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Visio-IA _XJ.vsd

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(1)

ご使用前に本取扱説明書を必ずお読みください。注意事項を十分に留意の上、製品をご使用ください。 ご使用方法を誤ると感電、損傷、発火などのおそれがあります。 引火性のあるガスや発火性の物質がある場所で使用しないでください。 火花が発生した場合にこれらの物質に引火し、爆発する危険があります。 ・ 製品の内部には、高圧及び高温の箇所があります。触れると感電ややけどのおそれがあります。 ・ 通電中は、顔や手を近づけないでください。不測の事態により、けがをするおそれがあります。 ・ 製品の改造・分解・カバーの取り外しは、行わないでください。感電や故障のおそれがあります。なお、カバーが取り 外された場合や、加工・改造後の責任は負いません。 ・ 煙が出たり、変な臭いや音がするなどの異常状態のまま使用しないでください。感電・火災の発生原因となることが あります。このような場合、弊社にご相談ください。お客様が修理することは、危険ですので絶対に行わないでください。 ・ 結露した状態でご使用しないでください。感電、火災の発生原因となることがあります。 ・ 開口部から製品内部にものを差し込んだり、落としたりしないでください。このような状態で使用された場合、故障や 火災の発生原因となることがあります。また、落下した製品はご使用しないでください。 ・ 本製品の定格電圧60VDC以上のモデルの出力部には、設定電圧によりSELVを越える電圧が発生します。 したがいまして、ご使用となられる際には、サービスエンジニアが不意に出力部に触る又は工具などが出力部に接触するこ とを防ぐために、出力部に対し十分な保護をしてください。また、このような場合、本出力端子をSELV回路に接続しな いでください。 ・ 入出力端子及び各信号端子への結線が、本取扱説明書に示されるように、正しく行われていることをお確かめください。 ・ 入力電圧・出力電圧・出力電流・出力電力及び周囲温度・湿度は、仕様規格内でご使用ください。仕様規格外での ご使用は、製品の破損を招きます。 ・ 水分や湿気による結露の生じる環境での使用及び保管はしないでください。このような環境での使用は、防水処置を 施してください。 ・ 強電磁界・腐食性ガス等の特殊な環境や導電性異物が入るような環境ではご使用しないでください。 ・ 製品は偶発的又は予期せぬ状況により故障する場合がありますので、非常に高度な信頼性が必要な応用機器(原子力 関連機器・交通制御機器・医療機器など)にお使いになる場合は、機器側にてフェイルセーフ機能を確保してください。 ・ 本取扱説明書の内容は予告なしに変更される場合があります。ご使用の際は、本製品の仕様を満足させるための 最新のデータシート等をご参照ください。 ・ 本取扱説明書の一部又は全部を弊社の許可なく複製、転載することを禁じます。 ・ 出力端子及び信号端子には、外部からの異常電圧が加わらないようにご注意ください。特に出力端子間に逆電圧又は 定格電圧以上の過電圧を印加すると、破損をまねくおそれがありますのでご注意ください。 ・ 本製品の出力電圧は危険エネルギーレベル(電圧が2V以上で電力が240VA以上)と見なされますので、使用者が 接触することのないようにしてください。本製品を組み込んだ装置は、誤ってサービス技術者自身や修理時に落下した 工具類が、本製品の出力端子に接触することがないように保護されていなければなりません。修理時には必ず入力 側電源を遮断し、本製品の入出力端子電圧が安全な電圧まで低下していることを確認してください。 ・ 本製品は、故障状態において出力電圧がSELVを越えてしまう可能性があります。SELVを維持する際には、貴社製品 内に組み込まれる際、2次側を保護接地してください。 ・ 本製品は、空冷用ファンを内蔵しています。電源の吸入及び排気口をふさがないようにしてください。 CEマーキング 本取扱説明書に記載されている製品に表示されているCEマーキングは欧州の低電圧指令及びEMC指令に従っているもの です。

IA710-04-02/XJ

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第1章 概要 1.1 はじめに 1.2 特長 第2章 仕様 2.1 Z+電源仕様 2.2 LAN仕様 2.3 LANコマンドの速度 第3章 制御方法の設定 3.1 制御方法の選択 3.1.1 ローカルモード設定(前面パネル) 3.1.2 シリアル通信(RS232/RS485)リモートモード設定 3.1.3 LANリモートモード設定 3.1.4 リンクLED 3.1.5 アクティビティLED 3.1.6 LAN状態表示LED --- --- --- --- ---1 2 3 4 5 第4章 ネットワーク接続 4.1 LANケーブル 4.2 ネットワークの種類 4.3 LANオプション搭載のZ+電源の起動 4.4 IPアドレス 4.5 ホスト名 --- ---6 7 第5章 LANの設定 5.1 IPアドレス、MACアドレスの表示 5.2 IPアドレスの変更 5.3 LANリセット --- 9 第6章 ウェブページ 6.1 ウェブページの利点 6.2 ホームページを開く 6.3 ホームページの概要 6.4 ログイン規定 6.5 DC出力ページ 6.5.1 DC Powerページ → Outputタブ 6.5.2 DC Powerページ → Protectionタブ ---11 12 6.5.3 DC Powerページ → Systemタブ 6.5.4 DC Powerページ → Utilityタブ 6.6 LANページ 6.6.1 LANページ → Configureタブ 6.6.2 LANページ → Configureタブ → Modifyページ --- 17

6.6.3 LANページ → Advancedタブ 6.6.4 LANページ → Advancedタブ → Modifyページ 6.6.5 LANページ → Usersタブ 6.7 ヘルプページ --- 20 --- 8 --- 13 --- 14 --- 15 --- 16 --- 19

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第7章 VISAドライバによるプログラミング 7.1 VISAについて 7.2 VXI-12との互換性 7.3 VISA接続の開始 第9章 ソケットによるプログラミング 9.1 ソケットについて 9.3 コントローラアクセス:単独/複数クライアント 9.4 入力バッファの要求 9.5 メッセージのターミネータ 9.6 TCPソケットの使用 9.7 UDPソケットの使用 -- --- ---21 23 24 9.2 ソケットを使用した通信 第10章 WAN接続 10.1 WAN経由でのウェブページ表示 --- 25 10.2 WAN経由でのソケット接続 第11章 コマンドセット 11.1 LAN固有のコマンド 11.1.2 IPアドレスの読み出し 11.1.3 MACアドレスの読み出し 11.1.4 LAN設定のリセット 11.1.5 Z+電源識別用表示LED点滅コマンド --- 26 11.1.1 ホスト名の読み出し 第12章 RS485マルチドロップコマンド 12.1 概要 12.2.1 マスター電源の設定 12.2.2 RS485アドレス設定 12.3 Z+電源のRS485接続方法及びその構成 12.3.1 RS485マルチドロップ接続の設定 --- ---27 28 12.2 LAN接続された電源の構成 12.4 SCPIコマンドを使用したマルチドロッププログラミング 12.4.2 マルチドロップ接続のグローバルコマンド 12.4.3 操作対象のZ+電源の選択 12.4.4 全電源の出力電圧設定 --- ---30 29 12.4.1 マルチドロップ接続された電源の選択 第13章 トラブルシューティング 7.4 VISAを使用した通信 12.4.5 全電源の出力電流設定 12.4.6 全電源の出力ON/OFF 12.4.7 全電源のリセット 12.4.8 全電源の設定値の保存 12.4.9 全電源の設定値の呼び出し (注記) 本取扱説明書は英文(管理番号 IA710-04-02G)に基づいています。 第8章 IVIドライバによるプログラミング 8.1 IVIについて --- 22 8.2 IVIのサポート

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第1章 概要

1.1

はじめに

Z + シ リ ー ズ は ロ ー カ ル エ リ ア ネ ッ ト ワ ー ク ( L A N ) オ プ シ ョ ン に よ っ て リ モ ー ト コ ン ト ロ ー ル 、 計 測 、 ステータスチェックを行えます。 コンピュータのウェブブラウザからZ+電源内に組み込まれたウェブサーバを介してZ+電源を操作することが できます。 自動制御・計測のためのアプリケーションを標準ネットワークプロトコルと計測コマンドにより作成できます。 Z+電源の設置、安全基準、仕様、入出力の接続、前面パネルの操作、シリアルプログラミング(RS232/RS485)と アナログプログラミングについてはZ+シリーズ取扱説明書をご参照ください。

1.2

特長

TCP/IP A. LAN(ローカルエリアネットワーク) B. WAN(ワイドエリアネットワーク) C. インターネットを使用した遠隔地との通信 D. ネットワーク通信の設定 E. GUI画面からZ+電源の出力とステータスの操作と読み出し F. セキュリティ設定により複数人の操作や、危険性のあるプロトコルを防ぐ G. 任意の保護パスワードにより、許可のない操作を防ぐ LAN H. VISAドライバ、TCPソケット、UDPソケットをサポート I. VXI-11ディスカバリーとPingサーバをサポート J. ネットワーク接続が確立されると、“LAN状態表示LED” が点灯 K. 簡単に独自の自動制御プログラムを作成可能 L. IVI-COM、IVI-Cドライバを製品添付のCD-ROMからインストール可能 M. 標準規格のSCPIコマンド言語が使用可能 N. VISAドライバとすべてのテスト・計測ユーティリティに対応 O. TCPソケット、UDPソケットはPLC、Linux、他の非VISAコントローラをサポート P. 前面パネルからIPアドレス、MACアドレスの確認可能 Q. 前面パネルからIPアドレスの設定可能 R. 前面パネルからLANリセットの操作可能 S. ユーザーがリモートコントロールで前面パネルを点滅させることで、ラック内のZ+電源を識別可能 T. イーサーネット用RJ-45コネクタ(LAN用の標準8ピンジャックコネクタ)を装備 U. RJ-45コネクタにはリンクLEDとアクティビティLEDを搭載 V. 背面パネルのLAN状態表示LEDは、LANの通信状態を示し、LEDを点滅させることで、電源の識別可能 RS485 W. 添付のシリアルリンクケーブルを使用し、Z+電源を30台まで接続可能 X. 1つのIPアドレスでRS485接続されたすべてのZ+電源を操作可能 Y. RS485接続されたZ+電源には、LANオプションが不要 トレードマーク

(5)

第2章 仕様

2.1

Z+電源仕様

LANを使用する場合のZ+電源定格と精度は、RS232又はRS485を使用してリモートコントロールした場合と 同様です。詳細についてはZ+シリーズ取扱説明書の仕様をご参照下さい。

2.2

LAN仕様

電気仕様 イーサーネット IEEE 802.3u仕様に準拠 自動MDIX ストレートケーブル又はクロスケーブルで接続されているかを自動判別 自動ネゴシエーション 10Base-T(10Mbps)又は100Base-T(100Mbps)を自動検出 ネットワーク構成 MACアドレス TDK-Lambdaのアドレス: 00:19:F9:xx:xx:xx IPアドレス 前面パネルから確認又は設定可能(4.4項及び第5章参照) DHCP ネットワーク上のDHCPサーバからアドレスを取得 オート(自動)IP Z+電源が、自身のIPアドレスを自動的に割り当て: 169.254.xxx.xxx スタティック(固定)IP 任意のIPアドレスをZ+電源の前面パネルより設定可能 ホスト名 NetBIOSプロトコル準拠、ウェブページより設定可能(4.5項参照) 同一IPの検知 同一IPアドレス設定のリジェクト又はネットワークから切断 サブネットマスク DHCPによる設定又はウェブページより設定可能(6.6.2項参照) デフォルトゲートウェイ DHCPによる設定又はウェブページより設定可能(6.6.2項参照) DNSサーバ DHCPにより設定が可能 LANリセット 前面パネル(5.3項参照)又はSCPIコマンド(11.1.4項参照)でリセット可能 LANプロトコル

TCP LANパケットはTransmission Control Protocol に準拠 IPv4 Internet Protocol version 4

実装されているプロトコル VXI-11 コアチャンネルをサポート アボートチャンネルとインターラプトチャンネルはサポートしていません VISA VXI-11準拠 RPC、Portmapper、SCPIコマンドを使用 TCPソケット ポート番号8003にSCPIコマンドを送信 UDPソケット ポート番号8005にSCPIコマンドを送信 VXI-11ディスカバリー 接続されている機器の検出 SNMP Pingサーバ 装置へのLAN接続の確認 HTTP JavaスクリプトとJavaアプレットによるウェブページサーバ コマンド SCPI コマンド、計測、ステータスはSCPI 1999に準拠 IEEE 488.2 状態及びイベントレジスタ・ツリーをサポート

(6)

2.3

LANコマンドの速度

通信速度は代表値です。Z+ LANインターフェースは内部のコントローラやネットワークの経路でタイミング が変化します。 通信速度の仕様は、予告なく変更することがあります。

VISA

代表的なコマンドや問い合わせ速度:すべてのコマンドと問い合わせは45~50msの間で応答します。 ウェブページ(第6章参照) マルチユーザー マルチウェブページのため同時閲覧可能 Z+電源の識別 モデル名、製造番号、リビジョンなどを表示 LAN設定 LANの設定を確認、変更可能 GUI画面による操作 出力の設定、読み出し可能 コマンド送信 SCPIコマンドの送信、エラーの読み出し可能 Help TDK-Lambdaのウェブサイトへのリンク 電源構成 ローカルコントロール LANによるモニタリング中でも前面パネルからの電源操作可能 LANリモートコントロール LANを介しての電源の操作又はモニター可能 RS232/RS485通信 RS232/RS485通信を使用する場合は、LANは無効 アナログコントロール アナログコントロールによる出力の設定中でも、LANによる電源モニター可能 直列/並列運転 LAN使用時にも可能(Z+シリーズ取扱説明書参照) アドバンス並列運転 LAN使用時にも可能(Z+シリーズ取扱説明書参照) 表示機能 IPアドレス、MACアドレス 前面パネルでのアドレスの確認(第5章参照) マルチドロップアドレス 前面パネルでのRS485アドレスの確認(12.2項参照) リンクLED イーサネット・ケーブルが機器に接続されると点灯 アクティビティLED LANパケットを検出しているとき点灯 LAN状態表示LED IP接続が正常なときは緑が点灯、それ以外は赤が点灯 識別用LED点滅 対象電源の前面と背面のLEDが点滅

REM LED LANで電源の出力をコントロールしているときに点灯

スイッチ、エンコーダ LANリセット 前面パネルからLANリセット可能 IPアドレス 前面パネルからIPアドレスの変更可能 マルチドロップアドレス 前面パネルからRS485アドレスの変更可能 LAN/RS選択 RS232/RS485又はマルチドロップスレーブ運転時はLANは無効 セキュリティー ウェブページパスワード パスワードの設定が可能 (LAN設定や電源の出力設定が無許可又は偶発的に変更されることを防止) 単独クライアント 複数のコントローラからの操作を防止 UDPソケットのブロック 単独クライアントはUDPソケットを介した攻撃を防止 VXI-11ディスカバリの無効化 電源の検出を停止 Pingサーバの無効化 電源の接続確認を停止

(7)

第3章 制御方法の設定

3.1

制御方法の選択

Z+電源にLANオプションが搭載されている場合、以下に示す4つのインターフェースを選択できます。 この章では設定方法について説明します。 3.1.1 ローカルモード設定(前面パネル) LAN接続している場合でも、Z+電源はローカルモードやアナログリモートモードの操作が可能です。 Z+電源がLANリモートモードの場合、前面パネルの “REM” LEDが点灯しています。

“REM” ボタンを押すと、“REM” LEDが消灯し、ローカルモードに移行できます。

“REM” ボタンを押してもZ+電源がローカルモードに移行しない場合、次のいずれかの手順を行って ください。 ・ Z+電源にLANを介して設定変更コマンドが送信され続けている場合、Z+電源はコマンドを受信 する度にリモートモードに移行しています。 ⇒コマンド送信プログラムを停止し、“REM” ボタンを押してローカルモードに切り替えて ください。 ・ Z+電源がLANを介してローカルロックアウトモードに設定されている場合があります。 ⇒“SYSTem:REMote[:STAte] LOC/0” (Z+シリーズ取扱説明書の7.12.10項参照) コマンドを送信してローカルモードに切り替えてください。 又はACパワースイッチをOFFし、再度電源をONにします。“REM” ボタンを押して ローカルモードに切り替えてください。 3.1.2 シリアル通信(RS232/RS485/USB)リモートモード設定 Z+電源にLANオプションが搭載されている場合でも、シリアル通信(RS232/RS485/USB)が可能です。 RS232/RS485/USBリモートモード設定方法: 1. 前面パネルの “REM” ボタンを押してください。 2. “ ” が電圧計に表示されます。電圧設定ツマミを押してください。 3. 電流設定ツマミを回して、電流計に “ ” 、 “ ” 又は “ ” を表示させ電流設定ツマミを押して ください。 3.1.3 LANリモートモード設定 LANリモートモードに設定すると、イーサネット経由でプログラミングが可能です。 LANオプションが搭載されているZ+電源のウェブページを使用して、設定又はSCPIコマンドを送信す ることで、Z+電源の設定やモニタリングが可能です。 LANリモートモード設定方法 1. 前面パネルの “REM” ボタンを押してください。 2. “ ” が電圧計に表示されます。電圧設定ツマミを押してください。 3. 電流設定ツマミを回して、電流計に “ ” を表示させ電流設定ツマミを押してください。 モード 説明 注記 1 LAN イーサネット接続を使用 シリアルポート(J4‑IN)が使用不可 2 ローカル 前面パネルの設定ツマミとボタンで設定 LANにより測定と読み出しが可能 3 シリアル 通信 RS232/RS485/USB接続を使用 (J4‑IN/J4‑OUTコネクタ/J5コネクタ) LANポートが使用不可 4 アナログ リモート J1とJ3コネクタ使用(アナログ信号) LAN、ローカル、シリアル通信時に、J1コネクタの モニタ機能と、J3コネクタの機能が使用可能

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3.1.4 リンクLED Z+電源がLANに接続された場合、RJ-45コネクタに内蔵されたLED(緑)が点灯します。 3.1.5 アクティビティLED メッセージパケットが検出された場合、LED(橙)が点滅します。 3.1.6 LAN状態表示LED RJ-45コネクタの下に2色のLEDが内蔵されており、次の3通りの状態を示します。 正常運転:LED(緑)点灯 Z+電源がLAN接続可能な状態です。 Z+電源の識別:LED(緑)点滅 識別機能は、外部コンピュータ等からウェブページにアクセス又はSCPIコマンドを送信する ことで使用できます。このとき、前面パネルと同期して背面パネルのこのLEDが点滅します。 この機能は、ラックに複数台のZ+電源が搭載された場合に、Z+電源の識別に有効です。 他のZ+電源とマルチドロップ(RS485)接続した場合に、LANオプションを搭載したZ+電源の みLED(緑)が点滅します。 ウェブページにアクセス、SCPIコマンドを送信又は前面パネルを変更するとLED(緑)の点 滅は終了します。 LANフォールト:LED(赤)点灯 Z+電源がLANリモートモードでない状態、LAN接続が完了しなかった場合又はLAN接続 が切断された状態です。 図3-1 LANオプション搭載の背面パネ ル LANオプション搭載の背面パネル

1

2

3

4

① リンクLED ② アクティビティLED ③ RJ-45ソケット ④ LAN状態表示LED Z+電源にLANオプションが搭載された場合、背面パネルにはLAN用のコネクタが追加されます。

(9)

第4章 ネットワーク接続

4.1

LANケーブル

LANケーブルは、カテゴリ5以上のストレートケーブル又はクロスケーブルをご用意ください。

4.2

ネットワークの種類

1. サーバを使用したネットワーク接続: 一般的なネットワーク接続です。LANは、コンピュータサーバとネットワーク管理者によって運用されます。 サーバはZ+電源に対し、IPアドレスとその他のLANに関する割り当てをします。 サーバを使用したネットワーク接続例を図4-1に示します。 2. P2P(ピアツーピア)ネットワーク接続: Z+電源とコンピュータを直接接続する方法です。コンピュータはZ+電源以外とネットワーク接続しません。 P2Pネットワーク接続例を図4-2に示します。工場出荷時の初期状態では、Z+電源は自身のIPアドレスとそ の他LANに関する設定を自動的に行います。初期状態に戻すには、LANリセット(5.3項参照)を行ってくだ さい。また、コンピュータ側のIPアドレスを自動取得に設定すると、Z+電源がコンピュータのIPアドレスを自動 的に割り当てます。IPアドレスについては4.4項を、ウェブページについては第6章をご参照ください。 図4-1 サーバを使用したネットワーク接続例 図4-2 P2Pネットワーク接続例 Z+電源に添付されているシリアルリンクケーブル(長さ0.5m) は、LAN接続には使用できません。 イーサネット ハブ イーサネット ハブ ネットワーク サーバ カテゴリ5 ケーブル コンピュータでウェブページを開くか、 SCPIコマンドを送信してください。 LAN Z+ (IPアドレスはDHCPを使用して、サーバに よって割り当てられるか、Z+電源に固定IP アドレスを設定します) カテゴリ5ケーブル (ストレート又はクロスケーブル) コンピュータでウェブページを開くか、 SCPIコマンドを送信してください。 コンピュータは他のネットワークには 接続しません。 LAN Z+ (IPアドレスは自動的に設定されます:169.254.xxx.xxx)

(10)

4.3

LANオプション搭載のZ+電源の起動

LANオプションが搭載されたZ+電源は、自動的にネットワーク接続の有無を判別します。 また、自動的にネットワークサーバを検出又は検出後IPアドレスを取得します。さらにZ+電源は、IPアドレス 及びホスト名をネットワーク内の他の機器に送信します。 1. AC入力電圧をZ+電源に印加し、ACパワースイッチをONにしてください。 入力電圧投入後、前面パネルの電圧計に “ ” と約2秒間表示されます。 セーフスタートモード :その後、“ ” が表示されます。 自動スタートモード :その後、前回の出力設定の状態になります。 2. LANケーブルはZ+電源にACパワースイッチをONにする前又は後に接続することができます。 3. 一般的なネットワーク(ネットワークサーバ)接続の場合: 約10秒後にZ+電源背面パネルのLAN状態表示LED(緑)が点灯すると接続完了です。 4. P2P(ピアツーピア)ネットワークの場合: 約30~40秒後にZ+電源背面パネルのLAN状態表示LED(緑)が点灯すると接続完了です。 Z+電源がIPアドレスを取得すると、LAN状態表示LED(緑)が点灯します。前面パネルで確認することが できます(5.1項参照)。

4.4

IPアドレス

Z+電源にIPアドレスを付与することでネットワーク接続が可能です。IPアドレスとは、ピリオドで区切られた 4つの番号のグループです。IPアドレスの付与方法には以下の3つのモードがあります。 Z+電源のIPアドレスを確認するには、5.1項をご参照ください。 LAN状態表示LED(緑)が点灯しない場合は、 第13章をご参照ください。 DHCP オート(自動)IP スタティック(固定)IP モード設定 LANリセットの後、DHCPに設定 DHCPサーバが使用されていない場合、 LANリセットの後、オート(自動IP)に 設定 “LAN Modify” ウェブページで設定 (6.6.2項参照)。 又は前面パネルのIP1~IP4アドレスで 設定(5.2項参照)。 割り当て ネットワークサーバによる割り当て 電源自身が割り当て “LAN Modify” ウェブページで設定 (6.6.2項参照)。 又は前面パネルのIP1~IP4アドレスで 設定(5.2項参照)。 レンジ アドレス制限無し 169.254.xxx.xxx アドレス制限無し 有効期間 サーバに多数の機器が接続される場合 に変動 アドレスの重複がなければ固定 常に固定 アドレスの重複 DHCPサーバによりIPアドレスの 重複を禁止 自動的に別のIPアドレスを取得 LAN状態表示LEDと前面パネルのLED 表示が点滅

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4.5

ホスト名

ホスト名とは、数字のアドレスの代わりのテキストアドレス(例: Z10-40-29B)です。 ホスト名はZ+電源の前面パネルで確認(第5章参照)することはできません。 ホスト名は、ウェブページから確認及び作成することができます(6.6.2項参照)。 例えば、ホスト名を “LAMBDA” とした場合、プログラムでコマンドを “LAMBDA” へ送信することも可能です。 LANリセット(5.3項参照)後、Z+電源はモデル名と製造番号を組み合わせたホスト名が自動的に設定されます。 < 製品名 > < 定格電圧 > – < 定格電流 > – < 製造番号末尾3桁 > 例: ネットワーク接続により、ホスト名の取り扱い方法が異なります。以下の表をご参照ください。 モデル名 製造番号 自動作成されるホスト名 Z10-40-LAN 533Z06-0001 Z10-40-001 Z160-2.6-LAN 423A259-0001 Z160-2P6-001 DHCP オート(自動)IP スタティック(固定)IP 形式 zvv-aa-nnn zvv-aa-nnn ホスト名不可 ホスト名プロトコル NetBIOS NetBIOS ホスト名不可 ウェブページ上の ホスト名 IPアドレスをホームページ及び “LAN”⇒“Configure” ページに表示 IPアドレスをホームページ及び “LAN” → “Configure” ページに表示 IPアドレスをホームページ及び “LAN” → “Configure” ページに表示 通信にホスト名を使用する場合、2台以上の電源を 同一のホスト名としないでください。

(12)

第5章 LANの設定

5.1

IPアドレス、MACアドレスの表示

Z+電源はLANによる操作が可能な場合、以下の手順により前面パネルにIPアドレスとMACアドレスを 表示できます。 IP 1. “REM” ボタンを押します。電圧設定ツマミを電圧計に “ ” と表示されるまで回します。 2. IPアドレスを表示するには、電圧設定ツマミを押してください。電圧設定ツマミを回すと電圧計に “ ” ~ “ ” が表示され、電流計に対応したIPアドレスが表示されます。 MAC 1. “REM” ボタンを押します。電圧設定ツマミを電圧計に“ ” と表示されるまで回します。 2. MACアドレスを表示するには、電圧設定ツマミを押してください。電圧設定ツマミを回すと電圧計に “ ” ~ “ ” が表示され、電流計に対応したIPアドレスが表示されます。

5.2

IPアドレスの変更

前面パネルからIPアドレスの4つの数字(8ビット)をすべて変更することができます。 IPアドレスは4つの数字(例: “10.97.4.4” )を持っています。それぞれの数字を1~254の間で設定してください。 IP 1. “REM” ボタンを押します。電圧設定ツマミを電圧計に “ ” と表示されるまで回します。 2. IPアドレスを表示するには、電圧設定ツマミを押してください。電圧設定ツマミを回すと電圧計に “ ” ~ “ ” が表示され、電流計に対応したIPアドレスが表示されます。 電流設定ツマミを回すとIPアドレスを変更でき、電流設定ツマミを押すとIPアドレスを設定できます。 3. 電圧計に“ ” 、電流計に“ ” と約1秒間に表示されます。 4. 別のデバイスで設定したいアドレスが既に使用されている場合、前面パネルLEDが点滅し、     アドレスは設定前の状態に戻ります。いずれかのボタンを押すと点滅は止まります。

5.3

LANリセット

LANの状態を工場出荷時の初期設定に戻します。 1. “REM” ボタンを押します。電圧設定ツマミを電圧計に “ ” と表示されるまで回します。 2. 電圧設定ツマミを押します。電流計に “ ” と表示されます。 3. 電流設定ツマミを押すとシステムはリセットされます。 4. 電圧計に“ ” 、電流計に“ ” と約1秒間に表示されます。 5. 前面パネルのACパワースイッチをOFFし、再度電源をONにします。

前面パネル又は“LAN” → “Cofigure” → “Modify” ページの手順でIP アドレスを変更すると、Z+ LANのIPアドレスがスタティック(固定)に なります(DHCP及びオート(自動)IPによるアドレス指定は無効です)。

(13)

LANの初期設定: DHCP有効  (DHCPの設定を失敗した場合、オート(自動)IP設定が行われます。) IPアドレス: 169.254.xxx.xxx (“xxx”は自動的に割り当てられます。) サブネットマスク: 255.255.0.0 デフォルトゲートウェイ: 0.0.0.0 DNSサーバ: 0.0.0.0 ホスト名: zvvv-aaa-sn ディスクリプション: “Z Power Supply” 操作権限: 単独クライアント Pingサーバ: 有効 接続の継続: 1800秒(30分) オートネゴシエーション: 通信速度を自動検出 VXI-11ディスカバリー: 有効 パスワード: 無し

(14)

第6章 ウェブページ

6.1

ウェブページの利点

Z+電源のウェブページには次の利点があります。 ・ 電源名、電源情報、リビジョン及びLANセットアップ情報が読み取り可能 ・ LAN接続の設定 ・ Z+電源出力のプログラミングとモニタリング

6.2

ホームページを開く

背面パネルのLAN状態表示LED(緑)(4.3項参照)が点灯していれば、Z+電源のウェブページが利用可能です。 1. 前面パネルよりIPアドレスを確認してください(5.1項参照)。 2. インターネットエクスプローラ等のウェブページブラウザでホームページを開いてください。 Z+電源のIPアドレスを下図に示すように入力後、そのページに移動してください。 3. もしくは、Z+電源が “DHCP/オート(自動)IP” に設定され、コンピュータにNetBIOSのネーミングサービスが 運用されている場合、Z+電源のホスト名をウェブページのアドレス欄に入力してください。 ホスト名の記述方法については4.5項をご参照ください。 Z+電源のホームページに移動します。 表示されない場合は、第13章をご参照ください。 Z+電源ホームページが表示されます。 表示されない場合は、第13章をご参照ください。

(15)

6.3

ホームページの概要

ウェブのホームページを図6-1に示します。

図6-1 ウェブのホームページ

自動制御のプログラミングで、VISAは通信ドライバの1つです。

LAN機器において、IPアドレスはVISAリソース名の記述にも使用されます(4.4項参照)。 VISA Name using IP Address: (IPアドレスを使用したVISA名)

自動制御のプログラミングで、VISAリソースの代わりにホスト名を使用することができます(4.5項参照)。 VISA Name using Hostname: (ホスト名を使用したVISA名)

このアドレスは、Z+電源のマルチドロップ接続の場合に必要です。 LANオプションが搭載されたZ+電源が、マルチドロップ接続のマスター電源になります。 RS-485 Address: (RS485アドレス) ネットワーク上の機器の固有名称です。 ホスト名の初期設定については、4.5項をご参照ください。また、変更方法については6.6.2項をご参照 ください。ホスト名がネットワークネームサーバに登録されていない場合、IPアドレスが表示されます。 Hostname (ホスト名) LANケーブル(ストレートケーブル又はクロスケーブル)で接続されると、ネットワーク上の機器が 自動的に検出されます。 Auto-MDIX (オートMDIX) LANの伝送速度は、自動的に最速に調節されます。 Auto-Negotiate (オートネゴシエーション)

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6.4

ログイン規定

・ ウェブページを同時に閲覧することが可能ですが、同時に閲覧する人数が多くなると、通信速度は遅く なります。 ・ Z+電源の設定変更を行うためにログインできるユーザーは一度に一人だけです。 ・ VISAやソケット接続での自動制御プログラムが実行中の場合、ウェブページの閲覧はできますが、 ログインすることができないので設定を変更することはできません。 ・ ユーザーがログインしている間は、自動制御プログラムによるVISAやソケットによる接続はできません。 ・ ユーザーのログアウトは、“LOGOUT” ボタンを選択するか、ウェブブラウザを閉じるか又はLANのタイ ムアウト(6.6.3項参照)による指定時間ウェブブラウザへアクセスを行わないことで行われます。 ・ ログインしている間は、ログインしているウェブページをコピーして2重に開くことはできません。 ・ 自動制御プログラムが実行中の場合、ウェブページを開くことはできません。 Z+電源の出力設定やLAN設定変更をするにはログインしなければなりません。“DC Power” ページを 選択してください。 ウェブページ左下にある “LOGIN” ボタンを選択すると、別ウィンドウが開きます。

“Username:” 欄に “admin” と入力してください。“Password:” 欄に パスワードを入力してください。 (パスワードの初期設定は、ブランクです。ログイン後にパスワードの設定を推奨します。)

“Login” ボタンを選択してください。

パスワードは、“LAN” ページ → “Users” タブより設定できます。

(17)

6.5

DC出力ページ

“DC Power” ページを選択すると、下図のウェブページが開きます。 サブメニューによりZ+電源の操作や出力設定を行うことが可能です。 6.5.1 DC Powerページ → Outputタブ このボタンを選択すると、マルチドロップ接続されているZ+電源が検出されます。 そして、それらのアドレスが Multi-Drop RS-485 Address リストボックス内に示されます。 このボタンは、LANオプションを搭載したZ+電源に有効です。詳細については第12章をご参照ください。 Refresh List ボタン (リフレッシュリスト) “DC Power” ページを選択した場合、“Output” タブのウェブページが表示されます。 このアドレスは、RS485のマルチドロップ接続を構成した場合に有効です。 マルチドロップに接続されていない場合、LANオプションを搭載したZ+電源のアドレスのみ表示 されます。詳細については第12章をご参照ください。 Multi-Drop RS-485 Address  (RS485のマルチドロップアドレスの選択) このボタンを選択すると、対象のZ+電源前面パネルと背面パネルのLAN状態表示LED(緑)が点滅 します。この機能により、複数台のZ+電源をラックに搭載した場合、現在操作している電源の識別に 有効です。 マルチドロップ接続では、LANオプションを搭載したマスターのZ+電源だけがLED点滅します。 この点滅を止めるには、再度 “Blink Identify” ボタンを選択するか、Z+電源前面パネルの設定ツマミ を回すか、ボタンを押してください。また、SCPIコマンドを送信することでも点滅を止めることができます。 Blink Identify ボタン (表示点滅電源の設定) 選択されたZ+電源の電圧計、電流計、動作モード(Voltage CV:定電圧、Constant CC:定電流又は OFF)を表示します。異常発生時には、電圧計にその状態を表示します。 Measurement  (出力状態表示)

“Voltage Limit” はCV電圧設定、“Current Limit” はCC電流設定です。

また、“Output” の “On/Off” は出力のON/OFFです。選択された電源の現在の設定を示します。 設定するには、“Check To Modify” チェックボックスを選択します。

設定値を入力し、“Apply” ボタンを選択します。

設定値を確認するには、“Check To Modify” チェックボックスの選択をはずします。 Settings  (設定)

(18)

6.5.3 DC Powerページ → Systemタブ この機能は、マルチドロップ接続されているグループの電源に有効です。 “DC Power” ページの “System” タブを選択してください。4つの機能が利用できます。 6.5.2 DC Powerページ → Protectionタブ “DC Power” ページの “Protection” タブを選択してください。4つの保護機能の設定ができます。 Over-Voltage Protection : 過電圧保護 Under-Voltage Protection : 低電圧保護 Foldback Protection : フォルドバック保護:CV⇔CCの状態推移を検出して出力を遮断 (Z+シリーズ取扱説明書の5.3.4項参照)

Auto Start Setting : スタートモードの設定(Z+シリーズ取扱説明書の5.2.5項参照) ただし、マルチドロップ接続時は、“Multi-Drop RS-485 Address” リストボックスで選択したZ+電源のみ、 本項目の設定が適用されます。

“Multi-Drop RS485 Address” のリストボックスで選択されたZ+電源をリセットします。 Reset One Instrument ボタン (1台リセット)

RS485バスに接続されているすべてのZ+電源をリセットします。 Reset All Instruments ボタン (グループ全体リセット)

“Multi-Drop RS485 Address” のリストボックスで選択されたZ+電源(1台のみ)の設定を保存します。 Z+電源には4つまで設定保存できますが、設定はメモリ1に保存します。

(19)

6.6.1 LANページ → Configureタブ

“LAN” ページの “Configure” タブを選択すると、設定可能になります。

IPアドレスを取得した方法が示されます(“DHCP/Auto IP” 又は “Static IP”)。 IP Address Source  (IPアドレスソース)

DHCP、オート(自動)IP、スタティック(固定)IPによってZ+電源に割り当てられたIPアドレスが示さ れます。 IP Address: (IPアドレス)

6.6

LANページ

“LAN” ページを選択すると、以下のウェブページが開きます。 サブメニューにより、Z+電源のLANを設定することができます。 6.5.4 DC Powerページ → Utilityタブ SCPIコマンドの送受信に使用します。ウェブページに無い機能を使用する際に用います。

SCPIコマンドを “Send Custom SCPI Commands” の下部テキストボックスに入力し、“Send and Read” ボタンを 選択してください。

コマンドの種類によっては、Z+電源から応答が無いものもあります。Z+電源から応答のある場合、SCPIコマ ンドを入力した下部にあるテキストボックスに電源からの応答が示されます。

システムエラーメッセージを確認するには、“SYSTem:ERRor:ENABle” コマンドを送信しエラーメッセージを 有効にした後、“Read Errors” ボタンを選択してください。

エラーメッセージ(エラー無しの場合: “No error” )が “Read System Errors” の下部テキストボックスに示 されます。

(20)

初期設定は “Z Power Supply” です。6.6.2項に示す方法により変更できます。 Description: (備考)

初期設定は、“One Client Only” です。6.6.2項に示す方法により変更することができます。 Controller Access: (コントローラアクセス) “Configure” の設定を変更できます。詳細については6.6.2項をご参照ください。 Modify ボタン (設定変更) DHCP、オート(自動)IP、スタティック(固定)IPのサブネットマスクが示されます。 Subnet Mask: (サブネットマスク) Z+電源がローカルサブネット外との通信を行うためのネットワークルーターのアドレスが表示 されます。 Default Gateway: (デフォルトゲートウェイ) ホスト名でZ+電源にアクセスする場合に使用されます。 DNS Server: (DNSサーバ) 通信リンクの確立に、IPアドレスの代わりにZ+電源のホスト名を利用できます。 ホスト名の初期設定は、モデル名と電源の製造番号で構成されます(4.5項、6.6.2項参照)。 また、6.6.2項に示す方法によりホスト名を変更できます。 Hostname: (ホスト名)

6.6.2 LANページ → Configureタブ → Modifyページ

“Modify” ボタンを選択すると “LAN Modify” ウィンドウが開きます。 このウインドウよりLANの設定変更が可能です。

“TCP/IP Mode” の “Static IP” 又は ”DHCP Enabled/Auto IP” の選択により変更可能な箇所が変 わります。変更を適用するには “Apply” ボタンを選択してください。 LAN設定変更後に、ウェブブラウザウィンドウを閉じる場合、確認の ためウェブブラウザは現在のページを閉じるかを聞いてきます。 新しいアドレスで開きなおしてください。 この変更によりIPアドレスが重複した場合、LAN状態表示LEDと 前面パネルLEDが点滅し、変更前の状態に戻ります。 LEDの点滅を止めるには、前面パネルのいずれかのボタンを 押してください。 LAN設定変更後、電源リセットが必要な場合があります。

(21)

“One client only” (単独アクセス) :単独のTCPソケットを利用し、信頼性の高いネットワークセキュリティ設定にします。 単独クライアントのみウェブページを閲覧することができます。UCPソケットは使用できません。 Multiple clients  (複数アクセス) :UDPソケットを利用し、同時に複数クライアントがウェブページを閲覧することができます。 複数のTCPソケットも利用可能です。 Controller Access  (コントローラアクセス) 設定変更を適用し保存するには、このボタンを選択してください。 Apply ボタン (適用) ウィンドウを閉じるには、このボタンを選択してください。 Close ボタン (クローズ)

“Hostname” 及び “Description” を空欄にしたまま “Apply” を選択しないでください。 設定により、ネットワーク内でZ+電源にIPアドレス等が割り当てられます。

“DHCP Enabled/Auto IP” 又は “Static IP” のどちらかを選択してください。 TCP/IP Mode TCP/IP

Static IP”

ネットワークのDHCPサーバにより、“IP Address”、“SubnetMask”、“Default Gateway”、 “DNS Server” が割り当てられるため入力することはできません(灰色箇所)。

サーバより、これらの割り当てが行われない場合、Z+電源は自動的にIPアドレスを割り当 てます(4.4項参照)。この場合、“Hostname” 及び “Description” が編集可能です。 DHCP Enabled/Auto IP”

“IP Address”、“Subnet Mask” 及び “Default Gateway” が編集可能です。

Z+電源を別のLAN接続に移行しない限り、これらの設定を変更しないでください。 また、これらの設定値はネットワークサーバの要求を満たしたものにしてください。 “DNS Server” 及び “Hostname” に入力することはできません(灰色箇所)。

(22)

このプロトコルにより、ネットワークサーバがLANに接続されている機器を検出します。

この機能は、“LAN” タブ、“Advanced” タブ、“Modify” のウィンドウが開いている間は無効になります。 Vxi Discovery:  (VXIディスカバリー)

このサービスは、常に有効でLAN接続ケーブルがストレートケーブルかクロスケーブルかを 自動判別します。 Auto-MDIX:  (オートMDIX) Modify ボタン (設定変更) “Advanced” の設定変更を行うことができます。詳細については6.6.4項をご参照ください。 6.6.3 LANページ → Advancedタブ “LAN” ページの “Advanced” タブを選択して、設定ウィンドウを開いてください。 ログイン後、ウェブページに一定の時間操作がない場合、自動的にログアウトになります。 初期設定は、1800秒(=30分)です。“Modify” ボタンを選択し、“LAN Timeout”に時間(単位:秒) を入力してください(6.6.4項参照)。

LAN Timeout:  (LANのタイムアウト設定)

“Ping” とは、ネットワークユーティリティでLANに接続されているZ+電源にサーバとの接続確認を 行うものです。

この機能は、“LAN” タブ、“Advanced” タブ、“Modify” のウィンドウが開いている間は無効になります。 Ping Server:  (ピンサーバ)

Auto-Negotiate: (オートネゴシエーション)

LANカードが対応しているネットワーク速度を示します。

6.6.4 LANページ → Advancedタブ → Modifyページ

“Modify” ボタンを選択すると “LAN Modify” ウィンドウが開きます。

(23)

6.6.5 LANページ → Usersタブ

ウェブページのパスワードを設定することができます。

VISAやソケットを使用した自動制御プログラミングでは、パスワード保護は無効です。 初期設定時、パスワードは設定されておらず、“Enter old password” は空欄です。 “Enter new password” 欄に4文字以上のパスワードを設定してください。

その後、“Retype new password” 欄に同じパスワードを入力してください。 パスワードには、スペースや特殊文字の使用はできません。

変更を適用するには “Apply” ボタンを選択してください。

Z+電源前面パネル又はSCPIコマンドからの “LAN Reset” を行なうことで、初期設定(空欄)に戻す ことができます。

6.7

ヘルプページ

LAN設定変更後、ウェブページを閉じるように要求される ことがあります。 LAN設定変更後、Z+電源のリセットを要求されることが あります。 “Help” タブを選択すると、下図のウェブページが開きます。 弊社ウェブページのリンク先がありますのでご利用ください。

(24)

第7章 VISAドライバによるプログラミング

7.1

VISAについて

製造現場でのテストや計測において、ハードウェアドライバ、コンフィギュレーションユーティリティ、コネクション マネージャーを持つVirtual Instrument Software Architecture(VISA)は、一般的なフレームワークのひとつです。 VISAは多様なバス通信をサポートしています。VISAドライバは、すでにいくつかの計測器メーカで使用され ています。Windows COMやDLLライブラリをサポートしているプログラミング言語はVISA関数を呼び出すこと ができます。

7.2

VXI-11との互換性

VXI-11はコンピュータと計測器を通信で接続するプロトコルです。VISAはVXI-11仕様に準拠しています。 Z+電源はVXI-11プロトコルとの互換性を有します。 ・ VXI-11 Device_link 計測器とのリンクを開始します。 ・ VXI-11 Device_write 計測器にテキストを書き込みます。 ・ VXI-11 Device_read 計測器からテキストを読み込みます。 ・ VXI-11 Destroy_link 計測器とのリンクを切断します。

7.3

VISA接続の開始

VISAライブラリを使用することにより、テストプログラムや自動制御プログラムを簡単に作成することが できます。 Z+電源のサポートするVISA関数は、Open関数、Read関数、Write関数、Close関数を含みます。 VISAリソースの割り当ては、個々のZ+電源ごとに記述されます。Z+ LANの記述子(ディスクリプタ)は、 Z+電源のホームページで確認できます。VISAリソースはZ+電源のIPアドレス又はホスト名を使用します。

7.4

VISAを使用した通信

VISAのWrite関数はZ+電源にSCPIコマンドを送ります。VISAのread関数はSCPIクエリの応答を読み取ります。 Z+ LANのVISAリソースの割り当ての例:

フォーマット:TCPIP[board]::IP address/Host Name[::LAN device name][::INSTR] [board] はLANカードの番号です。“0” はオプションです。 [::LAN device name] の初期設定は “inst0” です。

[::INSTR] はオプションです。

例:TCPIP::10.225.26.60::inst0::INSTR TCPIP1::Z10-40-001::INSTR

(25)

第8章 IVIドライバによるプログラミング

8.1

IVIについて

製造現場のテストや計測において、Interchangeable Virtual Instrument(IVI)は、計測器ドライバの標準化に 使用される規格です。IVIはVISAのハードウェアドライバ上にビルドされます。IVIは、.NET、COM、DLLライ ブラリ等ほとんどのプログラミング言語が標準的に呼び出すことのできるインターフェースを持っています。 ナショナルインスツルメンツ社のMeasurement and Automation Explorer (MAX)またはアジレント社のI/Oライ ブラリのマネージャユーティリティにて構成することができます。オプションのパラメータからプログラムでIVI の設定を行うことも可能です。 システム設計者にとっては以下の利点があります。 ・ 新規のIVI計測器のコマンドの習得に必要な時間を削減するため、共通の機能を標準化しています。 Z+のためにSCPIコマンドを習得する必要がありません。 ・ シミュレーションモードにて、機器が接続されていなくてもコードを実行することができます。 ・ 自動的にステータスチェックを行い、各機器の設定が受け付けられるかどうかを確認します。 ・ ラッパーがWindows上の種々のプログラミング環境へ簡単に接続することができます。 ・ IVIドライバは互換性があり、プリグラムの変更なく機器の取り換えが容易にできます。

8.2

IVIのサポート

IVIに関する情報については、以下のウェブサイト等が参考になります。

・ IVI Foundationのホームページの“IVI Getting Started Guide”には、各種のプログラミング言語のため の解説が記載されています。

www.ivifoundation.org

(26)

第9章 ソケットによるプログラミング

9.1

ソケットについて

Z+ LANのVISAドライバは、試験や計測の現場では一般的なものです。しかし、インストールやライセンスの 問題、コントローラがVISAをサポートしていない(例:工業用PLC)等の理由でVISAを使用できない場合が あります。 VISAドライバが使用できない場合、Z+はソケット通信を行うことができます。ソケット通信は、すべての オペレーティングシステムやプログラミング環境で一般的に利用されている低レベルLANプロトコルです。

9.2

ソケットを使用した通信

ソケット通信はソケットによる通信を確立することで、SCPIテキストコマンドの送受信を行います。 プログラミング言語におけるソケットを管理する関数は、TCPスタックと呼ばれます。 ソケットのプロトコルには、TCP及びUDPの2種類があります。 各ソケットには、それぞれポート番号が割り当てられます。詳細については9.6項、9.7項をご参照ください。

9.3

コントローラアクセス:単独/複数クライアント

ウェブページは、一度に接続できるコンピュータ(以下 “クライアント” と記述)の数を制限できるように セキュリティ設定ができます。 Z+ LANインターフェースのウェブページの性能は、同時に使 用しているウェブページ、ポート、ソケットの数に影響されます。 同時に使用する場合、3つまでを推奨します。 単独/複数クライアントの制限事項 単独クライアント 複数クライアント ウェブページ: 同時に複数のウェブページを開くことが可能 ログインしていない 表示のみで、電源の操作はできない ウェブページ: VISA又はソケットのポートがオープンしている場合、ログインできない “admin” によるログイン ログイン後は、他からの通信は遮断 VISA通信 1つのVISAポートのみオープン可能 VISA又は “admin” ウェブページが 開いていない場合、 1つだけTCPソケットをオープン可能 UDPソケットは遮断 TCPソケット UDPソケット VISA又は “admin” ウェブページが 開いていない場合、 TCPソケット、UDPソケットの接続方 法で複数から通信可能

(27)

9.4

入力バッファの要求

TCPソケット又はUDPソケットを用いるコントローラとの通信では、Z+電源はコマンドの連続受信が可能で、 コマンドはその後逐次処理されます。Z+電源の内部処理が過負荷にならないように、コントローラは コマンド送信だけではなく、時々クエリを送信し、Z+電源からの応答を待ってください。 Z+電源からのアクノリッジ応答は、すべてのコマンド処理が正常に終了したことを示します。

9.5

メッセージのターミネータ

TCPソケットを介して、複数のSCPIコマンドを送信するプログラムを使用する場合、ソケットドライバは1つの長い パケットの中にすべてのメッセージを結合します。したがって、各SCPIコマンドの後にターミネータを加える 必要があります。

9.6

TCPソケットの使用

TCPソケットは最も一般的なソケットタイプです。通信の確立、メッセージの受信確認、伝送エラーの検出 及び修正を行うことができます。 SCPIコマンドを送信するには、TCPソケットのポート番号を8003に設定してください。 問い合わせの応答は、ラインフィードとキャリッジリターンのターミネータが自動的に末尾に付加されます。 ウェブページからLANコントローラを “複数クライアント” に設定すると、1台のZ+電源に対して3つまでの コントローラがTCPソケットを開きます。

9.7

UDPソケットの使用

UDPソケットはネットワークの情報量を減らした、シンプルなソケットタイプです。メッセージを送信しても、 アクノリッジを送信しないコネクションレスのプロトコルです。 SCPIコマンドを送信するには、UDPソケットのポート番号を8005に設定してください。 問い合わせの応答は、ラインフィードとキャリッジリターンのターミネータが自動的に末尾に付加されます。 UDPソケットを開く前に、ウェブページを開き “コントローラ アクセス” の “Multiple Clients” を選択設定 してください(6.6.2項参照)。 1台のZ+電源に対して3つまでのコントローラがUDPソケットを開きます。 ターミネータ(ASCII 16進表示) 下記のターミネータが必要: ラインフィード(0x0A)、キャリッジリターン(0x0D) ラインフィード(0x0A)、キャリッジリターン(0x0D)が 応答の末尾に付加されます。 Z+ LANからの応答 コントローラからのコマンド ソケットを使用する場合、SCPIの指令コマンドの送信回 数は、クエリコマンド1回につき20回までとしてください。 すべてのSCPIコマンドにターミネータをつけてください。

(28)

第10章 WAN接続

10.1 WAN経由でのウェブページ表示

LANオプション搭載のZ+電源は、ウェブページを表示するためにサーバ(ポート番号80)を有しています。 このポートでインターネットに接続します。 ネットワーク管理者に依頼し、LANオプション搭載のZ+電源にグローバルIPを割り当ててください。 また、WAN接続するためにネットワークサーバのポート番号80のポート転送設定を行ってください。

10.2 WAN経由でのソケット接続

ネットワーク管理者に依頼し、LANオプション搭載のZ+電源にグローバルIPを割り当ててください。 また、WAN接続するためにネットワークサーバのポート番号8003(TCPソケット用)及びポート番号8005(UDPソケット用)の ポート転送設定を行ってください。

Wide Area Network(WAN:グローバルインターネット)に接続するためには、ネットワークサーバに次の設定を 行ってください。

(29)

第11章 コマンドセット

11.1

LAN固有のコマンド

コマンドの詳細についてはZ+シリーズ取扱説明書をご参照下さい。 11.1.1 ホスト名の読み出し ホスト名の読み出しクエリは次の通りです。 11.1.2 IPアドレスの読み出し IPアドレスの読み出しクエリは次の通りです。 11.1.3 MACアドレスの読み出し MACアドレス読み出しクエリは次の通りです。 11.1.4 LAN設定のリセット このコマンドを送信するとLAN接続が無効になります。 コマンド送信後、Z+電源のリセットが必要となる場合が あります。 このコマンドを送信すると、LANの設定が工場出荷時の状態に戻ります。また、コマンド送信により IPアドレス、ホスト名も変更されますので、LAN接続が無効になります。そのため、このコマンドは 診断ツールにのみご使用ください。 11.1.5 Z+電源識別用LED点滅コマンド 構文 SYSTem:COMMunicate:LAN:RESet 例 SYST:COMM:LAN:RES

構文 SYSTem:COMMunicate:LAN:IDLED 1 / ON,0 / OFF 例 SYSTem:COMMunicate:LAN:IDLED 1 クエリ構文 SYSTem:COMMunicate:LAN:HOST? 例 SYST:COMM:LAN:HOST? 返答パラメータ ホスト名の文字列は最大16文字です。 例 Z10-40-123 (これは、初期設定のホスト名です。) クエリ構文 SYSTem:COMMunicate:LAN:IP? 例 SYST:COMM:LAN:IP? 返答パラメータ IPアドレスの文字列は最大15文字です。 例 169.254.9.35 (これは、初期設定のIPアドレスです。) クエリ構文 SYSTem:COMMunicate:LAN:MAC? 例 SYST:COMM:LAN:MAC? 返答パラメータ MACアドレスの文字列は最大17文字です。 例 00:19:f9:00:24:3b (これは、初期設定のMACアドレスです。)

(30)

第12章 RS485マルチドロップコマンド

12.1

概要

LANオプション搭載のZ+電源を1台用意し、他のLANオプションを搭載していないZ+電源と接続することで、 最大30台のZ+電源を接続することができます。LANオプション搭載のZ+電源にIPアドレスが付与され、 このZ+電源を介してLANオプション未搭載のZ+電源もLAN接続が可能になります。 これをマルチドロップ接続といいます。LANオプション搭載のZ+電源はイーサネットケーブルでLANに接続して ください。他のLANオプション未搭載のZ+電源は、添付のRS485シリアルリンクケーブルで接続してください(J4-OUTからJ4-IN)。マルチドロップ機能の特長は、RS485シリアルリンクケーブルで接続されたすべての 電源に対しグローバルコマンドを適用できることです。 マルチドロップ接続では、LANオプションを搭載した1台のZ+電源に対して、 同時にアクセスするコンピュータ等のコントローラの台数は1台です。アクセスは 1対1としてください。LANに複数台のコントローラが接続されていても、1台のZ+ 電源に対して同時に複数のコントローラからアクセスすることはできません。 図12-1 Z+電源のマルチドロップ接続

12.2

LAN接続された電源の構成

LANオプション搭載のZ+電源、すなわちイーサネットと接続されるZ+電源をマスター電源と呼びます。 12.2.1 マスター電源の設定 A. LANオプション搭載のZ+電源をLANに接続します(第4章参照)。 B. 図12-1に示すように、RS485シリアルリンクケーブルでZ+電源背面パネルのJ4-OUTと次に接続する Z+電源背面パネルのJ4-INを接続してください。 C. Z+電源のACパワースイッチをONにしてください。 D. LANオプション搭載のZ+電源をLANリモートモードにしてLANに接続してください(3.1.3項参照)。 E. Z+電源のRS485アドレスを設定してください(12.2.2項参照)。 12.2.2 RS485アドレス設定 LANオプションが搭載されていないZ+電源にはRS485のアドレスを設定します。 LANオプションが搭載されていないZ+電源がアナログリモートモードの場合、ローカルモードに移行してく ださい(3.1.1項参照)。 1. 前面パネルにある “REM” ボタンを押してください。 電流計に “ ” と表示されます。 カテゴリ5 ケーブル イーサネット ハブ ネットワーク サーバ LANオプション LAN LAN RS485シリアル リンクケーブル J4-OUT RS485シリアル リンクケーブル J4-OUT J4-OUT

J4-OUT J4-OUT J4-OUT J4-IN J4-IN J4-IN J4-IN LANオプション無し LANオプション無し LANオプション無し LANオプション無し LANオプション 30台まで 接続可能 30台まで 接続可能 異なるRS485 アドレスを使用 異なる IPアドレスを使用 同じRS485 アドレス可

(31)

12.3

Z+電源のRS485接続方法及びその構成

RS485接続の設定がなされたZ+電源を、スレーブ電源と呼びます。 スレーブ電源は、マスター電源のLANポートを介して個別にコマンドや応答を送受信します。 12.3.1 RS485マルチドロップ接続の設定 A. RS485シリアルリンクケーブルを使用して、マスター電源の “J4-OUT” コネクタとスレーブ電源の “J4-IN” コネクタを接続します。 B. 各Z+電源のACパワースイッチをONにしてください。 C. 各Z+電源にRS485リモートモード設定を行います(3.1.2項参照)。 D. 各Z+電源のアドレスを設定します(12.2.2項参照)。 E. 通信速度を設定します。“REM” ボタンを押し、電圧設定ツマミを回して電圧計に “ ” を表示させ、 電圧設定ツマミを押してください。電流計に通信速度が表示されます。 電流設定ツマミを回して “ ” に設定し、電流設定ツマミを押してください。

12.4

SCPIコマンドを使用したマルチドロッププログラミング

12.4.1 マルチドロップ接続された電源の選択 コントロールする電源を選択するには、“INSTrument:NSELect <アドレス>” コマンドを送信してください。 アドレス設定されたZ+電源はSCPIコマンドを受け付けます。次に “INSTrument:NSELect <アドレス>” が 送信されるまで、設定された電源のみすべてのコマンドやクエリが適用されます。 ACパワースイッチをONにすると、LANのマスター電源が自動的に選択されます。 “INSTrument:NSELect<アドレス>” コマンド送信後、“INSTrument:NSELect?” コマンド又は “SYSTem:ERRor?” コマンドを送信し、指定した電源アドレスに間違いがないか確認することを推奨 します(Z+シリーズ取扱説明書の7.12.2項参照)。 12.4.2 マルチドロップ接続のグローバルコマンド グローバルコマンドを送信すると、マルチドロップ接続されたすべての電源に加え、LANオプションが 搭載された電源にもコマンドが適用されます。 ・ すべての電源に “SYSTem:ERRor?” コマンドを送信してもエラーメッセージが返信されないことを 確認してください。エラーメッセージが返信される電源は、グローバルコマンドに応答できません。 ・ グローバルコマンドを送信後、次のコマンドを送信するまで20m秒お待ちください。また、連続して グローバルコマンドを送信する場合、各グローバルコマンド間の送信間隔を20m秒以上あけてください。 間隔をあけずにコマンドを送信すると、コマンドが受け付けられないことがあります。 ・ グローバルコマンドのクエリ構文はありません。グローバルコマンド送信後の各Z+電源の設定の 確認は、個別にZ+電源を選択し、その設定を読み出す必要があります。 ・ エラーレジスタやステータスレジスタの操作は個々のZ+電源ごとに行う必要があります。 (グローバルコマンドは使用できません。) ・ グローバルコマンドはSCPI準拠ではありません。 “INSTrument:NSELect <アドレス>” にて設定された状態は、途中にグローバルコマンドを送信しても アドレス変更がされない限り有効です。 例) コマンド送信がされた後、アドレス4以外の電源の出力電圧設定は70Vです。 アドレス4の電源の出力電圧設定は90Vです。 (“INSTrument:NSELect <アドレス>” コマンドを再度送信する必要はありません。) INST:nSEL 4 :VOLT 50 GLOB:VOLT 70 (20m秒待ってから次のコマンド送信) :VOLT 90

(32)

12.4.3 操作対象のZ+電源の選択 このコマンドは、マルチドロップ接続内の操作対象のZ+電源を選択します。操作対象のZ+電源が変更 されるまで、その後のコマンドやクエリは、現在選択中のZ+電源が対象となります。ACパワースイッチを ONにすると、LANオプション搭載のZ+電源が自動的に選択されます。 以下のグローバルコマンドは、マルチドロップ接続されたすべての電源に適用されます。 これらのグローバルコマンドに対応するクエリ構文はありません。 12.4.4 全電源の出力電圧設定 12.4.5 全電源の出力電流設定 12.4.6 全電源の出力ON/OFF 12.4.7 全電源のリセット 12.4.8 全電源の設定値の保存 12.4.9 全電源の設定値の呼び出し コマンド構文 GLOBal:VOLTage[:AMPLitude] <nn.nn> パラメータ <nn.nn> :<nn> は出力電圧値であり、接続されている全Z+電源に適用されます。 例 GLOB:VOLT 9.45 コマンド構文 INSTrument:nSELect <nn> パラメータ <nn> :<nn>はZ+電源のRS485アドレスです。1~31までの値が設定できます。 例 INST:nSEL 6 クエリ構文 INST:nSEL? :上の例では、 “06” が返ります。 コマンド構文 GLOBal:CURRent[:AMPLitude] <nn.nn> パラメータ <nn.nn> :<nn> は出力電流値であり、接続されている全Z+電源に適用されます。 例 GLOB:CURR 350 コマンド構文 GLOBal:OUTPut:STATe <0|1|OFF|ON> 例 GLOB:OUTP:STAT ON コマンド構文 GLOBal:*RST 例 GLOB:*RST コマンド構文 GLOBal:*SAV x : x は 1、2、3、4のいずれかに設定 例 GLOB:*SAV 1 コマンド構文 GLOBal:*RCL x : x は 1、2、3、4のいずれかに設定 例 GLOB:*RCL 1

(33)

第13章 トラブルシューティング

IP LAN LED “IP1~IP4” が表示されない場合、LANが無効になっています。 A. LANが選択されていることを確認してください(3.1.3項参照)。 B. Z+電源のACパワースイッチをOFFにします。 C. Z+電源のACパワースイッチをONにし、電圧計に数秒間 “ ” 表示されるのを確認してください。 IP LAN LED 前面パネルにてIPアドレスを確認しIPアドレスがすべてゼロの場合、Z+電源はネットワークに接続されて いません。 A. LANケーブルが有効なネットワークに接続されていることを確認してください。背面パネルのリンク LED(緑)(RJ-45コネクタ:3.1.3項参照)が点灯していることを確認してください。LEDが点灯していない 場合、LANケーブルは正しく接続されていません。 B. しばらく待ち、再度IPアドレスを表示させてください。オート(自動)IPモードの場合、ACパワースイッチ 再投入後最長30秒でIPアドレスが生成されます。 C. ネットワーク上の2つのデバイスで同じIPアドレスになっている可能性があります。Z+電源がこの状態 の場合、IPアドレスの割り当てができずIPアドレスがすべてゼロになります。 これは、Z+電源がスタティック(固定)IPアドレスモード(4.4項参照)の場合に起こる可能性が あります。このような状況の場合、次のどちらかを行ってください。 ⅰ. 前面パネルからLANリセットを行ってください(5.3項参照)。Z+電源はネットワーク上のDHCP サーバからアドレスを取得するか、169.254.xxx.xxx サブネットにアドレスを生成します。 もし、このサブネットが使用しているものと異なる場合、ネットワークと互換性を持つIPアドレスを 前面パネルから設定してください(5.2項参照)。 ⅱ. ネットワークからアドレスが重複しているLANデバイスをはずしてください。前面パネルのACパワー スイッチをOFFし、再度電源をONにします。 約10秒後にZ+電源は、スタティック(固定)IPアドレスを割り当てます。 Z+ LAN状態表示LED(緑)が点灯しており、前面パネルでIPアドレスを確認できるにもかかわらず、ウェブページが 開けない又はVISAやソケットによる通信ができない場合は、Z+電源に “Ping” を実行してください。 Pingユーティリティは、コンピュータネットワーク上でメッセージを送ることやZ+電源からの応答を受け取る ことが可能か確認できます。 Windows XPコンピュータでコマンドラインウィンドウを開く場合: A. “スタート” ボタンを押して、“ファイル名を指定して実行” を選択します。 B. “ファイル名を指定して実行” 画面が開きます。“cmd” を入力し <Enter> を押します。

C. コマンドウィンドウが開きます。“ping <IPアドレス>” を入力します(IPアドレスについては5.1項参照)。 正常に実行できたか確認してください。

エラーが発生した場合、Z+電源とコンピュータのLAN設定に不具合があるか、Z+電源の “Ping” 機能が 無効になっている可能性があります(6.6.3項参照)。この場合、Z+電源のLANリセット(5.3項参照)を行い、 もう一度 “Ping” を実行してください。

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