Autodesk
®Backburner
™2011
Autodesk® Backburner™ 2011
© 2010 Autodesk, Inc. All rights reserved. Except as otherwise permitted by Autodesk, Inc., this publication, or parts thereof, may not be reproduced in any form, by any method, for any purpose.
Certain materials included in this publication are reprinted with the permission of the copyright holder.
Portions relating to MD5 Copyright (C) 1991-2, RSA Data Security, Inc. Created 1991. All rights reserved. License to copy and use this software is granted provided that it is identified as the “RSA Data Security, Inc. MD5 Message-Digest Algorithm” in all material mentioning or referencing this software or this function. License is also granted to make and use derivative works provided that such works are identified as "derived from the RSA Data Security, Inc. MD5 Message-Digest Algorithm" in all material mentioning or referencing the derived work. RSA Data Security, Inc. makes no representations concerning either the merchantability of this software or the suitability of this software for any particular purpose. It is provided “as is” without express or implied warranty of any kind. These notices must be retained in any copies of any part of this documentation and/or software.
Trademarks
The following are registered trademarks or trademarks of Autodesk, Inc., and/or its subsidiaries and/or affiliates in the USA and other countries: 3DEC (design/logo), 3December, 3December.com, 3ds Max, Algor, Alias, Alias (swirl design/logo), AliasStudio, Alias|Wavefront (design/logo), ATC, AUGI, AutoCAD, AutoCAD Learning Assistance, AutoCAD LT, AutoCAD Simulator, AutoCAD SQL Extension, AutoCAD SQL Interface, Autodesk, Autodesk Envision, Autodesk Intent, Autodesk Inventor, Autodesk Map, Autodesk MapGuide, Autodesk Streamline, AutoLISP, AutoSnap, AutoSketch, AutoTrack, Backburner, Backdraft, Built with ObjectARX (logo), Burn, Buzzsaw, CAiCE, Civil 3D, Cleaner, Cleaner Central, ClearScale, Colour Warper, Combustion, Communication Specification, Constructware, Content Explorer, Dancing Baby (image), DesignCenter, Design Doctor, Designer's Toolkit, DesignKids, DesignProf, DesignServer, DesignStudio, Design Web Format, Discreet, DWF, DWG, DWG (logo), DWG Extreme, DWG TrueConvert, DWG TrueView, DXF, Ecotect, Exposure, Extending the Design Team, Face Robot, FBX, Fempro, Fire, Flame, Flare, Flint, FMDesktop, Freewheel, GDX Driver, Green Building Studio, Heads-up Design, Heidi, HumanIK, IDEA Server, i-drop, ImageModeler, iMOUT, Incinerator, Inferno, Inventor, Inventor LT, Kaydara, Kaydara (design/logo), Kynapse, Kynogon, LandXplorer, Lustre, MatchMover, Maya, Mechanical Desktop, Moldflow, Moonbox, MotionBuilder, Movimento, MPA, MPA (design/logo), Moldflow Plastics Advisers, MPI, Moldflow Plastics Insight, MPX, MPX (design/logo), Moldflow Plastics Xpert, Mudbox, Multi-Master Editing, Navisworks, ObjectARX, ObjectDBX, Open Reality, Opticore, Opticore Opus, Pipeplus, PolarSnap, PortfolioWall, Powered with Autodesk Technology, Productstream, ProjectPoint, ProMaterials, RasterDWG, RealDWG, Real-time Roto, Recognize, Render Queue, Retimer, Reveal, Revit, Showcase, ShowMotion, SketchBook, Smoke, Softimage, Softimage|XSI (design/logo), Sparks, SteeringWheels, Stitcher, Stone, StudioTools, ToolClip, Topobase, Toxik, TrustedDWG, ViewCube, Visual, Visual LISP, Volo, Vtour, Wire, Wiretap, WiretapCentral, XSI, and XSI (design/logo).
All other brand names, product names or trademarks belong to their respective holders. Disclaimer
THIS PUBLICATION AND THE INFORMATION CONTAINED HEREIN IS MADE AVAILABLE BY AUTODESK, INC. “AS IS.” AUTODESK, INC. DISCLAIMS ALL WARRANTIES, EITHER EXPRESS OR IMPLIED, INCLUDING BUT NOT LIMITED TO ANY IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY OR FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE REGARDING THESE MATERIALS.
Published by: Autodesk, Inc. 111 Mclnnis Parkway San Rafael, CA 94903, USA
Absolute Post, Duckling A-S, Finish Images Courtesy of:
Autodesk Backburner 2011.1 User Guide Title:
2 Document Version:
January 27, 2010 Date:
目次
パート 1: 準備
. . . . 1
第 1 章
は じ め に
. . . . 3
Backburner へようこそ . . . . 3 対象となるユーザと前提条件 . . . . 4 Backburner の用語 . . . . 4 パケット、バケット、および Backburner . . . . 5 Backburner のアーキテクチャ . . . . 5 Backburner マネージャ<so>Backburnerマネージャ . . . . 6 Backburner モニタ<so>Backburnerモニタ . . . . 6 レンダリング ノード . . . . 6 コマンド ジョブ ユーティリティ . . . . 7 Backburner 2011 の新機能 . . . . 7 Mac OS X の Backburner . . . . 7 新しい Backburner Web モニタ . . . . 7Smoke 2010 for Mac OS X のサポート . . . . 7
Mac OS X での Maya 2010 のサポート . . . . 7 3ds Max 2011 のサポート . . . . 7 新しいコマンド ジョブ アダプタ . . . . 8 Combustion の非互換 . . . . 8 表記に関する規則 . . . . 8 関連ドキュメント . . . . 9 カスタマ サポートへのご連絡 . . . . 9
第 2 章
スタートアップ
. . . . 11
概要 . . . . 11 モニタの比較 . . . . 12iii
開始する前に . . . . 12
Backburner Windows モニタ . . . . 13
キュー コントロールを取得する . . . . 15
Backburner Web モニタ<so>Backburner Webモニタ . . . . 16
開始する前に . . . . 17 共通タスクに必要な権限 . . . . 17 Backburner Web モニタを起動する . . . . 18 ジョブと連携する . . . . 20 レンダリング ノードと連携する . . . . 21
パート 2: Backburner Windows モニタのリファレンス
. . . . 23
第 3 章
ジョブを管理、修正する: Windows
. . . . 25
概要 . . . . 25 ジョブを検索、監視する . . . . 26 ジョブ リストをカスタマイズする . . . . 27 ジョブを中止、再度アクティブ化する . . . . 28 ジョブの設定を変更する . . . . 29 ジョブを再開する . . . . 31 ジョブのクローンを作成する . . . . 32 ジョブをアーカイブする . . . . 33 ジョブを削除する . . . . 34第 4 章
レンダリング ノードを管理する: Windows
. . . . 37
概要 . . . . 37 レンダリング ノードを監視する . . . . 38 レンダリング ノード リストをカスタマイズする . . . . 40 ジョブ間でノードをシフトする . . . . 41 オフラインのレンダリング ノードを削除する . . . . 42 レンダリング ノードの使用可能性を設定する . . . . 42 サーバ グループと連携する . . . . 44パート 3: Backburner Web モニタのリファレンス
. . . . 49
第 5 章
ジョブを管理、修正する: Web
. . . . 51
概要 . . . . 51 ジョブを検索、監視する . . . . 52 ジョブ詳細とジョブ タスクを表示する . . . . 54 [一般情報]タブ . . . . 55 [タスク]タブ . . . . 55 [サーバ割り当て]タブ . . . . 56 [詳細情報]タブ . . . . 57 ジョブを中止、再度アクティブ化する . . . . 57 ジョブを再開する . . . . 57 ジョブをアーカイブする . . . . 58 ジョブを削除する . . . . 59 ジョブのEメール通知を設定する . . . . 60第 6 章
レンダリング ノードを管理する: Web
. . . . 61
概要 . . . . 61iv | 目次
レンダリング ノードを監視する . . . . 61 ジョブ間でノードをシフトする . . . . 63 オフラインのレンダリング ノードを削除する . . . . 66 レンダリング ノードの使用可能性を設定する . . . . 66 サーバ グループと連携する . . . . 67 マネージャの設定を変更する . . . . 70
付録 A
追加の Windows インタフェース
. . . . 73
概要 . . . . 73 Backburner マネージャ: Windows . . . . 74 Backburner サーバ: Windows . . . . 74付録 B
高 度 な 操 作
. . . . 7 5
コマンド ラインまたはスクリプトからジョブを送信する . . . . 75 cmdjob ユーティリティを使用する . . . . 76 cmdjob ユーティリティのオプション . . . . 76 cmdjob ユーティリティのパラメータ . . . . 78 cmdjob ユーティリティのトークン . . . . 79付録 C
Backburner のトラブルシューティングを行う
. . . . 81
基本的なトラブルシューティングのテクニック . . . . 82 よくある問題 . . . . 82 起動時の問題 . . . . 82 ジョブ送信時の問題 . . . . 84 レンダリング ノードに関する問題 . . . . 84 2 台のホスト間の通信を確認する . . . . 86 パケット サイズを確認する . . . . 86 Backburner ログ ファイルを設定する . . . . 86 Backburner ログ ファイルの内容を指定する . . . . 89 Backburner.xml ファイルを編集する . . . . 90 ホスト アクセス エラーを解決する . . . . 91 無効な DNS アドレスを解決する . . . . 91 Backburner マネージャへの接続の問題を解決する . . . . 92Windows の Path 環境変数に Backburner のパスを追加する . . . . 93
ネットワーク カードの優先順位を決定する . . . . 94 レンダリング ノードが使用できない問題を解決する . . . . 94 中断されたレンダリング ノードを再起動する . . . . 96 レンダリング ノードの不具合を解決する . . . . 96 ジョブ当たりのレンダリング ノードの最大数を調整する . . . . 97
索引
. . . . 99
目次 | v
パート 1: 準備
パート 1 の内容
■ はじめに(3 ページ)■ スタートアップ(11 ページ)
Duckling A-S のイメージの紹介
はじめに
この章の内容
■Backburner へようこそ
(3 ページ)
■Backburner の用語
(4 ページ)
■Backburner のアーキテクチャ
(5 ページ)
■コマンド ジョブ ユーティリティ
(7 ページ)
■Backburner 2011 の新機能
(7 ページ)
■表記に関する規則
(8 ページ)
■関連ドキュメント
(9 ページ)
■カスタマ サポートへのご連絡
(9 ページ)
Backburner へようこそ
『Autodesk Backburner 2011 ユーザ ガイド』をお読みいただきありがとうございます。Backburner™は、バッ クグラウンド処理と分散ネットワーク処理を行うための Autodesk®キュー マネージャです。Backburner を使 用すると、I/O 処理、グレーディング、コンポジット、アニメーション シーンなどの複数のジョブを、同一ネッ トワーク上で稼動する多数のコンピュータが共同で処理できます。また、Backburner には、送信したジョブを 監視およびコントロールする機能や、Backburner ネットワーク自体を管理するためのツールが用意されていま す。 Backburner は、次の Autodesk アプリケーションで利用されます。 ■ WiretapCentral™ ■ Flare™ ■ Smoke® ■ Inferno® ■ Flame® ■ Flint® ■ Backdraft® Conform ■ Burn® ■ Cleaner® ■ Maya® ■ Lustre® ■ 3ds Max®
1
3
■ Smoke® for Mac® OS® X
このガイドでは、バックグラウンド処理および分配されたネットワーク処理を、Backburner を使用して監視お よびコントロールする方法について説明します。Autodesk アプリケーションから Backburner に対してジョブ を送信する方法の詳細については、対象となるアプリケーションのユーザ ガイドを参照してください。インス トールと設定の詳細については、『Autodesk Backburner 2011 インストール ガイド』を参照してください。
注: このガイドでは、Backburner Windows モニタと Backburner Web モニタについて説明します。Backburner
を活用する Autodesk アプリケーションは、多くの場合、ユーザ インタフェースにビルトインされた基本的な ジョブ キュー モニタ機能を備えています。詳細については、該当するユーザ ガイドを参照してください。
対象となるユーザと前提条件
本ガイドは、Backburner ネットワークの監視、管理、または保守を担当するユーザを対象としています。また、 Backburner のジョブ処理に興味がある読者も対象にしています。どのような目的の場合でも、次に示すトピッ クに精通しておくと便利です。 ■ ジョブの送信元である Autodesk アプリケーション■ Linux®、Windows®、Mac OS X ■ コンピュータ ネットワーク 注: Backburner を初めて使用する場合は、本ガイドの先へ進む前に、『Backburner インストール ガイド』を読 むことをお勧めします。このガイドには、スタンドアロン ワークステーションとレンダリング ファームという 主要な 2 つの配置モデルの相違点を含む、主な Backburner の多数の概念に関する貴重な情報が含まれていま す。また、Backburner を活用する各アプリケーションで Backburner をどのように使用するかについての詳細 も示されています。 サポートが必要な場合は、オートデスクのメディア & エンターテインメントのカスタマ サポートに連絡してく ださい。カスタマ サポートへのご連絡(9 ページ)を参照してください。
Backburner の用語
次の用語を熟知していると、このガイドの理解に役立ちます。 定義 用語 レンダリング ジョブと I/O ジョブをバックグラウンドで実行するための Autodesk 分散 ジョブ管理システム。 Backburner 処理のために Backburner に送信される 1 つまたは複数のタスクのセット。3ds Max の シーン、Flame の Batch セットアップ、バックグラウンド I/O ジョブなど。ジョブ 処理のためにレンダリング ノードに送信できる作業の最小単位。これは、ジョブ タイ プとジョブを送信するクリエイティブ アプリケーションに応じて、単一のフレーム、 フレームの一部、またはバックグラウンド I/O ジョブ全体になります。 タスク 1 つの単位としてレンダリング ノードに送信されるタスクのグループ。たとえば、 Smoke から Burn ジョブを送信すると、通常、各レンダリング ノードは一度にいくつ かのフレームを処理のために受信します。 ブロック
4 | 第 1 章 はじめに
定義 用語 クリエイティブ アプリケーションから送信されたジョブを取りまとめて Backburner ネットワーク上の Backburner サーバに委任します。 Backburner マネージャ Backburner マネージャを管理およびコントロールするためのフロントエンド インタ フェース。 Backburner Windows モニタ Backburner Web モニタ 各レンダリング ノードに配置されてローカル処理エンジンを呼び出す、Backburner の ジョブ処理コンポーネント。 Backburner サーバ ジョブに固有の処理エンジンを Backburner に統合するための手段。 Backburner サーバと処理エンジンの間で使用します。 アダプタ Backburner マネージャによって割り当てられたタスクを実行するサーバ側のプロセス。 アニメーション、シーン、およびフレームをレンダリングしたり、バックグラウンド I/O を実行します。レンダラーは処理エンジンの一種です。 処理エンジン Backburner サーバの名前付きコレクション。 サーバ グループ
パケット、バケット、および Backburner
他の業界文献では、「パケット」という用語が、レンダリング ノードに送信されて処理されるフレーム数の意 味で使用されている場合があります。たとえば、「パケット」サイズが 5 の場合は、使用可能な各レンダリン グ ノードに 5 つのフレームが送信されることを意味します。Backburner では、「パケット」という用語は、 TCP/IP におけるその従来の意味で使用されます。レンダリング処理ノードに自動的に送信されるブロック状の タスクが、他のソフトウェア メーカでパケットと呼んでいるものに相当します。 同じ事例として、「バケット レンダリング」があります。これは、単一のイメージをスライス(あるいはタイル) に明示的に分割して別々のレンダリング ノードで処理するという概念を表すために広く使用されている用語で す。同じ概念が Backburner (3ds Max の場合)にも適用されますが、そのプロセスを説明するために特定の用語 は使用されません。Backburner は、レンダリング クライアントからジョブを受け取り、それをレンダリング処 理ノードにブロック状のタスクとして送っているだけです。各タスクがフレーム全体であるのかフレームの一部 なのかは、処理する側からは分からないようになっています。Backburner のアーキテクチャ
次の図に示すように、Backburner は Backburner マネージャ、Backburner モニタ、Backburner サーバで構成 されています。これらのコンポーネントはクリエイティブ アプリケーション(Autodesk VFX やフィニッシング アプリケーションなど)およびレンダリング エンジン(Burn など)と深く関連して動作します。™
Backburner マネージャ
Backburner の中心となるのが Backburner マネージャです。Backburner マネージャは、Smoke、Flame、3ds Max、または Maya などのクライアント アプリケーションからジョブを受信し、そのジョブを一連のタスクと してネットワーク上のレンダリング ノードに分配します。Backburner マネージャは、その Backburner サーバ のネットワークに関する状態情報を管理します。また、送信済みのジョブ、アクティブなジョブ、および、設定 によっては完了したジョブのデータベースが保持されます。
Backburner モニタ
エンドユーザと管理者が Backburner マネージャを操作するには、Backburner モニタを使用します。ジョブの 進捗状況を監視したり、ジョブを中止および再開したり、管理タスクを実行するために使用します。レンダリング ノード
レンダリング ノードは、Backburner サーバ、アダプタ、および処理エンジンで構成されます。レンダリング ノードで処理できるジョブの種類は、ノードにインストールされているアダプタと処理エンジンまたはレンダリ ング エンジンによって異なります。Autodesk ビジュアル エフェクトおよびフィニッシング アプリケーション (Smoke for Mac OS X を含む)は、Burn レンダリング エンジンと Wire®処理エンジンを共有します。®3ds Max をはじめ、一部の Autodesk アプリケーションには、独自のレンダリング エンジンが含まれています。Cleaner® にも、独自のレンダリング エンジンが用意されています。効率性のため、レンダリング ノードをサーバ グルー プという名前の付いたグループにまとめることができます。これにより、特定のジョブは名前付きグループのみ で処理することが可能になり、グループ外のノードはその他の目的に使用できます。コマンド ジョブ ユーティリティ
Backburner コマンド ジョブ ユーティリティ cmdjob を使用すると、レンダリング ノードでの実行のために、 コマンド ラインからバッチ ファイル、実行ファイル、またはスクリプト ファイルを「カスタム」ジョブとして Backburner に送信できます。カスタム ジョブを処理するために、2 種類のコマンド ジョブ アダプタがレンダ リング ノードにインストールされます。一方のアダプタは、ジョブを root ユーザとして実行します。もう一方 は、ジョブを送信したユーザのアカウントを保持します。高度な操作(75 ページ)を参照してください。Backburner 2011 の新機能
このセクションでは、Backburner 2011 で実装された新機能と変更点について説明します。Mac OS X の Backburner
旧リリースでは、Backburner は Linux と Windows の両方のオペレーティング システムに配置できていまし た。Backburner 2011 では、Backburner のサポートされるプラットフォーム リストに Mac OS X が追加され ました。Backburner マネージャ、Backburner サーバ、および Backburner cmdjob コマンド ライン ユーティリ ティがすべてポートに含まれるため、Autodesk アプリケーションで Backburner を利用して、Mac ワークス テーションに配置されたマネージャとレンダリング ノードでレンダリング ファームを構成できます。
新しい Backburner Web モニタ
現行リリースの Backburner の特長は、新しいバージョンの Backburner Web モニタです。新しい Web モニタ は、完全に Web ブラウザ内で実行される、フル機能のデスクトップ版のようなアプリケーションです。現行リ リースでは使用できなくなった古い html ベースの Backburner Web モニタに代わる、Adobe Flash Player 対 応のアプリケーションです。新しい Backburner Web モニタは、Linux と Mac OS でのみ使用できます。
Smoke 2010 for Mac OS X のサポート
Backburner は、スタンドアロンとレンダリング ファームの両方の配置において、新しい Autodesk Smoke for Mac OS X によって活用されています。スタンドアロン配置では、Smoke for Mac OS X は Backburner を使用 して、プロキシの生成を含むバックグラウンド I/O を実行します。レンダリング ファーム配置では、Smoke for Mac OS X は、Linux ワークステーションにインストールされたBurn レンダリング ノードで構成されたレンダ リング ファームにジョブを送信できます。
Mac OS X での Maya 2010 のサポート
旧リリースでは、Maya は Backburner を利用して、Linux ワークステーションと Windows ワークステーショ ンでネットワーク レンダリングを実行していました。Maya 2010 と Backburner 2011 では、Mac OS X プラッ トフォームでもネットワーク レンダリングがサポートされます。ネットワーク レンダリングでは、アニメーショ ン シーンを同一ネットワーク上で稼動する多数のコンピュータが共同でレンダリングできます。
3ds Max 2011 のサポート
3ds Max ユーザは、最新リリースの Backburner の向上した信頼性、安定性、および速度を活用できるようにな りました。コマンド ジョブ ユーティリティ | 7
新しいコマンド ジョブ アダプタ
Backburner コマンド ジョブ ユーティリティ cmdjob を使用すると、レンダリング ノードでの実行のために、 コマンド ラインからバッチ ファイル、実行ファイル、またはスクリプト ファイルを「カスタム」ジョブとして Backburner に送信できます。現行リリースでは新しいコマンド ジョブ アダプタが導入され、2 種類のコマンド ジョブ アダプタがレンダリング ノードにインストールされるようになりました。 従来のアダプタは、受信したすべてのジョブを root ユーザ アカウントとして実行します。新しいアダプタは、 ジョブを送信したアカウントとしてそのジョブを実行するため、より厳格なセキュリティ メカニズムを適用で きます。セキュリティを懸念するユーザは、古いアダプタを除外できるようになりました。 新しいアダプタを呼び出すには、新しい -userRights ジョブ送信スイッチを使用します。新しいアダプタは、 Linux と Mac OS でのみ使用できます。Windows レンダリング ノードでは使用できません。Combustion の非互換
現行リリースでは、Backburner を使用した Combustion ネットワーク レンダリングがサポートされなくなり ました。ただし、ローカル レンダリングまたは Cleaner XL を使用したローカル エンコーディングには Backburner は必要ありません。次の表は、Combustion での Backburner の役割をまとめたものです。 Backburner 処理オプション N/A Autodesk Combustion Render Queue™を使用したローカル レンダリングN/A Autodesk Combustion Render Queue を使用したネットワーク レンダリング
サポートされない Backburner を使用したネットワーク レンダリング N/A Cleaner XL を使用したローカル エンコーディング サポート Cleaner XL を使用したネットワーク エンコーディング
表記に関する規則
このガイドでは、いくつかの表記形式の規則を使用しています。それらの規則とその使用例を次に示します。 例 規則rpm -qa
コマンド ラインに入力するテキストは、等幅の太字フォントで表記しています。各コマ ンドの後に、必ず Enter キーを押してください。variable_name
変数の名前は、山括弧で囲み、等幅のフォントで表記しています。変数名にペースを使 用することはできません。[<filename>]
角括弧で囲んで表記している変数は、省略可能な値です。limit coredumpsize
コマンド ラインからのフィードバックは、等幅のフォントで表記しています。 /usr/discreet ディレクトリ名、ファイル名、URL、コマンド ライン ユーティリティは斜体で表記して います。8 | 第 1 章 はじめに
関連ドキュメント
現行リリースには、ソフトウェアのインストール、設定、および使用に役立つドキュメントがあります。入手で きるすべてのドキュメントのリストについては、http://www.autodesk.com/me-documentationにアクセスしてく ださい。このページから、完全なドキュメント ライブラリにアクセスできます。 また、製品のリリース ノートで、最新のすべてのリリース情報を確認してください。カスタマ サポートへのご連絡
Autodesk Media and Entertainment カスタマ サポートの連絡先については、http://www.autodesk.co.jp/ss を 参照してください。
カスタマ サポートは、オートデスク認定リセラーを通じてご利用頂くこともできます。最寄りのリセラーを確 認するには、http://www.autodesk.co.jp/me-resellersを参照してください。
スタートアップ
この章の内容
■概要
(11 ページ)
■
Backburner Windows モニタ
(13 ページ)
■
Backburner Web モニタ<so>Backburner Webモニタ
(16 ページ)
■
ジョブと連携する
(20 ページ)
■レンダリング ノードと連携する
(21 ページ)
概要
「はじめに」に記したように、エンドユーザと管理者の Backburner ネットワークを使用したやりとりは、主に Backburner モニタを通じて行われます。これは、ジョブの監視とコントロール、および、レンダリング ノード の管理などの日常のタスクを実行する手段となります。これらのジョブには、一時停止、停止、再開、優先度の 変更、アーカイブ、復元などが含まれます。レンダリング ノードの管理には、レンダリング ノードの使用可能 性スケジュールの設定や、特定のジョブへの特定のレンダリング ノードの割り当てなどが含まれます。また、 サーバ グループの作成と管理も含まれます。サーバ グループは、複数のクリエイティブ アプリケーションを提 供するレンダリング ファームにとって、ジョブの処理戦略を実装する際に役立つレンダリング ノードの名前付 きコレクションです。 注: Backburner を活用する Autodesk アプリケーションは、多くの場合、ユーザ インタフェースにビルトイン された基本的なジョブ キュー モニタ機能を備えています。アプリケーション固有のユーザ ガイドを参照してく ださい。 Backburner モニタは次の 2 つの形態で使用できます。■ Backburner Windows モニタ: Backburner ネットワークに対する機能豊富な UI。インストールして、ネッ トワーク上の任意の Windows ワークステーションから起動できます。このモニタでは、Backburner マネー
2
ジャのすべての機能を使用できます。このモニタは、単一のクリエイティブ ワーク用のワークステーション で構成される小規模なレンダリング ファーム、または大規模なレンダリング ファームの管理者ワークステー ションに適しています。 ■ Backburner Web モニタ: 大規模なレンダリング ファームの管理者以外のワークステーション向けに設計 されています。この軽量モニタを使用すると、ジョブとレンダリング ノードを Web ブラウザから管理でき ます。このモニタの UI は、ブラウザ内部ですべて実行されるデスクトップのようなアプリケーションです。 このモニタが Backburner Windows モニタに勝る利点は、2 つあります。1 つは、Windows ワークステー ションのみではなく、Web ブラウザを備えたどのワークステーションでも実行可能な点です。もう 1 つは、 Backburner マネージャに与える影響が最小限に抑えられる点です。 この章では、UI、およびモニタの一般的な機能について紹介し、それらを起動して Backburner マネージャに接 続する方法を詳しく解説することを目的としています。また、実行可能なタスクのメイン カテゴリ(ジョブに関 連するものやレンダリング ノードと連携するためのもの)についても紹介します。モニタの使用方法の詳細につ いては、後の章で扱います。
モニタの比較
モニタ間の主な相違点の概要を次の表に示します。 Web モニタ Windows モニタ オペレーティング システム■ OS に依存しない(ブラウザ/Adobe Flash Player 対応) ■ Windows OS 監視メカニズム ■ Backburner マネージャからブロードキャス ■ エンドユーザからの要求時 トを介して自動 ジョブ キューのコ ントロール ■ 変更の要求時 ■ マネージャに最初に接続するモニタが取得 ■ また、コントロール モニタ以外のモニタか らの要求時 ユーザ アカウント ■ Web モニタへのログインに必要なユーザ ア カウント ■ 適用なし。すべてのユーザが管理者権限で作 業します 適性 ■ 大規模なレンダリング ファームの管理者以 外のワークステーション ■ 単一のクリエイティブ ワーク用のワークス テーションで構成される小規模なレンダリン グ ファーム ■ 大規模なレンダリング ファームの管理者ワー クステーション
開始する前に
次に示す一般的なポイントに留意してください。 ■ ユーザ アカウントとパスワード: Backburner のインストール方法と設定方法によっては、選択したモニ タにアクセスするためのユーザ アカウントとパスワードが必要になる場合があります。12 | 第 2 章 スタートアップ
■ 管理者権限: 使用しているモニタによっては、すべてのジョブとレンダリング ノードを能動的に管理する ための、管理者権限のあるユーザ アカウントが必要になる場合があります。
■ マネージャ名または IP アドレス: Backburner モニタは、Backburner マネージャから情報を取得します。 Backburner モニタを Backburner マネージャに接続するには、Backburner マネージャのホスト名、または IP アドレスが必要になります。 注: 上記のポイントは、Backburner ネットワークの設定方法、および使用しているモニタの種類に依存します。 たとえば、Backburner Windows モニタは、ジョブ キューのコントロールを取得するときに管理者権限を自動 的に取得します。特別なアカウントは必要ありません。
Backburner Windows モニタ
機能豊富な Backburner Windows モニタは、このモニタがインストールされているネットワーク上の任意の Windows ワークステーションから起動できます。Backburner マネージャのすべての機能を活用するこのモニ タは、大規模なレンダリング ファームの管理者ワークステーションに適しています。 Windows モニタは、その他のモニタと同様に、Backburner マネージャに接続することで動作します。最初に 接続を確立する Windows モニタは、ジョブ キューと Backburner ネットワークを完全にコントロールします。 つまり、「キュー コントロール」です。その他の Windows モニタによる後続の接続では、機能がより制限さ れます。キュー コントロールを取得する(15 ページ)を参照してください。 注: 内部監視メカニズムのため、Backburner Windows モニタを 2 台または 3 台以上のワークステーションで 実行しないことをお勧めします。このような方法で実行すると、ネットワークのパフォーマンスが低下する場合 があります。管理者以外のワークステーションでは、代わりに Backburner Web モニタを使用できます。 『Backburner インストール ガイド』を参照してください。Backburner Windows モニタ | 13
Backburner Windows モニタを起動するには 1 [スタート]メニューから[プログラム]、[Autodesk]、[Backburner]、[モニタ]の順に選択します。 Backburner モニタが表示されます。このアプリケーションを初めて実行した場合は、Backburner マネー ジャにまだ接続していないため、ネットワークまたはジョブの詳細は表示されません。 2 Backburner マネージャに接続します。[管理者]メニューから[接続]を選択します。 3 表示される[マネージャに接続]ダイアログ ボックスで、[自動検索]チェックボックスをオフにして、[マネー ジャ名または IP アドレスを入力]テキスト フィールドに、Backburner マネージャのホスト名または IP ア ドレスを入力します。 自動検索では大量のネットワーク リソースが使用され、時間がかかることがあるため、この機能は使用し ないことをお勧めします。 4 [OK]をクリックして接続を開始します。 選択したマネージャにモニタが接続し、UI に Backburner ネットワークのジョブとサーバの詳細が表示さ れます。
14 | 第 2 章 スタートアップ
注: タイトル バーに「読み取り専用」と表示されている場合は、別のユーザが既に Backburner Windows モニタを介してマネージャに接続しています。すべての共通タスクを実行するには、キュー コントロール が必要になります。キュー コントロールを取得する(15 ページ)を参照してください。 5 接続を確認します。[管理者]メニューから[プロパティ]を選択します。 マネージャの詳細がダイアログ ボックスに表示されます。接続が確立されていない場合、このオプション はグレー表示になっています。 6 オプション: スタートアップ時にモニタが自動的にマネージャに接続するように設定します。[管理者]メ ニューから[自動接続]を選択します。 7 完了したら、セッションを終了します。[管理者]メニューから[切断]を選択します。
キュー コントロールを取得する
Backburner モニタでは、Backburner Windows モニタの別のユーザとの要求重複を回避するために、シンプル なキュー コントロール メカニズムを適用しています。マネージャへの接続を最初に確立したモニタでは、キュー コントロールが自動的に許可され、ジョブの停止、再開、削除を含むジョブ関連のすべてのアクティビティを実 行することができます。後続のその他のモニタは読み取り専用モードで接続し、アクティビティの監視は Backburner ネットワークでのみ許可されます。 キュー コントロールを取得するには 1 [管理者]メニューから、[クライアント リスト]を選択します。 [クライアント リスト]ダイアログ ボックスが開き、Backburner Windows モニタを介してマネージャに接 続しているすべてのユーザの状態が表示されます。
キュー コントロールを取得する | 15
[ステータス]カラムには、キューのコントロールを持つユーザが示されています。 2 ダイアログ ボックスを閉じてから、キュー コントロールを取得します。[管理者]メニューから、[キュー コ ントロールを要求]を選択します。 マネージャから現在キュー コントロールを持つユーザに要求が送信されます。リモート マシンで次のよう なメッセージが表示されます。 3 ダイアログ ボックスに示されているように、ユーザは 10 秒以内に要求を能動的に拒否できます。拒否し なかった場合、キューのコントロールは要求したユーザに渡り、もう一方のワークステーションの状態が 「読み取り専用」に戻ります。 4 これで、要求したユーザが Backburner ネットワーク上のジョブとサーバに関するすべての操作を実行でき るようになります。
Backburner Web モニタ
Backburner Web モニタは、Web ブラウザ内部ですべて実行されるデスクトップのようなアプリケーションで す。Windows ベースの Backburner Windows モニタと同様の機能を提供しますが、Backburner ネットワーク にアクセスする任意の Web ブラウザから起動することができます。管理者権限のあるユーザが使用できる機能 は、Backburner Windows モニタの場合とほぼ同一です。管理者以外のユーザは、管理者レベルのほとんどの 機能を使用できますが、対象となるジョブは、これらのユーザが自身で送信したジョブに限定されます。
注: Backburner Web モニタは、Apache Web サーバと Backburner Web サーバの両方がインストールされて
いるワークステーションに接続することで動作します。Backburner Web サーバは、Linux および Mac OS で のみ使用できます。Windows では使用できません。『Backburner インストール ガイド』を参照してください。
開始する前に
Backburner Web モニタを起動する前に、次の点に注意してください。 ■ ユーザ アカウントとパスワード: システム設定によっては、Backburner Web モニタにアクセスするため のユーザ名とパスワードが必要になる場合があります。 ■ 管理者権限: すべてのユーザが、ユーザ自身が送信したジョブに関する共通タスクを実行できます。高度 なタスクを実行して他のユーザが送信したジョブを修正するには、管理者権限のアカウントが必要になりま す。■ キュー コントロール: Backburner Windows モニタとは異なり、Backburner Web モニタではキュー コン トロールは実施されません。ただし、Backburner Windows モニタが実行中であり、同じマネージャに接続 している場合は、ジョブのアーカイブや復元などの高度な操作は許可されず、「キュー コントロール」警告 が返されます。数秒間待機してから操作を再試行します。Web モニタは、必要がある場合、Windows モニ タからのキュー コントロールの取得を自動的に要求します。
共通タスクに必要な権限
ジョブに関するタスクに必要な権限レベルを次の表に示します。 管理者ユー ザ(すべての ジョブ) 通常のユーザ (他のユーザ のジョブ) 通常のユーザ (自身のジョ ブ) ジョブのタスク • • • アクティブ化 • • • 中止 • • • 再開 • • アーカイブ/復元 • • 設定の変更 • • 削除開始する前に | 17
レンダリング ノード(サーバ)に関するタスクを次の表に示します。レンダリング ノードに関するすべてのタス クには、管理者権限が必要です。 管理者ユーザ サーバのタスク • サーバ間またはサーバ グループ間でのジョブ のシフト • 不在サーバの削除 • サーバの使用可能性スケジュールの設定 • サーバ グループの作成 • サーバ グループ設定の管理
Backburner Web モニタを起動する
Backburner Web モニタを起動するには 1 Backburner ネットワークにアクセスするワークステーションで Web ブラウザを開きます。2 ブラウザのアドレス フィールドに、http://
<machinename>
/Backburner と入力します。<machinename>
には、Apache サーバと Backurner Web サーバを実行しているワークステーションの名前が入ります。た とえば、ワークステーション名が caen の場合、アドレスは http://caen/Backburner になります。注: アドレスは大文字と小文字を区別します。Backburner は大文字の「B」で表現されます。
ユーザ名とパスワードを要求するポップアップのダイアログ ボックスが表示されます。
3 ユーザ名とパスワードを入力して[OK]をクリックします。
Backburner Web モニタがブラウザに表示されます。まだ Backburner マネージャに接続していないため、 ネットワークまたはジョブのの詳細は表示されません。
4 [管理者]ドロップダウン リストから、目的の Backburner マネージャを選択します。 UI と[ジョブ]タブに情報が自動的に入力されます。 5 インタフェース内の各タブの概要を次の表に示します。 説明 タブ [ジョブ]タブには、選択した Backburner マネージャに関連付けられたすべてのジョブに関する 高レベルな情報が表示されます。このタブを使用して、ユーザが Backburner に送信したジョブ ジョブ と、他の Autodesk アプリケーションによって Backburner に送信されたジョブを表示およびコ ントロールできます。 リスト内の任意のジョブをダブルクリックすると、そのジョブの詳細と設定が表示されます。 [サーバ]タブには、各レンダリング ノードの全般的な状態や、各レンダリング ノードにインス トールされたアダプタなどの概要が表示されます。このタブでは、たとえば、使用可能性スケ ジュールの設定場所などの情報を提供する、サーバの詳細へのアクセスも提供されます。 サーバ
Backburner Web モニタを起動する | 19
説明 タブ サーバ グループは、多くの場合、単一ノードのように扱われるレンダリングノードの名前付き コレクションです。このタブを使用して、新しいサーバ グループの作成を含めたサーバ グルー プのすべての側面を管理します。 サーバ グループ [管理者]タブを使用して、ログ、サーバ割り当て基準、ジョブの再試行、ジョブ完了時に実行さ れるアーカイブなどのタスクのような Backburner ネットワークに関連するオプションを設定し ます。 マネージャ [アーカイブ]タブには、アーカイブされたすべてのジョブに関する情報が表示されます。ここか ら、古いジョブを削除または再アクティブ化することができます。 アーカイブ 6 表示を手動で更新するには、[ジョブ]タブの[リフレッシュ]ボタンをクリックするか、[自動リフレッシュ] メニューでリフレッシュ レートを設定します。 7 ジョブに関する操作を実行するには、[ジョブ]タブでジョブを選択し、[アクション]メニューから目的の操 作を選択します。 [Shift]または[Ctrl]を押しながら複数のジョブをクリックして、それらのジョブに対して同時に同じ操作を 実行します。 8 ジョブの詳細を表示するには、目的のジョブをダブルクリックするか、ジョブを選択して[アクション]メ ニューから[設定]を選択します。 9 完了したら、UI からログアウトし、ブラウザ(またはタブ)を閉じてセッションを終了します。
ジョブと連携する
簡単に説明すると、クリエイティブ アプリケーションから処理エンジンまでのジョブ フローは次の図のように なります。クリエイティブ アプリケーション(Smoke、3ds Max、Lustre など)がジョブを Backburner マネー ジャに送信すると、レンダリング ノードにある、対応するアダプタがインストールされている Backburner サー バに、そのジョブがタスクのブロックとして分配されます。サーバが適切な処理エンジンを呼び出すと、その処 理エンジンで割り当てられたタスクが実行されます。 特定のジョブのタスク数を指定する役割はクリエイティブ アプリケーションにありますが、ジョブが Backburner ネットワークに移動すると、その役割は Backburner マネージャに移行します。たとえば、各レンダリング ノー ドで実行されるタスクの数や、タスクの送信順序を決定するのはマネージャの役割です。 これを次の図に示します。20 | 第 2 章 スタートアップ
前述のプロセスの大部分は自動化されているため、ユーザの介入なしで全体の操作を実行できます。それでも、 ジョブが Backburner ネットワークに移動すると、ユーザはさまざまな方法で介入することができます。ジョブ を受動的に監視することを除いては、ジョブの中止、ジョブの設定変更、およびジョブの再開が、ほとんどの共 通タスクのアクティビティとなります。 詳細については、次を参照してください。 ■ Windows モニタ: ジョブを管理、修正する: Windows(25 ページ) ■ Web モニタ: ジョブを管理、修正する: Web(51 ページ)
レンダリング ノードと連携する
レンダリング ノードには、Backburner マネージャによってレンダリング ノードに割り当てられたタスクを処 理する役割があります。モニタには、レンダリング ノードのレベルで Backburner ネットワークを管理するた めの複数のツールが用意されています。Backburner ネットワークとジョブの処理をより効率化することがこれ らのツール目的です。たとえば、大規模なジョブに新しいレンダリング ノードを割り当てることにより、その ジョブの処理を迅速化することができます。 詳細については、次を参照してください。 ■ Windows モニタ: レンダリング ノードを管理する: Windows(37 ページ) ■ Web モニタ: レンダリング ノードを管理する: Web(61 ページ)レンダリング ノードと連携する | 21
パート 2: Backburner
Windows モニタのリファ
レンス
パート 2 の内容
■ ジョブを管理、修正する: Windows(25 ページ) ■ レンダリング ノードを管理する: Windows(37 ページ)23
Absolute Post のイメージの紹介
ジョブを管理、修正する:
Windows
この章の内容
■概要
(25 ページ)
■ジョブを検索、監視する
(26 ページ)
■ジョブ リストをカスタマイズする
(27 ページ)
■ジョブを中止、再度アクティブ化する
(28 ページ)
■ジョブの設定を変更する
(29 ページ)
■ジョブを再開する
(31 ページ)
■ジョブのクローンを作成する
(32 ページ)
■ジョブをアーカイブする
(33 ページ)
■ジョブを削除する
(34 ページ)
概要
この章では、処理を行うために Backburner に送信済みのジョブを、Backburner Windows モニタを使用して インタラクティブに処理するための手順について解説します。Autodesk アプリケーションから Backburner に 対してジョブを送信する方法の詳細については、対象となるアプリケーションのユーザ ガイドを参照してくだ さい。 注: Backburner Windows モニタのタイトル バーに「読み取り専用」と表示されている場合は、別のユーザが 既に Backburner Windows モニタを介してマネージャに接続しています。この章で説明するほとんどのタスク を実行するには、キュー コントロールを取得する必要があります。キュー コントロールを取得する(15 ページ) を参照してください。
3
25
ジョブを検索、監視する
基本モニタリングでは、Backburner にサブミットされたすべてのジョブの表示、ジョブが希望の順序で実行さ れていることの確認、特定ジョブの状態の確認、進行状況の監視などを行うことができます。その他のすべての 対話処理は、この基本モニタリングから始まります。 このセクションでは、Backburner マネージャに対して既知のすべてのジョブ、それらのジョブの状態、および 詳細を表示する方法について説明します。 ジョブを検索し、それらの状態を表示するには1 Backburner モニタを起動し、Backburner マネージャに接続します。Backburner Windows モニタ(13 ページ)を参照してください。 [ジョブ リスト]領域に、Backburner ネットワーク上の現在のジョブがすべて表示されます。それらのジョ ブの状態、進行状況、その他の情報も表示されます。 a (a) ジョブ リスト 各ジョブの横にあるアイコンの色は、ジョブの状態を視覚的に表します。 ステータス アイコンの色 起動していません 白 アクティブ 緑 中止 黄 エラー 赤 完了 黒
26 | 第 3 章 ジョブを管理、修正する: Windows
2 ジョブ リスト内でジョブを検索するには ■ スクロール バーを使用して、エントリをスクロールします。 ■ カラムの見出しをクリックし、リストを昇順または降順に再オーダーします。 ■ [ジョブ]リストの各カラムの右側にある正方形を最初にクリックし、リストをフィルタします。表示さ れたダイアログにフィルタリング基準を入力します。 3 目的のジョブをクリックして、[ジョブ情報]領域にそのジョブの詳細を表示します。 [ジョブ情報]領域には、次のパネルがあります(情報はジョブ タイプによって異なります)。 説明 パネル ジョブのオプション設定や出力設定を含む、ジョブに関連する重要な情報を一覧表示します。 ジョブの概要 ジョブのタスクを、各タスクの状態、処理時間、レンダリング ノード、割り当て日時とともに (「タスク ID」の下に)一覧表示します。「タスク ID」の下に表示されたタスクを右クリックし、 出力ファイルを表示します。これは、完了したタスクのみで使用できます。 タスクの概要 ジョブのレンダリング パラメータ、統計、および設定を一覧表示します。 ジョブ詳細 エラーが発生したフレーム、サーバがエラーを登録したフレーム、および、不明なマップ、不明 なテクスチャの座標、無効な出力フォルダなどのエラーの説明を一覧表示します。 エラー ヒント: アプリケーション固有のアダプタがこの機能をサポートしている場合は、[Alt]+[N]を押して Backburner モニタで新しいレンダリング ジョブを作成することもできます。
ジョブ リストをカスタマイズする
ユーザの設定とニーズに合わせて、ジョブ リストのカラムの追加、除去、および並べ替えを実行できます。ジョブ リストをカスタマイズする | 27
ジョブ リストをカスタマイズするには 1 新しいカラムを追加するには ■ [ジョブ]メニューから[カラム選択]を選択します。 ■ [ジョブ]リストで任意のジョブを右クリックし、[カラム選択]を選択します。 [ジョブ カラム]ダイアログ ボックスが開き、追加できるカラムが表示されます。 2 追加するカラムを[ジョブ]リストのカラム タイトル バーにドラッグ アンド ドロップします。 ドロップ領域にマウス オーバーすると矢印が表示されます。 カラムをドロップすると UI に追加され、その行に各ジョブの情報が表示されます。 3 カラムを並べ替えるには、カラムを新しい場所にドラッグ アンド ドロップします。 4 カラムを削除するには、カラム タイトルを右クリックし、[カラムを削除]を選択します。 注: [ジョブ]カラムまたは[順番]カラムを除去することはできません。
ジョブを中止、再度アクティブ化する
ジョブの中止と再アクティベーションは通常、ジョブのスループットとネットワークの効率を短時間で改善する ために使用します。たとえば、あるジョブを中止して一時的にそのレンダリング ノードをより緊急度の高いジョ ブに割り当てることができます。あるいは、特定のジョブに時間がかかりすぎている場合、オフピークの時間ま でそのジョブを中止し、その間に処理時間の短いジョブを完了させることができます。時々、タスクとタスクの 間の短い時間に、優先順位の低いジョブが処理ノードを「捕まえる」ことがあります。この場合には優先順位の 低いジョブを中止してシステム リソースを優先順位の高いジョブに返すことができます。 次の手順に従って、ジョブの中止と再アクティブ化を行います。28 | 第 3 章 ジョブを管理、修正する: Windows
レンダリング ジョブを中止するには 1 ジョブ リスト内で 1 つまたは複数のジョブを選択します。 2 次のいずれかを実行します。 ■ ツールバーの[ジョブを中止]ボタンをクリックします (またはCtrl+Sを押します)。 ■ [ジョブ]メニューから、[中止]を選択します。 ■ [ジョブ]リストでジョブを右クリックし、[中止]を選択します。 選択したジョブが中止されます。ジョブのアイコンが新しい状態を示す黄色に変わります。 注: 選択したジョブのいずれかが完了すると、[中止]ボタンは無効になります。 中止したレンダリング ジョブを再度アクティブ化するには 1 中止したジョブ(黄色のアイコンで示されます)を選択します。 2 次のいずれかを実行します。 ■ ツールバーの[アクティブ化]ボタンをクリックします (またはCtrl+Aを押します)。 ■ ジョブを右クリックして[アクティブ化]を選択します。 ■ [ジョブ]メニューから、[アクティブ化]を選択します。 選択したジョブが再度アクティブ化され、そのジョブのアイコンが黄色から緑色に変わります。別のジョ ブを既に処理中の場合は、選択したジョブが保留になり、アイコンが白色に変わります。
ジョブの設定を変更する
ジョブの設定を変更して、ジョブのプロパティのカスタマイズ、E メール通知の指定、レンダリング ノード(サー バ)の割り当て変更、ジョブの従属関係の設定などを行うことができます。 ジョブの設定を変更するには 1 ジョブ リストで目的のジョブを選択します。 2 選択したジョブの現在の設定を表示します。 ■ [ジョブ]メニューから[設定を編集]を選択します。 ■ ジョブを右クリックして[設定を編集]を選択します。 ■ Ctrl+Jを押します。 ジョブの設定内容が以下のようなダイアログ ボックスに表示されます。ジョブの設定を変更する | 29
注: ジョブの設定は、ジョブ タイプや処理エンジンによって異なります。 3 目的のフィールドをダブルクリックし、目的に応じて修正します。 変更可能なジョブ設定に対しては、変更してもかまいません。それ以外の設定値は変更されません。 4 ジョブのプロパティを目的に応じて修正します。 説明 項目 ジョブが Backburner に送信されたときに提供される説明。 説明 0 ~ 100 の範囲のジョブの優先順位。ゼロが最も高い優先順位となります。100 はジョ ブが中止されたことを意味します。 優先順位 システム管理者が Backburner マネージャをどのように設定したかにより、次のいずれ かの方法で割り当てが行われます。i) 各レンダリング ノードに複数のタスク、つまり、 タスク ブロックの設定を 無視する タスクのブロックを割り当てます(既定の設定)。または、ii) 各レンダリング ノードに一 度に 1 つのタスクを割り当てます。 この特定のジョブに対し、マネージャの設定を無視するようにします。 マネージャが、このジョブのタスクのブロックをレンダリング ノードに送信できるよう にします。このジョブのタスクが、各レンダリング ノードで一度に 1 つのみ受信され るようにする場合は、この設定を無効にします。 たとえば、フレームベースのレンダリング ジョブを有効にすると、各レンダリング ノー ドが、レンダリング対象となる複数のフレームのブロックを一度に受信することになり ます。無効にすると、フレームは一度に 1 つだけ送信されます。 タスク ブロックを有効に する この設定を有効にするには、[タスク ブロックの設定を無視する]も有効にしておく必要 があります。 このジョブを一度に処理できるサーバの最大数を制限する Backburner マネージャの設 定を無効にします。 すべての使用可能なサー バを使用 このジョブを一度に処理できるサーバの最大数。すべてのサーバで実行する場合は、こ の値をゼロに設定します。 サーバの上限
30 | 第 3 章 ジョブを管理、修正する: Windows
説明 項目 ジョブが割り当てられるサーバ グループ。 待機中のグループ外のサーバを使用するようにグループが設定されていない限り、指定 されたサーバ グループ内のサーバのみが与えられたジョブを処理します。 サーバ グループ 5 Backburner マネージャは、ジョブの成功、失敗、その他の情報に関する通知を、[通知]領域で指定した E メール アドレスに送信できます。 説明 項目 ジョブの通知をオンまたはオフにします。 通知を使用可能にする ジョブの失敗に関する通知が行われるようにします。 障害を通知 各レンダリング ノードでタスクのブロックが完了するたびに Eメール通知が行われるよ うにします。 進行状況を通知 ジョブの完了に関する Eメール通知が行われるようにします。 終了を通知 n 番目のタスクが完了するたびに Eメール通知が行われるようにします。 N番目のタスク毎に進行を 通知 Eメール通知を有効にします。 Eメール通知を受信するには、この設定と[通知を使用可能にする]の両方を有効にする必 要があります。 Eメールの送信 Backburner マネージャが通知 Eメールの送信時に使用する返信先アドレス。 発信元から Eメールで警告 宛先アドレス。 発信先へ Eメールで警告 SMTP メーラ デーモンが実行されているサーバ。 Eメール サーバに警告 6 [OK]をクリックして、変更した設定をジョブに適用します。 現在ジョブを処理中の場合は、新しい設定は残りの作業にのみ適用されます。進行中のタスクや完了した タスクには適用されません。 ヒント: ジョブのすべてのタスクに変更を適用するには、ジョブの処理を最初からやり直します。ジョブを 再開する(31 ページ)を参照してください。
ジョブを再開する
最も一般的なワークフローは、ジョブの中止、ジョブの設定変更、ジョブの再アクティベーションですが、ジョ ブの再開という方法もあります。中止されたジョブを再アクティベートする場合、処理が中止された時点から ジョブが再び実行されます。つまり、すでに完了したタスクは再度実行されません。対照的に、ジョブの再開で はジョブのすべての処理を中止して、すべてのジョブ関連の一時ファイル(完了したタスクを含む)のサーバをク リアし、最初のタスクからジョブを再開します。これは、クリエイティブ アプリケーションからジョブを再度 サブミットすることと同じです。アプリケーションが実行している必要はありません。 ジョブを再開するには 1 目的のジョブを選択します。ジョブを再開する | 31
2 以下のいずれかを実行して、選択したジョブを再開します。 ■ [ジョブ]メニューから、[ジョブを再起動]を選択します。 ■ ジョブを右クリックして[ジョブを再起動]を選択します。 3 確認を求められたら、[OK]をクリックしてジョブを再開します。 選択したジョブが再開し、そのジョブのアイコンが緑色に変わります。別のジョブを既に処理中の場合は、 再開したジョブが保留になり、アイコンが白色に変わります。