• 検索結果がありません。

学習学期単元構成時数 学習指導 要領 3 共に生きる地球 16 (3) 1,2 三 1 世界とつながる日本 8 ア 2,3 学期 2 共に生きる世界をめざして 8 コラム 阪神 淡路大震災記念 人と防災未来センター の取り組み - イ コラム 未来の社会を君たちが変えるんだ - 2

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "学習学期単元構成時数 学習指導 要領 3 共に生きる地球 16 (3) 1,2 三 1 世界とつながる日本 8 ア 2,3 学期 2 共に生きる世界をめざして 8 コラム 阪神 淡路大震災記念 人と防災未来センター の取り組み - イ コラム 未来の社会を君たちが変えるんだ - 2"

Copied!
28
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

6年 単元構成一覧

【105時間(予備時数2時間)】 学習月 学期 単元構成 時数 学習指導 要領 4 前 期 一 学 期 <巻頭> ようこそ,6 年生の社会科へ 教科書をヒントに,学習を進めよう 1 - 1 日本の歴史 70 (1) 国の成り立ち - ア,イ 4 1 狩りや採集の時代から米作りの時代へ 10 ア 【コラム】 古墳から見えてくるもの - 4,5 2 強まる天皇の力と貴族の文化 8 イ 武士の時代 - ウ~カ 5,6 3 源平の戦いと鎌倉幕府 7 ウ,エ 【コラム】 現在も語りつがれる『平家物語』 - ウ 6 4 今に生きる室町文化 5 エ 6,7,9 5 戦国の世から泰平の世へ 10 オ 二 学 期 【コラム】 身近に残る江戸時代-中山道 - 9 6 都市の発展と江戸の文化 5 カ 【コラム】 江戸時代の紀行家(旅人) -菅江真澄 - 【コラム】 金魚を飼う楽しみ ~奈良県大和郡山市~ - 近代日本の歩み - キ,ク 9,10 7 開国から世界の中の日本へ 14 【コラム】 炭鉱の画家 -山本作兵衛 - ク 後 期 新しい時代へのとびら - ケ 10,11 8 戦争の時代から平和の時代へ 11 【コラム】 焼け野原から平和都市をめざして ~広島県広島市~ - 2 わたしたちの暮らしと政治 16 (2) 11,12 1 みんなの願いと政治の働き 10 ア 【コラム】 いつまでも安心して暮らせるまちに ~東京都武蔵野市~ - 【コラム】 自然と共存する開発 ~見沼田んぼ~ - 【コラム】 災害復旧への協力 ~友好都市のきずな~ -

(2)

学習月 学期 単元構成 時数 学習指導 要領 三 学 期 3 共に生きる地球 16 (3) 1,2 1 世界とつながる日本 8 ア 2,3 2 共に生きる世界をめざして 8 イ 【コラム】 阪神・淡路大震災記念「人と防災未来センター」の取り組み - 【コラム】 未来の社会を君たちが変えるんだ。 -

(3)

6年 年間指導計画例

日本の歴史

(P6~147 70時間) 本単元の学習目標 先人の業績や優れた文化遺産について興味・関心をもち,主な歴史的事象について理解を深め,日本の 歴史や伝統を大切にしようとする心情を育てる。〔学習指導要領内容(1)ア~ケ〕 本小単元の学習目標 ◇「理解」目標 大昔の狩猟・採集や農耕生活の様子や,各地に大きな力をもつ豪族が現れ,やがて大和朝廷により国 土が統一されたことを理解する。 ◇「態度」目標 狩猟・採集や農耕生活,古墳に関心をもち,そのころの人々の生活の様子や社会の変化について,遺 物を観察したり,資料を活用したりして意欲的に調べようとする。 ◇「能力」目標 狩猟・採集や農耕生活,古墳について,遺物を観察したり,資料を活用したりして調べ,ノートや作 品などにまとめるとともに,それぞれの時代の人々の生活の様子や社会の変化について考え,適切に表 現する。 評価規準 ◇社会的事象への関心・意欲・態度 狩猟・採集や農耕生活,古墳に関心をもち,地域の遺跡や遺物などを観察したり,資料を活用したり して意欲的に調べ,それぞれの時代の人々の生活の様子や社会の変化を考えようとしている。 ◇社会的な思考・判断・表現 狩猟・採集や農耕生活,古墳について調べる活動から,学習問題を見いだし,それについて予想を立 てたり,調べたり,話し合ったりする活動をとおして,それぞれの時代の人々の生活の様子や社会の変 化について考え,適切に表現している。 ◇観察・資料活用の技能 博物館や郷土資料館で遺物を観察したり,資料を収集したりして,狩猟・採集や農耕生活,古墳につ いて情報を集め,調べたことをノートや作品などにまとめている。 ◇社会的事象についての知識・理解 狩猟や採集が行われていたころの生活の様子,米作りが始まったころの生活や社会の様子,大和朝廷 によって国土が統一されていったことを理解している。

1 狩りや採集の時代から米作りの時代へ

(P10~29 10時間)

(4)

本小単元の指導計画 月 学習 過程 本時の学習問題 主な学習活動・ねらい 評価規準例 4 月 ホ ッ プ ・大昔の暮らしの様子を見 て,気づいたことを話し 合いましょう。 P10~11(1時間) ・縄文時代の暮らしの様子を表したイ ラストを見て,気づいたことや考え たこと,疑問に思ったことなどを発 表し合い,これから追究していく学 習問題を作る。 <関心・意欲・態度> ・縄文時代のイラストを見て, 気 づいたこ とや考え たこ と,疑問に思ったことなど を積極的に発表している。 ス テ ッ プ ・地域の遺跡を訪ねて,大 昔の人々の暮らしを調 べよう。 P12~17(2時間) ・博物館を訪ね,遺物を観察したり, 学芸員さんに話を聞いたり,当時の 生活を体験したりして,狩猟・採集 を中心とした縄文時代の暮らしの様 子を理解する。 ・三内丸山遺跡の遺物や復元されたも のを手がかりに,縄文時代の暮らし の様子を考える。 <思考・判断・表現> ・遺物を観察,当時の暮らし 体験などの際に,今の自分 の暮らしと比べながら,縄 文時代の暮らしの様子を想 像している。 ・人々の暮らしは,どのよ うに変わっていったの だろう。 P18~19(1時間) ・弥生時代の暮らしの様子を表したイ ラストと縄文時代のそれとを見比べ て違いを探し,人々の暮らしの様子 の変化について考える。 <思考・判断・表現> ・弥生時代のイラストと縄文 時代のそれとを比較して, 人々の暮らしの様子の変化 について考え,類似点や相 違点をノートなどにまとめ ている。 ・米作りは,いつごろから 始まったのかな。 P20~21(1時間) ・米作りが始まったころの様子につい て資料を集めて調べ,米作りによっ て人々の暮らしや社会の様子が変化 したことを理解する。 <知識・理解> ・米作りが始まったことによ る人々の暮らしや社会の様 子の変化について理解して いる。 ・米作りによって,人々の 暮らしはどのように変 わったのだろう。 P22~23(1時間) ・米作りによって,「むら」に指導者が 生まれ,人々に役割の違いが生じた こと,また,「むら」どうしの争いが 起こり,「むら」が結合して「くに」 ができていったこと,そして,大き な力をもつ豪族が各地に現れたこと を理解する。 <知識・理解> ・米作りが広まることで,争 いが起こるようになり,「む ら」が「くに」へと統一され ていくという社会的な変化 が生じたことを理解してい る。 ・どうして古墳がつくられ るようになったのだろ う。 P24~25(1時間) ・古墳の規模や副葬品を調べて,3 世 紀の末ごろから豪族が次第に大きな 力をもっていったことをとらえ,古 墳がつくられるようになった理由を 考える。 <思考・判断・表現> ・現存する古墳の様子や,当 時の古墳作りの様子などか ら,この時代の社会の様子に ついて考えている。 ・くには,どのようにまと まっていったのだろう。 P26~27(1時間) ・大和地方の強大な力をもつ豪族が「く に」をまとめていき,やがて日本の 広い地域を支配して,大和朝廷が成 立したことを理解する。 ・大陸や朝鮮半島から伝わった文化に <知識・理解> ・各地の「くに」が大和朝廷 によって統一され,政治の仕 組みが整えられていったこ とや,渡来人が様々な文化や

(5)

ついて調べ,その文化が日本のくに づくりを支えていったことを理解す る。 技術を伝えたことを理解し ている。 ジ ャ ン プ ・大昔の人々の暮らしを劇 にしよう。 P28(2時間) ・大昔の狩猟・採集や農耕生活の様子 など,学習内容を盛り込んだ劇をグ ループごとに計画して発表し,考え を広げたり,理解を深めたりする。 <思考・判断・表現> ・これまでに学習した内容を 適切に盛り込んで,劇を発 表している。 本小単元の学習目標 ◇「理解」目標 法隆寺や遣隋使などによる大陸文化の摂取,大化の改新による新しい国づくり,国家的大事業として の東大寺の造営の三つの歴史的事象をとらえ,天皇を中心とした政治が確立されたことを理解する。ま た,貴族の暮らしなどをとらえ,日本風の文化がおこったことを理解する。 ◇「態度」目標 大陸文化の摂取,大化の改新,大仏造営の様子に関心をもち,それらについて,写真や想像図,各種 の資料を活用して意欲的に調べ,天皇を中心とした政治が確立されたことを考えようとする。また,貴 族の生活に関心をもち,意欲的に調べることにより,日本風の文化がおこったことを考えようとする。 ◇「能力」目標 大陸文化の摂取,大化の改新,大仏造営の様子について,写真や想像図,各種の資料を活用したりし て調べ,ノートや作品などにまとめるとともに,天皇を中心とした政治が確立されたことについて考え, 適切に表現する。また,貴族の生活について調べ,日本風の文化がおこったことを考え適切に表現する。 評価規準 ◇社会的事象への関心・意欲・態度 大陸文化の摂取,大化の改新,大仏造営の様子に関心をもち,それらについて,写真や想像図,各種 の資料を活用して意欲的に調べ,天皇を中心とした政治が確立されたことを考えようとしている。また, 貴族の生活に関心をもち,意欲的に調べることにより,日本風の文化がおこったことを考えようとして いる。 ◇社会的な思考・判断・表現 大陸文化の摂取,大化の改新,大仏造営の様子について調べる活動から,学習問題を見いだし,それ について予想を立てたり,調べたり,話し合ったりする活動をとおして,天皇を中心とした政治が確立 されたことについて考え,適切に表現している。また,貴族の生活についても同様の活動をとおして, 日本風の文化がおこったことについて考え,適切に表現している。 ◇観察・資料活用の技能 写真や想像図,各種の資料を活用することにより,大陸文化の摂取,大化の改新,大仏造営の様子, 貴族の生活について情報を集め,調べたことをノートや作品などにまとめている。 ◇社会的事象についての知識・理解 法隆寺や遣隋使などによって大陸文化が積極的に摂取されたこと,大化の改新によって天皇中心の新

2 強まる天皇の力と貴族の文化

(P30~43 8時間)

(6)

本小単元の指導計画 月 学習 過程 本時の学習問題 主な学習活動・ねらい 評価規準例 4 ・ 5 月 ホ ッ プ ・奈良や京都に古くからあ る,有名な建物を探して みましょう。 P30~31(1時間) ・奈良や京都に現存する建物の写真を 見て,これらの建物の現在の役割を 考えることなどから,当時の社会の 様子を予想し,これから追究してい く学習問題を作る。 <思考・判断・表現> ・写真資料から,当時,多く の寺社仏閣が建立されたこ とをとらえ,当時の社会の 様子を推測している。 ス テ ッ プ ・天皇中心の国づくりは, どのように始まったの だろう。 P32~33(1時間) ・聖徳太子の政治の様子を十七条憲法 や冠位十二階,遣隋使などから調べ, 太子が仏教をもとに天皇中心の国づ くりを進めたことや中国の政治や文 化を取り入れようとしていたことを 理解する。 ・大化の改新について調べ,中大兄皇 子らが中心となって蘇我氏を滅ぼ し,天皇中心の国家の仕組みをつく ったことを理解する。 <知識・理解> ・聖徳太子の国作りや,大化 の改新について調べ,天皇 を中心とした政治の仕組み が整えられていく様子を理 解している。 ・都や地方では,人々はど んな暮らしをしていた のだろう。 P34~35(1時間) ・唐をまねてつくられた平城京の様子 を調べ,都のにぎわいを知るととも に,都の暮らしを支えた地方の農民 の暮らしについて調べ,当時の一般 の人々の厳しい暮らしに気づく。 <観察・資料活用の技能> ・各種の資料から,奈良時代 の貴族や一般の人々の生活 がどのようなものだったの か的確に読み取っている。 ・どうして奈良の大仏がつ くられたのだろう。 P36~37(1時間) ・聖武天皇が発願した大仏造営につい て調べ,仏教を通して政治を安定さ せようとしていたことをとらえると ともに,聖武天皇が大仏づくりにた くした願いについて考える。 <思考・判断・表現> ・聖武天皇が国家を挙げて大 仏を建立した理由を,当時の 社会の様子と関連づけて考 えている。 ・大仏がつくられたころ の,外国との交流につい て調べよう。 P38~39(1時間) ・遣唐使の役割や,鑑真の日本渡来に ついて調べ,朝廷が唐などの外国の 文化を取り入れ,政治や文化に生か していたことを理解する。 ・危険をおかしても海を渡ろうとした 当時の人々の思いについて考える。 <知識・理解> ・遣隋使や遣唐使,留学生や 僧によって,外国の学問や文 化,技術が日本へもたらされ たことを理解している。 ・貴族の暮らしは,どんな 様子だったのだろう。 P40~42(1時間) ・平安京遷都後の貴族たちの暮らしの 様子を,寝殿造の建物や絵巻物など から調べ,政治の実権が天皇から藤 原氏のような貴族に移っていったこ とを理解する。 ・儀式や行事などが暮らしの中心であ った貴族の生活の様子を調べ,貴族 社会の中から日本風の文化が栄えて いったことを理解する。 <関心・意欲・態度> ・貴族の暮らしや行事に関心 をもち,そこから日本風の文 化が生まれたことや,その文 化が現在の生活の中にも生 きていることに関心をもっ ている。

(7)

ジ ャ ン プ ・歴史新聞を作ろう。 P43(2時間) ・貴族の服装など自分が興味をもった 当時の暮らしの様子について調べ て,分かったことや考えたことを新 聞にして発表し,考えを広げたり, 理解を深めたりする。 <思考・判断・表現> ・これまでに学習した内容を 適切に盛り込んで,平安時 代の貴族の暮らしを新聞に まとめている。 本小単元の学習目標 ◇「理解」目標 源平の戦い,鎌倉幕府の始まり,元との戦いの三つの歴史的事象をとらえ,武士による政治が始まっ たことを理解する。 ◇「態度」目標 源平の戦い,鎌倉幕府の始まり,元との戦いに関心をもち,それらについて,肖像や人物年表,絵図 などの各種の資料を活用して意欲的に調べ,武士による政治が始まったことを考えようとする。 ◇「能力」目標 源平の戦い,鎌倉幕府の始まり,元との戦いについて,肖像や人物年表,絵図などの各種の資料を活 用したりして調べ,ノートや作品などにまとめるとともに,武士による政治が始まったことについて考 え,適切に表現する。 評価規準 ◇社会的事象への関心・意欲・態度 源平の戦い,鎌倉幕府の始まり,元との戦いに関心をもち,それらについて,肖像や人物年表,絵図 などの各種の資料を活用して意欲的に調べ,武士による政治が始まったことを考えようとしている。 ◇社会的な思考・判断・表現 源平の戦い,鎌倉幕府の始まり,元との戦いについて調べる活動から,学習問題を見いだし,それに ついて予想を立てたり,調べたり,話し合ったりする活動をとおして,武士による政治が始まったこと について考え,適切に表現している。 ◇観察・資料活用の技能 肖像や人物年表,絵図などの各種の資料を活用することにより,源平の戦い,鎌倉幕府の始まり,元 との戦いについて情報を集め,調べたことをノートや作品などにまとめている。 ◇社会的事象についての知識・理解 平氏と戦った源氏が勝利を収めたこと,武士による政治が始まったこと,幕府が全国的に力をもって きたことをとらえ,貴族に代わって武士が勢力をもつようになったことを理解している。

3 源平の戦いと鎌倉幕府

(P46~57 7時間)

(8)

本小単元の指導計画 月 学習 過程 本時の学習問題 主な学習活動・ねらい 評価規準例 5 ・ 6 月 ホ ッ プ ・武士の館と貴族のやしき とのちがいを見つけま しょう。 P46~47(1時間) ・武士の館の様子と貴族の屋敷のそれ とを比べ,武士の生活の様子や武士 と貴族の違いなどについて,気づい たことや考えたこと,疑問に思った ことなどを発表し合い,これから追 究していく学習問題を作る。 <思考・判断・表現> ・武士の館の様子と貴族の屋 敷のそれとを比較して,武 士と貴族の生活の違いにつ いて考え,ノートなどに適 切にまとめている。 ス テ ッ プ ・武士は,どのようにして 力を強めていったのだ ろう。 P48~49(1時間) ・武士のおこりについて調べ,公地公 民の制度が崩れて,地方では豪族が 力をもち武士団が形成されていった こと,その中でも平氏と源氏が力を もったことを理解する。 ・平清盛について調べ,貴族の藤原氏 に代わり,平氏が政治の実権を握っ たことをとらえ,武士の政治が始ま ったことを理解する。 <知識・理解> ・武士が力をもつようになっ た 理由をと らえると とも に,その中でも平氏と源氏 が大きな力をもったことを 理解する。 ・源氏と平氏は,どんな戦 いをしたのだろう。 P50~51(1時間) ・源氏と平氏の戦いについて調べ,源 氏が平氏を破り,鎌倉幕府を開くま での経緯をつかむ。 <知識・理解> ・源氏が平氏を破って実権を 握り,鎌倉幕府を開くまで の経緯をつかんでいる。 ・源頼朝は,どんな政治を 行ったのだろう。 P52~53(1時間) ・将軍と御家人の御恩と奉公という関 係を中心に,源頼朝が開いた鎌倉幕 府の政治の仕組みについて考える。 <思考・判断・表現> ・御恩と奉公の関係図などを もとに,鎌倉幕府の政治の仕 組みについて考えている。 ・鎌倉幕府は,元とどのよ うに戦ったのだろう。 P54~55(1時間) ・元との戦いを絵図や資料をもとに調 べ,この戦いに加わった武士の不満 をとらえ,この戦いによって鎌倉幕 府の力が次第に衰えていったことを 理解する。 <思考・判断・表現> ・元との戦いに参戦した武士 の願いや,それらの武士に対 する幕府の扱いと,鎌倉幕府 の衰退とを関連づけて考え ている。 ジ ャ ン プ ・貴族の世と武士の世を比 べてみよう。 P56(2時間) ・これまでの学習をもとに,視点を決 めて,貴族の世の中と武士のそれと を比べ,違いを考えることで,武士 による政治についての考えを広げた り,理解を深めたりする。 <思考・判断・表現> ・貴族の世の中と武士のそれ とを比較するための視点を 考え,その視点に即して, それらの違いを適切にまと めている。

(9)

本小単元の学習目標 ◇「理解」目標 京都の室町に幕府が置かれたころに,銀閣や金閣などが建立されたり,水墨画などの絵画が描かれた りして,今日の生活文化に直結する要素をもつ室町文化が生まれたことを理解する。 ◇「態度」目標 室町文化に関心をもち,その文化の影響を受けている伝統的な家屋を調べたり,現在も残るその文化 を体験したりして意欲的に調べ,室町文化と自分たちの生活とのつながりについて考えようとする。 ◇「能力」目標 室町文化について,その文化の影響を受けている伝統的な家屋を調べたり,現在も残るその文化を体 験したりして調べ,室町文化と自分たちの生活とのつながりについて考え,適切に表現する。 評価規準 ◇社会的事象への関心・意欲・態度 室町文化に関心をもち,その文化の影響を受けている伝統的な家屋を調べたり,現在も残るその文化 を体験したりして意欲的に調べ,室町文化と自分たちの生活とのつながりについて考えようとしている。 ◇社会的な思考・判断・表現 室町文化について調べる活動から,学習問題を見いだし,それについて予想を立てたり,調べたり, 話し合ったりする活動をとおして,室町文化のおこりや,自分たちの生活とのつながりについて考え, 適切に表現している。 ◇観察・資料活用の技能 室町文化の影響を受けている伝統的な家屋を調べたり,現在も残るその文化を体験したり,各種の資 料を活用することにより,室町文化について情報を集め,調べたことをノートや作品などにまとめてい る。 ◇社会的事象についての知識・理解 京都の室町に幕府が置かれたころに,足利義満が金閣を,足利義政が銀閣を建てたり,雪舟により水 墨画が描かれたりして,今日の生活にも生かされる室町文化が誕生したことを理解している。 本小単元の指導計画 月 学習 過程 本時の学習問題 主な学習活動・ねらい 評価規準例 6 月 ホ ッ プ ・上の写真を見て,気づい たことを話し合いまし ょう。 P58~59(1時間) ・金閣や銀閣の写真を見たり,当時 の和室の様子と現代のそれとを比 べたりして,気づいたことや考え たこと,疑問に思ったことなどを 発表し合い,これから追究してい く学習問題を作る。 <関心・意欲・態度> ・金閣や銀閣の写真を見たり, 当時の和室の様子と現代の それとを比べたりして,気づ いたことや考えたこと,疑問 に思ったことなどを積極的 に発表している。

4 今に生きる室町文化

(P58~63 5時間)

(10)

ス テ ッ プ ・室町時代の文化には,ど んなものがあるのだろ う。 P60~61(1時間) ・室町時代の文化について調べ,こ の時代に現代につながる新しい文 化が,武士や民衆の間から生まれ たことを理解する。 <知識・理解> ・室町時代に,現代につながる 新しい文化が,武士や民衆の 間から生まれたことを具体 例に即して理解している。 ・人々の暮らしは,どう変 わったのだろう。 P62(1時間) ・室町文化が栄えたころの民衆の様 子について調べ,当時の人々がど のような願いをもって暮らしの向 上 を 図 っ て い っ た の か を 理 解 す る。 <思考・判断・表現> ・室町文化が栄えたころの民衆 の生活の様子について,資料 を活用して調べ,人々の願い や生活向上のための工夫・努 力について考えている。 ジ ャ ン プ ・室町文化を体験しよう。 P63(2時間) ・これまでの学習をもとに,視点を 決めて,貴族の世の中と武士のそ れとを比べ,違いを考えることで, 武士による政治についての考えを 広げたり,理解を深めたりする。 <観察・資料活用の技能> ・茶の湯,生け花,水墨画など, 今も受け継がれている室町 文化を体験し,そのよさをつ かんでいる。 本小単元の学習目標 ◇「理解」目標 キリスト教の伝来,織田・豊臣の天下統一,江戸幕府の始まり,参勤交代,鎖国の五つの歴史的事象 をとらえ,戦国の世が統一され,身分制度が確立して武士による政治が安定したことを理解する。 ◇「態度」目標 キリスト教の伝来,織田・豊臣の天下統一,江戸幕府の始まり,参勤交代,鎖国に関心をもち,それ らについて,肖像画や人物年表,絵図などの各種の資料を活用して意欲的に調べ,戦国の世が統一され, 身分制度が確立して武士による政治が安定したことを考えようとする。 ◇「能力」目標 キリスト教の伝来,織田・豊臣の天下統一,江戸幕府の始まり,参勤交代,鎖国について,肖像や人 物年表,絵図などの各種の資料を活用したりして調べ,ノートや作品などにまとめるとともに,戦国の 世が統一され,身分制度が確立して武士による政治が安定したことについて考え,適切に表現する。 評価規準 ◇社会的事象への関心・意欲・態度 キリスト教の伝来,織田・豊臣の天下統一,江戸幕府の始まり,参勤交代,鎖国に関心をもち,それ らについて,肖像画や人物年表,絵図などの各種の資料を活用して意欲的に調べ,戦国の世が統一され, 身分制度が確立して武士による政治が安定したことを考えようとしている。 ◇社会的な思考・判断・表現 キリスト教の伝来,織田・豊臣の天下統一,江戸幕府の始まり,参勤交代,鎖国について調べる活動 から,学習問題を見いだし,それについて予想を立てたり,調べたり,話し合ったりする活動をとおし て,戦国の世が統一され,身分制度が確立して武士による政治が安定したことについて考え,適切に表 現している。

5 戦国の世から泰平の世へ

(P64~81 10時間)

(11)

◇観察・資料活用の技能 肖像や人物年表,絵図などの各種の資料を活用することにより,キリスト教の伝来,織田・豊臣の天 下統一,江戸幕府の始まり,参勤交代,鎖国について情報を集め,調べたことをノートや作品などにま とめている。 ◇社会的事象についての知識・理解 ザビエルによってキリスト教が伝えられて広まったこと,織田信長・豊臣秀吉によって戦国の世が統 一されたこと,徳川家康によって江戸幕府による政治が始まったこと,参勤交代制度の確立によって大 名を抑える仕組みが整えられたこと,鎖国によって江戸幕府の政治が安定したことをとらえ,戦国の世 が統一され,身分制度が確立して武士による政治が安定したことを理解している。 本小単元の指導計画 月 学習 過程 本時の学習問題 主な学習活動・ねらい 評価規準例 6 ・ 7 ・ 9 月 ホ ッ プ ・戦国の世の戦いの様子を 見て,気づいたことを話 し合いましょう。 P64~65(1時間) ・長篠の戦いの絵図を見て,この時代 の様子について,気づいたことや考 えたこと,疑問に思ったことなどを 発表し合い,これから追究していく 学習問題を作る。 <関心・意欲・態度> ・長篠の戦いの様子から,こ の時代の様子をとらえ,よ り詳しく調べていこうとし ている。 ス テ ッ プ ・信長は,どのようにして 天下統一を進めたのだ ろう。 P66~67(1時間) ・織田信長について調べ,戦い方を工 夫しながら勢力を伸ばしたことや, 自由に商売ができるようにして町を 活性化させたことなど,天下統一に 向けた働きを理解する。 <知識・理解> ・戦いへの鉄砲の導入や,商 売の自由化など,戦国の世 の統一の過程で信長がとっ た行動や業績を理解してい る。 ・秀吉は,どのような政治 を行ったのだろう。 P68~69(1時間) ・豊臣秀吉の行動や業績について調べ, どのようにして天下統一を図り,政 治の安定を図ろうとしたのかを考え る。 <思考・判断・表現> ・検地や刀狩りの実態につい て調べ,それぞれの目的を 考えることにより,秀吉の 統治の考え方を理解する。 ・家康は,どのようにして 天下を治めたのだろう。 P70~71(1時間) ・徳川家康の行動や業績について調べ, どのようにして天下統一を図り,政 治の安定を図ろうとしたのかを考え る。 <関心・意欲・態度> ・家康が成し遂げた天下統一 に関心をもち,その行動や当 時の政策について意欲的に 調べている。 ・幕府は,どのようにして 大名を従わせたのだろ う。 P72~73(1時間) ・江戸幕府の統治の様子について調べ, 参勤交代制度を策定して全国の大名 の力を弱め,支配を固めたことを理 解する。 <知識・理解> ・資料を活用して,参勤交代 の意図と実態をとらえ,その 制度をとおして,江戸幕府が 支配の強化と政治の安定を 図っていこうとしたことを 理解している。

(12)

・幕府は,どのようにして 百姓や町人を支配した のだろう。 P74~75(1時間) ・当時の身分制度について調べ,幕府 による民衆支配の仕組みを理解する とともに,生活の維持・向上のため の民衆の工夫や努力をとらえる。 <知識・理解> ・資料を活用して,当時の身 分制度の意図と実態をとら え,その制度をとおして,江 戸幕府が支配の強化と政治 の安定を図っていこうとし たことを理解している。 ・外国との関係は,どのよ うに変わっていったの だろう。 P76~79(2時間) ・鎖国やキリスト教の禁止について調 べ,幕府がどうしてそのような政策 を進めたのかを考える。 ・資料を活用したり,各地に残る行事 を調べたりして,鎖国下での外国と の交流についてとらえる。 <思考・判断・表現> ・鎖国やキリスト教禁止の実 態について調べ,それぞれの 政策の目的を考えることに より,江戸幕府の統治の考え 方を理解する。 ジ ャ ン プ ・3人の武将の人物年表を 作ろう。 P80(2時間) ・これまでの学習をもとに,信長,秀 吉,家康の働きを人物年表にまとめ, 好きな人物について発表して,考え を広げたり,理解を深めたりする。 <観察・資料活用の技能> ・ノートやワークシートなど を見返したり,新たに資料 を集めたりして,3人の武将 についての情報を収集して いる。 本小単元の学習目標 ◇「理解」目標 江戸幕府が政治を行った時代には,歌舞伎や浮世絵などの町人の文化が栄え,国学や蘭学といった新 しい学問がおこったことを理解する。 ◇「態度」目標 江戸時代に栄えた文化や,おこった学問に関心をもち,資料を活用するなどして意欲的に調べ,この 時代には町人の文化が栄え,国学や蘭学といった新しい学問がおこったことを考えようとする。 ◇「能力」目標 江戸時代に栄えた文化や,新しくおこった学問について資料を収集し,活用して調べ,この時代には 町人の文化が栄え,国学や蘭学といった新しい学問がおこったことについて考え,適切に表現する。 評価規準 ◇社会的事象への関心・意欲・態度 江戸時代に栄えた文化や,おこった学問に関心をもち,資料を活用するなどして意欲的に調べ,この 時代には町人の文化が栄え,国学や蘭学といった新しい学問がおこったことを考えようとする。 ◇社会的な思考・判断・表現 江戸時代の文化や学問について調べる活動から,学習問題を見いだし,それについて予想を立てたり, 調べたり,話し合ったりする活動をとおして,この時代には町人の文化が栄え,国学や蘭学といった新 しい学問がおこったことについて考え,適切に表現している。

6 都市の発展と江戸の文化

(P82~93 5時間)

(13)

◇観察・資料活用の技能 各種の資料を収集・活用して,江戸時代の文化や学問について情報を集め,調べたことをノートや作 品などにまとめている。 ◇社会的事象についての知識・理解 江戸幕府が政治を行った時代は,戦いのない安定した世の中になったことにより,歌舞伎や浮世絵と いった町人の文化が栄えたことや,国学や蘭学などの新しい学問がおこったことを理解している。 本小単元の指導計画 月 学習 過程 本時の学習問題 主な学習活動・ねらい 評価規準例 9 月 ホ ッ プ ・江戸の町の様子や人々の 動きを見て,気づいたこ とを話し合いましょう。 P82~83(1時間) ・江戸時代の町や人の様子について, 当時の様子を表した絵図を見て,気 づいたことや考えたこと,疑問に思 ったことなどを発表し合い,これか ら追究していく学習問題を作る。 <観察・資料活用の技能> ・江戸時代の絵図から,町の 様子や人々の様子を読み取 り,気づいたことや考えた こと,疑問に思ったことな どを発表している。 ス テ ッ プ ・都市の発展は,どんな文 化を生んだのだろう。 P84~87(1時間) ・江戸時代の都市の様子を表した絵図, 交通網に関する資料を見て,当時の 社会や人々の生活がどのようなもの であったのか考える。 ・歌舞伎や人形浄瑠璃,浮世絵といっ た町人文化の発展を,江戸時代の世 の中の安定と関連づけて考えてい る。 <関心・意欲・態度> ・江戸時代の文化に関心をも ち,その担い手や,その文 化が人々の生活に果たした 役割について考えようとし ている。 ・江戸時代には,どんな学 問が広まったのだろう。 P88~90(1時間) ・杉田玄白や伊能忠敬,本居宣長の業 績について調べ,江戸時代には,蘭 学や国学などの新しい学問がおこっ たことを理解する。 ・絵図を見たり,現存する建物を見学 したりして,この時代には,寺子屋 や藩校を通して,武士や町人の子ど もたちの教育が盛んになったことを 理解する。 <思考・判断・表現> ・杉田玄白や伊能忠敬,本居 宣長の業績をとらえ,それ らが当時の社会にどのよう な影響を与えたのかを考え ている。 ジ ャ ン プ ・江戸時代の暮らしをスピ ーチで伝えよう。 P91(2時間) ・これまでの学習をとおして江戸時代 の人々の暮らしに興味をもったこと について,資料を集めるなどして調 べてまとめ,スピーチをして伝え合 い,考えを広げたり,理解を深めた りする。 <関心・意欲・態度> ・これまでの学習から江戸時 代の人々の生活や文化,学 問に興味をもち,もっと調 べてみたいという意欲をも っている。

(14)

本小単元の学習目標 ◇「理解」目標 黒船の来航と開国,明治維新,文明開化などについてとらえ,廃藩置県や四民平等などの諸改革を行 い,欧米の文化を取り入れて日本の近代化が進められたことを理解する。また,大日本帝国憲法の発布, 日清・日露戦争,条約改正,科学の発展などについてとらえ,国力が充実し国際的地位が向上したこと を理解する。 ◇「態度」目標 黒船の来航と開国,明治維新,文明開化に関心をもち,それらについて,各種の資料を活用して意欲 的に調べ,廃藩置県や四民平等などの諸改革を行い,欧米の文化を取り入れて日本の近代化が進められ たことを考えようとする。また,大日本帝国憲法の発布,日清・日露戦争,条約改正,科学の発展など に関心をもち,各種の資料を活用して意欲的に調べ,国力が充実し国際的地位が向上したことを考えよ うとする。 ◇「能力」目標 黒船の来航と開国,明治維新,文明開化について,各種の資料を活用したりして調べ,ノートや作品 などにまとめるとともに,廃藩置県や四民平等などの諸改革を行い,欧米の文化を取り入れて日本の近 代化が進められたことについて考え,適切に表現する。また,大日本帝国憲法の発布,日清・日露戦争, 条約改正,科学の発展などについて,各種の資料を活用したりして調べ,ノートや作品などにまとめる とともに,国力が充実し国際的地位が向上したことについて考え,適切に表現する。 評価規準 ◇社会的事象への関心・意欲・態度 黒船の来航と開国,明治維新,文明開化に関心をもち,それらについて,各種の資料を活用して意欲 的に調べ,廃藩置県や四民平等などの諸改革を行い,欧米の文化を取り入れて日本の近代化が進められ たことを考えようとしている。また,大日本帝国憲法の発布,日清・日露戦争,条約改正,科学の発展 などに関心をもち,各種の資料を活用して意欲的に調べ,国力が充実し国際的地位が向上したことを考 えようとしている。 ◇社会的な思考・判断・表現 黒船の来航と開国,明治維新,文明開化について調べる活動から,学習問題を見いだし,それについ て予想を立てたり,調べたり,話し合ったりする活動をとおして,廃藩置県や四民平等などの諸改革を 行い,欧米の文化を取り入れて日本の近代化が進められたことについて考え,適切に表現している。ま た,大日本帝国憲法の発布,日清・日露戦争,条約改正,科学の発展などについて調べる活動から,学 習問題を見いだし,それについて予想を立てたり,調べたり,話し合ったりする活動をとおして,国力 が充実し国際的地位が向上したことについて考え,適切に表現している。 ◇観察・資料活用の技能 日本の近代化が進められたことについて,各種の資料を活用することにより,黒船の来航と開国,明 治維新,文明開化について情報を集め,調べたことをノートや作品などにまとめている。また,国力が 充実し国際的地位が向上したことについて,各種の資料を活用することにより,大日本帝国憲法の発布, 日清・日露戦争,条約改正,科学の発展などについて情報を集め,調べたことをノートや作品などにま とめている。

7 開国から世界の中の日本へ

(P96~121 14時間)

(15)

◇社会的事象についての知識・理解 黒船の来航が江戸幕府が倒れるきっかけとなったこと,諸改革によって近代的な政治や社会の仕組み が整ったこと,欧米の文化の摂取によって人々の生活が大きく変化したことをとらえ,日本の近代化が 進められたことを理解する。また,大日本帝国憲法を発布して立憲政治を確立したこと,日清・日露戦 争に勝利して国の安全を確保したこと,不利な条約を改正したこと,世界的に優れた科学者が活躍した ことなどについてとらえ,国力が充実し国際的地位が向上したことを理解する。 本小単元の指導計画 月 学習 過程 本時の学習問題 主な学習活動・ねらい 評価規準例 9 ・ 10 月 ホ ッ プ ・絵にえがかれた人々の様 子から,気づいたことを 話し合いましょう。 P96~97(1時間) ・黒船来航の絵図を見て,それが江戸 幕府に与えた影響について,気づい たことや考えたこと,疑問に思った ことなどを発表し合い,これから追 究していく学習問題を作る。 <関心・意欲・態度> ・黒船来航が江戸幕府に与え た 影響につ いて関心 をも ち,積極的に調べようとし ている。 ス テ ッ プ ・アメリカの求めに,幕府 はどのような返事をし たのだろう。 P98~101(2時間) ・黒船来港の目的や背景,幕府の対応 について調べ,開国が我が国や,人々 の生活や意識に与えた影響について 考える。 <思考・判断・表現> ・黒船来航の目的などについ て資料を活用して調べ,そ れが我が国や人々の生活に およぼした影響について考 えている。 ・幕府をたおした人たちに ついて調べよう。 P102~103(1時間) ・開国による急激な変化で世の中が不 安定になった様子や,江戸幕府が倒 されるまでの経過を,それに関わっ た人物の働きと合わせて理解する。 ・新しい時代を開こうとした人々の思 いや願いを考える。 <関心・意欲・態度> ・新しい国をつくろうとした 人々の思いや願い,働きを 意欲的に調べている。 ・明治政府が行った改革に ついて調べよう。 P104~107(2時間) ・倒幕後の新しい国づくりについて調 べ,明治政府が廃藩置県や身分制度 改革などの施策を実行して,天皇を 中心とした近代的な国家をめざした ことを理解する。 ・徴兵令や地租改正などについて調べ, 明治政府がそれらの施策を推し進め たわけを考える。 <知識・理解> ・明治政府が新しい国づくり のために行った諸政策の内 容と,そのねらいを理解して いる。 ・明治になって,人々の暮 らしは,どう変わったの だろう。 P108~109(1時間) ・絵図や年表などをもとに,当時の人々 の生活の変化をとらえ,明治維新が それにもたらした影響について考え る。 <観察・資料活用の技能> ・絵図や年表から,当時の社 会の様子や人々の暮らしを 読み取り,ノートなどにまと めている。

(16)

・人々は,どんな政治を期 待したのだろう。 P110~111(1時間) ・自由民権運動が高まり,国会が開設 されたり,大日本帝国憲法が制定さ れたりした理由を,明治政府の政策 と関連づけて考える。 ・大日本帝国憲法の内容や,帝国議会, 選挙の仕組みについて理解する。 <思考・判断・表現> ・自由民権運動が起こり,そ れが国会開設や憲法制定に つながった理由を,当時の 人々の生活や意識と関連づ けて考えている。 ・日本は,どのようにして 条約を改正したのだろ う。 P112~113(1時間) ・陸奥宗光や小村寿太郎の働きについ て調べ,不平等条約改正が達成され るまでの経過や,それによって外国 との対等な関係が築かれたことを理 解する。 <知識・理解> ・治外法権廃止と関税自主権 回復までの経過や,それらに 陸奥宗光や小村寿太郎が果 たした役割を理解している。 ・二つの戦争が始まった理 由を考えよう。 P114~116(1時間) ・資料を活用して,日清・日露戦争に ついて調べ,それらに勝利した結果, 日本の国際的地位が向上したことを 理解する。 ・韓国を併合した日本が行った政策に ついて調べ,それに対し朝鮮の人々 が強く抵抗したことを理解する。 <知識・理解> ・日清・日露戦争に勝利した ことにより,日本の国際的 地位が向上したことや,そ の一方で,戦争後の日本政 府 の 政 策 に 対 し て 朝 鮮 の 人々が強く抵抗したことを 理解する。 ・明治時代には,どんな学 問がさかんだったのだ ろう。 P117(1時間) ・明治時代に,医学や物理学,化学な どの分野で,世界的に活躍した人が いたことや,文学の世界でも,優れ た小説家により秀逸な作品が残され たことを理解する。 <知識・理解> ・このころ,医学や科学,文 化の面で,さまざまな日本人 が活躍したことを理解する。 ・産業の発展によって, 人々の暮らしは,どう変 わったのだろう。 P118~119(1時間) ・このころの産業について調べ,富国 強兵政策により工業が発展してきた ことや,発展の陰に労働者や農民の 苦しい生活があったことを理解す る。 ・「全国水平社」運動や女性の地位向上 運動,普通選挙運動などについて調 べ,民主化の動きが活発になってい ったことを理解する。 <思考・判断・表現> ・明治時代の社会のさまざま な問題点について調べ,生活 向上や差別の廃止,地位向上 などを求めた人々の思いや 願いを考える。 ジ ャ ン プ ・この時代に活躍した人た ちの「人物事典」を作ろ う。 P120(2時間) ・これまでの学習から興味をもった人 物について,調べることを決めて「人 物事典」を作り,考えを広げたり, 理解を深めたりする。 <観察・資料活用の技能> ・「人物事典」の作成に必要な 情報に合わせて資料を収集 し,その中から必要な情報 を選び出している。

(17)

本小単元の学習目標 ◇「理解」目標 日華事変や太平洋戦争についてとらえ,国内をはじめ,中国,韓国・朝鮮などアジアの人々に多大な 被害を与えたことを理解する。また,日本国憲法の制定についてとらえ,戦後我が国が民主的な国家と して出発したことを理解する。さらに,オリンピックの開催についてとらえ,戦後我が国の国民生活が 向上したことや我が国が国際社会において重要な役割を果たしてきたことを理解する。 ◇「態度」目標 日華事変や太平洋戦争,日本国憲法の制定,オリンピックの開催などに関心をもち,それらについて, 各種の資料を活用して意欲的に調べ,戦後我が国が民主的な国家として出発したことや,我が国の国民 生活が向上し国際社会において重要な役割を果たしてきたことを考えようとする。 ◇「能力」目標 日華事変や太平洋戦争,日本国憲法の制定,オリンピックの開催などについて,各種の資料を活用し たりして調べ,ノートや作品などにまとめるとともに,戦後我が国が民主的な国家として出発したこと や,我が国の国民生活が向上し国際社会において重要な役割を果たしてきたことについて考え,適切に 表現する。 評価規準 ◇社会的事象への関心・意欲・態度 日華事変や太平洋戦争,日本国憲法の制定,オリンピックの開催などに関心をもち,それらについて, 各種の資料を活用して意欲的に調べ,戦後我が国が民主的な国家として出発したことや,我が国の国民 生活が向上し国際社会において重要な役割を果たしてきたことを考えようとしている。 ◇社会的な思考・判断・表現 日華事変や太平洋戦争,日本国憲法の制定,オリンピックの開催などについて調べる活動から,学習 問題を見いだし,それについて予想を立てたり,調べたり,話し合ったりする活動をとおして,戦後我 が国が民主的な国家として出発したことや,我が国の国民生活が向上し国際社会において重要な役割を 果たしてきたことについて考え,適切に表現している。 ◇観察・資料活用の技能 戦後我が国が民主的な国家として出発したことや,我が国の国民生活が向上し国際社会において重要 な役割を果たしてきたことについて,各種の資料を活用することにより,日華事変や太平洋戦争,日本 国憲法の制定,オリンピックの開催などについて情報を集め,調べたことをノートや作品などにまとめ ている。 ◇社会的事象についての知識・理解 日華事変や太平洋戦争により,我が国の国民をはじめ,中国,韓国・朝鮮などの人々が大きな被害を 受けたこと,戦後民主的で平和主義的な日本国憲法が制定されて民主的な国家として出発したこと,オ リンピックが開催されるなど戦後我が国の国民生活が向上したことや我が国が国際社会において重要な 役割を果たしてきたことを理解する。

8 戦争の時代から平和の時代へ

(P124~147 11時間)

(18)

本小単元の指導計画 月 学習 過程 本時の学習問題 主な学習活動・ねらい 評価規準例 10 ・ 11 月 ホ ッ プ ・上の写真を見て,感じた ことを話し合いましょ う。 P124~125(1時間) ・東京大空襲や戦後の国民の様子を表 した写真を見て,戦争の時代や戦後 の復興の様子について,気づいたこ とや考えたこと,疑問に思ったこと などを発表し合い,これから追究し ていく学習問題を作る。 <関心・意欲・態度> ・戦中や戦後の社会や人々の 生活の様子に関心をもち, 積極的に調べようとしてい る。 ス テ ッ プ ・なぜ,戦争が始まったの だろう。 P126~127(1時間) ・当時の日本の様子が分かる資料など から,日本が中国との間に戦争を起 こした理由や,その後の経過を理解 する。 <知識・理解> ・日中戦争の原因と経過や, その戦争によって国内外に 多大な被害が出たことを理 解している。 ・戦争は,どのように広が っていったのだろう。 P128~129(1時間) ・当時の戦況などから,日本がドイツ, イタリアと軍事同盟を結び,戦争を 拡大させていった理由について考え る。 ・戦争の拡大により,アジアをはじめ とした太平洋地域に大きな損害を与 えたことを理解する。 <思考・判断・表現> ・当時の日本の状況から,太 平洋戦争にまで戦争が拡大 していった理由について考 えている。 <知識・理解> ・戦争の拡大が,アジア・太 平洋地域の社会や人々の生 活に甚大な被害をもたらし たことを理解している。 ・戦争中の人々の暮らしに ついて調べよう。 P130~133(1時間) ・資料を活用したり,戦争を経験した 人に話を聞いたりして,戦時中の 人々の暮らしの様子や心情について 考える。 ・戦争を経験した地域の高齢者に話を 聞くなどして,戦争が子どもたちの 生活に大きな影響を与えたことを理 解する。 <関心・意欲・態度> ・戦時中の人々の暮らしの様 子に関心をもち,身近な人へ の聞き取りや,資料収集など を積極的に行おうとしてい る。 ・戦争は,どのようにして 終わったのだろう。 P134~135(1時間) ・敗戦に至るまでの都市への空襲や, 沖縄戦,広島・長崎への原爆投下に ついて調べ,戦争が終結した他方で 人々が甚大な被害を受けたことを理 解する。 <思考・判断・表現> ・戦争終結までの過程をとら え,国内外の被害の大きさを とらえて,二度と戦争を起こ してはいけないという思い をもっている。 ・戦後,日本はどのように 立ち直っていったのだ ろう。 P136~137(1時間) ・日本国憲法の制定など,戦後のさま ざまな改革について調べ,日本が民 主化を進め,新しい社会をつくろう とした経緯や,各改革の内容につい て理解する。 <関心・意欲・態度> ・戦争を教訓として日本がつ くろうとした新しい社会に 関心をもち,そのための政策 について意欲的に調べよう としている。

(19)

・日本は,どのようにして 独立していったのだろ う。 P138~139(1時間) ・日本が独立して国際社会へ復帰して いった経過について,戦後の世界の 動きや朝鮮戦争などと関連づけなが ら理解する。 ・戦後,今もなお解決されずに残って いる問題があることを理解する。 <知識・理解> ・戦後,平和へと向かう国際 社会の中で日本が独立し,国 際社会に復帰したことを理 解している。 ・戦後の発展の中,人々の 暮らしは,どのように変 わったのだろう。 P140~141(1時間) ・各種の写真や,その他の資料から, 戦後,日本社会や国民生活がどのよ うに変化したのかについて考える。 ・戦後の経済の発展,人々の生活の向 上のいっぽうで,公害問題が発生し たことを理解する。 <思考・判断・表現> ・戦後の社会や人々の生活の 様子を表した写真などから, 経済の発展や国民生活の向 上,そのための国民の努力に ついて考えている。 ・日本が,これから果たす べき役割について考え よう。 P142~143(1時間) ・戦後の他国との関係について調べ, 日本が近隣諸国などとの関係を修復 し,国際社会の中で重要な役割を果 たすようになったことを理解する。 <知識・理解> ・戦後の近隣諸国との関係や, 近年の国際貢献の資料など から,日本が国際社会で重要 な役割を果たすようになっ たことを理解している。 ジ ャ ン プ ・興味をもった出来事を調 べて,戦後の年表を作ろ う。 P144~145(2時間) ・ノートを見返したり,資料を活用し たりして,これまでの学習から興味 をもった出来事を調べてカードにま とめ,クラスで戦後の年表を作り, 考えを広げたり,理解を深めたりす る。 <関心・意欲・態度> ・戦後の年表を作って,戦争 の時代を経て平和の時代に 至った日本の歩みをふり返 るとともに,自分たちが生 きる今,そしてこれからの 時代がどんな時代になれば よいか考えている。

(20)

私たちの暮らしと政治

(P148~179 16時間) 本単元の学習目標 我が国の政治の働きに興味・関心をもち,調査活動を取り入れたり,資料を活用したりして調べ,国民 主権と関連づけて政治は国民生活の安定と向上を図るために大切なものであることや,現在の民主政治は 日本国憲法の基本的な考え方に基づいていることを考えるようにする。〔学習指導要領内容(2)ア,イ〕 本小単元の学習目標 ◇「理解」目標 地域の人々の願いや,それに基づいた福祉政策をとらえ,政治は国民生活の安定と向上を図るために 大切な働きをしていることを理解する。また,議会政治の働きや選挙の意味,租税の役割,三権相互の 関連をとらえ,国の政治の働きを理解する。 ◇「態度」目標 我が国の政治の働きに関心をもち,政治が国民生活の安定と向上に果たす役割について,実際に調査 したり,資料を活用したりして意欲的に調べようとする。 ◇「能力」目標 我が国の政治の働きについて,実際に調査したり,資料を活用したりして調べ,ノートや作品などに まとめるとともに,政治が国民生活の安定と向上に果たす役割について考え,適切に表現する。 評価規準 ◇社会的事象への関心・意欲・態度 我が国の政治の働きに関心をもち,政治が自分たちの生活にどのような役割を果たしているのかにつ いて,実際に調査したり,資料を活用したりして意欲的に調べようとする。 ◇社会的な思考・判断・表現 政治と自分たちの生活との関わりについて調べる活動から,学習問題を見いだし,それについて予想 を立てたり,調べたり,話し合ったりする活動をとおして,政治は国民生活の安定と向上を図るために 大切な働きをしていることについて考え,適切に表現している。 ◇観察・資料活用の技能 実際に調査したり,資料を活用したりして,国民生活の安定と向上に果たす政治の役割について情報 を集め,調べたことをノートや作品などにまとめている。 ◇社会的事象についての知識・理解 国民生活には地方公共団体の政治の働きが反映されていることをとらえ,政治が国民生活と密接な関 係をもっていることや,政治は国民の願いを実現し国民生活の安定と向上のために大きな働きをしてい ることを,国民主権と関連づけて理解している。

1 みんなの願いと政治の働き

(P150~169 10時間)

(21)

本小単元の指導計画 月 学習 過程 本時の学習問題 主な学習活動・ねらい 評価規準例 11 ・ 12 月 ホ ッ プ ・私たちは,毎日,どんな 願いをもって暮らして いるでしょう。 P150~151(1時間) ・写真やイラストを見たり,自分の 生活をふり返ったりして,幸せに, よりよい暮らしを送るための人々 の願いについて,気づいたことや 考えたこと,疑問に思ったことな どを発表し合い,政治の働きにつ いてこれから追究していく学習問 題を作る。 <関心・意欲・態度> ・普段の生活をふり返るなどし て,自分たちの生活と政治と の関わりについて,積極的に 発表している。 ス テ ッ プ ・市の仕事について調べよ う。 P152~153(1時間) ・市の仕事について,資料を調べて わかったことや自たちの経験をも とに話し合い,調べる視点を定め て,市民総合センターの見学計画 を立てる。 <観察・資料活用の技能> ・市の政治の働きと自分たちの 生活との関わりについて調 べ,その中から関心のある施 策を選び,調べる視点を定め て,見学計画を立てている。 ・保健福祉総合センターで は,どんなことをしてい るのだろう。 P154~155(1時間) ・保健福祉総合センターを見学した り,そこで働く人にインタビュー したりして,当センターが地域の 人々にどのように利用されている か考える。 <思考・判断・表現> ・見学の視点に即して見学し, 保健福祉総合センターが地 域の人々に果たす役割につ いて考え,適切に表現してい る。 ・なぜ,保健福祉総合セン ターができたのだろう。 P156~157(1時間) ・保健福祉総合センターが建設され た理由について,資料を調べたり, 市の担当職員に話を聞いたりして 調べ,地域の人々の生活に果たす, 市や県,国が行う政治の役割につ いて考える。 <思考・判断・表現> ・保健福祉総合センターができ た理由について予想し,それ を確かめる活動をとおして, 地域の人々の生活に市や県, 国の政治がどんな役割を果た しているのか考えている。 ・税金とは,どんなものな のだろう。 P158~159(1時間) ・租税の仕組みや役割について,家 の人に話を聞いたり,資料を調べ たりして,わかったことをまとめ る。 <関心・意欲・態度> ・家の人に話を聞いたり,資料 を活用したりして,租税の仕 組みに関心をもち,その働き について意欲的に調べようと している。 ・国は,みんなのための政 治をどのように行って いるのだろう。 P160~164(2時間) ・国の政治に関わることについて, こ れま での 経験 など を発 表し 合 い,国民の生活と国の政治との関 わりに関心をもつ。 ・国会や内閣の働き,裁判所の働き, 選挙の仕組みをとらえ,国の政治 <思考・判断・表現> ・国の政治について調べ,それ が国民生活の安定と向上を図 るために大切な働きをしてい ることを国民主権と関連づけ て考えている。

(22)

・国の政治の仕組みについ て考えよう。 P165(1時間) ・国の政治の仕組みについてまとめ, 国会,内閣,裁判所の三権相互の 関連を理解する。 <知識・理解> ・国の政治は,国会が立法を, 内閣が行政を,裁判所が司法 をというように,それぞれが 三つの役割を分担して行って いることを理解する。 ジ ャ ン プ ・「私たちの提案書」を書 こう。 P166(2時間) ・これまでの学習をふり返ったり, 新たに体験したりして,地域に住 む人たちにとってより住みやすい まちにするための「私たちの提案 書」を書き,考えを広げたり,理 解を深めたりする。 <関心・意欲・態度> ・自分たちを含め,地域の人た ちにとって,より住みやすい まちにするためにはどうす ればよいか,これまでの学習 をふり返ったり,新たに体験 したりして,意欲的に考えて いる。 本小単元の学習目標 ◇「理解」目標 日本国憲法に示された国家の理想,天皇の地位,国民としての権利および義務についてとらえ,我が 国の民主政治は日本国憲法の基本的な考え方に基づいていることを理解する。 ◇「態度」目標 我が国の政治の働きに関心をもち,現在の民主政治が日本国憲法の基本的な考え方に基づいているこ とについて,実際に調査したり,資料を活用したりして意欲的に調べようとする。 ◇「能力」目標 我が国の政治の働きについて,実際に調査したり,資料を活用したりして調べ,ノートや作品などに まとめるとともに,現在の民主政治が日本国憲法の基本的な考え方に基づいていることについて考え, 適切に表現する。 評価規準 ◇社会的事象への関心・意欲・態度 我が国の政治の働きに関心をもち,現在の民主政治が日本国憲法の基本的な考え方に基づいているこ とについて,実際に調査したり,資料を活用したりして意欲的に調べようとしている。 ◇社会的な思考・判断・表現 憲法と自分たちの生活とのつながりについて調べる活動から,学習問題を見いだし,それについて予 想を立てたり,調べたり,話し合ったりする活動をとおして,現在の民主政治が日本国憲法の基本的な 考え方に基づいていることについて考え,適切に表現している。 ◇観察・資料活用の技能 実際に調査したり,資料を活用したりして,現在の民主政治が日本国憲法の基本的な考え方に基づい ていることについて情報を集め,調べたことをノートや作品などにまとめている。

2 暮らしの中に生きる憲法

(P170~179 6時間)

(23)

◇社会的事象についての知識・理解 日本国憲法に示された基本的な原則(基本的人権の尊重,国民主権,平和主義),天皇が日本国や日本 国民統合の象徴として位置づけられていること,国民としての権利(生命・自由および幸福の追求や,参 政権)および義務(勤労や納税)をとらえ,我が国の民主政治は日本国憲法の基本的な考え方に基づいてい ることを理解する。 本小単元の指導計画 月 学習 過程 本時の学習問題 主な学習活動・ねらい 評価規準例 12 ・ 1 月 ホ ッ プ ・私たちの暮らしと憲法 は,どうつながっている のでしょう。 P170~171(1時間) ・写真資料などをもとに,日本国憲法 と自分たちの生活とのつながりにつ いて,気づいたことや考えたこと, 疑問に思ったことなどを発表し合 い,憲法の考え方についてこれから 追究していく学習問題を作る。 <関心・意欲・態度> ・普段の生活をふり返るなど して,自分たちの生活と憲 法とのつながりについて考 え,積極的に発表している。 ス テ ッ プ ・日本国憲法の三つの柱と は,何だろう。 P172~177(3時間) ・日本国憲法の前文を読み,日本国憲 法の三つの柱「国民主権」「基本的人 権の尊重」「平和主義」について調べ ていこうとする意欲をもつ。 ・資料を活用して,日本国憲法の三つ の柱の一つである国民主権がどのよ うに実現されているかを理解する。 ・基本的人権の尊重について,資料を 活用するなどして調べ,その考え方 が,国民の生活にどのように生かさ れているのか考える。 ・国民の平和への願いと日本国憲法と の関連について調べ,平和主義の意 味を考える。 <思考・判断・表現> ・憲法に定められた「国民主 権」「基本的人権の尊重」「平 和主義」の三つの柱が国民 生活にどのように反映され ているかをとらえ,それぞ れの重要性について考え, 適切に表現している。 ジ ャ ン プ ・憲法の意義をスピーチし よう。 P178(2時間) ・日本国憲法に定められた権利や義務 を「もし,○○がなかったら」の○ ○に当てはめて考え,自分たちの生 活と日本国憲法とのつながりについ て,考えを広げたり,理解を深めた りする。 <思考・判断・表現> ・憲法に定められた権利や義 務を,自分自身に当てはめ てとらえ,自分たちの生活 と憲法とのつながりについ て考え,適切に表現してい る。

(24)

共に生きる地球

(P180~217 16時間) 本単元の学習目標 世界の中の日本の役割に興味・関心をもち,調査したり地図や地球儀,資料などを活用したりして調べ, 外国の人々と共に生きていくためには異なる文化や習慣を理解し合うことが大切であることや,世界平和 の大切さと我が国が世界において重要な役割を果たしていることを考えるようにする。 〔学習指導要領内容(3)ア,イ〕 本小単元の学習目標 ◇「理解」目標 我が国には,経済や文化の面などでつながりが深い国があることや,我が国と外国の文化や習慣の違 いを理解し尊重することが,外国の人々と共に生きるうえで大切であることを理解する。 ◇「態度」目標 世界の中の日本の役割に関心をもち,我が国と経済や文化などの面でつながりが深い人々の生活の様 子について,実際に調査したり,地図や地球儀,資料を活用したりして意欲的に調べようとする。 ◇「能力」目標 我が国と経済や文化などの面でつながりが深い人々の生活の様子について,実際に調査したり,地図 や地球儀,資料を活用したりして調べ,ノートや作品などにまとめるとともに,外国の人々と共に生き ていくためには異なる文化や習慣を理解し合うことが大切であることを考え,適切に表現する。 評価規準 ◇社会的事象への関心・意欲・態度 世界の中の日本の役割に関心をもち,経済や文化の面などでつながりが深い国について,実際に調査 したり,地図や地図帳,資料を活用したりして意欲的に調べようとする。 ◇社会的な思考・判断・表現 我が国と経済や文化などの面でつながりが深い人々の生活の様子について調べる活動から,学習問題 を見いだし,それについて予想を立てたり,調べたり,話し合ったりする活動をとおして,外国の人々 と共に生きていくためには異なる文化や習慣を理解し合うことが大切であることを考え,適切に表現し ている。 ◇観察・資料活用の技能 実際に調査したり,地図や地図帳,資料を活用したりして,我が国と経済や文化などの面でつながり が深い人々の生活の様子について情報を集め,調べたことをノートや作品などにまとめている。 ◇社会的事象についての知識・理解 我が国と経済や文化などの面でつながりが深い人々の生活の様子をとらえ,我が国と外国の文化や習 慣の違いを理解し尊重することが,外国の人々と共に生きるうえで大切であることを理解する。

1 世界とつながる日本

(P182~199 8時間)

参照

関連したドキュメント

○本時のねらい これまでの学習を基に、ユニットテーマについて話し合い、自分の考えをまとめる 学習活動 時間 主な発問、予想される生徒の姿

子どもの学習従事時間を Fig.1 に示した。BL 期には学習への注意喚起が 2 回あり,強 化子があっても学習従事時間が 30

手話の世界 手話のイメージ、必要性などを始めに学生に質問した。

子どもたちは、全5回のプログラムで学習したこと を思い出しながら、 「昔の人は霧ヶ峰に何をしにきてい

小学校学習指導要領より 第4学年 B 生命・地球 (4)月と星

学期 指導計画(学習内容) 小学校との連携 評価の観点 評価基準 主な評価方法 主な判定基準. (おおむね満足できる

支援級在籍、または学習への支援が必要な中学 1 年〜 3

小学校学習指導要領総則第1の3において、「学校における体育・健康に関する指導は、児