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地盤情報活用システム

ver. 1.45

管理者マニュアル

3 版

(2)

目次

1 システム概要... 3

2 インストール ... 4

2.1 動作環境... 4

2.2 Apache と PHP のインストール... 5

2.2.1 Microsoft Visual C++ 2008 Redistributable のセットアップ ... 5

2.2.2 XAMPP のセットアップ ... 7 2.3 PHPの設定 ...11 2.4 Apache の起動・インストールの確認 ... 12 2.5 地盤情報活用システムのセットアップ ... 17 2.5.1 システムのコピー ... 17 2.5.2 ボーリングデータセットの解凍... 17 2.6 システムの起動... 18 3 アンインストール ... 19 3.1 データのバックアップ ... 19 3.2 アンインストールの実行... 19 4 データ管理画面 ... 23 5 ボーリングデータの新規登録 ... 24 6 ボーリングデータの更新 ... 27 7 高度なカスタマイズ... 28 7.1 ボーリング地点に他のファイルをリンクさせる ... 28 7.2 緯度経度付きの写真を追加する ... 29 7.3 xml ファイル形式以外のボーリングデータを登録する ... 30 7.4 10m メッシュ標高の追加 ... 31 8 オブジェクトデータ (Pro 版のみ) ... 33 8.1 オブジェクトデータのフォーマット ... 34 8.1.1 ヘッダーデータ部... 34 8.1.2 実データ部... 35 8.1.2.1 緯度経度の入力 ... 35 8.1.2.2 URL の入力... 36 8.2 オブジェクトフォーマット例 ... 38 8.2.1 点データ ... 38 8.2.2 線データ ... 38 8.2.3 ポリゴンデータ... 38 8.3 オブジェクトデータの登録... 39 8.3.1 data.csv のコピー... 39 8.3.2 メタファイルの作成 ... 39 8.4 詳細凡例の設定... 42 8.4.1 フォーマット ... 42

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8.4.2 設置... 43 8.4.3 確認... 43 9 地盤モデルデータ (Pro 版のみ) ... 44 9.1 地盤モデルデータの登録... 45 9.1.1 地盤モデル作成データの用意 ... 45 9.1.2 Geomap3D で地盤モデルデータを作成 ... 45 9.1.3 Geomap3D から地盤情報活用システム用に登録データの出力... 45 9.1.4 登録データを配置する... 45 9.1.5 地盤情報活用システムの表示 ... 45 9.1.6 地盤モデルの名称および地図上のマーク表示色の変更 ... 46 10 付録 ... 48 10.1 ボーリングデータセットについて ... 48 10.1.1 国土交通省のデータについて ... 48 10.1.2 大阪地盤図について ... 49 10.1.3 茨城県、水戸市、長崎県、滋賀県地盤情報について ... 49 10.2 標高データについて... 50 10.3 住所データについて... 50 10.4 地理院地図の利用について... 50 10.5 本システムで使用している背景図データについて ... 51 10.6 ファイアウォールの確認と設定... 53 10.6.1 Windows Xp / Vista の場合... 53 10.6.2 Windows7/ 8 の場合... 56

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1 システム概要

地盤情報活用システム(以下、本システム)は、公開されているボーリングデータ及び、社内に蓄積さ れたボーリングデータを一元的に管理できるWeb システムです。サーバとなる PC に本システムをイン ストール・運用すれば、ネットワークに繋がっているPC の Web ブラウザから閲覧・利用することができ ます。登録されたボーリングデータは地図上に表示され、検索や柱状図表示、断面図表示が行えます。 また、Pro 版では、任意オブジェクト(点、線、ポリゴンデータ)をシステムに追加することができます。各 オブジェクトには任意の項目を設定することが可能なので、幅広い利用が可能となります。また、登録し たオブジェクトを検索する機能も備えています。 さらに、Pro 版では、弊社販売アプリケーション「Geomap3D」で作成した地盤モデルデータを登録す ることも可能です。登録すると、その地盤モデルの領域上で断面図を作成すると断面図上に地盤モデル の断面図を合わせて表示できます。 注意事項: 本システムは社内のローカルネットワーク内で利用することを想定しています。グローバルネットワーク 上に公開した場合のセキュリティについては責任を負いかねますのでご了承ください。グローバルネット ワーク上に本システムを公開したい場合は別途ご相談ください。

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2 インストール

地盤情報活用システムのインストール手順について説明します。

2.1 動作環境

本システムのインストール環境は以下の通りです。 CPU: Intel Core2 Duo 以上を推奨

OS: Windows XP / Vista / 7 / 8 メモリ: 1GB 以上 HDD: システム本体 1GB 以上 付属ボーリングデータ 4GB 以上 上記容量+お客様が登録するデータの容量 * 32/64bit 上で動作可能。ただし、XP の 64bit は検証しておりません。 また、本システムは以下のWeb ブラウザから利用することができます。 Windows: (検証ブラウザ) ・ Internet Explorer 8 以上 ・ FireFox 16 以上 ・ Google Chrome 23 以上 * その他のブラウザに関しては、動作確認をしておりません。 * 本システムでは javascript を使用しています。

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2.2

Apache と PHP のインストール

本システムを使用するには、Apache と PHP のインストールが必要となります。本システムでは、 Web サーバー構築フリーソフトである「XAMPP」を利用します。本システムでは XAMPP1.8.1 のバ ージョンを利用します。 XAMPP についての URL http://www.apachefriends.org/jp/xampp-windows.html DVD 内にインストールに必要なデータを確認します。以下のファイルを確認します。 ・ XAMPP¥vcredist_x86.exe ・ XAMPP¥xampp-win32-1.8.1-VC9-installer.exe 以下にインストールの手順を示します。

2.2.1 Microsoft Visual C++ 2008 Redistributable のセットアップ

XAMPP で必要な「Microsoft Visual C++ 2008 Redistributable」をセットアップします。DVD 内 の「XAMPP¥vcredist_x86.exe」をダブルクリックして起動させます。下記画面が表示されるので「次 へ」を選択します。

起動したときに既にインストールされている旨のメッセージが表示された場合は、セットアップする必要 はないのでセットアップはキャンセルして、XAMPP のセットアップに進んでください。

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ライセンス条項の「同意する」にチェックを入れてから「インストール」を選択します。インストールが開始 されます。

しばらくするとインストールが完了して、以下の画面が表示されます。「完了」を選択してセットアップを 終了してください。

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2.2.2 XAMPP のセットアップ

次にXAMPP をセットアップします。「XAMPP¥xampp-win32-1.8.1-VC9-installer.exe」をダブルク リックしてセットアップを開始します。インストールする前にPC に Apache や IIS などの Web サーバ ーアプリケーションがインストールされていないか確認してください。インストールされている場合は削 除または停止するか、無理な場合は別のPC を用意してください。 Windows Vista/7/8 の場合、以下のメッセージが表示されます。「OK」をクリックします。 以下のメッセージが表示される場合がありますが、前章で「Microsoft Visual C++ 2008 Redistributable」のセットアップは完了していますので、「No」を選択します。 セットアップ画面が表示されるので、「Next」を選択します。

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セットアップするアプリケーションを設定します。下図のように「Apache」と「PHP」のみ選択された状態 にしてください。他のアプリケーションは必要ありませんので絶対に選択しないで下さい。設定が完了し たら「Next」を選択します。

インストールするフォルダを選択します。デフォルトで入力されている「C:¥xampp」のまま「Next」を選 択してください。フォルダは絶対に変更しないで下さい。

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「Learn more about BitNami for XAMPP」のチェックを外して、「Next」を選択します。

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しばらくすると、インストールが完了して以下の画面が表示されます。「Do you want to start the Control Panel now?」のチェックを外して、「Finish」を選択します。選択すると画面が閉じて、セットア ップは完了です。

インストールPC の OS が Windows Vista / 7 / 8 の場合

Windows Vista / 7 / 8 の場合、以下の作業を行なってください。「c:¥xampp¥

xampp-control.exe」を右クリックして「プロパティ」を選択します。プロパティ画面の「互換性」タブを選択します。 下図のように「管理者としてこのプログラムを実行する」にチェックを入れて「OK」を選択してください。

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2.3 PHPの設定

本システムのPHP ファイルは ionCube PHP Encoder(*)によりエンコード処理しています。エンコ ードされたファイルを使用するには、ionCube ローダー(*)をインストールする必要があります。

CD にある「PHP」フォルダ内の「ioncube」フォルダと「php.ini」を「C:¥xampp¥php」フォルダにコピ ーします。その際、「php.ini」は上書きします。

* ionCube PHP Encoder は ionCube 社の登録商標です。日本では、アシアル株式会社のもとに販売し ています。

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2.4

Apache の起動・インストールの確認

Windows のタスクバーの「スタート」→「プログラム」→「XAMPP 1.8.1-0」→「XAMPP Control Panel」を選択します。

XAMPP Control Panel が表示されます。この Panel 上で Apache の起動や停止などの操作を行な います。まず、はじめにApache の「Start」ボタンをクリックします。

はじめてApache を起動したときに、ファイアウォールから警告が表示される場合があります。 Windows ファイアウォールを利用している場合は次のように対処してください。

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b) Windows Vista の場合、以下の画面が表示されます。「ブロックを解除する」を選択します。

c) Windows 7 / 8 の場合は、以下の画面が表示されます。「プライベートネットワーク」「パブリックネッ トワーク」両方にチェックを入れて、「アクセスを許可する」を選択します。

なお、市販のファイアウォールソフトを利用している場合は、別の警告が表示される可能性があります。 その場合は、「許可する」または「信頼する」といったニュアンスの選択を行なってください。

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Apache が起動すると、ログ表示部分に「Status change detected: running」と表示されます。起動 が確認できたら一度、Apache を停止させます。停止させるには、「Stop」ボタンを選択します。

* 停止が完了するとログ表示部分に「Status change detected: stopped」と表示されます。

つぎに、Windows が起動したら自動的に Apache が起動するようにサービスに登録します。設定する にはApache の左の Modules Service の×をクリックします。

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クリックすると以下のメッセージが表示されます。「Yes」を選択します。

正常にサービスが登録されると、下図のように緑のチェックが表示されます。最後にもう一度「Start」 をクリックしてApache を起動させます。起動したら「Quit」ボタンをクリックして画面を閉じます(*)。

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Apache が正常に動作したかどうか確認するため、Web ブラウザを起動し、アドレスバーから以下の URL をアクセスします。 Apache 動作確認 URL (本システムをインストールした PC のブラウザからアクセスした場合) http://localhost/ もしくは http://IP アドレス(*)/ もしくは http://PC マシン名(*)/ * IP アドレスおよび PC マシン名はインストール PC 固有の値を代入してください。 以下のようなXAMPP の画面が表示されたら、Apache が正常にインストールされています。 最後に、再起動時にApache が起動するかどうかの確認を行ないます。Windows を再起動させてか ら再度上記URL を確認して上記画面が表示されることを確認してください。表示されない場合は設定 がうまくいっていない可能性があるのでXAMPP Control Panel を開いて設定を行なってください。

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2.5 地盤情報活用システムのセットアップ

以下の手順で地盤情報活用システムのセットアップを行います。

2.5.1 システムのコピー

XAMPP がインストールされた「c:¥xampp¥htdocs」フォルダに CD の「htdocs」フォルダにある 以下のフォルダをコピーします。 ・gsimap フォルダ ・gsimapData フォルダ ・gsimapObjectData フォルダ(Pro 版のみ) ・gsimapModelData フォルダ(Pro 版のみ) 2.5.2 ボーリングデータセットの解凍 gsimapData には、予めボーリングデータセットの圧縮ファイルが格納されています(ボーリングデ ータセットについては付録参照)。解凍すると、本システムで利用できるようになります。 使用するボーリングデータセットの圧縮ファイルをダブルクリックすると、以下の画面が表示されま す。「展開」ボタンをクリックすると、gsimapData フォルダにボーリングデータが展開されます。

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2.6 システムの起動

本システムを起動するには、Web ブラウザを開き、アドレスバーに「http://localhost/gsimap/」(*)を 入力して「Enter」ボタンを押します。最初の起動時にシリアルナンバーの入力画面が表示されます。 CD ケースに貼り付けてあるシリアルナンバーを入力し、「OK」ボタンを押します。 *本システムをインストールした PC のブラウザからアクセスした場合 正しいシリアルナンバーが入力されると本システムのメイン画面が表示されます。 * 表示されない場合は、Apache が起動していないか、ファイアウォールでブロックされている恐れが あります。Apache の起動については「第 2.4 章」、ファイアウォールの確認と設定については「第 10.6 章」を参照してください。

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3 アンインストール

地盤情報活用システムのアンインストール手順について説明します。アンインストールをすると、

C:¥xampp 以下にインストールされた Web サーバー構築フリーソフトである「XAMPP」およびその中に 設置した地盤情報活用システムがアンインストールされます。

3.1 データのバックアップ

アンインストールするとC:¥xampp 以下にあるお客様が追加したボーリングデータやオブジェクトデ ータなども削除されます。アンインストールを行う前に、必ず必要なデータは別の場所にコピーしてバッ クアップしてください。

3.2 アンインストールの実行

プログラムメニューの「XAMPP 1.8.1-0」-「XAMPP Control Panel」を選択します。

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サービスの登録を解除させるために、Apache の左の緑のチェックボタンをクリックします。

以下のメッセージが表示されるので、「Yes」を選択します。

サービスが解除されると赤の×マークが表示されます。解除されたら「Quit」ボタンをクリックして画面 を閉じます。

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アンインストールを行なうために、プログラムメニューの「XAMPP 1.8.1-0」-「Uninstall XAMPP 1.8.1-0」を選択します。

以下のメッセージが表示されます。アンインストールを続行する場合は「Yes」を選択します。

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アンインストールが完了すると以下のメッセージが表示されます。「OK」を選択して画面を終了させま す。 以下のメッセージが表示された場合はWindows を再起動させてください。「Yes」を選択すると直ちに 再起動が始まります。動作中の別のアプリケーションで保存が必要な場合は保存を行なってから 「Yes」を選択するか、一度「No」を選択して手動で再起動を行なってください。 アンインストール後も「c:¥xampp」フォルダ以下にフォルダおよびファイルが少し残っている場合があ ります。必要なファイルがある場合は退避させて、xampp フォルダごと削除してください。

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4 データ管理画面

データ管理画面について説明します。データ管理画面から「ボーリングメタデータ管理」、「地盤モデルデ ータ管理」、「オブジェクトデータ管理」の各画面を開くことができます。 データ管理画面は以下のURL アドレスで Web ブラウザからアクセスします。 http://localhost/gsimap/admin.php (*) * 本システムをインストールした PC からアクセスする場合のアドレス。別 PC からアクセスする場合は、「localhost」の部 分を本システムをインストールしたPC の「IP アドレス」または「マシン名」に変更します。 データ管理画面 各管理画面に移動するには、各管理画面のリンクを選択します。「地盤モデルデータ管理」および「オブ ジェクトデータ管理」はPro 版のみ有効です。

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5 ボーリングデータの新規登録

本システムでは、任意のボーリングデータを登録することができます。以下にボーリングデータを新規 に登録する方法を説明します。なお、登録できるボーリングデータは以下の形式のxml ファイルです。 【登録可能なボーリングデータ形式】 ・ 地質・土質調査成果電子納品要領(案)平成 16 年 6 月」のボーリング交換用データ(Ver. 2.10) ・ 地質・土質調査成果電子納品要領(案)平成 20 年 12 月」のボーリング交換用データ(Ver. 3.00) 1) gsimapData フォルダを開きます。デフォルトだと「c:¥xampp¥htdocs¥gsimapData」がフォルダパ スになります。 2) gsimapData フォルダ内に新規でフォルダを作成し、名前をつけます。ファイル名には日本語などの 全角文字は利用できません。半角の英数字(「-」や「_」などは可)のみでフォルダの名前をつける必要が あります。フォルダ名はその中に格納するボーリングデータ群の総称をつけるとわかりやすくなります。

フォルダ名の例) tokyodata, ibarakidata, a_project

3) 作成したフォルダ内に登録するボーリングデータ(*.xml)をコピーします。

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4) 次にボーリングデータの設定とメタファイルの作成を行います。メタファイルとは、ボーリングデータか ら必要なデータを抽出したリストファイルのことです。これを作成しないとボーリングデータはシステム上 で表示できません。まず、データ管理画面(*)を開き、「ボーリングメタデータ管理」を選択します。下記の 画面が表示されます。 * データ管理画面を参照 各項目について 項目 備考 フォルダ名 gsimapData フォルダ以下のフォルダ名が表示されます。 データの名前 地盤情報活用システム内で表示されるデータ名称を指定します。デフォルトではフ ォルダ名と同じになっています。フォルダ名と違って日本語名も入力可能です。 マークの色 ボーリングデータを表示する際の色を設定します。マークをダブルクリックすると、 色選択画面(下図)が表示されるので、変更したい色をクリックします。変更しない 場合は「閉じる」を選択します。なお、赤色は検索ヒット時に使用される色です。使 用する際はご注意下さい。 メタデータの有無 メタデータが作成されているか確認できます。×の場合はまだ作成されていない のでシステム上で表示されません。 メタデータの作成 メタデータを作成する場合にチェックを入れます。メタデータが作成されていない場 合(新規で登録したデータ)やボーリングデータを更新した場合にチェックします。 色選択画面

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5) 追加したフォルダ名に対して、「データの名前」や「マークの色」の変更を行います。(各項目の意味や 変更方法は上の「各項目について」を参照) 6) 追加したフォルダ名の「メタデータ作成」欄にチェックが入っていることを確認し、一番下のボタン「表 示設定の変更、およびチェックしたフォルダのメタデータの作成を実行する」をクリックします。「メタデータ 作成画面」が表示され、処理中の内容が表示されます。以下のように、最後に「全ての処理が終了され ました。」と表示されれば成功です。「地盤情報活用システムのページを開く」のリンクでシステムを開い て登録したボーリングデータが表示されるかどうか確認します。 登録エラーについて 登録時に、ボーリングデータに不備があると、以下のようなメッセージが表示されます。 この場合、該当するボーリングデータは登録されずに、ボーリングデータフォルダ内の「corrupted」フォ ルダ内に移動されます。「corrupted」フォルダ内には error.log ファイルが作成され、エラー内容が記載 されています。修正ができる場合は修正を行い、ボーリングデータをボーリングデータフォルダ内に再び 戻して、「ボーリングデータの更新方法」の作業を行います。

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6 ボーリングデータの更新

登録したボーリングデータフォルダ内のボーリングデータを追加・削除および修正を行った場合、また は「データの名前」、「マークの色」を変更したい場合は、以下の作業を行います。 1) データ管理画面(*)を開き、「ボーリングメタデータ管理」を選択します。下記の画面が表示されます。 * データ管理画面を参照 2) 「データの名前」、「マークの色」の変更を行いたい場合は、変更を行います。ボーリングデータの追 加・削除および修正を行ったフォルダがある場合は、「メタデータ作成」にチェックを入れます。 3) 「表示設定の変更、およびチェックしたフォルダのメタデータの作成を実行する」をクリックします。「メ タデータ作成画面」が表示され、処理中の内容が表示されます。最後に「全ての処理が終了されまし た。」と表示されれば成功です。「地盤情報活用システムのページを開く」のリンクでシステムを開いて修 正内容が反映されたかどうか確認します。

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7 高度なカスタマイズ

7.1 ボーリング地点に他のファイルをリンクさせる

ボーリング地点に、写真や報告書などのドキュメントをリンクさせることができます。リンクさせることが できるファイルの種類に特に制限は設けていませんが、web ブラウザで表示できないものは、ダウンロ ード扱いになります。 1) ファイルをリンクさせたいボーリングデータが格納してあるフォルダを開きます。 2) ファイルをリンクさせたいボーリングデータと同じ名称のフォルダを作成します。ただし、拡張子(.xml) は除きます。 例) ファイルをリンクさせたいボーリングデータが「BEDOK20099003024300270002.xml」の場合、フ ォルダ名は「BEDOK20099003024300270002」とします。 3) 作成したフォルダ内にリンクさせたいファイルをコピーします。以下にコピー後のパス例を示します。 ・・・gsimapData¥sample¥・・・・・・ ・・・gsimapData¥sample¥BEDOK20099003024300270002.xml ・・・gsimapData¥sample¥BEDOK20099003024300270002¥報告書.pdf ・・・gsimapData¥sample¥BEDOK20099003024300270002¥現場.jpf ・・・gsimapData¥sample¥・・・・・・ 4) 「ボーリングデータの更新」を参考にメタファイルの作成を行います。正常に登録されると、システムで ボーリングデータをクリックしてポップアップ表示させた場合、下図のようにリンクが表示され、 データにアクセスすることができます。 メモ: サンプルとして、CD 内に[sample¥ attach_sample]フォルダを用意しています。gsimapData にコ

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7.2 緯度経度付きの写真を追加する

写真に緯度経度データが入っている場合、そのデータを登録することができます。 1) gsimapData フォルダ内に新規フォルダ、または既存のフォルダ内に緯度経度付きの写真ファイル をコピーします。登録できる画像ファイルはjpeg 形式で拡張子が「*.jpg」または「*.jpeg」で、緯度経度 データを含んでいるものが対象となります。 2) 新規フォルダに写真を追加した場合は「ボーリングデータの新規登録」、既存のボーリングデータフ ォルダ内に写真を追加した場合は「ボーリングデータの更新」を参照して、メタファイルの作成を行いま す。正常に登録されると、システム上で登録地点をクリックしてポップアップ表示させた場合、以下のよ うな表示となり、データにアクセスすることができます。

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7.3

xml ファイル形式以外のボーリングデータを登録する

xml ファイル形式以外のボーリングデータしかない場合(例えば、pdf ファイルや画像ファイル)、以 下の方法で登録を行うことができます。 1) csv ファイルに登録したいボーリングデータ(xml ファイル以外)の緯度経度と表示登録ファイルを記 載して地点を登録します。インストールCD 内の「sample¥list_sample¥list.csv」が csv ファイルサ ンプルファイルになりますので、コピーして2 行目以降を編集します。ファイル名は「list.csv」とします。 csv ファイルのフォーマットは以下の通りです。 列 列名 説明 1 fname 表示するドキュメントのファイル名。あるいはリンクアドレス * jpg は写真として認識されるので使用不可 2 lon 経度(10 進法) 3 lat 緯度(10 進法) 4 ALT 標高 5 DEP 掘進長 6 KOUJI 事業工事名 7 ChousaMei 調査名 8 Boring ボーリング番号 9 Hacchuu 発注者 10 address 住所 11 Kaisya 会社名 12 file2 同時に表示するドキュメントファイル名、リンクアドレス 13 file3 同時に表示するドキュメントファイル名、リンクアドレス 14 file4 同時に表示するドキュメントファイル名、リンクアドレス 15 file5 同時に表示するドキュメントファイル名、リンクアドレス 2) gsimapData の中に新規でフォルダを作成します。そのフォルダ内に「list.csv」と表示するファイル をコピーして下さい。「ボーリングデータの新規登録」を参照して、メタファイルの作成を行います。 メモ: xml 形式以外のボーリングデータを登録する例として、CD 内に[sample¥list_sample]フォルダを 用意しています。gsimapData にコピーすると、本システムでサンプル表示することができます。

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7.4

10m メッシュ標高の追加

本システムでは断面図に地形線を表示するために全国の50m メッシュ標高データを組み込んであ ります。更に、10m メッシュ標高値を追加することが可能です。10m メッシュ標高値は国土地理院の サイトからダウンロードする必要があります。 1) ダウンロードの方法 以下のURL から国土地理院の「基盤地図情報の閲覧・ダウンロード」サイトにアクセスします。 http://www.gsi.go.jp/kiban/index.html (* ダウンロードを行うには利用者登録が必要です。) 「基盤地図ダウンロードサービス」を開きます。基盤地図情報数値標高モデルの[JPGIS 形式]また は「JPGIS(GML)形式」を選択します。 10m メッシュ(標高)を選択します。地図が表示されるので必要な地域のデータをダウンロードします。 zip ファイルでダウンロードされます。 * ダウンロードの方法やページのレイアウトが変わっている可能性もあります。その際はページに従っ てダウンロードを行ってください。

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2) 標高データの変換方法 ダウンロードしたzip ファイルをシステムで利用可能な形式に変換します。CD にある「10m 標高変 換setup」フォルダの setup.exe を実行して、「標高データ作成」システムをインストールします。 インストールが終了したら、プログラムメニューから「標高データ作成」を起動します。ダウンロードし たzip ファイルを選択し(複数可)「変換実行」をクリックします。地形図から zip ファイルをダウンロード した場合は右側の画面となります。 変換が終了するとダウンロードフォルダに拡張子がXML と DAT のファイルが作成されます。 DAT ファイルを「c:¥xampp¥htdocs¥gsimap¥cs¥dat」フォルダ以下にコピーします。

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8 オブジェクトデータ (Pro 版のみ)

Pro 版では、任意オブジェクト(点、線、ポリゴンデータ)をシステムに追加することが出来ます。各オブ ジェクトには任意の項目を設定することが可能なので、幅広い利用が可能となります。また、登録したオ ブジェクトを検索する機能も備えています。 登録されたオブジェクトデータは、システムの左メニュー欄に「データ表示」、「データ検索」メニュー内 に表示されます。オブジェクトデータが登録されていない場合は、「データ表示」、「データ検索」のメニュ ーを開いても「登録されているデータはありません」と表示されます。 ※ オブジェクトデータは、Pro 版でのみ利用できる機能です。 オブジェクト表示例

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8.1 オブジェクトデータのフォーマット

はじめに、オブジェクトデータを作成します。本システムでは、任意の点、線、ポリゴンデータを扱うこと ができます。データ形式はcsv ファイルで、エクセル等で作成します。なお、csv ファイルの文字コード はShift-jisである必要があります。ただし、オブジェクトデータをエクセルで作成してcsv ファイルで保 存する場合は、自動的に文字コードがShift-jis になるので意識する必要はありません。また、ファイ ル名は必ず「data.csv」とします。以下のフォーマット規則にしたがってオブジェクトデータを作成します。 オブジェクトのフォーマットについて ヘッダー部、実データ部含めて、列を区切る以外に「,」は利用できません。「,」を使用するとデータ読 み取り時に列がずれてしまうからです。 8.1.1 ヘッダーデータ部 1 行目 オブジェクトデータのタイプを指定します。 1 列目に「#type」と入力し、2 列目に以下のどれかを入力します。 「point」 ・・・・ 点データ 「polyline」 ・・・・ 線データ 「polygon」 ・・・・ ポリゴンデータ 2 行目 オブジェクトデータの項目名を指定します。1 列に 1 項目ずつ設定します。項目名は空白また は重複は禁止されています。point データの場合、「緯度」「経度」が必須となり、polygon, polyline の場合は「緯度 1」「経度 1」~「緯度 n」「経度 n」が必須となります。 これらの項目には実際のオブジェクトデータの緯度経度値を指定することになります。 (n はオブジェクトデータに含まれる polygon または polyline の最大点数を示します。) 3 行目 2 行目に登録した各項目のデータタイプを指定します。タイプは以下の通り。 「タイトル」: ポップアップ表示時のタイトルや地図上でのラベル表示の対象となる項目を示します。 通常、このタイプは1 つのオブジェクトデータに 1 つのみ指定します。複数指定されている場 合は一番左に位置しているタイトルがタイトルデータとして利用されます。なお、このタイプは 検索時、文字列として扱われます。 「数値」: 項目を数値として扱います。主に検索時に利用します。 「文字列」: 項目を文字列として扱います。主に検索時に利用します。 「URL」: 項目をURL として扱います。ファイルにリンクさせたいときに利用します。実データ部には、 相対URL パスや絶対 URL パスを指定します。なお、このタイプは検索時、文字列として扱 われます。 「座標」: 項目名が緯度、経度の場合に指定します。指定するとポップアップ表示時に表示対象の項目 から外れます。

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時に()付きで単位を表示することができます。 例) 項目名:距離、単位:m と指定した場合、距離(m)と表示されます。 5 行目 検索対象かどうかの指定をします。検索項目とする場合は「検索」、検索項目としない場合は 空白のままにします。 6 行目 ヘッダーデータと実データ部の境を意味する「#データ開始」を 1 列目に指定します。 8.1.2 実データ部 7 行目以降が実データ部となります。1 行が 1 地点のデータを表します。各列に 2 行目で指定した項 目に対応するデータを入力していきます。入力する地点に2 行目で指定した項目がない場合は空白 のままにします。ただし、緯度・経度やURL の入力については以下を参照してください。 8.1.2.1 緯度経度の入力 緯度経度の場合、データタイプ毎に決まりがあるのでそれに従って入力します。 point データの場合: 「緯度」「経度」列には緯度・経度の値を必ず入力する必要があります。ない場合はその地点のデータ は無視されます。なお、緯度経度の値は10 進数で入力します。 polyline, polygon データの場合: 「緯度n」「経度 n」には緯度・経度の値を必ず入力する必要があります。ただし、地点によって位置デ ータの点数が違うので、必要点数以上の「緯度n」「経度 n」は空白のままにします。緯度経度の入力 は緯度・経度の1 から埋めていきます。なお、polygon の場合、最後に始点と同じ座標を与える必要 はありません。 例) polylin の座標数が 1 地点目は 3 点、2 地点目は 2 点の場合、2 地点目には点が 2 つしかない ので「緯度3」「経度 3」は空白になる。 緯度1 経度1 緯度2 経度2 緯度3 経度3 38.2653 140.6534 38.3045 140.6635 38.3000 140.6700 37.2653 140.7534 37.3045 140.7635

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8.1.2.2 URL の入力 URL には、リンクさせたいファイルへのパスを入力します。Web サーバ上に配置してあるファイルや 共有サーバに配置してあるファイルにリンクさせることができます。 【Web サーバ上に配置してあるファイルへのリンク】 ファイルへのリンクは絶対パスまたは相対パスで指定します。相対パスを指定する場合、カレントディ レクトリはdata.csv を設置するフォルダになります。階層データは、「/」で区切ります。 例) データ構成が以下の場合、URL を相対パスで指定するには「sample.pdf」とします。 C:¥xampp¥htdocs¥gsimapObjectData¥sampledata¥data.csv C:¥xampp¥htdocs¥gsimapObjectData¥sampledata¥sample.pdf URL が相対パスで画像ファイル(*.jpg、*.jpeg、*.png)の場合は、データポップアップ時にサムネイル 画像として表示されます。 【共有サーバに配置してあるファイルへリンク】 地盤情報活用システムと同じネットワーク内の共有サーバ上のファイル/フォルダにリンクさせることが できます。ただし条件として、地盤情報活用システムがインストールされたPC、共有サーバ、クライア ントPC が同じネットワーク内にある必要があります。 閲覧Web ブラウザとリンクの表記方法: リンク表記の種類は複数ありますが、Web ブラウザによっては利用不可のものもあります。 No リンク表記 (*) Internet Explorer (*1) Google Chrome(*2) FireFox(*3) 1 ¥¥testpc¥共有¥報告書.pdf ○ △ × 2 ¥¥192.168.1.93¥共有¥報告書.pdf ○ △ × 3 file://testpc/共有/報告書.pdf ○ △ ×

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5 file://///testpc/共有/報告書.pdf ○ △ △ 6 file://///192.168.1.93/共有/報告書.pdf ○ △ △ * IP が「192.168.1.93」、マシン名が「testpc」の共有サーバ内の「共有」フォルダにリンクを貼ると仮定 したリンク表記。上記の例ではファイルにリンクを貼っていますが、フォルダへリンクを貼ることも可能で す。なお、共有フォルダは予めクライアントPC からアクセスできるようにしておく必要があります。 *1 Internet Explorer 8, 9, 10 で確認 *2 version 26.0.1410.64 で確認 *3 version19.0.2 で確認 表記判定記号の説明: 記号 説明 ○ リンクのクリックでファイルを参照することが可能。ただし、IE の設定が必要(*)。 △ リンクのクリックでファイルを参照することは不可。ただし、リンク先を右クリックして表示 されるポップアップからリンクURL をコピーして、Web ブラウザの新規タブの URL に 貼り付けてアクセスすることが可能です。 × リンクへのアクセスが不可。 * 多くの Web ブラウザは通常、共有サーバやローカルファイルへのリンクをセキュリティ上認めていま せん。したがって、Web 上にリンクを貼ってもクリックによるジャンプが行えません。 しかし、Internet Explorer 8~10 の場合は比較的簡単な設定変更によって、共有サーバやローカル ファイルへのリンクが行えるようになります。設定方法については利用者マニュアルを参照してください。 リンク表記形式は、実際にシステムを利用するユーザーのWeb ブラウザ利用状況等を考慮して決定 してください。No.5,6 のリンク表記だとどのブラウザからも利用できるので便利です。

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8.2 オブジェクトフォーマット例

CD 内の「sample¥object_sample」フォルダ内に各タイプ(点、線、ポリゴン)のオブジェクトデータの サンプルがありますので、参照してください。 ここでは、object_sample フォルダ内のサンプル「data.csv」を示します。 8.2.1 点データ sample¥object_sample¥Point¥data.csv 8.2.2 線データ sample¥object_sample¥Line¥data.csv 8.2.3 ポリゴンデータ sample¥object_sample¥Polygon¥data.csv

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8.3 オブジェクトデータの登録

「オブジェクトデータのフォーマット」に従って作成したオブジェクトファイルをシステムで利用できるよ うに登録を行います。 8.3.1 data.csv のコピー インストール時にコピーしたgsimapObjectData フォルダ(*1)以下にサブフォルダを作成します。 サブフォルダ名は半角の英数字で作成する必要があります。フォルダを作成したら、オブジェクトデ ータをその下にコピーします。ファイル名は必ず「data.csv」とする必要があります。 例) ・・・・¥gsimapObjectData¥sampledata¥data.csv *1 デフォルトでは「c:¥xampp¥htdocs¥gsimapObjectData」となります。 8.3.2 メタファイルの作成 新規登録オブジェクトデータのメタファイルの作成を行います。ブラウザから以下のURL にアクセ スすると、オブジェクトメタデータ管理画面が表示されます。データ管理画面(*)を開き、「オブジェクト メタデータ管理」を選択します。下記の画面が表示されます。 【オブジェクトメタデータ管理画面】 * データ管理画面を参照 各項目の説明 項目 備考 フォルダ名 gsimapObjectData フォルダ以下のフォルダ名が表示されます。 データの名前 地盤情報活用システム内で表示されるデータ名称を指定します。デフォルトではフ ォルダ名と同じになっています。フォルダ名と違って日本語名も入力可能です。 マークの色 オブジェクトを表示する際の色を設定します。マークをダブルクリックすると、色選 択画面(下図)が表示されるので、変更したい色をクリックします。変更しない場合 は「閉じる」を選択します。なお、赤色は検索ヒット時に使用される色です。使用す

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る際はご注意下さい。また、マークによってそのオブジェクトのタイプ(点、線、ポリ ゴン)を確認することができます。 メタデータの有無 メタデータが作成されているか確認できます。×の場合はまだ作成されていない のでシステム上で表示されません。 メタデータの作成 メタデータを作成する場合にチェックを入れます。メタデータが作成されていない場 合(新規で登録したデータ)やオブジェクトデータを更新した場合にチェックします。 色選択画面 各項目で編集した内容は、「表示設定の変更、およびチェックしたフォルダのメタデータの作成を 実行する」で処理を行わないと反映されません。各項目を変更後、「表示設定の変更、およびチェッ クしたフォルダのメタデータの作成を実行する」ボタンをクリックすると、処理が開始されます。

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上記のような画面が表示され、最後に「全ての処理が終了されました。」と表示されれば処理は完 了です。途中でエラー表示がされた場合は、その内容に従ってオブジェクトデータ等の修正を行い、 再度メタファイル作成作業を行います。

正常に完了した場合は、「地盤情報活用システムのページを開く」で変更内容が反映されている かどうか確認してください。

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8.4 詳細凡例の設定

オブジェクトデータ凡例は、通常1 色(オブジェクトメタデータ管理画面で設定)ですが、詳細凡例フ ァイルを作成・設置すると同じオブジェクトデータ内で色を変更することが可能です。 詳細凡例ファイルはcsv ファイルとして作成します。ファイル名は「legend.csv」とし、ファイルの文 字コードはShift-jisである必要があります。ただし、オブジェクトデータをエクセルで作成してcsv フ ァイルで保存する場合は、自動的に文字コードがShift-jis になるので意識する必要はありません。 8.4.1 フォーマット ファイルフォーマットは以下の通り。ファイル名は「legend.csv」 1 行目 1 列目に詳細凡例の対象項目名を入力します。項目名はオブジェクトデータ (data.csv)の 2 行目に入力されている項目名を入力します。 2 行目 対象項目名の単位を指定します。単位が必要ない場合は空白にします。 3 行目 対象項目名のデータタイプを指定します。 「文字列」 or 「数値」を指定します。 4 行目~ 4 行目以降には実際の凡例条件を指定します。 1 列目: RGB 値の R(0~255) 2 列目: RGB 値の G(0~255) 3 列目: RGB 値の B(0~255) 4 列目: データタイプが文字列の場合、文字列 データタイプが数値の場合、範囲最小値 5 列目: データタイプが文字列の場合、空白 データタイプが数値の場合、範囲最大値 * 4 行目以降で指定した条件と合わないデータがあった場合、そのデータの色は「オブジェクトメタデータ管 理画面」で設定した色になります。また、数値の範囲判定は最小値 ≦ x < 最大値で判定されます。 例) エクセルでの入力例

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8.4.2 設置 作成した「legend.csv」ファイルを該当する data.csv ファイルがあるオブジェクトフォルダ以下にコ ピーします。 例) point_sample フォルダに「legend.csv」を設置した場合の構成 ・・・・gsimapObjectData¥point_sample¥ data.csv legend.csv ・・・・・・ 8.4.3 確認 ブラウザで地盤情報活用システムを起動し、データ表示メニューを表示します(既にシステムを起 動していた場合はF5 などでリロードします)。詳細凡例が設定されたオブジェクトデータを表示して、 設定したどおりに色が変更されているか確認します。また、データ表示メニューを表示し、ラベルの横 に凡例on とある場合、詳細凡例が設定されていることを意味します。クリックすると設定されている 詳細凡例が表示されます。凡例off をクリックすると詳細凡例が非表示になります。 凡例表示

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9 地盤モデルデータ (Pro 版のみ)

Pro 版では、弊社販売アプリケーション「Geomap3D」で作成した地盤モデルを登録することができま す(※1)。地盤モデルを登録すると、地図上に作成したモデルの表層地質図を表示します。さらに、地盤 モデル上で断面線を作成すると、断面図上に地盤モデルの断面を表示することが可能です。 地盤モデルデータにGeomap3D のプロジェクトを含めておき、本システムからダウンロードを行なうこ とができます。 ※ 地盤モデルデータは、Pro 版でのみ利用できる機能です。 ※1 本システムに登録できる地盤モデルには「堆積」「堆積厚」「浸食」「挟み層」「地形面」「自由面」「貫 入面」「基底面」の属性のみ利用できます。その他の属性を使用して作成した地盤モデルは本システム に登録できません。詳細はGeomap3D のマニュアルを参照してください。 また、Pro 版では Geomap3D で地盤モデルを作成できるように、指定範囲とボーリングデータのダウン ロードを行う機能も付属しています(利用者マニュアルを参照)。

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9.1 地盤モデルデータの登録

地盤モデルデータの登録手順について説明します。なお、本機能を利用するには、別途弊社販売アプ リケーション「Geomap3D」が必要になります。 9.1.1 地盤モデル作成データの用意 はじめに、Geomap3D で地盤モデルを作成するのに必要なデータを用意します。利用できるデータ についてはGeomap3D のマニュアルを別途参照してください。 なお、本システム上で地盤モデル作成エリアを選択し、そのエリアに含まれるボーリングデータをダ ウンロードする機能も用意しています(利用者マニュアル参照)。この機能を利用したダウンロードデ ータを利用すれば、Geomap3D で簡単に地盤モデルの作成が開始できます。 9.1.2 Geomap3D で地盤モデルデータを作成 Geomap3D で地盤モデルを作成します。作成方法については Geomap3D のマニュアルを参照し てください。本システム上からダウンロードしたデータから地盤モデルの作成を開始したい場合も Geomap3D のマニュアルを参照してください。 9.1.3 Geomap3D から地盤情報活用システム用に登録データの出力 Geomap3D で地盤モデルの作成が完了したら、地盤情報活用システム用に登録データの出力を行 ないます。方法についてはGeomap3D のマニュアルをご覧下さい。登録データはフォルダ単位で出 力されます。なお、出力の際に指定するフォルダ名は半角英数字で入力してください。 9.1.4 登録データを配置する 出力した登録データを地盤情報活用システムのフォルダに配置します。インストール時にコピーし たgsimapModelData フォルダ(*1)以下に出力した登録データフォルダを配置します。 登録データフォルダが「modeldata」というフォルダ名の場合の配置例) 例) ・・・・¥gsimapModelData¥modeldata *1 デフォルトでは「c:¥xampp¥htdocs¥gsimapModelData」となります。 9.1.5 地盤情報活用システムの表示 Web ブラウザで地盤情報活用システムを表示します。既に表示されている場合は ctrl + F5 で再読 み込みさせます。左の「地盤モデルデータ表示」メニューを開き、先ほど登録した地盤モデルデータ が表示されていれば登録は完了です。

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9.1.6 地盤モデルの名称および地図上のマーク表示色の変更 地盤モデルデータの名称及び、マークの色を変更することができます。データ管理画面(*)を開き、 「地盤モデルデータ管理」を選択します。下記の画面が表示されます。 * データ管理画面を参照 地盤モデルデータ管理画面 各項目の説明 項目 備考 フォルダ名 gsimapModelData フォルダ以下のフォルダ名が表示されます。 データの名前 地盤情報活用システム内で表示されるデータ名称を指定します。デフォルトではフ ォルダ名と同じになっています。フォルダ名と違って日本語名も入力可能です。 マークの色 表示する際の色を設定します。マークをダブルクリックすると、色選択画面(下図) が表示されるので、変更したい色をクリックします。変更しない場合は「閉じる」を 選択します。なお、赤色は検索ヒット時に使用される色です。使用する際はご注意 下さい。 色選択画面

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各項目で編集した内容は、「表示設定の変更」で処理を行わないと反映されません。各項目を変更後、 「表示設定の変更」ボタンをクリックすると、処理が開始されます。 上記のような画面が表示され、最後に「全ての処理が終了されました。」と表示されれば処理は完 了です。 正常に完了した場合は、「地盤情報活用システムのページを開く」で変更内容が反映されている かどうか確認してください。登録した地盤モデルの表示方法について利用者マニュアルを参照してく ださい。

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10 付録

10.1 ボーリングデータセットについて

本システムには予めボーリングセットが用意されています。gsimapData フォルダに、下記のボーリ ングデータセットの圧縮ファイルが格納されています。 配布物やWeb 掲載など私的利用範囲を超えるような利用をされる場合は、各データの利用規約に 従ってご利用ください。 ファイル名 データセット名 更新日 北海道開発局.exe 国土交通省/北海道開発局 2012/11/31 東北地方建設局.exe 国土交通省/東北地方整備局 2012/11/31 北陸地方建設局.exe 国土交通省/北陸地方整備局 2012/11/31 関東地方建設局.exe 国土交通省/関東地方整備局 2012/11/31 中部地方建設局.exe 国土交通省/中部地方整備局 2012/11/31 近畿地方整備局.exe 国土交通省/近畿地方整備局 2012/11/31 中国地方整備局.exe 国土交通省/中国地方整備局 2012/11/31 四国地方整備局.exe 国土交通省/四国地方整備局 2012/11/31 九州地方整備局.exe 国土交通省/九州地方整備局 2012/11/31 沖縄総合事務局.exe 国土交通省/沖縄総合事務局 2012/11/31 茨城県土木部.exe 公開データ/自治体/茨城県土木部 2012/07/12 水戸市.exe 公開データ/自治体/水戸市 2012/07/12 滋賀県.exe 公開データ/自治体/滋賀県 2012/07/12 長崎県.exe 公開データ/自治体/長崎県 2012/07/12 新版大阪地盤図.exe 地盤図/新版大阪地盤図 10.1.1 国土交通省のデータについて 上記更新日時より最新の「KuniJiban」データは、下記のサイトからダウンロードできます。ダウン ロードした xml ボーリングデータは、「ボーリングデータの新規登録」に従い、システムに追加します。 【Kunijiban サイト URL】 http://www.kunijiban.pwri.go.jp/jp/agree.html gsimapData フォルダ内の「KuniJiban」データにつきましては、第 3 者に対して閲覧、複製、頒 布、貸与及び販売する場合(電子的にあるいはネットワークを介して行う場合も含む)は、国土地盤情 報検索サイトにある地盤情報であることを表示する必要があります。詳しくは、下記の「KuniJiban」 の利用規約を参照してください。 【国土地盤情報検索サイト「KuniJiban」 利用規約】

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10.1.2 大阪地盤図について 大阪地盤図の柱状図データは「新編大阪地盤図」(土質工学会関西支部・関西地質業協会編著 1987 コロナ社発行)に記載してある柱状図をジーエスアイ株式会社が手入力し電子化したものです。 <利用許諾の限定> 本データは、弊社が開発した「地盤情報活用システム」のパッケージ利用者あるいは利用法人の みに提供するものです。データの閲覧・利用は「地盤情報活用システム」の利用者あるいは利用法 人のみに許諾します。 <注意事項> 本データを利用し成果物を外部に発表する場合は、「新編大阪地盤図」より参照と明記して下さい。 <禁止事項> システムのバックアップの目的以外で弊社に許可なく本データの複製を作成し他のデータベース などで利用することを禁止します。 <免責事項> データの利用については、利用者の判断と責任に委ねます。利用者又は第三者に生じた直接・間 接損害、特別損害、逸失利益などのいかなる損害についても、事由の如何を問わず、利用者がその 全ての責任を負うものとし、ジーエスアイ株式会社は一切の責任を負いません。 10.1.3 茨城県、水戸市、長崎県、滋賀県地盤情報について 茨城県、水戸市、長崎県、滋賀県地盤情報の柱状図データは、Geo-Station からダウンロードし たものです。Geo-Station および利用規約については以下を参照してください。 Geo-Station http://www.geo-stn.bosai.go.jp/jps/index.html 利用規約について http://www.geo-stn.bosai.go.jp/jps/htmls/gui002.html

(51)

10.2 標高データについて

本システムで使用している標高データは、国土地理院発行の数値地図50m メッシュ(標高)を加工して 作成したものです。 「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50m メッシュ(標 高)を使用した。 承認番号 平 24 情使、 第 136 号」 なお、本システムで使用している標高データを複製し、他のシステムで利用することは禁止します。

10.3 住所データについて

本システムの住所検索機能で使用している住所データは、「街区レベル位置参照情報 国土交通省」、 「大字・町丁目位置参照情報 国土交通省」の平成23 年度版データを加工して利用しています。 参照URL http://nlftp.mlit.go.jp/isj/agreement.html

10.4 地理院地図の利用について

本システムでは、国土地理院が提供している地理院地図の地理院タイルデータを利用しています。 「国土地理院背景地図等データ利用許諾番号 2013-005 号」 地理院地図を背景地図にした画像を使用する際は、以下URL の利用規約を参照して下さい。 http://portal.cyberjapan.jp/help/termsofuse.html

(52)

10.5 本システムで使用している背景図データについて

本システムは各機関でWMS 配信している背景図データ(地図データやオーバーレイデータ)を使用 しています。 以下は本システムで利用可能な背景地図名称の説明と利用規約へのリンクを表にしたものです。 配布物やWeb 掲載など私的利用範囲を超えるような利用をされる場合は、各データの利用規約に従 ってご利用ください。 名称 説明 OpenStreetMap OpenStreetMap とは、自由な地図を作成する事を目的とした世 界的なプロジェクトで、その地図は様々な分野で活用されていま す。 利用規約については以下URL を参照してください。 http://www.openstreetmap.org/ KIBAN 25000 WMS 独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構が運営している 承認番号 平 24 情使、第 794 号「基盤地図情報 WMS 配信サ ービス」を利用しています。 利用規約等については以下URL を参照してください。 http://www.finds.jp/wsdocs/kibanwms/index.html 標準地図 淡色地図 電子国土基本(オルソ画像) 国土画像情報(1988~1990 年) 国土画像情報(1984~1986 年) 国土画像情報(1979~1983 年) 国土画像情報(1974~1978 年) 国土地理院が運営している地理院地図を利用しています。 「(国土地理院背景地図等データ利用許諾番号) 2013-005 号」 利用規約に関しては以下URL を参照してください。 http://portal.cyberjapan.jp/help/termsofuse.html 以下は本システムで利用できるオーバーレイデータを表にしたものです。各利用規約を厳守の上、 ご利用ください。 名称 説明 シームレス地質図 独立行政法人 産業技術総合研究所が運営している「シームレス地質図」 を利用しています。 国土数値情報 独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構が運営している「国土数 値情報WMS 配信サービス」を利用しています。河川、湖沼、空港、鉄道 などが表示されます。 利用規約等については以下URL を参照してください。 http://www.finds.jp/etude/ksjwms.html 歴史的農業環境関東平野 独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構が運営している「歴史的 農業環境WMS 配信サービス」を利用しています。関東エリアの明治初期 に作成された「第一軍管地方二万分一迅速測図原図」および「東京図測量 原図」の一部を見ることができます。

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データは農業環境技術研究所が開発・運営する歴史的農業環境閲覧シス テムのデータを使用しています。 利用規約等については以下URL を参照してください。 http://www.finds.jp/wsdocs/hawms/kanto/index.html.ja *上記の説明のように各機関様が配信している WMS を使用して表示しております。したがって、各機 関様がWMS の配信サービスを停止したり、サービスの変更を行ったりした場合、システム上で表示 することができなくなります。あらかじめご了承ください。

(54)

10.6 ファイアウォールの確認と設定

本システムはWeb サーバーソフトウェアとして Apache を利用しています。本システムに他の PC からアクセスするためには、このApache がファイアウォールにブロックされないように設定する必要 があります。通常、「XAMPP Control Panel」を使って初回に Apache を起動したときにメッセージが 表示されて「ブロックを解除する」または「アクセスを許可」したときにブロックが解除されますが、そのと きにブロックを解除しなかったり、何かの原因でファイアウォールの設定が変更されなかった場合は以 下の方法でファイアウォールの確認と設定を行うことができます(Windows ファイアウォールの場合)。 Windows のファイアウォールではなく、市販のファイアウォールソフトを利用している場合は、その ファイアウォールソフトのマニュアルを参考に、「C:¥xampp¥apache¥bin¥ httpd.exe」がブロックさ れないように設定を行なってください。 10.6.1 Windows Xp / Vista の場合 1) Windows のスタートメニューからコントロールパネルを選択して開きます。その中から Windows ファイアウォールを選択します。Windows Xp の場合は 2)の画面が開きます。Windows Vista の 場合は、「設定の変更」を選択します。

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2) 例外タブを選択します。Windows Xp / Vista で設定画面が類似しているのでここでは Vista の 画面で説明します。プログラムまたはポート欄に「Apache HTTP Server」があり、チェックが付いて いれば問題ありません。チェックが付いていない場合はチェックをつけて OK を選択して終了します。 「Apache HTTP Server」がない場合は次の作業に進んでください。 3) 「プログラムの追加」を選択します。参照ボタンから Apache の実行ファイルパスを選択します。 通常「C:¥xampp¥apache¥bin¥httpd.exe」をファイルとして選択します。選択が終わったら「OK」 を選択します。

(56)

4) 正常に追加されると「httpd」または「httpd.exe」が追加されます。設定が終了したので OK を選 択して画面を閉じます。

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10.6.2 Windows7/ 8 の場合

1) Windows のスタートメニューからコントロールパネルを選択して開きます。その中から Windows ファイアウォールを選択します。

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3) 左欄の「受信の規則」を選択します。中央に「受信の規則」のリストが表示されます。その中に 「Apache HTTP Server」が 2 つ存在し、有効( マーク)になっていれば問題ありません。設定は存 在しているけど有効になっていない、もしくは設定が存在しない場合は次の作業へ進んでください。 4-1) 設定は存在しているが有効ではない場合 「Apache HTTP Server」を右クリックして表示されるポップアップの「規則の有効化」を選択します。 有効になると左のアイコンが になります。この設定は2 つの「Apache HTTP Server」に対して行 います。

(59)

4-2) 設定が存在しない場合

「Apache HTTP Server」が存在しない場合は追加します。右の操作欄の「新しい規則…」を選択し ます。

(60)

参照ボタンからApache の実行ファイルパスを選択します。

通常「C:¥xampp¥apache¥bin¥httpd.exe」をファイルとして選択します。選択後、表示には 「%SystemDrive%¥xampp¥apache¥bin¥httpd.exe」と表示されるかもしれませんが気にしない で下さい。選択が終わったら「次へ」を選択します。

(61)

すべてにチェックが入っていることを確認して「次へ」を選択します。

名前に「Apache HTTP Server」と入力します。説明には以下のように適当に説明を入力します(必要なけ れば特に入力は必要ありません)。入力が終わったら「完了」を選択します。

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参照

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