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図書館ホームページの魅力 〈18〉

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Academic year: 2021

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図書館ホームページの魅力 〈18〉

図書館ホームページの魅力 〈18〉

佐藤 清香

新学期を迎えた皆さんへ

 突然ですが、皆さんは図書館を訪れた時に真 っ先に出迎えてくれる玄関ホールに設置された 彫刻が誰の彫刻か知っていますか?また、この 図書館報「GAIDAI BIBLIOTHECA(ガイダイ・

ビブリオテカ)」の表紙に掲載されている本が どのような本か、知っていますか?私は、これ らの答えを全て図書館のホームページ内にある

「世界の美本ギャラリー」で知りました。今回 はその「世界の美本ギャラリー」をここでご紹 介したいと思います。

 「世界の美本ギャラリー」には、「貴重書デ ジタルアーカイブ」、「文明開化期のちりめん本」

「世界の古聖書と宗教関係書」、「世界の文学 と民話」、「世界の古刊地図と探検」、「ニッポ ナリア」、「世界の古辞書・古事典」「我が国 の対外交渉史料」、「世界を変えた理論」、「そ の他」といった全部で10項目のギャラリーがあ ります。例えば、はじめに挙げた「貴重書デジ タルアーカイブ」では現在、18世紀から19世 紀にかけて日本で編纂された語学辞書がずらり と並んでいます。そして、このギャラリーの見 どころは、展示されている全ての本が電子化さ れており、詳しい内容を自ら見る事ができると いった点です。次にあげた「文明開化期のちり めん本」では数多くのちりめん本と呼ばれる、

明治時代に多く作られた日本の神話や御伽草子 を題材とした欧文和装本のコレクションが、日 本語と英語のあらすじや注釈とともに紹介され ています。また他の8のギャラリーでは、過去

にこの図書館報の表紙を飾ってきた書物や、本 図書館の展示目録で取り上げられてきた書物の 詳細などが掲載されています。このように、こ のページでは世界の歴史的な書物や、ものが多 く紹介されています。そして、冒頭で皆さんに お聞きした謎の彫刻についての答えは、「その 他」の欄で紹介されていました。この彫刻は、

マーシャル・ウッドというイギリスの彫刻家に よって刻まれた、チャールズ・ディケンズの彫 刻だそうです。チャールズ・ディケンズと聞い てピンとこない人は、『クリスマス・キャロル』

の著者だといったらわかっていただけるでしょ うか。そして、私はこの彫刻が作られた年をホ ームページで知って驚きました。この彫刻が作 られたのは、1850年頃。つまり、今から約160 年前にこの彫刻はすでに世の中に存在していた のです。

 このように、図書館に設置されているふとし たものや、館報や展示目録に掲載されている書 物の一つ一つに、歴史や、背景があります。そ ういった歴史や背景を知る事によって、図書館 を訪れる事がちょっとした冒険になるのではな いでしょうか。今回、私がここでご紹介したも のは図書館のほんの一部に過ぎません。皆さん もこの図書館のホームページを利用して、図書 館や世界を冒険してみてください。きっと「新 しい」世界が広がっていますよ。

さとう きよか(日本語学科4年次生)

23 学生と図書館

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