• 検索結果がありません。

雑司が谷地域 豊島区景観計画|豊島区公式ホームページ

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2018

シェア "雑司が谷地域 豊島区景観計画|豊島区公式ホームページ"

Copied!
4
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

082

豊島区景観計画

第 5 章 地域別景観まちづくり方針(雑司が谷地域)

(1)位置

区の南部に位置する雑司が谷1丁目から3丁目、南池袋3、4丁目の区域です。北側は池袋東地域、 西側は目白地域、南側は高田地域、東側は文京区に接しています。

(2)市街地の変遷

古くから 子母神の参詣人でにぎわい、江戸時代から伝わる「すすきみみ ずく」は区内に残る数少ない郷土玩具です。延享2(1745)年、 子母神門前 町屋が町奉行支配となります。また、現在の雑司ケ谷霊園に、鷹狩りの鷹を 飼育する御鷹部屋がありました。

明治初期に、数多くの著名人が眠る雑司ケ谷霊園が開設され、市街地は目 白通りや雑司ヶ谷道、東通りに沿って広がりました。

大正時代になり、王子電車(現都電荒川線)が大塚から 子母神まで延長 されます。

昭和初期には、日出通りや都電などにより都心と結ばれ、利便性が高まり、 雑司が谷2丁目の低地部や南池袋3丁目の台地部を中心に密集市街地が形成 されていきました。また、戦災による被害をあまり受けず、静かな住宅地と しての性格を強めていきます。

現在は、明治通り沿いにマンション等の立地が進むとともに、台地部に比較的良好な住宅地が形成 されています。平成20(2008)年には、東京メトロ副

都心線が開通し、新たに雑司が谷駅が開設されました。

(3)主な景観要素

①地形・自然

○みどりの拠点である雑司ケ谷霊園の周辺は、潤い 豊かで閑静な街並みが形成されています。

○江戸時代から桜の名所である法明寺は、春に多く

図表 5-61 

子母神参道のケヤキ並木 (昭和34(1959)年頃)

1 地域の特徴

図表5-62 

雑司が谷地域の等高線

標高 40m

20m

0m

● 弦巻川 弦巻川

東池袋駅

東池袋駅

雑司が谷駅

雑司が谷駅

資料:基盤地図情報数値標高モデル(国土地理院)をもとに作成 資料:写真で見る豊島区50年の    あゆみより転載

  雑司が谷地域

雑司が谷 子母神

7

(2)

083

豊島区景観計画

第 5 章

地域別景観まちづくり方針(雑司が谷地域)

5

の人々が花見に訪れます。

○かつての雑司谷村を流れていた弦巻川は、現在、暗渠となって います。

○台地と低地による地形の変化があり、坂や階段が多くあります。

②歴史・文化

○雑司ケ谷霊園は、多くの文化人や芸術家が眠る静謐な空間である とともに、周辺には寺社や史跡などの文化財が数多くあります。 ○ 子母神や雑司ヶ谷道など、江戸時代からの歴史が残されてい

ます。

○明治40(1907)年にアメリカ人宣教師マッケーレブによって建 てられた現在の雑司が谷旧宣教師館は、東京都指定有形文化財 に指定されています。

○大正13(1924)年、私学の音楽大学として最も歴史のある東京 音楽大学(当時東洋音楽学校)が神田区から移転してきました。

③まち・界隈

○旧高田小学校跡地は、防災機能を備えた公園として整備されます。

○明治通りや目白通り沿いは、商業・業務ビルやマンションによる街並みが形成されています。 ○都電荒川線が併走する環状5の1号線と補助81号線の整備が進められています。

○ 子母神参道や弦巻通りなどには、商店街が形成されています。

○雑司が谷地域の観光拠点として、「雑司が谷案内処」が 子母神参道に開設されています。

④人々が織りなす魅力

○雑司が谷 子母神御会式35や大鳥神社の酉の市をはじめとして、

様々な祭礼や行事が行われています。

○雑司が谷の自然と文化を継承する「雑司が谷がやがや」プロジェ クトが、日本ユネスコ協会連盟30によるプロジェクト未来遺産31

に登録されました。

2 景観まちづくりの視点

●江戸時代から参詣や遊興に人々が訪れ、にぎわってきた歴史や文化を感じられる景観まちづ くりが必要です。

●雑司ケ谷霊園や寺社などのみどりを生かして、潤いの広がる景観形成が必要です。

●地域の人々による歴史・文化の継承や緑化などの取り組みと連携した景観まちづくりが必要 です。

図表5-63 法明寺と桜

図表5-64 東京音楽大学

図表5-65 大鳥神社酉の市

画像提供:東京音楽大学

日本ユネスコ協会連盟:26ページ参照

プロジェクト未来遺産:26ページ参照

御会式:27ページ参照

(3)

084

豊島区景観計画

第 5 章 地域別景観まちづくり方針(雑司が谷地域)

3 景観まちづくり方針

○雑司ケ谷霊園は、みどりの潤いと安らぎが広がり、歴史を感じ られる静謐な空間づくりに取り組みます。

○暗渠となった弦巻川の流れが、道筋で感じられる街並みをめざ します。

○小篠坂や南坂、御嶽坂など地形の表情を生かした景観形成をめ ざします。

○日出通り沿道は、四季の彩りが感じられるみどり豊かで風格あ る街並みを形成します。

○ 子母神の大イチョウや大門ケヤキ並木など、人々に親しまれて きたみどりを引き継ぎ、歴史と潤いを感じられる景観を形成しま す。

○雑司が谷旧宣教師館は、建築当時の様子を伝える貴重な木造洋風 建築として維持・保全し、景観まちづくりに活用していきます。 ○ 子母神の御会式や大鳥神社の酉の市など、地域の歴史・文化

を受け継ぐ人々の姿を大切な風景として育んでいきます。 ○個性的な飲食店が並ぶ東通りは、池袋東地域の寺町街区と連携

して、池袋副都心に隣接しながらも落ち着いた雰囲気を楽しめ る街並みを形成します。

○雑司が谷駅周辺は、地域の人々が活発に交流し、にぎわう生活拠 点にふさわしい街並みを形成します。

○ 子母神参道や弦巻通り、東通りの商店街では、日常生活に密着した親しみのある街並みをめざ します。

○日出通りや目白通り沿道では、みどりの潤いを感じられる安全で快適な歩行者空間を形成します。 ○都電の走る姿を惹き立てるため、街中の彩りや車窓からの眺めを意識した景観形成をめざします。 ○趣のある住宅地の雰囲気を残しながら、安全で快適な街並みを形成します。

○造幣局東京支局移転後に整備される防災と文化・交流機能を備えた拠点を中心に、雑司が谷と池 袋副都心、大塚を結ぶ、新たな人の流れを生み出します。

図表 5-67 

雑司が谷 子母神の大イチョウ

図表 5-68 雑司が谷旧宣教師館 1 ゆとりと潤いを創出する

2 歴史を受け継ぎ、新たな文化を創造する

4 地域の特性を惹き立てる 3 人々の生活・営みを映す

図表5-66 

(4)

085

豊島区景観計画

第 5 章

地域別景観まちづくり方針(雑司が谷地域)

5

○雑司が谷七福神めぐりなどと連携し、江戸時代の雰囲気を楽しめるフットパスマップの作成など、 人々の回遊性を高めていきます。

○プロジェクト未来遺産に登録された地域活動や緑化の取り組みなどと連携し、江戸の文化とみど り豊かな景観まちづくりに取り組みます。

図表 5-69 雑司が谷地域の景観まちづくり方針図

● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 法明寺

法明寺

雑司ケ谷霊園 雑司ケ谷霊園

雑司が谷旧宣教師館 雑司が谷旧宣教師館 日出通り 日出通り

不忍通り

不忍通り

雑司が谷駅 雑司が谷駅

環5の1 環5の1 東通り 東通り

補 81 補 81

東池袋駅 東池袋駅

放 26 放 26

目白通り

補 76 環4 

補 171 明治通り

補 171 明治通り

東京音楽大学 東京音楽大学

大鳥神社 大鳥神社

弦巻川

豊島区 本庁舎 豊島区 本庁舎 南池袋公園

南池袋公園

学習院大学

学習院大学 雑司ヶ谷道

造幣局東京支局跡地 造幣局東京支局跡地

弦巻通り 弦巻通り

南坂 南坂 大門ケヤキ並木

大門ケヤキ並木

旧高田 小学校 旧高田 小学校

小篠坂

御嶽坂 御嶽坂

小篠坂

環4 

目白通り 補 76

小石川道

水窪川 雑

司 ヶ 谷 道

弦巻川

弦巻川 雑

弦巻川

清戸道

雑 司 ヶ 谷 道

清戸道

出典:豊島区地域地図第四集 2011、豊島区史跡めぐり

明治42(1909)年の市街地の様子

街道等 河川

水田

畑・雑木林

集落

鉄道

5 個性ある街並みを創出し、楽しめる仕組みを構築する

ゆとりと潤いを創造する

歴史を受け継ぎ、新たな文化を創造する 人々の生活・営みを映す

地域の特性を惹き立てる 個性ある街並みを創造し、 楽しめる仕組みを構築する

鉄道駅周辺 みどりの骨格軸 みどりの回廊(幹線道路) 坂

寺社 花の名所 大学 教育施設 祭り

文化資源 新たな文化拠点 旧道 旧河川 神田川 公園など

みどりの回廊(街路樹) 鉄道(JR) 鉄道(東武・西武) 都電

都市計画道路未着手区間 (全域)

参照

関連したドキュメント

北区都市計画マスタープラン 2020 北区住宅マスタープラン 2020

・本計画は都市計画に関する基本的な方 針を定めるもので、各事業の具体的な

黒い、太く示しているところが敷地の区域という形になります。区域としては、中央のほう に A、B 街区、そして北側のほうに C、D、E

「2 関係区長からの意見」です。江東区長からは、全体的な意見と評価項目に関して「大 気汚染」 「悪臭」 「騒音・振動」 「土壌汚染」

北区では、地域振興室管内のさまざまな団体がさらなる連携を深め、地域のき

中央区 港区 新宿区 文京区 台東区 墨田区 江東区 品川区 目黒区 大田区 世田谷区 渋谷区 中野区 杉並区 豊島区 北区 荒川区 板橋区

その太陽黒点の数が 2008 年〜 2009 年にかけて観察されな