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第9回討議要旨 区民ワークショップ第2部会|豊島区公式ホームページ

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Academic year: 2018

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(1)

豊島区基本構想・基本計画策定に向けた区民ワークショップ 第2分野:環境、防災、まちづくり

第9回 討議要旨

日 時:平成15年(2003 年)2月12日(水)18: 35∼21: 00

会 場:豊島区役所3階 第10会議室

欠席者:C,D,E,I,J,L,M,N,P,Q,R,S

◆ 今回決定した主要な事項◆

■ 今回討議内容

・ 「基本構想(最終案)」に対する質疑

・ 「人間優先の基盤が整備された、安心、安全のまち」に係るまちづくりの具体的な

方策に関する議論

■ 次回討議内容

・ 「人間優先の基盤が整備された、安心、安全のまち」について、ひきつづき議論す る

・ 次に「あらゆる主体が参画しながら、まちづくりを実現していくまち」について議 論する

■ 今後のスケジュール

第 10 回 2/ 26(水)18: 30−20: 30

第 11 回 3/ 6(木)18: 30−20: 30

1. 事務局より資料説明等

* 配布資料の確認について ・前回議事録について

・豊島区基本構想答申について

・第6回路面電車フォーラムの開催について

2. メンバーより提出資料の説明

* Bさん提出資料について

3. 討議

■ 渋谷

まず最初に2月と3月のスケジュールを決めておきたい。

※ 2月の2回目及び3月の1回目の予定について、以下の通り決定した。

・第10回:2/26(水) 18:30

(2)

■ 渋谷

路面電車について、区長も整備に整備に前向きであるという報道があったようである。 また、偶然だが、全国の路面電車のフォーラムが豊島区で開催される。路面電車を導入す ると必然的に車が規制され、結果的に歩行者優先の街になり、中心市街地の活性化につな がる。このため、基本計画の中にも上手く取り込んでいくと良いのではないかと思う。

それでは、議論をはじめたい。まず前回の討議結果の取りまとめ資料について、「構想、

計画の具現化を担保する体制づくり」の部分は、提案の実現を担保する取り組みをもう少 し強い位置付けで表現すべきではないか

■ B

区の木としてソメイヨシノが条例で位置付けられているが、豊島区内のソメイヨシノの 樹齢はつきかけているものが多く、個人的には大変危機感をもっている。区の木に位置付 けられたシンボルとしてソメイヨシノの保護、育成を基本計画の中で位置付けていく必要

がある。染井霊園には約 100 本ソメイヨシノがあるが、老木で地震がくれば倒れかねない

と聞いている。

■ O

ソメイヨシノは園芸種なので樹齢は 100 年ぐらいしかなく、継続して植えて行かなけれ

ば維持できない。

■ 渋谷

条例には、樹種が「ソメイヨシノ」とはっきり特定されており、育成・保護が区・区民 の責務として規定されている。このため、今回の計画に何からの形で盛り込むように提案 する必要がある。桜といってしまうと豊島区らしさとはいえなくなってしまうので、ソメ イヨシノと特定することに意義があると思う。

■ 北山

福島では、民地や道路まで徹底して桜を植えるという取り組みをしているところがある。 春には凄い景観を形成する。こういう取り組みも豊島区の特長を出していく上では重要で あろう。

②防災について

■ 渋谷

Bさんの資料の説明を聞くと、防災・安全は多岐にわたっており、非常に難しいというこ

とが分かる。

(3)

常時には役所の機能が役に立たない場合も少なくないといわれている。住んでいる人が常 に意識しているということが重要で、計画を作ってしまえば安心というものでもない。極 端に言えば、計画を作り終えずに常に検討していると、高い意識が維持されて良いともい える。ただし、大切なことが何かということは計画の中で明確にしておく必要がある。

■ 北山

日本人は危機管理に無頓着なところがあるとおもう。これを是正するためにはどんな危 機があるのか知ることが重要で、情報公開が不可欠だと思う。ハードとしての基盤整備も 重要であるが、情報共有と地域社会における取り組みが重要である。

■ O

防犯、防災という言葉はぴんとこないし、どこでもいえることで地域特性が見えにくい。

例えば豊島のイメージとして怖い汚いということがある。防犯防災もこのイメージに対し てどうするかを考えるべきである。安全・安心とは都市の価値であり、これが豊島は損な われているという面があり、解消することで都市の価値が高まると考えれば前向きな取り 組みが考えやすいのではないか。

例えば、地区ごとの安全安心度を点数化して評価する仕組みを導入し、それを目安とし て地域コミュニティが競いあえば、豊島全体の安全安心度が高まり、街の価値が高まる。

■ F

安心には環境づくりが重要であるので、みどりの観点から防災を考えるのも一つの方法 ではないかと思う。樹木は防災に大きな機能を有しているが、実際には、木は都市に死角 を生み出すため、防犯のために木が切られているという現実がある。

■ O

死角をつくらないようにみどりを切るというのは一理あるが、実際には死角を作らない ようにすることよりも、近隣住民同志で声を掛け合い、すきのない町のする方が防犯には 遙かに大きな効果がある。

■ B

豊島区は放置自転車数で全国のワーストランク上位の常連であり、自転車泥棒も多いと 聞いている。

■ O

(4)

■ B

区内の若年層犯罪も増えており、被害者はお年寄りなどの弱者である。また、私が住ん でいるまちのコンビニエンスストアは、どこも1度は強盗に入られているといわれている。 深夜、2人体制にすれば予防可能だがコストを考えると1人体制にせざるを得ないらしい。 殺人などの凶悪犯罪が起こればさすがに関心が集まるが、ひったくりなどの軽度の犯罪 の場合はあまり関心が集まらない。もっと区民の防犯意識を高める必要がある。

■ O

豊島区は怖いというイメージがあるが、その是正に向けた前向きな取り組みを促進する ことが重要である。ガーディアンエンジェルスが有名だが、こういった団体を育成して活 動を支援することができる。

■ 渋谷

自治体と警察とは仕事が違う。警察は、発生した犯罪に対処するのが主たる仕事であり、

コミュニティの防犯機能や犯罪の起こりにくい都市基盤整備などに関することは自治体が やるべき仕事である。自治体の取り組みを提言するここでの議論においては、当然その範 囲に的を絞って議論すべきである。都市の環境によって住民の意識も左右される面もあり、 環境が良い街ほど防犯意識が高いということもある。

■ 北山

基本構想最終案にある「⑤人間優先の基盤が整備された、安心、安全のまち」の中の「○ 地域の魅力を高める個性あるまちづくりを推進します」という考え方が実践されれば、コ ミュニティの防犯意識も高まるということだと思う。

■ F

どのような局面で人間を優先するかも良く考える必要がある。人間を優先しすぎて自然 を破壊してきたという面もあるので。

■ 渋谷

徹底して地域のコミュニティを良くすることが先であって、その上で消防や警察と協力 することを考えるべきということだろう。

■ 事務局

(5)

環境整備が位置づけられている。

■ 渋谷

たとえば、バリアフリーの問題などは、防災・防犯の部分に位置づけるべきなのか、そ れとも別途都市基盤整備の部分に位置づけるべきなのかが迷うところである。基本的には 防犯・防災はコミュニティにおける機能の向上を中心に位置づけていくべきではないかと 思う。

■ K

町会において、若い人たちの参加をいかに活性化するかが課題である。今は防災活動を 主導しているのはお年寄りなので、力仕事で無理がでる。年寄りががんばっていると若い 人が参加しづらくなる。区も、防災活動に若い人の参加が得られるように努力してもらい たい。例えば、担架でけが人を運ぶ訓練も、お年寄りでは持ち上げることができない。

■ 防災課職員

若い人の参加を促すために、記念品を用意する等、さまざまな努力をしているが、なか なか難しい状況にある。防災フェア等のイベントを開催しており、多少なりとも効果がで ていると思う。また、阪神淡路大震災の時には、茶髪の若者が積極的に活動してくれたと いう事実もあるので、いざという時には期待できるのではないかと思ってもいる。

■ B

救急救命士の育成の場には若い人が来ている。ただし、これは企業で派遣しているから ということもある。こうした人たちが、地域ではどうしているかというと恐らく地域の活 動には参加していないのではないかと思う。そういう意味では企業や企業の人材と連携す ると面白いのではないか。

■ 渋谷

豊島区内に救命士の資格を持っている人がどのくらいいるかを区が把握していれば、そ ういう人材を訓練や後進の育成などに活用することが可能となり有効ではないか。

■ 防災課職員

現在でも総合防災訓練では防災ボランティアの方に参加してもらっている。

■ 渋谷

(6)

んそういった人材を活用していくことが大切である。それが、そういう経験をもった人材 が自分から地域で活動するようになるきっかけとなるのではないか。

ようは、計画に書き込むというのではなく、この計画を作っている段階で実践的な取り 組みを一つでも二つでもはじめてしまうと良いのではないか。これはみどりなど他のテー マでもいえることである。

■ K

消防団の方でも、指導員とまでは行かなくても、指導員の方の補助を務めることができ るような人はたくさんいるので、こういう人材ももっと活用すべきである。

■ 渋谷

基本構想の段階で、どのような点について取り組むべきか、という枠組みは整理されて いるので、この中で、目玉となるような施策、事業を打ち出せれば良いのではないか。た とえば、消防団などの既存の組織を活用して、幅広い区民が参加する新しい防災組織を立 ち上げるといったことが考えられる。この場で、少人数で細かい取り組みの是非を議論す るよりも、こういった組織をまずこの計画策定までの期間に立ち上げてしまって、具体的 な施策、事業の詳細はこの組織で議論して決めていくというのが良いのではないか。推進 体制さえ先に実現してしまえば、取り組みの実現は担保される。

■ B

豊島区には生活安全協議会が既にあり、防犯に関しては、今の提案内容はこの既存組織 と重複するのではないか。

■ 渋谷

そういった既存の組織はそれはそれで意味があるが、町内会長等の地域の肩書きをもっ た人を並べて、連絡調整だけをするというような組織だけでは不充分で、もっと実践的な 組織を新たに作るべきだと思っている。地域の既存組織は排他的になりがちで、新しいこ とをやるのには不向きな面もあると思う。

■ T

自分が住んでいる町会では、役員はみんな自営業の方である。我が身を振り返るとサラ リーマンだった自分は町会に出席しようという気にはならなかった。これまでやってきた 人達には自負があるので、新しく入っていく人達は、意見をいうだけでなく、意見だけで なく率先して行動することが必要である。

(7)

人も集まってくる。

■ 北山

話せば話すほど、防災に限定されない区民参加の議論になってくる。いまのやり方に問 題があるとすれば、それはまず一つは自治会の仕組みが時代にあっていないこと、今ひと つは防災や環境など分野ごとに組織が縦割りになっていて横につながっていないことであ る。

■ O

目的を持つことも大切であるが、それを持続するためには資金的なバックアップも必要

である。そういう意味ではNPO、コミュニティ・ビジネスなどの形で地域や行政が資金的

にバックアップしてあげることが必要である。特に、行政だけでなく地域自ら資金を出す というのが重要である。

■ T

この場での議論は、具体的にテーマとして何をやるかではなく、コミュニティの機能の 強化に論点を絞ってはどうか。

■ 渋谷

コミュニティの役割として防災、防犯に関して何をすべきかというのは、やはりつっこ んで議論すべきではないか。

防災に関していえば、たとえばコミュニティを防災の主役としてそれを支える区とのパ ートナーシップを作るというところだけ区民として提案をして、それ以外の個別具体的な 施策については区に案をだしてもらって意見を言うというので良いのではないか。

■ 北山

みなさんが自主的に防災とか防犯の活動をする時に区民同士が連携するとこれぐらいの ことができる、という議論が定まってくれば、区としてそれをどのように支援してどこま で高めるかという「施策」の方向や内容も見えてくるのではないか。

■ T

(8)

■ 渋谷

それはノウハウであって、基本計画に言葉で書いてもなかなか生きてこない。そういっ たことは、はじめてしまうほうが良く、はじめられるような組織、仕組みをつくってしま うということを計画に位置づけておいて、やってしまう以外にない。

■ B

身の回りに実際に不安があると防災に対する関心も高くなるが、関心を高めるために必 要な情報提供が不足している。こうした情報を提供して、関心をもった区民と行政がコミ ュニケートする仕組みもできていない。

■ 渋谷

山我さんの「地域のパートナーシップづくりによる防災機能の向上」のご提案内容には 全面的に賛成である。コミュニティの機能が一番重要であるということを強く訴えておけ ば、あとは実際にやる人がさらにどれだけ一所懸命やるかということに委ねられてくるが、 そのために、実際に取り組みを進める体制を早々に構築するということが重要であると思 う。網羅的な施策の体系は、山我さんのご提案を参考に区に作成して頂いて、これにみん なで意見を言わせていただけばそれでよいのではないか。

■ 地域文化課職員

生活安全協議会は区民部所管で平成12年に設置した生活安全条例にもとづいて設置さ

れているものである。区民と区、警察、消防等の行政機関の代表からなる総勢60名弱の組

織である。区民は12の地区の町会の代表、防犯協会会長、環境浄化推進委員会、青少年 育成関係の団体、消防団、地域貢献団体の代表などから構成されており、組織は3つの部 会に分かれている。

年頭に全体で協議をして、年3∼4回程度の会議を部会ごとに開催している。話し合い と情報交換が活動の中心で、具体的な目に見える活動はあまりないが、池田小学校事件が きっかけとなって、こども110番の家というプレートに生活安全協議会の名前も加えて 増設し、配布のお願いに生活安全協議会の委員も協力するといった活動をしている。

■ 渋谷

生活安全条例が設置されていることを知っている区民は少ないと思う。協議会の存在に ついても同様だと思う。また、協議会は地域に密着した組織ではなく区全体のことを協議 する組織なのではないか。

■ 地域文化課職員

(9)

にとどまっているという面は確かにある。区民の一人ひとりに意識を持ってもらって実践 してもらうことが最も重要なのではないかと考えている。

■ 渋谷

ここまで議論した、実現を担う組織とは趣が違うと感じる。新しい組織の立ち上げはや はり必要であろう。

市とコミュニティのパートナーシップによる防災のあり方については、山我さんのご提 案や基本構想の際の取りまとめ資料をたたき台として案を作るということで良いのではな いか。

■ 北山

一つ気になっていることがあるが、他の分科会との役割分担の中で、重要なテーマで議 論の対象から漏れてしまうような論点がないか確認した方が良いのではないか。

■ 事務局

ご指摘のような点については、たとえば、教育は他の分科会のテーマだが、青少年非行 の問題は恐らくその分科会では議論されておらず、するとすれば当分科会の範疇であろう と思われる。

■ 渋谷

そうした点も含めて、今日の議論を整理した資料をもとに次回もう少し防災について議 論したい。

参照

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