大学生の便通異常 とス トレス性格
St ud i e so nBo we lMo ve me nti nUni ve r s l t ySt ud e n t sa nds p e c i a l r e f e r e nc et os t r e s s ‑ s e ns i t i vePe r s o n a nt y
青森県立 中央病院看護部 佐藤裕美子 弘前大学教育学部 阿部 テル子 弘前大学保健管理セ ンター 佐 々木大輔
Ⅰ
緒 言‑ Ⅱ
対象お よび方法Ⅲ
成 績 1)有効回答2 )
背景因子3)便通異常の成績
a)
群別の便の性状異常ヽ
b)
群別の排便異常 C)群別 の腹部症状4)
ス トレス性格 と各群の関係Ⅳ
考 察V
まとめⅥ
文 献Ke ywo r d s:Bo we lMo v e me n t ,S t r e s s , I r r i t a b l eBo we lS y n d r o me
Ⅰ
緒 言ス トレスは全身に影響 を及ぼすが, なかで も大腸 はス トレスに影響 を受けやすいl'。 また, ス トレス の溢れ る現代社会 にあ って,人は ス トレスを避 け ることはで きない2)。すべ てのス トレスが健康 に悪影 響 を与 えるものではないが,腹痛 と便通異常 を慢性 に訴 える過敏性腸症候群
i r r i t a b l eb o w e ls y n d r o m e
(
I B S )
の発症時 はス トレス状況下 にあることが多い3)。今 日では,一般人の1 4 ‑2 2 %
はI B S
の症状 を もっ てい ると報告 されてい る4)。 しか し,大学生 を対象 と した,便通異常の実態 に関す る報告 は少 ない。そ こで,大学生 を対象 と し,便通異常 の頻度やその程度. また, 日常生活への与える問題 の程度や ス トレ スに対 して感受性の高い性格 (以下, ス トレス性格 とす る) との関係 について明 らかに し,比較検討す ることと した。Ⅱ
対象および方法弘前大学 の全学部,
1‑4
年次の学生 を対象 と した。調査 は, 「便通 に関連のある背景因子 に関す る質問用紙」,
I B S
の診断基準 を参考 に作成 した 「便通異常 に関す る調査用紙」, およびス トレスクイズ5'を学生用 に一部変更 した 「ス トレス性格 チ ェック リス ト」を用いた。
‑
5‑
調査 は定期健康診断時 に行 った。調査用紙 を配布 し同意の得 られた学生に無記名 ・自己記入法で回答 を得た。調査内容は 「便通 に関連のある背景因子 に関す る質問用紙」では年齢,性, ス トレスがある時 に下痢や便秘 をす るか, などについてきいた。
「便通異常 に関す る調査用紙」の内容は過去
6
ケ月間の便通 について,便の性状異常 (水様 ・泥状便.硬便),排便異常 (便意切迫感,排便 困難感,残便感)・腹部症状 (腹痛 または腹部不快 感,腹部膨満 感) に分け,その頻度 を問い,
1
ケ月に2
回以上,1
ケ月に 1回,2
ケ月に 1回,3
ケ月 に1
回,4‑
6
ケ月に1
回,全然 ないの6
段階で回答 を求めた。排便異常や腹部症状の程度については
V i s u alA n a l o gS c a l e ( V A S )
を用いた。次に,便通異常の 日常生活に与 える問題の程度 を深刻 な問題.かな り問題,やや問題,問題 ない,症 状がないの
5
段階で回答 を求めた。「ス トレス性格チ ェック リス ト」の設問は
3 0
項 目あ り,満点が1 5 0
点で高得点 になるほど,性格的 に ス トレスが高ま りやすいと判定す る.データの検討に当 り.対象者 を 「ス トレスがある時下痢や便秘 を す るか」
の質問項 目の回答 に基づ き,以下の4
群 に分けた。① ス トレスがあ って も下痢や便秘 も しない 人を健常群,② ス トレスがある時 に下痢 をす る人 と慢性的に下痢がある人を下痢群,③ ス トレスがある 時に便秘 をす る人 と慢性的に便秘 がある人を便秘群,④ ス トレスがある時に下痢や便秘 をす る人 と慢性 的に下痢や便秘 をす る人 を交替性便通異常群 と した。その上で,下痢群,便秘群,交替性便通異常群, 健常群の4
群で,便通異常の頻度,程度, 日常生活 に与 える問題の程度,およびス トレス性格 との関係 について比較検討 した。 また,健常群以外の3
群 をまとめて便通異常群 として検討 した。推計学的検定 は
t
検定,x2
検定,S p e a r m a n
の順位相関,K r u s k al ‑ W a l l i s
の検定,M a n n ‑ W h i t n e y
のU
検定, および一元配置分散分析 を用い,危険率
5%
未満 を有意 と した. また平均値 はM±S D
で示 した.Ⅲ
成 績1)有効回答
有効回答数 は
5 2 6
部2 )
背景因子対 象者
5 2 6
名 の 平 均 年 齢 は1 9 . 5 ± 1 . 3
歳
( 24
歳〜1 8
歳 ),性 別 は, 男 子
3 0 0
名( 5 7. 0 %)
,女子2 26
名
( 4 3 . 0
%)であった.対 象者 の群別例 数 は , 健 常 群 が
31 7
名( 6 0 . 3 %)
.下痢群が81
名( 1 5 . 4 %)
,便秘 群が9 2
名( 1 7 . 5 %),
(回収率
3 1 . 4 %)
であ った。図 1
便通 群 の性 別割 合0 20 4 0
60 801 0 0
囚 健常群臣∃下痢群因 便秘群
団 交替性便通異常群
交替性便通異常群が各群 の性別例数 は,健常群 で は男
3 6
名( 6 . 8 %)
であ った。子
21 5
名( 7 1 . 7 %)
,女 子1 0 2
名( 4 5 . 1
%), 下痢 群 で は男子4 6
名
( 1 5 . 3 %)
,女子3 5
名( 1 5 . 5 %)
,便秘群では男子2
群では男子 1 3
名( 4 . 3 %) ,女子 2 3
名・ ( 1 0 . 2 %) であった。
健常群 では男子が女子 よ り有意 に多 く ( p
く0 . 0 0 1 ),便秘群では女子が男子 よ り有意 に多 か った ( p
く0 . 0 0 1 ) 。交替性便通異常群でも女子が有意に多 く ( p 〈 0 . 0 5 ) , 下痢群では男女間に有意差はなかった。
便通異常群は合計 2 0 9 名 ( 3 9 . 7 %) で,男子 8 5 名 ( 1 6 . 2 %) ,女子 1 2 4 名 ( 2 3 . 6 %) であった。便通 異常群で も女子が有意に多かった ( p
く0 . 0 0 1
) (図1) 0
3) 便通異常の成績
便の性状異常,排便異常,腹部症状の成績を 4 群で比較 し, さらに, 日常生活に与える問題の程度 や症状の程度の関連 を検討 した。
a) 群別の便の性状異常
水様 ・泥状便の頻度 は健常群が有意に低 く ( p
く0 . 0 5 ) ,下痢群.交替性便通異常群 が便秘群 より 有意に高かった ( p
く0 . 0 0 1 ) 。 下痢群 と交替性便通異常群の間に有意差はなかった。水様 ・泥状便が 日常生活 に与える問題の程度で も健常群が有意に低 く ( p
く0 . 0 0 1 ) ,下痢群,便秘群,交替性便通異 常群の 3 群では,交替性便通異常群が他の 2 群 より有意に高 く ( p 〈 0 . 0 5 ) .下痢群 と便秘群の間に 有意差 はなかった。水様 ・泥状便の頻度 と日常生活 に与える問題の程度 との間には正の相関 ( 相関 係数 0 . 7 8 , p 〈 0 . 0 0 1 )があった。
硬便の頻度は,健常群が有意に低 く ( p
く0 . 0 0 1 ),下痢群,便秘群,交替性便通異常群の 3 群では.
便秘群 と交番性便通異常群が下痢群 より有意に高 く ( p 〈 0 . 0 5 ) . 便秘群 と交替性便通異常群の間に 有意差はなか った。硬便が 日常生活に与える問題の程度で も,健常群が有意 に低 く ( p
く0 . 0 0 1 ) , 便 秘群 は下痢群 よ り有意に高か った ( p
く0 . 0 5 ) 。下痢群 と交替性便通異常群, また便秘群 と交替性便 通異常群の間に有意差はなかった。硬便の頻度 と日常生活 に与える問題の程度には正の相関 ( 相関 係数 0 . 8 9 , p 〈 0 . 0 0 1 )があった。
b) 群別の排便異常
排便異常の頻度は,健常群が他の群 より有意 に低かった ( p
く0 . 0 0 1 ) 。 下痢群 と便秘群 との比較で は,便秘群が有意に高か った ( p
く0 . 0 5 )
。下痢群 と交替性便通異常群,および便秘群 と交替性便通 異常群の間に有意差はなかった。排便異常が 日常生活に与える問題の程度は,健常群が他の群 より 有意に低 く ( p
く0 . 0 0 1 ) . 下痢群,便秘群,交替性便通異常群の 3 群では,便秘群 と交替性便通異常 群が下痢 より有意に高か った ( p 〈 0 . 0 5 ) 。 便秘群 と交替性便通異常群の間に有意差はなかった。排 便異常の程度 も同様 に健常群が他の群 より有意に低 く ( p 〈 0 . 0 0 1 ) . 交替性便通異常群が下痢群 より 有意 に高か った ( p
く0 . 0 0 1 ) 。 下痢群 と便秘群, また便秘群 と交替性便通異常群の間に有意差 はな か った。排便異常の頻度 と日常生活 に与 え る問題 の程度 の間 には正の相関 ( 相関係数 0 . 9 0 .p
く0 . 0 0 1 )があ り,排便異常の症状の程度 と日常生活 に与える問題の程度の間にも,正の相関 ( 相関 係数 0 . 9 4 , p
く0 . 0 0 1 )があった。
C) 群別の腹部症状
腹部症状の頻度は健常群が他の群 より有意に低 く ( p
く0 . 0 0 1 ),交替性便通異常群が便秘群 より有 意 に高かった ( p
く0 . 0 5 ) 。 下痢群 と便秘群, また下痢群 と交替性便通異常群の間に有意差はなか っ た。腹部症状が 日常生活に与える問題の程度は,健常群が他の群 より有意に低 く ( p
く0 . 0 0 1 ) ,交替 性便通異常群が下痢群 よ り有意に高か った ( p 〈 0 . 0 5 ) 。下痢群 と便秘群, また便秘群 と交替性便通 異常群の間に有意差はなかった。腹部症状の程度では,健常群が他の群 よ り有意に低 く ( p 〈 0 . 0 0 1 ), 交替性便通異常群が他の群 より有意に高かった ( p 〈 0 . 0 0 1 ) 。下痢群 と便秘群の間に有意差はなかっ た。腹部症状の頻度 と日常生活 に与える問題の程度の問には正の相関 ( 相関係数 0 . 9 0 , p 〈 0 . 0 0 1 )
‑ 7‑
があ り,症状の程度 と日常生活 に与える問題の程度の間にも正の相関 ( 相関係数 0 . 9 2 , p
く0 . 0 0 1 ) があった。
4 ) ス トレス性格 と各群の関係
ス トレス性格チ ェックリス トの平均点は健常群が 8 7 . 6 ±1 4 . 0 点 下痢群が 9 6 . 9±1 4 . 4 点,便秘群が
9 1 . 9±1 2 . 2 点,交替性便通異常群が 9 5 . 9 ±1 5 . 0 点であった。下痢群 と交替性便通異常群 が健常群 より 有意 に高値を示 したが ( p
く0 . 0 5 ) ,便秘群 と健常群,および下痢群,便秘群,交替性便通異常群の間 に有意差はなかった ( 図 2) 0
*
健常群 下痢群 便秘群 交替性便通異
図 2 ス トレス性格得点の便通 常群
別得点
便通異常群の平均点は 9 4 . 5 ±1 3 . 7 点であ り,健常群 より有意に高かった ( p
く0 . 0 0 1 ) 。各群で ,性別 にス トレス性格チ ェック リス トの平均点を比較 したところ,有意差はなか った。 また,各群で
,便通 異常が 日常生活に与える問題がある群 とない群 に分けて, ス トレス性格チ ェック リス トの平均
点 を比 較 したが有意差はなか
Ⅳ った。
考 察
便通異常の原因には,小腸,大腸の器質的疾患のほか, 自律神経系の異常,消化管ホルモンの 分泌動 態の異常などがあげ られ る1 ' 。 ス トレッサ‑が強す ぎた り,反復 または. 重複 して長時間生体 にス
トレス が及ぶ と, 自律神経系に影響 を与えるといわれてお り 6 ) , ス トレスと便通異常の発現は関係が深
い。そ こで,便通異常を 「ス トレスがある時下痢や便秘 を しますか 」 の質問に対す る対象者の回答を基
に,健 常群,下痢群,便秘群,交替性便通異常群の 4 群 に分類 した. また,健常群以外の 3 群 を便通異
常群 と した。そ して,大学生における便通異常の頻度,症状の程度,便通異常が 日常生活に与える問題
の程度 についての実態から,便通異常 とス トレス性格 との関係 について明らかにす ることを目的 と
した。
便通異常群 に分質 されたのは,対象全体の 3 9 . 7 0 / O であった.女子では 5 4 . 9 0 / O が便通異常を有 して
男子よ り有意に多か った。便通異常群の内訳 を性別 にみると,男子では 5 4. 1 % が下痢群で,女子の 2 8 . 2 0
/ Oより多 く,佐 々木 ら
7)の報告 と一致 していた。同様 に,便通異常群に占める交替性便通異常群の割合 は,女子が 1 8 . 5 % ,男子が 1 5 . 3 % であ った。すなわち,大学生の便通異常は女子に多 く,便通異常の内 訳は男子では下痢,女子では便秘が多いといえた。
6 ケ月間の便の性状異常の頻度の結果か ら,下痢群は水様 ・泥状便,便秘群は硬便,交替性便通異常 群は水様 ・泥状便,硬便 という便の性状異常 を来す頻度が多か った。水様 ・泥状便,および硬便の頻度 と日常生活に与える問題の程度に正の相関があったことか ら,便の性状異常が多いほど, 日常生活 を送 る上で問題が大 きいといえた。便性状および排便異常が 日常生活 に与える問題の程度について 4 群間で 比較 した結果か らは,便秘群は排便異常のあらわれ る頻度が高か った。排便異常の症状の程度では, 4
群の中では,交替性便通異常群が便意切迫感,排便困難感,残便感 などの排便異常症状 を強 く感 じてい ることが示 された。排便異常が日常生活 に与える問題の程度では健常群が有意に低 く,便通異常群では 下痢群が有意に低か った。 また,頻度 と問題の程度,症状の程度 と問題の程度のどちらにも正の相関が あった ことか ら, 日常生活 に与える問題の程度は,排便異常の頻度 と症状の程度のどちらか らも影響を 受けると推察 された。便通異常者の中で下痢の■ ぁる者は,排便異常を来す頻度やその症状の程度が,倭 秘,交替性便通異常 より低いため 日常生活上の問題が少ないと推察 された。 日常生活上の問題は,排便 異常の頻度 と,症状の程度によって影響 を受けることか ら,排便異常の頻度が高い便秘群,症状 の程度 が強い交替性便通異常群では便意切迫感,排便困難感,残便感 などの排便異常による日常生活上の問題 をより強 く持 っているといえた。
腹部症状の頻度でも健常群が有意に低か った。便通異常群では,交替性便通異常群が便秘群 よ り有意 に高か った。 また,腹部症状の程度では,健常群が有意に低 く,他の 3 群では交替性便通異常群 が有意 に高 く,交替性便通異常群の人は,排便異常 と同様に,腹部症状でも重症 と自覚する人が多いと推察 さ れた。腹部症状が日常生活に与える問題の程度では,健常群が有意に低 く,便通異常群では,交替性便 通異常群が下痢群 より有意に高か った。 このことか ら,腹部症状が 日常生活 に与える問題の程度は.腹 部症状の頻度 よりも程度のほうが重要であると推察 された。なお, 白常生活 に与える問題の程度 と,腹 部症状の頻度,および腹部症状の程度 と問題の程度ではどちらにも正の相関があ り, 日常生活に与える 問題の程度は腹部症状の頻度 と症状の程度のどちらにも影響をうけていると推察された。
便通異常群 と健常群 との間では,便通異常群のほうが, ス トレス性格チェックリス ト平均点が有意に 高か った。 このことか ら,便通異常群は健常群よ り,性格的にス トレスが高 まりやす く, ス トレッサー が健常群 より小さくて も,過敏に反応 して しまうことが推察された。
下痢群,便秘群,交替性便通異常群の 3 群の間でス トレス性格チェック リス トの平均点を比較 したが, 有意差はなかった。以上のことから, ス トレスの高まりやすい性格は,便通異常を起 こしやすいが,便 通異常の種類 には影響 を与えないことがいえた。
以上の ことか ら,大学生では便の性状異常,排便異常,腹部症状が 日常生活に与える問題の程度は, 頻度 とその症状の程度が関連 していることが明ら中 二なった。 また,便通異常群はス トレスに過敏 に反 応 して しまうと推察 された。
今回の調査は,大学生の便通異常 に関す る実態調査が主であったため,便通異常の種類による特性が 明らかにされない部分があ った。今後, ス トレスコー ビングなどについて,調査 し比較することで,特 性があらわれ る可能性がある。
‑ 9‑
Ⅴ
まとめ大学生 を対象 として, 「便通 に関連のある背景因子に関す る質問用紙
」
と,I B S
の診断基準 を参考 に作 成 した 「便通異常 に関す る調査用紙」, 「ス トレス性格 チ ェック リス ト」 を用いて, ス トレス状況下で の便通異常 についての 自覚をもとに,便通異常の頻度や程度, 日常生活への影響度や ス トレス性格 との 関係 について検討 した。1.
便通異常群 と分類 されたのは,3 9. 70
/Oで,男子 よ り女子が有意に多い。2.
便秘群 は男子 より女子が多い。 しか し,下痢群では性別 に有意差はない。3.
便の性状異常が 日常生活に与える問題の程度は,性状異常の出現頻度 に影響 され る。4.
排便異常,腹部症状が 日常生活 に与える問題の程度は,頻度や症状の程度 に影響 され る。5.
交替性便通異常群では,排便異常,腹部症状 の程度 を重症であると自覚す る人が他の群 よ り多い。6.
ス トレス性格チ ェック リス トの平均点は,便通異常群が健常群 より,有意に高い。以上の ことか ら,便の性状異常,排便異常.腹部症状が 日常生活 に与える問題の程度は,頻度 とその 症状の程度が関連 してい ることが明 らかになった。
また,便通異常群のス トレス性格 チ ェック リス トの平均点が健常群 より有意に高 く, ス トレスが小 さ くて も,過敏 に反応 して しまうことが推察 された。
今回の調査は,便通異常の種類による特性が明 らかにされない部分があった。今後, ス トレスコ‑ ど ングなどについて,調査 し比較す ることで,特性があ らわれ る可能性がある。
Ⅵ 文 献
1)佐 々木大輔 :ス トレスによる症候群 過敏性腸症候群.臨林と研究