Refrigerants
パーソナルケア
(化粧品・日用品)
向けソリューション
新しい機能を
持った製品開発へ
より斬新で、独自性の高いパーソナル
ケア(化粧品・日用品)の開発にあたって
は、汎用性の高い材料を選ぶことで
その可能性を拡げることができます。
ハネウェルの、画期的な次世代の革新
技術である
HFO
(ハイドロフルオロオ
レフィン)をベースとする
Solstice®
(ソルスティス)
エンハンス溶剤および
Solstice®
(ソルスティス)
噴射剤は、
不燃性(
ASTM E-681
による)を特徴
とし、環境負荷の低減にも寄与する
パーソナルケア用途向けの新しい
ソリューションです。
また、ソルスティス
エンハンス溶剤
および
ソルスティス
噴射剤は、米環境
保護庁(
EPA
)によって
VOC
(揮発性
有機化合物)対象外に分類され、
オゾン層を一切破壊せず、
GWP
(地球
温暖化係数)も
1
または
1
未満と非常に
低く、環境にも配慮した化粧品向け
原料です。
Solstice®
(ソルスティス)
エンハンス
-
化粧品に新しい可能性を
ソルスティスエンハンス溶剤は、これからの革新的な顔、ボディ、ヘアケアなどのパーソナルケア製品 の開発を可能にします。 エンドユーザーに新しい体験をお届けできる製品設計を可能にする、新しい機能: 優れた冷却効果と フォーミングアクション 皮膚から熱を吸収: 高い気化熱による冷感やサッパリ感 優れた泡フォーミングアクション: クラッキング効果(パチパチはじける) で、視覚に訴える泡製品の開発が可能。 粘性のある配合で、弾性のある、しっとり・ もっちりとした泡を生成させる。 皮膚表面の油分の除去: 皮脂や他の油性原料1を容易に溶解し、 化粧落としや洗顔用途で爽快感のある洗 い上がりを実現 優れた溶解性 (アルコールおよびHFCとの比較) 重い油性原料も溶解: 軽いテクスチャーや感触を実現 多岐にわたる原料を溶解: プロトン性溶媒、エーテル系、日焼け止め 原料、トリ脂肪酸グリセリル、エステル系、 炭化水素系、シリコン系、液化脂肪酸や パーフルオロデカリンのような酸素を含 む溶剤との溶解性が良好。また、有効成 分の溶解を促進することで、効能の向上 に寄与することが期待できる。 液体界面活性剤への相溶性: 特にポリソルベート20、ラウレス-4、オレ ス-2などの界面活性剤との親和性が高 く、これらを使用したエマルジョンを作る ことが可能 濡れ性と塗布性を向上 (炭化水素ベースの配合との比較) 優れた濡れ性で 有効成分を浸透させる効果: 表面張力が低いことから、皺やくぼみの 間まで有効成分を広範囲に浸透させる より優れた塗布性: 皮膚表面の広い範囲に 均一に塗布が可能 隅々まで入り込む: 洗顔/化粧落とし用途で、有効成分を隅々 まで届け、油分1や粒子を取り除く 分散媒としても優れた効果: 有効成分を浸透させるVOC(揮発性有機 化合物)対象外のキャリアオイル物性 - ソルスティスエンハンス(HFO-1233ZD(E)) 化学名 トランスtrans-1-chloro-3,3,3-trifluoropropene-1-クロロ-3,3,3-トリフルオロプロペン INCI 名 Chlorotrifluoropropene クロロトリフルオロプロペン 化学式 CF3 - CH = CCIH 分子量 130 沸点 66˚F (19˚C) 蒸発潜熱@沸点 83.4 BTU/lb / 194 kJ/kg 凝固点 -161˚F (-107˚C) 蒸気圧@25℃ 18.6 psia 126 kPa 液体密度@25℃ 10.5 lb/gal / 1.26 gm/mL 表面張力@25℃ 12.7 dyne/cm 液体粘度@25℃ 0.446 cP 溶剤内での水の溶解性@25℃ 460 ppm KB値 25 PH領域(右記の領域で安定性を示す) 3.5 - 11.7 4.1 psig = 0.3 bar 速乾性 素早い蒸発: 有効成分のみを素早く肌に残し、 乾くまでの待ち時間を大幅に短縮 ヘアケア用途に最適: ヘアスプレー、ドライシャンプー、 他のスタイリング剤などの乾いた 仕上がりの用途に最適 固形ベースのエアゾール製品で 優れた散布性 ソルスティス製品の組み合わせ: ソルスティスエンハンスを ソルスティス噴射剤と併用することで、 優れた散布性を持つ固形ベースの エアゾール製品を実現 材料との適合性 ソルスティスエンハンスは、一般的に用いられる各種プラスチックやエラストマーと高い適合性を有してい ます。個別の材料に対する適合性については、ハネウェルまでお問い合わせください。 安全性 ソルスティスエンハンスは、一切の蒸気の可燃限界2および引火点3が認められませんでした。沸点が20度 未満のソルスティスエンハンスは、米国運輸省(DOT)により、国連番号クラス2.2(非引火性)その他液化 ガス(Liquefied Gas N.O.S.)に分類されます。
さらに、広範囲の毒性試験により、ソルスティスエンハンスの毒性は極めて低いことが示されました。 これに伴い、米国産業衛生協会(AIHA)は、ソルスティスエンハンスの作業環境曝露限界濃度を800ppm (8時間加重平均)と定めています。 なお、個別のパーソナルケア製品の処方全てにおいてソルスティスエンハンスの試験を実施している訳で はありません。ソルスティスエンハンスのご使用に際しては、必ず貴社にて事前に試験を行い、個別の処方 への適合性、安定性、安全性等につきましては充分に調査・ご確認をお願いします。
ソルスティス
噴射剤
-
イノベーションを可能にする噴射剤
パーソナルケア用途に向けたさまざまなエアゾール製品が開発される中、トイレタリー産業では、製品を 差別化するため、意匠性の高いスプレー容器に対応可能な噴射剤への需要が高まっています。また、一般 消費者の間でもエアゾール製品へのニーズは増加4しています。米国で大人1,000名を対象にした調査5 によると、回答者のうち2/3が、その利便性の高さから、エアゾールスプレー式の食品や日用品を好むと 回答しました。 同時に消費者は、エアゾール製品の購入にあたっては、製品の安全性、エアゾール缶がリサイクル可能であ るかなどの環境性も重要と考えています。ソルスティス噴射剤は、このようなニーズを満たすパーソナルケ ア製品の開発を可能にするソリューションです。 ソルスティス噴射剤の利点とは: 環境にやさしい 法規制を先取りする環境性: モントリオール議定書のキガリ改定に て、多くの国々が高いGWP(地球温暖化 係数)を有するHFC(ハイドロフルオロ カーボン、代替フロン)を段階的に削減す ることになりました。非常に低いGWPを 特徴とするソルスティス噴射剤は、現在 使われているHFC-152aや他のHFC噴 射剤を代替します。 VOC対象外: ソルスティス噴射剤は、米国環境保護庁 (EPA)によりVOC(揮発性有機化合物) 対象外であることが確認されました スムーズかつ効率的に切替可能 最小限の切替コスト: ハネウェルの技術チームが、スムーズか つ効率的な切替のお手伝いをいたします 既存設備を使用可能: 既存の保管設備や充填設備を若干の調 整のみで継続使用することができます 安全性の追求: ソルスティス 噴射剤は、不燃性(国内で は特定不活性ガス)と非常に低いGWPを 併せ持つ、現在唯一の噴射剤です。(炭 化水素系噴射剤の取扱いには可燃性ガ ス用の設備が必要です) 様々なデザインの容器への対応性 プラスチック製のエアゾール容器が使え る液化ガスとしての利点: (参考情報、日本国内法規は異なります。) • 不燃液化ガスの噴射剤を配合に用 いることで、現在の法規制6で輸送 可能な不燃性の製品開発が可能 • 蒸気圧の範囲が適切で、USDOT(米 運輸省)プラスチック製エアゾール 製品圧力要件を満たす配合が可能 • PETエアゾール缶に適合: 40℃環境にて12ヶ月以上経過後 も容器に劣化を認めない • 非常に低い損失率: PET容器の拡散速度は、 CO2の29分の1 一定した、効果的なスプレー性能 中度の圧力(3.9 BAR@ 21℃): スプレーのムラを最小限に抑え、均一か つ一定のスプレー性能を発揮、ヘアケア/ フェイスケア用途に最適。 高い液密度(1.17 G/CC @ 21℃): 粘性の高い配合で、より優れた溶解性を 実現。亜鉛華などの無機物を含む配合に も非常に適している。 速乾性を実現させる 素早く蒸発: 微小の液滴を噴射することで乾きが速い物性 - ソルスティス噴射剤(HFO-1234ZE(E)) 化学名 trans-1,3,3,3-tetrafluoroprop-1-ene1,3,3,3 -テトラフルオロ-1 - プロペン(トランス. 異性体) INCI 名 化粧品成分表示名称 テトラフルオロプロペンTetrafluoropropene テトラフルオロプロペン 化学式 CHF=CHCF3 分子量 114 沸点 -2.2˚F (-19˚C) 蒸気圧 @21˚C @54˚C 49 psig 3.4 bar 147 psig 10 bar 液体密度@21˚C 1.17 g/cc 蒸気燃焼範囲(大気中Vol. %) 計測@21˚C 無し 水への可溶性@20˚C 225 ppm 1234ze の水への可溶性@20˚C 373 ppm 材料との適合性 ソルスティス噴射剤は、HFC-152a、DME、ブタン、イソブタンおよびプロパンなどの一般的な噴射剤や、 一般的に用いられるアルコール、アセトンおよび炭化水素系の溶剤と混ぜて使用することができます。ま た、ソルスティス噴射剤は、熱および加水分解に対する安定性に優れ、プラスチック、エラストマー、金属に 対して優れた材料適合性を有します。個別の材料に対する適合性については、ハネウェルまでお問い合わ せください。 安全性
ソルスティス噴射剤は、国連番号ではクラス2.2(非引火性)その他液化ガス(Liquefied Gas N.O.S.)に分 類されます。さらに、広範囲の毒性試験により、ソルスティス噴射剤の毒性は極めて低いことが示されまし た。これに伴い、米国産業衛生協会(AIHA)は、ソルスティス噴射剤の作業環境曝露限界濃度を800ppm (8時間加重平均)と定めています。 なお、個別のパーソナルケア製品の処方全てにおいてソルスティス噴射剤の試験は実施している訳ではあ りません。ソルスティス噴射剤のご使用に際しては、必ず貴社にて事前に試験を行い、個別の処方への適 合性、安定性、安全性につきましては充分に調査・ご確認をお願いします。
January 2018 I BR/SolsticeEnhance/18/JP © 2018 Honeywell International Inc. All rights reserved.
Honeywell International Inc.は、本書に記載されている情報が正確で信頼性のあるものと確信していますが、 明示的または黙示的 にかかわらずこれら情報の提供はいかなる保証または責任も伴わず、またHoneywell International Inc.が表明、保証するものでは ありません。すべての製品の性能は、他の原材料、用途、配合、環境的要素や製造条件などのユーザー条件における使用下で影 響を受ける場合があるため、製品の製造や使用にあたってはユーザーがこれら全てを考慮する必要があります。ユーザーは、本 書に当該製品の正確な評価データが掲載されていると仮定すべきではありません。本書に記載された情報は、ユーザー自身に よる独自の試験や実験責任を回避するものではなく、製品および/また本書に記載された情報の使用に際してユーザーはあらゆ るリスクおよび責任(結果、特許侵害、法規制準拠、労働安全衛生・環境に対するリスクを含むが、それに限定されない)を想定 するものとします。 ソルスティス噴射剤および ソルスティスエンハンスについて詳しくは、 日本語ウェブサイト www.honeywell-lgwp.com/jp/ をご覧ください ハネウェルジャパン株式会社 フッ素化学品事業部 〒105-0022 東京都港区海岸 1-16-1 ニューピア竹芝サウスタワー20階 Tel 03-6730-7106 / Fax 03-6730-7221 1. ハネウェル内部試験による。材料溶解性試験は2017年1月に完了。 2. ASTM E-681試験法で蒸気の可燃限界を認めず 3. ASTM D3278に基づく25℃でのクローズドカップ引火点試験法で引火点を認めず
4. "Aerosol Market: Global Industry Analysis, Trends, Market Size and Forecasts up to 2023", 2017年12月11日 https://www.businesswire.com/news/home/20171211005595/en/Aerosol-Market-2017-2023-Forecast-Grow-CAGR-6.5.
5. ハネウェル調査、2015年