財 務 省 ○農林水産省告示第三 号 経済産業省 株式 会社日本政策金融公庫法(平成十九年法律第 五 十七号) 第二十二 条第三項の規定に基 づ き、 指定金融 機関が危機対応 業 務を 行うことが必 要 で あ る 旨の認 定 を行い、 危機対応 業務及び 危機対応円 滑 化業 務の実施 財 務 省 に関し必 要な事項を定め た の で 、平成二十三年二月農 林水産省告示第一号の全部を次 のとおり改正し、告示 経済産業省 する。 平成二十三年三月二十三日 財務大臣 野田 佳彦 農林水産大 臣 鹿野 道彦 経済産業大 臣 海江田万里
目次 第一章 対象事案及び実施期間(第一条・第二条) 第二 章 国際的な金融秩序の混乱に関 す る事案(第三条―第九条) 第三章 災害等に関する事案(第十条―第十三条) 第四章 雑則( 第 十 四 条―第十六条) 第一章 対象事案及び実施期間 (対象とすべき 事 案) 第一条 対象 と す べき事案は 、 次に 定 め る も のと する 。 一 国際的な金融秩序の混乱に関する事案 二 災害救助法(昭和二十二年法律第百十八号)第二条の災害 に関 す る 特別相談窓 口 に係 る事案及び次に 掲げ るもの イ 霧島山 ( 新燃岳)噴火に関す る 特別相談窓 口 に係る事案 ロ 平成二 十 三年東北地方太平洋沖地震災害に関 す る 特別相談窓口に係る事案
三 内外 の金融秩 序 の 混 乱 又は大規模 な 災害、テロ リ ズム若しくは感染症等の例外的 な 経済情勢・社会情 勢等 に該当す る状況 に 対し て 、 政府を挙げた対策が と られる事案 で あっ て 、 次に掲げるもの イ 「生活対策」中 小 企業金融緊急特別相談窓口に関 す る 事案 ロ 建築関連中小企業者対策特別相談窓 口に関す る事案 ハ ガソリ ン ・軽油販売関連中 小企業金融支援 対 策特別相談窓口に 関す る事案 ニ 事 故 米 転 用 問 題 に 関す る 中 小 企 業 金 融 支 援 対 策 特 別相 談 窓 口 に 関す る 事 案 ホ SFCG関連特別相談窓 口 に関す る 事案 ヘ 高病原性鳥インフルエンザ関連特別相談窓口に関 す る 事案 ト 新型イン フルエン ザ関連中小 企 業金融 支 援対策特別相談窓 口に関す る事案 チ 口蹄疫に関 す る中小企業支援対策特別相談窓 口 に 関 す る事案 てい リ 円高等対 策特別相談窓口に関す る事 案 ヌ 日本振 興 銀行株式会社関連 特別相談 窓口に関 す る 事案 ル 株式会社武富 士 関連特別相談窓口に関 する事案
(実施 期 間) 第二条 実施期間は、平成二十三年三 月 三十 一日ま で とす る (た だし、第十一条第二号を除く。) 。 第二 章 国際的な金融秩序の混乱に関 す る事案 (対象 と な る 者) 第三条 国際 的な金融 秩序の混乱 に 関す る事案に係る危機対応 業務の 対 象とな る 者は、次 のと おりとす る。 一 行政庁から業務停止命 令等を受けた金融機関 を取引 金 融機関とする中小企業者等 (株式会社日本政 策 金融公庫法(平成十九 年法律第五 十 七号 。 以 下「法」 とい う。)別表 第 一第十 四 号 の 中欄に掲げる者及 び株式会社日 本政策金融公庫法施行令(平成二十 年政令第百四十三号。以下「令」とい う。)第四条第 二号 イからヌま で に掲げ る 者 で あっ て、特別目的会社 (資産の 流動化に 関す る法律 ( 平成十年法律 第百 五号)第二条第三項に規定する特定目的会社及び事 業 内容の変 更が制限され て い るこれと 同様の事業を 営む 事業体を いう。次条第一号ロ に おいて 同 じ。)を 除いたものをいう。以 下同 じ。)又 は取引金融機 関から総与 信 高の減少等を要求された中小企業者等 で あっ て 、 中長 期的に、 資 金 繰りが改善し、 か つ、 経 営 が安定す るこ と が 見 込 まれ るもの
二 国際的な金融秩序の混乱に伴う景況悪化により、一時 的に売上げの減少その他の業況の悪化を来し て いる中小企業 者等 で あ って 、中長 期 的に、その業 況が回復し、かつ、その事業が 発展す る ことが見 込ま れるもの 三 国際的な金融 秩序の 混 乱による関連 企業の 倒 産により 、 一 時的 に経営に困難を来して いる中 小 企業者 等で あって 、 中長 期的に、経営 が安定す ること が 見込まれ るもの 四 国際的な金融 秩序の 混 乱 に より、 一 時的 に業況又は資金繰りの悪化を来し て いる中堅企業等 で あって 、中長期的に、その業況が回復し、 かつ、その事業が 発展 する ことが見込ま れる もの又は その資 金 繰り が改善 し 、 か つ 、 経営 が安 定す るこ と が 見 込 まれ るもの 五 国際的な 金融秩序の混乱により、一時的に業況又は資金繰りの悪化を来してい る中堅企業等(経済成 長戦略大綱(平成十八年七月六日財政・経済一体改革会議決定)等にお ける新産業の創出又は活性化を 図る事業その他 の 企業活力 の向上に資 す る 事 業 を 実 施 する ものに限る。 ) で あ っ て、その経 営 基盤の安 定を 図るこ と により 、 中長 期的 に、その 業況が 回 復し、 か つ 、 その 事業が発 展 す ること が 見込まれ るも の又は そ の資 金繰りが 改善し 、 か つ 、経 営が安定 する ことが見込 ま れる ものに 対 し て 、出資 並 びに資 金
の拠出及び貸付けを行う こ とを目的と す る組合又は 事 業体( 投 資事業有限 責 任 組 合その他これに 準 ずる 事 業 体 で あ っ て、 当該 国 際 的 な 金融秩 序 の混 乱 に よ り 、一 時的に 資 金調 達に 困 難 を 来 し て お り 、かつ 、 当該組合 又は 事 業 体が 行 う 出資並 び に 資 金 の 拠 出 及 び 貸 付 けの適切性及 び公正 性 を確保 す る た めの措置 が 講 じられて いるも の に限る。) 六 国際的な金融 秩序の 混 乱により、 一 時的に業況又は資金繰りの 悪化を 来 し て いるが 、 中長 期的に、 そ の業況の 回復又は 資金繰りの 改 善が見 込 まれ る下請事業者 、主要 取 引先そ の 他の関連 事業者(以下この 条及び第 五条第 十 号におい て 「 関連事業者」という。) に 対し て 資 金融通を行う大企業(当 該 大企業 に 対す る危機対応業務に基づく貸付け 等は、当該大企業が 関 連事業者に対し て 資金融 通 を行う 場 合に限り 行うも の とし、当該大 企業 には、当該大企 業 を中核とす る 企業 集団の資金管理をそ の 主たる目的と し 、 一時 的に資金 調達に困難を来し て い る金融 会 社を 含 む ものとす る。) 七 国際的な 金融秩序の混乱により、短 期社債(社債、株式等の振替 に 関 す る法律(平成 十三年法律第七 十五 号)第 六 十六条 第 一項 に規 定す る短 期社債 を いう 。以下 同 じ。 )の発行 によ る資金 調 達に困 難 を来 して いる信 用 力の ある中堅企業等
八 国際的な 金融秩序の混乱により、一時的に業 況又は資金繰りの悪 化 を来してい る 金融 商品取引法(昭 和 二 十 三 年 法 律 第 二十五 号 )第 二十 四条第一 項第一 号 に 掲 げる 有 価 証券 の発 行者 であ る 、 投資 信 託 及 び 投資法人に 関 す る 法 律 (昭和二 十六年法 律第百九十八号)第二条第十二項に規定す る 投資法人(同条第 一項に規定する特定資産が不動産 で あるものに限る。 以下「投資法人」という。) で あっ て 、 中長期的 に、その業況が回復し、かつ、その事業が発展す ることが見込まれ るもの又はその資金 繰 りが改善し、 かつ、経営が安定す る ことが 見 込まれ る もの への資金 の供与を目的とする、株式会社日本政策金融公庫 財 務 省 の危機対応円滑化業 務 の実施に関し必要な事項を 定める省令 ( 平成二十年農林 水 産省令第二号) 附 則第 経済産業省 二項に 規 定する信託業務 を 営 む 金融機関 (利子補給金の支給に関 す る事項) 第四 条 利子 補給金 の 支給 (法第 十 一条 第三項 に 規定す る 利 子 補給金 の 支給を い う 。 以下 同じ。) について は、指定金融機 関 が次に定 め る ところ に より行う危機対応業務のために実施す る ものとす る。 一 利子補 給 金の支 給 の対象は、平成二十三年三月三 十一日ま で に 行われる貸付けで あ っ て 、 次に 掲げる
ものとす る。 イ 前条第一 号及び 第 二号に掲げ る 者を 対象とす る 設 備資金等に係る 特 定資金の 貸付け ロ 前条第四号に掲げる者のうち中堅企業(資本金十億円未満の法人 (法別 表 第一第十四 号 の中欄に掲 げる 者 及 び令 第 四 条第 二号 イから リ ま で に 掲 げる 者( 以下「組合」という。)並びに特別目的会社を 除く。 ) 及び資 本 金十 億円 以上の 法 人 で あ っ て 令 第四条第二号ヌに掲げる者 を いう。以下同じ。)及 び大企業 ( 中堅企業及び中小企業者等以外の法人をいう。以下同じ。)を 対象とす る設備資金等に係 る特定資金の貸付け(損害担 保取引(法第十一条第 二項第二号に規定する補塡をいう 。 以下同じ。) を実施しないものに限る。) 二 利 子 補給 金の利子 補給率は、 年 〇・ 五パーセン ト とす る。 三 利子補給 金の支給 期間は、当 該 利子補給金の 支給対象とな る特定 資 金の貸付 け の 日から二年間とす る。 ( ツ ーステップ・ローンに関 す る事項) 第五条 ツーステップ・ローン(法第十一条第二項第一号 に規定する資金の貸付けを いう。以下同じ。)に つい ては 、第三条第一号か ら第八号 ま で に 掲 げる 者 を 対象とし て指定金融機関が次に定める ところにより
行う危機対応業務のために実施 す る ものとする。 一 第三条第 一号に掲げる者を対 象 とす る特定資金の貸付け 等 について は、そ の 限度額は 三億円と し、同 時期に 株 式会 社日 本政策 金 融公庫( 以下「公庫」とい う。 )が 実施 する 金 融 環 境 変化 対 応 資 金 と同条 件 (た だし、金利につい て は 、この限り で なく、制度の 趣旨に鑑み 、 適切に定めるものとする。)の貸付 け等に 限 るも の と する 。 二 第三 条第二号に掲げ る 者を対象とす る特定資金の貸付け等につい て は、その限度額は七億二千万円と し、同時 期に公 庫 が実施す る経営環境変化対応資金と同 条 件(ただし、金利につい て は、こ の 限り で な く、制度の趣旨に 鑑み 、適切に定める も のと する。)の貸付け等に限るものと す る。 三 第三条第一号 及 び 第二号に 掲げる者 を対象 と す る 特 定 資金 の貸付け 等につ い て は 、同条 第 一号及び第 二号に掲げる者が一定の経済的な 利 益を得 る こと が で き、かつ 、新規 の 特定資金の 貸 付け 等を伴う 場合 に限り、当該 特定資金の貸付け等 に 係る資金をもっ て 当該指定金融機 関 の既存 の 債権(当 該指定金融機 関が既に行った特定資金の貸付け等に係 る債権及び償還期限が一年 未満の債権 を 除く。)の弁済 に 充 て ること が で き るも のとす る 。こ の 場 合 に おいて 、 当 該 特定 資金の貸 付け等を 損害担保取 引の対象とす る
ことはできな いものとする。 四 第三条第 三 号 に掲げる者を対 象 とす る特定資金の貸付け 等 について は、そ の 限度額は 一億 五千 万円と し、同時期に公庫が実施 す る取引企業倒産対応資金と同条件 ( ただし、金利 に つ い て は、この限り でな く、制度の 趣 旨に鑑 み 、適切に定めるも のとす る 。)の貸付け等に限るものと す る。 五 第三条第四号に掲げる者を対象とする特定資金の貸付 け等(短 期社債の取得を除く。)につい て は 、 他 の 金 融 機関 等 と 協 調 し て 実施 する もの と す る 。 た だ し 、 対象 とすべき事案 の性 質に鑑み 、 他の金 融 機 関等が貸 付け等 を 行うこと に 支 障が ある場合 は、この限りで な い 。 六 前 号 に定め る 特定資金の貸付け 等のうち 、円滑な資金供給を行うこ とを目的と し て 、 協働し て 貸付け 等に取り組む こととした他の金融機関からの申込みに基づい て 実施す る ものについて は、次 に 掲げ る全 ての要 件 を 満た す場 合に 行 う こ と が で きる。 イ 指定金融機関が協働し て貸付け等に取 り 組 む 金 融 機関につい て は、指定金 融 機関が、あらかじめ業 務 の 実施体制 及 び 実施 方法を確認し 、協働し て 取 り組 む旨 を公表 し た も の で あ る こと。 ロ 当該金融機関が支援 す る者を対象とする特定資金の貸付け等 で あっ て、当該金融機 関 からの新たな
貸付け等の金額が特 定 資 金 の貸付け等の金額以上 で あ る こ と。 七 第五号に定める 特 定資金の貸付け等のうち 、 コ ミ ットメント・ラ イ ン契約 ( 一定の期間及び貸付けの 極度額の限度内におい て 、 当事者の一方の意思表示により当事者間の 一 方を借 主 とし て 金 銭を目的とす る消 費貸 借を成 立 させる こ とが できる 権 利を相手方が 当事者の一 方 に 付 与 す る 契 約をいう。 以 下同じ 。 )を締結し て 行 う 場 合 にお い て は、 コミッ ト メント・ ライン契 約は次に 掲げる 全 ての要件を満た す もの でなけ れ ば な ら な いもの と す る 。 イ 他 の 金 融 機関 等 と 既に 、又は同時に 締結した コミッ ト メ ン ト・ ライ ン契 約を補 完 する ことを目的と し、かつ、当該他の金融機 関等が当該 コ ミッ トメント・ライン 契約に基づい て 原 則とし て 極度額ま で 貸付け 等 を行 い、又は行って い る 場 合に限り貸付けを 行うこと とす るも の で あるこ と 。 ロ 極度額 は 五百 億円 を、 契約 期 間 (当 事 者 の 一 方の 意思 表示 により 当 事者 間にお い て 当 事 者の 一 方 を 借主とし て 金 銭を目 的 とす る消費 貸 借を 成立させるこ とが で き る一定の期間をいう。)は 一 年を 、そ れぞれ超えないこと。 八 第五号に定め る特定資金の 貸付け 等 のうち 、社債(短 期社債を 除く。) の取得につ い て は 、 社 債の 発
行条件、発行 者の信用力 等 を勘案し、適当と認めら れ る場合に おい て 、 その募集額の一部 に係る応募に より 取得す る ものとす る。 九 第三条 第 五号に掲げる者を 対象とす る特定資金の貸付け 等 について は、 償還期限が五年以 上二十年以 下の貸 付 けと する もの と す る 。 十 第三条第六号に掲げる者を対象とする特定資金の貸付 け等につい て は、当該大企業に、資金繰り等が 悪化し て いる関連事業者への資金融通を行わ せる ことを目的とし て 実施 す る ものとす る。 十一 第 三 条第 七号に掲 げる 者を対 象 とす る 特 定資金の 貸付け等 について は、格付が 一 定格 以 上 の短 期社 債の取得 で あ って 、公庫からの信用供与に係る金利に 指定金融機関の経費率等を上乗せした金利を取得 金利の下限とす る 短期社債 ディーラー経由オークション方式等 に よるものとす る。 十二 第三条第八号に掲げる者を 対象とす る特定 資 金の貸付け 等 につ い て は、 償還 期限が三年以内の資金 の貸付け で あ っ て 、 元 利金の支払について 劣 後的内 容 を有 す る 特約が付され た 金 銭の消費貸借によるも のに 限るも の とし、 当 該者に、 一時的に 資金繰りが悪化し て い る金 融商品取 引 法 第二十四条第一項第一 号に掲げる有価証券の発行者 で ある投 資 法人への資金融通を行わせることを目的とし て 、 次に掲げるい
ずれかの要件 に該当す る場合に限り行うこ と が で きるものとす る。 イ 投資 信 託 及 び 投資 法 人 に 関 する 法律第 二 条 第 十 七 項に 規定 する 投資 法 人 債 等 の償 還 ( 同 項 に 規 定 す る投 資法人 債 等(平成二 十 一年 八月三十一日以後に償還期限が到来す る ものに限る。)の 償還を目的 とし た 借 入金 の 償 還 を 含 む 。 ) の場 合 ロ 金融機関の破綻等により貸付けが受けられない場合 ハ 投資法人同士の合併に必要となる資金の調達が で きない場合 (損害担 保取引に関 す る事 項) 第六条 損 害 担保取 引 につ い て は、第三 条第一 号 から第四 号ま で 及 び第六号 から第八号ま で に 掲 げ る者を対 象として 指定金融機関が次に定め る ところ に より行う危機対応 業務のために実 施 す る ものとす る。 一 第三条第 一号に掲 げる者を対 象 とす る 特 定資金の貸付け等 について は、そ の 限度額は、他の指 定金融 機関から調達する資金を合計し て 三 億円とし、同時期に公庫が実施 す る 金融環 境 変化対応資金と同条件 の貸付け等 に 限るものとする。 二 第三条第二号に掲げる者を対象とする特定資金の貸付 け等につい て は、その限度額は、他の指定金融
機関から調達す る 資金 を合計し て 七 億二千 万 円と し、 同時期に公庫が 実 施す る経営 環 境変 化対応資金と 同条件の貸付け等に限るものとす る 。 三 第三条第一号及び第二号に掲げる者を対象とす る 特定資金の貸付け等につい て は 、同 条第一 号 及び第 二 号 に掲げ る 者が一定の経済的な利益を得ることが で き、かつ、新規の特定資 金 の貸付け等を伴う場合 に限り、当 該 特定 資金の貸付け 等に係 る 資金を も って 当該指定金融 機関が同条第一号及び第二 号に掲げ る者に対し て 既に行った損害担保取引に 係る特 定 資金の貸付け等に 係る債権( ツ ーステッ プ・ローンを 原資とす る債権を除く。)の 弁 済に充 て る こ とが できるものとす る 。この 場 合において、当該特定資金 の貸付け等をツ ー ステップ ・ローン の対象とす る ことはで きな いものとす る 。 四 第三条第三号に掲 げる者を対 象 とす る 特 定資金の貸付け等 につい て は、そ の 限度額は、 他 の指 定金融 機関 から調達す る 資金 を合計し て 一 億五千 万 円と し、 同時期に公庫が 実 施す る取引企業倒産対応資金と 同条件の貸付け等に限るものとす る 。 五 前四号に定める場合において は 、短 期貸付けにあっ て は平均貸付期間を 一年以内と し 、長期貸付けに あっ て は平均貸付 期間を五 年以内とす る ものとする。
六 第三条第四号 及び第六号に 掲げる者を対象 と する特 定 資 金 の貸付け等( 短期 社債の取得を除く。)に つ い ては 、 次 に 定 める と こ ろに よる も の と す る 。 イ 中堅企業に対す る 損害担保取引の対象となる 特 定資金の 貸付け等 については、業況及び資金 繰りが 共に 悪化し て お り 、中長期 的に改善が見込 ま れる ものの、業況及 び 資 金 繰 り の悪化が 継続 する ことに より経営上回復しい損失を被ることが想定され る 中堅企業 に対す る 特定資金の 貸 付け等で あって 、 特 定資金の 貸付け等の額が二十億円以下の長期運転資金又は設備資金に係るもの に 限るものとす る。 ロ 大企業に 対する 損害担保取引 の 対象 と な る特 定資 金の貸 付 け等に つ い て は 、 国 際 的 な 金融秩 序 の混 乱等により、業 況 及び資金 繰りが共 に悪化 し て お り、中長期的 に改善が見込まれるものの、業況及び 資金繰りの悪 化が継続す る ことにより経営 上 回復し難い損失を 被ること が想定され る 大企業 に 対す る 長期 運転資 金 又は設 備 資金に 係 る特 定資 金の貸 付 け等 であ っ て 、指定金融機関 が損害担保取引 な し で はツーステップ・ロー ンを原資とする特定資金の貸付 け等又は保証(法第二条第 五号に規定 す る債務 の保証のうち、危機 対 応業務と し て 行う ものをい う 。 以下同じ。) に よる特定資金の貸付け等の実施 ができない 状 況にある大企業に対す るもの で あっ て 、 次のいずれかの要件を満 た す大企業その他の国
民生活の向上及び国民経済 の成長 に 及ぼす 影 響が大き い等と判断され る 大企業に対す るものに限るも のとす る 。 ⑴ 地域経済におけ る 雇 用 の割 合が高いこと等によ り 、当該地域における経済的貢献度が高い等と判 断される企業 で あ る こ と。 ⑵ 下請企業等関連産業が幅広い企業又はこう した企業の 事業の継続に不可欠な企業 で あ るこ と。 ⑶ 高い 技術又は高い専門的知識を有す る な ど 、経済活力の維持 を図るために不可欠で ある企 業 で あ るこ と 。 ⑷ 生 活 に密着 し たサー ビ ス等を 提 供す るなど、国民が 基 本的な生 活 を 行 う 上 で 必 要とな る 企業で あ るこ と 。 ハ 第二条に規定 する実施期間の終了日時点における 、ロに定めるところにより行う特定資金の貸付け 等に付与した損害担保 取 引に係る補塡の額の累 計額 につい て は、指定金融機関ごとに、危機対応業務 により貸し付けた大企業 向 け長 期資金の 貸付け 等 (国際的な 金 融秩序の混乱に関す る 事案に係るもの に限る。)の額の 累計額の概ね三割以 内 に限るものとす る 。
七 第三条第七号に 掲 げる者 を 対象 と す る貸付け等に つい ては、前条第十一号に 掲げる特定資 金の貸付け 等 で あって 、 かつ、次に掲げる全て の要件を満たすも のとす る 。 イ 深刻な 経 済危機 等 に際し て 指定金融 機関が短 期社債の取得のリ スク補完 を通常の手段で 行 う こ とが 困難 で あ る 場 合等 で あ って 、原 則とし て 三十億 円 以 上 の短期社債の 取得 で あ るこ と。 ロ 短期社債の取得に付与した損害担 保取引に係る補塡の額の残高が、指定金融機関ごとに、危機対応 業務により取得した短期社債の直近の損害担 保取引を 付与 した時点におけ る 残高の三 割以内 で あるこ と。 八 第 三 条第八 号 に掲げ る 者に対す る損害 担 保取引の対 象 とな る特定資金の貸付け 等 について は、当 該 者 の財務内容の 状況等を 勘案 し、損 害 担保取 引 な し で は ツーステ ップ・ローンを原資とす る 特定資金 の貸 付け 等の実施 が困難 で ある場合に限り行う も のとする。 2 株式 会社日本政策金融公庫法第 十一条第二項第二 号に 掲げる業務に係 る 取引が 行 われる場合における金 財 務 省 銭の支 払 いその 他 の条件を定める件 (平成二十年七 月 農林水産省告示第 一号)第四 条 第二号における主務 経済産業省
大臣が別に定める場合とは、対象債権が前項第六号イに規定 す る中堅企業に係 る もの で あ る場合とする。 (保証に関 す る事項) 第七条 第三条 第 四 号 に掲げる者の 特定資金 に係る債務(前条第 一 項第 六号に定 めるところ に より行う 特定 資金の貸付け等に係 る ものを除く。)の 保証につい て は、当 該 保証債務を履行す る際に公庫からの信用供 与を受けて 行 うと したものを対 象に、当該債 務者の委託を受け て行うものと する。 (特定資金の貸付け等の 限 度額等) 第八 条 特定資金の 貸 付け等の 限度額につい て は 、第三条第四号(第六条第一項第六号イ に規定す るところ により、損害担 保取引の 対象となる中堅企業を除く。 ) から第 八 号ま で に 掲げる者を対象とす る 事案 につ いて は 適 用さ れ な い も の と す る 。 2 株式会社日本政策金融公庫の危機対応円滑化業務の 実 施に関し必要 な 事 項を定め る省令第二条第三項に 規定する 主務大臣が別に定める場合とは、第三条第四 号、第 六 号及び 第 七号 に掲げる者に 対し て 特 定資金 の貸付け等を行う場合とする。 (指定金融機関に対 する資金の貸付けの条件に関 す る事項)
第九条 法第十五条の規定 に基づく、危機対応円滑化業務実施方針第五条第四号ロにおける主 務大臣が 特に 必要と認める 場合と は 、コ ミット メ ント ・ライン 契約 に基づ い て 行 う 貸 付け及 び 債務保証 契約 に基 づいて 行う 保証履 行 に必要な 場合とす る。 2 危機対応円 滑 化業 務実施方針第 五条第 七 号における主務大 臣が特に必要と認める場合と は 、コ ミットメ ン ト ・ライ ン 契約 に基づいて 行 う 貸 付 け に必要な 場合とす る。 第三章 災害等に関 す る事案 (対象 と なる者) 第十 条 災害等に関する事案に係 る 危機 対応業務の対象とな る 者は、次のと おりとする。 一 第一条第二 号 に規定す る事案につい て は 、指定災害 により被害を受けた者 二 第一条第三 号 に規定す る事案につい て は 、社会的・経済的 環境の変化等の外的 要 因により、一時的に 売上げの減少その他の業況の悪化を来し て い る事業者で あ っ て 、中長 期 的には、その業況が回復し、か つ、 その事業 が 発 展す るこ と が 見 込 まれ るもの (利 子 補 給 金 の支給 に 関す る事 項)
第十一条 利子補給金の支給につい て は、指定金融機 関 が次に定め る ところ に より行う 危機対応業務の た め に実 施す るも のとす る 。 一 デフレに伴う実質金利 高 の 軽 減 に係る利子補給金の支給につい ては、次の通り 実 施するも の と する。 イ 利子補給金の支給の対象は、平成二十三年三月三十一日ま で に 行われる貸 付 け で あっ て 、 前条第一 号及び第二 号 に掲げる者を対象とする設備資金等に係る特定資金の貸付けと す る 。 ロ 利子 補給金の利子補給率 は 、年〇・五パーセントとす る。 ハ 利子 補給金の支給期間は、当該利子補給 金の支給対象となる 特 定資金の貸付けの 日から二年間とす る。 二 激甚災害に係る利子補給金の支給につい て は 、次の通り 実 施するもの と する。 イ 利子補給 金の支給の対象となる者は、平成二十 三 年東北地方太平洋沖地震による直接の被害を 受 け た中小企業者等で あっ て 、 事業所 又 は主要な事業用資 産につ い て 、 全 壊 、流失、半壊、床上浸水 そ の 他 こ れらに準 ずる被害 を 受 けた旨の 証明を市町村 長その他相当な機関か ら受 けたもの又は当 該 中小企 業者等の事業活動に相当程度依存し て い る中小企 業者 等( 売上額等が相当程度減少して い る者に限る。
)で あ っ て 、 当該 事 実 に 係 る 証 明 を 市 町 村 長 そ の 他 相 当 な 機 関 から 受 け た も のと す る 。 ロ 利子補給 金の支 給 の対象となる貸付金の限度 額 は 、公 庫 及 び 指 定 金 融機関で 合 計 して 、一 貸 付 先 当 たり貸付金のう ち 一千 万円(組合につい ては三千万円) とする。 ハ 利子補 給 金の利子補給率は 、年〇・九パーセントとする。 ニ 利子補給金の支給の対象と なる特定資金の貸付 け 等は 、平成二十三年三月十一日から平成 二十三年 九月十一 日まで に 実施されるものとし 、 支給 期間は、当該 貸付け 等 の日から三 年 間と する。 (ツーステップ・ ローンに関す る事項 ) 第十 二条 ツ ー ステップ・ローンを原資とする特定資金の貸付け等の 限度額は、社会資本 整 備に係るものそ の他 主 務 大臣が定めたものには適用されないものとする。 (損害 担 保取引 に 関す る事項) 第十三条 損害担 保取引につい て は 、指定金融機関が次に定めるところ に より行う危機 対応業 務 のため に 実 施す るものと す る 。 一 第十条 第 一号に掲げる者を 対象とす る特定資金の貸付け 等 について は、 その限度額は 、 他 の 指 定金融
機関から調達す る 資金を合計し て 、 既存貸付 残高にかかわらず 一億五千万円(組合 に つい て は 、四億 五 千万円)とし、同時期に 公 庫が実施 する災害復旧 貸付けと同条件の貸付け等に限るものとす る 。 二 第十条第二号に掲 げる者を対 象 とす る 特 定資金の貸付け等 について は、そ の 限度額は、他の指 定金融 機関 から調達す る 資金を合計し て 七 億二 千万円と し、 同時期に公庫が実施す る経営環境変 化対応 資 金と 同条件の貸付け等に限るものとす る 。 第四章 雑則 (実施状 況に関す る報告 ) 第十四条 指定金融 機関は、毎 月 の危機 対 応業 務の実施状況 について 、次に掲げる事項 を、遅滞なく、 公 庫 を通じ て 主務大臣に報告 す るものとする。 一 第三条第 一号及び 第二号に掲 げ る者を 対 象とす る 特定資金の貸付け等につい て は 、次 に掲げる事項 イ ツーステップ・ローンを原資とした貸付け等の総額、件数その他の事項 ロ 損害担 保取引の 対象となっ た 貸付け 等 の総額、件数その 他 の事項 ハ 利子補給の対象となった貸付けの総額、件数その他の事項
二 第 三 条第 三号に掲 げる者を対 象 とす る 特 定資金の貸付け等 について は、次 に 掲 げ る事 項 イ ツーステップ・ローンを原資とした貸付け等の総額、件数その他の事項 ロ 損害担 保取引の 対象となっ た 貸付け 等 の総額、件数その 他の事項 三 第三条第四号及び第六号に掲げる者を対象とす る 特定資金の貸付け等につい て は 、次に掲げ る 事項 イ ツーステップ・ローンを原資とした貸付け等の総額、件数その 他の事項 ロ イのうち 、社債の取得及び社債の 償 還に必要な資金の 貸付けの総額、件数その他の事項 ハ コミ ッ ト メント・ライン 契 約の総額、件数その他の事項 ニ 保証の総額、件数その 他 の 事項 ホ 損害担保取引の対 象 と なった 貸 付け等の総額、件数その他の事項 ヘ 利子補給 の対象となった貸付けの総額、件数その 他の事項 四 第三条第 五号に掲げる者を対 象 とす る特定資金の貸付け 等 について は、 ツー ステップ ・ロー ン を原資 とした貸付け等の総額、件数その他の事項 五 第三条第七号に掲げる者を対象とする特定資 金の貸付け等につい て は、次に掲げる事項
イ 短 期 社債の取得の総 額 、件数、取得金利の下 限 そ の他の事項 ロ 損害担保取引 の 対象 と な った短期 社債の取 得の 総額、件数その他の事 項 六 第三条 第 八号に掲げる者を 対象とす る特定資金の貸付け 等 について は、 次 に 掲げる事 項 イ ツーステップ・ローンを原資とした貸付け 等 の総額、件数その 他 の事項 ロ 損害担 保取引の対象となっ た 貸付け等の総額、件数その他の事項 七 第十条第一号及び第二号に掲げる者 を対象と する特 定 資 金 の貸付け等につい ては、次に 掲 げる 事項 イ ツー ステップ・ローンを原資とした貸付け等の総額、件数その 他の事項 ロ 損害担保取引の対象とな っ た貸付け等の 総額、件数その他の 事 項 ハ 利子補 給 の対象 と なった貸 付け等の総額、件数その他 の事 項 (共通事項) 第十五条 危機対応業務の実施は、主 務大臣から指示を受けた指定金融機 関に限り行う ものとす る。 (改 定) 第十六条 主務大臣は、第一条第一号に掲げ る 事案に係る危機対応業務につい て は 、 国 際的な金融秩序の混
乱の収束の状況、企業の業況又は資金繰りの改善の 状 況等を踏ま え 、 こ の定めに 係る 危機対応業務 の実施 期 間 、対 象 、 条 件 等につ い て、 改定 する もの と す る。