• 検索結果がありません。

SCPI コマンドを使用したマルチドロッププログラミング

ドキュメント内 Visio-IA _XJ.vsd (ページ 31-35)

第9章 ソケットによるプログラミング 9.1 ソケットについて

12.4 SCPI コマンドを使用したマルチドロッププログラミング

12.4.1 マルチドロップ接続された電源の選択

コントロールする電源を選択するには、“INSTrument:NSELect <アドレス>” コマンドを送信してください。

アドレス設定されたZ+電源はSCPIコマンドを受け付けます。次に “INSTrument:NSELect <アドレス>” が 送信されるまで、設定された電源のみすべてのコマンドやクエリが適用されます。

ACパワースイッチをONにすると、LANのマスター電源が自動的に選択されます。

“INSTrument:NSELect<アドレス>” コマンド送信後、“INSTrument:NSELect?” コマンド又は

“SYSTem:ERRor?” コマンドを送信し、指定した電源アドレスに間違いがないか確認することを推奨 します(Z+シリーズ取扱説明書の7.12.2項参照)。

12.4.2 マルチドロップ接続のグローバルコマンド

グローバルコマンドを送信すると、マルチドロップ接続されたすべての電源に加え、LANオプションが 搭載された電源にもコマンドが適用されます。

・ すべての電源に “SYSTem:ERRor?” コマンドを送信してもエラーメッセージが返信されないことを 確認してください。エラーメッセージが返信される電源は、グローバルコマンドに応答できません。

・ グローバルコマンドを送信後、次のコマンドを送信するまで20m秒お待ちください。また、連続して グローバルコマンドを送信する場合、各グローバルコマンド間の送信間隔を20m秒以上あけてください。

間隔をあけずにコマンドを送信すると、コマンドが受け付けられないことがあります。

・ グローバルコマンドのクエリ構文はありません。グローバルコマンド送信後の各Z+電源の設定の 確認は、個別にZ+電源を選択し、その設定を読み出す必要があります。

・ エラーレジスタやステータスレジスタの操作は個々のZ+電源ごとに行う必要があります。

(グローバルコマンドは使用できません。)

・ グローバルコマンドはSCPI準拠ではありません。

“INSTrument:NSELect <アドレス>” にて設定された状態は、途中にグローバルコマンドを送信しても アドレス変更がされない限り有効です。

例)

コマンド送信がされた後、アドレス4以外の電源の出力電圧設定は70Vです。

アドレス4の電源の出力電圧設定は90Vです。

(“INSTrument:NSELect <アドレス>” コマンドを再度送信する必要はありません。)

INST:nSEL 4 :VOLT 50 GLOB:VOLT 70

(20m秒待ってから次のコマンド送信) :VOLT 90

12.4.3 操作対象のZ+電源の選択

このコマンドは、マルチドロップ接続内の操作対象のZ+電源を選択します。操作対象のZ+電源が変更 されるまで、その後のコマンドやクエリは、現在選択中のZ+電源が対象となります。ACパワースイッチを ONにすると、LANオプション搭載のZ+電源が自動的に選択されます。

以下のグローバルコマンドは、マルチドロップ接続されたすべての電源に適用されます。

これらのグローバルコマンドに対応するクエリ構文はありません。

12.4.4 全電源の出力電圧設定

12.4.5 全電源の出力電流設定

12.4.6 全電源の出力ON/OFF

12.4.7 全電源のリセット

12.4.8 全電源の設定値の保存

12.4.9 全電源の設定値の呼び出し

コマンド構文 GLOBal:VOLTage[:AMPLitude] <nn.nn>

パラメータ <nn.nn> :<nn> は出力電圧値であり、接続されている全Z+電源に適用されます。

例 GLOB:VOLT 9.45 コマンド構文 INSTrument:nSELect <nn>

パラメータ <nn> :<nn>はZ+電源のRS485アドレスです。1~31までの値が設定できます。

例 INST:nSEL 6

クエリ構文 INST:nSEL? :上の例では、 “06” が返ります。

コマンド構文 GLOBal:CURRent[:AMPLitude] <nn.nn>

パラメータ <nn.nn> :<nn> は出力電流値であり、接続されている全Z+電源に適用されます。

例 GLOB:CURR 350

コマンド構文 GLOBal:OUTPut:STATe <0|1|OFF|ON>

例 GLOB:OUTP:STAT ON

コマンド構文 GLOBal:*RST

例 GLOB:*RST

コマンド構文 GLOBal:*SAV x : x は 1、2、3、4のいずれかに設定 例 GLOB:*SAV 1

コマンド構文 GLOBal:*RCL x : x は 1、2、3、4のいずれかに設定 例 GLOB:*RCL 1

第13章 トラブルシューティング

IP LAN LED

“IP1~IP4” が表示されない場合、LANが無効になっています。

A. LANが選択されていることを確認してください(3.1.3項参照)。

B. Z+電源のACパワースイッチをOFFにします。

C. Z+電源のACパワースイッチをONにし、電圧計に数秒間“ ”表示されるのを確認してください。

IP LAN LED

前面パネルにてIPアドレスを確認しIPアドレスがすべてゼロの場合、Z+電源はネットワークに接続されて いません。

A. LANケーブルが有効なネットワークに接続されていることを確認してください。背面パネルのリンク LED(緑)(RJ-45コネクタ:3.1.3項参照)が点灯していることを確認してください。LEDが点灯していない 場合、LANケーブルは正しく接続されていません。

B. しばらく待ち、再度IPアドレスを表示させてください。オート(自動)IPモードの場合、ACパワースイッチ 再投入後最長30秒でIPアドレスが生成されます。

C. ネットワーク上の2つのデバイスで同じIPアドレスになっている可能性があります。Z+電源がこの状態 の場合、IPアドレスの割り当てができずIPアドレスがすべてゼロになります。

これは、Z+電源がスタティック(固定)IPアドレスモード(4.4項参照)の場合に起こる可能性が あります。このような状況の場合、次のどちらかを行ってください。

ⅰ. 前面パネルからLANリセットを行ってください(5.3項参照)。Z+電源はネットワーク上のDHCP サーバからアドレスを取得するか、169.254.xxx.xxxサブネットにアドレスを生成します。

もし、このサブネットが使用しているものと異なる場合、ネットワークと互換性を持つIPアドレスを 前面パネルから設定してください(5.2項参照)。

ⅱ. ネットワークからアドレスが重複しているLANデバイスをはずしてください。前面パネルのACパワー スイッチをOFFし、再度電源をONにします。

約10秒後にZ+電源は、スタティック(固定)IPアドレスを割り当てます。

Z+

LAN状態表示LED(緑)が点灯しており、前面パネルでIPアドレスを確認できるにもかかわらず、ウェブページが 開けない又はVISAやソケットによる通信ができない場合は、Z+電源に “Ping” を実行してください。

Pingユーティリティは、コンピュータネットワーク上でメッセージを送ることやZ+電源からの応答を受け取る ことが可能か確認できます。

Windows XPコンピュータでコマンドラインウィンドウを開く場合:

A. “スタート” ボタンを押して、“ファイル名を指定して実行” を選択します。

B. “ファイル名を指定して実行” 画面が開きます。“cmd” を入力し<Enter> を押します。

C. コマンドウィンドウが開きます。“ping <IPアドレス>” を入力します(IPアドレスについては5.1項参照)。

正常に実行できたか確認してください。

エラーが発生した場合、Z+電源とコンピュータのLAN設定に不具合があるか、Z+電源の “Ping” 機能が 無効になっている可能性があります(6.6.3項参照)。この場合、Z+電源のLANリセット(5.3項参照)を行い、

もう一度 “Ping” を実行してください。

P2P

ネットワークにゲートウェイがない場合、ブラウザのプロキシサーバ設定が無効になっているか確認してください。

Microsoft Internet Explorerのブラウザを開き、

“ツール”→“インターネットオプション”→“接続”→“LANの設定”

“プロキシ サーバ” のチェックボックスが選択されていないことを確認してください。

PC LAN

デュアルLANカードを持つコンピュータを使用している場合、コンピュータはZ+のウェブページを開くため に、どちらのカードを使用するのか不明な場合があります。2つのカードのIPアドレスが重複していないか 確認するか、使用していないカードを無効又は接続を切断する必要があります。

イーサネットジャックと無線通信機能を持つノート型コンピュータを使用している場合、無線LANポートを 無効にしてください。

VISAプログラム(第7章参照)を使用する場合、VISAリソースディスクリプタにはネットワークの “board” 識別子 が含まれるため、デュアルLANカードでも問題ありません。

ウェブページは電圧設定のような数字フィールドを持っています。アイコンが数字の代わりに表示されて いる場合、コンピュータにJava Runtime Engine (JRE)をインストールしてください。JREが既にインストール されている場合は、ネットワーク接続が遅いと同様にブロックが表示されることがあります。

Java Runtime Engineはこちらからダウンロードできます。

www.java.com JavaはSun Microsystems の登録商標です

ウェブブラウザでは、JavaスクリプトとJavaアプレットを有効にしてください。

Microsoft Internet Explorerのブラウザを開き、

“ツール”→“インターネットオプション”→“詳細設定”

設定ボックスから “Java(Sun)” を見つけ、“…JRE…を使用…”のチェックボックスが選択されていることを 確認してください。

ドキュメント内 Visio-IA _XJ.vsd (ページ 31-35)

関連したドキュメント