• 検索結果がありません。

ージ jyousho.pdf を参照 ) ビッグサイトがメディアセンターとして使われる 20 か月のうち 2020 年 4 月からの 7 か月間だけでも 例年出展している 5 万社のうち 3 万 8,000 社

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "ージ jyousho.pdf を参照 ) ビッグサイトがメディアセンターとして使われる 20 か月のうち 2020 年 4 月からの 7 か月間だけでも 例年出展している 5 万社のうち 3 万 8,000 社"

Copied!
9
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

2019 年、2020 年の 20 か月間にわたり、東京ビッグサイトがオリンピックのメディアセンターとし て使われるため、多くの展示会が縮小や中止になる恐れが出ている。 この問題について、(一社)日本展示会協会は解決を求める署名活動を行ってきたが、去る1 月 20 日 に81,143 通の署名を東京都の小池都知事あてに提出した。 この事実が多くのマスコミに伝わり、展示会業界紙、各産業の専門紙、国内外の一般メディアから、 「小池知事への要望内容を詳しく説明してほしい」「署名提出の際、東京都側からどんな返答があった のか知りたい」「記者会見を開いてほしい」との強い要望が殺到。そのため、展示会関連の 3 団体(日 本展示会協会、東京ディスプレイ協同組合、電設協議会)が、1 月 26 日(木)、東京のサンケイホール で合同の記者会見を行う運びとなった。 会見では、まず主催者を代表して日本展示会協会(日展協)の石積会長が、1 月 20 日に小池知事に 提出した陳情書を用いて、問題の趣旨と知事への陳情内容について説明した(陳情書は日展協ホームペ

出展社

支援企業

代表が訴える

展示会関連

3団体が

記者会見

2020 年オリンピック 展示会場問題

日展協 石積会長が記者会見の全貌を公開(17/02/10) 国内外の 110 メディアが真剣に取材!

自民党

議員連盟

秋元 司

つかさ

幹事も、支援を表明

「2019、20 年も、例年

同じ規模

展示会開催を!」

記者会見には国内外から 110 のメディアが出席。会見場は席が埋め尽くされ、この問題への関心の高まりを感じさせた。

(2)

2 ージ http://www.nittenkyo.ne.jp/image/170127_chin jyousho.pdf を参照)。 「ビッグサイトがメディアセンターとして使われる 20 か月のうち、2020 年 4 月からの 7 か月間だけでも、例年 出展している 5 万社のうち、3 万 8,000 社が出展できなく なり、約 1 兆 2,000 億円もの売上げを失います。その多く は中小企業です。 また装飾、電気、工事、警備、印刷などの展示会支援企 業 1,000 社の仕事量は同じ 7 か月間で 1/4 に減り、彼らは 1,300 億円の売上げを失います。さらに、国内だけでなく、 海外企業 8,000 社、7万人のバイヤーが来日不可となり、 訪日ビジネスマンが激減します。 この問題に対し、東京都は仮設展示場の建設など、さま ざまな軽減策を講じてくださり、展示会関係者は、その努 力に感謝しています。しかし、この仮設展示場もビッグサ イトの 1/4 の規模のため、中小企業の倒産を招く可能性は依然として高く、『2019 年、2020 年も展示会 が例年通り、同じ規模で開催できるようにして頂きたい』と、問題の全面解決を切に願う 8 万通の請願 署名が寄せられております。それを 1 月 20 日に東京都 小池知事に提出いたしました。 現在の状況を例えれば、築地市場に店舗を構える 1,047 社のうち 1/4 の 250 社しか移転できないこと と同じであり、そうなれば市場の価値が激減し、東京都民や国民に被害を与えることは確実です。した がって、『次のような全面的な解決をお願いしたい』との声が関係者の間に圧倒的に多いのが現実です。 提案1:全ての展示会が例年と同じ規模で開催できるよう、ビッグサイトと同規模の仮設展示場(8 万 ㎡)を首都圏に建設して頂きたい。例えば築地市場の跡地や羽田空港近辺などです。都内が難しければ、 みなとみらい地区、山下ふ頭、幕張メッセの近辺などに建設する案もあります。 さらに、仮設館を建てる技術が発達しているため、『公有地を貸して頂ければ、100 億円以下、2 年以 内での建設も可能だ』という情報があることも提案させて頂き、また、展示会業界をはじめ、国内外の 様々な私企業から『出資しても良い』という声が上がっていることもお伝えいたしました。 提案2:これが一番の理想ですが、メディアセンターをビッグサイト以外の場所に新設して頂きたい。例えば 一案として、現状を災害時のような緊急事態とみなし、ビッグサイト北の広域防災公園に建設する。 または、一部の有識者から『安全性の検証が長期化する恐れのある豊洲新市場を、五輪後までメディアセン ターとして使用してはどうか』という案も出ております。ビッグサイトをメディアセンターに改造し、五輪後に 修復する費用は巨額に上るという意見もあることから、この案も可能ではないかと考えます。ちなみに、 過去 3 回の五輪(北京、ロンドン、リオ)でも、メディアセンターは全て展示会場以外の場所に仮設で 建設されました。 私どもはこの問題の最終的な被害者は、東京都民であり日本国民だと申し上げたい。第 1 の理由は、 現在の計画では、日本経済を支える中小企業が疲弊し、海外からのビジネス客も減少、経済効果は激減 し、東京都および国に甚大な被害をもたらすからです。したがって、何とか変更すべきと考えます。 第 2 の理由。小池知事による『五輪経費の削減努力』には敬意を表しますが、1,000 億円を削減して も、1 兆円の売上げを消滅させるなら、五輪の経済効果も半減するのではないかと危惧するからです。 最後に 3 つめの理由。日本の展示会が縮小、中止になることにより多くの出展社、来場者が中国、韓 国、シンガポールなどに移ってしまい、二度と戻ってこなくなる可能性が大きくなるからです。 以上が、日本展示会協会が 1 月 20 日に小池知事にお渡しした陳情書の内容です。 小池知事への陳情内容を説明する日展協 石積会長

(3)

続いて、新潟県で金属加工業を営む(株)中野科学 中野 信男 社長が出展社を代表し、本問題の深 刻さを訴えた。 「中小企業は大企業と違い、営業力が弱いため、毎年の展示会が大 変大きな営業チャンスで、我々の商品や技術は、まず展示会で発表し、 それをきっかけにインターネット営業や訪問販売に繋がっていくこ とが多くあります。あるいは、自社商品を手に取ってもらったお客様 から、良い点、至らない点を評価して頂く、貴重な機会にもなってい ます。 また、展示会をくまなく歩くことで、普段はなかなか知りえない競 合他社の商品情報や、世の中の動きを掴むことができるのです。 よって、展示会が 20 か月にも渡って制約されると、営業活動を縮 小せざるを得ないだけでなく、情報を入手できない期間が、非常に長 期に及ぶことになります。このようなチャンスがなくなるということ は、弊社のような中小企業にとって倒産に至る危険性があります。ど うか我々の貴重な営業機会を奪わないで欲しいと切にお願いいたし ます。」 引続き、出展社を代表して名古屋眼鏡(株)社長、日本眼鏡卸組合連合会副会長の小林 成人 氏より、 激しい訴えがあった。 「名古屋で眼鏡の卸売業をさせて頂いており、社員は 100 名程度。 この業界の中小企業としては小さい方ではありませんが、全国各地 のチェーン店に営業をする機会はなかなかありません。 私どもは、ビッグサイトで開催される国際メガネ展に第1回から 毎年出展させて頂き、今年で 30 年目となります。この展示会に出展 することで、当社の売上げ、シェアが上昇しました。それだけ展示 会の営業機会は弊社にとって大きいということです。 眼鏡という商品の特性上、カタログやインターネットでは質感が 伝わりづらく、お客様に現物に触れて頂くという意味でも、展示会 は大変重要な機会です。卸組合が主催する小さな展示会はあります が、来場者数はビッグサイトの展示会の 1/10 程度ですので、ビッグ サイトの展示会での営業機会がなくなることは甚大な機会損失です。 日本の眼鏡の 90%が福井県で生産されており、これは地場産業で、 下請け企業まで含めると数百社が関係しております。よって、この 「どうか我々中小企業の営業機会を奪わ ないでほしい!」と語る中野社長 「展示会はルーティンの一つ。無くなると 考えるとゾッとする」と切実に訴える

出展社代表

切実な声 ①

中小企業の営業機会

奪わないでほしい!

出展社代表の切実な声 ②

出展できなくなれば、倒産の危機に!

(4)

4 数百社が展示会で受注し、生産計画を立て、製造しているわけで、まさに展示会での活動が生死に関わ ります。年間 20%、30%売上げが減少すると考えられ、これはもう倒産の2文字が目の前に浮かんでく る事態です。 展示会は我々のルーティンの中に入っており、これがなくなると考えるとゾッとします。よって、2019 年、2020 年も、展示会が例年のごとく開催されることを大変強く、強く望んでおります。」 さらに、支援企業を代表し、東京ディスプレイ協同組合 理事長であり (株)トーガシ社長 吉田守 克 氏が強い口調で次のように述べた。 「当組合の中で、昨年、緊急アンケートを行ったところ、ビッグサイ トの売上だけで1社平均 7 億円です。また特に深刻な 2020 年の 7 か月 においては 4 億円と判明しました。売上げ 10 億円未満の多くの中小企 業にとって、4 億、7 億といった数字は非常にインパクトが大きく、本 当に深刻な問題です。 『リーマンショックと東日本大震災が同時にやってきた以上の被害 になる』と例える方もいます。ただし、これらは不可避だったわけです が、少なくともビッグサイトの使用制限については、きちんと対策を講 じれば回避できる問題ではないでしょうか。 一方で、『五輪特需によって展示会関係の仕事がなくても、他の仕事 で賄えるのでは』という声も聞かれます。しかし実際には、展示会の施 工は仮設を作ってすぐに取り壊すという特性上、専業でやっている企業 が多く、他の仕事へ代替できるわけではありません。従って、我々の組 合に加盟していないような大工、表具、電気職人といった方々が一番の 被害者となります。 2016 年オリンピックに立候補した際の招致企画書では、築地市場の跡地にメディアセンターを建設す るという案でした。にも関わらず、2020 年オリンピックの招致企画書では、ビッグサイトをメディアセ ンターとして造り変えて使用するという計画になりました。しかも、この決定は、長年ビッグサイトを 利用している利害関係者に一切ヒアリングすることもなく、議会の承認決議もないまま決定されてしま いました。営業権を侵害される我々からすれば、誰がどこで、どうやって決めているんだという憤りの 気持ちでいっぱいです。 我々の組合員数の激減、中小企業の倒産にも至る本問題について、切実に解決を訴えたいと思ってい ます。 続いて、2014 年に発足し、今や 96 人の国会議員が参加するまでに拡大している「自由民主党 展示会 産業 議員連盟」の幹事、秋元司 衆議院議員より発言があった。

展示会支援企業

強い憤り

誰が、なぜビッグサイト

メディアセンター

したのか!

「リーマンショックと東日本大震災 が同時に発生した以上の被害になる」 と吉田社長

自民党 展示会産業議連 秋元幹事が訴える

社会運動として、会場問題の解決に全力を尽くす!

(5)

「我が国は中小零細企業が多く、彼らが大手チェーンの1つではなく独立して自らビジネスを行うため には、展示会を活用してもらい、世界中から集まった来場者と商売をしてもらう環境を整える必要があ ります。私ども議連は常日頃からこれを理念として取組んで参りました。 しかるに展示会を開催する場である展示会場が、我が国では世界に 比べて圧倒的に数も規模も不足しているという事実がございます。我 が国の展示会場の総面積は 35 万㎡であるのに対し、アメリカは約 20 倍の 671 万㎡、ものづくりで日本と比較されるドイツは 341 万㎡です。 我が国の経済規模に比べれば、35 万㎡とはあまりにも少なすぎると いうのが現状です。 今議論されている東京ビッグサイトにしても、一瞬、巨大な展示会 場に思う方もいるかもしれませんが、世界では 72 番目という狭さで、 実は出展希望をお断りしている展示会が多数あり、膨大な機会損失を 生み出しています。展示面積さえあれば、もっともっと多くの企業に ビジネスチャンスを与えることができるわけですから、我が国におけ る展示会場の拡大についても、議連は重要課題として取組んでおりま す。 そのような中、この度の展示会場問題が起きました。私も地元東京 におけるオリンピック、パラリンピックは何としても成功させたい所 存です。しかし一方、展示会業界の皆さんの悲痛な叫びに耳を傾け、問題を解決するために、ビッグサ イトの代替地建設についても、かねてより声を上げておりました。 その結果、東京都にもご努力頂き、仮設館の設置も決定しましたが、スペース的に不十分なことから 業界の方々の不安を払拭するには至っていないのが現状です。よって、限られた時間の中で、各行政の 関係自治体の知恵を絞ってもらい、ビッグサイトに代わる仮設館を用意し、オリンピックと相乗効果で 経済が活性化することを目指すべく、本日の会見にも立ち会わせて頂きました。 世間の皆様にも、この現場の声を知って頂き、社会運動として頑張っていきたい。多くの方々のご理 解を得たいと考えておりますので、宜しくお願い致します。 その後、質疑応答の時間に移った。主なやり取りは以下の通り。 質問:ビッグサイト全館を使っている展示会ばかりではないと思うので、利用制約があってもさほど実 害はないのではないでしょうか。 東京にこだわらず、幕張や横浜、埼玉にある展示スペースを使用すればいいのでは?「展示会場 が足りない」というのは、全ての可能性を潰した上での主張でしょうか。 回答:石積会長 東京ビッグサイトというのは、ほとんど満杯状態です。全ての展示会がビッグサイト全館(8 万 ㎡)を使っているのではなくて、例えば 2 万㎡を使う展示会が 4 つ同時進行で使っている、とい うように、他の展示会が入り込む余地がないほど埋まっているのが実態です。 確かに東京以外にも展示会場はありますが、規模が小さい上に、誰かが新しい展示会を立ち上げ ようと思っても不可能なほど、オリンピックとは関係なく、常に満杯状態です。つまり、代替地 を簡単に見つけることはできません。 このように、どこにも逃げ場がないからこそ、ビッグサイトがメディアセンターに使われるとい 「オリンピックの成功と同時に、展示会 が例年通り開催できるよう全力を尽く す!」と語る秋元衆議院議員

マスコミとの質疑応答

(一部抜粋)

(6)

6 うことが、非常に大きな問題なのです。 質問:例年通りの展示会開催の実現と、オリンピック成功の両立と言うが、あれもこれも目指すことは 本当に可能なのでしょうか。 回答:秋元 自民党 展示会産業議員連盟 幹事 私の地元には装飾業に携わる中小企業が約 300 社ありますが、このままではオリンピック期間中、 彼らの仕事はなくなります。こういった職種は、一度職人が離れると戻ってくることはなく、結 局は廃業にならざるをえないのが実情です。実際、私のところにも多くの陳情が寄せられており ます。 オリンピックはもちろん大切ですが、オリンピックによって皆さんが苦しむことは本意ではあり ません。だから、展示会と両方成功させるためには、やはりビッグサイトの代替地は必要という 思いから、この運動に参加しているわけです。 さらに言えば、経済産業省を中心に、展示会場問題に関して、ビッグサイトでの展示会を幕張な ど他の会場への分散ができないのか、また、ビッグサイトが利用制約を受ける期間の前後に展示 会の日程を移動させることができないのか、実はずっと取り組んできているのです。しかし、実 際には満足な結果が得られないという声を多数聞いているのが現状です。 質問:主催者は出展社に対し、ビッグサイトの使用面積が 1/4 まで縮小される前提で、出展募集 をしているのか。それともこの陳情活動が実を結び、例年通りの規模で開催できる見通しで、出 展募集をしているのでしょうか。 回答:石積会長 展示会は普通、1年後の予約を取るのみで 3 年後、4 年後までは取っていないため、2019 年以降 の出展募集活動はまだ実施していません。しかし、だからこそ本問題への切迫感が生まれないと いう皮肉を招いていると言えます。 ただし、先ほど述べたように、この問題はオリンピックが近付くにつれ、緊迫の度合いを増して くると思います。そうなれば、一番大変なのは出展社であり、支援企業だと思っております。 質問:吉田理事長と石積会長にお伺いします。この展示会場問題の陳情が実現しなかった場合、何か次 善の策はありますか。 回答:吉田理事長 緊急融資や低利融資といったセーフティーネットの発動を要望したり、自助努力として、組合内 部でビジネス交流会を開催し、オリンピック特需を受けている企業から、仕事が減ってしまった 企業へ仕事を回せないか等の検討はしています。しかし、果たしてそれで十分なのかというと、 非常に心もとない思いです。 回答:石積会長 次善の策として、東京で展示会を開催できないならば大阪や名古屋はどうか、とよく聞かれます が、主催者が地方開催を決断しても、出展社は容易に地方へ移動できません。まして、来場者は 集まるのか見通せず、やはり簡単な問題ではないと認識しています。 質問:オリンピックと展示会を両立させるために、日展協が協力されていることに敬意を表します。私 は外国人記者クラブの者ですが、展示会場問題は大変な問題だということをよく分かっています。 また、私は取材で日本中の展示会によく出かけるのですが、どこの会場も満杯状態であることも

(7)

よく知っています。さらに、展示会にあわせてたくさんの外国人が日本を観光しており、観光振 興にも大きな貢献をしている事実も知っています。 でも、この問題の難しさは、一般の人にはなかなか分かりにくいことです。先ほどのように、「東 京が難しければ他で開催すればよいのでは?」という質問が出てきてしまう。 そんな中、いつまでこの活動を続けるつもりなのでしょうか。 回答:この問題の難しさの一つは、例えばオリンピックの 1 年前になって、これは非常に深刻になった と日本中が騒然としても、その時は「時すでに遅し」で対策の取りようがない、ということです。 だからこそ我々は、この問題解決に残された時間はあと 1 年以内だと考え、各方面に説明を尽く し、救いのお願いをしているわけです。 最後に、石積会長が次のように述べ、記者会見を締めくくった。「私から皆様に、ぜひご理解いただ きたいことがあります。それは、このビッグサイトで、すでに 10 年、20 年という長期間にわたり、たくさんの 出展企業がビジネスをやっているという現実です。すでに商圏が生まれていると言えます。 例えばもし、『築地市場を封鎖してオリンピックのメディアセンターに使用する』と誰かが提案した ら、どうなるでしょうか。そこで商売をしている人の生活はどうするのか、食料の供給はどうなるのか …と大問題になるはずです。だからそんな提案など、誰も絶対に考えません。 しかし、実際には年間何兆円というビジネスがビッグサイトで行われているにも関わらず、なぜかあ たかもビジネスが全く行われていないかのように考えられ、メディアセンターに決定されてしまった。 ここに今回の問題の最大の原因があります。 リオ、ロンドン、北京でも、展示会場がオリンピックのメディアセンターとして使われた事例はあり ません。それは、多くの人々が展示会を通じて収入を得て、生活していることがきちんと認知されてい るからです。

日展協 石積会長が訴える

問題の存在を知り、解決にお力添えを!

質疑応答では、全ての質問に答えられないほど数多くの真剣な質問があった

(8)

8 場所さえあれば、安い仮設館でも何とか展示会は開催できます。皆様には、我々展示会業界が藁にも すがる思いで助けを求めていることを何卒ご理解頂き、お力添えを頂きたいと思います」。 会見を主催した団体のうち、日展協では、問題の完全解決に向けて署名活動を行っており、現在まで に8 万通以上の声が寄せられている。 石積会長は「日展協をはじめとする展示会関連企業は、2020 年オリンピックの成功を願っています。 また、この問題に関する東京都はじめ関係者の方々の理解と努力に改めて感謝しています。しかし一方 で、『問題は解決に至っていない』という声が依然として強いのが現実です。全国の中小企業の売上げ を守るために、ビッグサイトの全ての展示会を例年と同じ規模で開催できるよう、各方面に引き続き陳 情を行っていきたい。」と述べている。 さらに、「問題の全面解決のためには、もっと多くの声が必要。皆さんの署名によって、現在の計画 が変わる可能性は十分にあるので、今後も署名活動に是非ご協力いただきたい」と求めている。 賛同する方は、次頁にあるフォームに必要事項を明記し、日展協事務局まで FAX または郵送でご協力 をお願いしたい。

次頁の様式で、署名

ご提出ください!

石積会長はメディアを通して、日本中の方々へ、本問題への理解と解決への協力を強く求めた

(9)

ビッグサイトは2019 年 4 月から 20 か月間、2020 年オリンピックのメディアセンターとして使用さ れるため、多数の展示会が縮小や中止になる恐れがあります。 私は、2019 年、2020 年もビッグサイトの全展示会が例年と同じ規模で開催できるよう、請願します。

自分の立場

(いずれかに○)

出展社 ・ 来場者 ・ 主催者 ・ 支援企業 ・ その他

社名・団体名

所属・役職

氏 名 (自署)

自宅住所

請願の理由

(できるだけご記 入ください)

「2020 年オリンピック 展示会場問題

」請願署名用紙

下記様式に記入の上、日展協事務局まで FAX (03-3295-7007)またはご郵送ください。 〒101-0047 東京都千代田区内神田 1-12-10 四国第二ビル 2階 日本展示会協会 事務局 お問い合わせ: 一般社団法人 日本展示会協会 国内広報委員会 TEL: 03-3518-2640

参照

関連したドキュメント

このような情念の側面を取り扱わないことには それなりの理由がある。しかし、リードもまた

もし都心 5 区で廃止した 150 坪級のガソリンスタンド敷地を借りて 水素スタンドを作ると 月間 約 1000 万円の大赤字が続く?.

自閉症の人達は、「~かもしれ ない 」という予測を立てて行動 することが難しく、これから起 こる事も予測出来ず 不安で混乱

「カキが一番おいしいのは 2 月。 『海のミルク』と言われるくらい、ミネラルが豊富だか らおいしい。今年は気候の影響で 40~50kg

継続企業の前提に関する注記に記載されているとおり、会社は、×年4月1日から×年3月 31

3月 がつ を迎え むか 、昨年 さくねん の 4月 がつ 頃 ころ に比べる くら と食べる た 量 りょう も増え ふ 、心 こころ も体 からだ も大きく おお 成長 せいちょう

わずかでもお金を入れてくれる人を見て共感してくれる人がいることを知り嬉 しくなりました。皆様の善意の募金が少しずつ集まり 2017 年 11 月末までの 6

風向は、4 月から 6 月、3 月にかけて南東寄りの風、7 月から 11 月、2 月にかけて北北 東寄りの風、 12 月から 1