヽ ヽ ︑ ︑ ︑ ︑ ︑ ︑ ︑ ︑ ︑   第二に︑中小商業資本がみずからの周題の解決方向などこに求めようとしているのであろうか︒この間題はさし  

あたってほ最後の質問﹁希望する対餞﹂払おいてあらわれている︒当面の解決方向を︑減税と金融の便宜に求めて  

いることほいうまでもない︒ではそれらの問題の解決をどこに期待しているのであろうか︒それほ﹁支持政党﹂に  

集中的に表現されている︒くりかえすまでもなく保守政党に期待していることになる︒だが問題は期待の仕方であ  

り支持の内容である︒他の野間によれは︑中共貿易を圧倒的に支持している︒百貨店活動の制限にも賛成してい  

︵五二︶ 七七   中小商人の意識調査  

(18)

キキ ︵三言︶  耳旺㌍葦⑦Y艶小串  

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(19)

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守ユ宕早望慧慧誓言古ふ由麗孝Gピ甘㍍7る毎よ∽学軍モ ﹁瑚料﹂空孟貰義歯子聖霊蒜叢惣↑プ三  

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笠三雲遠藤皐撃霊冨こ慧還蒜裏革準知ヨ誉㌢苗違類型封㌔㌫ろ亮塑γ君蒜ぺマ呈さ話芸専埋草亨  

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息苫嘉 啓Y+儀   Y号 ︵飼丁聾︶   せ 劉   朗岩浪姦雄繋轟¥目鼻  碓  生脚姫島索琴蔀¥M豊  富賀 田皆寄   主噌嘩霹繋繋秦¥‖量  的 華 ′屋 車  

載蟄屠 義 憤  

参照

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