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[資料]ドイツ連邦共和国バーデン・ヴェルテムベルク州【国語科学習指導要領】(3) : レアルシューレ編

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[資料] ドイツ連邦共和国/もーデン・ヴユルテムベルク州【国語科学習指導要領】(3) レアルトシューレ編 土山 和久 *原典資料: 『バーデン・ヴユルテムベルク州文部省1994年度官報』/「文化事業と教育」 文書番号C:【学習指導要領】巻3「レアルシューレ学習指導要領」 (“KultusundUnterricht”;AmtsblattdesMinisiteri,umSfdrKultusundSportBaden− Wdrttemberg,AusgabeC:LehrDlanheftこ3/1994Bildungsplan舘rdieRealschule) *凡 例 1.本[資料]は,前掲資料から,レアルシューレ国語科(=ドイツ語科;以 下,国語科)カリキュラムに該当する個所を抽出・再編成したものである。 2.各学年のカリキュラム提示の仕方は,その各学習領域に対して次のように なっている。 目 標 学習活動内容 指導上の留意点 3.本[資料]中で用いられている記号とその内容は,以下の通りである。 く   〉 ⇒ 1−1 とりわけ重要な箇所 年間配当時間 教科交差的テーマや1との関わり 他教科との直接的な関わり 4.各学年の国語科カリキュラムが参照を指示している,「読み物リスト」およ び「教科交差的テーマ」は,「参考資料」として巻末に付した。 *1Facherverbindende Themen:従来の教科の枠では取り扱うことのできない,より大きな教 育・社会の問題に関して,教科の枠を超えてテーマに関連する諸教科が協力的に交差する総 合学習の構想。 ー37−

(2)

1.国語科の課題と目標

国語科教育の中心には,授業対象および授業原理としての国語が位置し,そ れは次の3つの観点の下で考察される。 世界理解および現実仲介の最重要手段としての言語, 人間間の意志疎通の最も重要かつ最も分化された手段としての言語, 世界を具体的に思い描き,新しい世界を表象するための最も包括的な手段 としての言語。 言語現実の中で互いに不可分のこれら3つの観点を生徒たちが統合的に経験 するように,レアルシューレにおいては結合的国語科教育(verbundenerDeutsch_ unterricht)が必要不可欠である。レールプランに並立的に挙げられている3つの 学習領域“話すことと書くこと”,“文学,他のテクストとメディア”,“言語考 察と文法”は,授業の中で絶対的に互いに関係づけられる必要がある。国語科 においては,ありとあらゆる内容が主題化され得るが,このことはとりわけ,「教 育一陶冶任務の基盤」の中で挙げられているような,特別に社会や教育に関連 するテーマに対して有効である。また,そのような内容との格闘は,国語と適 切に交わることなくしては不可能である。 国語科教育は,基礎学校で獲得した知識や能力,技能,そして行為形式や学 習形式の基盤に基づくものである。 言語のあらゆるアスペクトに対する洞察(力)を獲得し,言語との交わりを 促進するという目標は,生徒相応の年齢段階に向けられた有機的な歩みの中で のみ達成可能である。それゆえ,学習内容の連関が学年段階を越えて明確に確 認可能となるように,レールプランが設計されている。書くことの教育は,現 実と客観的に格闘する能力,すなわちその現実を説明し,報告し,論証し,解 説する能力を生徒に身につけさせるものであり,それに加えて,言語の助けを 借りて現実を想像力豊かに加工すること,あるいは,虚構世界を創造すること, すなわち虚構世界を語ったり,言語と創造的に交わることが彼らに可能となる。 その際,口頭での言語使用は単にその前段階としてではなく,文字を用いた言 語使用と同等の重要度をもっているものと見なされる必要がある。また,就学 期が経過する中で,生徒たちは幾つかの詩と出会い,それらの詩を表現豊かに 朗読し,暗唱しなければならない。 授業の言葉としては,原則的に標準語が用いられ,生徒たちはその正確でよ どみない使用の点で漸進的に促進される必要があるが,その際,注意深い措置 がなされなければならない。口頭表現における自発性を備えるようになるため にも,方言はその固有の価値を有するからである。 ー38−

(3)

“他者との交わり”の中で,生徒たちは,言語を常に社会的連関の中で観察 する必要性を学ぶ。言語は単に意志疎通に用いられるのみならず,人間間の共 生にも用いられる。それゆえ授業の中では,相手や事実に即した話し合いの展 開が練習され,促進されなければならないし,またそれは,話し合い自体を省 察することなくしては不可能である。 絶えず増大する大量の情報を処理することが人間に強いられ,情報工学と交 わることを放棄し得ない世界にあって,学習・作業技術の正しい応用がますま す意味をもつようになる。 正確な正書法は,他者との摩擦のない文字交流を容易にし,書くことにおけ る確かさを与える。 総じて国語科教育において,そしてとりわけ学習領域“文学,他のテクスト とメディア”の範囲内で,テクストと交わる喜びが生徒に仲介されるべきであ る。文学に携わることは,彼らが自身の世界理解を拡張し,経験地平を拡大し, 美意識を発展させることを支援する。それゆえ,分析手段の習得および創造的 にテクストに反応する能力から構成される方法上の能力が促進されなければな らない。文化的生活において増大するそのような能力の意味に基づいて,現代 メディアの手段および作用との格闘が必要となる。また,言語を規定する能力 の促進は,言語手段の中心的な諸機能や文法,語彙に省察的に携わることなく しては不可能であり,このことは個人的な文体を育成するために必要不可欠で ある。そこでは,とりわけ結合的国語科教育と体系的国語科教育の意味ある連 結が重要となる。 国語科が多様な仕方で他の教科に関係づけられることが明らかとなるが,ま たそのような認識は授業原理にもなっていく。すなわち,事物や意図に即した 表現の仕方を練習・習得することによって,それぞれに専門用語を伴うあらゆ る教科における言語能力を促進するのである。 年齢に応じた学習技術,特にあらゆる種類のテクストの作成・理解,そして 情報の収集と加工を仲介することによって,国語科は全ての教科において利用 可能となる重要な基盤を創造する。同様のことが,話し合いの規則の意識化や 話し合い一論証形式の練習,学習技術の練習にも当てはまる。最終的には,正 書法は国語科教育において絶えず練習され,改善されるが,他の全ての教科の 中でも点検されるべきであろう。それに加えて,国語科教育では,外国語に対 する文法的基盤が創造され,母語の授業と外国語の授業の調和に特別な意味が 認められるのである。 以上の理由で,国語科は他の教科に対する交差を放棄することができるが, その逆に,他の教科の国語科に対する交差は可能である。 一39−

(4)

他の教科との数多くの接点から,教科交差的テーマと教科交差的学習の内部 で,国語科教育に特別な意味が生じてくる。教科交差的テーマにおいて他教科 とのテーマ的関係が存在しないところでさえ,国語科カリキュラムの中で“他 者との交わり”や“学習の技術”の項目の下で設定されているような社会的観 点や方法的観点が,教科交差的学習にとって必要不可欠となるのである。

2.各学年の国語科カリキュラム

2.1.第5学年

学習領域1:話すことと書くこと  〈50時間〉 語ることと説明することは,世界を捉え,経験を再現するための異なる可能 性である。語ることの場合には,生徒たちは自分の体験や表象を生き生きとし た仕方で形成し,自分の想像力を展開することを学ぶ。一方,説明することの 場合には,自分の周囲の世界を正確に観察し,目的に応じて有意味に表出する ように促されるのである。 生徒たちは年齢に応じた話し合いの遂行形式を練習し,話し合いの規則を身 につけるようにして,他者と交わる様々な可能性を経験する。 自立的な学習の基盤として,テクストと交わるための簡単な学習技術が習得 されねばならない。 明瞭で正確な文字のイメージを求める努力がなされる必要がある。 学習活動内容      指導上の留意点 語る 口頭で 文字を用いて 説明する 口頭で 文字を用いて 他者との言語的交わり: 話し合いを遂行/研究 お互いに耳を傾け合う ⇒4体験の語り。 想像の語り。 刺激語を中心とした語り。 絵物語。 文学的雛形に従って語る。 ⇒1道順の説明。 ゲームの手引書,工作の手引書。 ⇒1 ⇒3 言語による意志疎通と言語以外 での意志疎通 傾聴する,最後まで話させる,相手の意見 を取り上げ,それに続ける。 話し合いへの参加,文の長さ,省略文。 身振り,手振り,声の強さ,強調。 ー40−

(5)

お互いに礼儀正しく交流する 学習の技術 情報を入手する テクストを作成する 情報と交わる 理解を確かなものにする [演技する] あいさつする,話しかける,謝る。 ⇒1他者や自分のテクストでの作業。 ⇒3調べる。 ⇒4図書館を利用する。 書写する,しるLをつける。 見出し語を書き出す。 点検,訂正。 正書法 生徒たちは基礎学校で獲得した正書法知識を確かなものとし,拡張する。彼 らは辞書との自立的な交わりを練習し,問題解決の補助手段と交わる。また, 規則と出会い,それを応用することを学ぶ。学習の技術と練習形式は,個別的 な誤りをおかしやすいポイントを処理する際に彼らを助け,彼らに書くことに おける確かさを与えるものである。 効果的な正書法の促進には,目標をもって語彙を拡張することが必要である。 正書法は具体的な書くきっかけ に基づいて主題化され,独特の 授業単元の中で体系的に取り扱 われる必要がある。 学習の技術と練習形式 指針となる語彙の習得 解決の補助手段と交わる 個別的な誤りをおかしやすいポ イントを処理する 正書法ゲーム ディクテーション (分量は最大120語) 辞書との交わり 母音の長音化 破裂音 語の延長と派生。 冠詞の見本。 聴解練習。 誤りの分析と訂正・ 間違いリスト,間違いカードファイル。 ゲーム的な練習形式。 学習ゲーム。 練習済みのテクストと練習していないテク スト。 二重母音:一ie,−h。 子音の重複:Ck,SS,爪。 ー41−

(6)

[動詞の大文字書き] [呼称における人称代名詞の大文 字書き] [分綴法] 学習領域2:文学,他のテクストとメディア  〈35時間〉 読むことは楽しみをもたらす。生徒たちは,読むことに際して,我々の世界 の何かを経験し,また,別の世界を体験することができる。それゆえ,既有の 読む喜びが強められ,年齢に応じて選択された文学を読むことによって彼らの 生活地平が拡張されねばならない。簡単な分析的解明方法と生産的解明方法の 助けを借りて,生徒たちは意識的なテクスト理解のための基盤を創造するので ある。 表現豊かに読んだり,朗読したりすることは,とりわけ芸術的に形成された テクストを理解するための補助手段として用いられる。 読み物: 詩 メルヘン 伝説 物語 [寓話] [聖人伝] [専門的テクスト] [児童文学と青年文学] ⇒1 ⇒3 =〉4 の学習領域に対する任意の時 の少なくとも半分は 読み物スめ トニ に用

執い

こ間リた ら ゼノ れている作家の られる テクストを解明する テクスト解明の方法 内容,言葉,形式 メルヘンと伝説のメルクマール テクストとの生産的交わり 表現豊かに読む [物語的・説明的・報告的テクスト] 構成要素に分ける。 中見出しを見出す。. 重要な箇所にしるLをつける。 登場人物。 空間。 時間。 ⇒4物語の続きを語る。 変形する,別の形に発展させる。 読みの技術。 カセットテープを用いた作業。 42−

(7)

より多くの詩を暗唱する

[メデ昌詣㌶㌍ビ] 品妄語鮎品言ア概観を獲得し,視

学習領域3:言語考察と文法  〈25時間〉 生徒たちは,簡単な文や文成分をその機能的連関の点で研究することによっ て,彼らの表現力および言語意識を拡張する。また,語彙の分類を経て,それ ぞれの品詞の性能に出会う。語場に関する練習は文体形成に至る重要な歩みで ある。 言語考察と文法は,結合的国語 科教育の意味で,他の学習領域 と結び合わされて取り扱われる 必要がある。またそれを越えて, 体系的な授業単元は,この学習 領域における基本的な知識を確 かなものとすることを助ける。 統語論 単文 文の成分: 主語,述語 目的語 句読法 文末記号 直接話法の場合の文記号 列挙の際のコンマ 口! . 名詞と冠詞 数 格 性 動詞: 不定形 人称 時制 代名詞 平叙文,疑問文,要求文。 与格目的語,目的格目的語。 単数,複数。 主格,属格,与格,目的格。 女性,男性,中性。 不定詞,分詞。 人称形式。 現在形,過去形,完了形。 人称代名詞,所有代名詞。 疑問代名詞。 ー43−

(8)

形容詞: 語形変化 比較変化 語場

原級,比較級,最上級。

2.2.第6学年

学習領域1:話すことと書くこと  〈45時間〉 語ることと説明することは,世界を捉え,経験を再現するための異なる可能 性である。語ることの場合には,生徒たちは自分の体験や表象を生き生きとし た仕方で形成し,自分の想像力を展開することを学ぶ。一方,説明することの 場合には,自分の周囲の世界を正確に観察し,目的に応じて有意味に表出する ように促されるのである。 生徒たちは年齢に応じた話し合いの遂行形式を練習し,話し合いの規則を身 につけるようにして,他者と交わる様々な可能性を経験する。 自立的な学習の基盤として,テクストと交わるための簡単な学習技術が習得 されねばならない。 明瞭で正確な文字のイメージを求める努力がなされる必要がある。 学習活動内容      指導上の留意点 語る 口頭で 文字を用いて 語りの中心 語りの視点 説明する 口頭で 文字を用いて 他者との言語的交わり: 話し合いを遂行/研究 お互いに耳を傾け合う ⇒1日分の言葉で語り直す。 刺激語を中心とした語り。 文学的雛形に従って語る。 ⇒ ⇒ ⇒ ︼ ⇒ ⇒ ⇒ 言語による意志疎通と言語以外 での意志疎通 話し合いの役割を認識する 2事象の説明。 3ゲームの手引書。 5対象の説明。 12 3傾聴する,最後まで話させる,相手の意見 を取り上げ,それに続ける。 話し合いの規則を設定する。 話し合いへの参加,文の種類。 身振り,手振り,声の強さ,強調。 他を圧する,他に従う。 一44−

(9)

お互いに礼儀正しく交流する 学習の技術 情報を入手する テクストを作成する 情報と交わる 理解を確かなものにする [演技する] あいさつする,話しかける,謝る。 ⇒1他者や自分のテクストでの作業。 ⇒2調べる,調査する。 ⇒3図書館を利用する。 ] ⇒5書写する,しるLをつける。 見出し語を設定し,整理し,構成する。 点検,訂正。 正書法 生徒たちは既習の正書法知識を確かなものとし,拡張する。彼らは辞書との 自立的な交わりを練習し,問題解決の補助手段と交わる。また,規則と出会い, それを応用することを学ぶ。学習の技術と練習形式は,個別的な誤りをおかし やすいポイントを処理する際に彼らを助け,彼らに書くことにおける確かさを 与えるものである。 効果的な正書法の促進には,目標をもって語彙を拡張することが必要である。 正書法は具体的な書くきっかけ に基づいて主題化され,独特の 授業単元の中で体系的に取り扱 われる必要がある。 学習の技術と練習形式 指針となる語彙の習得 解決の補助手段と交わる 規則の定式化と応用 個別的な誤りをおかしやすいポ イントを処理する 正書法ゲーム ディクテーション (分量はおよそ140語) 辞書との交わり 名詞化された動詞の大文字書き 語の延長と派生。 語場を設定する。 冠詞の見本。 聴解練習。 誤りの分析と訂正・ 間違いリスト,間違いカードファイル。 ゲーム的な練習形式。 学習ゲーム。 練習済みのテクストと練習していないテク スト。 ー45

(10)

時の副詞 名詞化された形容詞の大文字書き 分綴法 母音の長音化 破裂音 土曜日に,夜に,早朝に。

S音

学習領域2:文学,他のテクストとメディア  〈40時間〉 読むことは楽しみをもたらす。生徒たちは,読むことに際して,我々の世界 の何かを経験し,また,別の世界を体験することができる。それゆえ,既有の 読む喜びが強められ,年齢に応じて選択された文学を読むことによって彼らの 生活地平が拡張されねばならない。簡単な分析的解明方法と生産的解明方法の 助けを借りて,生徒たちは意識的なテクスト理解のための基盤を創造するので ある。 今日のメディア提供の肥大は,生徒たちがテレビ視聴習慣と格闘することを 必要としている。 読み物: 詩 寓話 物語 児童文学と青年文学 [メルヘン] [伝説] [専門的テクスト] [対話的テクスト] ⇒1 =)3 この学習領域に対する任意の時 間の少なくとも半分は,読み物 リストに揚げられている作家の ために用いられる。 テクストを解明する テクスト解明の方法 内容,言葉,形式 寓話のメルクマール 構成要素に分ける,.中見出しを見出す。 重要な箇所にしるLをつける。 登場人物。 空間。 時間。 ー46−

(11)

テクストとの生産的交わり   ⇒1物語の続きを語る。 ⇒2テクストの部分を短くし,交換し,変更 ⇒3する。 視点の交換。 別の形に発展させる。 表現豊かに読む より多くの詩を暗唱する メディアとの交わり 自由時間のテレビ [児童文学や青年文学の映画化] [スピーチ・カセット] 読みの技術。 レコーダーを用いた作業。 朗読競争。 テレビ供給についての概観を獲得し,視聴 習慣を意識的にする 学習領域3:言語考察と文法  〈25時間〉 生徒たちは,簡単な文や文成分をその機能的連関の点で研究することによっ て,彼らの表現力および言語意識を拡張する。また,語彙の分類を経て,それ ぞれの品詞の性能および造語とその機能の可能性に出会う。語が持つ意味の多 様性に取り組むことは,文体形成に用いられる。 言語考察と文法は,結合的国語 科教育の意味で,他の学習領域 と結び合わされて取り扱われる 必要がある。またそれを越えて, 体系的な授業単元は,この学習 領域における基本的な知識を確 かなものとすることを助ける。 統語論 重文 複合文: 接続詞の副文 関係文 文の成分: 主語,述語,目的語, 副詞的規定 付加語 平叙文,疑問文,要求文。 時の副文,因由文,条件文,目的文。 形容詞1属格一前置詞付加語 47−

(12)

単文と複合文における句読法 品詞 動詞: 時制 命令法 代名詞 副詞 前置詞 接続詞 意味論(語義論) 意味の差異 造語 語場 過去完了形,未来形。 指示代名詞,関係代名詞,不定代名詞。 同一の意味,類似する意味,対立する意味 を持つ語。 合成語,派生語。

2.3.第7学年

学習領域1:話すことと書くこと  〈35時間〉 言語との創造的な交わりは,自由な綴り方形式を経て,新しい現実経験を作 る可能性を生徒たちに開くものである。 彼らは書く際に,出来事をその時間的経過の中で客観的かつ正確に捉え,再 現することを学ぶ。また構成的な要約は,物語テクストや専門的テクストと省 察的に交わるための基盤となる。 話し合いは,社会的諸関係の本質的な構成要素として経験され,話し合いに おいて興味・関心がどのように言葉で表現されるか,ということが彼らに意識 化される。 幾つかのテクストの比較が手ほどきされることによって,これまで応用して きた学習の技術が拡張される。 文字を用いて表出するいかなる場合でも,外見上の形式と読みやすさに注意 する必要がある。 学習活動内容      指導上の留意点 言語と創造的に交わる     ⇒1連想の収集。 ー48一

(13)

⇒ の 由 ・ 別自絵 5 形に へ発展させる,変形する。 書く。 写真について書く。 報告する 口頭で 文字を用いて テクストを要約する 他者と交わる: 話し合いを遂行/研究 独自の見解を運び入れる 他者の見解を顧慮する 非難と反非難を認識する お互いに礼儀正しく交流する 学習の技術 情報を入手する テクストを作成する 情報と交わる 理解を確かなものにする [演技する,即興劇] 3 ⇒ の 報報報 の の 察聞常 警新日 告,事故の報告。

筑告

体験の報告。 ⇒3物語テクスト,専門的テクスト。 ⇒5 ⇒1ディスカッション

l等翠

⇒1他者や自分のテクストでの作業。 ⇒3様々な情報源を利用する。 [ ⇒5しるLをつける,欄外注で理解する。 情報材を比較し,重要度を測る。 図表を有効に活用する。 見出し語を設定し,整理し,構成する。 メモを取る。 点検,訂正。 正書法 生徒たちは既習の正書法知識を,体系的な練習を通して確かなものとし,拡 張する。自分の誤。をますます自立的に分析することは,自分の正書法に関す る問題を克服する際に役立っ。また,誤りを避けるために,彼らは続け書きや 分かち書き,大文字書きにおける正書法の規範および規則を習得し,応用する のである。 参考書類との自立的な交わりや解決補助手段の応用といった学習の技術は, 語を正確に書くことにおける一層の確かさを彼らに与え,他者との摩擦のない 文字交流を容易にするものである。 正書法は具体的な書くきっかけ に基づいて主題化され,独特の 授業単元の中で体系的に取り扱 ー49−

(14)

】われる必要がある0 学習の技術と練習形式 テーマと関連した語彙の拡張 解決の補助手段と交わる 規則の定式化と応用 個別的な誤りをおかしやすいポ イントを処理する ディクテーション (分量はおよそ140語) 辞書や他の参考書類を用いた作 業 続け書きと分かち書き 名詞化された語の大文字書き 学習領域2:文学,他のテクストとメディア  〈35時間〉 生徒たちは彼らの生活年齢に応じて新しい学習材やテクストジャンルに携わ る。分析的な解明方法と生産的な解明方法を拡張・分化することによって,読 解力がより優れたものになり,読みの喜びが促進される。 読み物: 詩,バラード 物語 青年文学 専門的テクスト ⇒1 =⇒5 この学習領域に対する任意の時 間の少なくとも半分は,読み物 リストに揚げられている作家の ために用いられる。その際,ゲ ーテとシラーが組み入れられる 必要がある。 ︰   法 りる方 わすの 交明明 の解解 と を ト ト ト ス ススク ク ク テ テテ 情報を与えるテクスト。 構成要素に分ける,キー概念を探す,重要 なテクストの箇所とその結びつきを浮き彫 りにする。 ー50−

(15)

内容,言葉,形式

バラードと詩の単純なメルクマ 一一ル テクストとの生産的交わり 表現豊かに読む より多くの詩を暗唱する [メディアとの交わり 青年文学の映画化 自由時間のテレビ] 登場人物,行為の場所,時期・時代を説明。 語りの視点の単純な形式。 筋の展開,モチーフ,挿し絵。 ⇒1他のテクスト種への変形。 ⇒5語りの視点の交換。 テクストの部分の拡張,短縮,変更,交換。 学習領域3:言語考察と文法  〈20時間〉 生徒たちは,語や文の機能の仕方への深められた洞察を獲得し,それによっ て自分の文体を形作るようにして,自身の言語意識および相手に関連づけて, 事実に即して表現する能力を拡張する。そのためには,正確で意識的な句読法 も必要である。また,語彙の内容上の構成は,生徒たちの論理的能力と論証能 力を促進する。 言語考察と文法は,結合的国語 科教育の意味で,他の学習領域 と結び合わされて取り扱われる 必要がある。またそれを越えて, 体系的な授業単元は,この学習 領域における基本的な知識を確 かなものとすることを助ける。 統語論 重文 複合文: 不定詞句 接続詞の副文 複合文における句読法 [セミコロン] 品詞 動詞: 能動態と受動態 [モード] 反復と補足。 [直説法と接続法] −51−

(16)

接続詞 [数詞] 意味論(語義論) 上位概念と下位概念 ことわざと慣用句

2.4.第8学年

学習領域1:話すことと書くこと  〈30時間〉 言語との創造的な交わりは,自由な綴り方形式を経て,新しい現実経験を作 る可能性を生徒たちに開くものである。 彼らは書く際に,出来事をその時間的経過の中で客観的かつ正確に捉え,再 現することを学ぶ。ジャーナリズムのテクストにおいては,語りと説明,報告 の叙述形式を混合する可能性が生じる。また,単純な論証の型式にも馴染む。 構成的な要約は,物語テクストや専門的テクストと省察的に交わるための基盤 となる。 話し合いは,社会的諸関係の本質的な構成要素として経験され,話し合いに おいて興味・関心がどのように言葉で表現され,どのようにそれに反応するこ とができるか,ということが彼らに意識化される。また,幾つかのテクストの 比較が手ほどきされることによって,これまで応用してきた学習の技術が拡張 される。 学習活動内容      指導上の留意点 言語と創造的に交わる [個人的な印象を再現する] 報告と説明 出来事と事象 人物 態度決定を伴う内容報告 論証する ⇒5連想の収集。 】別の形へ発展させる,変形する。 自由に書く。 絵・写真について書く。 [感覚的印象,感情,気分] =〉5 ⇒5 出来事,経過,実験。 外見,行動の仕方。 ー52−

(17)

論証の構造 他者と交わる: 話し合いを遂行/研究 独自の見解を運び入れる 他者の見解を顧慮する =〉5 発言の内容の観点と関連の観点 を認識する お互いに礼儀正しく交流する 学習の技術 情報を入手する 情報と交わる 理解を確かなものにする 主張/要求。 理由づけ。 証明:例示,権威,調査の成果。 ディスカッション 主張を提示し,理由づけ,説明を加える。 対立意見を取り上げ,解明し,それを引き 受けるか,あるいはそれに反駁する。 追認する,慰める,挑発する。 苦情を申し立てる,批判を練習する。 ⇒5他者や自分のテクストでの作業。 様々な情報源を利用する。 しるLをつける。 情報材を比較し,重要度を測る。 図表を有効に活用する。 メモを取る。 見出し語を設定し,整理し,構成する。 構想と成果を見通しのきくように表す。 点検,訂正。 テクスト処理プログラムを応用する。 正書法 生徒たちは既習の正書法知識を,体系的な練習を通して確かなものとし,拡 張する。自分の誤りをますます自立的に分析することは,自分の正書法に関す る問題を克服する際に役立っ。 参考書類との自立的な交わりや解決補助手段の応用といった学習の技術は, 語を正確に書くことにおける一層の確かさを彼らに与え,他者との摩擦のない 文字交流を容易にするものである。 正書法は具体的な書くきっかけ に基づいて主題化され,独特の 授業単元の中で体系的に取り扱 われる必要がある。 学習の技術と練習形式 テーマと関連した語彙の拡張  専門用語 頻繁な間違いとそのタイプを知 誤りの一般的な統計と個別的な統計。 り,それを避ける ー53−

(18)

解決の補助手段と交わる 規則の定式化と応用 ディクテーション (分量はおよそ180語) 参考書類を用いた作業 正書法プログラムとの交わり 外来語 日付 [続け書き,分かち書き] [大文字書きの特別なケース] [小文字書きの特別なケース] コンピュータープログラム。 曜日,一日の時間。 学習領域2:文学,他のテクストとメディア  〈25時間〉 生徒たちは彼らの生活年齢に応じて新しい学習材やテクストジャンルに携わ る。分析的な解明方法と生産的な解明方法を拡張・分化することによって,読 解力がより優れたものになり,読みの喜びが促進される。新聞の例で,メディ アが社会的生活にとってどのような意味を有しているのかが,彼らに意識化さ れる。また彼らは,ジャーナリズムの手段に出会い,それと批判的に格闘する。 読み物: 苧 ↓/ヨートストーリー 青年文学 専門的テクスト [バラード] [暦物語] [戯曲的テクスト/放送劇] ⇒5 この学習領域に対する任意の時 間の少なくとも半分は,読み物 リストに揚げられている作家の ために用いられる。その際,ゲ ーテとシラーが組み入れられる 必要がある。 =   法 りる方 わすの 交明明 の解解 と を ト トトス ススク ク ク テ テテ 情報を与えるテクストと訴えかけるテクス ト,ジャーナリズムのテクスト。 構成要素に分ける,キー概念を探す,重要 なテクストの箇所とその結びつきを浮き彫 りにする。 ー54一

(19)

内容,言葉,形式

ショートストーリーのメルクマ −ル テクストとの生産的交わり 表現豊かに読む より多くの詩を暗唱する [舞台風に読む] メディアとの交わり 新聞 [映画] 登場人物を特徴づける,行為の場所,時期 ・時代,語りの視点の単純な形式,筋の展 開,モチーフ,挿し絵。 言葉のイメージの変更。 新聞と雑誌。 ジャーナリズムのテクスト。 [映画による表出の手段] 学習領域3:言語考察と文法  〈15時間〉 生徒たちは,語や文の機能の仕方への深められた洞察を獲得し,それによっ て自分の文体を形作るようにして,自身の言語意識および相手に関連づけて, 事実に即して表現する能力を拡張する。そのためには,正確で意識的な句読法 も必要である。また,語彙の内容上の構成は,生徒たちの論理的能力と論証能 力を促進する。 言語考察と文法は,結合的国語 科教育の意味で,他の学習領域 と結び合わされて取り扱われる 必要がある。またそれを越えて, 体系的な授業単元は,この学習 領域における基本的な知識を確 かなものとすることを助ける。 モード 話法の(助)動詞 句読法 文体形成 文体手段としての品詞と文成分 [動詞の種類] [意味論(語義論) 固有名詞学] 直説法と接続法 交換・置換・削除・拡張実験。 [他動詞,自動詞 行為動詞,事象動詞,状態動詞] −55−

(20)

2.5.第9学年

学習領域1:話すことと書くこと   〈30時間〉 言語との創造的な交わりは,生徒たちが文学規範の変更を経て,自由な綴り 方型式にたどり着くことを可能にする。 彼らはテクストをきめ細かに説明することを学ぶようにして,文学との意識 的な交わりを鍛錬する。 彼らは,複雑な事態を解明し,諸問題と論証的に格闘することを学ぶ。 また,話し合いとその進行の観察・研究は,言語を用いて適切に議論する能 力を促進する。 適切な学習の技術の助けを借りて,大規模な企画を組織し,家庭学習や研究 発表を見通しのきく形で,可能な限り自立的に設定する能力が生徒に身につけ させられる。 学習活動内容      指導上の留意点 言語と創造的に交わる [心象描写] テクストを説明する 形式上の観点 構造 視点 内容上の観点 登場人物 時 場所 行為 気分/雰囲気 ⇒4変更する,組み合わせる:文体,文学規範, テクストの種類,視点。 [感覚的印象,感情,気分,判断を再現] ⇒1 ⇒5 語りの運び,クライマックス/転換点,緊 張曲線,漸層法。 詩行,詩節。 一人称の語り,三人称の語り,語り手独自 の語り方。 内祝/外視。 叙情詩に見られる“私”。 登場人物の特徴づけ。 登場人物の発達。 登場人物の位置関係。 語りの時,語られた時,時間の飛躍,フラ ッシュバック,時点,時代。 風景と空間。 行為の遂行,行為の動機,外的行為と内的 行為。 行為の象徴,事物の象徴。 一56一

(21)

言語および文体上の観点 テクストの意図 作者の意図 態度決定と価値づけ 論証する: 事態を解明する 論拠を構築する 論拠を整理する 文体形成。 言葉のイメージ。 修辞的外観。 押韻,リズム,響き。 句またがり,並列。 ⇒1事態を直線的に表出する。 ⇒4観点を集める。 主張,理由づけ,証明。 選択し,重要度を測る。 標準化されたテクストを作成する 他者と交わる:       ⇒1 話し合い,ディスカッション, 論争形式の話し合い,異議をめ ぐる話し合い 議論の進行形式 お互いに礼儀正しく交流する 学習の技術 情報を入手する 情報と交わる 理解を確かなものにする 情報を要約し,引き渡す

履歴書,願書,申請書,議事録。

話し合いの規則を展開する。 積極的に傾聴する,問題設定を理解する, 問い合わせる,論争点を明らかにする,解 決策を探す。 言語的要素と非言語的要素。 内容の観点と関連の観点。 先鋭化と緩和,扇動と譲歩。 敬称形。 ⇒1他者や自分のテクストでの作業。 ⇒4様々な情報源を利用する。 ⇒5情報材を比較し,重要度を測る。 点検,訂正,推敲。 会議などを筆記する,議事録をとる。 研究報告をする。 引用する。 コンピューターを用いてテクストを形成 する。 一つの企画を共同で計画し,実 施する。 プロジェクト,作業グループ。 正書法 生徒たちには,私的生活や職業生活における正書法の確かさの意味がますま す意識化される。既習の学習技術や練習形式を徹底的に応用することは,書く ことにおける確かさを彼らに与え,他者との摩擦のない文字交流を容易にする。 また,効果的な正書法の促進には,語彙の体系的な拡張が必要となる。 157−

(22)

正書法は具体的な書くきっかけ に基づいて取り扱われる必要が ある。 反復の目的のために,体系的に も学習され得る。 学習の技術と練習形式 テーマと関連した語彙の拡張 頻繁な間違いとそのタイプを知 り,それを避ける 解決の補助手段と交わる 規則の定式化と応用 ディクテーション (分量はおよそ200語) 参考書類を用いた作業 正書法プログラムとの交わり コンピュータープログラム。 学習領域2:文学,他のテクストとメディア  〈35時間〉 様々なジャンル,様々なエポックのテクストを省察的に読むことによって, 生徒たちは文学のジャンルの多様な可能性に対する洞察を獲得する。他者の価 値観と自身の価値観を互いに比較し合うようにして,彼らは判断力を拡充する が,この連関において,映画やテレビの文学的手段や舞台的手段が意識化され, 批判的に研究されるべきである。 読み物: 詩 短編物語/ショートストーリー 短編小説/物語 戯曲的テクスト 専門的テクスト 方言文芸 [青年文学] ⇒1 ⇒5 この学習領域に対する任意の時 間の少なくとも半分は,読み物 リストに揚げられている作家な いしはテクストのために用いら 情報を与えるテクスト論証的テクスト。 ジャーナリズムのテクスト。 ー58−

(23)

れる。その際,ゲーテとシラー が組み入れられる必要がある。 =   法 りる方 わすの 交明明 の解解 とをト トトス ススク ククテ テテ 内容,言葉,形式 短編小説のメルクマール テクストとの生産的交わり 表現豊かに読む より多くの詩を暗唱する 舞台風に読む メディアとの交わり 相互関係:テクスト,絵,音 =⇒4 文学史のエポックに携わる。 テクストを別の形へ発展させる。 テクストとテクスト規範を変更する。 劇場,映画,ビデオクリップ。 劇場上演の訪問。 学習領域3:言語考察と文法  〈15時間〉 生徒たちは,言語カテゴリーと言語機能をそれらの文体上の効果の点で認識 し,それらを応用することができるようにして,自身の言語能力および表現力 を拡充する。また,語の転用可能な意味に携わることを経て,言語が硬直的な 組織ではなく,可変性と具象性に依存して生きていることを経験する。 言語考察と文法は,結合的国語 科教育の意味で,他の学習領域 と結び合わされて取り扱われる 必要がある。またそれを越えて, 体系的な授業単元は,この学習 領域における基本的な知識を確 かなものとすることを助ける。 文体形成 語彙 言葉のイメージ 文の多様性 句読法 =)5 語場,専門用語。 メタファー,比喩,言い回し。 文の種類,文の分量。 ー59−

(24)

方言 南ドイツの空間における方言 [統一的なドイツ標準語の発達]

2.6.第10学年

学習領域1:話すことと書くこと   〈30時間〉 言語との創造的な交わりは,生徒たちが文学規範の変更を経て,自由な綴り 方型式にたどり着くことを可能にする。 彼らはテクストをきめ細かに説明することを学ぶようにして,文学との意識 的な交わりを鍛錬する。また彼らは,複雑な事態を解明すること,様々な立場 を考慮することによって自立的な独自の見解に到達することを学ぶ。 学習活動内容      指導上の留意点 言語と創造的に交わる [心象描写] テクストを説明する: 形式上の観点 構造 視点 内容上の観点 登場人物 時 場所 行為 気分/雰囲気 ⇒1変更する,組み合わせる:文体,文学規範, ⇒4テクストの種類,視点。 ⇒5 [感覚的印象,感情,気分,判断を再現] ⇒1 =〉4 =)5語り の運び,クライマックス/転換点,緊

張曲線,漸層法。

詩行,詩節。

一人称の語り,三人称の語り,語り手独自 の語り方。 内視/外視。 叙情詩に見られる“私”。 登場人物の特徴づけ。 登場人物の発達。 登場人物の位置関係。 語りの時,語られた時,時間の飛躍,フラ ッシュバック,時点,時代。 風景と空間。 行為の遂行,行為の動機,外的行為と内的 行為。 行為の象徴,事物の象徴。 1− 60−−−

(25)

言語および文体上の観点 テクストの意図 作者の意図 態度決定と価値づけ 解説する: テーマに結びつけて テクストに結びつけて 事態を解明する 論拠と反論を構築する 論拠と反論を整理する 価値づけと態度決定 他者と交わる: 話し合いを遂行/研究 話し合い,ディスカッション, 論争形式の話し合い 議論の進行形式 お互いに礼儀正しく交流する 学習の技術 情報を入手する 情報と交わる 理解を確かなものにする 情報を要約し,引き渡す 文体形成。 言葉のイメージ。 修辞的外観。 押韻,リズム,響き,句またがり,並列。 ⇒1事態を論争的に表出する。 ⇒4 選監 テーマ/テクスト原型の観点を集める。 主張,理由づけ,証明。 選択と重要度の測定。 決定を下し,理由づける。 ⇒1 =〉4 話し合いの規則を展開する。 積極的に傾聴する,問題設定を理解する, 問い合わせる,論争点を明らかにする,解 決策を探す。 言語的要素と非言語的要素。 内容の観点と関連の観点。 先鋭化と緩和,扇動と譲歩。 敬称形。 ⇒1他者や自分のテクストでの作業。 ⇒4様々な情報源を利用する。 ⇒5情報材を比較し,重要度を測る。 点検,訂正,推敲。 会議などを筆記する,議事録をとる。 研究報告をする。 引用する。 コンピューターを用いてテクストを形成 する。 一つの企画を共同で計画し,実 施する。 プロジェクト,作業グループ。 ー61−

(26)

正書法 生徒たちには,私的生活や職業生活における正書法の確かさの意味がますま す意識化される。既習の学習技術や練習形式を徹底的に応用することは,書く ことにおける確かさを彼らに与え,他者との摩擦のない文字交流を容易にする。 また,効果的な正書法の促進には,語彙の体系的な拡張が必要となる。 正書法は具体的な書くきっかけ に基づいて取り扱われる必要が ある。 反復の目的のために,体系的に も学習され得る。 学習の技術と練習形式 テーマと関連した語彙の拡張 頻繁な間違いとそのタイプを知 り,それを避ける 解決の補助手段と交わる 規則の定式化と応用 ディクテーション (分量はおよそ220語) 参考書類を用いた作業 正書法プログラムとの交わり コンピュータープログラム。 学習領域2:文学,他のテクストとメディア  〈35時間〉 様々なジャンル,様々なエポックのテクストを省察的に読むことによって, 生徒たちは文学のジャンルの多様な可能性に対する洞察を獲得する。他者の価 値観と自身の価値観を互いに比較し合うようにして,彼らは判断力を拡充する。 読み物: 詩 短編物語/ショートストーリー 物語 戯曲的テクスト 専門的テクスト [たとえ話] [長編小説/青年文学] 溺‖ ⇒5 演劇テクスト,対話。 情報を与えるテクスト論証的テクスト。 ジャーナリズムのテクスト。 ー62… j

(27)

こ間リ の学習領域に対する任意の時のス 少上 なに く揚 とげ もら 半分は,読み物 れている作家な いしはテクストのために用いら れる。その際,ゲーテとシラー が組み入れられる必要がある。 テクストとの交わ。: テクストを解明する テクスト解明の方法 内容,言葉,形式 戯曲的テクストのメルクマール テクストとの生産的交わ。 表現豊かに読む より多くの詩を暗唱する 舞台風に読む [メディアとの交わ。 映画化,テレビ] 文学史のエポックに携わる。 テクストを別の形へ発展させる。 テクストとテクスト規範を変更する。 [テレビの上演形式: 情報,教養,娯楽] 学習領域3:言言吾考察と文法  〈10時間〉 生徒たちは,言語カテゴリーと言語機能をそれらの文体上の効果の点で認識 し,それらを応用することができるようにして,自身の言語能力および表現力 を拡充する。また,語の転用可能な意味に携わることを経て,言語が硬直的な 組織ではなく,可変性と具象性に依存して生きていることを経験する。 言語考察と文法は,結合的国語 科教育の意味で,他の学習領域 と結び合わされて取り扱われる 必要がある。またそれを越えて, 体系的な授業単元は,この学習 領域における基本的な知識を確 かなものとすることを助ける。 文体形成 語彙 言葉のイメージ 判 語場,専門用語。 メタファー,比喩,言い回し。 ∼63−

(28)

文の多様性 句読法 [ドイツ語の共通の性質と特別な 特徴] 文の種類,文の分量。 [特殊な言語: 専門用語,集団言語]

3.参考資料

3.1.読み物リスト

このリストは,レアルシューレの国語科教育に義務づけられているテクスト の種類を記載し,またそれを超えて,読み物としてふさわしい作家および作品 を挙げるものである。学習領域“文学,他のテクストとメディア”に対する任 意の時間の少なくとも半分は,この読み物リストに揚げられている作家ないし はテクストのために用いられる。 またこれ以外にも,国語科の教育一陶冶任務の範囲内で,別の作品が授業の ために選択され得るが,その際,適切な例を手がかりに,同時代の文学と世界 文学作品も仲介される。 彼らの就学期が終わるまでには,ドイツ文学の重要なエポックと重要な作家 に精通しているべきである。

第5/6学年

!..・ご.:・吾∴. 」・こ∴ 十.・.・こ.∴・・ ブレヒト,ブッシュ,ブスタ,クラウディウス,アイヒェンドルフ,フォ ンターネ,ゲーテ,ゴムリンガ一,バックス,へ−ベル,フーヘル,ヤン ドル,ケストナー,クリュース,ラ・フォンテーヌ,リーリエンクローン, メーリケ,モルゲンシュテルン,リンゲルナッツ,シラー。 2.童謡「メルヘの ドイツ民間童話 グリム兄弟の童話 他の民族の童話 創作童話 3.伝ノ琵 郷土の伝説 ギリシャの伝説,ローマの伝説,ゲルマンの伝説 −64−

(29)

4.虜二謡 5.一里人伝 β.身語ノ見謡と身語テクヌ子 オイレンシュピーゲル物語,シルダ村住人の物語,ミュンヒハウゼン物語, ヘーベルの笑い話。 ピクセル:子ども向けの物語,フォースター:『ロビンソン死なないで』, ハウフ:『隊商』,ライブ:『船の旗』,ステイーヴンソン:『ガラスビンの妖 精』シュトルム:『ポーランド人ポッペンシュペーラー』。 7㌧児童文学才青年文学 偉大な世界文学作品の青年に応じた改訂版: 『ガリバー旅行記』,『革長靴下物語』,『ライネケ狐』,『ロビンソン・クル ーソー』。 その他の青年文学: バウマン,ベンダー,ピッシェル,エンデ,フェールマン,フライッシュ マン,ゲオルゲ,ヘルトリング,ケストナー,ケル,キップリング,リン ドグレン,マール,マーク・トゥエイン,ネストリンガー,オデール,プ ロイスラー,ヴェルフェル。 β.対J話形テクヌ子 9.讃=クノ風の,厨刺身,好告lウな専働テクス声 第7/8学年 1.′浮!β麿鍔,辟作のできごとに対すあ鶉 バラードと教蘇芳 ブレヒト,ブリッテイング,ブスタ,ドローステーヒュールスホーフ,ア イヒェンドルフ,フォンターネ,ゲーテ,へ−ベル,ハイネ,ヤンドル, カシュニッツ,ケストナー,コルマール,マイア一,メーリケ,リルケ, シラー,シュトルム,トラークル,ウーラント。

2.暦物語

ブレヒト,ヘーベル。 3.シ′ゴー声ノス不一ノー アイヒンガ一,アンドレス,ベンダー,ベル,ボルヒェルト,ブレヒト, ブレンターノ,ブリッテイング,エーブナ一一エツシェンバッハ,カシュ ニッツ,クンツェ,レンツ,マーレヒヤ,シュヌレ,シールスフィールド, ヴァッサーマン,ヴァイゼンボルン,ツヴァイク。 ・・/.’“一予.’ ブレンターノ:『健気なカスペルと美しいアンネルルの物語』,エーブナ一 一エツシェンバッハ:『クラムバンブリ』,ケラー:『馬子にも衣装』,マイ ー65−

(30)

アー:『護符』,ラーベ:『黒い船』,シュヌレ:『お父さんのひげがまだ赤か ったとき』,シールスフィールド:『ジャシントーの草原』,ヴァッサーマン :『カクザマルカの金』,ツゲァイク:『魔人との戦い』,『南極争奪戦』。 百.青年文学 偉大な世界文学作品の青年に応じた改訂版: ディケンズ:『オリグァー・トウイスト』,メルヴィル:『モーピー・ディッ ク(白鯨)』ステイーヴンソン:『宝島』,ワイルド:『カンタグィレの幽霊』。 その他の青年文学: バウマン:『巨大なアレクサンダー列車』,ブラウマン:『太陽の国インカ』, エンゲルバルト:『グリーンランドに向かう船』,フェールマン:『狼たちの 一年』,ガドゥ:『災いの山』,ヒューストン:『氷の下の炎』,リュトゲン: 『狼たちに冬は来ない』,マコーリ:『ローマのような町』,ノアク:『ベン ヴェヌートは歓迎のしるし』,ネストリンガー:『コフキコガネが飛んだ』, ライス:『空の窓で』,リヒター:『フリードリヒの時代』,サトクリフ:『第 九軍団のワシ』。 β.戯歯蔚テクヌ子と身送劇 ファウスト博士の人形劇。 ザックス:『天国へゆく遍歴学生』,チェーホフ:『熊』,ヴァレンティーン :『舞台』。 バックス:『サンスーシーの粉屋』,ホーエルシェルマン:『エスペランザ 号』,カシュニッツ:『黒い男に怯える者』。 7.停滞を与えるテクス声と弄えかげるテクヌ子 第9/10学年 .京打身語務 時代のできごとに対す石島 ノ紺鶉 恋愛為 風鈴鶉 バラ一声’ アウスレンダー,バッハマン,ベン,ブレヒト,ブレンターノ,ドーミン, ドロステーヒュルスホフ,アイヒ,エンツェンスベルガー,フリード,ゲ ーテ,グリューフイウス,ハーン,ハイネ,ヘッセ,ハイム,ホフマンス タール,ヘルダーリン,フーヘル,カレーコ,カシュニッツ,キルシュ, クローロ,クーネルト,クンツェ,ラスカーーシューラー,マルティ,メ ーリケ,ライニッヒ,リルケ,リュームコルフ,ザックス,シラー。 ま ′たとえ房 ..      ・     ‥一.∴’− アイヒンガ一,ピッシェル,ベル,ボルヒェルト,ブレヒト,デュレンマ ット,アイヒ,ヘミングウェイ,カフカ,カシュニッツ,クーネルト,ク 一66−

(31)

ンツェ,クーゼンベルク,ラングッサー,レンツ,シュヌレ,ヴォーマン。 4.虚編ィ、威/:緻語 ベル:彼の物語,シャミッソー:『ベーター・シュレミールの不思議な物 語』,アンネ・フランク:『アンネの日記』,ドロステーヒュルスホフ:『ユ ダヤ人のブナ』,フォンターネ:『ナシの木の下で』,フユーマン:『ユダヤ 人の車』,ゴットへルフ:『黒い蜘妹』,グリルパルツァー:『あわれな音楽 師』,グリメルスバウゼン:『阿呆物語』(選),ハウプトマン:『踏切警手テ ィール』,ヘミングウェイ:『老人と海』,ホフマン:『スキュデリー嬢』,ケ ラー:『村のロメオとユリア』,クライスト:『チリの地震』,クーネルト:『静 寂の中の葬儀』,クンツェ:『すばらしき年月』,レンツ:『ズーライケン風 流詳』(選),マイヤー:『護符』,メーリケ:『旅の日のモーツアルト』,ノ サック:『好奇心の人』,ポー:『大渦巻きに呑まれて』,シラー:『失われた 栄誉の犯罪者』,ゼーガース:『現実の青』,ツヴァイク:『チェスの話』。 百.長腐小′謬 アンデルシュ:『ザンジバル』,ベル:『道化師の告白』,デーブリーン:『ベ ルリン・アレクサンダー広場』(抜粋),デュレンマット:『裁判官と死刑執 行人』,『嫌疑』,『約束』,フアラダ:『小さな男,で次は?』,フリッシュ: 『ホモ・ファーベル』,ヘッセ:『車輪の下』,ホルヴァート:『神なき青年』, レマルク:『西部戦線異状なし』,ゼーガース:『第七の十字架』。 6.戯曲彪テクス子 ボルヒェルト:『戸の外』,ブレヒト:『肝っ玉おっ母とその子どもたち』,『コ ーカサスの白墨の輪』,『ガリレイの生涯』,ビューヒナー:『ヴォツェック』, デュレンマット:『貴婦人故郷に帰る』,『物理学者』,フリッシュ:『ピーダ ーマンと放火者』,『アンドーラ』,ゲーテ:『ゲッツ・フォン・ベルリヒン ゲン』,グリルパルツァー:『欺く者に災いあれ』,ハウプトマン:『織工た ち』,『ビーバーの毛皮』,クライスト:『こわれがめ』,レッシング:『ミン ナ・フォン・バルンヘルム』,『賢者ナータン』,モリエール:『タルチュフ』, 『気で病む男』,シラー:『群盗』,『ウィリアム・テル』,ワイルダーー:『わ が町』,ツックマイアー:『ケペニックの大尉』,『悪魔の将軍』。 7.修辞を与えるテクスら 厨えかげるテクヌら ノ論証帝テクヌ不 一67−

(32)

3.2.教科交差的テーマ一覧

学 年        教 科 交 差 的 テ ー マ 第5学年 テーマ1:新しい場所でのオリエンテーション(*) テーマ2:我々は責任感をもってどのように周囲の世界と交わ ることができるか テーマ3:自由時間の形成(*) テーマ4:我々は物語を書き,それを演じる(*) テーマ5:動物とともに生活する 第6学年 テーマ1:我々は他の人とともに生活する(*) テーマ2:我々は遊びを考え出す(*) テーマ3:我々は祭典を組織し,それを祝う(*) テーマ4:旅行 テーマ5:学校園(*) 第7学年 テーマ1:大人になる(*) テーマ2:中毒剤の危険 テーマ3:我々は資料を作成する(*) テーマ4:ポップミュージック テーマ5:他の文化の人々とともに生きる(*) 第8学年 テーマ1:水一生活の基盤 テーマ2:アメリカ合衆国一多くの対立を抱える国 テーマ3:健康に生活する テーマ4:キネティツク・オブジェの作成 テーマ5:他者を助ける(*) 第9学年 テーマ1:権利と人間の共生(*) テーマ2;青年一経済生活への参加者 テーマ3:エネルギーとの責任感のある交わり テーマ4:メディアとの交わり(*) テーマ5:文化史の一つのエポック(*) 第10学年 テーマ1:民主主義のために学ぶ(*) テーマ2:ヨーロッパーチャンスと責任 テーマ3:エコロジーとエコノミー テーマ4:家族(*) テーマ5:一つの世界の中で生きる(*) 表中の(*)は,国語科の参加を意味する。 ー68−

参照

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